JPH055420Y2 - - Google Patents

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JPH055420Y2
JPH055420Y2 JP12847887U JP12847887U JPH055420Y2 JP H055420 Y2 JPH055420 Y2 JP H055420Y2 JP 12847887 U JP12847887 U JP 12847887U JP 12847887 U JP12847887 U JP 12847887U JP H055420 Y2 JPH055420 Y2 JP H055420Y2
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cam member
opening
cam
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buttful
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JP12847887U
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  • Gears, Cams (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、気体の流通制御等に好適なバツフル
の開閉装置に関する。
〔従来技術〕
分割状態の冷凍室と冷蔵室とを備えた冷蔵庫で
は、冷却器で冷却された冷気を冷凍室又は冷蔵室
に送り込むように構成されており、この冷気の送
り込み制御に、冷凍室又は冷蔵室に開口した開口
部を開閉制御するバツフルが用いられている。
このようなバツフルの開閉装置としては、第2
図に示す構成が知られている。
第2図に示すバツフルの開閉装置は、割型のケ
ース1,2によつてケース体が構成されており、
このケース体内部に図示しないモータが取付けら
れている。上記モータは、減速輪列を介して上記
ケース1,2によつて回転可能に支持されたカム
部材3を回転させる。カム部材3には、カム部4
が設けてあり、このカム部4によつて、ケース1
にスライド可能に取りつけられたピン部材7が上
下動し、このピン部材7によつてケース1に回動
自在に支持されたバツフル5が、ケース1に設け
られた開口部6を開閉制御する。尚、バツフル5
には、該バツフル5を閉じ方向に付勢する板バネ
8が当接しており、バツフル5の開き角度は、ピ
ン部材7がカム部4に当接することにより規制さ
れている。
上記のように構成したことにより、従来のバツ
フル開閉装置においては、モータを回転させるこ
とによりバツフル5を開閉させ、開口部6を開閉
制御して冷気を冷凍室又は冷蔵室に送り込むこと
ができるが、上記従来技術の構成では、板バネ8
のバツフル5を閉じようとする付勢力をピン部材
7を介してカム部材3で受ける構成となつている
ので、バツフル5の解放状態が長時間継続すると
ピン部材7の圧接力によつてカム部材3がたわ
み、変形する恐れがあり、その結果、バツフル5
の開き角度が安定しなくなる欠点がある。バツフ
ル5の開き角度の不安定さは、開き角度が大きけ
れば余り問題とならないが、小さな角度の設定が
ある場合には、大きな問題となる。
また、カム部材3は、モータの回転を減速輪列
を介して受けるものであるので、その外周面にギ
ヤ部9が設けてあるが、上記のように、ピン部材
7の曲げモーメントによつてカム部材3が変形す
ると、ギヤによる回転伝達もスムーズに行われな
くなる問題も生ずる。
〔考案の目的〕
本考案は、上記の点に鑑み、バネ8の付勢力を
ピン部材を介してカム部材3で受ける構成として
も、カム部材3が変形することなく、安定した開
き角度が得られるバツフルの開閉装置を提案する
ことを目的とするものである。
〔考案の構成〕
本考案は、モータによつて回転するカム部材
と、該カム部材のカム面によつて移動するピン部
材と、該ピン部材の移動によつて開口部を開閉さ
せるバツフルと、該バツフルを付勢するバネとを
備えてなるバツフルの開閉装置において、上記カ
ム部材に関して上記ピン部材とは逆側のカム部材
の面に当接するスラスト受け部を設けたことを特
徴とする。
〔実施例〕
以下、第1図を参照して本考案の一実施例を説
明する。第2図と同一符号で示したものは、第2
図のものと同じである。
第1図において、ケース体内に保持された図示
しないモータの回転が減速輪列を介してギヤ部9
に伝達され、カム部材3が回転する。カム部材3
には、カム部4がカム部材3の回転軸を中心とし
て同芯円環状に形成され、カム部4には、カム部
材3に関しての軸方向への高さを複数段に設定し
たカム面4aが設けられている。このカム面4a
によつてピン部材7は、ケース1に設けられたガ
イド孔14をガイドとして第1図において上下方
向の複数位置にスライドすることができ、バツフ
ル5は複数の開き位置をとることができる。尚、
第1図においてバツフル5の実線位置は、バツフ
ル5が最大まで開口部6を開いた状態を示し、2
点鎖線での位置は、開口部6を閉じた状態を示す
ものである。
一方、カム部材3を回転自在に支持するケース
1,2には、カム部材3の軸部10を支持する支
持部11が設けてあり、カム部材3に対しピン部
材7をスライド可能に支持したケース1とは逆側
のケース2には、支持部11を中心とした円環状
のスラスト受け部12が一体成形により形成され
ている。
円環状のスラスト受け部12は、ピン部材7が
板バネ8によつて付勢されることにより及ぼす付
勢力を支えることができるように、ピン部材7の
カム面4aへの当接部とほぼ同径の位置に円環状
に設けられており、上記ピン部材7とは逆側のカ
ム部材の面13に当接し支えるように構成されて
いる。従つて、スラスト受け部12は、第1図に
おいて、ピン部材7の真下を支えているものであ
る。スラスト受け部12のカム部材3との当接面
は曲面として摩擦が大きくならないようにされて
いる。
尚、カム部材3をスラスト受け部12が支える
ように構成したことにより、ケース1,2に設け
た支持部11は、カム部材3の軸部10をラジア
ル方向のみ規制することになり、従つて、スラス
ト方向に対しては軸部10の端面10aとケース
2との間には〓間が生ずることになる。
上記のように構成されたバツフルの開閉装置を
冷蔵庫の冷気の吹き出し制御に用いた場合には、
冷蔵庫内の温度センサーに基づきモータを回転さ
せ、バツフル5を開閉させる。バツフル5の開閉
位置は、カム部材3の回転角度位置を検知するス
イツチによつて検出され、バツフル5は開又は閉
の状態に保持されるものである。そして、本考案
によれば、ピン部材7の真下をスラスト受け部1
2が支えていることにより、板バネ8の付勢力が
ピン部材7を介してカム部材3に加えられたとし
ても、カム部材3の変形を防止することができ
る。
上記の実施例においては、スラスト受け部12
を連続した円環状としたが、3ケ所程度の凸部と
してもよい。
また、カム部材3のスラスト受けを軸部10に
ても行い、スラスト受け部12をピン部材7と対
向する部分のみ、又は、ピン部材7と対向する部
分の近傍のみとしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は上記のように構成したことにより、カ
ム部材3の変形を防ぐことができ、安定した開き
角度が得られるバツフルの開閉装置とすることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案におけるバツフルの開閉装置を
示す側断面図、第2図は従来例のバツフルの開閉
装置を示す側断面図である。 3……カム部材、4……カム部、4a……カム
面、5……バツフル、6……開口部、7……ピン
部材、8……板バネ、12……スラスト受け部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モータによつて回転するカム部材と、該カム部
    材のカム面によつて移動するピン部材と、該ピン
    部材の移動によつて開口部を開閉させるバツフル
    と、該バツフルを付勢するバネとを備えてなるバ
    ツフルの開閉装置において、上記カム部材に関し
    て上記ピン部材とは逆側のカム部材の面に当接す
    るスラスト受け部を設けたことを特徴とするバツ
    フルの開閉装置。
JP12847887U 1987-08-26 1987-08-26 Expired - Lifetime JPH055420Y2 (ja)

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JP12847887U JPH055420Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26

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JP12847887U JPH055420Y2 (ja) 1987-08-26 1987-08-26

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JPS6435384U JPS6435384U (ja) 1989-03-03
JPH055420Y2 true JPH055420Y2 (ja) 1993-02-12

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5634124B2 (ja) * 2010-02-09 2014-12-03 株式会社不二工機 電動切換弁
JP5634126B2 (ja) * 2010-05-19 2014-12-03 株式会社不二工機 電動切換弁

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JPS6435384U (ja) 1989-03-03

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