JPS61279909A - 数値制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、工作機械制御用の数値制御装置であって特に
ＮＣ文を出力する自動プログラミング機能を備えた数値
制御装置に関する。

（従来の技術） 従来から、数値制御装置は通常ＮＣテープなどの入力手
段から供給されるＮＣプログラムに基づいて数値制御処
理を実行し、その処理結果を再びＮＣテープなどに機械
語で出力するとともに、工作機械に出力してそれを制御
しワークに指令通りの加工を施すようになっている。

近年、これらの機能は、数値制御装置内蔵のメモリに予
め多数のサブプログラム或いはカスタムマクロを登録し
て、ＮＣプログラム中にサブプログラム或いはマクロ文
呼出命令を含ませておくことでプログラム作成手続きを
複雑化せずｋ、容易に拡張されてきている。サブプログ
ラム或いはカスタムマクロとは、ＮＣプログラムの実行
中にこれらの呼出命令があると、それにより指定された
一群の命令が実行されて、工作機械の加工指令となる機
械語によるＮＣ文に解読する機能である。

つまり、１つの加工が糾了するまでに同一の形状パター
ンが複数回出現するようなパートプログラムの場合に、
その形状パターンに応じたＮＣデータをサブプログラム
として予めメモリに記憶させておけば、いちいち同一の
形状パターンのＮＣデータを作成する必要はなく、必要
箇所にそのサブプログラム呼出命令を挿入すればよい、
そしてカスタムマクロでは、サブプログラムと同様にメ
モリに登録されて、その呼出命令（マクロ命令）で呼び
出されるカスタムマクロ本体内で変数を使うことができ
、且つ変数間での演算が可能であるなどの特長をもち、
例えば、円に沿って等間隔で穴あけをする場合に、円の
半径と角度を指定してマクロを呼べば指定通りの実行形
式でＮＣプログラムが作成される。

（発明が解決しようとする問題点） こうしたパートプログラム等、サブプログラムを含むＮ
Ｃデータを対話形式で処理して、ＮＣプログラムを作成
するとき、出力されるＮＣテープはそのままＮＣ装置に
かけて工作機械を駆動する加ニブログラムとして機能す
ることができるようになっており、実行形式に編集され
たパートプログラムはすべての機能命令が実行順に出力
されるため、ＮＣテープに掃き出されるＮＣプログラム
は非常に長大なものとなって、その取り扱いが煩雑にな
る。

本発明は、上記の問題点を改善するためになされたもの
で、実行形式で出力されるＮＣテープにサブプログラム
呼び出し名に対応するＮＣ文出力命令を含むＮＣプログ
ラムが出力されるようにして、このＮＣ文出力命令で指
定される機能命令を工作機械制御用の数値制御部におい
て実行形式に変換することでＮＣプログラムをみじかく
できる自動プログラミング機能を備えた数値制御装置を
提供することを目的にしている。

（問題点を解決するための手段） 本発明の数値制御装置は、プログラム言語によるサブプ
ログラム呼出し名に対応させたＮＣ文出力命令を記憶す
る記憶部と、前記ＮＣデータを入力するとともにＮＣ文
出力命令を含む編集されたＮＣ文を出力する入出力部と
、この入出力部から入力されるパートプログラムを実行
形式に編集してＮＣプログラムを作成する演算処理部と
を備え、前記記憶部のＮＣ文出力命令を含むＮＣプログ
ラムは、このＮＣ文出力命令で指定される機能命令を工
作機械制御用の数値制御部において実行形式に変換する
ようにしたものである。

（作用） すなわち、この数値制御装置では、プログラム言語によ
るサブプログラム呼出し名に対応するＮＣ文出力命令を
記憶部に登録し、このＮＣ文出力命令に対応するサブプ
ログラムを含んだパートプログラムが入力されたとき、
ＮＣ文出力命令を含む編集されたＮＣプログラムを出力
するようにしているｄで、同一処理の部分はサブプログ
ラム呼び出しブロックとして短縮され、このＮＣ文出力
命令で指定される機能命令は工作機械制御用の数値制御
部において実行形式に変換されて工作機械に出力でき、
ワークに指令通りの加工が施される。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、自動プログラミング機能を備えた数値制御装
置の一例を示すブロック図であり、図中、１１はＣＰＵ
（中央処理装置）であり、１２はプログラム言語で入力
されたＮＣテープを実行形式に変換されたＮＣプログラ
ムとして記憶する。

ためのＲＡＭなどによるプログラムメモリ、１３は本発
明に係るＮＣ文出力命令が記憶されるメモリ、１４はマ
ニュアルデータインプット（ＭＤＩ）装置、１５はデー
タ用メモリである。１６はテープ１７からＮＣプログラ
ム、ＮＣデータなどを読み込むテープリーグ、１８はプ
ログラムメモリ１２での数値制御処理結果をＮＣテープ
１９などに出力するテープパンチャ、２０は図示しない
工作機械を制御するためのＮＣ部２１にＮＣプログラム
を出力するインタフェイスである。

なお、このように構成される自動プログラミング機能は
、ＮＣ装置本体に組込まずに別体のプログラミング装置
としても実現できる・ 第２図は、上記実施例装置によるプログラミングの一例
を示す図で、メインプログラム２２中の例えばＭ２Ｓと
いうサブプログラム呼び出しのための機能命令は、その
後にＰ−−・とじて呼び出すべきサブプログラム名が指
定され、一方、サブプログラム名Ｐ・・・で指定される
サブプログラム２３の終端にはＭ９９；などのメインプ
ログラムへの戻りを示す命令が挿入される。サブプログ
ラム２３としては、例えば工具計測シーケンス、工具交
換シーケンスなどの１機能（工具機能）、或いはＭ機能
（補助機能）、Ｓ機能（主軸機能）が、あらかじめＮＣ
装置のメモリに登録されるもので、かつ前記メモリ１３
にこの機能命令Ｍ９８に対応するＮＣ文出力命令が登録
されることにより、メインプログラム２２に同一処理の
部分が複数回合まれている場合に、いちいちＮＣプログ
ラムを作成するときにこの同一処理部分を実行形式に編
集せず、登録されたサブプログラム呼び出しのブロック
としてのＮＣ文出力命令を含むＮＣプログラムとして、
ＮＣテープに掃き出せばよい。

そして、出力された加ニブログラムは、ＮＣ装置側に登
録されたシーケンスプログラムに従って処理され、工作
機械に所定の機能命令を与えることができる。

上述の説明は、サブプログラム呼び出し命令Ｍ９８の他
にも、マクロ命令Ｇ６５についても同様であり、ＮＣテ
ープに掃き出されるＮＣプログラムを短くしてその取り
扱いを容易にし、前記プログラムメモリ１２の容量を削
減するうえで極めて有効である。なお、マクロ命令では
、 Ｇ６５Ｐ−−−Ｘ−−−Ｙ−−−。

のように変数部分を持っているので、対応するＮＣ文出
力命令にもその機能を持たせる必要があることはいうま
でもない。

（発明の効果） 以上、説明したように、本発明によれば、数値制御装置
において、実行形式で出力されるＮＣテープにサブプロ
グラム呼び出し名に対応するＮＣ文出力命令を含むＮＣ
プログラムが出力されるので、このＮＣ文出力命令で指
定される機能命令を工作機械制御用の数値制御部におい
て実行形式に変換することでＮＣプログラムを短くでき
、ＮＣプログラムの作成を容易にするとともにプログラ
ムメモリの容量を削減でき、複雑化したＮＣプログラム
の取り扱いを簡単にして、数値制御システム全体を効率
よく稼動させるなど経済的にも絶大な効果を奏すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例を示すブロック図、第２図
は、同実施例装置によるプログラミングの一例を示す図
である。 １１・・・ＣＰＵ、１２・・・プログラムメモリ、１３
・・・メモリ、１６・・・テープリーグ、１８・・・テ
ープパンチャ、２１・・・ＮＣ部、２２・・・メインプ
ログラム、２３・・・サブプログラム。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パートプログラムなどのＮＣデータを対話形式で処理し
   てＮＣプログラムを作成する自動プログラミング機能を
   もつ数値制御装置において、プログラム言語によるサブ
   プログラム呼出し名に対応させたＮＣ文出力命令を記憶
   する記憶部と、前記ＮＣデータを入力するとともにＮＣ
   文出力命令を含む編集されたＮＣ文を出力する入出力部
   と、この入出力部から入力されるパートプログラムを実
   行形式に編集してＮＣプログラムを作成する演算処理部
   とを備え、前記記憶部のＮＣ文出力命令を含むＮＣプロ
   グラムは、このＮＣ文出力命令で指定される機能命令を
   工作機械制御用の数値制御部において実行形式に変換す
   るようにしたことを特徴とする数値制御装置。