JPS63154792A - 高強度・高伸度炭素繊維用プレカ−サ−ピツチの製造法 - Google Patents

高強度・高伸度炭素繊維用プレカ−サ−ピツチの製造法

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JPS63154792A
JPS63154792A JP30351686A JP30351686A JPS63154792A JP S63154792 A JPS63154792 A JP S63154792A JP 30351686 A JP30351686 A JP 30351686A JP 30351686 A JP30351686 A JP 30351686A JP S63154792 A JPS63154792 A JP S63154792A
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JP
Japan
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pitch
solvent
coal tar
thermally
hydrogenated
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Application number
JP30351686A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Minami
宏明 南
Kazutoshi Haraguchi
和敏 原口
Takemi Nakamura
中村 武美
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DIC Corp
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、強度及び伸びに優れた炭素繊維の原料となる
コールタール系ブレカーυ−ピッチの製造方法に関する
従来技術とその問題点 従来、コールタールピッチを水素化改質後、熱処理づ゛
ることにより、紡糸用原料とすることが行なわれている
。しかしながら、この様な方法で得られたビッヂは、熱
処理の際に生成する主に送手縮合物から<−16−1−
ノリン不溶分(Q I )を含むので、紡糸性に劣る。
また、この様なピッチから1qられlご炭素繊組は、強
度及び伸びの点で、満足リベさ・乙のどは、言い難い。
更に、純光学的5IIj方tit、 (光学的買方性分
率100%)のピッチを1:ノよ−うとすると、熱処理
のシビアリテイーが増して、紡糸性がより一層悪化づる
。更にまた、熱処理工程は、380〜/150℃程度の
高温を必要とし、11つ一般に長時間を要するので、不
十〇である。又、容器の大きさによっても、ピッチの性
状が影響されるので、スケールアップも容易ではない。
問題点を解決づる為の手段 本発明者は、上記の如き従来技術の問題点に把みて種々
ω1究を重ねた結果、コールタールピッチの水素化改質
、特定の溶剤を使用しての溶剤分1L11及び溶剤可溶
成分の熱手合の各1稈を適宜組合ける場合には、紡糸性
に優れた炭素繊維製造用プレカーリ−ピッチが得られる
こと及び該ピッチがら得られる炭素繊維は、強度並びに
伸びに極めて優れていることを見出した。即ち、本発明
は、以下に示す炭素繊11製造用プレカーサーピッチの
製造方法を提供するものである; ■(1)コールタールピッチを水素化改質する工程、 (11)水素化改質ピッチを熱重合する工程、(1ii
)熱重合ピッチをキノリン、ピリジン及びこれらに型す
るピッチ溶解力を有する有機溶剤の少なくとも一種と混
合し、溶剤不溶成分を除去して溶剤iJ溶酸成分収得す
る工程、(iv)溶剤1j溶成分をピッチ化蒸留づる工
程、及び、 (V)蒸留ピッチを熱重合づる工程 を備えたことを特徴ど、する高強度・高伸度炭素繊維用
ブレカー→ノーピッヂの5J Jjl法(以下本願第一
り法とい°う): ■(1)二1−ルタールピッチをヘキサン、n−へブタ
ン、トルエン、ベンピン、アトラヒドロフシン及びトリ
クロルベンゼン並びにこれらに準り”るピッチ溶解力を
右する有機溶剤からなる肝から選ばれた少なくとも一種
の有機溶剤と混合し、溶剤不溶成分を除去して溶剤可溶
成分を収(1,Iづる工程、 (ii)溶剤可溶成分を水素化改質J−61程、(ii
i)水素化改質された溶剤可溶成分をピッチ化蒸留する
]1程、 及び (1v)溶剤可溶成分を熱重合する工程を尚えたことを
特徴とづる高強瓜・昌伸度炭メ・;繊紺用/レカーサー
ピッチの製造法(以上本願第二方法という):並びに ■(1)コールタールピッチを水素化改7′1づる」−
稈、 (11)水素化ピッチ油をピッチ化蒸留する■稈、(1
iil水索化ピツfをへ4ニリン、n−ヘゾタン、トル
エン、ベンピン、テトラヒドロフラン及びトリクロルベ
ンぜン並びにこれらに準するピッチ溶解力を右する有機
溶剤からなる群から選ばれた少なくとも一種の’fi 
Bl溶剤と混合し、溶剤不溶成分を除去して溶剤可溶成
分を収(gする工程、 及び (vl)溶剤可溶成分を熱重合する工程を屍11えたこ
とを特徴どする高強磨・高伸度炭素繊維用プレカーサー
ピッグの製造法(以下本願第三方法という)。
以[・本願発明の各方法について、添附のフローヂャ−
1・を参照しつつ、詳細に説明づる。
[11第1図に示1本願第一方法においては、まず、]
−ルタールピッチを水素化改質工程■−(i)に供する
。水素化改質工程は、公知の方法によれば良く、その条
件等も特に限定されるもので【ユないが、例えば、特開
昭58−214531尼公tlJに開示された方d、を
好ましい一例として挙げることが出来る。より置体的に
は、コールタールピッ1100重+’i1部に対して、
水素化した2環以上の縮合多11芳古族化合物又はその
混合物を100・〜150小間部程度加え、380〜4
50℃程度の温度で自生圧カドに10へ・60分稈麿処
即りる方法が例示される。
水素化改質処理された二1−ルタールビツチは、次いで
、熱重合工程■−(ii)に供される。熱Φ合は、通常
窒素等の不活性ガスの流通1・に7i’; JL、温度
380〜450℃程度で0.5〜12 +1.’1間程
度行なう。かくして、主に光学的5′1.力t’l成分
からなる熱50合ピッチを(1)る。この熱重合ピッチ
は、このままでも、紡糸用ピッチとしC使用づることは
一応可能であるが、紡糸性はあまり良くなく、また、青
られる炭素繊維の強度及び伸びし充分に良好であるとは
言い難い。
従って、上記で(qられた熱重合ピッTは、引続き特定
のイ4n溶媒による溶剤分割処理I−(iii)に供さ
れる。有機溶媒としては、キノリン及びピリジン並びに
これらに準するピッチ溶解力を有する有機溶剤が甲種で
又は混合して使用される。溶剤の使用量は、熱Φ合ピッ
チのvl状により異なるが、通常ピッチ1千吊部に対し
て5〜10重吊部程度である。溶剤分割処理は、ピッチ
の性状、溶剤のトド類、ピッチ、/溶剤の割合舌により
変り得るが、通IS使用する溶剤の沸点乃至沸点付近で
撹拌混合下に行なう。溶剤分割処理け、やはりピッチの
f1状、溶剤の種類、ピッチ/溶剤の比率、温度等によ
り異なるが、大体1時間程麿以内で平衡に達するので、
次いで、炉別、遠心分離、静置沈降等の公知の分離手段
により、溶剤不溶成分を分離除去し、溶剤可溶成分を収
得する。
1′7られた溶剤可溶成分は、ビッヂ化蒸留工程ニー(
iv)に送られる。蒸留は、常法に従って行なえばよく
、通常240〜380”Or行イ1う。
臂られた7A招ピツチは、溶剤不溶成分(主とし′C千
7′!成分)の除去により見掛上軽質化()ているので
、円麿熱Φ合工程I−(v)に供される。この熱φ合は
、通常窒素等の不活性ガスの流通下に常圧、64度38
0〜=!150°c稈度て0.25へ・61.1間程度
行なう。
かくしてiqられたピッチ中の光学的異方r[分率(よ
、100%である。
11 II ]  第2図に示づ本願第二方法tこ+3
いては、先ず、コールタールピッチを特定の有機溶媒を
使用する溶剤分7111工稈■−(i)に供りる。11
機溶媒どじCは、処理対象とするコールタールピッチの
性状に応じて、ベキ1ノン、n−ヘプ゛クン、1ヘルエ
ン、ベンゼン、jI〜ラヒドロフラン及びトリク[1ル
ベンげン並びにこれらに準するピッチ溶解力を有り−る
6別溶媒からなる群から罵ぼれIζ少イyくとし一トド
を使用する。溶剤の1史川I11は、二]−ルクールビ
ッヂの性状により異なるが、通常ピッF110m部に対
して5〜25重吊部程度である。溶剤分割処理は、ピッ
チの性状、溶剤の種類、ピッチ/溶剤の割合等により変
わり得るが、通常使用する溶媒の沸点乃至その付近の温
度で撹ff混合下に71なう。溶剤分割処理は、ヤはり
ピッチの性状、溶剤の種類、ピッチ/溶剤の比率、4磨
等により5“どなるが、人体1時程度度以内で平衡に達
するので、次いで、炉別、静首分離、遠心沈降等の公知
の分離手段により、溶剤不溶成分を分離除去し、溶剤可
溶成分を収1−7する。
次いで、」−記で)ワられた溶剤可溶成分を水素化改質
1稈ll−1ii)に倶する。水束化改質処理自体は、
本願第一方法の場合と同様に、公知の方法に従って行な
えば良い。
水素化改質された溶剤可溶成分は、ピッチ化蒸留工程f
r−(iii)に送られる。蒸留は、本願第一方法にお
けると同様に、常法に従って行なえばよく、通出゛24
0〜380℃程度で行なう。
17られた然a1ピッチは、熱重合工程に−(iv)に
供される。この熱重合番、友、通常窒素等の不活性ガス
の流通下に常圧、温度380〜450℃程度′co、5
−12時間程度行なう。
かくして(;)られたピッチ中の光学的異方性分率は、
ヤ)(31す100%である。
[111J  第3図に示す本願第三方法にJりいては
、先ず、:1−ルタールピッチを本願第一方法にJ3け
ると同様の水素化改質1.稈111−(i>に供する。
次いで、jqられた水素化ピッチ曲をピッ7− It、
蒸留二[稈I[1−(爾)に供づ”る。蒸留は、やはり
本願第一’B法にJ3けると同様に、常法に従って行な
えばよく、通常240〜380℃程度で行なう。
次に、irIられた蒸留ピッチを特定の有機溶媒を使用
りる溶剤分割■程■−(iii)に供する。有機溶媒と
しては、処理対像とづ−るF y1ピッチの性状に応じ
て、ヘキリーン、n−へブタン、トルエン、ベンゼン、
テトラヒドロフラン及び1−リクロルベンUン並びにこ
れらに準するピッチ溶解力を有する有機溶剤からイする
群から選ばれた少なくとも一種を使用J゛る。溶剤の使
用量は、処理する蒸留ピッチの性状により異なるが、通
常ピッチ1市ω部に対して5〜25重cd部程度である
。溶剤分割処理(、L、ピッチの性状、溶剤の種類、ピ
ッチ/溶剤の〃1合等にJ−り変り冑るが、通常使用(
゛る溶剤の沸点乃至イの(J近で15!1↑混合下に行
イjう。溶剤分割処理は、ヤ)はりピッチの性状、溶剤
の種類、ピッチ/溶剤の比率、温麿秀により異なるが、
人体1時間程麿以内で平衡に達づるので、次いで、炉別
、静首分離、遠心分離等の公知の分離手段により、溶剤
不溶成分を分離除去し、溶剤可溶成分を収+r7する。
一]二記でvノられた溶剤可溶成分は、熱重合工程■−
(ivlに送られる。熱重合は、通常窒素着の不活性ガ
スの流通下に常圧、温爪380〜450°C程庭で0.
5〜12[1:’r間程度行なう。
かくして、光学的異方性分率100%のピッチが1)は
り111られる。
尚、本梵明方法により111られたプレカーリ−ピッチ
が、溶剤分割処理に使用した溶剤の一部を含んでいる場
合には、紡糸性を■1害するので、必要むらば、該ピッ
チの溶融軟化温石又はそれ以上の温度で、軽度の減圧(
10〜501〜−ル稈度)小に溶剤除去を行なう。この
溶剤除去は、必・rしし独立した工程として行なう必要
はなく、紡糸1白萌に紡糸槽内で行なうことも出来る。
発  明  の  効  果 本発明方法によれば、実71的に紳光学的巽ブノ性成分
からなる1まば均一・組成(βレジン叩ら、f31・Q
 Sの含量90%以上)で■つキノリンネ溶成分へ全く
含、1ない紡糸用ピッチを11Iることか出来る。この
ピッチ−は、比較的(I((昌で軟化溶融づるの(゛、
低)晶で安定に紡糸することが(・さる。このピッfは
、通常の熱重合ピッチに比べて、紡糸M 、IDびに配
向性に極めてflれており、また、比較的低温での焼成
(約1000〜1200℃)で高強度の炭素繊維となる
ので、従来法にお1ノる焼成(約1500°C)に比し
て、右利である。更に、1qられる炭素繊維は、従来の
」−ルタール系炭素楳紐で【よ、達成されなかった高い
延びを有しているので、P、へN系炭素繊紺の代苔品と
してb1使用可能“Cある。
従って、本発明方法は、高配(+7炭木繊維製造用のブ
レカーリ−−ピッチの¥JE方法として、極めて有用で
ある。
実  施  例 以下に実施例を示し、本発明の16′j徴とするところ
をより一層明らかにづる。
実施例1 畠゛法に従って、二]−ルタールピッチを水素比重アン
トラセン浦により水素化改質した後、熱重合さ 1.!
lこ 。
かくしてC,Iられた熱重合コールタールピッチ(A)
の100メツシュ通過粉末100容tIi部にス、]し
4ノリン750容Ii1部を撹拌混合し、加熱し、キノ
リン沸点ぐ61.1間遠流下に溶解さl↓だ、。
次いで、室温まで冷1] L、炉別に」、り混合物中の
溶剤不溶成分を分離除去した後、可溶成分をd、111
、α375°C,101・−ルの条イ′1下に蒸留して
、ピッチ−化した[ビッヂ(B)1゜ 次いぐ、上記ピッチ([3)を窒素ガスの流通1zに/
′150℃f、: d3 イー(555分間熱重合31
4だtヒラ/ (C)J。
第1表にピッチ(Δ)、(13)及び(C)のfl状を
示10 第  1  表  BC 軟化点 (°C)         317 278315(%
)         39238 βレジン (%)            52   81   
58収率 (%)          100   70   6
6光学的5%j方性 分率(%)       90  62 100次いで
、上記のピッチ(C)を使用して、溶融巻取り紡糸を行
なった後、人気中で室温から550℃まで5°C/分の
速βで′f′?渇して不融化を11ない、史に窒素ガス
中で室温から1200℃よで50 ℃/分の速jσで冒
温し、同温度に3分間保1、’r L (焼成を行なっ
た。第2表に紡糸系r1を足し、第3表に111られた
炭素繊維の物性を示J。
第2表 (イ)  (ロ)  (ハ) 紡糸#、j IQ (”C: )     3 /I 0  3 /l 5
  350吐出圧力 <N?//cm)   10.6  8.5  5. 
7杏取り速度 (rn /分)    295  350  33!j
第  3  表 (イ)  (ロ)  (ハ) 糸径 (/1m)    11.0 10.1 10.3引張
り強度 (K9t’、’mrs2)  260  250  2
41伸磨 (%)      2.4 2.4  2.2弾性:9
< (t/mrn2)  10.9 10.5 11.1尚
、第3表及び下記に承り炭素繊維の物性は、JIS法に
よる12点の平均値である。
比較例1 実施@1と同様にして得た熱重合ピッチ<A>を使用し
て、紡糸し、不融化し、焼成して、炭素繊維を1!′7
だ。第4表に紡糸条件を示し、第5表に1災4.繊維の
物性を示づ。
第  1  表 (ニ)  (ボ)  くべ) 紡糸温度 (’C)     340  345  350吐出圧
力 <k/cti)    9.9  7.2  4、(3
巻取り迷電 (rn/分)   285  370  300第  
5  表 (ニ)  (ホ)  (へ) 糸径 (/1m)    12.1 10.6 11.8引張
り強度 (K9r、’mm2)  178  183  152
伸度 (%)       1.6  1.5  1.2弓1
j 性率 (t/ Inm 2 )    11.3   11.
9   12.’1第3表と第1〕表に示す結果から明
らかな様に、木弁明によるピッチを原料として1!Iら
れる炭素繊維の強度及び伸びは、公知の熱重合ピッチに
よる炭素繊維のそれに比して、Eしく大きい。
実施例2 実施例1で151だピッチ(C)を使用して、その紡糸
狛f1を調べた。t、+1宋を第6表に示づ。
紡糸性の評価は、各紡糸1品度にJりいて、糸リノれが
確率的に起こり易くなるドラフト比[〕Rm、、x(吐
出線速度に対ザろ谷取り速瓜の比)で示す。
第  6  表 (+=)   (ヂ)  (す)  (メ)紡糸温度 (’C)     330  334  338.!]
  3421+J  出用−カ (Kび/ci)       9     3.  5
    1       0[) Q 、T1aX17
0   560  620   :170(11当炭右 楳紺径 (um)      14.0     8.5   
  8.0      B、5比較例2 実施例1で得たピッチ(A)を使用して、その紡糸特性
を調べた。結果を第7表に示す。
第  7  表 (ル)  (ヲ)  (ワ) 紡糸温度 (’C)   333 337 342吐出圧力 <Kg/cm)    10    5    2DR
maX  330 445 310相当炭ス・。
繊維tY (μm)    10.5  9.5 11.5参考例
1 第4図に実施例1で得たピッチ−(C)の紡糸特性を曲
線(I)として示し、実施例1で4!またピッチ(Δ)
の紡糸1、r性を曲線(I[)とじで示づ゛。
第4図にJ3いて、左方縦軸のjQ D Rは、rTl
  a  X 実hl!!例2で定義したドラフト比を示づ。また、曲
FIl(i )及び曲線(II)上方に記入されたF 
1trjは、吐出圧力(Kg/ c/i・G)をポリ−
0第4図から6、本願第一方法によるピッチは、溶剤分
;’;’l後の再度の熱重合により、通常の熱処l11
1ピッチに比して、紡糸性に優れたものどなっているこ
とが明らかである。
実施例3 ]−ルタールビップ(軟化点113°C)の100メツ
シュ通過粉末100Φω部に1−ルJン/デトラヒドロ
フラン−60/40(容7ij比)からなる混合溶剤7
50重ω部を加え、室?hシで111.’を間lid拌
混合した。
その不溶成分を?jj別し、残余の溶剤可溶成分を38
0℃、20トールの系外Fに10分間減圧処理して、溶
剤を除去した。
この分割ピッチ(軟化点91℃)100重爵部に水素止
車アンスラセン?lll 150屯m部を加えて430
℃で30分間水素化改質を行なった後、熱性濾過を行な
い、1°1られた水素化ピッチf+jを370℃、10
1〜−ルの条件下に蒸留して、水素化分割ピッチ(軟化
点166℃)を得た。
(;)られた水素化分割ピッチを窒素ガスの流通下に4
50℃で135分間熱処理して、軟化点316℃のU3
糸川ピッチ(E)を4t1だ。
このピッチは、比軸例1の熱小会ピッチの収率にス4し
、軟化点316°Cの時、68%であり、0137%、
0122957%、光学的異方性分率は、100%であ
った。また、このピッチは、実施1911のピッチ−(
C)と同様にnい紡糸性を示し、また該ピッチを原わ1
として1ワられた炭素繊維は。
滞れた強度と伸びとを備えていた。
上記の紡糸用ピッチ([〉を使用して、実施例1と同様
にしr:l/)糸し、不融化し、焼成して、炭木繊雇を
(qた。第8表に紡糸条イ1を示し、第9表に炭素JQ
Iの物性を承り。
第  8  表 (し)  (ソ)  (ツ) 紡糸温度 (℃)     、345  348  353曲用月
力 <K910A)    9.4  6.3   /1.
2谷取り迷電 (7n /分)   510  745  650第 
 9  表 (し)  (ソ)  (ツ) 糸径 (μm)    11.4  9.210.1引張り強
1迂 (Kgf/mm2)  255  264  247伸
度 (%)       2.0  2.3  1.9弾性
室 (’t/s2)  12.7 11.6 13.1実施
例4 コールタールピッチ(軟化点113℃)100重81部
を水素比重アン1〜ラセン油150車量部と混合し、4
30℃ぐ30分間水素化反応を行なった。熱部濾過を行
ない、得られた水素化ピッチ浦を375℃、10トール
の条件下に蒸留し、水素化ピッチ−(軟化点184℃)
を111だ。
この水素化ピッチを100メツシコ以■に粉砕し、イの
100 Erlff1部に1〜ルエン/デトラヒド【]
]レシン−60/40容h1比)の混合溶媒750i1
’i 1.を部を混合し、撹拌した。室温ひ約1時間保
持し1.:後、不溶分を炉別し、可溶分t、1.380
″Cで10分間、20トールの減L「処理に供した。
次いで、かくして得られた分割水素化ピッJ(軟化点1
52℃)を窒素ガスの流通下450 ”Cで155)分
間の熱Φ合に供しC1紡糸用ピッチ−([)を得た。
このピッチは、比較例1の熱重合ピッチの収率にス・1
し、軟化点319℃の時、65 %で・あり、0139
%、0122956%、光学的異方f1分捧′は、10
0%−Cあった。また、このピッチは、実施例1のピッ
チ(C)と同様に高い紡糸ゼ1を示し、また該ピッチを
原料としてl!′?られた炭素繊組は、優れた強度と伸
びとを備えていた。
」1.Cの紡糸用ピッチ(F)を使用して、実施例1と
同様にして紡糸し、不融化し、焼成して、炭素441 
Sllを4!1だ。第10表に紡糸条件を示し、第11
表に炭ん繊維の物性を示り−0 第  10  表 くし)   (ソ)  (ツ) 1/j糸1:+5 !Q (℃)     352  352  368叶出II
力 (Kg/Cm)    9.8  9.8  3.0谷
取り速度 (7n /分)   405  715  420第1
1表 (力)   (:1)   (夕) 糸径 (μm)    12.1  9.1 12.1引張り
強I11 <Kgf/m2)  197  240223伸痕 (%)       1.8  2.2  1.65弾
性案・ (t/5a2)  10.9 .10.8 13.ξ)
第10表及び第11表に示υ結果から、木実加剰により
(qられたプレカーリ−ピッチも、紡糸Mに1・9れて
おり、且つ高性能の炭素繊組をL)えることが明らかで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本願第一乃至第三方仏の概要を人
々示すフローIP−ト、第4図は、本発明方法によるビ
ッヂと従来法による熱処理ピッチの紡糸性を対比して示
すグラフぐある。 曲線(1)・・・・・・本願第一方法によるビッヂの紡
糸性 曲線(H)・・・・・・常法によりiqられた熱重合ピ
ッチの紡糸性。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(i)コールタールピッチを水素化改質する工程
    、 (ii)水素化改質ピッチを熱重合する工程、 (iii)熱重合ピッチをキノリン及びピリジン並びに
    これらに準ずるピッチ溶解力を有する有機溶剤の少なく
    とも一種と混合し、溶剤不溶成分を除去して溶剤可溶成
    分を収得する工程、 (iv)溶剤可溶成分をピッチ化蒸留する工程、及び、 (v)蒸留ピッチを熱重合する工程 を備えたことを特徴とする高強度・高伸度炭素繊維用プ
    レカーサーピッチの製造法。
  2. (2)(i)コールタールピッチをヘキサン、n−ヘプ
    タン、トルエン、ベンゼン、テトラヒドロフラン及びト
    リクロルベンゼン並びにこれらに準ずるピッチ溶解力を
    有する有機溶剤からなる群から選ばれた少なくとも一種
    の有機溶剤と混合し、溶剤不溶成分を除去して溶剤可溶
    成分を収得する工程、 (ii)溶剤可溶成分を水素化改質する工程、 (iii)水素化改質された溶剤可溶成分をピッチ化蒸
    留する工程、 及び (iv)溶剤可溶成分を熱重合する工程 を備えたことを特徴とする高強度・高伸度炭素繊維用プ
    レカーサーピッチの製造法。
  3. (3)(i)コールタールピッチを水素化改質する工程
    、 (ii)水素化ピッチ油をピッチ化蒸留する工程、 (iii)水素化ピッチをヘキサン、n−ヘプタン、ト
    ルエン、ベンゼン、テトラヒドロフラン及びトリクロル
    ベンゼン並びにこれらに準ずるピッチ溶解力を有する有
    機溶剤からなる群から選ばれた少なくとも一種の有機溶
    剤と混合し、溶剤不溶成分を除去して溶剤可溶成分を収
    得する工程、 及び (vi)溶剤可溶成分を熱重合する工程 を備えたことを特徴とする高強度・高伸度炭素繊維用プ
    レカーサーピッチの製造法。
JP30351686A 1986-12-18 1986-12-18 高強度・高伸度炭素繊維用プレカ−サ−ピツチの製造法 Pending JPS63154792A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008101533A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Fujitsu General Ltd 送風ファンの取付構造
CN103834423A (zh) * 2014-03-24 2014-06-04 武汉科技大学 一种改性煤沥青及其制备方法

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JP2008101533A (ja) * 2006-10-19 2008-05-01 Fujitsu General Ltd 送風ファンの取付構造
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