JPS631631Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS631631Y2
JPS631631Y2 JP10189882U JP10189882U JPS631631Y2 JP S631631 Y2 JPS631631 Y2 JP S631631Y2 JP 10189882 U JP10189882 U JP 10189882U JP 10189882 U JP10189882 U JP 10189882U JP S631631 Y2 JPS631631 Y2 JP S631631Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guard
pipe
box
vertical
bracket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10189882U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS596550U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10189882U priority Critical patent/JPS596550U/ja
Publication of JPS596550U publication Critical patent/JPS596550U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS631631Y2 publication Critical patent/JPS631631Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、シヤーシフレームの車両前方下部に
設けられてラジエータ、ステアリング装置、デフ
ケース、ギヤケース等の車両作動要素を保護する
アンダーガード取付け構造に関するものである。
この種のアンダーガードに関連した先行技術と
して、従来例えば実開昭52−151517号公報があ
り、これはガードが板材を碗形に形成されエンジ
ンルーム内への泥水の侵入を防ぐ構造になつてい
る。ところで、リヤエンジンのタイプではフロン
ト側のアンダーガートとして上述のような侵水防
止対策は不要であり、単に地表の障害物から保護
する構造で足りる。
そこで、かかるアンダーガードとしてフロント
ガード部材、その後方の横ガードパイプ及びそれ
ら両者の間に連設する縦ガードパイプにより平面
視I型に構成したものがある。ところでこのよう
な構造では車両前部から後方に向つてフロントガ
ード部材、縦ガードパイプ及び横ガードパイプが
この順序で配置され、且つこれらの高さも均一で
なく後方に向つて順次低くなつている。そのた
め、地表の障害物に対してフロントガード部材の
後部と縦ガードパイプが衝突する頻度が多く、従
つてこれらのフロントガード部材と縦ガードパイ
プとの連結強度を高くする必要がある。
本考案はこのような事情に鑑み、フロントガー
ド部材とその後ろの縦ガードパイプを、そのパイ
プに似た箱型構造で強固に連結するようにしたア
ンダーガード取付け構造を提供することを目的と
する。
この目的のため本考案によると、フロントガー
ド部材のガードプレートを利用してここに箱型の
取付け台を設け、且つ縦ガードパイプの前方にも
箱型のブラケツトを設け、これらの取付け台とブ
ラケツトを嵌合して締結することにより、フロン
トガード部材と縦ガードパイプを連続した箱型剛
体の如く構成することを特徴とする。
以下、図面を参照して本考案の一実施例を具体
的に説明すると、第1図において、符号1はシヤ
ーシフレームであり、車両前後方向に伸びた左右
のサイドメンバ2、そのサイドメンバ2相互の間
に架設するクロスメンバ3、サイドメンバ2の前
端のフロントクロスメンバ4から成る。そこで、
かかるサイドメンバ2相互の間の下部に例えば前
輪駆動用のデフケース5が設けてあり、このデフ
ケース5の前方のそれより低い位置にアンダーガ
ード6がそれを保護すべく設けられる。アンダー
ガード6はフロントクロスメンバ4の下にフロン
トガード部材7が取付けられ、その後方のサイド
メンバ2相互の間に横ガードパイプ8が架設さ
れ、更にこれらの部材7及びパイプ8の間の中心
部に縦ガードパイプ9が2本連設されて成る。
第2図ないし第5図に示すように、フロントガ
ード部材7は前端のガードパイプ10の中心部後
方にガードプレート11が連結されるもので、こ
のガードプレート11は後方に向つて幅が狭く且
つ低くなるように弯曲している。そこで、このよ
うなガードプレート11上中心のガードパイプ1
0から略中間位置まで箱型の取付け台12がスポ
ツト溶接して突設され、取付け台12の延長線上
のガードプレート11後端部にそれを折曲げ成形
して取付け台12より幅が広くて低い箱型の取付
け台11aが同様に突設してある。一方、2本の
縦ガードパイプ9の前方には同じ箱型のブラケツ
ト13が溶接して延設されており、このブラケツ
ト13は上記取付け台12,11aの形状に似て
先細にされ、更に上下に蛇行している。こうし
て、フロントガード部材7のガードプレート11
においてその取付け台12,11aの上にまたが
つて縦ガードパイプ9前方のブラケツト13が嵌
合され、それらのブラケツト13と取付け台11
aが締結具14により固着される。また、ブラケ
ツト13と前方の取付け台12も同様に締結具1
5により固着されるが、この場合にフロントクロ
スメンバからのブラケツト16も共締めされて、
アンダーガード6前部がフロントクロスメンバ側
に取付けられるようになつている。
このように構成されることで、縦ガードパイプ
9の前方に連結されるフロントガード部材7にお
いては、ブラケツト13と取付け台12,11a
によるパイプと似た箱型剛体が縦ガードパイプ9
と連続して結合した状態になつて、この部分の強
度が増す。また、ガードプレート11が下方に弯
曲するのに対してブラケツト13が上下に蛇行し
て上下方向の強度を向上しており、地表の障害物
による衝撃に対し充分耐え得るものになる。
以上の説明から明らかなように本考案による
と、アンダーガード6において地表の障害物に衝
突する頻度の多いフロントガード部材7と縦ガー
ドパイプ9との連結部が、箱型の剛体構造になつ
て強度が向上するので、障害物による破損が少な
くなつて充分な保護機能を発揮し得る。フロント
ガード部材7のガードプレート11を利用し、こ
こで箱型の取付け台12,11aと縦ガードパイ
プ側のブラケツト13を嵌合して締結する構造で
あるので、組付けが容易である。更にこの場合の
締結具15をアンダーガード6のフロントクロス
メンバへの取付けにも用いることができ、このた
めの取付け手段が不要である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体の平面
図、第2図は要部の斜視図、第3図は第2図の
−断面図、第4図は第3図の−断面図、第
5図は同−断面図である。 1……シヤーシフレーム、2……サイドメン
バ、3……クロスメンバ、4……フロントクロス
メンバ、5……デフケース、6……アンダーガー
ド、7……フロントガード部材、8……横ガード
パイプ、9……縦ガードパイプ、10……ガード
パイプ、11……ガードプレート、11a,12
……取付け台、13,16……ブラケツト、1
4,15……締結具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤーシフレームの車両前方下部に設けられて
    車両作動要素を保護するアンダーガードを、フロ
    ントガード部材、その後方において車両左右方向
    に設置される横ガードパイプ、及びこれらのフロ
    ントガード部材と横ガードパイプとの間に連設さ
    れる縦ガードパイプにより構成したものにおい
    て、上記フロントガード部材のガードプレートに
    箱型の取付け台を、上記縦ガードパイプの前方に
    箱型のブラケツトをそれぞれ設け、これらの取付
    け台とブラケツトを嵌合して締結したことを特徴
    とするアンダーガード取付け構造。
JP10189882U 1982-07-06 1982-07-06 アンダ−ガ−ド取付け構造 Granted JPS596550U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10189882U JPS596550U (ja) 1982-07-06 1982-07-06 アンダ−ガ−ド取付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10189882U JPS596550U (ja) 1982-07-06 1982-07-06 アンダ−ガ−ド取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS596550U JPS596550U (ja) 1984-01-17
JPS631631Y2 true JPS631631Y2 (ja) 1988-01-16

Family

ID=30240422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10189882U Granted JPS596550U (ja) 1982-07-06 1982-07-06 アンダ−ガ−ド取付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS596550U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0541928Y2 (ja) * 1986-06-26 1993-10-22
US11267387B2 (en) 2018-05-28 2022-03-08 Kubota Corporation Work vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JPS596550U (ja) 1984-01-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS631631Y2 (ja)
JP3498604B2 (ja) 自動車のリヤサスペンション取付部構造
JPH0313424Y2 (ja)
JPH0452103Y2 (ja)
JPS6134936Y2 (ja)
JPS582703Y2 (ja) 農用トラクタの安全フレ−ム取付装置
JPH0446978Y2 (ja)
JP3658774B2 (ja) 農用移動車輌における燃料タンクの防熱カバー
JPS6245972Y2 (ja)
JPH0245064Y2 (ja)
JPH0380671B2 (ja)
JPH057113Y2 (ja)
JP3114451B2 (ja) 車体構造
JPH0755188Y2 (ja) 農用トラクタのフェンダ取付装置
JPS638512Y2 (ja)
JPS633546Y2 (ja)
JPH0635748Y2 (ja) 走行車輌の燃料タンク取付け構造
JP3306340B2 (ja) テンションロッド取付け装置
JP3235750B2 (ja) 自動車
JPH04101723U (ja) 車両の前部車体構造
JPS623342Y2 (ja)
JPH0597066A (ja) 自動車の前部車体構造
JPH05455Y2 (ja)
JPH0228147Y2 (ja)
JPS6324009Y2 (ja)