JP3306340B2 - テンションロッド取付け装置 - Google Patents

テンションロッド取付け装置

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JP3306340B2 JP15035097A JP15035097A JP3306340B2 JP 3306340 B2 JP3306340 B2 JP 3306340B2 JP 15035097 A JP15035097 A JP 15035097A JP 15035097 A JP15035097 A JP 15035097A JP 3306340 B2 JP3306340 B2 JP 3306340B2
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晴通 白石
泰吉 赤松
文和 田口
淳二 石井
光順 操田
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Mitsubishi Motors Corp
Hiruta Kogyo Co Ltd
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Hiruta Kogyo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のフロントシ
ャシフレーム、とくに井桁状に形成されたフロントシャ
シフレームにおいて、テンションロッドを取り付けるた
めの装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の井桁状フロントシャシフレームに
おいて、従来は図7及び図8に例示されているように、
フロントクロスメンバ1の左右端部と左右のサイドメン
バ2の前端とがそれぞれコネクトブラケット3により連
結され、フロントクロスメンバ1の下面へ固定されたブ
ラケット4の縦壁5にテンションロッド6の前端部が取
り付けられると共に、車両前後方向の支軸7により揺動
可能にサイドメンバ2へ装着されて車幅方向外側に延
び、先端に図示しないナックル等が取り付けられるロア
アーム8の中間部分に、テンションロッド6の後端部が
固定され、ロアアーム8及びテンションロッド6を通し
て作用する路面負荷がフロントクロスメンバ1により支
持されるように構成されている。
【0003】すなわち、フロントクロスメンバ1とサイ
ドメンバ2とをコネクトブラケット3により連結して、
テンションロッド6の前端部をフロントクロスメンバ1
に取り付けるためには、フロントクロスメンバ1の下面
に固定されたブラケット4へテンションロッド6の前端
部を連結せざるをえないので、フロントクロスメンバ1
の上面と、フロントクロスメンバ1の下面から下方へ突
出するブラケット4の下面との上下距離Aが必然的に大
きくなる。
【0004】従って、車両におけるレイアウト上、フロ
ントクロスメンバ1及びサイドメンバ2の位置を下げた
い場合であっても、車体の最低地上高を常に確保する必
要があるため、フロントクロスメンバ1の下面から下方
へ突出するブラケット4の存在により、フロントクロス
メンバ1及びサイドメンバ2の位置を下げることに制約
を受けることとなり、その結果、フロントシャシフレー
ムの設計自由度が大きく制限される不具合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両の井桁
状フロントシャシフレーム前部にテンションロッドの前
端部を取り付けても、車体の最低地上高が減少すること
を抑制し、それにより、フロントシャシフレームの設計
自由度を増大させようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明にかか
るテンションロッド取付け装置は、車両の井桁状フロン
トシャシフレームにおいて、コネクトブラケットが上板
部と、下板部と、上下縁部がそれぞれ上記上板部及び上
記下板部に連結された縦壁とを有し、上記上板部の辺部
がフロントクロスメンバの端部の上面とサイドメンバの
前端の上面とに連結されると共に、上記下板部の辺部が
上記フロントクロスメンバの端部の下面と上記サイドメ
ンバの前端の下面とに連結され、車輪支持部材に後端部
が連結されたテンションロッドの前端部を上記縦壁に取
り付けるように構成されている。
【0007】すなわち、コネクトブラケットにおける上
板部の辺部がフロントクロスメンバの端部の上面とサイ
ドメンバの前端の上面とに連結されると共に、下板部の
辺部がフロントクロスメンバの端部の下面とサイドメン
バの前端の下面とに連結されて、コネクトブラケットが
フロントクロスメンバの端とサイドメンバの前端とを
それぞれ連結すると同時に、その縦壁にテンションロッ
ドの前端部が取り付けられていて、コネクトブラケット
の縦壁がフロントクロスメンバ及びサイドメンバの下面
から下方へ大きく張り出すことはないため、フロントシ
ャシフレームの前部にテンションロッドの前端部を取り
付けても、車体の最低地上高が減少することは抑制でき
るので、フロントクロスメンバ及びサイドメンバの設置
高さに対する制限は従来と比較して大幅に軽減され、ま
た、フロントシャシフレームにおけるブラケットの所要
数も従来と比較して減少させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態例につい
て説明する。図1〜図6において、車両のフロントシャ
シフレーム10は車幅方向に配置される角パイプ製フロ
ントクロスメンバ11と、それぞれ車両前後方向に配置
される左右の丸パイプ製サイドメンバ12と、車幅方向
に配置される丸パイプ製リヤクロスメンバ13とにより
構成され、フロントクロスメンバ11の左右端部と左右
のサイドメンバ12の前端とがそれぞれコネクトブラケ
ット14を介して連結されると共に、リヤクロスメンバ
13の左右端部と左右のサイドメンバ12の後部とがそ
れぞれ連結されて、フロントシャシフレーム10が井桁
状に形成されており、図示しない車体側へ連結されて、
その車体側に支持されている。
【0009】コネクトブラケット14は、上板15と、
下板16と、水平断面が略L字状で上下縁部がそれぞれ
両板15、16に溶着された縦壁17とから構成され、
上板15及び下板16の両辺部がそれぞれフロントクロ
スメンバ11の上下面及びサイドメンバ12の上下外周
面へ溶着されている。
【0010】横断面が略L字状の縦壁17は、一方の面
18がフロントクロスメンバ11の端部に溶着されてい
る一方、他方の面19に断面略ハット状のカップ部20
が形成されて、断面略ハット状のカップ材21が背中合
わせに溶着され、カップ部20及びカップ材21に通孔
22が形成されていると共に、面19の端縁がサイドメ
ンバ12の外周面上へ溶着されている。
【0011】他方、コネクトブラケット縦壁17におけ
るカップ部20及びカップ材21の通孔22をテンショ
ンロッド30の前端部がゆるく挿通し、カップ部20及
びカップ材21を挟んでそれぞれ配置された両ゴムブッ
シュ31、押え板32、テンションロッド30に溶着さ
れた押え板33、及び、テンションロッド30前端部に
ねじ止めされたナット34により、テンションロッド3
0の前端部がコネクトブラケット14に連結されてお
り、また、車両前後方向の支軸35により揺動可能にサ
イドメンバ12へ装着されて車幅方向外側に延び、先端
にナックル36等が取り付けられたロアアーム37の中
間部分に、テンションロッド30の後端部がボルト等に
より固定されていて、ロアアーム37及びテンションロ
ッド30を通して作用する路面負荷が、コネクトブラケ
ット14を介してフロントクロスメンバ11及びサイド
メンバ12により強固に支持されるように構成されてい
る。
【0012】上記テンションロッド取付け装置において
は、フロントクロスメンバ11及びサイドメンバ12を
連結するコネクトブラケット14の縦壁17にテンショ
ンロッド30の前端部が取り付けられていて、従来のよ
うにフロントクロスメンバ11の下面に固定されたブラ
ケットには取り付けられていないため、フロントシャシ
フレーム10に対するテンションロッド30前端部の取
り付け位置を車両のタイヤ接地面から比較的高く設定す
ることが可能となり、従って、フロントシャシフレーム
10の前部にテンションロッド30の前端部を取り付け
ても、車体の最低地上高が減少することは抑制できるの
で、車両に必要な車体の最低地上高を十分に確保しなが
ら、フロントクロスメンバ11及びサイドメンバ12の
高さを比較的小さく設定することができるようになっ
て、車両におけるエンジンルームのレイアウト等の設計
自由度を容易に増大させ得るというとくに優れた効果が
ある。
【0013】また、フロントクロスメンバ11及びサイ
ドメンバ12を連結するため元々存在するコネクトブラ
ケット14により、テンションロッド30の前端部がフ
ロントシャシフレーム10の前部に取り付けられて、フ
ロントクロスメンバ11の下面に固定された従来のブラ
ケットは不要化されているので、フロントシャシフレー
ム10に必要とされる部品点数と製作工数とを低減させ
て、フロントシャシフレーム10の製作コストを容易に
軽減させることができる大きな長所がある。
【0014】
【発明の効果】本発明にかかるテンションロッド取付け
装置にあっては、コネクトブラケットがフロントクロス
メンバの端とサイドメンバの前端とをそれぞれ連結す
ると同時に、その縦壁にテンションロッドの前端部が取
り付けられ、フロントシャシフレームの前部に対するテ
ンションロッド前端部の取り付け位置を車両のタイヤ接
地面から比較的高く設定することができる結果、フロン
トクロスメンバ及びサイドメンバの設置高さに対する制
限は従来と比較して大幅に軽減されるので、車両におけ
るレイアウト等の設計自由度を容易に増大させ得るとい
うとくに優れた効果があり、また、フロントシャシフレ
ームの前部へテンションロッドの前端部を取り付けるた
めに、コネクトブラケット以外の特別なブラケットを必
要としないので、従来と比較し部品点数と製作工数とを
低減させて、フロントシャシフレームの製作コストを容
易に軽減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例における概略上面図。
【図2】上記実施形態例の要部上面拡大図。
【図3】図2の III矢視図。
【図4】図2のIV−IV縦断面図。
【図5】図4のV−V横断面図。
【図6】上記要部の斜視図。
【図7】従来装置の要部上面図。
【図8】図7のVIII矢視拡大図。
【符号の説明】
10 フロントシャシフレーム 11 フロントクロスメンバ 12 サイドメンバ 13 リヤクロスメンバ 14 コネクトブラケット 15 上板 16 下板 17 縦壁 20 カップ部 21 カップ材 22 通孔 30 テンションロッド 31 ゴムブッシュ 32、33 押え板 34 ナット 37 ロアアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白石 晴通 岡山県笠岡市茂平1410番地 ヒルタ工業 株式会社内 (72)発明者 赤松 泰吉 岡山県笠岡市茂平1410番地 ヒルタ工業 株式会社内 (72)発明者 田口 文和 岡山県笠岡市茂平1410番地 ヒルタ工業 株式会社内 (72)発明者 石井 淳二 岡山県笠岡市茂平1410番地 ヒルタ工業 株式会社内 (72)発明者 操田 光順 岡山県笠岡市茂平1410番地 ヒルタ工業 株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−156550(JP,A) 特開 平9−86437(JP,A) 特開 平8−175191(JP,A) 特開 平7−81611(JP,A) 実開 平4−93270(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 21/00 B62D 21/11 B62D 25/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の井桁状フロントシャシフレームに
    おいて、コネクトブラケットが上板部と、下板部と、上
    下縁部がそれぞれ上記上板部及び上記下板部に連結され
    た縦壁とを有し、上記上板部の辺部がフロントクロスメ
    ンバの端部の上面とサイドメンバの前端の上面とに連結
    されると共に、上記下板部の辺部が上記フロントクロス
    メンバの端部の下面と上記サイドメンバの前端の下面と
    に連結され、車輪支持部材に後端部が連結されたテンシ
    ョンロッドの前端部を上記縦壁に取り付けるように構成
    されたテンションロッド取付け装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記縦壁が上記フロ
    ントクロスメンバ及び上記サイドメンバにそれぞれ固定
    されたテンションロッド取付け装置。
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