JPS63152242A - ポ−リング再送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ転送方式に係り、特にＣＡＴＶシステム
などのように、マルチドロップ形式で接続された親局と
複数のデータ端末装置との間でのデータ転送におけるポ
ーリング再送方式に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図はマルチドロップ形式の接続を説明するためのブ
ロック図であり、第４図は従来のデータ転送方式におけ
る再送時のポーリング信号の再送状態を示すタイムチャ
ートである。

マルチドロップ接続されポーリング方式にてデータ転送
を行うブロック図であるこの第３図に示すように、一端
が親局Ｍに接続された４Ｗ（４線）のデータ伝送回線に
、複数のデータ送受信用のデータ端末装置ＡＩ、Ａ、・
・・Ａｎに分岐接続したマルチドロップ形式の通信シス
テムで、親局Ｍから各データ端末装置Ａ、ないしＡｎに
対してデータを転送する。

・　そして、応答が得られない場合には、第４図に示す
ようなタイミングで、データの下りから上りに要する総
時間長よりも十分長い時間経過した後に、親局Ｍより再
送のポーリング信号を送出している。なお、この第４図
において、Ｍは親局＋　Ａ　１〜Ａｎはデータ端末装置
を示し、ＴＯはタイムアウド、ＴＲはタイマリセット、
ｔは監視時間を示す。力お、Ｘは応答がきえてしまった
ことを表わしている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のポーリング再送方式では、伝送路の品質
劣化あるいはデータ端末装置の未接続などにおいて、ポ
ーリングに対する応答確認信号が親局に届かない場合、
再送に要する時間が長時間か力、るという問題点があり
、データ転送以外のモード通信を阻害することが多くな
る。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明のポーリング再送方式は、４線の伝送路にて親局
とこの親局にマルチドロップ形式で接続された複数のデ
ータ端末装置間で、上記親局からポーリングを行い、そ
の応答を各データ端末装置が返送するボーりング応答方
弐において、上記親局が上記データ端末装置にデータ転
送を行い、応答を期待していて上記データ端末装置から
の応答がない場合に、データの下りから上りに要する総
時間長よりも短い時間で再送のポーリング信号を送出す
る手段を備えて力るようにしたものである。

〔作用〕

本発明においては、親局よりのポーリングの再送タイミ
ングをはやめ、すべてのデータ端末装置に対してのデー
タ転送に要する時間を短縮する。

〔実施例〕

以下、図面に基づき本発明の実施例を詳細に説明する。

第１図は本発明によるポーリング再送方式の一実施例を
示すブロック図で、親局の構成を示すものである。そし
て、この親局は第３図に示すように複数のデータ端末装
置をマルチドロップ形式で接続している。

図において、１は伝送路とのインタフェース回路である
送受信インタフェース回路、２は応答確認信号の到来を
検出する応答確認検出回路、３はタイマ回路、４は情報
送受信制御回路で、これらは親局がデータ端末装置にデ
ータ転送を行い、応答を期待していてデータ端末装置か
らの応答がない場合に、データの下シから上りに要する
総時間長よりも短い時間で再送のポーリング信号を送出
する手段を構成している。

つぎにこの第１図に示す実施例の動作を第２図を参照し
て説明する。

第２図は第１図の動作説明に供するタイムチャートで、
Ｍは親局を示したものであシ、Ａ１＋ＡＩ・・・Ａｎは
データ端末装置を示したものである。そして、ＴＯはタ
イムアウト、ＴＲはタイマリセットを示し、ｔは監視時
間を示す。

まず、送受信インタフェース回路１は伝送路とのインタ
フェース回路であり、情報送受信制御回路４からのデー
タを伝送路へ送出し、データ端末装置より返送されてく
る応答確認信号を受信して応答確認検出回路２へ送る。

そして、この応答確認検出回路２は応答確認信号の到来
を検出すると、その到来タイミングを示す信号を発生し
てタイマ回路３と情報送受信制御回路４に送る。

つぎに、タイマ回路３は最初に情報送受信制御回路４が
データを送信したタイミングでタイマを起動させ、応答
確認検出回路２よりの信号にてタイマを停止する。そし
て、応答確認検出回路２よシの信号が到来せず、タイマ
がタイムアウト（第２図のＴＯ参照）したときにその旨
を情報送受信制御回路４に通知する。

この通知に応じて情報送受信制御回路４はポーリングの
再送を行う。また、応答確認検出回路２より正常に通信
された通知を受は取った場合には、ポーリングデータを
作成し、送受信インタフェース回路１を介して次のデー
タ端末装置へのポーリングを行う。

ここで、このタイマ回路３における応答確認待ちタイマ
値の設定は、データの下りから上りの伝送遅延時間の２
〜３倍の大きな値に設定する必要はなく、親局が送信し
終ってからデータ端末装置が親局よりのポーリング信号
を受取って処理し、応答データを送出して、この応答デ
ータが親局に届きはじめる時間より少し太き目の値に設
定しておくのみでよい。

すなわち、伝送路での遅延変動は考えられないので、タ
イムアウト（第２図のＴｏ参照状に遅れて応答データが
到達することはなく、予め設定された規定時間内に受信
を開始しない場合には、応答データは到着しないものと
判断してもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、ポーリングに対
する応答監視の時間を短縮することにより、伝送路の品
質劣化あるいはデータ端末装置の未接続時に、すべての
データ端末装置に対してのデータ転送時間を短縮したデ
ータ転送方式を実現することができるので、実用上の効
果は極めて大である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるポーリング再送方式の一実施例を
示すブロック図、第２図は第１図の動作説明に供するポ
ーリング方式にお叶る再送時のタイムチャート、第３図
はマルチドロップ形式の接続を説明するためのブロック
図、第４図は従来のポーリング再送方式における再送時
のタイミングの一例を示すタイムチャートである。 Ｍ−・Φの親局、Ａ１〜Ａｎ　　・・・嗜データ端末装
置、１・・・・送受信インタフェース回路、２・・・・
応答確認検出回路、３・・・・タイマ回路、４φ・・・
情報送受信制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ４線の伝送路にて親局とこの親局にマルチドロップ形式
   で接続された複数のデータ端末装置間で、前記親局から
   ポーリングを行い、その応答を各データ端末装置が返送
   するポーリング応答方式において、前記親局が前記デー
   タ端末装置にデータ転送を行い、応答を期待していて前
   記データ端末装置からの応答がない場合に、データの下
   りから上りに要する総時間長よりも短い時間で再送のポ
   ーリング信号を送出する手段を備えてなることを特徴と
   するポーリング再送方式。