JP2834215B2 - ダンパー装置 - Google Patents

ダンパー装置

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JP2834215B2 JP23781089A JP23781089A JP2834215B2 JP 2834215 B2 JP2834215 B2 JP 2834215B2 JP 23781089 A JP23781089 A JP 23781089A JP 23781089 A JP23781089 A JP 23781089A JP 2834215 B2 JP2834215 B2 JP 2834215B2
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば冷蔵庫の冷気取り入れ口の開閉によ
り庫内温度を制御するダンパー設置に関する。
従来の技術 冷凍室と冷蔵室を備えた冷蔵庫において、蒸発器にて
作り出された冷気は、ダクトを通って冷蔵室内に送り込
まれる。ここでダンパー装置は該ダクト口に取り付けら
れ、冷蔵室内の温度が上昇すれば開口部を開き、逆に下
降すれば閉じる動作を、モーターによって行なっている
ものである。
例えば、実開昭61−23676号公報、及び実開昭61−205
37号公報に示されるダンパー装置について説明する。
第6図,第7図に示すごとく、1はダクト口に取り付
けられ、開口部2を持つハウジング、3は該開口部を回
転自在に動作し開閉するフラップ、4はフラップを閉方
向に付勢するバネである。5は駆動源であるACモータ
ー、6はモーター5の回転を減速するギアボックス、7
はギアと連動した傾斜カム、8はカムと当接しフラップ
4を開閉するピンである。
ギアボックス6は、モーター出力軸9と噛み合う1番
歯車10と前記1番歯車と噛み合う2番歯車11及び2番歯
車と噛み合う歯車部12aと大径部と小径部からなる凸部1
2bを持つ3番歯車12からなり、傾斜カム7は3番歯車12
と噛み合っている。13はリードスイッチであり14はマグ
ネット、15はマグネット保持板でありギアボックス6に
軸支されており板バネ16にて常に3番歯車12の凸部12b
に当接するように付勢されている。
ここで、動作を説明する。庫内の温度に応じて、モー
ター5が回転し、その回転はモーター出力軸9から1番
歯車10、2番歯車11、3番歯車12へと伝達され、傾斜カ
ム7に伝えられる。
ここで、傾斜カム7は回転によりピン8を直線運動せ
しめバネ4の付勢力に抗してフラップ3を開方向に変位
させ、また、バネ4の不勢力により、閉じる方向に変位
させることができる。
ここで、フラップ3の開、及び閉のポイントにてモー
ター5の回転を止める必要がある。このため、傾斜カム
と連動して動く3番歯車12に凸部12bを設け、フラップ
3が開く時の、マグネット保持板15が大径部に当接し、
リードスイッチ13をONさせ、フラップ3が閉の時、小径
部に当接させ、リードスイッチ13をOFFさせるようにす
ることにより、モーター5を駆動、停止させていた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記構成にては、フラップの開,閉の
位置は、各歯車やマグネット,リードスイッチのバラツ
キにより、バラツキが発生しやすい可能生があった。ま
た、リードスイッチ,マグネット,配線用基板等の部品
が必要であり、組立に時間がかかる問題点があるととも
に、リードスイッチの取り付け時に、ガラス管のカケ等
の不具合が発生し接点の確実な開閉が十分保証されない
問題点があった。
本発明は、フラップの開閉検知を、電気的手段にて行
なうことなく安価で構造が簡単で確実に開閉が行なかれ
るダンパー装置を提供せんとするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため、本発明は冷気流入ダクト口
に設置され、その冷気流入口と連通した出口部を持ち、
前記流入口と出口部の間に開口部を設け中央部に円筒状
突出部を有するハウジングと、前記ハウジングの円筒状
の突出部に係合する円筒部と前記ハウジングの開口部を
開閉する羽根部とを有し前記ハウジングの中に回転自在
に設けられたローターと、該ハウジングの円筒状の突出
部に収納され該ローターを駆動する駆動源と前記ロータ
ー円筒部内に設けられた凹部と、凹部内の1個以上の突
起と該突起と滑動自在に当接した弾性体と、該弾性体を
保持する駆動源出力軸とからなる構成である。
作用 上記構成のため、開口部がローター羽根部にて開閉さ
れるとき通常は駆動源の出力は、出力軸により、弾性体
とローター突起部の当接により伝動され回転し、開口部
がローター羽根部にて閉じられるとき、ローター羽根部
は、開口部と接触するが駆動源よりの出力は、弾性体の
変形により、ローター突起部と弾性体との当接が開放さ
れることによって、その状態を保持する。さらに、駆動
源への信号をある一定時間のみ出力するように制御回路
を設定しておけば、駆動源はある一定時間駆動されて停
止する。
実 施 例 本発明の一実施例を第1図から第5図を用いて詳細に
説明する。
20は角状のハウジングであり円環状の凹部20aを持ち
1つの底面21と4つの側面からなっており、側面の1つ
に冷気流入口23を持ち、該冷気流入口23は、ダクトロ
(図示せず)に連通している。また、該流入口23は、前
記円環状の凹部20aと連通し、かつ、流入口23と垂直な
側面に前記円環状凹部20aと連通した2つの出口24a,24b
を持っている。
流入口23と出口24a,24bの間の前記円環状凹部20aには
約120゜の角度を持って2つの開口部25a,25bが、それぞ
れの出口24,24bに対応して、ハウジングの中心から外側
に向かって形成されている。開口部25a,25bは、外枠26
と窓部27から成り立っている。
ハウジング20の中央部は円筒状の突出部28があり突出
部28は中空状である。また、ハウジング20の円環状凹部
20aにある開口部25aと約60゜の角度にて円環状凹部20a
に突出した凸部29がある。
前記ハウジング20の円筒状の突出部28には、駆動源と
してのDCモータ30とその出力ギア31および、該モータ30
を取り付け減速ギア32を保持している円板上のベース板
33が収納されており前記減速ギア32の最終出力軸34は、
減速ギア32と噛み合う歯車部34aと、円板に2つの略半
円状の凹部34cを形成し、その凹部34cにより円周部に切
りかき34bが形成されている出力部34dとからなる。該出
力軸34は、中心部にあいた孔部を通っているガイドピン
35にて保持される。
前記2つの略半円状凹部34cには、中央部に突起部36a
をもった半円状の板バネ36が、それぞれ変形自在にはめ
込まれており板バネ36の突起部36aは、前記略半円状凹
部34cの切りかき34bから突出する。
前記ハウジング20の円筒状の突起部28には回転自在に
取り付けられたローター37が、嵌合している。該ロータ
ー37は、前記円筒状の突出部28の外周に嵌合する円筒部
37aと、ハウジング20の円環状凹部20a内を回転する約12
0゜の角度にて前記円筒部37aに取り付けられた3つの長
方形状の羽根部37b,37c,37cと円筒部37aの内部の中心に
設けられた凹部37eからなり該凹部37e内側には2つ突起
37fが前記出力軸34の板バネ36の突起部36aと係合するよ
う設けられている。
該凹部37eには、前記減速ギア32の最終出力軸34の出
力部34bが回転自在に挿入されている。該ローター37の
羽根部37b,37cのハウジング20、開口部25a,25bと当接す
る面には、高密度発泡シール材38が貼りつけられてお
り、ローター37の回転により、前記開口部25a,25bを開
閉する位置にある。羽根部の残り37dは、ローター37が
開口部25a,25bを完全に開放したときに、前記ハウジン
グ20の凸部31と、当接するよう配置されている。また、
ハウジング29の底面21と対抗する側をおおうカバー39
が、ビス40によりハウジング20に取り付けられている。
ここで、本発明の一実施例の動作について述べる。
冷蔵庫内の温度センサー(図示せず)により、所定の
温度より庫内温度が低くなると、第5図の回路のCH1に
モーター30に駆動信号が入り、モーター30は駆動し減速
ギア32を介して最終出力軸34に回転が伝達される。ここ
で、最終出力軸34に設けられた半円状の板バネ36の突起
部36aは、出力部34d外周より外側へ突出しており、前記
ローター37の円筒部37a内部の凹部37e内側の突起37fと
接触しているので、回転がローター37に伝動されロータ
ー37は開口部25a,25bを閉じる方向に回転する。
ここで、ローター37の羽根部37b,37cが開口部25a,25b
と当接した時ローター37は回転しないが、モーター30と
最終出力軸34は最終出力軸34に設けられた半円状の板バ
ネ36が、弾性変形しローター37の突起37fをのりこえて
突起37fとの接触を開放するため、モーターに無理な力
が加わらず回転を続ける。そして、駆動信号は、閉塞時
間よりやや長い時間のみ出力される回路となっているた
め、モーター30は開口部25a,25bを閉じたあと少し回転
し、停止し、その位置にローター37を保持する。また、
逆に庫内温度が高くなると、第5図の回路CH2にモータ
ー30駆動信号が入り、モーター30は逆転し、最終出力軸
34が回転すると、最終出力軸34出力部36dに設けられた
半円状の板バネ36の突起部36aは、再びローター37の凹
部37e内の突起37fに当接し、モーター30の回転がロータ
ー37に伝動され、ローター37は開口部25a,25bを開放す
る方向に回転する。ここで、ローター37の羽根部37b
は、円環状凹部20aに突出した凸部29に当接し、開口部2
5a,25bは全開状態となりさらに、前記と同様にモーター
30は、モーター30の最終出力軸34に設けられた半円状の
板バネ36が内側へ弾性変形しローター37の凹部37e、内
突起37fを乗り越えて突起37fとの接触が、開放されるた
め、モーター30に無理な力が加わらず回転を続けられ
る。そして、駆動信号は、ローター37の開口時間よりや
や長く出力される回路となっているため、開口部25a,25
bが開放された後しばらくモーター30を回転させ停止す
る。
以上述べたごとく、回転式ローターに羽根部を設け、
階羽根部により開閉される開口部とローターを駆動する
駆動源であるモーターよりなるダンパー装置において前
記ローターに突起を有する凹部を設け、前記駆動源の最
終出力段に突起を有する弾性体を設け、前記ローターの
凹部に前記駆動源の最終出力軸をはめこむことによって
ローター羽根部による開口部の開閉は、特に電気的スイ
ッチを使用することなく駆動源を駆動する信号の出力時
間を、開口部の開閉に要する時間によりやや長く設定し
ておくだけで、ローターは開及び閉位置で確実に保持さ
れ、駆動源出力軸は空回りしているためギア,モーター
を損傷することもない。また、組立も簡単で、部品点数
も少ない。
発明の効果 以上述べたごとく、本発明は冷気流入ダクト口に設置
され、その冷気流入口と連通した出口部を持ち、前記流
入口と出口部の間に開口部を設け中央部に円筒状の突出
部を有するハウジングと、前記ハウジングの円筒状の突
出部に係合する円筒部と前記ハウジングの開口部を開閉
する羽根部とを有し前記ハウジングの中に回転自在に設
けられたローターと、該ハウジングの円筒状の突出部に
収納され該ローターを駆動する駆動源と前記ローター円
筒部内に設けられた凹部と凹部内の1個以上の突起と該
突起と滑動自在に当接した弾性体と、該弾性体を保持す
る駆動源出力軸とからなり、ローターの回転は、弾性体
とローター突起部の当接により伝動され、ローターロッ
ク時は弾性体の変形によりローター突起部と弾性体の当
接が開放されるためローターの羽根部による開口部の開
閉は、特に電気的スイッチを使用することなく駆動源を
駆動する信号の出力時間を、開口部の開閉に要する時間
よりやや長く設定しておくだけで、ローターは開及び閉
位置で確実に保持され、駆動源出力軸は空回りしている
ためギア,モーターを損傷することもなくまた、組立も
簡単で、部品点数も少ないため低コストで提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のダンパー装置の一実施例の分解斜視
図、第2図は第1図ダンパー装置の要部斜視図、第3図
は第1図ダンパー装置の要部拡大図、第4図は第1図ダ
ンパー装置の要部断面図、第5は第1図ダンパー装置の
駆動回路図、第6図は従来例のダンパー装置の側面図、
第7図は第6図ダンパー装置のギア部詳細図である。 20……ハウジング、23……流入口、24a,24b……出口
部、25a,25b……開口部、28……円筒状の突出部、30…
…駆動源、34……出力軸、36……弾性体、37……ロータ
ー、37a……円筒部、37b,c,d……羽根部、37e……凹
部、37f……突起。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷気流入ダクト口に設置され、その冷気流
    入口と連通した出口部を持ち、前記流入口と出口部の間
    に開口部を設け中央部に円筒状の突出部を有するハウジ
    ングと、 前記ハウジングの円筒状の突出部に係合する円筒部と前
    記ハウジングの開口部を開閉する羽根部とを有し前記ハ
    ウジングの中に回転自在に設けられたローターと、 該ハウジングの円筒状の突出部に収納され該ローターを
    駆動する駆動源と、 前記ローター円筒部内に設けられた凹部と、 凹部内の1個以上の突起と、 該突起と滑動自在に当接した弾性体と、 該弾性体を保持する駆動源出力軸とからなり、 ローターの回転を弾性体とローター突起部の当接により
    伝動され、ローターロック時に弾性体の変形によりロー
    ター突起部と弾性体の当接が開放されることを特徴とし
    たダンパー装置。
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