JPH0548048Y2 - - Google Patents

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JPH0548048Y2
JPH0548048Y2 JP1987187812U JP18781287U JPH0548048Y2 JP H0548048 Y2 JPH0548048 Y2 JP H0548048Y2 JP 1987187812 U JP1987187812 U JP 1987187812U JP 18781287 U JP18781287 U JP 18781287U JP H0548048 Y2 JPH0548048 Y2 JP H0548048Y2
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elastic plate
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plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、冷気噴き出し口などの開口部を開閉
するためのダンバー装置の改良に関する。
〔考案の背景〕
例えば分割状態の冷凍室と冷蔵室とを備えた冷
蔵庫では、冷却器の冷気が冷凍室または冷蔵室の
内部に応じ送り込まれるようになつている。この
冷気の供給制御は、冷却器から冷凍室または冷蔵
室に至る通路に設けられたダンパー装置によつて
行われる。このダンパー装置の開閉板は、冷蔵室
内または冷凍室内の温度変化によつて開閉し、必
要時に冷却器の冷気を冷蔵室内または冷凍室内に
送り込む。
そして、この開閉板は、一方の端部で機枠の支
軸によつて回動自在に支持され、かつ開口部を閉
じる方向に弾性板によつて付勢されており、モー
タアクチユエータによつて上記弾性板の弾力に抗
して開口部から離れるよう組み込まれている。
〔従来の技術〕
ところで、上記弾性板に要求される性能とし
て、開閉板を閉じたとき開口部に対する密閉度を
確保するために、充分な押圧力が必要であるが、
開閉板の開閉時には開閉板の変形やクリープなど
を防ぐため、少ない荷重のほうが好ましい。その
ためには、ばね係数を小さくし、組み込み時にば
ねを大きくたわませて組み込む必要がある。
ところが、従来、この弾性板の取り付けは、実
開昭61−203278号の公報に見られるように、取り
付け台の上にねじ締めにより行われている。この
取り付けに際し、弾性板を湾曲させながら、ねじ
を回し込むため、その取り付けが困難であり、ま
た弾性板に曲げ加工を施して使用する必要がある
ため、曲げ加工による押力緩和や加工精度のばら
つきにより、ばね圧力が安定しないという問題が
あつた。
〔考案の目的〕
したがつて、本考案の目的は、弾性板を必要な
位置に簡単に組み込めるようにし、また弾性板に
曲げ加工を施さなくても、充分なたわみを得られ
るようにすることである。
〔考案の解決手段〕
そこで、本考案は、平板状の弾性板を一方の側
面の基端部分で、機枠の支持台にて保持し、また
先端部分を開閉板のほぼ中央位置に当接させると
ともに、上記弾性板の他方の側面を基端部分と先
端部分の間でガイド部により抑え込むことによ
り、弾性板の組み込み過程で、それに必要な弾力
を付与するようにしている。しかも、これらの支
持台およびガイド部が弾性板の挿入方向に設けら
れているため、弾性板は、先端部分からこれらに
沿つて挿入することによつて、充分にたわませた
状態で、簡単に装着できる。
〔実施例〕
第1図ないし第4図は、本考案のダンパー装置
1を示している。
このダンパー装置1は、互いに分離可能な機枠
2、開閉板3、およびモータアクチユエータ4に
よつて組み立てられている。
上記機枠2は、例えばプラスチツクにより全体
として板状に成形され、上半分の部分で正面側に
張り出す開口部を5を形成しており、また正面側
下方の例えば左側で係止突起6、左右一対の支軸
7、支軸7の間で門型のガイド部8、さらにこの
ガイド部8の下方位置で支持台9を、さらに背面
側下方で囲い壁10をそれぞれ一体的に形成して
いる。
また、開閉板3は、上記開口部5を塞ぐため
に、例えば金属板によつて成形され、回転中心側
の端部に形成された半円弧状の被支持部12によ
つて一対の支軸7に対し回動自在に支持されてお
り、また開口部5と対応する面でパツキン11を
備えている。なお、この開閉板3は、切り起こし
部分によつて、前記係止突起6と係り合う係止片
13を備えており、それらの係り合いによつて開
閉板3の開放角度を規制している。
そして、この開閉板3は、弾性板14によつて
一方向、例えば開口部5を閉じる方向に付勢され
ている。この弾性板14は、先端部分から支持台
9の凹形状の支持部9aを経て、ガイド部8の内
部に挿入され、先端部分の円弧状の当接片17で
開閉板3のほぼ中央部に当接しており、かつ基端
部分の止め片15とビード状の突条16とによつ
て支持台9の凹形状の支持部9aから抜け止め状
態となつている。この結果、弾性板14は、第3
図に見られるように、開閉板3と対向する面で開
閉板3および支持台9に接し、かつこれと反対側
の面でガイド部8によつて押え込まれている。こ
のようにして、ガイド部8は、弾性板14の基端
側と先端側との間にあつて、弾性板14に付勢力
を付与させる位置で、弾性板の他方の側面に当接
しており、装着時にほぼ平板状であるが、装着状
態で、湾曲状態となり、その復元弾力を開閉板3
に付勢力として作用させている。
さらに、上記モータアクチユエータ4は、機枠
2の背面側の囲い壁10の部分に位置決め状態で
例えば取り付けねじ18などによつて取り付けら
れており、モータ19の回転を減速ギヤやカム機
構などによつて、駆動ピン20の直線進退運動に
変換し、これを開閉板3に開く方向の力として作
用させる。このため、上記駆動ピン20は、機枠
2の孔21を貫通し、開閉板3の半球面状の当接
部22に対応している。なお、この実施例による
と、駆動ピン20は、開閉板3を開くときに前進
し、第3図で右側から左方向に力を作用させる。
このとき、支軸7から被支持部12が離れないよ
うにするため、被支持部12は、駆動ピン20か
らの力を受けて、支軸7に当接する方向に形成さ
れている。
すでに記載したように、ダンパー装置1の機枠
2、開閉板3、モータアクチユエータ4のほか弾
性板14は、第4図に示すように、組み立て前に
互いに分離している。これらの組み立てに際し、
まず、モータアクチユエータ4が機枠2の背面か
ら囲い壁10の内部に取り付けられる。このあ
と、機枠2に対し開閉板3が支軸7と被支持部1
2との係り合いによつて機枠2の正面側から取り
付けられる。この取り付け時に、係止片13が弾
性変形しながら係止突起6を乗り越える。このた
め、開閉板3の組み付けは、支軸7に被支持部1
2を係合させる方向のみ、つまり単一方向の動作
で簡単に行える。このようにして、開閉板3が機
枠2に対し開閉自在に支持されると、開閉板3の
開放角度は、係止突起6と係止片13との係り合
いによつて規制され、かつ機枠2から外れない状
態となる。この状態で、弾性板14は、第3図に
想像線で示すように、先端側から支持台9とガイ
ド部8との間に挿入され、先端の当接片17で開
閉板3の上面を滑りながら所定の位置まで挿入さ
れる。この挿入時点で、弾性板14は、止め片1
5と突条16によつて、機枠2から抜け止め状態
となり、しかも適切な湾曲状態で、開閉板3に常
に閉じる方向の弾力を作用させている。このよう
にして、開閉板3は、モータアクチユエータ4の
駆動ピン20によつて開く方向に駆動されるよう
になる。
このダンパー装置1は、冷凍冷蔵庫の冷気取り
入れ口などに取り付けられる。モータアクチユエ
ータ4の駆動ピン20が後退しているとき、開閉
板3は、弾性板14からの弾性力を受けて、機枠
2の開口部5を閉じている。このため、冷気は、
その開口部5を通過しないことになる。
なお、パツキン11が開口部5に当接している
とき、支軸7と被支持部12の内周面との間に小
さな間隙が形成されているため、開口部5の開口
縁とパツキン11の平坦面との当接関係は、支軸
7による被支持部12の拘束に影響されない。
この状態で、モータアクチユエータ4に動作指
令が与えられると、モータ19は、起動すること
によつて、内部の減速ギヤやカム機構を駆動し、
駆動ピン20を前進方向に駆動して、その先端を
開閉板3の当接部22に押し当てる。このとき、
開閉板3は、駆動ピン20からの押圧力を受け、
支軸7を回動中心として、弾性板14の弾力に抗
しながら、回動することによつて、開口部5を開
放状態とする。このとき、駆動ピン20が被支持
部12を支軸7に押し当てる方向の力として作用
させるため、支軸7と被支持部12の内周面との
係合関係は、離れないまま回動自在に保持され
る。
そして、この間に、被支持部12が水が付着し
ても、その部分に溜まらず、被支持部12の開放
側から自然落下するため、その軸支部分での水溜
まりは、従来のものに比較して少なくなる。また
仮に、開閉板3が機枠2の支軸7に対し開閉する
過程で、支軸7と被支持部12との間隙部分に氷
結が生じたとしても、支軸7と被支持部12の内
周面との係合が支軸7の全外周面で行われておら
ず、ほぼ半円周部分でのみ行われているため、そ
の回動中心の氷結などは、開閉板3の回動過程
で、破壊され、半円弧状の被支持部12の開口側
から簡単に抜け落ちる状態となつている。したが
つて、氷結による開閉不良が未然に防止できるこ
とになる。
〔他の実施例〕
上記実施例は、ガイド部8を門型として形成し
ているが、その形状は、例えばL字形であつても
よい。また、弾性板14がガイド部8や支持台9
に対し摩擦的に抜け止め状態となるならば、止め
片15や突条16は、必ずしも必要とされない。
〔考案の効果〕
本考案では、弾性板がその長手方向の挿入によ
つて、支持台およびガイド部によつて機枠に簡単
に装着できるため、従来のねじ止め型式のものに
比較して、組み立てが簡単であり、また挿入初期
にばねの変形がなく、押し込んでいくにしたがつ
て、そのたわみ量が大きくなり、最終的に充分な
弾力を開閉板に作用させるため、ばねに曲げ加工
を施す必要がなく、その製作が従来のものに比較
して簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はダンパー装置の正面図、第2図は同装
置の背面図、第3図は同装置の一部破断側面図、
第4図は同装置の分解状態の斜面図である。 1……ダンパー装置、2……機枠、3……開閉
板、4……モータアクチユエータ、5……開口
部、7……支軸、8……ガイド部、9……支持
台、12……被支持部、14……弾性板、19…
…モータ、20……駆動ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 機枠2の支軸7を中心として回動自在に支持さ
    れた開閉板3により開口部5を開閉するととも
    に、弾性板14により上記開閉板14を一方向に
    付勢する構造のダンパー装置1において、 上記弾性板14は、基端側の一方の側面で機枠
    2に設けられた支持台9の支持部9aに当接し、
    かつ基端側の他方の側面で機枠2に設けられたガ
    イド部8に当接して保持されるとともに、先端側
    の一方の側面により上記開閉板3に当接するよう
    装着され、 また、上記ガイド部8は、上記弾性板14の基
    端側と先端側との間で機枠2に設けられ、弾性板
    14に付勢力を付与させる位置で弾性板14の上
    記他方の側面に当接し、弾性板14を湾曲状態と
    して上記開閉板3に付勢力を付与することを特徴
    とするダンパー装置1。
JP1987187812U 1987-12-11 1987-12-11 Expired - Lifetime JPH0548048Y2 (ja)

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JP1987187812U JPH0548048Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11

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JP1987187812U JPH0548048Y2 (ja) 1987-12-11 1987-12-11

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JPH0191869U JPH0191869U (ja) 1989-06-16
JPH0548048Y2 true JPH0548048Y2 (ja) 1993-12-20

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ID=31478943

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6258104B2 (ja) * 2014-03-31 2018-01-10 日本電産サンキョー株式会社 ダンパ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6123673B2 (ja) * 1977-01-18 1986-06-06 Tokyo Shibaura Electric Co

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6123673U (ja) * 1984-07-16 1986-02-12 株式会社三協精機製作所 モ−タ−アクチユエ−タ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6123673B2 (ja) * 1977-01-18 1986-06-06 Tokyo Shibaura Electric Co

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