JPH0718904Y2 - 一体形空気調和機のダンパー装置 - Google Patents

一体形空気調和機のダンパー装置

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JPH0718904Y2
JPH0718904Y2 JP1989049805U JP4980589U JPH0718904Y2 JP H0718904 Y2 JPH0718904 Y2 JP H0718904Y2 JP 1989049805 U JP1989049805 U JP 1989049805U JP 4980589 U JP4980589 U JP 4980589U JP H0718904 Y2 JPH0718904 Y2 JP H0718904Y2
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JP
Japan
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damper
arm
opening
air conditioner
flat plate
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義久 滝田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は一体形空気調和機に係り,特に換気用ダンパ
ーに関するものである。
〔従来の技術〕
第6図および第7図は例えば実公昭63-15702号公報に記
載された空気調和機の換気装置を示すもので,図におい
て(1)は空気調和機の空気通路で,室内側ユニット
(2)に熱交換後の室内空気を流すよう設けられてい
る。(3)は隔壁(4)に設けた換気口,(5)はこの
換気口の内側に一端をヒンジ(6)で枢支した開閉扉
で,上記通路(1)側に延出したブラケツト(7)を設
けている。(8)は合成樹脂材よりモールド成形されて
いる換気レバーで,枢軸(9)を介して上記ブラケット
(7)に作用点部(10)を枢支している。(11)は上記
換気レバー(8)の操作部で,支点(12)を介して固定
板(13)に枢支されていると共に,前面パネル(14)の
外側に延出されている。(16)は第1ストツパー部材
で,上記操作部(11)の回動を規制し,かつ上記開閉扉
(5)の開度を規制するよう固定板(13)上に隆起し設
けた規制突起(17a)と,上記操作部(11)側下面に一
体的にモールド成形された係止突起(17b)とより構成
している。
(18)は第2ストツパー部材で,上記換気レバー(8)
の作用点部(10)側の回転軌跡上に位置される固定板
(13)に設けた係合凹部(19)と,換気レバー(8)に
一体的にモールド成形した係止突起(20)より成つてい
る。
次に動作を説明する。
第6図に示すように換気レバー部材(8)の操作部(1
1)を前面パネル(14)の外側から矢印C方向に揺動さ
せることにより操作部(11)側は回転軌跡Aに沿つて回
動し,第1ストツパー部材(16)によつて最大回転位置
が規制されることにより,その作用点部(10)に枢支さ
れた開閉扉(5)は規制された範囲内の開度に調整され
て換気口(3)を開放して所定回動以上の開き過ぎを防
止することができる。
また,換気レバー部材(8)の作用点部(10)と,これ
に枢支された開閉扉(5)のブラケツト(7)とは,そ
の回転軌跡Bの始端部と終端部とが第2のストツパー部
材(18)により規制されることになり,開閉扉(5)は
位置決めされる。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の一体形空気調和機のダンパー装置は以上のように
構成されているので,換気レバーでの開閉扉の開度は一
端をヒンジで固定され,第1ストツパー部材と第2スト
ツパー部材とで規制しているため,換気ダンパーの操作
性が十分とは言えず又,第1及び第2ストツパーのそれ
ぞれの係止突起をモールド成形で一体的に設けているた
め,回動摩擦などにより規制を不十分にする問題点があ
つた。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので,換気ダンパーの開閉操作性の向上及び組立作
業の簡略化したダンパー装置を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係るダンパー装置は,換気用開口部を開閉す
る平板状のプレート部と,プレート部から垂直方向に90
°以上の角度で平板形に延び中間にクランク状折曲部及
び上方へ立設された支軸を成形し,先端に操作レバーを
設けたアームよりダンパーを構成し,アームの支軸を貫
通係止させた軸穴を設けた平面板の吹出ノズルを設け,
吹出ノズル裏面に波形突起を成形し,かつアーム上面に
波形突起に摺動係合させる山形係合片を設けたものであ
る。
〔作用〕
この考案におけるダンパー装置は,ダンパーアームに山
形係合片を設けるとともに,吹出ノズルの平面板に波形
突起を設け,山形係合片を摺動係合させるようにしたこ
とにより,換気用開口部での平板状プレートの開閉度を
簡単な操作で確実に確保できるとともに,ダンパー部の
組立作業も容易になる。
〔考案の実施例〕
以下,この考案の一実施例を図について説明する。第1
図ないし第4図において,(21)は室内側フアンケーシ
ングで,熱交換後の室内空気を流通させる風路(1)を
形成し,この風路を区画する隔壁(4)を設けている。
(3)は換気用開口部で,傾斜角(α)を持つて鋭角形
成された上記隔壁(4)に開口形成されている。(5)
は平板状のプレート部で,上記開口部を開閉するととも
に,このプレート部から垂直方向に90°以上の角度で平
板形に延びるアーム(22)を一体成形して構成してい
る。このアームは中間にクランク状の折曲部(23)を設
け,かつ上方へ立設した割目を備えた先端半円錐状係止
部(24)を有する支軸(25)を並設するとともに,前面
先端には操作レバー(11)を一体成形しダンパー(26)
を構成している。(27)は吹出ノズルで,平面板本体
(28)に上記支軸(25)を貫通係止させた軸穴(29)
と,前面に上記操作レバー(11)を貫通し延出させる角
穴(30)を設けている。(31)は波形突起で,上記吹出
ノズル(27)の軸穴(29)と角穴(30)との中間裏面に
設けてある。(32)はこの波形突起(31)面を摺動係合
させる山形の係合片で,上記アーム(22)上面に一体形
成により設けてある。(33)は上記山形の係合片(32)
を係止する溝部で,波形突起(31)の凹部を形成し,凸
部片(34)とで波形を形成する。
次に動作を説明する。ダンパー(26)の操作レバー(1
1)を左右に回動すると,ダンパー(26)アーム(22)
に設けられた山形突起(32)は吹出ノズル(27)の波形
突起(32)の一方の溝部(33)から凸部片(34)に乗り
上げるが,ダンパー(26)のアーム支軸(25)と操作レ
バー(11)間が弾性変形し凸部片(34)を乗り越えたあ
とは凸部片(34)の傾斜に沿つて,山形突起(31)は誘
導され,もう一方の溝部(33)に係合止されて,ダンパ
ー(26)を所定位置に保持する。
また,ダンパー(26)は支軸(25)とダンパープレート
部(5)端点(5a)とを結ぶ軸線(22a)とダンパープ
レート部(5)との角度(β)をフアンケーシング(2
1)の傾斜角(α)に相当する90°以上の鈍角(β)に
て形成しているため,操作レバー(11)を開口部(3)
を開く方向へ動かすときに,ダンパープレート部(5)
を室内側ケーシング(21)の隔壁(4)にこじて動作し
ないことはない。
第5図は他の実施例を示すもので,ダンパー(26)の閉
時点において室内ユニット側の開口部(3)(17)とダ
ンパープレート(19)(5)が確実に塞がるようにした
ものであり,ダンパープレート部(5)側のアーム(2
2)の1部にU字状の湾曲部(35)を形成させ,ダンパ
ープレート部(20)(5)が開口部(3)(17)にラツ
プする寸法で形成されているためダンパー(26)(19)
のアーム(22)(20)に形成した湾曲部(35)(29)の
スプリング効果により確実な開閉ができるものである。
〔考案の効果〕
以上のように,この考案によればダンパーアームに設け
た山形突起と吹出ノズルに山形突起と摺動係合止する波
形突起を設けダンパ装置を構成したから,ダンパーの開
閉が確実となり,半開き状態等の不具合もなくなり,ま
た係合箇所も一カ所となり,組立作業も容易で作業効率
も向上するなどの効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による空気調和機のダンパ
ー装置の要部を示す平面図,第2図は第1図のII-II断
面図,第3図はダンパー装置の要部を示す分解斜視図,
第4図はダンパー装置の要部を示す縦断面図,第5図は
この考案の他の実施例によるダンパー装置を示す要部平
面図,第6図は従来の空気調和機のダンパー装置を示す
要部平面図,第7図は第6図のダンパー装置を示す断面
図である。 なお,(3)は換気用開口部,(5)はプレート部,
(11)は操作レバー,(21)はケーシング,(22)はア
ーム,(23)は折曲部,(25)は支軸,(26)はダンパ
ー,(27)は吹出ノズル,(29)は軸穴,(30)は角
穴,(31)は波形突起,(32)は山形係合片である。 図中,同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一体形空気調和機の室内側フアンケーシン
    グ面に設けた換気用開口部,この開口部を開閉する平板
    状のプレート部,このプレート部から垂直方向に90°以
    上の角度で平板形に延び中間にクランク状折曲部及び上
    方へ立設された支軸を成形し,前面先端に操作レバーを
    設けたアームより成るダンパー,このダンパーの操作レ
    バーを貫通突出させた角穴,上記アームの支軸を貫通係
    止させた軸穴を設けた平面板の吹出ノズルを備え,この
    吹出ノズルの角穴と軸穴との中間裏面に波形突起を成形
    すると共に,波形突起に摺動係合させる山形の係合片を
    上記アーム上面に設けたことを特徴とする一体形空気調
    和機のダンパー装置。
JP1989049805U 1989-04-27 1989-04-27 一体形空気調和機のダンパー装置 Expired - Lifetime JPH0718904Y2 (ja)

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JPH02140235U JPH02140235U (ja) 1990-11-22
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