JPS63159238A - 脱アルカリシートガラスおよびその製造方法 - Google Patents

脱アルカリシートガラスおよびその製造方法

Info

Publication number
JPS63159238A
JPS63159238A JP62299620A JP29962087A JPS63159238A JP S63159238 A JPS63159238 A JP S63159238A JP 62299620 A JP62299620 A JP 62299620A JP 29962087 A JP29962087 A JP 29962087A JP S63159238 A JPS63159238 A JP S63159238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass
depth
sodium ion
ion concentration
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62299620A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2607898B2 (ja
Inventor
アンドレ・エク
カミユ・デユポン
カレル・ヴアン・ベラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Glass Europe SA
Original Assignee
Glaverbel Belgium SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Glaverbel Belgium SA filed Critical Glaverbel Belgium SA
Publication of JPS63159238A publication Critical patent/JPS63159238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2607898B2 publication Critical patent/JP2607898B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C21/00Treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by diffusing ions or metals in the surface
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T428/00Stock material or miscellaneous articles
    • Y10T428/31Surface property or characteristic of web, sheet or block
    • Y10T428/315Surface modified glass [e.g., tempered, strengthened, etc.]

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Geochemistry & Mineralogy (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は脱アルカリさnたシートガラスに関Tる。本発
明はt、り脱アルカリさnたシートガラスの製造法にも
関する。
ガラス、特に普通のソーダーライムガラスは、悪い環境
条件に曝さnたとき風化を受は易い。
特に普通のソーダーライムガラスのシートが温い、湿っ
たおだやかな雰囲気に曝さnたとき、ガラスの表面での
ナトリウムイオンは加水分解的侵害を受ける、こnはガ
ラスの光透過性の劣化をもたらす。この問題は特に貯蔵
中(特に暑い国において)および積み重ねたガラスシー
トの輸送中(特に海上で)烈しい。成る環境の下では接
触しているガラス間で反応Tることさえでき、こnはそ
nらが緊く一緒に接合するようになることさえある。ま
た液晶表示装置に対面させるため使用さnるナトリウム
を豊富に含むガラスはナトリウム毒作用により表示装置
の早期劣化を生せしめることも最近明らかになって来た
。更に種々の目的のためガラスに付与しうる多くの被覆
がある、そして多くの被覆されたガラス製品におけるナ
トリウムの豊富なガラスの使用がある種の欠点を呈する
ことが明らかになって来た。普通のソーダーライムガラ
スに見出さnる如(、ナトリウムイオンの高割合の存在
に原因して、かかる被覆はガラスに対し時々不充分な接
着をし、被覆された製品の耐老化性がそnらがそうある
べきである程良好でないことも見出さnでいる。またナ
トリウムイオンの存在が被覆さnた製品で曇りを促進さ
せる傾向があり、こnが透明窓ガラスのために使用する
透明製品にとって特に不利であることも見出されている
この問題Cζ対する種々の解決策が提案された。
特に低アルカリ組成のガラスの使用が提案された。それ
は特殊な製品にとっては正当であるかも川口ないが、製
造に不都合を与える。それはまたガラスの費用にかなり
の原価を加える。別の教示は普通のソーダーライムガラ
スにシリカ(Sing )のナトリウム不透過性被覆を
付与することであった、しかしこnもかなり高価である
普通のソーダーライムガラスのシートを製造し、次いで
脱アルカリさnたガラスを生ぜしめる処理をガラスに受
けさせることが提案された。
例えば鏡を作るため、英国特許第294891号は徐冷
点まで研磨したプレートガラスシートを再加熱するため
徐冷炉を使用し次いでシートに酸性ガスの作用を受けさ
せることを教示している。実施例中で仕上げらnたガラ
スのシートを500℃に再加熱し、約80分間二酸化硫
黄を含有する雰囲気に曝らしている。相対的に低い温度
処理も知られている。
かかる処理はガラスの薄い表面層中でアルカリイオン含
有率の減損を生ぜしめる。代表的なかかる処理は数百ナ
ノメーターの深さでのナトリウムイオン濃度は処理化よ
って変化しないような方法で行なわれる。脱アルカリ処
理をする前のガラスのナトリウム濃度にナトリウムイオ
ン濃度を関連させることが好都合である。例えば代表的
なソーダーライムガラスlζ対して、100%のナトリ
ウムイオン濃度がガラスの重量によってNa2Oとして
計算して12〜14%(またはその付近)のナトリウム
含有率に相当しうる。ガラスの表面層における種々の深
さでのナトリウムイオン濃度は、4粒子の放出を伴って
28N、の2ONeへの変換を生ぜしめるプロトン衝撃
法によって既知の方法で分析できる。プロトンおよび共
鳴エネルギーおよびα粒子放出をモニターすることによ
って、15nmの分解能で表面上任意の深さでナトリウ
ムイオン濃度を誘導することができ、結果は表面下の深
さに対Tるナトリウムイオン濃度の段付線を与えるため
プロットすることができる。この段付線を補整しrこと
き(第4図および第5図の線X参照)、ナトリウムイオ
ン濃度は、表面での仮定0ナトリウムイオン濃度から9
0%ナトリウムイオン#度深さに連Tるまで殆んど線状
の形で深さと共に増大し、その後プロットした線は漸近
的に100%ナトリウムイオン濃lttで移動すること
が判るであろう。そのプロットを厳密に線状であったと
すると%50%ナトリウムイオン濃實の深さは90%の
深さの0.56であろう。廖実1こおいて、90%ナト
リウムイオン深さの0.51〜0,54倍が従来技術の
脱アルカリガラスの50%ナトリウムイオン濃度に対す
る典型的なもので、かかる既知のガラスにとって、深さ
に対してとったナトリウムイオン濃度のプロットの形は
実質的に全て類似している。
形成さnるガラス表面の脱アルカリさnた状態は、ガラ
ス体全体にわたってのイオン平衡の再確立に近似したイ
オン母集団分布を再確立するため、表面に向ってガラス
の深さ円からナトリウムイオンを移行させる傾向がある
ことで不安定であることが認められるであろう、実質的
な再確立Tるかかる平衡にかかる時間を支配する種々の
要因があることが認めらnるであろう、そしてζnら最
も菖要な要因の中には、ガラスのa度およびナトリウム
イオンayr、がガラスの表面層で減少させられた程度
がある。表面脱アルカリ化の与えられた程度は、ナトリ
ウムイオン濃度が例えば50%の値を有する深さによっ
て表わしうろこと、そして同様の条件の下では。
深さに対するナトリウムイオン濃度のプロットの類似し
た形で証明されているように、従来より知られている脱
アルカリさnたガラス中での類似したイオン母集団分布
のため、与えられた50%ナトリウムイオン濃度深さを
有する既知の脱アルカリガラスの利点は類似した時間で
失わnることも認めらnるであろう。
本発明の目的は新規な性質を有し、同じ<50%ナトリ
ウムイオン濃度深さまで脱アルカリされ、同様の条件の
下で保持さnた同じ塩基(base)組成の従来より知
らnでいる脱アルカリガラスの場合よりも長い期間にわ
たって脱アルカリ化の利点を保有する脱アルカリガラス
シートを提供することにある。
本発明多こよれば、ガラスの少なくとも一部にわたって
、ナトリウムイオン濃度がガラスの最高ナトリウムイオ
ン濃度の90%である深さが、ナトリウムイオン濁度が
と記最高濃度の50%である深さの少なくとも2倍であ
り、50nmの深さでのナトリウムイオン濃度が上記最
高濃度の50%より多(ないことを特徴とする脱アルカ
リさnたガラスシートを提供する。
本発明による脱アルカリガラスは、同じ50%ナトリウ
ムイオン濃度深さまで脱アルカリされたそして同じ条件
の下で保持された同じ塩基組成の従来より知られている
脱アルカリガラスシートよりも長い時間脱アルカリ化の
有利性を保持する。この脱アルカリ化の有利性の良好な
保持性は、ガラスがアルカリ金属イオンにおいて減損さ
れた深さがより大であることに起因する。与えらnF′
:50%ナトリウムイオン濃度深さに対して、90%ナ
トリウムイオン濃度深さとは明らかであろう)が従来達
成されたよりも大である。こnはひいては、ガラスの表
面近(で、与えらnたアルカリ金属イオン母集団分布を
平衡に近い条件に戻すためにガラスに要求さnるイオン
移行通路の平均の長さの増大をもたらす。
更に50%ナトリウムイオン濃度深さと90%ナトリウ
ムイオンIHt深さの間の距離が大であるため、こnら
の深さの間の平均イオン母集団勾配は従来より知られて
いる脱アルカリガラスにお(〕るよりも本発明によるシ
ートガラスにおいて小さく、Cの小さい勾配のため、イ
オン移行する傾向それ自体が低下する。従って平均移行
通路が長いばかりでなく、平均移行速度も小さいであろ
う。
かかる脱アルカリシートガラスの別の利点はそnが迅速
かつ経済的になしうろことにある。
特に本発明は前述した如き低アルカリガラスの使用およ
びシリカでの被覆を越えた経済的利点ル廖触tス 屏1
.τ凄すまr+r枯月lす−rm耀の製品の期待する葡
効可使寿命と少なくとも比例した時間、かかる脱アルカ
リガラスのシートを有する製品の認めつる劣化を延引す
るのに充分である。
一定の50%ナトリウムイオン濃度深さに対する本発明
によって提供さnる有利性は、ガラスの表面層のアルカ
リ金属イオン濃度が減損している程および平均イオン母
集団勾配が小さくなっている程大である。一定の50%
ナトリウムイオンII度深さに対して、かかるアルカリ
金属イオン母集団減損および勾配の一つの指標はナトリ
ウムイオン濃度が90%である深さである。
従って本発明の好ましい実施態様において、ガラスの表
面の少なくともと記部分にわたって、ナトリウムイオン
濃度が前記最高濃度の90%である深さが、ナトリウム
イオン濃度が前記最高濃度の50%である深さの少なく
とも2.1倍、有利には少なくとも2.5倍、そして最
適には少なくとも8倍である。これらの特長の各々は6
゜%および90%ナトリウムイオン濃度深さの間のより
大なるナトリウムイオン母集団減損およびより小さいナ
トリウムイオン母集団勾配を促進する。
アルカリ金属イオン母集団減損および勾配の別の指標は
、ナトリウムイオン濃度が80%である深さと、ナトリ
ウムイオン濃度が90%である深さの間の関係によって
与えられる。ナトリウムイオンsiが90%ナトリウム
イオン濃度に相当する深さまでの深さで直線的に増大す
ると、90%ナトリウムイオン濃度深さは80%ナトリ
ウムイオン濃度深さの1.125倍になることが期待さ
nるであろう。従来より知られている脱アルカリされた
ガラスにおいては、1.15または1.16という大き
な係数が達成されている。本発明の好ましい実施態様に
おいては、ガラスの表面の少なくとも前記部分にわたっ
て、ナトリウムイオン濃Iが前記最高濃度の90%であ
る深さが、ナトリウムイオン濃度が前記最高濃度の80
%である深さの少なくとも1.2倍、好ましくは少なく
とも1.8倍、その最適には少なくとも1.6倍である
。これらの特長の各々は、80%および90%ナトリウ
ムイオン濃度深さの間のより大なるナトリウムイオン母
集団減損およびより小さいナトリウムイオン母集団勾配
を促進する。
ガラスを脱アルカリすることによって得られる利点は、
ガラスの露出表面層が低アルカリ金属イオン含有率を有
するとき特に明らかである。
従って本発明の最も好ましい実施態様において、ガラス
の表面の少なくとも前記部分にわたって、25nmの深
さでのナトリウムイオン濃度がガラスの前記最に濃度の
多くても80%である。
脱アルカリされたソーダーライムガラスが特に工業的に
有利なものである。
前述した如く、被覆されるまたは被覆されるべきガラス
の表面での高アルカリ含有率の存在は、かかるアルカリ
の存在が被覆の品質に悪い影響を与えうるため不利益を
与える。本発明は被覆を有するここに定義した如き脱ア
ルカリガラスにもおよぶ。
かかる被覆ガラス製品の例として鏡をあげることができ
る。普通のソーダーライムガラスを用いた鏡の形成に当
っては、新しく形成さnたガラス上に銀鏡化加工を行な
うべきことが必須であることは知らnている。その場合
、ガラス形成プラントから銀鏡化プラントまでの輸送中
2日ないし8日の遅れがあることが起る、こnは形成さ
nる鏡の品質の著しい低下をもたらすことが見出さnた
。この品質の低下は、それが輸送中に曝露さn1ガラス
上に強力に付着した真珠光層を生ぜしめる装置により、
未処理ソーダーライムガラスからのナトリウムイオンの
自然の移行または浸出に起因していた。本発明はまた鏡
を形成するここに定義した如き被覆され、脱アルカリさ
nたガラスも含む。事実において、ガラスを脱アルカリ
することとそれ以後の処理例えば銀鏡化の間に実質的な
遅れがあるとき、脱アルカリガラスに形成さnる表面の
塩を除去するためガラスを洗うことは、こ0が必要にな
るまでは好ましくない。従ってガラスの表面にはある時
間アルカリ金属イオンの濃度の高い塩層と接触状態のま
まにあることがある。驚いたことにこのことは高品質の
鏡の製造を可能にする。
本発明はまた被覆ガラスを組入れた他の製品にも適用で
きる。かかる被覆は周囲温度で行なわnる穏々の方法で
形成できる。或いは被覆はガラスが加熱さnるようにな
る(こnは温度が高すぎてはならず、或いは時間が長す
ぎてはならQが)真空蒸着または他の方法で形成しても
よい。しかしながら再加熱はガラス内でのイオンの移動
性を増大し、結果としてイオン平衡再確立の傾向がある
ことが認めらnるであろう。
従って脱アルカリ化が生起する温度よりも大なる温度に
ガラスを再加熱しないことが重要である。
ここに示した新規な脱アルカリさnたシートガラスの製
造は新規なガラスを脱アルカリする方法の本発明者の発
見によって可能にさnた。
本発明によnば脱アルカリさnたシートガラスを製造す
る方法も提供し、この方法はガラスを段階的に脱アルカ
リする、その一つの段階において、ガラスは400 ”
C以上にある間に、少なくとも1分間脱アルカリ媒体の
酸性ガスによる接触のためそn8曝露して脱アルカリす
る、そして続く段階において、かかる脱アルカリさnた
ガラスをガラスの温度が前記一つの段階中でのガラスの
温度または最低m度より1少なくとも50℃であり、4
00”Cと250℃の間にある間少なくとも8分間脱ア
ルカリ媒体の酸性ガスによって接触させるため曝露して
更に脱アルカリすることを特徴とする。
本発明の方法の採用は、表面の風化作用(weathe
ring)に対する抵抗が著しく改良さnるような満足
できる低アルカリ合方率を表面が有するガラスの経済的
製造を可能にし、従ってパーツのまたはガラスと組合さ
nた被覆のナトリウム毒作用の危険を大きく減少し、モ
して/またはかかる被覆の接着を改良する。達成さtす
る結果は、この種の製品の期待さnた何句寿命と少なく
ともよ(釣合った時間かかる脱アルカリさnたガラスシ
ートを含有する製品の認めうる劣化を延引するのに充分
である。特に本発明による方法は前述した新規にして有
利な脱アルカリシートガラスの製造を容易に可能にする
本発明方法によってもたらされる利点は、脱アルカリ処
理が生起する条件に起因する。前記処理一段階中、ガラ
スの温度が400℃を越えている間にガラスを脱アルカ
リ雰囲気中に曝露することはその材料の表面の迅速脱ア
ルカリを促進し、前記続く段階で低い温度でガラスを脱
アルカリすることを確実にすることが見出され、本発明
による脱アルカリされたガラスに関連して説明した如き
その表面に向う材料内部からのアルカリ金属イオンの続
いておこる移行を妨げるその表面のすぐ下の層中での特
定アルカリ金属イオン母集団分布を促進することが見出
さnた。従って更に冷却したとき、そのガラスの表面は
アルカリ金属イオンにおいて低いばかりでなく、均一に
低いのである。
ガラスの温度およびガラス中でのアルカリ金属イオンの
移行速度についてのその効果は、本発明が最良に行なわ
れる方法のため待に重要である。
高温は前述した如くガラスの表面からのイオンの迅速除
去を促進する、しかしガラスのアルカリ金属イオン母集
団が平衡を求めるので、ガラス内部からその表面へのイ
オンの迅速移行もそれが等しく促進する。前記一段階中
で曝さnるよりも、それが脱アルカリ雰囲気に曙される
前記続く段階中でガラスは更に低い温度であるべきこと
が必須である。ガラスの温度が低下するに従って、ガラ
ス内でのイオン移行は速度が遅くなる、従ってガラスの
内部からのアルカリ金属イオンはガラスの表面11中へ
さはト早<移動しない。こnらの表面層がかかる冷却中
脱アルカリ雰囲気に曝露さnると、アルカリ金属・イオ
ンは、そnらが脱アルカリされたままであるようにガラ
スの表面層から除去さn続ける。同じ理由で、ガラスが
もはや脱アルカリ雰囲気に曝露さnないよう早(、かな
り急速にガラスを冷却させることが望ましい。しかしな
がらガラスを急速に冷却するとき、かかる迅速冷却が開
始するi度が低けnば低い程、熱衝撃を受けることが少
なくなることが判るであろう、従ってガラスが不当な応
力をこれによって受けるようにならぬ充分に低い温度に
ガラスがなるまでかかるかなり迅速な冷却は延引するの
が望ましい。
ガラスは、ガラスの風化および他の性質における著しい
改良を与えるため大きな深さまで脱アルカリすることは
必ずしも必要ではない。前記処理の終りでアルカリイオ
ンにおける相対的に含有量の少ないガラスの表面層は厚
さで数百ナノメーターにすぎなくてもよいことが判った
、500nmの深さでガラス質材料の組成は脱アルカリ
処理により実質的な影響を受けないであろう。
事実本発明者等の研究の本来の目的は前述した有利な性
質を有Tる新規な脱アルカリされたガラスを提供Tるこ
とにはなかった。そnは予期せざるボーナスであった。
本発明者等の目的はむしろ従来達成されたのより脱アル
カリシートガラスを作るための都合のよいそして経済的
な方法を見出すことにあった。この新規な方法は、ガラ
スの満足できる脱アルカリ化が実に迅速に得らnること
を見出したことに基づいている。こnは製造という観点
から非常に好都合なものであり、またそnがガラスの加
熱において伴われる費用を低減できることから、既知の
脱アルカリ法よりも経済的でもある。
低温で脱アルカリするのに好適な濃度で、非常に高い温
度でガラスを脱アルカリ雰囲気に曝すと、ガラスはその
光学的品質および仕上りが容易に損わnるような侵害を
受けることがある。
製品の照度の光学的品質が特に重要なときには、従って
低温で脱アルカリすることが望ましく、前記一段階中で
のガラスの最高温度は500℃未満であることが有利で
ある。
脱アルカリの程度は中でもガラスが酸性ガスに曝さnる
ときのガラスの温度によって決るであろう。ガラスはそ
の温度が少なくとも450°Cである時間前記脱アルカ
リ雰囲気に曝すのが好ましい。かかる高温はガラス円で
のアルカリ金属イオンの急速移行を促進する、従って急
速脱アルカリ化を促進する。
有利には前記続く段階で、ガラスはその温度が375℃
〜300°Cの間にある時間前記脱アルカリ媒体に曝露
する。前述した如くイオン移行は低いガラス温度を用い
ると速度が遅くなる。
この特長の採用は、アルカリイオンをガラスシートの表
面から除去できる速度と、ガラスの表面層のアルカリイ
オン母集団がガラスの深部円からイオン移行によって補
充さnる速度との間の非常に有用な妥協を与える。
本発明の最も好ましい実施態様において、前記続く段階
において、ガラスをその温度が850°C未満である間
少なくとも8分間前記脱アルカ171m体に曝す。この
特長の採用はガラスの表面層からの高度の正味のアルカ
リ抽出を可能にすることで特に跡のあるものである。
好ましくは前記続く段階で、ガラスはその温度が300
℃未満である時間前記脱アルカリ媒体に曝露する。この
特長の採用も、ガラスの表面層中でのアルカリイオン母
集団の補充を阻止すことで価値を有する、モしてそnは
続くガラスの急速冷却を容易にすることができる。
前記ガラスは前記一段階中でのその最高温度から前記続
く段階の終りまで漸進的に冷却させるか冷却できるなら
特に有利であることが判った、或いは更に前記ガラスが
前記一段階の開始時から続く段階の終りまで脱アルカリ
媒体に連続的に曝されるのが好ましい。これらの特長の
何かまたは両方の採用は、長期間脱アルカリ化の利点を
維持するのに特に有利であるガラスの表面層中でのアル
カリイオン母集団分布の確立を促進する。
有利には前記続く段階で使用する酸性ガスは前記一段階
中で使用さnる酸性ガスと同じである、しかしより濃厚
な脱アルカリ媒体である。
この特長の採用は著しく実際的な重要性を有する。高温
でガラスの表面からアルカリ金属イオンの相対的に急速
な除去があるが、同様にガラスの内部からその表面への
アルカリ金属イオンの相対的に急速な移行がある。高温
で酸性ガスにガラスを曝露することは、内部からの移行
が非常に遅(なる低温での大量の酸性ガスによるアルカ
リ金属イオンの連続除去に先立つアルカリ金4イオンの
除去開始をTるガラスを作る。
この方法でガラスの表面層でのアルカリ金属イオン濃度
におけるかなりの減少が確立でき、ガラスの表面層での
高度に有利なアルカリ金属イオン母集団分布を生せしめ
ることを凍結する。
本発明による方法において使用できる酸性ガスは多数あ
る。かかるガスの中でもHO!!を挙げることができる
。しかしながら塩酸ガスの使用は一般にその取扱いに厳
しい問題があり、また脱アルカリが生起する室のきびし
い腐蝕も生ぜしめる、よって、f:記酸性ガスは三酸化
硫黄を含有するのが好ましい。三酸化硫黄そn自体は取
り扱いが容易でないことは認めるであろう、しかしそn
はその場で発生させることができる利点を汀する。好ま
しくは酸化条件下酸化促進触媒上に二酸化硫黄を通すこ
とによって前記脱アルカリ媒体中に二酸化硫黄を導入す
る。二酸化硫黄は三酸化硫黄よりも相対的に胃害性が小
さい。五酸化バナジンが二酸化硫黄の酸化を促進するの
に非常に好適な触媒であり、この目的のためにそれを使
用するのが好ましい。
事実二酸化硫黄の酸化中生起すると考えらnる反応は V2O5+ 802−* V2O4+So8オヨび2N
’z04)+02−+2(V20s)である。
触媒の補給をせずに連続操作するためには、第二反応は
第一反応と同じ速さで進行しなけnばならないことは明
らかであろう。第二反応の速度は反応が過剰の酸素中で
高温で生起するとき促進さnる。
従って少なくとも400℃の温度で酸化が生起するよう
に二酸化硫黄を前記酸化促進触媒上に通すのが有利であ
る。こnは二酸化硫黄の酸化を促進する、事実90%以
との二酸化硫黄を三酸化硫黄に変換できる。更に二酸化
硫黄は過剰の空気と混合した形で前記酸化促進触媒上に
通すのが好ましい、空気は、二酸化硫黄の完全酸化に化
学理論上必要である量の少なくとも8倍の量(好ましく
は少なくとも5倍の量)で存在させる。キャリヤーガス
としてのかかる過剰の空気の使用は酸化を促進するのを
助けるばかりでなく脱アルカリ室の雰囲気中での三酸化
硫黄のより良好でより均一な分布を与える。
ガラスが三酸化硫黄で作用を受けたとき、ガラスの表面
に硫酸ナトリウムの薄いフィルム、硫酸塩ブルームが形
成する。ガラスとの反応が強すぎるならば、こnは不規
則な表面処理をもにらすことができ、従ってガラス中に
表面欠陥を生ぜしめる。更に硫酸塩ブルームそれ自体は
、三酸化硫黄とガラスの間のそn以上の反応に対するバ
リヤーを形成する。
付和には、前記酸性ガスには、ガラスリボンが導入され
る室の帯域でのリボンの温度で弗素イオンを分解して放
出する汀機弗素化合物を含有させる。こnは硫酸塩ブル
ームの形成することを阻止することが判った。
最モ有効な脱アルカリのためには、前記脱アルカリ媒体
へのガラスの最初の曝露と最後の曝露の間の時間は少な
くとも10分であり、それが好ましい。
本発明は特別な低アルカリ組成のガラスシートの表面を
脱アルカリするために使用できて有利であるが、本発明
は、処理するガラスがソーダーライムガラス、例えばガ
ラス中の酸化ナトリウムの重量%として計算して少なく
とも8%のアルカリを含有するガラスであるとき最大の
有利性を与えることを意図している。
本発明の方法はガラスシートの回分式脱アルカリ化に特
に好適である。或いは徐冷レア中を通過するガラスリボ
ンで脱アルカリ処理を行なうことができる。
本発明は良く知られているフロート法によって形成さn
るガラスの処理に、および引上げ室中に溶融ガラスの浴
からと方へ連続的に引き上げられるガラスの処理に同等
に適用できる。
本発明の採用は比較的薄シートガラスに改良された性質
を与えるのに特に真価が認められる。
本発明は前述した方法で作らnた脱アルカリさnたガラ
スにも及び、前述した如く脱アルカリされたガラスのシ
ートを組入nた製品、および前述した如き脱アルカリさ
れたガラスのシートに蛸覆を付与することによって形成
された製品を含む。
本発明を特別の実施例および添付図面を参照して更に詳
細に説明する。
第1図〜第8図は本発明による脱アルカリ処理を行うた
めの処理室の三つの例を示す。
第4図〜@7図は脱アルカリさnたガラスのシートの表
面層中のナトリウム含有率を示すグラフである。
実施例 1(第1図および第4図参照)第1図において
、複数のガラスシート1が、回分式脱アルカリ化のため
ガス入口開口4を設けた加熱可能室8中にトング2によ
って支持保持さnている。ガス排気口も設けである。
酸性ガスの取り扱いを容易にするため、各酸性ガスダク
トには二酸化硫黄のその場での酸化をするため触媒を含
有するのが好ましい。更にかかる各ダクトは好ましくは
、かかる酸化を促進するためその中の温度を少なくとも
400℃の値に保つことができるように加熱手段を有す
るのが好ましい。
特別の実施例において、ガラス中の酸化ナトリウム重量
%として計算して12〜14%のアルカリ金属含有率を
有する引き上げられたソーダーライムガラスの厚さ2f
lのシートを490℃の温度に加熱さnた室1中に導入
した。酸性ガス入口開口に51/hrの二酸化硫黄およ
び1000 l/hrの空気の混合物を供給した(11
の二酸化硫黄の酸化のために必要な理論要求量は約2.
51の空気である)。ガラスは15℃/分の速度で冷却
できるようにした、ガラスが870℃に冷却さnたとき
、二酸化硫黄を室1に供給する速度は、空気1000〜
20001!/hrで40〜501/hrに増大させた
。ガラスは、二酸化硫黄の導入速度が過剰の空気中二酸
化硫黄70〜804’/hrに増大したとき同じ速度で
820℃に冷却させた。各入口ダクトには二酸化硫黄の
酸化を促進するための触媒として五酸化バナジンを含有
させた。各ダクトで二酸化硫黄の90%以上が酸化さn
るようにダクトは400°Cを越える温度に加熱した。
二酸化硫黄の導入はガラス温度が250 ’Oに下る前
に停止した。シートは10分を越える時間室中の酸性雰
囲気に曝露した。
このように脱アルカリしたガラスを二つの試験、曇り試
験および浸出試験を受けさせた。結果を、処理しなかっ
た同じ組成のガラスの試料によって与えられた結果と比
較した。
曇り試験はガラスを、99%の相対湿度含有する雰囲気
中で1日について24サイクルで、45℃〜55℃のサ
イクル温度変化を受けさせ45℃に戻すことからなって
いた。未処理ソーダーライムガラスは2〜8日後に虹彩
(1ridescence )を示した。脱アルカリガ
ラス試料は17日経過後まで虹彩を示さなかった。
浸出試験においては、ガラスの試料を86℃のm度で水
中に80分間浸漬し、続いて水をそのナトリウム含有率
について分析した。未処理ガラスからは、表面積1イに
ついてガラスから5W9より多くのナトリウムが抽出さ
れたことが判った。脱アルカリガラスからは表面1i7
71′について0.8岬のみのナトリウムが抽出された
にすぎなかった。
浸出試験の結果は本発明の使用によって得らnた脱アル
カリ化が非常に有効であることを示している。
この実施例の改変において、弗素含有ガス、即チジフル
オロエタンまたはテトラフルオロメタンを10容量%S
02の欲で入口ダクトを通って導入した二酸化硫黄と混
合した。これらの各ガスは分解して弗素イオンを遊離し
、ガラスの面上での硫酸塩ブルームの形成を減する傾向
を有する。
形成さttr−製品の表面層中のアルカリ金属イオン母
集団分布を、ガラス面にプロトンを衝突させる既知の方
法で測定した。かく測定した種々の深さでのナトリウム
イオン濃度を、第4図に曲線1として表面下の深さに対
しグラフ中に最大ナトリウムイオン濃度の百分率として
プロットした。曲線Xは、二つのガラスのナトリウムイ
オンm度が表面下同じ深さ、即ち約78nmで50%で
あったような方法で比較試験によって脱アルカリした同
じ組成のガラスについてなした試験から生じた同じプロ
ットを示す。その比較試験において、ガラスは、90 
(1/hrの速度で三酸化硫黄を用い280℃の一定温
度で45分間処理しf’:、6各モニター結果を本発明
のガラスIと比較試験試料Xについて下表1に示す。
表1 ガラス((実施例1)ガラスX 深さ25nnxでの濃度   20%   20〜50
%濃度での深さ   78nm   78 nm90%
深温度での深さ   145 nm   180 nm
90%深度での深さ   250nm   1.51n
m90%深さ150%深さ比   3.20    1
.9490%深さ280%深さ比   1.72   
 1.16実施例 2(第1図および第5図参照)ガラ
ス中の酸化ナトリウム重量%として計鴛゛して12〜1
4%のアルカリ金属含有率を自゛するソーダーライムガ
ラスシー・ト1を室8中で470℃の温度に加熱し、8
分間脱アルカリ雰囲気に曝露した。ガラスを20”C/
分の速度で冷却し、6分間850 ”Cの温度で作った
。脱アルカリ雰囲気は20!!/hrの速度で室中に三
酸化硫黄を導入することによって保った。ガラスの表面
での正味ナトリウム減損をX線蛍光法で測定し、19W
/PIIC抽出したナトリウム塩オの表面から除去され
たナトリウム塩は8111gNa”/ゴの量に相当した
。これは高度の深さ脱アルカリ化を示す。形成さnた製
品の表面層中でのアルカリ金属イオン母集団分布をプロ
トン衝突で8定し、結果を、表面下の深さに対するグラ
フで最高ナトリウムイオン濃度の百分率として第5図に
曲線1でプロットする。曲線Xは、280”Cにガラス
を予備加熱し、9011/hrの速度で三酸化硫黄を導
入して保った脱アルカリ雰囲気に70分間そn8@露し
て脱アルカリした同じ組成のガラスで行った試験からの
同様のプロットを示す。この比較処理後、ガラスの表面
での正味ナトリウム減損をX線蛍光法で測定し、221
!!’/m(抽出されたナトリウムイオンによる)であ
ることが判った。処理後ガラスの表面から除去されたナ
トリウム塩は22岬Na+/イに相当した。これは悪い
深さ説アルカリを示す。そnfnのモニターした結果を
、本発明のガラス1と比較試験試料Xについて下表2に
ンによる)であることが判った。処理後ガラス表2 ガラス1(実施列2)ガラスX 25nmの深さでの濃度  26%   11%50%
j褐間での深さ   58 nm   112 nm8
0%濃度での深さ   152 nm   180 n
m90%濃度での深さ  285 nm   180 
nm90%深さ150%深さ比   4.05    
1.8590%深さ280%深さ比    1.54 
    1.15かく脱アルカリしたガラスを次いで二
つの試験、曇り試験および浸出試験し、結果を比較した
これらの試験の結果は大きくみnば類似していた、しか
し比較試料は非常に大r(る量の脱アルカリ媒体を使用
し、非常に大なる長い時間の脱アルカリを受けrここと
、およびその50%濃度深さは本発明により脱アルカリ
したガラスのその殆んど2倍大であることを心にこめる
べきである。
浸出試験の結果は、本発明の使用によって得した。
実施例 8(@2図参照) 第2図はシートガラスを脱アルカリするための連続二段
階法に使用する装置を示す。再び1で示したガラスシー
トをこれもトング2で保持する、しかしこの場合トング
2はレール5に沿って輸送するために装着し、そnらが
一処理段階のための毘温室6、および続く処理段階のた
めの低温室7中を移動できるようにしである。
二つの室はそnぞれ入口および出口ドア8.9゜lOお
よび11を有し、かかる移動をできるようにしてあり、
前述した如くそれらにはガス入口開口4およびガス排気
口を備えである。
この特別の実施例において%470℃に予備加熱された
引き上げソーダーライムガラスの厚さ2nのシートを、
その温度で保った爾−室6中に通した。二酸化硫黄の酸
化を促進するための触媒として五酸化バナジンを含有し
た入口ダクトを介して室中に約20J/hrの二酸化硫
黄および1000 l/hrの空気の混合物を供給し、
事実として二酸化硫黄の90%以上を酸化した(11!
の二酸化硫黄の酸化のために必要な理論量は空気的2.
51である)。ガラスは1分以上その室中にaき、次い
で840 ’Cの温度で保った第二室7に移動させた。
その第二室には50〜501!/hrの二酸化硫黄およ
び1000〜J゛ 20001/hrの空気の混合物を供給した。業−ス iは二つの室中で合計1o分を越える時間酸性雰囲気に
曝露した。
次いでか(脱アルカリしたガラスを二つの試験、曇り試
験および浸出試験し、結果を、処理しなかった同じ組成
のガラスの試料によって得られた結果と比較した。
曇り試験は、99%の相対湿度を有する雰囲気中で1日
について24サイクルで、45〜55℃のサイクル温度
変化をガラスに受けさせ45℃に戻すことからなる。未
処理ソーダーライムガラスは2〜8日後に虹彩を示した
。脱アルカリしたガラスの試料は約19日経過後前に虹
彩を示さなかった。
浸出試験において、ガラスの試料を86℃の温度で水中
に80分間浸漬し、続いて水をそのナトリウム含有率に
ついて分析した。未処理ガラスから、5ダより多いナト
リウムが表面積IHについてガラスから抽出されたこと
が判った。
脱アルカリガラスからは、表面積17F/について約I
Mf/のナトリウムが抽出さnたにすぎなかった。
浸出試験の結果は本発明の使用によって得られた脱アル
カリ化は非常に有効であることを示している。
本実施例の台吟寺改変例今令瞬において、弗素含有ガス
、即ちジフルオロエタンまたはテトラフルオロメタンを
、10容t%802の量で、嘉易ダクトセセ弁!伊呼呼
°を介して導入した二酸化硫黄と混合した。こnらのガ
スの各々は分解して弗素イオンを遊離した、こnはシー
ト面とに硫酸塩ブルームの形成を減少する傾向を有して
いた。
実施例 4(第8図および第6図参照)第8図はガラス
シートを脱アルカリする連続法で使用Tる水平トンネル
12を示す。ガラスシート18はコンベヤーローラー1
4上に支持されつつトンネル12に沿って通過する。ト
ンネル12にはシート18の高さの下に間隔を置いて位
置した三つのガス放出ダク)15,16゜17を有する
実施例はガラス中の酸化ナトリウム重量%として計算し
て12〜14%のアルカリ金属含有率を有するソーダー
ライムガラスシートの脱アルカリするためのものである
。シートは引きとげられたガラスのシートであり、約2
m7分の速度で図示トンネルに沿って通した。51/h
rの二酸化硫黄および過剰の空気の混合物を、ガラ゛ス
温度が470℃である所で第一放出ダクト15に供給し
た。同じ混合物をガラス温度が850℃である所で第二
放出ダクト16中に同じ速度で供給し、74 l/hr
の二酸化硫黄と過剰の空気の混合物を、ガラス温度が3
00 ”Cである所で第三酸性ガス放出ダクト17に供
給した。各ダクトは二酸化硫黄の酸化を促進するため触
媒として五酸化バナジンを含有させた。ダクト16およ
び17は酸化反応を促進するため400″Cを越える温
度に加熱した。ガラスは10分を越える時間トンネル内
の酸性雰囲気に曝露した。
この処理はガラスの表面から28Mf/Wlのナトリウ
ムの除去を生ぜしめた。
これは非常に有効な脱アルカリ処理であった。
ガラスのシートの表面層のナトリウム含有率は核磁気共
鳴法で測定した、結果を第6図のグラフに示す、図にお
いて横軸はnmでのガラスの表面下の深さを示し、縦軸
はガラス中に残っている本来のナトリウムの割合を示す
。表面で実際と全てのナトリウムが除去されたことが判
る、一方toonmの深さで元のナトリウムの50%以
上がガラス中に残っており、400nmより大なる深さ
でガラスのナトリウム含有率が実質的に影響を受けてい
ないことが判る。
門々のモニターした結果を下表8に示す。
表8 実施例4のガラス 深さ25nmでの濃度      24%50%濃度で
の深さ      70 nm80%濃度での深さ  
    154n丁n90%濃度での深さ     2
05 nm90%深さ=50%深さ比  2.9290
%深さ180%深さ比  1.83実施例 5(第3図
および第7図参照)実施例4の改変において、第二およ
び酊三酸性ガス放出ダクト(そnぞn16および17)
を通しての二酸化硫黄−空気混合物の供給速度は過剰の
空気中二酸化硫黄461/brにそnぞれ変え、他の条
件の全ては実施例4に示したのと同じであった。この処
理はガラスの表面からナトリウム24Mq/Wtの除去
を生ぜしめたことが判った。このガラスのシートの表面
層のナトリウム含有率を核磁気共鳴法で測定したとき、
結果をグラフとしてプロットし、そのグラフを第7図に
示す。
各モニターの結果を下表4に示す。
表4 実施例5のガラス 深さ25nmでの濃度      80%50%濃度で
の深さ      66 nm90%深度での深さ  
   150 nm90%濃度での深さ     21
5 nm90%深さ:50%深さ比  8.2590%
深さ=80%深さ比  1.84前述した各実施例の方
法から形成さnた製品である脱アルカリしたガラスは続
いての被覆に非常に好適である。
かかる被覆は単層被覆であることができ、或いは多層被
覆であることができる。未処理ガラスまrこは特別の組
成のガラスとの関連において使用するためそn自体知ら
nている種々の真空蒸着法例えば酸化錫を含有する被覆
の付着のための方法を使用できる。或いは脱アルカリガ
ラスは鏡の製造のための古典的な銀鏡処理を受けさせる
ことができる。
前記各実施例の改変例において、脱アルカリ処理をする
前に熱分解酸化錫被覆をガラスの一面に設ける。脱アル
カリ処理は酸化錫層に殆んど効果を有せず、ガラスの下
の面に影響を与えなく、ガラスの他面が風化に対し非常
に■効に保外さnる。
実施例4および5の改変例において、トンネル12はガ
ラスリボン形成機とシート切断装誼の間においた徐冷レ
アとしで構成する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明による脱アルカリ処理を行うた
めの処理室の三つの例を示し、第4図〜第7図は脱アル
カリされたガラスのシートの表面層中のナトリウム含有
率を示すグラフである。 1・・・ガラスシート、2・・・トング、3・・・加熱
可能室、4・・・ガス入口開口、5・・・レール、6・
・・高温室、7・・・低温室、8.9,10.11・・
・入口および出口ドア、12・・・水平トンネル、13
・・・ガラスシート、14・・・コンベヤーローラー、
15I16.17・・・ガス放出ダクト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガラスの面の少なくとも一部分にわたつて、ナトリ
    ウムイオン濃度がガラスの最高ナトリウムイオン濃度の
    90%である深さが、ナトリウムイオン濃度が前記最高
    濃度の50%である深さの少なくとも2倍であり、50
    nmの深さでのナトリウムイオン濃度が前記最高濃度の
    50%より大でないことを特徴とする脱アルカリシート
    ガラス。 2、ガラスの面の少なくとも前記部分にわたつて、ナト
    リウムイオン濃度が前記最高濃度の90%である深さが
    、ナトリウムイオン濃度が前記最高濃度の50%である
    深さの少なくと2.1倍である特許請求の範囲第1項記
    載のガラス。 3、ガラスの面の少なくとも前記部分にわたつて、ナト
    リウムイオン濃度が前記最高濃度の90%である深さが
    、ナトリウムイオン濃度が前記最高濃度の50%である
    深さの少なくとも2.5倍である特許請求の範囲第2項
    記載のガラス。 4、ガラスの面の少なくとも前記部分にわたつて、ナト
    リウムイオン濃度が前記最高濃度の90%である深さが
    、ナトリウムイオン濃度が前記最高濃度の50%である
    深さの少なくとも3倍である特許請求の範囲第8項記載
    のガラス。 6、ガラスの面の少なくとも前記部分にわたつて、ナト
    リウムイオン濃度が前記最高濃度の90%である深さが
    、ナトリウムイオン濃度が前記最高濃度の80%である
    深さの少なくとも1.2倍である特許請求の範囲第1項
    〜第4項の何れかに記載のガラス。 6、ガラスの面の少なくとも前記部分にわたつて、ナト
    リウムイオン濃度が前記最高濃度の90%である深さが
    、ナトリウムイオン濃度が前記最高濃度の80%である
    深さの少なくとも1.8倍である特許請求の範囲第6項
    記載のガラス。 7、ガラスの面の少なくとも前記部分にわたつて、ナト
    リウムイオン濃度が前記最高濃度の90%である深さが
    、ナトリウムイオン濃度が前記最高濃度の80%である
    深さの少なくとも1.5倍である特許請求の範囲第6項
    記載のガラス。 8、ガラスの面の少なくとも前記部分にわたつて、25
    nmの深さでのナトリウムイオン濃度がガラスの前記最
    高温度の多くても80%である特許請求の範囲第1項〜
    第7項の何れかに記載のガラス。 9、かかるガラスが脱アルカリされたソーダーライムガ
    ラスである特許請求の範囲第1項〜第8項の何れかに記
    載のガラス。 10、被覆を有する特許請求の範囲第1項〜第9項の何
    れかに記載のガラス。 11、かかるガラスが鏡を形成する特許請求の範囲第1
    0項記載のガラス。 12、ガラスを段階で脱アルカリし、一段階でガラスが
    400℃を越える間少なくとも1分間脱アルカリ媒体の
    酸性ガスによつて接触させるためガラスを曝露して脱ア
    ルカリし、続く段階でかく脱アルカリされたガラスを、
    ガラスの温度が前記一段階中のガラスの温度または最低
    温度より下少なくとも50℃であり、400〜250℃
    の間の温度である間に少なくとも8分間脱アルカリ媒体
    の酸性ガスによつて接触させるため曝露して更に脱アル
    カリすることを特徴とする脱アルカリされたシートガラ
    スの製造法。 13、前記一段階中ガラスの最高温度が500℃未満で
    ある特許請求の範囲第12項記載の方法。 14、前記一段階中ガラスの最高温度が450℃以上で
    ある特許請求の範囲第12項または第18項記載の方法
    。 15、前記続く段階において、ガラスの温度が375〜
    300℃である間にしばらく前記脱アルカリ媒体にガラ
    スを曝す特許請求の範囲第12項〜第14項の何れかに
    記載の方法。 16、前記続く段階において、ガラス温度が350℃未
    満である間少なくとも3分間前記脱アルカリ媒体にガラ
    スを曝す特許請求の範囲第12項〜第15項の何れかに
    記載の方法。 17、前記続く段階において、ガラスの温度が300℃
    未満である間にしばらく前記脱アルカリ媒体にガラスを
    曝す特許請求の範囲第12項〜第16項の何れかに記載
    の方法。 18、前記ガラスを、前記一段階中のその最高温度から
    前記続く段階の終りまで漸進的に冷却させる特許請求の
    範囲第12項〜第17項の何れかに記載の方法。 19、前記ガラスを前記一段階の開始時から前記続く段
    階の終りまで脱アルカリ媒体に連続的に曝す特許請求の
    範囲第12項〜第18項の何れかに記載の方法。 20、前記続く段階で使用する酸性ガスが前記一段階で
    使用する酸性ガスと同じ酸性ガスであるが、より濃厚な
    脱アルカリ媒体である特許請求の範囲第12項〜第19
    項の何れかに記載の方法。 21、前記酸性ガスが三酸化硫黄を含有する特許請求の
    範囲第12項〜第20項の何れかに記載の方法。 22、前記三酸化硫黄を酸化条件下酸化促進触媒上に二
    酸化硫黄を通すことによつて前記脱アルカリ媒体中に導
    入する特許請求の範囲第21項記載の方法。 23、前記触媒として五酸化バナジンを使用する特許請
    求の範囲第22項記載の方法。 24、二酸化硫黄を、酸化が少なくとも400℃の温度
    で生起するよう前記酸化促進触媒上に通す特許請求の範
    囲第22項または第23項記載の方法。 25、二酸化硫黄を過剰の空気との混合物の形で前記酸
    化促進触媒上に通し、空気が二酸化硫黄の完全酸化に理
    論的に必要である量の少なくとも8倍の量で存在する特
    許請求の範囲第22項〜第24項の何れかに記載の方法
    。 26、前記酸性ガスが、ガラスが導入される区域でのガ
    ラスの温度で分解して弗素イオンを放出する有機弗素化
    合物を含む特許請求の範囲第21項〜第25項の何れか
    に記載の方法。 27、前記脱アルカリ媒体へのガラスの最初の曝露と最
    後の曝露の間の時間が少なくとも10分である特許請求
    の範囲第12項〜第26項の何れかに記載の方法。 28、ガラスがソーダーライムガラスである特許請求の
    範囲第12項〜第27項の何れかに記載の方法。
JP62299620A 1986-12-04 1987-11-27 脱アルカリシートガラスおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP2607898B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB8629042A GB2199318B (en) 1986-12-04 1986-12-04 Dealkalised sheet glass and method of producing same
GB8629042 1986-12-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63159238A true JPS63159238A (ja) 1988-07-02
JP2607898B2 JP2607898B2 (ja) 1997-05-07

Family

ID=10608469

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62299620A Expired - Fee Related JP2607898B2 (ja) 1986-12-04 1987-11-27 脱アルカリシートガラスおよびその製造方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US5093196A (ja)
JP (1) JP2607898B2 (ja)
BE (1) BE1001670A3 (ja)
DE (1) DE3741031A1 (ja)
ES (1) ES2005499A6 (ja)
FR (1) FR2609284B1 (ja)
GB (1) GB2199318B (ja)
IT (1) IT1211552B (ja)
LU (1) LU87055A1 (ja)
NL (1) NL194886C (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011068225A1 (ja) * 2009-12-04 2011-06-09 旭硝子株式会社 ガラス板およびその製造方法
WO2012014854A1 (ja) * 2010-07-26 2012-02-02 旭硝子株式会社 Cu-In-Ga-Se太陽電池用ガラス基板及びそれを用いた太陽電池
WO2013011860A1 (ja) * 2011-07-19 2013-01-24 日本電気硝子株式会社 ガラス基材
WO2014104302A1 (ja) * 2012-12-27 2014-07-03 旭硝子株式会社 化学強化用フロートガラス
WO2014189003A1 (ja) * 2013-05-20 2014-11-27 旭硝子株式会社 ガラス基板及びcigs太陽電池
JP2016169155A (ja) * 2011-07-19 2016-09-23 日本電気硝子株式会社 ガラス基材
JP2017512173A (ja) * 2014-02-18 2017-05-18 グラス・サーフェス・テクノロジーGlass Surface Technology ガラスフラスコの内表面を不動態化する方法及び装置、並びにこのような方法によって得られるフラスコ
JP2020111498A (ja) * 2019-01-08 2020-07-27 ショット アクチエンゲゼルシャフトSchott AG 帯電性の低下したガラス製部品

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2206878B (en) * 1987-07-11 1991-07-17 Glaverbel Pyrolytically coated sheet glass and process of manufacturing same
US5250098A (en) * 1992-07-27 1993-10-05 Ford Motor Company Thermally durable anti-reflective glass
FR2696441B1 (fr) * 1992-10-02 1994-12-16 Saint Gobain Vitrage Int Désalcalinisation de feuilles de verre à faible teneur en alcalins.
DE4243838A1 (de) * 1992-12-23 1994-02-24 Schott Glaswerke Verfahren zur Oberflächenmodifikation von Glas und Glaskeramik
DK0714380T3 (da) 1993-08-19 1997-10-27 Cardinal Ig Co Anløbsbestandigt glas og fremgangsmåde til dets fremstilling.
IT1262463B (it) * 1993-11-30 1996-06-19 Siv Soc Italiana Vetro Procedimento e dispositivo per la fabbricazione di vetro piano con caratteristiche migliorate.
US5985700A (en) * 1996-11-26 1999-11-16 Corning Incorporated TFT fabrication on leached glass surface
DE60315684T2 (de) * 2003-12-22 2008-06-05 3M Espe Ag Glasfüllmaterial und Verfahren zur Herstellung
US20070111042A1 (en) * 2005-11-16 2007-05-17 Seagate Technology Llc Alkali-depleted glass & glass-based substrates for magnetic & magneto-optical recording media
FI20060288A0 (fi) * 2006-03-27 2006-03-27 Abr Innova Oy Pinnoitusmenetelmä
DE102007025687B3 (de) * 2007-06-01 2009-01-08 Schott Ag Verwendung einer Glasscheibe aus Borosilikatglas in einer Flachanzeigevorrichtung und Flachanzeigevorrichtung mit dieser Glasscheibe
FI20090057A0 (fi) * 2009-02-17 2009-02-17 Beneq Oy Antibakteerinen lasi
JP5524178B2 (ja) 2009-03-26 2014-06-18 日本碍子株式会社 ハニカムフィルタ及びハニカムフィルタの製造方法
JP5456353B2 (ja) 2009-03-31 2014-03-26 日本碍子株式会社 ハニカムフィルタ
JP5369029B2 (ja) 2010-03-12 2013-12-18 日本碍子株式会社 ハニカムフィルタ
WO2012026945A1 (en) * 2010-08-27 2012-03-01 Empire Technology Development Llc Hydrofluorocarbon elimination device
EP2679552B1 (en) * 2011-02-21 2018-08-01 LG Chem, Ltd. Use of a device for forming glass surface lubricating layer
CN103384648A (zh) * 2011-02-21 2013-11-06 Lg化学株式会社 用于在玻璃表面上形成润滑剂层的方法以及使用该方法来制造玻璃的方法
WO2014077371A1 (ja) * 2012-11-16 2014-05-22 旭硝子株式会社 ガラス製造方法及びガラス製造装置
CN104884399B (zh) * 2012-12-27 2017-12-29 旭硝子株式会社 能够减小化学强化时的翘曲的玻璃板的制造方法及玻璃板
WO2014148046A1 (ja) * 2013-03-19 2014-09-25 日本板硝子株式会社 ガラス板及びガラス板の製造方法
US10093571B2 (en) 2013-04-09 2018-10-09 Nippon Sheet Glass Company, Limited Method for producing glass sheet and glass sheet
KR102166947B1 (ko) 2013-04-30 2020-10-19 코닝 인코포레이티드 공핍층 및 공핍층 상에 제작된 다결정질-실리콘 tft를 갖는 유리

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59189320A (ja) * 1983-04-13 1984-10-26 Nippon Taisanbin Kogyo Kk 液晶表示体の電極板

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB294391A (en) * 1927-08-25 1928-07-26 Kiyoshi Kamita A process for preventing the weathering (especially clouding, tarnishing and lustering) of the surface of glass
DE1040198B (de) * 1957-10-11 1958-10-02 Kurz Fredrik W A Verfahren zur Erhoehung der chemischen Widerstandsfaehigkeit von Glasgegenstaenden
US3451796A (en) * 1966-05-16 1969-06-24 Corning Glass Works Method of treating strengthened glass surface to increase acid durability
US3653864A (en) * 1969-03-17 1972-04-04 Corning Glass Works Dealkalization of glass surfaces
US4022947A (en) * 1975-11-06 1977-05-10 Airco, Inc. Transparent panel having high reflectivity for solar radiation and a method for preparing same
US4026692A (en) * 1975-12-15 1977-05-31 Corning Glass Works Press molding optical articles from acid hydrated glasses
JPS5440816A (en) * 1977-09-08 1979-03-31 Daiichi Garasu Kk Antiichemical treatment of glass container
JPS57129845A (en) * 1981-01-29 1982-08-12 Nippon Taisanbin Kogyo Kk Glass bottle provided with both mechanical strength and chemical durability and its manufacture
GB2102786B (en) * 1981-07-10 1985-01-09 Glaverbel Method of modifying the light-reflecting properties of glass
LU83731A1 (fr) * 1981-11-04 1983-09-01 Inst Nat Du Verre Procede de desalcalinisation de la surface interne d'objets en verre creux
US4518222A (en) * 1983-12-08 1985-05-21 Corning Glass Works Optical device and method
IT1177081B (it) * 1984-10-30 1987-08-26 Vitreal Specchi Spa Apparecchiatura per l'incisione in continuo all'acido su una faccia di lastre di vetro
US4578100A (en) * 1985-04-01 1986-03-25 Ppg Industries, Inc. Method of making non-glare coated glass

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59189320A (ja) * 1983-04-13 1984-10-26 Nippon Taisanbin Kogyo Kk 液晶表示体の電極板

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011068225A1 (ja) * 2009-12-04 2011-06-09 旭硝子株式会社 ガラス板およびその製造方法
WO2012014854A1 (ja) * 2010-07-26 2012-02-02 旭硝子株式会社 Cu-In-Ga-Se太陽電池用ガラス基板及びそれを用いた太陽電池
US8895463B2 (en) 2010-07-26 2014-11-25 Asahi Glass Company, Limited Glass substrate for Cu-In-Ga-Se solar cell and solar cell using same
WO2013011860A1 (ja) * 2011-07-19 2013-01-24 日本電気硝子株式会社 ガラス基材
JP2013042116A (ja) * 2011-07-19 2013-02-28 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラス基材
JP2016169155A (ja) * 2011-07-19 2016-09-23 日本電気硝子株式会社 ガラス基材
US9714193B2 (en) 2012-12-27 2017-07-25 Asahi Glass Company, Limited Float glass for chemical strengthening
WO2014104302A1 (ja) * 2012-12-27 2014-07-03 旭硝子株式会社 化学強化用フロートガラス
JPWO2014104302A1 (ja) * 2012-12-27 2017-01-19 旭硝子株式会社 化学強化用フロートガラス
WO2014189003A1 (ja) * 2013-05-20 2014-11-27 旭硝子株式会社 ガラス基板及びcigs太陽電池
JPWO2014189003A1 (ja) * 2013-05-20 2017-02-23 旭硝子株式会社 ガラス基板及びcigs太陽電池
JP2017512173A (ja) * 2014-02-18 2017-05-18 グラス・サーフェス・テクノロジーGlass Surface Technology ガラスフラスコの内表面を不動態化する方法及び装置、並びにこのような方法によって得られるフラスコ
JP2020111498A (ja) * 2019-01-08 2020-07-27 ショット アクチエンゲゼルシャフトSchott AG 帯電性の低下したガラス製部品

Also Published As

Publication number Publication date
IT1211552B (it) 1989-11-03
NL194886C (nl) 2003-06-04
DE3741031A1 (de) 1988-06-09
FR2609284B1 (fr) 1992-05-22
JP2607898B2 (ja) 1997-05-07
US5093196A (en) 1992-03-03
GB2199318B (en) 1990-11-14
LU87055A1 (fr) 1988-06-13
GB8629042D0 (en) 1987-01-14
GB2199318A (en) 1988-07-06
FR2609284A1 (fr) 1988-07-08
IT8768001A0 (it) 1987-11-23
NL8702840A (nl) 1988-07-01
ES2005499A6 (es) 1989-03-01
NL194886B (nl) 2003-02-03
BE1001670A3 (fr) 1990-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63159238A (ja) 脱アルカリシートガラスおよびその製造方法
US5132140A (en) Process for depositing silicon dioxide films
US3753840A (en) Fabrication of curved glass sheets
US3287201A (en) Method of strengthening glass by ion exchange and article made therefrom
USRE27921E (en) Temperature control of chemical tempering
US3967040A (en) Production of colored glass bodies
US3773489A (en) Chemically strengthened glass
US2428600A (en) Method of staining glass with copper halide vapors
US4578100A (en) Method of making non-glare coated glass
US5292354A (en) Method of producing dealkalized sheet glass
RU2440310C2 (ru) Способ изготовления стекла, включающий обработку поверхности хлоридом алюминия в или непосредственно перед лером
US3827871A (en) Coating process for glass containers
JPS61205641A (ja) フロ−トガラスの化学強化方法
IL40405A (en) Process of colouring or modifying the colouration of a glass body containing reducing ions by diffusion
US4134746A (en) Method of strengthening glass articles
US3650720A (en) Decorating glass-ceramic articles
US3785792A (en) Surface coating of chemically tempered vitreous bodies
US3711263A (en) Surface treatment of glass and similar materials
US3656922A (en) Manufacture of glass containers
AT398753B (de) Pyrolytisch beschichtetes flachglas und verfahren zu seiner herstellung
JP2012505817A (ja) 改良された耐薬品性を有するガラス物品
US3186870A (en) Process for removing thin films of cobalt oxide from vitreous surfaces
JPH0741335A (ja) ガラス容器の処理方法
US3549343A (en) Method for removing tin from flat glass
US20230087978A1 (en) Aqueous ion exchange strengthening of glass articles

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees