JPS6315041Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6315041Y2
JPS6315041Y2 JP18419782U JP18419782U JPS6315041Y2 JP S6315041 Y2 JPS6315041 Y2 JP S6315041Y2 JP 18419782 U JP18419782 U JP 18419782U JP 18419782 U JP18419782 U JP 18419782U JP S6315041 Y2 JPS6315041 Y2 JP S6315041Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acceleration
air
vehicle speed
sensor
predetermined value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18419782U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5987310U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18419782U priority Critical patent/JPS5987310U/ja
Publication of JPS5987310U publication Critical patent/JPS5987310U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6315041Y2 publication Critical patent/JPS6315041Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車用空調装置の制御装置に関
するものである。
自動車を運転する者にとつては、高速道路への
進入あるいは高速道路での追越などの高速高加速
時に緊張し、血圧が上昇するなどの生理現象を生
じる。したがつて、このような緊張をなるべく早
く取除くことができれば安全運転に寄与できる。
しかしながら、従来の自動車用空調装置において
は、高速高加速時の緊張緩和ということに関して
は全く考慮されておらず、むしろ加速時には省エ
ネルギー化の観点から内燃機関とコンプレツサと
の連結を解き、コンプレツサの駆動を停止するよ
うにした加速カツトスイツチが設けられている場
合があり(例えば実開昭51−34139号公報参照)、
この場合には高速高加速時にも車室内温度が上昇
して緊張緩和どころか不快感を与えてしまうこと
になる。
この考案は、上述したように高速高加速時にお
ける運転者の緊張を緩和することを課題とし、こ
の課題を達成するための構成が第1図に示されて
いる。即ち、この考案においては、自動車の速度
を検出する車速センサ29と、自動車の加速を検
出する加速センサ25とからの信号が加速レベル
判定手段56に入力される。この加速レベル判定
手段56においては、車速センサ29で検出され
た車速が所定値以上である場合に車速センサ29
と加速センサ25との出力から加速レベルが判定
される。そして、この加速レベル判定手段56で
加速レベルが所定値以上であると判定されると、
制御手段57によりエアミツクスドア13の位置
をクール側へ所定量動かす信号がエアミツクスド
ア13のアクチユエータ駆動回路32に送出され
るようになつている。したがつて、高速高加速運
転終了後には冷風が吹出されるようになるので、
運転者の緊張を緩和することができるものであ
る。
以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
第2図において、この考案の実施例が示され、
自動車用空調装置は、空調ケース1の最上流側に
内気入口2と外気入口3とが2股に分かれる形で
形成され、その分かれた部分に内外気切換ドア4
が設けられ、該内外気切換ドア4により空調ケー
ス1内に導入すべき空気を内気と外気とに選択す
るようになつている。
送風機5は、空調ケース1内に空気を吹込んで
後流側に送風するためのもので、この送風機5の
後流側にエバポレータ6とヒータコア7とが設け
られている。
エバポレータ6は、コンプレツサ8、コンデン
サ9、リキツドタンク10及びエクスパンシヨン
バルブ11と共に冷房サイクルを構成し、一方、
ヒータコア7はエンジンの冷却水が循環する温水
サイクルに挿入されている。前記コンプレツサ8
は、電磁クラツチ12を介してエンジンの回転が
伝達されるようになつている。
ヒータコア7の前方にはエアミツクツドア13
が設けられている。このエアミツクスドア13
は、ヒータコア7を通過する空気と通過しない空
気との割合をその位置により調整するもので、ア
クチユエータ14により操作される。
前記空調ケースの後流側は、上吹出口15、下
吹出口16及びデフロスト吹出口17に分かれて
車室内に開口し、その分かれた部分にモードドア
18,19が設けられ、該モードドア18,19
はアクチユエータ20により操作されるようにな
つており、図示のようにモードドア18の位置に
従つてヒータモード、バイレベルモード及びクー
ラモードの選択がなされる。
マイクロコンピユータ21は、中央処理装置
CPU、プログラム手順と固定データを記憶する
メモリROM、データを一時的に記憶するメモリ
RAM、出入力装置I/O及びタイマを備えてい
る。前記エアミツクスドア13の開度を検出する
ポテンシヨメータ22、所定の車室内温度を設定
する温度設定器23、熱負荷を検出する熱負荷セ
ンサ24及び自動車の加速を検出する加速センサ
25のアナログ信号は、該マイクロコンピユータ
21の信号によりマルチプレクサ26から選択的
にA/D変換器27に入力され、該A/D変換器
27でデジタル信号に変換されて上記マイクロコ
ンピユータ21に入力される。熱負荷センサ24
は、実際の車室内温度を検出する車内センサ、外
気温度を検出する外気センサ、日射量を検出する
日射センサ、エバポレータの温度を検出するエバ
ポレータセンサ等から構成されている。また、加
速センサ25は、例えばエンジンの吸入管の負圧
をダイヤフラムの位置に変換し、このダイヤフラ
ムの位置をアナログ電気信号として検出して自動
車の加速に対応した信号を送出するようになつて
いる。
さらにマイクロコンピユータ21には、フアン
スイツチ、モードスイツチ、エアコンスイツチ等
の操作スイツチ28のオン・オフ信号を自動車の
速度を検出する車速センサ29からの信号が入力
される。車速センサ29は、例えばスピードメー
タへのパルス信号を検出し、車速に比例する信号
を送出するようになつている。
マイクロコンピユータ21においては、上述の
各入力信号を所定のプログラムに従つて演算比較
して送風機5の回転数を定める送風機駆動回路3
0、コンプレツサ8の電磁クラツチ12を駆動す
るための電磁クラツチ駆動回路31、アクチユエ
ータ14,20を駆動するアクチユエータ駆動回
路32,33に制御信号を送出し、送風機5の変
速、電磁クラツチ12の断続、エアミツクスドア
13の位置、モードドア18,19によるモード
を適切に自動制御するようになつている。
第3図、第4図において、上記マイクロコンピ
ユータ21による制御作動例がフローチヤートと
して示されている。尚、この考案に係る以外の部
分は公知例と同様であるので、説明を省略する。
まず、ステツプ40において、車速センサ29
からの信号を入力すると共に、マルチプレクサ2
5に選択信号を送出して加速センサ25からの信
号を負圧値として選択入力する。次にステツプ4
1に進み、現在の車速を予め記憶されている基準
の車速値(例えば80Km/h)と比較して車速が所
定値以上であるか否か判定する。車速が所定値以
下であると判定されると、ステツプ42へ進んで
電磁クラツチ駆動回路31に駆動信号を送出し、
コンプレツサ8を通常制御する。一方、車速が所
定値以上と判定されると、ステツプ43へ進み、
現在の負荷を予め記憶されている基準の負圧値と
比較して負圧が所定以上であるか否か判定する。
負圧が所定値以下であると判定されると前記ステ
ツプ42へ進んでコンプレツサ8を通常制御す
る。即ち、マルチプレクサ26及びA/D変換器
27を介して温度設定器23の設定温度信号及び
熱負荷センサ24の検出温度信号及び熱負荷セン
サ24の検出温度信号を入力し、この入力データ
から所定の演算式に従つて求められた信号が基準
レベルと比較判定され、その判定結果に応じて電
磁クラツチ駆動回路31に制御信号を送出して電
磁クラツチ12のオンオフ制御を行なう。尚、そ
の実施例の他に例えば英国特許第1587111号明細
書に示されているように、コンプレツサ8を容量
可変型とし、その容量を制御することもできる。
一方、負圧が所定値以上であると判定されると、
ステツプ44へ進んで電磁クラツチ駆動回路31
に停止信号を送出し、コンプレツサ8をオフとす
ると共に、次のステツプ45に進む。
ステツプ45からステツプ48は、前記加速レ
ベル判定手段56を構成するもので、まずステツ
プ45において負圧が所定値以上と判定された初
期の車速をXとして記憶する。次にステツプ46
において負圧が所定値以下となるまで循環処理さ
れ、負圧が所定値以下となるとステツプ47へ進
み、このステツプ47で再び車速をYとして記憶
する。そして、ステツプ48において、ステツプ
45における車速値Xとステツプ47における車
速値Yとの差が所定値Z(例えば20Km/h)以上
であるか否か判定され、加速レベルの判定が行な
われるものである。尚、上記ステツプ48で加速
レベルが所定値以下であると判定されると、何ら
の制御をなさず終了ステツプ49へ進んで終了と
し、一方加速レベルが所定値以上であると判定さ
れると、ステツプ50へ進む。このステツプ50
においては、温度設定器23で設定される温度
TdからΔT(例えば3℃)をひいた値(Td−ΔT)
を設定温度として演算処理を行なう。その結果と
してアクチユエータ駆動回路32にはエアミツク
スドア13の位置をクール側へ所定量動かす信号
が送出され、前記制御手段57を構成することと
なる。次にステツプ51に進み、所定時間(例え
ば1分)タイマ処理され、終了ステツプ49へ進
んで終了となる。したがつて、所定値以上の加速
レベルでの加速運転が終了した後には、エアミツ
クスドア13がクール側へ動かされるので、加速
前よりも低い温度の冷風が車室内に吹出される。
また、この実施例においては、送風機5の回転及
び電磁クラツチ12への通電も設定温度の関係で
制御されるので、ステツプ50において設定温度
がTd−ΔTとされると、送風機駆動回路30に送
風機5の回転数を上昇する信号が送出され、吹出
空気量の増量がもたらされ、またコンプレツサ8
のオンとなる割合が高くなるようになつている。
第5図において、上述の制御作動例に若干の変
更を加えた他の制御作動例がフローチヤートとし
て示され、ステツプ48から終了ステツプ49ま
での間にモード判定ステツプ52,53を挿入し
た点が異なつている。
即し、前記ステツプ48において加速レベルが
所定値以上と判定された場合には、ステツプ52
に進み、クーラモードであるか否か判定され、ク
ーラーモードであれば前記ステツプ50,51へ
進んで同様の処理がなされるが、クーラモードで
なければステツプ53へ進む。このステツプ53
においては、ヒータモードであればステツプ54
に進み、アクチユエータ駆動回路33に駆動信号
を送出してモードドア18をバイレベル位置に切
換えてバイレベルモードとすると共に、設定温度
を低下し、その後タイマステツプ55を介して終
了ステツプ49へ進み終了となる。一方ステツプ
54でヒーターモードでないと判定(即ち、バイ
レベルモードと判定)されると、クーラーモード
であるときと同様にステツプ50,51の処理が
なされる。したがつて、この場合にはヒータモー
ドであつたとしても上吹出口15から冷風が吹出
されることとなる。
以上述べたように、この考案によれば、加速レ
ベルが所定値以上の場合に加速終了後吹出空気温
度を下げるようにしたので、運転者の緊張を緩和
することができ、安全運転に寄与することができ
る。また、加速時にコンプレツサを停止する形式
の自動車用空調装置においても、加速終了後直ち
に冷風が吹出されるので、車室内温度の上昇を防
止することができ、快適性を保つことができる等
の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る自動車用空調装置の制
御装置の構成図、第2図は同上の実施列の構成
図、第3図、第4図は同上の実施例における制御
作動例を示すフローチヤート図、第5図は他の制
御作動例を示すフローチヤート図である。 13……エアミツクスドア、25……加速セン
サ、29……車速センサ、32……アクチユエー
タ駆動回路、56……加速レベル判定手段、57
……制御手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の速度を検出する車速センサと、自動車
    の加速を検出する加速センサと、車速が所定値以
    上である場合は前記車速センサと加速センサとの
    出力から加速レベルを判定する加速レベル判定手
    段と、加速レベルが所定値以上である場合は少な
    くともエアミツクツドアの位置をクール側へ所定
    量動かす信号をエアミツクスドアのアクチユエー
    タ駆動回路に送出する制御手段とを具備すること
    を特徴とする自動車用空調装置の制御装置。
JP18419782U 1982-12-04 1982-12-04 自動車用空調装置の制御装置 Granted JPS5987310U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18419782U JPS5987310U (ja) 1982-12-04 1982-12-04 自動車用空調装置の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18419782U JPS5987310U (ja) 1982-12-04 1982-12-04 自動車用空調装置の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5987310U JPS5987310U (ja) 1984-06-13
JPS6315041Y2 true JPS6315041Y2 (ja) 1988-04-27

Family

ID=30398455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18419782U Granted JPS5987310U (ja) 1982-12-04 1982-12-04 自動車用空調装置の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5987310U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5987310U (ja) 1984-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4048968B2 (ja) 車両用空調装置
JPS6228006B2 (ja)
JPS6315041Y2 (ja)
JPH10236145A (ja) 車両用暖房装置
JPS611525A (ja) 自動車用空気調和装置
JPS6316567Y2 (ja)
JPS611526A (ja) 自動車用冷房装置の始動制御装置
JP2518655Y2 (ja) 車両用空気調和装置
JPS5936484Y2 (ja) 車輌用空調装置に於ける送風ファン速度制御装置
JP3605871B2 (ja) 空調装置
JPS6216082Y2 (ja)
JP2526977B2 (ja) 自動車用空調装置
JP2000153709A (ja) 車両用空調装置
JPH0578444B2 (ja)
JPS6144901Y2 (ja)
JPH0569006B2 (ja)
JPH0136648Y2 (ja)
JP3572678B2 (ja) 車両用空調装置
JPH0349042Y2 (ja)
JP2711730B2 (ja) 自動車用空調制御装置
JPH05238252A (ja) 自動車用空調装置
JPH0952516A (ja) 車両用空調装置
JP2005016344A (ja) 車両用制御装置
JPH0312567Y2 (ja)
JPH0648168A (ja) 車両用空調制御装置