JPS6316567Y2 - - Google Patents

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JPS6316567Y2
JPS6316567Y2 JP18926782U JP18926782U JPS6316567Y2 JP S6316567 Y2 JPS6316567 Y2 JP S6316567Y2 JP 18926782 U JP18926782 U JP 18926782U JP 18926782 U JP18926782 U JP 18926782U JP S6316567 Y2 JPS6316567 Y2 JP S6316567Y2
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air
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JP18926782U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車用空調装置の制御装置、特に
導入外気により温度変化を防ぐようにしたもので
ある。
自動車用空調装置において、車室内の熱負荷に
応じてコンプレツサの能力即ち吐出容量を可変さ
せることは、英国特許第1587111号に示されてい
るごとく公知技術である。英国特許には車内温度
と設定温度とを比較してその偏差によりコンプレ
ツサの容量を制御しているが、例えば室温が適正
であつても、外気温度が異常に高く、しかも内外
気切換ドアが外気導入口を開くように切換えられ
た場合には、エアミツクスドアがフルクール側に
ありコンプレツサが低容量では、車内温度が変化
してしまう欠点があつた。
しかしながら、従来技術にはその辺の考慮がな
されていなかつた。
このため、この考案にあつては、外気温度によ
り車内温度が変化しないように考慮したもので、
外気温度条件をコンプレツサ容量制御の条件とし
たもので、その要旨は第1図に示すような構成で
ある。即ち、少なくとも車内温度検出器19から
得られる車内温度と温度設定器21から得られる
設定温度との偏差によりコンプレツサの容量を定
める通常容量制御手段31と、この通常容量制御
手段31から制御信号によりコンプレツサの容量
を制御するコンプレツサ容量制御装置を備える自
動車用空調装置において、外気導入か内気導入か
否かを判定する内外気判定手段の判定結果、外気
導入時には外気温度と設定温度との偏差により補
正量を算出する補正量算定手段35により前記通
常容量制御手段31からの制御容量に加算し、コ
ンプレツサ容量可変制御手段33に制御信号を送
り出す容量補正手段32から成るものである。
したがつて、外気導入時にあつて、外気温度が
設定温度より所定温度以上高い場合には、車内温
度と設定温度との偏差により決定される通常容量
に補正量を加算してコンプレツサの容量が変化さ
れるために、外気導入による熱負荷の増加に対処
できて、車室内に温度変化を与えず、前記目的を
達成できるものである。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第2図において、この考案の実施例が示され、
自動車空調装置は、空調ケース1の最上流側に内
気導入口2と外気導入口3との2股に分かれる形
で形成され、その分かれた部分に内外気切換ドア
4が設けられ、該内外気切換ドア4により空調ケ
ース1内に導入すべき空気を内気と外気とに選択
するようにアクチユエータ5により駆動される。
送風機6は、空調ケース1内に空気を吸込んで
後流側に送風するためのもので、この送風機6の
後流側にエバポレータ7とヒータコア8とが設け
られている。
エバポレータ7は、コンプレツサ9、コンデン
サ10、リキツドタンク11及びエクスパンシヨ
ンバルブ12と共に冷房サイクルを構成し、一方
ヒータコア8はエンジンの冷却水が循環する温水
サイクルに挿入されている。前記コンプレツサ9
は、電磁クラツチ12を介してエンジンの回転が
伝達されるようになつており、該コンプレツサ9
の吐出通路13aと吸入通路13bとは電磁弁1
4を挟んで短絡されており、この電磁弁14の開
度(パルス電磁弁においてはデユーテイ比を変
化)に応じて吐出冷媒の吸入側への房り量が決定
され、電磁弁14の開度が大きくなるにつれてコ
ンプレツサ9の容量が小さくなるように複数段に
調節され、第1図に示した容量可変手段33を構
成することになる。
なお、容量可変手段33は、この実施例の他に
コンプレツサ9の気筒数を変えたり、あるいは前
記ベルト伝導装置のプーリ比を変えたりするよう
にしてもよい。
ヒータコア8の前方には、エアミツクスドア1
5が設けられ、このエアミツクスドア15はヒー
タコア8を通過する空気と通過しない空気との割
合をその位置により調整するもので、アクチユエ
ータ16により操作される。
なお、図示しないが、空調ケース1の後流側
は、上吹出口、下吹出口及びデフロスト吹出口に
接続されている。
マイクロコンピユータ17は、中央処理装置
CPU、プログラム手順と固定データを記憶する
メモリROM、データを読み書きできるメモリ
RAM、出入力装置I/O及びタイマを備えてい
る。
このマイクロコンピユータ17には、内外気切
換スイツチ18から内気又は外気導入信号が入力
されると共に、車内温度検出器19から車内温度
が、外気温度検出器20から外気温度が、そして
温度設定器31から設定温度がそれぞれ検出さ
れ、内気温度、外気温度、設定温度のそれぞれの
信号は、マルチプレクサ22にて選択的に取入ら
れ、A/D変換器23にてデジタル信号に変換さ
れて前記マイクロコンピユータ17に入力され
る。また、このマイクロコンピユータ17には、
図示しないが、フアンスイツチ、モードスイツ
チ、エアコンスイツチ等の操作スイツチのオン、
オフ信号が入力されている。
マイクロコンピユータ17においては、上述の
各入力信号を所定のプログラムに従つて演算して
内外気切換ドア4の切換を行なう内外気切換回路
24、送風機6の回転数を定める送風機駆動回路
25、コンプレツサ9の電磁クラツチ12を駆動
するための電磁クラツチ駆動回路26、コンプレ
ツサ9の容量を制御するコンプレツサ容量駆動回
路27、エアミツクスドア15を制御するエアミ
ツクスドア駆動回路28に制御信号を送出し、内
外気切換ドア4の切換のための変位、送風機6の
変速、電磁クラツチ12の断続、エアミツクスド
ア15の位置、更に図示しないがモードドアの制
御によるモードを適宜に自動制御するようになつ
ている。
第3図において、上記マイクロコンピユータ1
7による制御動作例がフローチヤートとして示さ
れ、このフローチヤートにしたがつて作動を説明
する。
第3図において、スタートステツプ51により
演算を開始し、次のステツプ52にて車内温度検
出器19から車内温度Trを、温度設定器21か
ら設定温度Tdをそれぞれ読み取り、次のステツ
プ53に進んで車内温度Trと設定温度Tdの偏差
が5度以上あるか否か判断される。
車内温度と設定温度の偏差が5度以上ある場合
には次のステツプ54に進んでコンプレツサの容
量は最大3/3となると共に、ステツプ55に進
んで送風機の回転も最高(4速−高速)とされ
る。
車内温度と設定温度の偏差が5度以下の場合に
は、ステツプ56に進んでその偏差が5度よりも
小さくて2度よりも大きいか否かが判断される。
車内温度と設定温度の偏差が5度よりも小さく2
度よりも大きい場合には、次のステツプ57に進
んで、導入空気情報を読み取る。読み取りが完了
すると、次のステツプ58にて内気導入か否かが
判断される。内気導入の場合には、次のステツプ
59にて補正量Aが0と決定され、ステツプ60
に進みコンプレツサの容量は最大よりいくらか少
ない2/3となると共に、ステツプ61に進んで
送風機の回転も最大よりいくらか少ない(3速−
中高速)とされる。
ステツプ58で外気導入と判断された場合に
は、サブルーチン63に進み、外気温度検出器2
0から外気温度Taを、温度設定器21から設定
温度Tdをステツプ64にて読み取り、ステツプ
65に進んで、外気温度と設定温度との偏差が5
度以上か否かが判断される。偏差が5度以上の場
合には、補正量Aが1/3と決定され、また偏差
が5度以下の場合には、補正量Aが0と決定され
てメインルーチンに戻される。
従つて、外気導入で偏差が5度以上の場合に
は、補正量は1/3と定められ、2<Tr−Td<
5の条件下において定められたコンプレツサ容量
2/3に前記補正量1/3が加えられるために、
コンプレツサの容量3/3となり、外気導入によ
り熱負荷の増加に対処できるものである。
ステツプ56で車内温度Trと設定温度Tdとの
偏差が2度より小さい場合には、ステツプ69に
進み、ここで偏差が2度より小さく0度よりも大
きいか否かが判断される。車内温度の設定温度の
偏差が2度よりも小さく0度よりも大きい場合に
は、次のステツプ70に進み、導入空気情報を読
み取る。読み取りが完了すると、次のステツプ7
1にて内気導入か否かが判断される。内気導入の
場合には、次のステツプ72にて補正量Aが0と
決定され、ステツプ73に進みコンプレツサの容
量は最大よりかなり少ない1/3となると共に、
ステツプ74に進んで送風機の回転も2速−中低
速とされる。
ステツプ71で外気導入と判断された場合に
は、前記で説明したサブルーチン63に進んで、
外気温度Taと設定温度Tdとの偏差が5度以上か
否かが判断され、その偏差が5度以上の場合に
は、補正量Aが1/3と決定される。従つて、0
<Tr−Td<2の条件下において定められたコン
プレツサ容量1/3に前記補正量1/3が加えら
れるために、コンプレツサの容量は2/3とな
り、外気導入により熱負荷の増加に対処できるも
のである。
ステツプ69で車内温度Trと設定温度Tdとの
偏差がTr−Td≦0の場合には、ステツプ77に
進み、導入空気情報読み取り、次のステツプ78
に進んで、内気導入か否かが判断される。内気導
入の場合には、次のステツプ79に進み、補正量
Aが0と決定され、ステツプ80に進む。ステツ
プ80にてコンプレツサの容量は0となると共
に、ステツプ81に進んで送風機の回転も1速−
低速とされる。ステツプ78が外気導入と判断さ
れた場合には、前記で説明したサブルーチン63
に進んで、外気温度Taと設定温度Tdとの偏差が
5度以上か否かが判断され、その偏差が5度以上
の場合には、補正量Aが1/3と決定される。従
つてTr−Td=0の条件下において定められたコ
ンプレツサ容量0に前記補正容量1/3が加えら
れるために、コンプレツサ容量1/3となり、外
気導入により熱負荷の増加に対処できるものであ
る。
なお、コンプレツサの容量の変化を3/3,
2/3,1/3及び0と定めているが、必要によ
つては段階的な変化を害しない範囲にあつて適宜
な変更を加えても良い。また補正量についても、
適宜にその量を定めることができる。
さらに、送風機の回転制御についても、コンプ
レツサの容量に比例して変化されるが、コンプレ
ツサの容量が補正された時には、送風機の回転数
を増速補正するようにして空調フイーリングを高
めるようにしても良いが、この考案と異なる考案
であるので、詳細な説明は省略した。
以上のように、この考案によれば、コンプレツ
サの容量を車内温度と設定温度で決定している
が、外気導入時にあつては、外気温度が設定温度
よりかなり高い場合には、コンプレツサの容量を
増方向へ変化せしめて熱負荷に対処できるため
に、車室内に温度変化を与えることなく快適な空
調状態を保つことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の構成図、第2図はこの考案
の実施例を示す構成図、第3図はこの考案の制御
手順を示すフローチヤート図である。 9……コンプレツサ、14……電磁弁、19…
…車内温度検出器、21……温度設定器、31…
…通常容量制御手段、34……内外気判定手段、
35……補正量算定手段、33……コンプレツサ
容量可変制御手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも車内温度検出器から得られる車室内
    温度と温度設定器から得られる設定温度との偏差
    によりコンプレツサの容量を定める通常容量制御
    手段と、この通常容量制御手段からの制御信号に
    よりコンプレツサの容量を制御するコンプレツサ
    容量制御装置を備える自動車用空調装置におい
    て、外気導入か内気導入か否かを判定する内外気
    判定手段と、この内外気判定手段の判定結果、外
    気導入時には外気温度と設定温度との偏差により
    補正量を算出する補正量算定手段と、この補正量
    算定手段の算出結果を前記通常容量制御手段から
    の制御容量に加算してコンプレツサ容量可変手段
    に制御信号を送り出す容量補正手段とからなる自
    動車用空調装置の制御装置。
JP18926782U 1982-12-15 1982-12-15 自動車用空調装置の制御装置 Granted JPS5992014U (ja)

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JP18926782U JPS5992014U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 自動車用空調装置の制御装置

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JP18926782U JPS5992014U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 自動車用空調装置の制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5992014U JPS5992014U (ja) 1984-06-22
JPS6316567Y2 true JPS6316567Y2 (ja) 1988-05-11

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JP18926782U Granted JPS5992014U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 自動車用空調装置の制御装置

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JP2661166B2 (ja) * 1988-08-05 1997-10-08 日産自動車株式会社 車両用空調装置

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JPS5992014U (ja) 1984-06-22

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