JPH0447586Y2 - - Google Patents

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JPH0447586Y2
JPH0447586Y2 JP1988052721U JP5272188U JPH0447586Y2 JP H0447586 Y2 JPH0447586 Y2 JP H0447586Y2 JP 1988052721 U JP1988052721 U JP 1988052721U JP 5272188 U JP5272188 U JP 5272188U JP H0447586 Y2 JPH0447586 Y2 JP H0447586Y2
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JP
Japan
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holding member
motor
opening
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buttful
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JP1988052721U
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JPS63175785U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、冷蔵庫等に設けられたダクトの吹出
口を開閉するためのバツフルの開閉装置に関する
ものである。
〔従来技術〕
従来、冷蔵庫等の室内の温度等の環境状態は、
冷却器からの冷気を室内へ送り出して調節されて
いる。例えば、第1図に示すように、冷気ダクト
15の吹出口にダンパー16等の被駆動部材が設
けられ、ダンパー16は、感温筒17とベローズ
18で構成されたサーモスタツトにより、ダンパ
ーシヤフト19を介して開閉される。即ち感温筒
17の感知する温度変化により、ベローズ18が
伸縮し、このベローズ18の圧力を利用して、ダ
ンパー16が開閉され、冷却器からの冷気を室内
へ送り出している。
従つて、ダンパー16の開閉動作が、全開←→
全閉とはなりにくいので、室内の温度に対し開閉
が最適となりにくく、急冷する場合に時間がかか
り、サーモスタツトは温度精度が悪いので、設定
したい室内温度がバラツク欠点がある。
〔考案の目的〕
本考案は、上記欠点に鑑み、簡単な構造でか
つ、電気的な制御で、バツフルの開閉を確実に行
うようにしたバツフルの開閉装置を提案すること
である。
〔考案の構成〕
本考案の特徴は、ダクトの吹出口を開閉するた
めのバツフルの開閉装置において、上記吹出口に
固定され、上記吹出口に連通する吹出孔を有する
保持部材と、該保持部材に回動自在に取り付けら
れ、上記吹出孔を開閉するバツフルと、上記保持
部材に取り付けられたモータと、上記保持部材に
回転可能に取り付けられ、上記モータによつて回
転されるとともに上記バツフルの開閉を行う回転
駆動部材と、該回転駆動部材の回転位置を検知す
る位置検出手段とを備え、上記保持部材に設けた
吐出孔を上記バツフルで開閉するようにしたこと
である。
〔実施例〕
以下、図示の一実施例で本考案を説明する。
冷蔵庫に用いられるバツフルの開閉装置は、第
2図で示される構造であり、図示されない冷蔵庫
の内壁に設けられた冷気ダクトの吹出口に保持部
材1が固定されている。保持部材1には、第2図
から第4図のようにL字形の壁面2と両側面3,
4が形成され、壁面2には、吹出孔2aが突設さ
れている。吹出孔2aは、上記冷蔵庫の冷気ダク
トの吹出口に連通している。
側壁3の外側には、リラクタンストルクを有す
る向流モータ5が固定されており、交流モータ5
の出力軸6には、後述するバツフル8の開閉を行
う回転駆動部材としての偏心カム7が固定されて
いる。両側壁3,4の軸孔3a,4aには、上記
保持部材1の壁面2に設けた吹出孔2aを開閉す
るためのバツフル8の軸部8a,8bが、回転自
在に軸承されている。このバツフル8は、第1図
におけるダンパー16に対応するものである。バ
ツフル8には、偏心カム7側に平行リブ8c,8
dが設けられ、リブ間のスライド溝8eに、第5図
のように、偏心カム7に植設された偏心ピン9が
嵌挿されている。側壁3の内側には、交流モータ
5の出力軸6に取り付けられた偏心カム7の回転
位置を検出する位置検出手段としてのスイツチ1
0が固定されている。スイツチ10は、第6図に
示すように、偏心カム7の外周に臨まされ、偏心
カム7には、高いカム面7aと低いカム面7bが
形成されている。また、バツフル8の壁面2側に
は、弾性体11が貼着されている。
上記リラクタンストルクを有する交流モータ5
を駆動する制御回路は、第7図のように、制御回
路12に交流モータ5とスイツチ10と温度等の
環境状態を検知するセンサー13が接続されてい
る。
上記バツフルの開閉装置の動作は、第6図のよ
うに、バツフル8が直立状態にあると弾性体11
が壁面2に当たつて吹出孔2aが閉じられ、スイ
ツチ10の突子14は偏心カム7の高いカム面7
aに当たつてオン状態になつている。この状態で
室内の温度が上昇すると、センサー13が室内の
環境状態を検知して制御回路12に信号を送り、
制御回路12の出力信号により交流モータ5が駆
動され、偏心カム7が、第6図で時計方向に回転
され、偏心カム7に植設された偏心ピン9によつ
て、バツフル8は軸部8a,8bを中心に反時計
方向に回動される。
つぎに、第8図の状態になると、吹出孔2aが
開かれ、図示しない冷却器で作られた冷気が冷気
ダクトを通して吹出孔2aから室内に吹き出され
る。吹出孔2aが最大に開かれた時、スイツチ1
0の突子14は低いカム面7bに臨まされてオフ
状態となり、制御回路12にオフ信号が入力され
て交流モータ5の回転が停止される。交流モータ
5の停止状態では、図示しないロータの永久磁石
とステータの磁性体との間にリラクタンストルク
が働いてロータの停止位置が保持される。
吐出孔2aから吹き出される冷気で室内の温度
が下がると、センサー13が検知して制御回路1
2で交流モータ5が駆動され、偏心カム7が時計
方向に回転され、第6図のように、バツフル8が
直立状態に復帰して弾性体11を介して吹出孔2
aが閉じられる。この時、高いカム面7aが突子
14に臨まされてスイツチ10はオン状態とな
り、制御回路12にオン信号が入力されて交流モ
ータ5が停止される。
上記のようにバツフルの開閉装置が構成される
と、バツフル8が最大に開いた位置と閉じた位置
で、交流モータ5がスイツチ10の作動で制御回
路12を通して停止され、かつ交流モータ5のリ
ラクタンストルクでその位置が保持され、スライ
ド溝8eと偏心ピン9の組み合わせを用いること
で上記停止位置が上死点、下死点となつて停止位
置の保持が更に確実となり、バツフル8が最大に
開いた位置で停止すると、室内の温度を下げる時
間を短縮することができる。さらに、停止位置で
は交流モータ5に通電されず、急冷されると、冷
却器に冷媒を送る圧縮機の作動時間が短縮されて
余分の電流消費がなくなり、安価で制御回路の構
成も簡単になる等コストが低減できるバツフルの
開閉装置が得られる。
上記説明では、交流モータを用いたが、モータ
であればよく、バツフル8の開いた状態から閉じ
る動作の停止及びその逆の閉じた状態から開く動
作の停止をスイツチ10のオン、オフを利用した
がオフ、オンを利用してもよい。
さらに、スイツチ10のオン、オフ後、所定時
間経過した後に、交流モータ5が停止するように
したり、バツフル8の停止位置を最大に開いた位
置と閉じた位置以外の位置にも停止するように偏
心カム7とスイツチ10を構成してもよい。
また、バツフル8は、スライド溝8eと偏心ピ
ン9との連係以外の構造で連係したり、中心部分
両側に軸部を設けて回転方式として交流モータ5
の出力軸6を直接連結してもよい。さらに、バツ
フル8は、横にスライドするように構成してもよ
い。
上記交流モータ5の回転位置に検出する位置検
出手段は、偏心カム7とスイツチ10で行つた
が、円板に設けた永久磁石と磁気抵抗素子との組
み合わせや、丸孔と光源とフオトダイオード等の
組み合わせで構成してもよい。
上記環境状態を検知するセンサー13は温度の
他、湿度センサーや霜感知センサー等に置き換え
て室内の環境状態を検知すると共に湿度や霜状態
を設定条件に合致するようにバツフル8や冷却器
が作動するように構成してもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、上記のように、冷蔵庫等のダクトの
吹出口に連通する吹出孔を有する保持部材に、回
動自在に取り付けられ、上記吹出孔を開閉するバ
ツフルと、バツフルを開閉動作させるためのモー
タと、回転可能に取り付けられ、上記モータによ
つて回転されるとともに上記バツフルの開閉を行
う回転駆動部材と、該回転駆動部材の回転位置を
検知する位置検出手段とを備え、上記保持部材に
設けた吹出孔を上記バツフルで開閉するようにし
たことにより、バツフルの開閉を、サーモスタツ
トの温度変化により伸縮されるベローズの圧力を
利用して行うのではなく、モータの回転駆動によ
り行うようにしたので、確実にバツフルの開閉が
行われ、急冷も短時間で行うことができる。さら
に、吹出孔を有する保持部材に、バツフル、モー
タ、回転駆動部材、位置検出手段を取り付けて、
保持部材の吹出孔を上記バツフルで開閉するよう
にしたので、簡単な構造となり、バツフルの開閉
装置をユニツト化することができ、小型化でき
る。
また、部品の取り付け精度を向上させ、密閉性
をよくして冷気漏れを防止し、冷蔵庫の庫内温度
の調節を正確に行つて、貯蔵物を確実に保存で
き、また、バツフルの密閉度を検査する場合で
も、冷蔵庫内への取り付け前の単体ユニツトでの
検査が可能なため、検査作業が容易であり、ま
た、不良箇所や不良部品の修理交換も容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のダンパー制御冷蔵庫の要部説明
図、第2図は本考案の一実施例であるバツフルの
開閉装置を示す外観斜視図、第3図はバツフルの
開閉装置の正面図、第4図は同側面図、第5図は
バツフルの側面図、第6図はバツフルが閉じた状
態の偏心カムとスイツチの側面図、第7図は制御
回路図、第8図はバツフルが開いた状態の偏心カ
ムとスイツチの側面図である。 1……保持部材、2……壁面、2a……吹出
孔、5……交流モータ、7……偏心カム、7a,
7b……カム面、8……バツフル、10……スイ
ツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダクトの吹出口を開閉するためのバツフルの開
    閉装置において、上記吹出口に固定され、上記吹
    出口に連通する吹出孔を有する保持部材と、該保
    持部材に回動自在に取り付けられ、上記吹出孔を
    開閉するバツフルと、上記保持部材に取り付けら
    れたモータと、上記保持部材に回転可能に取り付
    けられ、上記モータによつて回転されるとともに
    上記バツフルの開閉を行う回転駆動部材と、該回
    転駆動部材の回転位置を検知する位置検出手段と
    を備え、上記保持部材に設けた吹出孔を上記バツ
    フルで開閉するように構成したことを特徴とする
    バツフルの開閉装置。
JP1988052721U 1988-04-21 1988-04-21 Expired JPH0447586Y2 (ja)

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JP1988052721U JPH0447586Y2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21

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JP1988052721U JPH0447586Y2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21

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Publication Number Publication Date
JPS63175785U JPS63175785U (ja) 1988-11-15
JPH0447586Y2 true JPH0447586Y2 (ja) 1992-11-10

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ID=30878138

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JP1988052721U Expired JPH0447586Y2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS486387U (ja) * 1971-06-08 1973-01-24

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5887083U (ja) * 1981-12-08 1983-06-13 株式会社三協精機製作所 フアン式電気冷蔵庫

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS486387U (ja) * 1971-06-08 1973-01-24

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JPS63175785U (ja) 1988-11-15

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