JPS6315702Y2 - - Google Patents

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JPS6315702Y2
JPS6315702Y2 JP17866083U JP17866083U JPS6315702Y2 JP S6315702 Y2 JPS6315702 Y2 JP S6315702Y2 JP 17866083 U JP17866083 U JP 17866083U JP 17866083 U JP17866083 U JP 17866083U JP S6315702 Y2 JPS6315702 Y2 JP S6315702Y2
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JP17866083U
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は新規な空気調和機の換気用開閉扉機構
に係り、特に前面パネル側から開閉操作する換気
レバー部材を合成樹脂材によりモールド成型する
ことにより、前面パネルの外観を損なうような傷
の発生を防ぐことができると共に、冷気との接触
により水滴の発生を防ぐことができ、且つ換気用
開閉扉の開度調整及び位置決めを適切になし得る
空気調和機の換気用開閉扉機構に関する。
〔考案の技術的背景〕
一般に空気調和機の室内側ユニツトに設けられ
る換気用開閉扉機構は第1図乃至第3図に示すご
とき構成が採用されている。
第1図に示す空気調和機1の室内側ユニツト2
には熱交換後の室内空気が流れる通路3が形成さ
れている。
この通路3を区画する隔壁4には外気を導入す
るための換気口5が設けられている。この換気口
5にはこれを開閉するための開閉扉6が設けられ
ている。この開閉扉6には前面パネル7側から開
閉するための換気レバー8が設けられている。
換気レバー8は第2図及び第3図に示す如くそ
の支点部9が上記通路3と区画する固定板10に
枢支され、力点部11が前面パネル7の外方に延
出されていると共に作用点部12が開閉扉6に枢
支されて構成されている。この換気レバー8は板
金製であり、図示する如く熱交換後の室内空気が
流れる通路3内を横断して前面パネル7に延出さ
れている。
また、第2図及び第3図に示す如く開閉扉6は
スプリング13によつて付勢されている。このス
プリング13はその一端が換気レバー8の作用点
部12が枢支される開閉扉6側に係合され他端が
支点部9側の換気レバー8に係合されて取付けら
れている。
従つて開閉扉6を開放すべく換気レバー8を揺
動させると、スプリング13が圧縮され、他方開
閉扉6を閉じるべく換気レバー8を操作するとき
に開閉扉6を換気口5側に移動するように付勢す
る。
〔背景技術の問題点〕
従来機構にあつては換気レバー8が板金製であ
り、通路3を横断しているためにこれに熱交換後
の冷気が接触すると水滴が発生し、これに付着す
る問題があつた。また換気レバー8が板金製であ
るために操作時に前面パネル7を破損し、外観を
損ねる問題があつた。
換気レバー8及び開閉扉6がスプリング13に
よつて付勢されて復帰するように構成されている
ため部品点数が多くなる欠点があつたと共に開閉
扉6の開度規制及び換気レバー8の位置決め等を
設定するのに複雑な構造を採用しなければならな
い問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は従来のこの種換気用開閉扉機構に有す
る問題点を有効に解決すべく創案されたものであ
る。
本考案の目的は前面パネルを損傷させることな
く操作できると共に、冷気との接触による水滴の
発生を防止でき且つ開閉扉の開度規制及び位置決
めを容易になし得る空気調和機の換気用開閉扉機
構を提供するものである。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するために、本考案は開閉扉を
開閉操作する換気レバーを合成樹脂材によりモー
ルド成型すると共に換気レバー部材の力点部側の
回転軌跡上の固定板に力点部側の回動を規制する
第1のストツパー部材を設け、且つ換気レバー部
材の作用点部側の回転軌跡上の固定板上に、この
回動始端部と終端部とを規制して位置決めるため
の第2のストツパー部材を設けて構成したもので
ある。
〔考案の実施例〕
本考案の一実施例を添付図面に従つて詳述す
る。
第4図及び第5図に示す如く、空気調和機の室
内側ユニツト2には熱交換後の室内空気が流れる
通路3が形成されている。この通路3を区画する
隔壁4には外気を導入するための換気口5が設け
られている。この換気口5にはその内側に一端が
ヒンジ14に枢支された開閉扉6が設けられてい
る。この開閉扉6には通路3側に延出されたブラ
ケツト15が設けられており、このブラケツト1
5には後述する換気レバー部材16の作用点12
が枢軸17を介して枢支されている。換気レバー
部材16は合成樹脂材によりモールド成型されて
おり、その支点部9は通路3を区画する固定板8
に枢支されていると共に、力点部11は前面パネ
ル7の外側に延出されている。
換気レバー部材16の力点部11側の回転軌跡
上の固定板8上には力点部11側の回動を規制し
て上記開閉扉6の開度を規制する第1のストツパ
ー部材18が設けられている。この第1のストツ
パー部材は第5図及び第6図に示すように固定板
8上に隆起して設けられた係止突起19と換気レ
バー部材16の力点部11側に一体的にモールド
成型された係止突起20とから構成されている。
尚、第1のストツパー部材18は第7図に示す
如く換気レバー部材16の力点部11側の回転軌
跡上に位置される固定板8を切り起して係止片2
5を形成して構成させてもよい。この場合には係
止片25を所定の高さに切り起すことによつて換
気レバー部材16を直接係止させて、換気レバー
部材16にはこれに係合する係止突起を設けな
い。
一方、第2のストツパー部材21は換気レバー
部材16の作用点部12側の回転軌跡上に位置さ
れる固定板8上に設けられた係合凹部22,23
と作用点部12側の換気レバー部材16に一体的
にモールド成型された係止突起24とによつて構
成されている。固定板8に設けられた係合凹部2
2,23は換気レバー部材16の作用点部12側
の回転軌跡の始端部と終端部にそれぞれ設けられ
ている。
一方、係合突起24は、換気レバー部材16の
作用点部12に一体的にモールド成型されてい
る。
尚、第9図に示す如く、換気レバー部材16の
作用点部12には一体的にモールド成型されて隆
起された係合突起24が設けられている。この係
合突起24は図示する如く断面を大きくしたもの
である。
他方、固定板8には上記作用点部12が回動す
る軌跡上の始端部と終端部とに位置されて第2の
ストツパー部材21の一部を構成する係合凹部2
2,23が形成されている。この係合凹部22,
23は係合突起24の両端を狭持して保持するよ
うに隆起された突起片26によつて構成されてい
る。
以上の構成からなる本考案の作用について述べ
る。
第4図に示すように換気レバー部材16の力点
部11を前面パネル7の外側から矢印C方向に揺
動させることにより力点部11側は回転軌跡Aに
沿つて回動し、第1のストツパー部材18によつ
て最大回動位置が規制されることにより、その作
用点部12に枢支された開閉扉6は規制された範
囲内の開度に調整されて換気口5を開放して所定
回動以上の開き過ぎを防止することができる。
また、換気レバー部材16の作用点部12と、
これに枢支された開閉扉6のブラケツト15とは
その回転軌跡Bの始端部と終端部とが第2のスト
ツパー部材21により規制されることになり、開
閉扉6の位置決めがなし得る。この始端部と終端
部とにそれぞれ係合凹部22,23が設けられて
おり、開閉扉6の開放位置と閉成位置とを係合保
持されることになる。このように開放位置から閉
成位置に往復移動される開閉扉6の位置を確実に
決定し得る。また、第2のストツパー部材21は
第1のストツパー部材18と同様に開閉扉16の
開き過ぎを防止する。
換気レバー部材16は特に合成樹脂材によりモ
ールド成型されているため前面パネル7がたとえ
軟質の合成樹脂で成型されていても、これを損傷
させて美観を損なうことがない。さらに換気レバ
ー部材16が熱電導率が低い合成樹脂材で成型す
るので通路3を横断していても水滴が発生しな
い。
尚、前記実施例(第9図)とは逆に換気レバー
部材16に係合凹部を形成し、固定板8に係止突
起を設けるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上要するに本考案によれば次のごとき優れた
効果を発揮する。
(1) 前面パネルを損傷させることなく換気用開閉
扉を操作することができる。
(2) 熱交換後の室内空気との接触により水滴の発
生を防止することができる。
(3) 開閉扉の開度規制及び位置決めを容易になし
得ると共に部品点数を可及的に少なくし、組立
工程を簡素化してコストダウンを達成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の空気調和機と、その換気用開閉
扉機構を示す一部分解斜視図、第2図は開閉扉機
構の平面図、第3図はその側面図、第4図は本考
案の一実施例を示す平面図、第5図はその側断面
図、第6図は第1のストツパー部材を示す概略側
面図、第7図は変形実施例を示す斜視図、第8図
は第2のストツパー部材を示す概略側面図、第9
図は別の実施例を示す概略側面図である。 図中、4は開閉扉、8は換気レバー部材、18
は第1のストツパー部材、19,20,24は係
止突起、21は第2のストツパー部材、22,2
3は係合凹部、25は係止片である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 換気口にこれを開閉するためにヒンジに枢支
    された開閉扉と、合成樹脂材により成型され、
    支点部が固定板上に回転自在に枢支され力点部
    が前面パネル外方に延出されると共に作用点部
    が上記開閉扉に枢支された換気レバー部材と、
    該換気レバー部材の力点部側の回転軌跡上の固
    定板上に設けられ、力点部側の回動を規制して
    上記開閉扉の開度を規制する第1のストツパー
    部材と、上記換気レバー部材の作用点部側の回
    転軌跡上の固定板上に設けられ作用点部の回動
    始端部と終端部とを規制して位置決めするため
    の第2のストツパー部材とを備えた空気調和機
    の換気用開閉扉機構。 (2) 上記第1のストツパー部材が上記換気レバー
    部材の力点部側に一体的にモールド成型されて
    設けられた係止突起と、該力点部側の回転軌跡
    上の上記固定板上に設けられた係止突起とから
    なる上記実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    空気調和機の換気用開閉扉機構。 (3) 上記第1のストツパー部材が上記換気レバー
    部材の力点部側の回転軌跡上に位置される上記
    固定板を切り起した係止片によつてなる上記実
    用新案登録請求の範囲第1項及び第2項記載の
    空気調和機の換気用開閉扉機構。 (4) 上記第2のストツパー部材が上記換気レバー
    部材の作用点部より上記固定板上に臨んで一体
    的にモールド成型されて突出された係止突起
    と、上記固定板上に上記作用点部の回転軌跡上
    においてその始端部と終端部とに設けられた係
    合凹部とによつて構成された上記実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の空気調和機の換気用開
    閉扉機構。
JP17866083U 1983-11-21 1983-11-21 空気調和機の換気用開閉扉機構 Granted JPS6086834U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17866083U JPS6086834U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 空気調和機の換気用開閉扉機構

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17866083U JPS6086834U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 空気調和機の換気用開閉扉機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6086834U JPS6086834U (ja) 1985-06-14
JPS6315702Y2 true JPS6315702Y2 (ja) 1988-05-02

Family

ID=30387830

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JP17866083U Granted JPS6086834U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 空気調和機の換気用開閉扉機構

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JPS6086834U (ja) 1985-06-14

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