JPS60213506A - 全天候走行性能を有する空気入りタイヤ - Google Patents
全天候走行性能を有する空気入りタイヤInfo
- Publication number
- JPS60213506A JPS60213506A JP59069910A JP6991084A JPS60213506A JP S60213506 A JPS60213506 A JP S60213506A JP 59069910 A JP59069910 A JP 59069910A JP 6991084 A JP6991084 A JP 6991084A JP S60213506 A JPS60213506 A JP S60213506A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- tread
- performance
- resistance
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L9/00—Compositions of homopolymers or copolymers of conjugated diene hydrocarbons
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C1/00—Tyres characterised by the chemical composition or the physical arrangement or mixture of the composition
- B60C1/0016—Compositions of the tread
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/02—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
- C08L23/18—Homopolymers or copolymers of hydrocarbons having four or more carbon atoms
- C08L23/20—Homopolymers or copolymers of hydrocarbons having four or more carbon atoms having four to nine carbon atoms
- C08L23/22—Copolymers of isobutene; Butyl rubber ; Homo- or copolymers of other iso-olefins
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L23/00—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L23/26—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers modified by chemical after-treatment
- C08L23/28—Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers modified by chemical after-treatment by reaction with halogens or compounds containing halogen
- C08L23/283—Halogenated homo- or copolymers of iso-olefins
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/80—Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
- Y02T10/86—Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S152/00—Resilient tires and wheels
- Y10S152/905—Tread composition
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（発明の関連する技術分野）
本発明は全天候走行性能、を有する空気入りタイヤに関
するもので、特に詳しくは耐ウェツト・スキツド性、転
がり抵抗性、耐摩耗性および雪氷路走行性を著しく改善
した低燃費の全天候走行性能を有する空気りタイヤに関
するものである。
するもので、特に詳しくは耐ウェツト・スキツド性、転
がり抵抗性、耐摩耗性および雪氷路走行性を著しく改善
した低燃費の全天候走行性能を有する空気りタイヤに関
するものである。
（従来技術）
従来からスチレン−ブタジェン共重合体ゴムは湿潤路面
における耐ウェツト・スキツド性に優れかつ耐摩耗性も
良好なため、タイヤのトレッド用として広く使用されて
いる。しかしながら一方ではエネルギーロスが大きく発
熱し易く、転勤時のエルギーロスも大きい為、低燃費タ
イヤへの適用が難かしい。また低温時にゴムの軟化が著
しい為、雪氷路でのスキツド性能が悪化し、雪氷路用タ
イヤへの適用も望ましくない。
における耐ウェツト・スキツド性に優れかつ耐摩耗性も
良好なため、タイヤのトレッド用として広く使用されて
いる。しかしながら一方ではエネルギーロスが大きく発
熱し易く、転勤時のエルギーロスも大きい為、低燃費タ
イヤへの適用が難かしい。また低温時にゴムの軟化が著
しい為、雪氷路でのスキツド性能が悪化し、雪氷路用タ
イヤへの適用も望ましくない。
このため耐ウェツト・スキツド性と発熱、転がり抵抗を
同時に改善する方法として、特開昭５７−５１５０３号
、特開昭５７−５５２０４号および特開昭５８−’３６
７０５号公報にはスチレン含有率とビニル含有率をコン
トロールしたスチレン−ブタジェン共重合体ゴム（ＳＢ
Ｒ）を使用することが開示されている。しかしながらこ
のＳＢＲは優れた耐ウェツト・スキツド性および低燃費
性を示すが、Ｔ（Ｉが高く、低温で急激にゴム硬化が著
しく、低温時脆性破壊性能の低下が認められる上に、雪
氷路のスキツド性能は劣る結果となる。
同時に改善する方法として、特開昭５７−５１５０３号
、特開昭５７−５５２０４号および特開昭５８−’３６
７０５号公報にはスチレン含有率とビニル含有率をコン
トロールしたスチレン−ブタジェン共重合体ゴム（ＳＢ
Ｒ）を使用することが開示されている。しかしながらこ
のＳＢＲは優れた耐ウェツト・スキツド性および低燃費
性を示すが、Ｔ（Ｉが高く、低温で急激にゴム硬化が著
しく、低温時脆性破壊性能の低下が認められる上に、雪
氷路のスキツド性能は劣る結果となる。
一方、雪氷路に適する空気入りタイヤは、これまで種々
提案されているが、その性能は必ずしも満足されるもの
でなく尚改善が望まれている。これに関して従来より雪
氷路面における路面把握力を向上せさるためトレッド部
材の材質の検討が行われており、低温でのゴムの硬さを
柔らかくすることがＣ，Ｓ、 Ｗｉｌｋｉｎｓｏｎ；
ＲＣＴ、 ２７ ２２５（１９５４）、Ｆ、Ｓ、Ｃｏｎ
ａｎｔ ；ＲＣＴ２２８６３ （１９４９）等によりよ
く知られている。
提案されているが、その性能は必ずしも満足されるもの
でなく尚改善が望まれている。これに関して従来より雪
氷路面における路面把握力を向上せさるためトレッド部
材の材質の検討が行われており、低温でのゴムの硬さを
柔らかくすることがＣ，Ｓ、 Ｗｉｌｋｉｎｓｏｎ；
ＲＣＴ、 ２７ ２２５（１９５４）、Ｆ、Ｓ、Ｃｏｎ
ａｎｔ ；ＲＣＴ２２８６３ （１９４９）等によりよ
く知られている。
その為に例えばＷ、 Ｇ、 Ｎ６ｒｉｃｈ ： Ｔ ｈ
ｅＦｒｉｃＮｏｎ ｏｆ Ｐｏｌｙｍｅｒ ｏｎ Ｉ
ｃｅ （Ｊ ｏｕｒｎａｌｏｆ ｔｌｌｅ ＩＲＩ、１
０月号１９２頁１９７２）およびＤ ｅｓｍｏｎｄ Ｍ
ｏｏｒｅ ； Ｔ ｈｅ Ｆ ｎ１ｃｔｉｏｎ ｏｆ
ｐｎｅｕｍａｔｉｃ Ｔ １ｒｅｓ （１９７５）等の
文献により知られているように、ブタジェンゴム、天然
ゴム、ポリイソプレンゴムをトレッドゴムに使用すれば
雪氷路面での踏面把握力は向上する。しかしながらかか
る方法によると湿潤路面での踏面把握力が低下し好まし
くない。またこの踏面把握力の低下を改善するため、△
、Ｃ，３ａｓｓｉ； ＲＣＴ３８１９６５ 、Ｄ、 Ｂ
ｕｌｏｉｎ 、 Ｇ、 Ｄ、 ト１ ｕｂｂｅｒｄ、
Ｍ 。
ｅＦｒｉｃＮｏｎ ｏｆ Ｐｏｌｙｍｅｒ ｏｎ Ｉ
ｃｅ （Ｊ ｏｕｒｎａｌｏｆ ｔｌｌｅ ＩＲＩ、１
０月号１９２頁１９７２）およびＤ ｅｓｍｏｎｄ Ｍ
ｏｏｒｅ ； Ｔ ｈｅ Ｆ ｎ１ｃｔｉｏｎ ｏｆ
ｐｎｅｕｍａｔｉｃ Ｔ １ｒｅｓ （１９７５）等の
文献により知られているように、ブタジェンゴム、天然
ゴム、ポリイソプレンゴムをトレッドゴムに使用すれば
雪氷路面での踏面把握力は向上する。しかしながらかか
る方法によると湿潤路面での踏面把握力が低下し好まし
くない。またこの踏面把握力の低下を改善するため、△
、Ｃ，３ａｓｓｉ； ＲＣＴ３８１９６５ 、Ｄ、 Ｂ
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Ｍ 。
＠、 Ｗａｌｔｅｒｓ； ｐｒｏｃ 、 ４ｔｈ Ｒｕ
ｂｂｅｒ Ｔｅｃｈ 。
ｂｂｅｒ Ｔｅｃｈ 。
Ｃｏｎｆ 、 Ｌ ｏｎｄｏｎ１９３ （１９６２）等
の文献テ知うれているようにスチレン−ブタジェン共重
合体ゴム、ブチルゴムやカーボンブラックを多量に使用
する方法も知られているが、このよう方法では雪氷性能
や転勤抵抗が低下し好ましくない。
の文献テ知うれているようにスチレン−ブタジェン共重
合体ゴム、ブチルゴムやカーボンブラックを多量に使用
する方法も知られているが、このよう方法では雪氷性能
や転勤抵抗が低下し好ましくない。
また、特公昭５７−５９２５６号公報には天然ゴム（Ｎ
Ｒ）およびポリブタジェンゴム（ＢＲ）に塩素（Ｃβ）
または臭素（Ｂｒ ）含有量が１．０３− 〜２．０重量％のポリイソブチレン−イソプレンゴム（
ハロゲン化ブチルゴム）の単体またはこれ等の混合物を
５超〜３０以下重量部添加することでタイヤの転勤抵抗
の低減とウェット制動性能を、耐摩耗性を殆んど低下さ
せずに改良できることが開示されているが、本発明で意
図する雪氷路走行性を改善する点からは実用上不充分で
あることが指摘されている。更に、特公昭５８−４６２
５７号公報には、天然ゴム（ＮＲ）、スチレン含有率２
０重量％以下のスチレン・ブタジェン共重合体ゴム（Ｓ
ＢＲ）およびポリブタジェンゴム（ＢＲ）の３者のブレ
ンドに流動点−１０℃以下の伸展油を全伸展油の２０重
量％以上添加してなるトレッドゴム組成物をアイススキ
ッド、ウェットスキッド、耐摩耗性を兼備したトラック
・バス用タイヤに使用することが開示されている。かか
るトレッドゴム組成物を用いるとトラック・バス用タイ
ヤでのアイススキッド、ウェットスキッド、耐摩耗性は
ある程度向上するが、本発明で意図する主として乗用車
用タイヤで要求される低燃費性、ウエツトス４− キッド性、雪氷路走行性の要求レベルからみて不充分で
あると考えられる。他方、本発明者は先に耐ウエツトス
キット性、耐摩耗性、転がり抵抗性を低下させることな
く、雪氷路面における踏面把握力を向上させることを目
的として、特願昭５８−７９４０６号、同５８−７９４
０７号にてエステル系低温可塑剤を含有するゴム組成物
をトレッドに用いた空気入りタイヤを提案したが、更に
前記諸特性を飛躍的に改善し、いわゆる全天候走行性能
を有するタイヤを開発すべく引続き研究を行なった結果
、このためには耐ウエツトスキッド、耐摩耗性、転勤抵
抗性等現状のサマータイヤの要求特性を低下させること
なく、雪氷路における踏面把握力を向上させることが望
ましいが、耐ウエツトスキツド性、転勤抵抗性、雪氷路
走行性を有するいわゆる全天候走行性能を有する低燃費
タイヤといえども、実際に使用される地域の気象条件、
使用者の上記諸特性への要求レベルが多様であり、冬期
に数日雪氷路を経験する地域とか、雨量の多い地域とか
、雪氷路走行が冬場主体となる地域とかで当然要求され
るタイヤ性能レベルが異なることとなる。このようにし
て、使用者の要求レベルに合せて転勤抵抗重視とか、耐
ウエツト性重視とかのサマータイヤが存在するが、それ
らの各レベルでの性能を維持することで、かつ雪氷路走
行性が向上すれば各使用者の要求を満たした全天候走行
性能を有するタイヤと言うことができる。
Ｒ）およびポリブタジェンゴム（ＢＲ）に塩素（Ｃβ）
または臭素（Ｂｒ ）含有量が１．０３− 〜２．０重量％のポリイソブチレン−イソプレンゴム（
ハロゲン化ブチルゴム）の単体またはこれ等の混合物を
５超〜３０以下重量部添加することでタイヤの転勤抵抗
の低減とウェット制動性能を、耐摩耗性を殆んど低下さ
せずに改良できることが開示されているが、本発明で意
図する雪氷路走行性を改善する点からは実用上不充分で
あることが指摘されている。更に、特公昭５８−４６２
５７号公報には、天然ゴム（ＮＲ）、スチレン含有率２
０重量％以下のスチレン・ブタジェン共重合体ゴム（Ｓ
ＢＲ）およびポリブタジェンゴム（ＢＲ）の３者のブレ
ンドに流動点−１０℃以下の伸展油を全伸展油の２０重
量％以上添加してなるトレッドゴム組成物をアイススキ
ッド、ウェットスキッド、耐摩耗性を兼備したトラック
・バス用タイヤに使用することが開示されている。かか
るトレッドゴム組成物を用いるとトラック・バス用タイ
ヤでのアイススキッド、ウェットスキッド、耐摩耗性は
ある程度向上するが、本発明で意図する主として乗用車
用タイヤで要求される低燃費性、ウエツトス４− キッド性、雪氷路走行性の要求レベルからみて不充分で
あると考えられる。他方、本発明者は先に耐ウエツトス
キット性、耐摩耗性、転がり抵抗性を低下させることな
く、雪氷路面における踏面把握力を向上させることを目
的として、特願昭５８−７９４０６号、同５８−７９４
０７号にてエステル系低温可塑剤を含有するゴム組成物
をトレッドに用いた空気入りタイヤを提案したが、更に
前記諸特性を飛躍的に改善し、いわゆる全天候走行性能
を有するタイヤを開発すべく引続き研究を行なった結果
、このためには耐ウエツトスキッド、耐摩耗性、転勤抵
抗性等現状のサマータイヤの要求特性を低下させること
なく、雪氷路における踏面把握力を向上させることが望
ましいが、耐ウエツトスキツド性、転勤抵抗性、雪氷路
走行性を有するいわゆる全天候走行性能を有する低燃費
タイヤといえども、実際に使用される地域の気象条件、
使用者の上記諸特性への要求レベルが多様であり、冬期
に数日雪氷路を経験する地域とか、雨量の多い地域とか
、雪氷路走行が冬場主体となる地域とかで当然要求され
るタイヤ性能レベルが異なることとなる。このようにし
て、使用者の要求レベルに合せて転勤抵抗重視とか、耐
ウエツト性重視とかのサマータイヤが存在するが、それ
らの各レベルでの性能を維持することで、かつ雪氷路走
行性が向上すれば各使用者の要求を満たした全天候走行
性能を有するタイヤと言うことができる。
（発明の開示）
かかる現状に鑑み、前記緒特性を鋭意検討した結果、特
定の条件を有するジエン系ゴム、ブチルゴム、ハロゲン
化ブチルゴム、必要に応じて他のジエン系ゴムをブレン
ドしたゴムに対し、特定のカーボンブラックを配合した
ゴム組成物をトレッドに用いることにより、前記諸条件
を満足する空気入りタイヤが得られることを確かめ本発
明を達成するに至った。
定の条件を有するジエン系ゴム、ブチルゴム、ハロゲン
化ブチルゴム、必要に応じて他のジエン系ゴムをブレン
ドしたゴムに対し、特定のカーボンブラックを配合した
ゴム組成物をトレッドに用いることにより、前記諸条件
を満足する空気入りタイヤが得られることを確かめ本発
明を達成するに至った。
即ち本発明の全天候走行性能を有する空気入れタイヤは
、 スチレン含有量Ｏ〜３０％、ブタジェン部のビニル結合
２５〜９５％、好ましくは３５〜９５％で、好ましくは
４５≦１．１×結合スチレン％＋ビニル結合％≦１２０
、更に好ましくは６５≦ １．７×結合スチレン％十ビ
ニル結合≦１１０の１種以上のジエン系ゴム９７〜１０
重量部、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム３〜３０重
量部、他のジエン系ゴム０〜８７重量部、から成るゴム
１００重量部に対して、沃素吸着量＜ Ｉ Ａ ） ７
０ｍ（］／（１、ジブチルフタレート （ＤＢＰ）吸油
量９０ ｍｌ／ １００ｏ以上のカーボンブラック３０
〜８０重量部を配合したゴム組成物をトレッドに用いた
ことを特徴とする。
、 スチレン含有量Ｏ〜３０％、ブタジェン部のビニル結合
２５〜９５％、好ましくは３５〜９５％で、好ましくは
４５≦１．１×結合スチレン％＋ビニル結合％≦１２０
、更に好ましくは６５≦ １．７×結合スチレン％十ビ
ニル結合≦１１０の１種以上のジエン系ゴム９７〜１０
重量部、ブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴム３〜３０重
量部、他のジエン系ゴム０〜８７重量部、から成るゴム
１００重量部に対して、沃素吸着量＜ Ｉ Ａ ） ７
０ｍ（］／（１、ジブチルフタレート （ＤＢＰ）吸油
量９０ ｍｌ／ １００ｏ以上のカーボンブラック３０
〜８０重量部を配合したゴム組成物をトレッドに用いた
ことを特徴とする。
本発明の空気入りタイヤのトレッドに用いるゴム組成物
を構成するジエン系ゴムとしてスチレン含有１１０〜３
０％、ブタジェン部のビニル結合２５〜９５％の１種以
上のジエン系ゴム（以下ジエンゴム−Ａという）を用い
るが、ビニル結合が２５％未満ではウェットスキツド性
が低下して好ましくなく、スチレン含有量が３０％およ
びビニル結合が９５％を超えるとそれぞれ転がり抵抗お
よび雪氷路走行性能が低下して好ましくない。このジエ
ンゴム−Ａ７− の配合量は９７重山部より多くなると耐ウエツトスキツ
ド性および雪氷路走行性能が低下し、１０重量部未満で
は転がり抵抗性および耐ウエツトスキツド性が低下する
。
を構成するジエン系ゴムとしてスチレン含有１１０〜３
０％、ブタジェン部のビニル結合２５〜９５％の１種以
上のジエン系ゴム（以下ジエンゴム−Ａという）を用い
るが、ビニル結合が２５％未満ではウェットスキツド性
が低下して好ましくなく、スチレン含有量が３０％およ
びビニル結合が９５％を超えるとそれぞれ転がり抵抗お
よび雪氷路走行性能が低下して好ましくない。このジエ
ンゴム−Ａ７− の配合量は９７重山部より多くなると耐ウエツトスキツ
ド性および雪氷路走行性能が低下し、１０重量部未満で
は転がり抵抗性および耐ウエツトスキツド性が低下する
。
次にブチルゴム、ハロゲン化ブチルゴムの配合量は３重
量部未満では耐ウエツトスキツド性が低下して好ましく
なり、３０重山部を超えると雪氷路走行性能、耐摩耗性
、転がり抵抗性が低下して好ましくないので、３〜３０
重量部の範囲とする。
量部未満では耐ウエツトスキツド性が低下して好ましく
なり、３０重山部を超えると雪氷路走行性能、耐摩耗性
、転がり抵抗性が低下して好ましくないので、３〜３０
重量部の範囲とする。
□ 上記ゴム組成物には、Ｅ Ａ ７０ｍａ／ ９以上
、ＤＢＰ吸油量９０＝ｄ／１００（１以上のカーボンブ
ラックを３０〜８０重量部配合するが、ＩＡが７０ｍ（
］／ （１未満でＤＢＰ吸油量が９０ ｔｎｌ／ １０
０（１未満では耐摩耗性が低下して望ましくなく、配合
量が３０重量部未満では耐摩耗が低下し、８０重量部を
超えると転がり抵抗、雪氷路走行性能が低下して好まし
くない。
、ＤＢＰ吸油量９０＝ｄ／１００（１以上のカーボンブ
ラックを３０〜８０重量部配合するが、ＩＡが７０ｍ（
］／ （１未満でＤＢＰ吸油量が９０ ｔｎｌ／ １０
０（１未満では耐摩耗性が低下して望ましくなく、配合
量が３０重量部未満では耐摩耗が低下し、８０重量部を
超えると転がり抵抗、雪氷路走行性能が低下して好まし
くない。
上記ゴム組成物には雪氷路面での路面把握力を向上させ
ることおよび転がり抵抗性を低減させることのために更
にエステル系可塑剤および／またはナフテン系、パラフ
ィン系軟化剤を配合するのが８− よく、配合する場合はゴム分１００重量部に対して２〜
３０重量部の範囲とするのが好ましく、２重量部未満で
は雪氷路走行性、転がり抵抗性に対する効果が少なく、
３０重量部を超えると耐摩耗性、悪路走行時のゴムへた
り、カット外観で劣り、また転がり抵抗性も改良効果を
なくしてゆくため望ましくない。特にエステル系可塑剤
とナフテン系、パラフィン系軟化剤を併用することが、
雪氷路走行性、転がり抵抗性の面で効果が大ぎく望まし
い。
ることおよび転がり抵抗性を低減させることのために更
にエステル系可塑剤および／またはナフテン系、パラフ
ィン系軟化剤を配合するのが８− よく、配合する場合はゴム分１００重量部に対して２〜
３０重量部の範囲とするのが好ましく、２重量部未満で
は雪氷路走行性、転がり抵抗性に対する効果が少なく、
３０重量部を超えると耐摩耗性、悪路走行時のゴムへた
り、カット外観で劣り、また転がり抵抗性も改良効果を
なくしてゆくため望ましくない。特にエステル系可塑剤
とナフテン系、パラフィン系軟化剤を併用することが、
雪氷路走行性、転がり抵抗性の面で効果が大ぎく望まし
い。
エステル系可塑剤としては、フタル酸誘導体、例えばフ
タル酸系ジエステル、脂肪酸系−塩基酸エステル、例え
ばオレイン酸誘導体、脂肪酸系二塩基酸エステル、例え
ばアジピン酸誘導体、アゼライン酸誘導体、セバシン酸
誘導体およびリン酸誘導体などのエステル系低温性可塑
剤があり、最も望ましいのはオレイン酸誘導体であり、
例えばブチルオレエート、オレイン酸オクチル、オレイ
ン酸デシル、トール油脂肪酸オクチル、オレイン酸オレ
イル、■チレングリコールオレイン酸ジエステル、１．
４−ブタンジオールオレイン酸ジエステル、１，６−ヘ
キサンジオールオレイン酸ジエステル、オレイン酸２−
エチルヘキシル、オレイン酸ドテシル、ミリストオレイ
ン酸デシル、ミリストオレイン酸オレイルがあり、オレ
イン酸オクチルが特に好ましい。またナフテン系および
パラフィン系軟化剤とは、芳香族炭化水素が３０％以下
、粘度比重定数（Ｖ Ｇ Ｃ） ０．９００以下のもの
で、ソニックプロセス油Ｐ −２００，Ｒ−１０００お
よびＲ−２０００（共同石油製）、ダイアナプロセスオ
イルＫＬ−２Ｐ、ＭＭ−４５，ＫＬ−１およびＫＭ−９
０（出光興産）、三菱１０ライトプロセス油（三菱石油
製）、三菱１２メデイアムプロセス油〈三菱石油製）、
三菱２０ライトプロセス油（三菱石油製）等がある。そ
して必要に応じて粘着イ」与剤、芳香族炭化水素が３０
％以上、ＶＧＣＯ，９００以上の芳香族系軟化剤等を添
加してもよい。
タル酸系ジエステル、脂肪酸系−塩基酸エステル、例え
ばオレイン酸誘導体、脂肪酸系二塩基酸エステル、例え
ばアジピン酸誘導体、アゼライン酸誘導体、セバシン酸
誘導体およびリン酸誘導体などのエステル系低温性可塑
剤があり、最も望ましいのはオレイン酸誘導体であり、
例えばブチルオレエート、オレイン酸オクチル、オレイ
ン酸デシル、トール油脂肪酸オクチル、オレイン酸オレ
イル、■チレングリコールオレイン酸ジエステル、１．
４−ブタンジオールオレイン酸ジエステル、１，６−ヘ
キサンジオールオレイン酸ジエステル、オレイン酸２−
エチルヘキシル、オレイン酸ドテシル、ミリストオレイ
ン酸デシル、ミリストオレイン酸オレイルがあり、オレ
イン酸オクチルが特に好ましい。またナフテン系および
パラフィン系軟化剤とは、芳香族炭化水素が３０％以下
、粘度比重定数（Ｖ Ｇ Ｃ） ０．９００以下のもの
で、ソニックプロセス油Ｐ −２００，Ｒ−１０００お
よびＲ−２０００（共同石油製）、ダイアナプロセスオ
イルＫＬ−２Ｐ、ＭＭ−４５，ＫＬ−１およびＫＭ−９
０（出光興産）、三菱１０ライトプロセス油（三菱石油
製）、三菱１２メデイアムプロセス油〈三菱石油製）、
三菱２０ライトプロセス油（三菱石油製）等がある。そ
して必要に応じて粘着イ」与剤、芳香族炭化水素が３０
％以上、ＶＧＣＯ，９００以上の芳香族系軟化剤等を添
加してもよい。
更に上記ゴム組成物には通常ゴム組成物に用いられる配
合剤である加硫剤、促進剤、促進助剤、老化防止剤等が
適宜配合される。
合剤である加硫剤、促進剤、促進助剤、老化防止剤等が
適宜配合される。
以上の構成より成るゴム組成物を用いてトレッドを形成
することにより本発明の目的は達成されるが、雪氷路走
行性能をコン１〜ロールする上で、−２０℃Ｆ′が２６
０ ｋｇ／ ｃＪ以下、望ましくは２２０ ｋｇ／＋：
Ｉ以下で、０℃Ｅ′が１９０ｋｇ ／ ｃＪ以下、望ま
しくは１５０ｋｇ／ｃ＋に以下で、またかかる温度領域
でＦ′変化が少ないことがいろいろな環境下での雪氷性
能を維持する上で重要である。尚、Ｆ′は動的貯蔵弾性
率を示す。
することにより本発明の目的は達成されるが、雪氷路走
行性能をコン１〜ロールする上で、−２０℃Ｆ′が２６
０ ｋｇ／ ｃＪ以下、望ましくは２２０ ｋｇ／＋：
Ｉ以下で、０℃Ｅ′が１９０ｋｇ ／ ｃＪ以下、望ま
しくは１５０ｋｇ／ｃ＋に以下で、またかかる温度領域
でＦ′変化が少ないことがいろいろな環境下での雪氷性
能を維持する上で重要である。尚、Ｆ′は動的貯蔵弾性
率を示す。
次に、ウエツ］−スキッド性能をコントロールする上で
Ｏ′Ｃの損失正接（ｔａｎδ）が０．３０以上好ましく
は０．３３以上であるのが望ましく、また転がり抵抗性
をコントロールする上で６０℃ｔａｎδが０．２０以下
、好ましくは０．１７以下が望ましい。
Ｏ′Ｃの損失正接（ｔａｎδ）が０．３０以上好ましく
は０．３３以上であるのが望ましく、また転がり抵抗性
をコントロールする上で６０℃ｔａｎδが０．２０以下
、好ましくは０．１７以下が望ましい。
更に雪氷路走行性、耐つエツ］〜スキッド性を損わずし
て転がり抵抗性を更に向−１ニする手法としてキャップ
トレッドゴム／ペーストレッドゴム構造を導入すれば上
記諸性能が一層向上する様になるので望ましい。そして
ベーストレッドゴム組成物として本発明で使用する前記
組成物を、キャップトレッドゴムと配合を異にして使用
することも可１１− 能である。
て転がり抵抗性を更に向−１ニする手法としてキャップ
トレッドゴム／ペーストレッドゴム構造を導入すれば上
記諸性能が一層向上する様になるので望ましい。そして
ベーストレッドゴム組成物として本発明で使用する前記
組成物を、キャップトレッドゴムと配合を異にして使用
することも可１１− 能である。
（発明の実施例）
本発明を次の実施例により説明する。
実施例
第１表に示ず配合割合（重量部）かな成るゴム組成物で
タイヤ評価に先立ち、スペクトロメーターで一２０’Ｃ
，Ｏ℃Ｆ’ 、０℃、６０°Ｃｔａｎδを測定し、また
スリップ率１０％、荷重２．５ｋｇでランボーン摩耗を
評価した。更にかかるゴム組成物より選択し、これ等の
ゴム組成物をトレッドゴムとして構成したタイヤザイズ
１６５８ Ｒ１３の１３種のタイヤをつくった。各タイ
ヤにつき踏面把握力（耐制動性）、耐摩耗性、転勤抵抗
を実車試験により下記方法で評価した。
タイヤ評価に先立ち、スペクトロメーターで一２０’Ｃ
，Ｏ℃Ｆ’ 、０℃、６０°Ｃｔａｎδを測定し、また
スリップ率１０％、荷重２．５ｋｇでランボーン摩耗を
評価した。更にかかるゴム組成物より選択し、これ等の
ゴム組成物をトレッドゴムとして構成したタイヤザイズ
１６５８ Ｒ１３の１３種のタイヤをつくった。各タイ
ヤにつき踏面把握力（耐制動性）、耐摩耗性、転勤抵抗
を実車試験により下記方法で評価した。
評価方法
（１）雪氷路面での踏面把握力
ブレーキ性能につき速度２０．３０および４０Ｋｍ／ｈ
で走行中にブレーキをかけ停止距離を測定し、比較例１
のタイヤの値を１００として指数で１２− 表示した。
で走行中にブレーキをかけ停止距離を測定し、比較例１
のタイヤの値を１００として指数で１２− 表示した。
（２）耐制動性
濡れたアスファル１へ路面において、速度４０Ｋｍ ／
ｈ 、 ７０Ｋｍ ／ｈおよび１１００Ｋ／ｈの各速度
から急制動を与え、完全に停止するまでの走行距離をめ
、その値を比較例１を１００として指数で表示した。数
値の大きい程良好。
ｈ 、 ７０Ｋｍ ／ｈおよび１１００Ｋ／ｈの各速度
から急制動を与え、完全に停止するまでの走行距離をめ
、その値を比較例１を１００として指数で表示した。数
値の大きい程良好。
（３）転勤抵抗
直径１７０７．６ｍｍ、幅３５０ｍｍのスチール製ドラ
ム上において、３８５ｋｇの荷重を内圧１．７ｋｇ／ｃ
ＴＩのタイヤに掛け、ドラムをモータ駆動により回転さ
せ、速度８０Ｋｍ／ｈにて３０分間慣らし走行を行なっ
た後、速度を２００Ｋｍ／ｈまで上昇させた。次いでモ
ータ駆動クラッチを切って惰行させ、ドラム減速度と時
間変化を基にして速度５０Ｋｍ／ｈにおけるタイヤとド
ラムの転勤抵抗を算出した。この値から予め算出してお
いたドラム抵抗を差し引いて正味のタイヤの転勤抵抗を
めた。この際の比較例１の数値を１００とし、指数で表
示した。数値の大程良好。
ム上において、３８５ｋｇの荷重を内圧１．７ｋｇ／ｃ
ＴＩのタイヤに掛け、ドラムをモータ駆動により回転さ
せ、速度８０Ｋｍ／ｈにて３０分間慣らし走行を行なっ
た後、速度を２００Ｋｍ／ｈまで上昇させた。次いでモ
ータ駆動クラッチを切って惰行させ、ドラム減速度と時
間変化を基にして速度５０Ｋｍ／ｈにおけるタイヤとド
ラムの転勤抵抗を算出した。この値から予め算出してお
いたドラム抵抗を差し引いて正味のタイヤの転勤抵抗を
めた。この際の比較例１の数値を１００とし、指数で表
示した。数値の大程良好。
〈４）耐摩耗性
（イ）操縦性、安定性を評価したタイヤとは別途にトレ
ッドをタイヤ周り上で２分割して、一方は比較例１のト
レッドゴム組成物によってトレッドを形成したタイヤを
試作し、舗装路面を２万Ｋｍ走行した後の摩耗量を測定
しｌｌｌ１ｍ摩耗するのに要する走行距離を相当比較し
、比較例１を１００とし指数表示した。指数大なる程良
好。
ッドをタイヤ周り上で２分割して、一方は比較例１のト
レッドゴム組成物によってトレッドを形成したタイヤを
試作し、舗装路面を２万Ｋｍ走行した後の摩耗量を測定
しｌｌｌ１ｍ摩耗するのに要する走行距離を相当比較し
、比較例１を１００とし指数表示した。指数大なる程良
好。
（ロ）ゴム組成物を試験室でランボーン耐摩耗評価を行
った。ゴム組成物をレオメータ−にてトルクが最大値を
とる時間の１．２倍の時間で加硫し、スリップ率１０％
、荷重４．５ｋｇでランボン摩耗評価を行ない、比較例
１を１００とし指数表示した。指数大なる程良好。この
評価を行なった後、ゴム組成物を選定し、前述の実車走
行耐摩耗評価を実施した。
った。ゴム組成物をレオメータ−にてトルクが最大値を
とる時間の１．２倍の時間で加硫し、スリップ率１０％
、荷重４．５ｋｇでランボン摩耗評価を行ない、比較例
１を１００とし指数表示した。指数大なる程良好。この
評価を行なった後、ゴム組成物を選定し、前述の実車走
行耐摩耗評価を実施した。
（５）Ｅ’ 、ｔａｎδの測定法
官本製作所製粘弾性スペクトロメーターを使用して周波
数５０ｃｐｓ 、静歪率５％の伸長下にて動歪率１％の
条件で測定した。なお、試料はチャック間長さ２０ｍｍ
、幅５ ｍｍ、厚さ２ｍｍの短冊状とした。加硫条件は
＜４＞−（ロ）と同じ。
数５０ｃｐｓ 、静歪率５％の伸長下にて動歪率１％の
条件で測定した。なお、試料はチャック間長さ２０ｍｍ
、幅５ ｍｍ、厚さ２ｍｍの短冊状とした。加硫条件は
＜４＞−（ロ）と同じ。
表中
５ＢＲ−１〜６・・・溶液重合ＳＢＲ。
５ＢＲ−１・・・Ｓ １２１５．シェル製、商品名、５
ＢＲ−２〜６・・・試作ポリマー（ＳＢＲ−３゜４は３
ｎによるカップリングタイプのもので、カップリング率
は約５０％としている）ＳＢＲ−７，８・・・乳化重合
５ＢＲ ８ＢＲ−７・・・Ｓ Ｂ Ｒ１５００，日本合成ゴムＬ
ＩＳＲ）製、 ＳＢＲ−８・・・ユニローヤル１５０４ＢＲ−９・・・
Ｊ−８ＲＢＲＯＩ ＢＲ−１０・・・試作ポリマー（Ｓｎによるカップリン
グタイプのもので゛約５０％カップリングとしている） ０℃−Ｉ Ｉ Ｒ（ＨＴ −１０６８）・・・エクソン
ケミカルコンパニー製商品名 ＢｒＩＩＲ（ボリサー×２）・・・ポリサーリミテッド
製、ポリサーブロモブチル Ｘ−２、商品名、 ポリマーのミクロ構造に関しては、結合スチレン含有量
は分光光度計を用い６９９（ｍ−１の吸光度を用いた検
量線を利用、ブタジェン部分のミクロ構造はり、 Ｍｏ
ｒｅｒｏの方法（Ｃｈｅｍ 、 ＆ Ｉｎｄ、 、リー
。
ＢＲ−２〜６・・・試作ポリマー（ＳＢＲ−３゜４は３
ｎによるカップリングタイプのもので、カップリング率
は約５０％としている）ＳＢＲ−７，８・・・乳化重合
５ＢＲ ８ＢＲ−７・・・Ｓ Ｂ Ｒ１５００，日本合成ゴムＬ
ＩＳＲ）製、 ＳＢＲ−８・・・ユニローヤル１５０４ＢＲ−９・・・
Ｊ−８ＲＢＲＯＩ ＢＲ−１０・・・試作ポリマー（Ｓｎによるカップリン
グタイプのもので゛約５０％カップリングとしている） ０℃−Ｉ Ｉ Ｒ（ＨＴ −１０６８）・・・エクソン
ケミカルコンパニー製商品名 ＢｒＩＩＲ（ボリサー×２）・・・ポリサーリミテッド
製、ポリサーブロモブチル Ｘ−２、商品名、 ポリマーのミクロ構造に関しては、結合スチレン含有量
は分光光度計を用い６９９（ｍ−１の吸光度を用いた検
量線を利用、ブタジェン部分のミクロ構造はり、 Ｍｏ
ｒｅｒｏの方法（Ｃｈｅｍ 、 ＆ Ｉｎｄ、 、リー
。
７５８（１９５９））によりめた。
尚第１表において、比較例１のゴム組成物はスノータイ
ヤ用トレッドゴムの一般例で、比較例２のゴム組成物は
サマータイヤ用トレッドゴムの一般例を示すものである
。
ヤ用トレッドゴムの一般例で、比較例２のゴム組成物は
サマータイヤ用トレッドゴムの一般例を示すものである
。
次に第１表のゴム組成物のＯ’Ｃｔａｎδと６０℃ｔａ
ｎδの関係を第１図に示し、またＱ’Ｑｔａｎδと一２
０℃Ｅ′の関係を第２図に示す。図面中○印は実施例、
目印は比較例のゴム組成物に関するもので、○印および
目印の内の数字は夫々実施例および比較例の番号を示す
。尚０ ′Ｃｔａｎδは数値が大きい程ウェット性能が
高く、６０℃ｔａｎδは数値が小さい程転がり抵抗が低
いことを示し、−２０℃Ｅ′は数値が小さい程雪氷路走
行用に良いことを示す。第１図および第２図より実施例
１〜１７のゴム組成物は転がり抵抗性、ウェット性能お
よび雪氷路走行のタイヤ用として優れていることがわか
１９− る。図示される関係はタイヤ評価でもほぼ同様の傾向を
示し、これに比例した性能が発現されている。
ｎδの関係を第１図に示し、またＱ’Ｑｔａｎδと一２
０℃Ｅ′の関係を第２図に示す。図面中○印は実施例、
目印は比較例のゴム組成物に関するもので、○印および
目印の内の数字は夫々実施例および比較例の番号を示す
。尚０ ′Ｃｔａｎδは数値が大きい程ウェット性能が
高く、６０℃ｔａｎδは数値が小さい程転がり抵抗が低
いことを示し、−２０℃Ｅ′は数値が小さい程雪氷路走
行用に良いことを示す。第１図および第２図より実施例
１〜１７のゴム組成物は転がり抵抗性、ウェット性能お
よび雪氷路走行のタイヤ用として優れていることがわか
１９− る。図示される関係はタイヤ評価でもほぼ同様の傾向を
示し、これに比例した性能が発現されている。
〈発明の効果）
以上説明してきたように本発明のタイヤは前記特定のゴ
ム分に特定のカーボンブラック更に所要に応じてエステ
ル系可塑剤および／またはナフテン系、パラフィン系軟
化剤を配合したゴム組成物でトレッドを構成したため、
第１表から明らかなように湿潤路での踏面把握力を損う
ことなく、雪氷路での踏面把握力、転がり抵抗性が飛躍
的に向上したので、全天候走行用の低燃費タイヤとして
極めて有効なものである。
ム分に特定のカーボンブラック更に所要に応じてエステ
ル系可塑剤および／またはナフテン系、パラフィン系軟
化剤を配合したゴム組成物でトレッドを構成したため、
第１表から明らかなように湿潤路での踏面把握力を損う
ことなく、雪氷路での踏面把握力、転がり抵抗性が飛躍
的に向上したので、全天候走行用の低燃費タイヤとして
極めて有効なものである。
第１図は実施例におけるゴム組成物のＯ′Ｃｔａｎδと
６０℃ｔａｎδの関係を示すグラフ、第２図は実施例に
おけるゴム組成物のＯ℃ｔａｎδと一２０℃Ｅ′の関係
を示すグラフである。 ２０−
６０℃ｔａｎδの関係を示すグラフ、第２図は実施例に
おけるゴム組成物のＯ℃ｔａｎδと一２０℃Ｅ′の関係
を示すグラフである。 ２０−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、スチレン含有量０〜３０％、ブタジェン部のビニル
結合２５〜９５％の１種以上のジエン系ゴム（以下ジエ
ンゴムＡという）９７〜１０重量部、ブチルゴム、ハロ
ゲン化ブチルゴム３〜３０重量部、上記ジエンゴム−Ａ
と異なるジエン系ゴム０〜８７重量部から成るゴム１０
０重量部に対して沃素吸着量（Ｉ Ａ ） Ｔｏｒｎａ
ｄｏ以上、ジブチルフタレート（Ｄ Ｂ Ｐ、 ）吸油
量９Ｑｍ／１００ｇ以上のカーボンブラックを３０〜８
０重量部配合したゴム組成物をトレッドに用いたことを
特徴とする全天候走行性能を有する空気入りタイヤ。 ２、ゴム組成物が更にエステル系可塑剤および／または
ナフテン系、パラフィン系軟化剤を２〜３０重量部含有
する特許請求の範囲第１項記載の全天候走行性能を有す
る空気入りタイヤ。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59069910A JPS60213506A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 全天候走行性能を有する空気入りタイヤ |
| EP85302489A EP0161792B1 (en) | 1984-04-10 | 1985-04-09 | Pneumatic tire having all weather running performances |
| AU40939/85A AU558245B2 (en) | 1984-04-10 | 1985-04-09 | Styrene-butadiene copolymer composition |
| DE8585302489T DE3578689D1 (de) | 1984-04-10 | 1985-04-09 | Allwetterreifen. |
| CA000478787A CA1234239A (en) | 1984-04-10 | 1985-04-10 | Pneumatic tire having all-weather running performances |
| US06/721,725 US4640952A (en) | 1984-04-10 | 1985-04-10 | Pneumatic tire having all-weather running performances |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59069910A JPS60213506A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 全天候走行性能を有する空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60213506A true JPS60213506A (ja) | 1985-10-25 |
Family
ID=13416322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59069910A Pending JPS60213506A (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 全天候走行性能を有する空気入りタイヤ |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4640952A (ja) |
| EP (1) | EP0161792B1 (ja) |
| JP (1) | JPS60213506A (ja) |
| AU (1) | AU558245B2 (ja) |
| CA (1) | CA1234239A (ja) |
| DE (1) | DE3578689D1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6397644A (ja) * | 1986-10-14 | 1988-04-28 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤトレツド用ゴム組成物 |
| US6140450A (en) * | 1996-12-27 | 2000-10-31 | The Yokohama Rubber Co., Ltd. | Modified polysiloxanes, rubber compositions and tire tread rubber compositions containing the same, and reactive plasticizer |
| CN114891286A (zh) * | 2022-05-27 | 2022-08-12 | 四川远星橡胶有限责任公司 | 一种高抓地力高耐寒胎面胶及其制备方法 |
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| US5351734A (en) * | 1986-02-05 | 1994-10-04 | Bridgestone Corporation | Pneumatic tire with foam rubber in the tread |
| DE3703480A1 (de) * | 1986-02-05 | 1987-08-06 | Bridgestone Corp | Luftreifen |
| JPH02179514A (ja) * | 1988-12-30 | 1990-07-12 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | 乗用車用ラジアルタイヤ |
| JP3053020B2 (ja) * | 1990-02-17 | 2000-06-19 | 住友ゴム工業株式会社 | ラジアルタイヤ |
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| JPS5836705A (ja) * | 1981-08-27 | 1983-03-03 | Bridgestone Corp | 改良されたトレツドを有する空気入りタイヤ |
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| JPS5945341A (ja) * | 1982-09-09 | 1984-03-14 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | タイヤトレツド用ゴム組成物 |
-
1984
- 1984-04-10 JP JP59069910A patent/JPS60213506A/ja active Pending
-
1985
- 1985-04-09 AU AU40939/85A patent/AU558245B2/en not_active Ceased
- 1985-04-09 EP EP85302489A patent/EP0161792B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-04-09 DE DE8585302489T patent/DE3578689D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1985-04-10 CA CA000478787A patent/CA1234239A/en not_active Expired
- 1985-04-10 US US06/721,725 patent/US4640952A/en not_active Expired - Lifetime
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| CN114891286A (zh) * | 2022-05-27 | 2022-08-12 | 四川远星橡胶有限责任公司 | 一种高抓地力高耐寒胎面胶及其制备方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3578689D1 (de) | 1990-08-23 |
| EP0161792A1 (en) | 1985-11-21 |
| AU558245B2 (en) | 1987-01-22 |
| AU4093985A (en) | 1985-10-17 |
| CA1234239A (en) | 1988-03-15 |
| EP0161792B1 (en) | 1990-07-18 |
| US4640952A (en) | 1987-02-03 |
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