JPS6315946B2 - - Google Patents
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- JPS6315946B2 JPS6315946B2 JP56133335A JP13333581A JPS6315946B2 JP S6315946 B2 JPS6315946 B2 JP S6315946B2 JP 56133335 A JP56133335 A JP 56133335A JP 13333581 A JP13333581 A JP 13333581A JP S6315946 B2 JPS6315946 B2 JP S6315946B2
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Description
本発明は飛躍的に性能の向上した低燃費タイヤ
に関するものである。 従来からスチレン−ブタジエン共重合体ゴム
は、湿潤時の耐スリツプ性が優れ、耐摩耗性も良
好であるのでタイヤトレツド用として多く使用さ
れている。しかし一方ではロスが大きく発熱し易
いので大型タイヤには適していないものである。
ところが高速道路の普及に伴い、大型タイヤにお
いて湿潤時の耐スリツプ性の優れたゴムの開発が
必要となり、また既にスチレン−ブタジエン共重
合体ゴムが用いられている比較的小型のタイヤに
おいても、最近の省資源省エネルギーの観点から
エネルギーロスを少くする、即ち転がり抵抗を小
さくすることが重要になつてきた。従つて耐ウエ
ツトスキツド性に優れかつエネルギーロスが少
く、大型タイヤ及び小型タイヤのいずれにも使用
できるような新規なゴムの開発が望まれていた。
このような要望を満たすため50〜90%のビニル構
造を有するポリブタジエンゴムあるいはスチレン
ブタジエン共重合ゴムが開発された。これ等のゴ
ムは確かに優れた耐ウエツトスキツド性および低
燃費性を有するが、その反面耐摩耗性および破断
時強度といつた性能が著しく低下した。従つてこ
れ等のゴムをトレツドに使用したタイヤにおいて
は、やや厳しい条件で使用すると著しい急速摩耗
を起こし、一般用タイヤとして使用するには全く
不充分であつた。 更にこれを改善するために、本発明者らはブタ
ジエン部分のビニル構造の割合が25〜70重量%の
スチレン−ブタジエン共重合体ゴムの一次持性と
加硫ゴム物性との関係を詳細に検討し、これをも
とに組み立てた新しいスチレン−ブタジエン共重
合体をトレツドに使用したタイヤを開発し、先に
提案した(特公昭60−30562号、特願昭55−
124662号および特公昭60−30563号、特願昭55−
130077号)。これ等のタイヤは通常の使用条件下
では全く問題がなく、しかも優れた耐ウエツトス
キツド性および低燃費性を示した。 ところがジヤリ道や非舗装道路、特に鋭角な角
度を有する石の存在する路面を続けて走行する
と、サイプから亀裂が生じ、さらに進むとゴムの
小片が取れて外観が著しく悪くなり、当然耐摩耗
性も著しく悪くなる欠点を有する。そして現在日
本国内においては舗装道路の占める割合は比較的
高いが、非舗装道路も依然多いので一般用の低燃
費タイヤとしては現状では充分でない。 従つて本発明の目的は従来のタイヤの前記欠点
を解決することにある。 このため本発明の空気入りタイヤは、結合スチ
レン含有量Sが10〜30重量%、ブタジエン部分の
1,2結合含有量Vが40〜70重量%であり、かつ
65≦1.7S+V≦100の範囲にあり、さらにモノマ
ー単位で11個以上が連らなつたスチレン連鎖の量
が結合スチレン全体の10重量%以下であり、モノ
マー単位で5個以下のスチレンが連らなつたスチ
レン連鎖の量が結合スチレン全体の80重量%以上
であるスチレンブタジエン共重合体ゴム(以下
SBR−Aと称する)40〜100重量部と、SBR−A
と異なる1種以上のジエン系ゴム0〜60重量部か
ら成るゴム分100重量部に対し、ヨウ素吸着量
(IA)36mg/g以上でかつジブチルフタレート吸
油量(DBP)60ml/100g以上のカーボンブラツ
ク10〜120重量部および加硫剤0.4〜5重量部を配
合して成るゴム組成物をトレツドに用いたことを
特徴とする。 前記先願の明細書において明らかなように、
SBR−Aの湿潤時の耐スリツプ性と低燃費性を
同時に改善するためには分子量分布w/n
(但しwは重量平均分子量、nは数平均分子
量を表わす)を小さくしてブタジエン部分の1,
2結合含有量を増さなければならない。しかし分
子量分布(w/n)を小さくし過ぎると、作
業性が低下し、偏摩耗性を生じるという欠点があ
り、これを補うため1,2−結合含有量を増加し
過ぎると、カーボンブラツクとの相互作用が小さ
くなり、前記共重合体ゴムの破断時強度と耐摩耗
性が低下する。従つて本発明においては、SBR
−Aの分子量分布は2.5以下が好ましく、ブタジ
エン部分中の1,2−結合含有量Vは40〜70重量
%にする。 前記SBR−Aにおいては、上記の如く1,2
−結合含有量を増加させる必要があるが、このこ
とは後述する理由から耐ウエツトスキツド性と転
がり抵抗性を同時に改善する為には、結合スチレ
ン含有量Sを減少させてもかまわないことを意味
している。ここで結合スチレン含有量はSBR−
Aの破断時強度と密接な関係があり、結合スチレ
ン含有量が35重量%程度まではスチレンがランダ
ムに分布していればSBR−Aの破断強度は結合
スチレン含有量に比例して大きくなるが、逆にエ
ネルギーロスの見地からみると、結合スチレン含
有量が多い程、SBR−Aのエネルギーロスは大
きくなるので、この点から結合スチレン含有量は
小ない方が好ましく、多くても30重量%までであ
る。しかしながら後述するようにトランス−1,
4結合との相乗効果を考慮すると結合スチレン含
有量は少くとも10重量%は必要である。従つて
SBR−Aの結合スチレン含有量は10〜30重量%、
好ましくは15〜25重量%とする。 更に前記結合スチレン含有量と前記1,2結合
含有量との関係もまた耐ウエツトスキツド性と転
がり抵抗性に対して寄与の大きい因子である。そ
の中でも結合スチレン含有量の方がより大きな寄
与を示し、また結合スチレン含有量はSBR−A
全体の重量%で表わしているので独立に考えるこ
とができる。一方1,2−結合含有量はブタジエ
ン部分中の重量%で示しており、しかもこのブタ
ジエン部分の割合は当然結合スチレン含有量によ
つて変化するので、結合スチレン含有量に大しく
依存することになる。このため耐ウエツトスキツ
ド性と転がり抵抗性を満足させるための条件は、
結合スチレン含有量と結合スチレン含有量の関数
として1,2−結合含有量で表わされるが、検討
の結果結合スチレン含有量が10〜35重量%、ブタ
ジエン部分中の1,2結合含有量が25〜80重量
%、トランス1,4結合含有量が20重量%以上、
およびw/nが2.5以下の範囲の共重合体で
は次式のように近似できることがわかつた。 65≦1.7(結合スチレン含有量〔重量%〕)+1.2
結合含有量(重量%)≦100 すなわち、上記の範囲であれば耐ウエツトスキ
ツド性と転がり抵抗性を同時に満足させることが
可能である。この値が65未満では耐ウエツトスキ
ツド性が低下してしまい、他のトランス−1,4
結合含有量等の要因を変化させても、もはや耐ウ
エツトスキツド性を改良することはできず好まし
くなく、100を越えると逆に他の要因を変化させ
ても転がり抵抗性を改良することができないため
好ましくない。 またブタジエン部分中のトランス−1,4結合
は、前記共重合体ゴムの耐摩耗性に対して大きく
寄与している特性であり、トランス−1,4結合
が多くなればなる程耐摩耗性が向上する。この現
象は、1,2結合含有量が比較的多くて、しかも
結合スチレン含有量が10重量%以上のスチレン−
ブタジエン共重合体ゴムに特有の現象であり、結
合スチレン含有量が10重量%未満であつたり、ス
チレンを含有しないブタジエンのホモポリマー場
合では、トランス1,4結合が多くなると逆に耐
摩耗性は低下してしまう。本発明に用いるSBR
−Aではトランス−1,4結合含有量は少なくと
も20重量%であることが必要である。更に前記現
象はシス−1,4結合との兼合いで生じるからト
ランス−1,4結合の耐摩耗性改良効果を十分に
引き出すためには、シス−1,4結合が多過ぎる
と好ましくない。従つて本発明におけるSBR−
Aではトランス−1,4結合含有量からシス−
1,4結合含有量を差し引いた値が5重量%以上
であることが必要である。 またSBR−Aにおいてはモノマー単位で11個
以上が連らなつたスチレン連鎖の量が結合スチレ
ン全体の10重量%以下であることが必要である。
この理由は10重量%を越えるとタイヤが路面の凹
凸から拾う振動が大きくなり、乗心地を悪くする
のみならず、局部的なかたい部分(スチレン連
鎖)がポリマー中に存在することになるので接地
面のミクロな観点からみた有効表面積が減少し、
この結果耐スキツド性、特に耐ウエツトスキツド
性が低下するので好ましくない。 一般に低燃費タイヤのトレツド用配合のゴム配
合組成物はエネルギーロスの少ない(低ロスの)
組成物である必要があることから、比較的高い温
度、例えば50〜100℃でカーボンブラツクとの相
互作用が小さい。従つて良路ではかなり過酷な条
件で使用しても多少耐摩耗性が低下するのみで特
別な不具合は生じない。しかし悪路あるいはジヤ
リ道において破断時強度に近い入力が加わると、
直ちにサイプの部分から亀裂が成長し、ゴム小片
がもぎとられ、チツピングによく似た表面状態に
なる。これはカーボンブラツクとの相互作用を強
くする手法で解決できるが、この方法ではロスが
大きくなるので好ましくない。 この点につき本発明者は鋭意研究を重ねた結果
スチレン−ブタジエン共重合体ゴムにおいてモノ
マー単位で5個以下のスチレン連鎖の総量を結合
スチレン全体の80%以上にすれば、加硫ゴムにし
た場合、破断時強度が上昇し、耐摩耗性が大幅に
改善され、この結果低ロスのままでなおかつ耐悪
路外観性を著しく改善でき、さらに好ましくはモ
ノマー単位で1個のスチレン連鎖(スチレンの両
側にブタジエンが連らなつた構造)の量が結合ス
チレン全体の30重量%以上であることが好ましい
ことを見出した。従つてSBR−Aでは上記のよ
うにスチレン連鎖を改善することにより、破断時
強度と耐摩耗性を向上させることができるので、
結果として耐ウエツトスキツド性と転がり抵抗性
の要因の自由度が増し、一層優れた低燃費タイヤ
の開発が可能になつた。 前記諸条件を満足するSBR−Aはそのまま用
いることができるが、タイヤにするまでの加工時
の作業性を向上させる為、塩化第2錫の如き第2
錫化合物を用いて第2錫イオンでカツプリングす
る方が好ましい。このように第2錫イオンでカツ
プリングするのは混練時に脂肪酸の存在下で、こ
のカツプリングされた共重合体の一部が解離し、
カーボンブラツクの分散をよくする効果があるか
らである。尚第2錫イオンでカツプリングされた
部分の割合は、SBR−A全体に対して30重量%
より少いとカツプリングする効果が期待できず、
75重量%より多くなるとカツプリングする際に錫
(Sn)が遊離して反応の制御が難しく実用上好ま
しくないので、30〜75重量%とするのが好まし
い。 又SBR−Aのカツプリング前のムーニー粘度
(100℃で測定)は15〜40であるのが好ましい。こ
れは該ムーニー粘度が15より小では分子量が小さ
すぎて、解離した後の共重合体が、エネルギーロ
スを増加させる影響を及ぼし、40より大になると
カツプリングにより最終的に共重合体のムーニー
値が高くなり過ぎて作業性を改善するという当初
の目的が達せられないからである。またカツプリ
ング後のムーニー粘度(100℃で測定)は45〜90
であるのが好ましい。この理由も同じように45よ
り小では解離した後の低分子量共重合体がエネル
ギーロスを大きくし、90より大では作業性の改良
結果が得られないからである。 本発明においては前記SBR−Aを、単独でト
レツド用ゴム組成物に用いることができるが、ゴ
ム分100重量部中60重量部以下のSBR−Aと異な
るジエン系ゴム、例えば天然ゴム、ポリブタジエ
ンゴム、合成ポリイソプレンゴム、ブタジエン−
アクリロニトリル共重合体ゴム、ハロゲン化ブチ
ルゴム、ブチルゴム、エチレン−プロピレン−ジ
エン三元共重合体ゴム(EPDM)、ニトリル−ブ
タジエン共重合体ゴム、SBR−Aと異なるスチ
レン−ブタジエン共重合体ゴム等の1種以上を
SBR−Aにブレンドすることもできる。 次にSBR−Aは基本的には耐ウエツトスキツ
ド性と低燃費性を追求して得られた共重合体であ
り、室温以下ではエネルギーロスが大きく、室温
以上で低ロスになるように分子設計されている。
この為に50℃以上の温度においては、カーボンブ
ラツクとの相互作用やSBR−A自身のセグメン
ト間の相互作用が極端に小さくなるようにしてあ
る。従つて50℃以上の温度では引裂抗力が小さく
良路では厳しい条件で使用しても大きい引裂抗力
を要求されないので全く問題がないが、ジヤリ道
や鋭角な断面をもつ石の多い非舗装路面ではサイ
プから亀裂が発生し、成長するとゴム小片がもぎ
とられ外観が著しく悪くなり、当然耐摩耗性が著
しく低下する。これを防ぐには50℃以上でもゴム
分子間にからみ合いを有する高分子量のゴムにす
ればよいことを確かめた。然しSBR−Aを高分
子量化すると室温以下の所ではSBR−Aはカー
ボンブラツクとの相互作用や共重合体ゴムのセグ
メント間の相互作用は逆に高いので結果として著
しくかたいゴムとなり作業性が著しく悪くなり実
用上好ましくなかつた。従つてSBR−Aとは異
なり、高い重量平均分子量を有し、50℃以上の温
度でも十分に分子間のからみ合いを有するゴムを
ブレンドすればこの問題が解決され、しかも耐ウ
エツトスキツド性および低燃費性も殆んど損われ
ないことを確めた。そして上記高い重量平均分子
量を有するゴムとしてはSBR−Aとの相溶性を
考えると、結合スチレン含有量Sが10〜30重量%
でかつブタジエン部分中の1,2結合含有量Vが
35重量%未満であるスチレンブタジエン共重合体
ゴム(SBR−B)及びポリイソプレンゴム(天
然ゴムを含む)であることを見出した。 このようなSBR−Aとのブレンドゴムの好適
例の第1のものはSBR−A40〜90重量部と、
SBR−B10〜40重量部のブレンドゴムで、このブ
レンドゴムには適宜50重量部以下スチレンブタジ
エン共重合体ゴムとは異なるジエン系ゴムを配合
することができる。第2のものはSBR−A40〜90
重量部と、ポリイソプレンゴムおよび/または天
然ゴム10〜50重量部のブレンドゴムで、このブレ
ンドゴムの反撥弾性を高くしたい場合、多少ウエ
ツトスキツド性が低下することになるが、該ブレ
ンドゴムに40重量部以下の分量のポリブタジエン
ゴムを適宜ブレンドしてもよい。 上記第1の好適例におけるSBR−Bの結合ス
チレン含有量Sを10〜30重量%に限定する理由
は、10重量%より少いとSBR−Bの破断時強度
が小さくなり、30重量%より多くなると低燃費性
が悪くなるからである。 またブタジエン部分の1,2結合含有量Vを35
重量%未満とするのは、35重量%より多くなると
SBR−Aの欠点と同じ現象が現われてくるので、
ブレンドする意味がなくなつてしまうからであ
る。 そしてSBR−Bのブレンド比を10〜40重量部
に限定したのは10重量部より少いとブレンドした
効果がなく、40重量部より多くなると耐ウエツト
スキツド性と低燃費性の両立ができないからであ
る。 尚SBR−Bの重量平均分子量は4.0×105以上で
あるのが好ましい。この理由は重量平均分子量が
4.0×105より小さくなると50℃以上の温度におい
て耐ウエツトスキツド性と低燃費性を満足できる
範囲内でブレンドしても50℃以上の温度で十分な
からみ合いの効果が付与できず、当初の目標であ
る悪路での性能を向上することができないからで
ある。 第2の好適例において、SBR−Aとブレンド
するポリイソプレンゴム(天然ゴムを含む)は、
低燃費性が低下しないようにシス−1,4結合が
90重量%以上のものを用いるのが好ましい。また
重量平均分子量は、1.0×106より小になると50℃
以上の温度において耐ウエツトスキツド性と低燃
費性を満足し得る範囲内でブレンドしても50℃以
上の温度で十分なからみ合いの効果が付与できず
当初の目標である悪路での性能を向上できないの
で、1.0×106以上とするのが好ましい。このポリ
イソプレンゴムおよび/または天然ゴムは、その
ブレンド比を10〜50重量部とするが、この理由は
10重量部より少くては効果がなく、50重量部を越
えると耐ウエツトスキツド性と低燃費性の両立が
できないからである。 次に本発明の空気入りタイヤにおいては、トレ
ツドに用いるゴム組成物中にゴム分100重量部に
対して10〜120重量部のカーボンブラツクと0.4〜
5重量部の加硫剤を配合する。カーボンブラツク
が10重量部未満では補強効果がなく、120重量部
を越えると混練り等の作業性が悪化するためであ
り、加硫剤が0.4重量部未満では加硫効果が充分
に期待できず好ましくなく、5重量部を越えると
硬度が高くなりすぎてトレツドとしては実用上好
ましくないからである。また、カーボンブラツク
としては耐摩耗性、補強性をより好適にするため
にはヨウ素吸着量(IA)が36mg/g以上で、か
つジブチルフタレート吸油量(DBP)が60ml/
100g以上のカーボンブラツクが好ましい。加硫
剤としては硫黄、p−キノンジオキシム、p,
p′−ジベンゾイルキノンジオキシム、4,4′−ジ
チオジモルフオリン、ポリ−p−ジニトロベンゼ
ン、安息香酸アンモニウムおよびアルキルフエノ
ールジスルフイドの内の1種または2種以上が用
いられるが、硫黄、4,4′−ジチオジモルフオリ
ンおよびアルキルフエノールジスルフイドの内の
1種または2種以上を用いるのが好ましく、特に
硫黄を用いるのが最も好ましい。 本発明の空気入りタイヤにおいては、トレツド
に用いるゴム組成物中に上記のカーボンブラツ
ク、加硫剤以外の配合剤として更にシリカ、ベン
トナイト、クレイ、酸化チタン、タルク、白土、
珪藻土、白艶華等といつた無機充填剤、N−オキ
シジエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフエン
アミド、ジ−2−ベンゾチアジルジスルフイド、
N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスル
フエンアミド等といつた加硫促進剤、亜鉛華、ス
テアリン酸等といつた加硫促進助剤、アロマオイ
ル等といつた軟化剤、N−フエニル−N′−イソ
プロピル−p−フエニレンジアミン、フエニル−
β−ナフチルアミン、2−メルカプトベンズイミ
ダゾール等といつた老化防止剤を通常のゴム工業
において使用される範囲内の配合量で配合しても
かまわない。 尚本発明において使用するSBR−Aは例えば
次のようにして作られる。 50の反応容器にシクロヘキサン25Kg、スチレ
ン1.3Kg、ブタジエン4.5Kg、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム0.6gおよびエチレングリコ
ールジエチルエーテル3.8gをよく撹拌し、均一
にする。系の温度を55℃にした後、3.77gのn−
ブチルリチウムをシクロヘキサン溶液として添加
し、2.0時間重合を行う。この間系の温度は60℃
以下に抑えた。得られた共重合体溶液に塩化第2
錫5gを添加し、45℃で18時間保持し、2,6−
ジ−t−ブチル−pクレゾール100gを添加した
後、スチームストリツピングで脱溶し、生成物を
115℃の熱ロールで乾燥することにより得られる。
1,2−結合含有量については重合温度を変化さ
せることによつてその他トランス1,4−結合含
有量やシス−1,4結合含有量は大きくは重合温
度によつて、二次的にはドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、エチレングリコールジエチルエ
ーテル、n−ブチルリチウムの添加割合を変化さ
せることによつて各々所望する割合に制御するこ
とができる。 次にSBR−Bとしては、日本合成ゴム(株)製
SBR 1712(商品名)(ゴム100重量部に対してア
ロマチツクオイル37.5重量部含有し、結合スチレ
ン含有量23.5重量%、ブタジエン部分に対して
1,2結合含有量は19重量%、重量平均分子量
4.8×105)、SBR 1714(商品名)(ゴム100重量部
に対してアロマチツクオイル50重量部、結合スチ
レン含有量23.5重量%、ブタジエン部分に対して
1,2結合含有量19重量%、重量平均分子量7.6
×105)等がある。 またポリイソプレンゴムとしては天然ゴム(シ
ス−1,4結合98重量%以上、重量平均分子量
1.15×106以上)、日本合成ゴム製IR2200(商品名)
(シス−1,4結合98重量%、重量平均分子量
1.64×106)等がある。 本発明の空気入りタイヤはナイロン、ビニロ
ン、ポリエステル、ゲブラーといつた有機繊維コ
ードやスチール、ガラス、炭素といつた無機繊維
コードのいずれで補強されてもよく、またカーカ
スがラジアル構造か、バイアス構造のいずれであ
つてもよいが、ラジアルタイヤが好ましい。特に
ラジアル構造タイヤのうち、カーカスのクラウン
部外側に配置されるトレツド部がトレツドベース
ゴムとトレツドキヤツプゴムとの二重積層構造を
有するラジアルタイヤにおいてその性能を発揮し
得る。 このトレツドがキヤツプ/ベースの二重積層構
造を有するラジアルタイヤとしてはトラツク・バ
ス用の大型タイヤにおいても好適に用いられる
が、本発明においては、特にキヤツプ/ベース二
重積層構造乗用車用ラジアルタイヤにおいて顕著
な効果が期待できる。 このキヤツプ/ベース二重積層構造において、
トレツドキヤツプゴムのタイヤ子午断面内に占め
る断面積Scと、トレツド部全断面積Sとの断面
比Sc/S×100(%)が50〜90%の範囲内である
ことが必要であるが、55〜75%の範囲が製造しや
すく好ましい。Sc/Sが50%未満になると、ト
レツドベースゴムがタイヤの加硫成形工程に伴わ
れる変形の際にトレツド部の表層(溝部)に露出
する恐れがあり好ましくなく、一方90%を越える
とキヤツプ/ベースの効果がなくなり、本発明の
空気入りタイヤのトレツドを構成するゴム組成物
の低燃費性、耐ウエツトスキツド性の効果が充分
発揮できない。 以下本発明の空気入りタイヤを実施例によつて
更に詳細に説明する。 実施例 1 第1表に示す37種類のSBR−Aを準備した。
次いでこれ等の各SBR−A80重量部に対して
SBR−BとしてSBR 1714 30重量部(ゴム分と
して20重量部に相当する)、ISAFカーボンブラツ
ク(東洋コンチネンタル製、コンチネツクス)50
重量部、ステアリン酸2重量部、N−フエニル−
N′−イソプロピル−p−フエニレンジアミン
(精工化学製、オゾノン3c)1重量部、亜鉛華4.0
重量部、N−オキシジエチレン−2−ベンゾチア
ゾールスルフエンアミド0.6重量部、ジ−2−ベ
ンゾチアジルジスルフイド(大内新興化学工業
製、ノクセラーDM)0.8重量部および硫黄1.5重
量部を配合し、37種類のゴム組成物を作成した。 これ等のゴム組成物につき10インチ(25.4cm)
ロールで混練りする際のロールバギの有無を評価
し、更にJIS K6301に従つて破断時強度(Tb)
を評価した。次いでこれ等のゴム組成物をトレツ
ドがキヤツプ/ベースの二重積層構造を有するタ
イヤサイズ165SR13のトレツドキヤツプゴムを用
いタイヤを試作した。尚いずれのタイヤもSc/
S比は60%とし、トレツドベースゴムとして下記
配合の組成物を適用した。 成 分 配合量(重量部) 天然ゴム 70 ポリブタジエンゴム(日本合成ゴム(株)製、
BR01) 30 HAFカーボンブラツク(東海カーボン製、シー
スト3) 32 アロマチツクオイル(日本石油製、コウモレツク
ス700) 2 硫 黄 2.5 N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアジルスル
フエンアミド(ノクセラーMSA) 1.8 以上の各種試作タイヤの耐ウエツトスキツド
性、転がり抵抗性、耐摩耗性、耐偏摩耗性および
耐悪路外観性を評価し、結果を第1表に併記す
る。 尚評価法およびスチレンブタジエン共重合体ゴ
ムのミクロ構造については次の方法で測定を行つ
た。 (耐ウエツト・スキツド性) 水深3mmの湿潤コンクリート路面において、80
Km/hrの速度から急制動し、車論がロツクされて
から停止するまでの距離を測定。第1表のサンプ
ルNo.37のスチレン−ブタジエン共重合体を用いた
タイヤをコントロールとし、下式によつてテスト
タイヤの耐ウエツトスキツド性を評価した。 (コントロールタイヤの停止距離)−(テストタ
イヤの停止距離)/(コントロールタイヤの停止距離)
×100 (転がり抵抗性) 楕行法にて測定。測定条件はタイヤ内圧1.7
Kg/cm2、JIS100%荷重、楕行開始速度120Km/hr。
耐ウエツトスキツド性の評価と同様に下式によつ
てテストタイヤの転がり抵抗を評価した。 (コントロールタイヤの転がり抵抗)−(テスト
タイヤの転がり抵抗)/(コントロールタイヤの転がり
抵抗)×100 (耐摩耗性) 10000Km走行後、残溝を測定し、トレツドが1
mm摩耗するのに要する走行距離を相対比較する。
コントロールタイヤを100として指数で表示。値
が大なる程良好。 (ミクロ構造) 結合スチレン含有量は分光光度計を用い、699
cm-1の吸光度を用いた検量線を利用、ブタジエン
部分のミクロ構造はD.Moreroの方法〔Chem.&
Ind.、41、758(1959)〕により求めた。また
w/nは0.5g/100mlテトラヒドロフラン溶液
でウオーターズGPC200を用いて、それぞれサイ
ズが1×106Å、1×106Å、1×105Å、1×104
Åのスタイラジエル(Styragel)を含有する4本
のカラム(各々長さ122mm、内径7.8mm)よりなる
カラム系で、流速1ml/分にて、0.3ml試料液を
注入して求めた。なお検出計はGPC200装置付属
の示差屈折計(RI)を用いた。 (耐偏摩耗性) 20000Km走行後外観をチエツクし、偏摩耗の有
無を観察した。 (耐悪路外観性) 舗装良路40%、非舗装悪路60%の割合で、6000
Km走行後外観をチエツクし、サンプルNo.37(コン
トロール)のゴム組成物を使用したタイヤの外観
を5とし、サンプルNo.36のゴム組成物を使用した
タイヤの外観を1とし5段階で評価した。 (作業性) 10インチ(25.4cm)ロール、表面温度80℃にて
ゴム組成物のロールバギの有無で評価した。 (スチレン連鎖分布) この評価方法は農工大田中教授等によつて開発
された方法(高分子学会予稿集、第29巻7号2055
頁)であり、スチレンブタジエン共重合体のスチ
レン連鎖分布はブタジエン単位の二重結合をすべ
てオゾンで開裂分解し、その分解物をゲル透過ク
ロマトグラフイー(GPC)によつて分析するこ
とにより求められる。 (第2錫イオンによるカツプリングの効率) スチレンブタジエン共重合体ゴムを0.5g/100
mlテトラヒドロフラン溶液にし、ウオーターズ社
製GPC200を用いてw/nを求めたのと同じ
測定条件にて測定した結果を各分子量による感度
補正をした後、GPCの微分、積分曲線の規格化
図(低分子量側を0とし、高分子量側を100%と
する)を作成し、微分曲線の極小値(A%)に対
応する積分曲線における値(B%)を読み取り、
(100−B)%をカツプリング効率とした。
に関するものである。 従来からスチレン−ブタジエン共重合体ゴム
は、湿潤時の耐スリツプ性が優れ、耐摩耗性も良
好であるのでタイヤトレツド用として多く使用さ
れている。しかし一方ではロスが大きく発熱し易
いので大型タイヤには適していないものである。
ところが高速道路の普及に伴い、大型タイヤにお
いて湿潤時の耐スリツプ性の優れたゴムの開発が
必要となり、また既にスチレン−ブタジエン共重
合体ゴムが用いられている比較的小型のタイヤに
おいても、最近の省資源省エネルギーの観点から
エネルギーロスを少くする、即ち転がり抵抗を小
さくすることが重要になつてきた。従つて耐ウエ
ツトスキツド性に優れかつエネルギーロスが少
く、大型タイヤ及び小型タイヤのいずれにも使用
できるような新規なゴムの開発が望まれていた。
このような要望を満たすため50〜90%のビニル構
造を有するポリブタジエンゴムあるいはスチレン
ブタジエン共重合ゴムが開発された。これ等のゴ
ムは確かに優れた耐ウエツトスキツド性および低
燃費性を有するが、その反面耐摩耗性および破断
時強度といつた性能が著しく低下した。従つてこ
れ等のゴムをトレツドに使用したタイヤにおいて
は、やや厳しい条件で使用すると著しい急速摩耗
を起こし、一般用タイヤとして使用するには全く
不充分であつた。 更にこれを改善するために、本発明者らはブタ
ジエン部分のビニル構造の割合が25〜70重量%の
スチレン−ブタジエン共重合体ゴムの一次持性と
加硫ゴム物性との関係を詳細に検討し、これをも
とに組み立てた新しいスチレン−ブタジエン共重
合体をトレツドに使用したタイヤを開発し、先に
提案した(特公昭60−30562号、特願昭55−
124662号および特公昭60−30563号、特願昭55−
130077号)。これ等のタイヤは通常の使用条件下
では全く問題がなく、しかも優れた耐ウエツトス
キツド性および低燃費性を示した。 ところがジヤリ道や非舗装道路、特に鋭角な角
度を有する石の存在する路面を続けて走行する
と、サイプから亀裂が生じ、さらに進むとゴムの
小片が取れて外観が著しく悪くなり、当然耐摩耗
性も著しく悪くなる欠点を有する。そして現在日
本国内においては舗装道路の占める割合は比較的
高いが、非舗装道路も依然多いので一般用の低燃
費タイヤとしては現状では充分でない。 従つて本発明の目的は従来のタイヤの前記欠点
を解決することにある。 このため本発明の空気入りタイヤは、結合スチ
レン含有量Sが10〜30重量%、ブタジエン部分の
1,2結合含有量Vが40〜70重量%であり、かつ
65≦1.7S+V≦100の範囲にあり、さらにモノマ
ー単位で11個以上が連らなつたスチレン連鎖の量
が結合スチレン全体の10重量%以下であり、モノ
マー単位で5個以下のスチレンが連らなつたスチ
レン連鎖の量が結合スチレン全体の80重量%以上
であるスチレンブタジエン共重合体ゴム(以下
SBR−Aと称する)40〜100重量部と、SBR−A
と異なる1種以上のジエン系ゴム0〜60重量部か
ら成るゴム分100重量部に対し、ヨウ素吸着量
(IA)36mg/g以上でかつジブチルフタレート吸
油量(DBP)60ml/100g以上のカーボンブラツ
ク10〜120重量部および加硫剤0.4〜5重量部を配
合して成るゴム組成物をトレツドに用いたことを
特徴とする。 前記先願の明細書において明らかなように、
SBR−Aの湿潤時の耐スリツプ性と低燃費性を
同時に改善するためには分子量分布w/n
(但しwは重量平均分子量、nは数平均分子
量を表わす)を小さくしてブタジエン部分の1,
2結合含有量を増さなければならない。しかし分
子量分布(w/n)を小さくし過ぎると、作
業性が低下し、偏摩耗性を生じるという欠点があ
り、これを補うため1,2−結合含有量を増加し
過ぎると、カーボンブラツクとの相互作用が小さ
くなり、前記共重合体ゴムの破断時強度と耐摩耗
性が低下する。従つて本発明においては、SBR
−Aの分子量分布は2.5以下が好ましく、ブタジ
エン部分中の1,2−結合含有量Vは40〜70重量
%にする。 前記SBR−Aにおいては、上記の如く1,2
−結合含有量を増加させる必要があるが、このこ
とは後述する理由から耐ウエツトスキツド性と転
がり抵抗性を同時に改善する為には、結合スチレ
ン含有量Sを減少させてもかまわないことを意味
している。ここで結合スチレン含有量はSBR−
Aの破断時強度と密接な関係があり、結合スチレ
ン含有量が35重量%程度まではスチレンがランダ
ムに分布していればSBR−Aの破断強度は結合
スチレン含有量に比例して大きくなるが、逆にエ
ネルギーロスの見地からみると、結合スチレン含
有量が多い程、SBR−Aのエネルギーロスは大
きくなるので、この点から結合スチレン含有量は
小ない方が好ましく、多くても30重量%までであ
る。しかしながら後述するようにトランス−1,
4結合との相乗効果を考慮すると結合スチレン含
有量は少くとも10重量%は必要である。従つて
SBR−Aの結合スチレン含有量は10〜30重量%、
好ましくは15〜25重量%とする。 更に前記結合スチレン含有量と前記1,2結合
含有量との関係もまた耐ウエツトスキツド性と転
がり抵抗性に対して寄与の大きい因子である。そ
の中でも結合スチレン含有量の方がより大きな寄
与を示し、また結合スチレン含有量はSBR−A
全体の重量%で表わしているので独立に考えるこ
とができる。一方1,2−結合含有量はブタジエ
ン部分中の重量%で示しており、しかもこのブタ
ジエン部分の割合は当然結合スチレン含有量によ
つて変化するので、結合スチレン含有量に大しく
依存することになる。このため耐ウエツトスキツ
ド性と転がり抵抗性を満足させるための条件は、
結合スチレン含有量と結合スチレン含有量の関数
として1,2−結合含有量で表わされるが、検討
の結果結合スチレン含有量が10〜35重量%、ブタ
ジエン部分中の1,2結合含有量が25〜80重量
%、トランス1,4結合含有量が20重量%以上、
およびw/nが2.5以下の範囲の共重合体で
は次式のように近似できることがわかつた。 65≦1.7(結合スチレン含有量〔重量%〕)+1.2
結合含有量(重量%)≦100 すなわち、上記の範囲であれば耐ウエツトスキ
ツド性と転がり抵抗性を同時に満足させることが
可能である。この値が65未満では耐ウエツトスキ
ツド性が低下してしまい、他のトランス−1,4
結合含有量等の要因を変化させても、もはや耐ウ
エツトスキツド性を改良することはできず好まし
くなく、100を越えると逆に他の要因を変化させ
ても転がり抵抗性を改良することができないため
好ましくない。 またブタジエン部分中のトランス−1,4結合
は、前記共重合体ゴムの耐摩耗性に対して大きく
寄与している特性であり、トランス−1,4結合
が多くなればなる程耐摩耗性が向上する。この現
象は、1,2結合含有量が比較的多くて、しかも
結合スチレン含有量が10重量%以上のスチレン−
ブタジエン共重合体ゴムに特有の現象であり、結
合スチレン含有量が10重量%未満であつたり、ス
チレンを含有しないブタジエンのホモポリマー場
合では、トランス1,4結合が多くなると逆に耐
摩耗性は低下してしまう。本発明に用いるSBR
−Aではトランス−1,4結合含有量は少なくと
も20重量%であることが必要である。更に前記現
象はシス−1,4結合との兼合いで生じるからト
ランス−1,4結合の耐摩耗性改良効果を十分に
引き出すためには、シス−1,4結合が多過ぎる
と好ましくない。従つて本発明におけるSBR−
Aではトランス−1,4結合含有量からシス−
1,4結合含有量を差し引いた値が5重量%以上
であることが必要である。 またSBR−Aにおいてはモノマー単位で11個
以上が連らなつたスチレン連鎖の量が結合スチレ
ン全体の10重量%以下であることが必要である。
この理由は10重量%を越えるとタイヤが路面の凹
凸から拾う振動が大きくなり、乗心地を悪くする
のみならず、局部的なかたい部分(スチレン連
鎖)がポリマー中に存在することになるので接地
面のミクロな観点からみた有効表面積が減少し、
この結果耐スキツド性、特に耐ウエツトスキツド
性が低下するので好ましくない。 一般に低燃費タイヤのトレツド用配合のゴム配
合組成物はエネルギーロスの少ない(低ロスの)
組成物である必要があることから、比較的高い温
度、例えば50〜100℃でカーボンブラツクとの相
互作用が小さい。従つて良路ではかなり過酷な条
件で使用しても多少耐摩耗性が低下するのみで特
別な不具合は生じない。しかし悪路あるいはジヤ
リ道において破断時強度に近い入力が加わると、
直ちにサイプの部分から亀裂が成長し、ゴム小片
がもぎとられ、チツピングによく似た表面状態に
なる。これはカーボンブラツクとの相互作用を強
くする手法で解決できるが、この方法ではロスが
大きくなるので好ましくない。 この点につき本発明者は鋭意研究を重ねた結果
スチレン−ブタジエン共重合体ゴムにおいてモノ
マー単位で5個以下のスチレン連鎖の総量を結合
スチレン全体の80%以上にすれば、加硫ゴムにし
た場合、破断時強度が上昇し、耐摩耗性が大幅に
改善され、この結果低ロスのままでなおかつ耐悪
路外観性を著しく改善でき、さらに好ましくはモ
ノマー単位で1個のスチレン連鎖(スチレンの両
側にブタジエンが連らなつた構造)の量が結合ス
チレン全体の30重量%以上であることが好ましい
ことを見出した。従つてSBR−Aでは上記のよ
うにスチレン連鎖を改善することにより、破断時
強度と耐摩耗性を向上させることができるので、
結果として耐ウエツトスキツド性と転がり抵抗性
の要因の自由度が増し、一層優れた低燃費タイヤ
の開発が可能になつた。 前記諸条件を満足するSBR−Aはそのまま用
いることができるが、タイヤにするまでの加工時
の作業性を向上させる為、塩化第2錫の如き第2
錫化合物を用いて第2錫イオンでカツプリングす
る方が好ましい。このように第2錫イオンでカツ
プリングするのは混練時に脂肪酸の存在下で、こ
のカツプリングされた共重合体の一部が解離し、
カーボンブラツクの分散をよくする効果があるか
らである。尚第2錫イオンでカツプリングされた
部分の割合は、SBR−A全体に対して30重量%
より少いとカツプリングする効果が期待できず、
75重量%より多くなるとカツプリングする際に錫
(Sn)が遊離して反応の制御が難しく実用上好ま
しくないので、30〜75重量%とするのが好まし
い。 又SBR−Aのカツプリング前のムーニー粘度
(100℃で測定)は15〜40であるのが好ましい。こ
れは該ムーニー粘度が15より小では分子量が小さ
すぎて、解離した後の共重合体が、エネルギーロ
スを増加させる影響を及ぼし、40より大になると
カツプリングにより最終的に共重合体のムーニー
値が高くなり過ぎて作業性を改善するという当初
の目的が達せられないからである。またカツプリ
ング後のムーニー粘度(100℃で測定)は45〜90
であるのが好ましい。この理由も同じように45よ
り小では解離した後の低分子量共重合体がエネル
ギーロスを大きくし、90より大では作業性の改良
結果が得られないからである。 本発明においては前記SBR−Aを、単独でト
レツド用ゴム組成物に用いることができるが、ゴ
ム分100重量部中60重量部以下のSBR−Aと異な
るジエン系ゴム、例えば天然ゴム、ポリブタジエ
ンゴム、合成ポリイソプレンゴム、ブタジエン−
アクリロニトリル共重合体ゴム、ハロゲン化ブチ
ルゴム、ブチルゴム、エチレン−プロピレン−ジ
エン三元共重合体ゴム(EPDM)、ニトリル−ブ
タジエン共重合体ゴム、SBR−Aと異なるスチ
レン−ブタジエン共重合体ゴム等の1種以上を
SBR−Aにブレンドすることもできる。 次にSBR−Aは基本的には耐ウエツトスキツ
ド性と低燃費性を追求して得られた共重合体であ
り、室温以下ではエネルギーロスが大きく、室温
以上で低ロスになるように分子設計されている。
この為に50℃以上の温度においては、カーボンブ
ラツクとの相互作用やSBR−A自身のセグメン
ト間の相互作用が極端に小さくなるようにしてあ
る。従つて50℃以上の温度では引裂抗力が小さく
良路では厳しい条件で使用しても大きい引裂抗力
を要求されないので全く問題がないが、ジヤリ道
や鋭角な断面をもつ石の多い非舗装路面ではサイ
プから亀裂が発生し、成長するとゴム小片がもぎ
とられ外観が著しく悪くなり、当然耐摩耗性が著
しく低下する。これを防ぐには50℃以上でもゴム
分子間にからみ合いを有する高分子量のゴムにす
ればよいことを確かめた。然しSBR−Aを高分
子量化すると室温以下の所ではSBR−Aはカー
ボンブラツクとの相互作用や共重合体ゴムのセグ
メント間の相互作用は逆に高いので結果として著
しくかたいゴムとなり作業性が著しく悪くなり実
用上好ましくなかつた。従つてSBR−Aとは異
なり、高い重量平均分子量を有し、50℃以上の温
度でも十分に分子間のからみ合いを有するゴムを
ブレンドすればこの問題が解決され、しかも耐ウ
エツトスキツド性および低燃費性も殆んど損われ
ないことを確めた。そして上記高い重量平均分子
量を有するゴムとしてはSBR−Aとの相溶性を
考えると、結合スチレン含有量Sが10〜30重量%
でかつブタジエン部分中の1,2結合含有量Vが
35重量%未満であるスチレンブタジエン共重合体
ゴム(SBR−B)及びポリイソプレンゴム(天
然ゴムを含む)であることを見出した。 このようなSBR−Aとのブレンドゴムの好適
例の第1のものはSBR−A40〜90重量部と、
SBR−B10〜40重量部のブレンドゴムで、このブ
レンドゴムには適宜50重量部以下スチレンブタジ
エン共重合体ゴムとは異なるジエン系ゴムを配合
することができる。第2のものはSBR−A40〜90
重量部と、ポリイソプレンゴムおよび/または天
然ゴム10〜50重量部のブレンドゴムで、このブレ
ンドゴムの反撥弾性を高くしたい場合、多少ウエ
ツトスキツド性が低下することになるが、該ブレ
ンドゴムに40重量部以下の分量のポリブタジエン
ゴムを適宜ブレンドしてもよい。 上記第1の好適例におけるSBR−Bの結合ス
チレン含有量Sを10〜30重量%に限定する理由
は、10重量%より少いとSBR−Bの破断時強度
が小さくなり、30重量%より多くなると低燃費性
が悪くなるからである。 またブタジエン部分の1,2結合含有量Vを35
重量%未満とするのは、35重量%より多くなると
SBR−Aの欠点と同じ現象が現われてくるので、
ブレンドする意味がなくなつてしまうからであ
る。 そしてSBR−Bのブレンド比を10〜40重量部
に限定したのは10重量部より少いとブレンドした
効果がなく、40重量部より多くなると耐ウエツト
スキツド性と低燃費性の両立ができないからであ
る。 尚SBR−Bの重量平均分子量は4.0×105以上で
あるのが好ましい。この理由は重量平均分子量が
4.0×105より小さくなると50℃以上の温度におい
て耐ウエツトスキツド性と低燃費性を満足できる
範囲内でブレンドしても50℃以上の温度で十分な
からみ合いの効果が付与できず、当初の目標であ
る悪路での性能を向上することができないからで
ある。 第2の好適例において、SBR−Aとブレンド
するポリイソプレンゴム(天然ゴムを含む)は、
低燃費性が低下しないようにシス−1,4結合が
90重量%以上のものを用いるのが好ましい。また
重量平均分子量は、1.0×106より小になると50℃
以上の温度において耐ウエツトスキツド性と低燃
費性を満足し得る範囲内でブレンドしても50℃以
上の温度で十分なからみ合いの効果が付与できず
当初の目標である悪路での性能を向上できないの
で、1.0×106以上とするのが好ましい。このポリ
イソプレンゴムおよび/または天然ゴムは、その
ブレンド比を10〜50重量部とするが、この理由は
10重量部より少くては効果がなく、50重量部を越
えると耐ウエツトスキツド性と低燃費性の両立が
できないからである。 次に本発明の空気入りタイヤにおいては、トレ
ツドに用いるゴム組成物中にゴム分100重量部に
対して10〜120重量部のカーボンブラツクと0.4〜
5重量部の加硫剤を配合する。カーボンブラツク
が10重量部未満では補強効果がなく、120重量部
を越えると混練り等の作業性が悪化するためであ
り、加硫剤が0.4重量部未満では加硫効果が充分
に期待できず好ましくなく、5重量部を越えると
硬度が高くなりすぎてトレツドとしては実用上好
ましくないからである。また、カーボンブラツク
としては耐摩耗性、補強性をより好適にするため
にはヨウ素吸着量(IA)が36mg/g以上で、か
つジブチルフタレート吸油量(DBP)が60ml/
100g以上のカーボンブラツクが好ましい。加硫
剤としては硫黄、p−キノンジオキシム、p,
p′−ジベンゾイルキノンジオキシム、4,4′−ジ
チオジモルフオリン、ポリ−p−ジニトロベンゼ
ン、安息香酸アンモニウムおよびアルキルフエノ
ールジスルフイドの内の1種または2種以上が用
いられるが、硫黄、4,4′−ジチオジモルフオリ
ンおよびアルキルフエノールジスルフイドの内の
1種または2種以上を用いるのが好ましく、特に
硫黄を用いるのが最も好ましい。 本発明の空気入りタイヤにおいては、トレツド
に用いるゴム組成物中に上記のカーボンブラツ
ク、加硫剤以外の配合剤として更にシリカ、ベン
トナイト、クレイ、酸化チタン、タルク、白土、
珪藻土、白艶華等といつた無機充填剤、N−オキ
シジエチレン−2−ベンゾチアゾールスルフエン
アミド、ジ−2−ベンゾチアジルジスルフイド、
N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾールスル
フエンアミド等といつた加硫促進剤、亜鉛華、ス
テアリン酸等といつた加硫促進助剤、アロマオイ
ル等といつた軟化剤、N−フエニル−N′−イソ
プロピル−p−フエニレンジアミン、フエニル−
β−ナフチルアミン、2−メルカプトベンズイミ
ダゾール等といつた老化防止剤を通常のゴム工業
において使用される範囲内の配合量で配合しても
かまわない。 尚本発明において使用するSBR−Aは例えば
次のようにして作られる。 50の反応容器にシクロヘキサン25Kg、スチレ
ン1.3Kg、ブタジエン4.5Kg、ドデシルベンゼンス
ルホン酸ナトリウム0.6gおよびエチレングリコ
ールジエチルエーテル3.8gをよく撹拌し、均一
にする。系の温度を55℃にした後、3.77gのn−
ブチルリチウムをシクロヘキサン溶液として添加
し、2.0時間重合を行う。この間系の温度は60℃
以下に抑えた。得られた共重合体溶液に塩化第2
錫5gを添加し、45℃で18時間保持し、2,6−
ジ−t−ブチル−pクレゾール100gを添加した
後、スチームストリツピングで脱溶し、生成物を
115℃の熱ロールで乾燥することにより得られる。
1,2−結合含有量については重合温度を変化さ
せることによつてその他トランス1,4−結合含
有量やシス−1,4結合含有量は大きくは重合温
度によつて、二次的にはドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、エチレングリコールジエチルエ
ーテル、n−ブチルリチウムの添加割合を変化さ
せることによつて各々所望する割合に制御するこ
とができる。 次にSBR−Bとしては、日本合成ゴム(株)製
SBR 1712(商品名)(ゴム100重量部に対してア
ロマチツクオイル37.5重量部含有し、結合スチレ
ン含有量23.5重量%、ブタジエン部分に対して
1,2結合含有量は19重量%、重量平均分子量
4.8×105)、SBR 1714(商品名)(ゴム100重量部
に対してアロマチツクオイル50重量部、結合スチ
レン含有量23.5重量%、ブタジエン部分に対して
1,2結合含有量19重量%、重量平均分子量7.6
×105)等がある。 またポリイソプレンゴムとしては天然ゴム(シ
ス−1,4結合98重量%以上、重量平均分子量
1.15×106以上)、日本合成ゴム製IR2200(商品名)
(シス−1,4結合98重量%、重量平均分子量
1.64×106)等がある。 本発明の空気入りタイヤはナイロン、ビニロ
ン、ポリエステル、ゲブラーといつた有機繊維コ
ードやスチール、ガラス、炭素といつた無機繊維
コードのいずれで補強されてもよく、またカーカ
スがラジアル構造か、バイアス構造のいずれであ
つてもよいが、ラジアルタイヤが好ましい。特に
ラジアル構造タイヤのうち、カーカスのクラウン
部外側に配置されるトレツド部がトレツドベース
ゴムとトレツドキヤツプゴムとの二重積層構造を
有するラジアルタイヤにおいてその性能を発揮し
得る。 このトレツドがキヤツプ/ベースの二重積層構
造を有するラジアルタイヤとしてはトラツク・バ
ス用の大型タイヤにおいても好適に用いられる
が、本発明においては、特にキヤツプ/ベース二
重積層構造乗用車用ラジアルタイヤにおいて顕著
な効果が期待できる。 このキヤツプ/ベース二重積層構造において、
トレツドキヤツプゴムのタイヤ子午断面内に占め
る断面積Scと、トレツド部全断面積Sとの断面
比Sc/S×100(%)が50〜90%の範囲内である
ことが必要であるが、55〜75%の範囲が製造しや
すく好ましい。Sc/Sが50%未満になると、ト
レツドベースゴムがタイヤの加硫成形工程に伴わ
れる変形の際にトレツド部の表層(溝部)に露出
する恐れがあり好ましくなく、一方90%を越える
とキヤツプ/ベースの効果がなくなり、本発明の
空気入りタイヤのトレツドを構成するゴム組成物
の低燃費性、耐ウエツトスキツド性の効果が充分
発揮できない。 以下本発明の空気入りタイヤを実施例によつて
更に詳細に説明する。 実施例 1 第1表に示す37種類のSBR−Aを準備した。
次いでこれ等の各SBR−A80重量部に対して
SBR−BとしてSBR 1714 30重量部(ゴム分と
して20重量部に相当する)、ISAFカーボンブラツ
ク(東洋コンチネンタル製、コンチネツクス)50
重量部、ステアリン酸2重量部、N−フエニル−
N′−イソプロピル−p−フエニレンジアミン
(精工化学製、オゾノン3c)1重量部、亜鉛華4.0
重量部、N−オキシジエチレン−2−ベンゾチア
ゾールスルフエンアミド0.6重量部、ジ−2−ベ
ンゾチアジルジスルフイド(大内新興化学工業
製、ノクセラーDM)0.8重量部および硫黄1.5重
量部を配合し、37種類のゴム組成物を作成した。 これ等のゴム組成物につき10インチ(25.4cm)
ロールで混練りする際のロールバギの有無を評価
し、更にJIS K6301に従つて破断時強度(Tb)
を評価した。次いでこれ等のゴム組成物をトレツ
ドがキヤツプ/ベースの二重積層構造を有するタ
イヤサイズ165SR13のトレツドキヤツプゴムを用
いタイヤを試作した。尚いずれのタイヤもSc/
S比は60%とし、トレツドベースゴムとして下記
配合の組成物を適用した。 成 分 配合量(重量部) 天然ゴム 70 ポリブタジエンゴム(日本合成ゴム(株)製、
BR01) 30 HAFカーボンブラツク(東海カーボン製、シー
スト3) 32 アロマチツクオイル(日本石油製、コウモレツク
ス700) 2 硫 黄 2.5 N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアジルスル
フエンアミド(ノクセラーMSA) 1.8 以上の各種試作タイヤの耐ウエツトスキツド
性、転がり抵抗性、耐摩耗性、耐偏摩耗性および
耐悪路外観性を評価し、結果を第1表に併記す
る。 尚評価法およびスチレンブタジエン共重合体ゴ
ムのミクロ構造については次の方法で測定を行つ
た。 (耐ウエツト・スキツド性) 水深3mmの湿潤コンクリート路面において、80
Km/hrの速度から急制動し、車論がロツクされて
から停止するまでの距離を測定。第1表のサンプ
ルNo.37のスチレン−ブタジエン共重合体を用いた
タイヤをコントロールとし、下式によつてテスト
タイヤの耐ウエツトスキツド性を評価した。 (コントロールタイヤの停止距離)−(テストタ
イヤの停止距離)/(コントロールタイヤの停止距離)
×100 (転がり抵抗性) 楕行法にて測定。測定条件はタイヤ内圧1.7
Kg/cm2、JIS100%荷重、楕行開始速度120Km/hr。
耐ウエツトスキツド性の評価と同様に下式によつ
てテストタイヤの転がり抵抗を評価した。 (コントロールタイヤの転がり抵抗)−(テスト
タイヤの転がり抵抗)/(コントロールタイヤの転がり
抵抗)×100 (耐摩耗性) 10000Km走行後、残溝を測定し、トレツドが1
mm摩耗するのに要する走行距離を相対比較する。
コントロールタイヤを100として指数で表示。値
が大なる程良好。 (ミクロ構造) 結合スチレン含有量は分光光度計を用い、699
cm-1の吸光度を用いた検量線を利用、ブタジエン
部分のミクロ構造はD.Moreroの方法〔Chem.&
Ind.、41、758(1959)〕により求めた。また
w/nは0.5g/100mlテトラヒドロフラン溶液
でウオーターズGPC200を用いて、それぞれサイ
ズが1×106Å、1×106Å、1×105Å、1×104
Åのスタイラジエル(Styragel)を含有する4本
のカラム(各々長さ122mm、内径7.8mm)よりなる
カラム系で、流速1ml/分にて、0.3ml試料液を
注入して求めた。なお検出計はGPC200装置付属
の示差屈折計(RI)を用いた。 (耐偏摩耗性) 20000Km走行後外観をチエツクし、偏摩耗の有
無を観察した。 (耐悪路外観性) 舗装良路40%、非舗装悪路60%の割合で、6000
Km走行後外観をチエツクし、サンプルNo.37(コン
トロール)のゴム組成物を使用したタイヤの外観
を5とし、サンプルNo.36のゴム組成物を使用した
タイヤの外観を1とし5段階で評価した。 (作業性) 10インチ(25.4cm)ロール、表面温度80℃にて
ゴム組成物のロールバギの有無で評価した。 (スチレン連鎖分布) この評価方法は農工大田中教授等によつて開発
された方法(高分子学会予稿集、第29巻7号2055
頁)であり、スチレンブタジエン共重合体のスチ
レン連鎖分布はブタジエン単位の二重結合をすべ
てオゾンで開裂分解し、その分解物をゲル透過ク
ロマトグラフイー(GPC)によつて分析するこ
とにより求められる。 (第2錫イオンによるカツプリングの効率) スチレンブタジエン共重合体ゴムを0.5g/100
mlテトラヒドロフラン溶液にし、ウオーターズ社
製GPC200を用いてw/nを求めたのと同じ
測定条件にて測定した結果を各分子量による感度
補正をした後、GPCの微分、積分曲線の規格化
図(低分子量側を0とし、高分子量側を100%と
する)を作成し、微分曲線の極小値(A%)に対
応する積分曲線における値(B%)を読み取り、
(100−B)%をカツプリング効率とした。
【表】
【表】
【表】
【表】
第1表から明らかなように、本発明のSBR−
Aを使用したゴム組成物より成るトレツドを有す
るタイヤが著しく優れていることがわかる。 実施例 2 第2表および第3表に示す9種類のゴム組成物
をつくり、実施例1と同様にして作業性、破断時
強度を評価した。次いで実施例1と同様のトレツ
ドベースゴムを用いてSc/S比を70%とした以
外は同様にしてトレツドがキヤツプ/ベース二重
積層構造を有する同様のタイヤを試作した。各種
試作タイヤの耐ウエツトスキツド性、転がり抵抗
性、耐摩耗性、耐偏摩耗性および耐悪路外観性を
評価し、結課を第2表および第3表に併記する。 これ等の結果から明らかなように、本発明の空
気入りタイヤが比較例のタイヤより著しく優れて
いることがわかる。
Aを使用したゴム組成物より成るトレツドを有す
るタイヤが著しく優れていることがわかる。 実施例 2 第2表および第3表に示す9種類のゴム組成物
をつくり、実施例1と同様にして作業性、破断時
強度を評価した。次いで実施例1と同様のトレツ
ドベースゴムを用いてSc/S比を70%とした以
外は同様にしてトレツドがキヤツプ/ベース二重
積層構造を有する同様のタイヤを試作した。各種
試作タイヤの耐ウエツトスキツド性、転がり抵抗
性、耐摩耗性、耐偏摩耗性および耐悪路外観性を
評価し、結課を第2表および第3表に併記する。 これ等の結果から明らかなように、本発明の空
気入りタイヤが比較例のタイヤより著しく優れて
いることがわかる。
【表】
〓表
中の配合量はゴム分に換算した数値。
アロマチツクオイル 37.5phr〓
尚アロマチツクオイルは組成物中の正味の量を
示す。
中の配合量はゴム分に換算した数値。
アロマチツクオイル 37.5phr〓
尚アロマチツクオイルは組成物中の正味の量を
示す。
【表】
【表】
実施例 3
次に、第1表のサンプルNo.18のSBR−Aを用
い、第4表に示す5種類のSBR−Bを用い、下
記配合により5種類のSBR系ゴム配合物をつく
つた。また同様にサンプルNo.18のSBR−Aを用
い第4表に示す天然ゴムおよび4種類のポリイソ
プレンゴムを用い、下記配合により5種類のポリ
イソプレン系ゴム配合物をつくつた。
い、第4表に示す5種類のSBR−Bを用い、下
記配合により5種類のSBR系ゴム配合物をつく
つた。また同様にサンプルNo.18のSBR−Aを用
い第4表に示す天然ゴムおよび4種類のポリイソ
プレンゴムを用い、下記配合により5種類のポリ
イソプレン系ゴム配合物をつくつた。
【表】
【表】
上記SBR系ゴム配合物(サンプルNo.47〜51)
およびポリイソプレン系ゴム配合物(サンプルNo.
52〜56)につき、サンプルNo.1〜37と同様にして
破断時強度を評価し、実施例1と同様のタイヤを
試作した。各試作タイヤにつき同様にして特性を
評価し、結果を第4表に示す。
およびポリイソプレン系ゴム配合物(サンプルNo.
52〜56)につき、サンプルNo.1〜37と同様にして
破断時強度を評価し、実施例1と同様のタイヤを
試作した。各試作タイヤにつき同様にして特性を
評価し、結果を第4表に示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 結合スチレン含有量Sが10〜30重量%、ブタ
ジエン部分の1,2結合含有量Vが40〜70重量%
であり、かつ65≦1.7S+V≦100の範囲にあり、
さらにモノマー単位で11個以上が連らなつたスチ
レン連鎖の量が結合スチレン全体の10重量%以下
であり、モノマー単位で5個以下のスチレンが連
らなつたスチレン連鎖の量が結合スチレン全体の
80重量%以上であるスチレンブタジエン共重合体
ゴム(以下SBR−Aと称する)40〜100重量部
と、SBR−Aと異なる1種以上のジエン系ゴム
0〜60重量部から成るゴム分100重量部に対し、
ヨウ素吸着量(IA)36mg/g以上でかつジブチ
ルフレタート吸油量(DBP)60ml/100g以上の
カーボンブラツク10〜120重量部および加硫剤0.4
〜5重量部を配合して成るゴム組成物をトレツド
に用いたことを特徴とする改良されたトレツドを
有する空気入りタイヤ。 2 ゴム分が、SBR−A40〜90重量部と、結合ス
チレン含有量Sが10〜30重量%でかつブタジエン
部分中の1,2結合含有量Vが35重量%未満であ
るスチレンブタジエン共重合体ゴム(以下SBR
−Bと称する)10〜40重量部と、スチレンブタジ
エン共重合体ゴムとは異なるジエン系ゴム0〜50
重量部とから構成された特許請求の範囲第1項記
載の空気入りタイヤ。 3 ゴムが、SBR−A40〜90重量部と、ポリイソ
プレンゴムおよび/または天然ゴム10〜50重量部
と、ポリブタジエン0〜40重量部とから構成され
た特許請求の範囲第1項記載の空気入りタイヤ。 4 SBR−Aにおいてモノマー単位で1個のス
チレン連鎖(スチレンの両側にブタジエンが連ら
なつた構造の量が結合スチレン含有量Sのうち30
重量%以上である特許請求の範囲第1、2または
3項記載の空気入りタイヤ。 5 SBR−Aにおいてブタジエン中のトランス
−1,4結合含有量が20重量%以上である特許請
求の範囲第1、2、3または4項記載の空気入り
タイヤ。 6 SBR−Aにおいてブタジエン部分中のトラ
ンス−1,4結合含有量から同じくブタジエン部
分中のシス−1,4結合含有量を差し引いた値が
5重量%以上である特許請求の範囲第1〜5項の
いずれかの項に記載の空気入りタイヤ。 7 SBR−Aにおいて重量平均分子量Mwと数平
均分子量Mnの比(w/n)が2.5以下である
特許請求の範囲第1〜6項のいずれかの項に記載
の空気入りタイヤ。 8 SBR−AにおいてSBR−Aが第2錫イオン
でカツプリングされている特許請求の範囲第1〜
7項のいずれかの項に記載の空気入りタイヤ。 9 加硫剤が硫黄、p−キノンジオキシム、p,
p′−ジベンゾイルキノンジオキシム、4,4′−ジ
チオジモルフオリン、ポリ−p−ジニトロソベン
ゼン、安息香酸アンモニウム、アルキルフエノー
ルジスルフイドのうちの少なくとも1種以上であ
る特許請求の範囲第1〜8項のいずれかの項に記
載の空気入りタイヤ。 10 SBR−Bにおいて重量平均分子量が4.0×
105以上である特許請求の範囲第2項記載の空気
入りタイヤ。 11 ポリイソプレンゴムにおいて、シス−1,
4結合が90重量%以上でかつ重量平均分子量が
1.0×106以上である特許請求の範囲第3項記載の
空気入りタイヤ。 12 SBR−Aを第2錫イオンでカツプリング
するのに塩化第2錫を使用した特許請求の範囲第
8項記載の空気入りタイヤ。 13 SBR−Aにおいて、カツプリング後のム
ーニー粘度(100℃で測定)が45〜90である特許
請求の範囲第8項記載の空気入りタイヤ。 14 SBR−A全体に対して錫イオンでカツプ
リングされた部分の割合が30〜75重量%である特
許請求の範囲第8項記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56133335A JPS5836705A (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 改良されたトレツドを有する空気入りタイヤ |
| US06/408,994 US4433094A (en) | 1981-08-27 | 1982-08-17 | Pneumatic tires comprising an improved thread |
| AU87242/82A AU545090B2 (en) | 1981-08-27 | 1982-08-17 | Pneumatic tire |
| CA000409732A CA1185036A (en) | 1981-08-27 | 1982-08-19 | Pneumatic tires comprising an improved treads |
| GB08224724A GB2108988B (en) | 1981-08-27 | 1982-08-27 | Pneumatic tires comprisong an improved tread |
| EP86111343A EP0254766A1 (en) | 1981-08-27 | 1982-08-27 | Styrene-Butadiene copolymer rubber |
| EP82304541A EP0074233B1 (en) | 1981-08-27 | 1982-08-27 | Pneumatic tires comprising an improved tread |
| DE8282304541T DE3276866D1 (en) | 1981-08-27 | 1982-08-27 | Pneumatic tires comprising an improved tread |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56133335A JPS5836705A (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 改良されたトレツドを有する空気入りタイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5836705A JPS5836705A (ja) | 1983-03-03 |
| JPS6315946B2 true JPS6315946B2 (ja) | 1988-04-06 |
Family
ID=15102307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56133335A Granted JPS5836705A (ja) | 1981-08-27 | 1981-08-27 | 改良されたトレツドを有する空気入りタイヤ |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4433094A (ja) |
| EP (2) | EP0254766A1 (ja) |
| JP (1) | JPS5836705A (ja) |
| AU (1) | AU545090B2 (ja) |
| CA (1) | CA1185036A (ja) |
| DE (1) | DE3276866D1 (ja) |
| GB (1) | GB2108988B (ja) |
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