JPH0315997Y2 - - Google Patents

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JPH0315997Y2
JPH0315997Y2 JP10642784U JP10642784U JPH0315997Y2 JP H0315997 Y2 JPH0315997 Y2 JP H0315997Y2 JP 10642784 U JP10642784 U JP 10642784U JP 10642784 U JP10642784 U JP 10642784U JP H0315997 Y2 JPH0315997 Y2 JP H0315997Y2
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JP
Japan
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opening
closing plate
cam
closing
spring
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JP10642784U
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JPS6123673U (ja
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Priority to US06/742,482 priority patent/US4644239A/en
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Application granted granted Critical
Publication of JPH0315997Y2 publication Critical patent/JPH0315997Y2/ja
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  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Lift Valve (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は、開口部の位置で開閉板の位置をモー
タにより駆動するモーターアクチユエータに関す
る。
従来技術 例えば分割状態の冷凍室と冷蔵室とを備えた冷
蔵庫では、冷却器の冷気が冷凍室または冷蔵室の
内部に送り込まれるようになつている。そして、
この冷気の制御は、冷却器と冷凍室または冷蔵室
とを結ぶ通路に設けた開閉板の開閉運動によつて
行われている。
従来、その開閉運動の駆動源として、ガスサー
モ式ベローズや電磁ソレノイドが用いられるが、
前者のガスサーモ式ベローズでは、応答速度が遅
く、また装置が大型化し、また後者のソレノイド
では、開閉が速やかで完全に行われるものの、動
作時に音が発生する。
考案の目的 したがつて、本考案の目的は、モータ駆動式の
開閉板において、開閉板の開閉を安定した動作状
態で行うことができるようにすると共に、開閉板
の閉止状態も確実なものとすることである。
考案の概要 そこで本考案は、開口部に開閉板を開閉自在に
設けるとともに、開閉板にスプリングによつて閉
じる方向の力を作用させておき、この開閉板の開
く方向の運動をモータ、このモータによつて駆動
されるカムおよび従動ピンによつて行うようにし
ている。そして上記スプリングおよびカムの従動
ピンが開閉板に対し均等な作用力を働かせる位置
に取付けられているため、開閉板と開口部との密
着つまり閉止状態が確実となる。
考案の構成 以下、本考案の構成を図面に基づいて具体的に
説明する。
本考案のモーターアクチユエータ1は、開閉板
2およびその駆動源としてのモータ3を備えてい
る。上記開閉板2は、下方の両端に設けられた軸
4によつて、基板5の軸受ブラケツト6により、
開口部7に対して開閉自在に支持されている。こ
の開閉板2は、基板5の開口部7と対応する位置
でそれよりもやや大きいパツキン8を備えてお
り、このパツキン8を備えた部分が、上記開口部
7を覆う開閉板2の開閉部2aとなつている。こ
の開閉部2aは、基板5に固定された板状のスプ
リング9によつて、基板5に接する方向、つまり
開口部7を常に閉じる方向に付勢されている。こ
のスプリング9の先端は、開閉部2aの中央部に
当接し、開閉部2a全体が均一な作用力で押圧さ
れるようになつている。
一方、上記モータ3は、開閉板5を挟んでスプ
リング9とは逆側、つまり基板5の背面側に形成
された取付け台10に対し、ギヤボツクス11と
ともに固定されている。このギヤボツクス11
は、モータ3の回転を減速しながらカム12に伝
達するほか、内部にスイツチカム13およびスイ
ツチ14を収納している。
上記カム12は、例えば端面カムであり、その
端面でカム面12aを形成している。このカム面
12aは、必要な機能上、第3図Aのように、山
形であるが、同図Bのように、緩和曲線によつて
滑らかな曲線となつている。
このカム12の従動節すなわち従動ピン15
は、基板5の保持孔16に対し、軸線方向に摺動
自在に保持されており、一端でカム面12aに接
し、かつ他端部分で開閉板2の裏面側に接してい
る。
なお、上記モータ3は、第4図に示すように、
制御回路17によつて制御される関係にある。こ
の制御回路17は開閉板2の開閉状態、すなわち
スイツチ14のオン・オフ状態および温度センサ
ー18の信号レベルの変化を入力条件とし、モー
タ3のオン・オフ状態を自動的に制御する。この
制御回路17の具体的な回路は、この考案と直接
関係ないため、詳記しないが、例えば実願昭59−
85125号に示されている。
考案の作用 次に、上記モーターアクチユエータ1の作用を
説明する。
開閉板2が開口部7を閉じている状態で、冷蔵
室内の温度が上昇したとき、制御回路17は、温
度センサー18からの信号によつて、モータ3を
始動させ、カム12を180度だけ回転させる。こ
のとき、従動ピン15は、カム面12aの勾配に
したがつて第2図で左方向に移動し、開閉板2を
スプリング9の弾力に抗して押し、開口部7を開
く方向に移動させる。これによつて、開閉板2
は、開口部7から離れ、それを開放状態とする。
この間に、スイツチカム13が回転し、スイツチ
14が切り替わるため、制御回路17は、開閉板
2を開放状態として、自動的に停止する。このよ
うにして開口部7から冷却器の冷気が冷凍室また
は冷蔵室内に送り込まれる。
冷凍室または冷蔵室内の温度が所定の温度より
も低くなると、制御回路17は温度センサー18
の信号を入力とし、またスイツチ14によつて開
閉板2の開放状態を確認し、再びモータ3を同じ
方向に回転させる。カム12が180度回転する過
程で、従動ピン15が第2図で右方向に移動する
ため、開閉板2は、スプリング9の付勢力によつ
て、そのパツキン8を開口部7に密着させ、それ
を閉止状態とする。
考案の他の実施例 スプリング9は、板ばねに限らず、軸4の位置
に設けたねじりばねあるいはコイルばねなどであ
つてもよい。またカム12は、第5図に示すよう
に、確動式の円柱カムで構成し、従動ピン15の
一部をその溝の内部に臨ませてもよい。
なお、このモーターアクチユエータ1は、冷蔵
庫に組み込まれることを予定しているが、その用
途は、冷暖房装置または送風装置などにも応用で
きる。
考案の効果 本考案では、下記の効果が得られる。
スプリングが開閉板に対し均一な力を作用する
状態で設けられているから、開閉板が閉じたとき
に、開口部に隙間ができず、確実な閉止状態とす
ることができる。
また、開閉板の開閉方向の力がばねおよびカム
によつて分担されているから、モータによつて回
転されるカムの位置と開閉板の開閉位置とを特別
の位置関係にして取りつける必要もなく、製造も
非常に簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のモーターアクチユエータの正
面図、第2図はその垂直断面図、第3図はカム輪
廓曲線の展開図、第4図は制御部分のブロツク線
図、第5図はカムの他の実施例を示す側面図であ
る。 1……モーターアクチユエータ、2……開閉
板、2a……開口部、3……モータ、4……軸、
5……基板、7……開口部、9……スプリング、
12……カム、12a……カム、15……従動ピ
ン、17……制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口部を開閉自在とする開閉板と、上記開口部
    を覆う開閉板の開閉部のほぼ中央部に当接し、上
    記開閉板を閉方向に付勢するスプリングと、上記
    開閉板を挟んで上記スプリングとは逆側に配置さ
    れたモータと、該モータによつて駆動されるカム
    と、該カムのカム面および上記開閉板に当接し、
    上記開閉板に開方向の運動を伝達する従動ピンと
    を具備してなり、上記モータによつて駆動される
    カムの動きを上記従動ピンを介して上記開閉板に
    伝達し、上記開閉板を上記スプリングの付勢力に
    抗して開方向に移動させると共に、上記開閉板の
    閉止状態では上記開口部を上記開閉板の開閉部で
    上記スプリングの付勢力によつて閉止するように
    してなるモーターアクチユエータ。
JP10642784U 1984-06-07 1984-07-16 モ−タ−アクチユエ−タ Granted JPS6123673U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10642784U JPS6123673U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 モ−タ−アクチユエ−タ
US06/742,482 US4644239A (en) 1984-06-07 1985-06-07 Motor actuator with control means responsive to internal and external conditions

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10642784U JPS6123673U (ja) 1984-07-16 1984-07-16 モ−タ−アクチユエ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6123673U JPS6123673U (ja) 1986-02-12
JPH0315997Y2 true JPH0315997Y2 (ja) 1991-04-05

Family

ID=30665715

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10642784U Granted JPS6123673U (ja) 1984-06-07 1984-07-16 モ−タ−アクチユエ−タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6123673U (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0694982B2 (ja) * 1985-09-10 1994-11-24 松下冷機株式会社 冷蔵庫
JPS63111472A (ja) * 1986-10-28 1988-05-16 Sanyo Electric Co Ltd 電源周波数検知装置
JPH0548048Y2 (ja) * 1987-12-11 1993-12-20

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6123673U (ja) 1986-02-12

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