JP2646804B2 - 応答遅延機能を有した自動応答通信システム - Google Patents

応答遅延機能を有した自動応答通信システム

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JP2646804B2 JP2137660A JP13766090A JP2646804B2 JP 2646804 B2 JP2646804 B2 JP 2646804B2 JP 2137660 A JP2137660 A JP 2137660A JP 13766090 A JP13766090 A JP 13766090A JP 2646804 B2 JP2646804 B2 JP 2646804B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、多重化された通信ラインに接続して使用さ
れる応答遅延機能を有した自動応答通信システムに係
り、更に詳しくは、複数の通信端末器の応答信号が競合
しないようにしたことに特徴を有したものに関する。
[従来の技術] 通信ラインに自動応答機能を有した通信端末器として
ファクシミリを接続し、発呼局側で送信原稿をセットし
て被呼局側の番号をダイアルするだけで、被呼局側が不
在であっても自動応答して送信原稿を模写受信するよう
にした自動応答通信システムが広く使用されているが、
近時に至っては、1本の通信ラインに複数の通信チャネ
ルを有し、独立した情報伝送を行うことのできる情報伝
送方式が開発され、サービスが実施されている。
この一例として、ISDN(総合デジタル通信網)などで
は、1本の通信ラインに時分割された2つの情報チャネ
ルと1つの信号チャネルとを確保できるものがある(IN
Sネット64)。
第5図は、このような複数のチャネルを有したデジタ
ル通信ラインlに、通信端末器として複数台のファクシ
ミリF100,F100′…を接続した自動応答通信システムの
構成例を示したもので、例えば、通信ラインlに2台の
ファクシミリF100,F100′を接続した構成の場合には、
一方のファクシミリF100が通信ラインlを介して他の局
との間で通信中であれば、同時に他方のファクシミリF1
00′で自動応答して発呼局との間で通信を行うことが可
能である。
ところが、このようなシステムでは、第6図(a)〜
(c)に示したように、全てのファクシミリF100,F10
0′…が受信待機中に発呼局から発呼信号が伝送される
と、全ファクシミリF100,F100′…が発呼信号を受信し
て同時に応答信号を返信するため、応答信号同士が競合
していずれのファクシミリF100,F100′…との間にも回
線が接続されず通信を行うことができなくなり、折角設
けられた複数チャネルの機能を生かすことができないと
いう問題が生じている。
[発明が解決しようとする課題] 上記事情に鑑みて提案される本発明は、通信ラインに
接続された複数の通信端末器相互間で、応答信号を返信
するタイミングを異ならせて応答信号の競合を防止し、
これによって通信ラインのチャネルを有効に利用して複
数の通信を行うことのできる応答遅延機能を有した自動
応答通信システムを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために提案される本発明は、多重
化された共通の通信ラインに自動応答機能を有した複数
の通信端末器を接続して構成され、通信端末器の各々
は、共通の通信ラインを介して伝送される発呼信号を受
信してから応答信号を返信するまでの遅延時間を可変設
定する応答遅延制御手段と、発呼信号を受信した他の通
信端末器から送出される応答信号の有無を監視する応答
信号監視手段とを備え、各通信端末器相互間で応答遅延
時間を異なるように設定した応答遅延機能を有した構成
となっており、いずれかの通信端末器が上記通信ライン
を通じて到来する発呼信号を受信し、応答信号を出力し
たときには、他の通信端末器は、その時点で応答遅延を
クリアする構成としている。
[作用] 本発明では、各通信端末器では、発呼信号を受信して
から応答信号を返信するまでの遅延時間を、端末器相互
間で異なるように設定されており、通信ラインを介して
発呼局側から発呼信号が伝送されると、通信ラインに接
続された全ての通信端末器で発呼信号が受信される。そ
して、複数の通信端末器の内、応答遅延制御手段の遅延
時間が最も短く設定されたものでは、発呼信号を受信し
てから設定された遅延時間が経過すると、通信ラインを
介して応答信号を発呼局側に返信して、両者の間で通信
処理が開始するので、応答信号を返信した通信端末器以
外の端末器では、応答信号監視手段によって応答信号の
返信を検出して応答信号の返信を禁止する。
また、遅延時間が最も短く設定された通信端末器が通
信中であったり印字用紙切れなどで応答信号を出力でき
ないときには、次の遅延時間に設定された通信端末器が
応答信号を返信して両者の間で通信処理が開始するとと
もに、他の通信端末器は応答信号の返信を検出して応答
信号の送出を禁止する。
このように、応答信号を返信可能な通信端末器の内、
設定された遅延時間の短い端末器が優先して応答信号を
返信して通信処理を行うので、応答信号が競合すること
が防止される。
また、本発明では、いずれかの通信端末器が通信中に
あり、通信ラインに空きチャンネルが存在する場合に
は、発呼信号を受けた他の通信端末器のなかで応答遅延
時間が最も短く設定された通信端末器のみが応答信号を
返信して通信を開始するが、この場合にも、その他の通
信端末器は、電話交換機による解放を待たずに応答遅延
動作を自発的にクリアすることはいうまでもない。
[実施例] 以下に、図面を参照して、本発明の実施例を説明す
る。
第1図は、本発明の自動応答通信システムの基本構成
をブロック図をもって示したもので、複数のチャネルを
有した通信ライン(ISDN)lに自動応答機能を有した通
信端末器として複数のファクシミリF…が接続された構
成となっている。
各ファクシミリFは、通信ラインlを介して伝送され
る発呼信号を受信してから応答信号を返信するまでの遅
延時間を可変設定制御するために、遅延時間設定部10a
と遅延タイマー回路10bとを有した応答遅延制御手段10
と、通信ラインlを介して伝送される発呼信号に対して
他のファクシミリFから送出される応答信号の有無を監
視する応答信号監視手段11と、自動的に応答信号を送出
するための自動応答手段12と、通信ラインlの回線(チ
ャネル)の制御を行う回線制御部14と、各部の信号処理
を集中して行う信号処理部13とを備えている。
応答遅延制御手段10では、発呼信号を受信することに
よって遅延タイマー回路10bを起動し、遅延時間設定部1
0aで設定された遅延時間Tが経過すると遅延タイマー回
路10bがタイムアップするようになっている。
応答信号監視手段11は、通信ラインlに接続された他
のファクシミリF…からの応答信号の出力を信号処理部
13を介して常時監視しており、他のファクシミリFから
の応答信号を検出したときには遅延タイマー回路10bを
リセットして応答信号の送出を禁止させる動作を行い、
応答遅延動作をクリアする。
自動応答手段12は、応答遅延制御手段10の遅延タイマ
ー回路部10bがタイムアップしたときに、自動的に信号
処理部13を介して通信ラインlに応答信号を送出し、発
呼局との間で通信回線を確立させる動作を行う。
また、回線制御部14は、自動応答による信号の送受信
によって、通信ラインlの複数のチャネルの空きチャネ
ルに切換制御を行うもので、これら各部の制御を信号処
理部13で集中的に行っている。
このような構成を自動応答通信システムの動作を、第
2図の通信端末器1の動作を示したフローチャートを参
照して説明する。尚、説明を簡単にするために、各ファ
クシミリF…をF(A),F(B),F(C)として区別
し、遅延時間が各々TA,TB,TC(TA<TB<TC)に設定され
ているものとする。
各々のファクシミリF…において受信可能状態の判別
が行われ、印字用紙が無くなっていたり、内部回路に異
常が発生しているときには、受信不能の報知を行う。ま
た、受信可能状態で通信中のときには、通信処理を行う
(第2図ステップ1000,1001,1010〜1012参照)。
発呼局側からの発呼信号を受信したときには、遅延タ
イマー回路10bを起動(第2図ステップ1002,1003参
照)。
他のファクシミリF…から応答信号が通信ラインlに
出力されたときには、応答信号監視手段11で検出して遅
延タイマー回路10bをリセットする。しかし、他のファ
クシミリF…から応答信号が出力されず、遅延時間設定
部10aで設定された遅延時間が経過すると、遅延タイマ
ー回路10bがタイムアップして自動応答手段12から応答
信号を送出し、回線制御部14で空きチャネルに切換接続
して通信処理に入る(第2図、ステップ1004〜1007,100
9参照)。
そして、通信が終了するとチャネルを開放して受信待
機状態に戻る(第2図ステップ1008参照)。
第3図(a)〜(d)は、複数のファクシミリF
(A)〜F(C)が受信待機中のときの動作をタイムチ
ャートで示したもので、発呼信号を受信してから時間TA
が経過するとファクシミリF(A)の遅延タイマー回路
10bがタイムアップして応答信号を送出して通信処理に
入るとともに、ファクシミリF(A)から出力される応
答信号をファクシミリF(B),F(C)で受信して遅延
タイマー回路10bをリセットし、応答遅延動作をクリア
するようになっている。
また、第4図(a)〜(d)は、ファクシミリF
(A)が通信中のときに発呼信号が伝送された場合の動
作をタイムチャートで示したもので、発呼信号が伝送さ
れてから時間TAが経過してもファクシミリF(A)は通
信中であるので応答せず、時間TBが経過するとファクシ
ミリF(B)の遅延タイマー回路10bがタイムアップし
て応答信号を送出して通信処理に入るとともに、ファク
シミリF(C)ではファクシミリF(B)から出力され
る応答信号を受信して応答信号監視手段11によって遅延
タイマー回路10bをリセットし、応答遅延動作をクリア
する。
このように、本発明のシステムでは、各ファクシミリ
F…において、発呼信号が伝送されたときに応答信号を
返信するタイミングが各々異なるように設定されている
ので、応答信号が競合することがなくなり、複数のチャ
ネルを有効に利用した自動応答通信システムを構成する
ことが可能となる。
尚、上記説明では、自動応答機能を有した通信端末器
としてファクシミリを例に揚げて説明しているが、自動
着信機能を有した電話器などを接続した構成とすること
も可能である。
また、上記説明では、総合デジタル通信網(ISDN)を
例に揚げて説明しているが、例えば、アナログ信号を多
重伝送するようにした多重化通信ラインを使用した構成
とすることも可能である。
[発明の効果] 本発明によれば、発呼信号に対する応答信号の返信タ
イミングが各通信端末器毎に異なるように設定されてい
るので、応答信号が競合することがなくなり、多重化さ
れた通信ラインの回線を有効に利用できる自動応答通信
システムが実現できる。
また、本発明によれば、発呼信号に対して、いずれか
の通信端末器が応答信号を返信したときには、それ以外
の通信端末器では応答遅延動作を自発的にクリアするの
で、電話交換機による解放を待たずに、通信端末器側で
自発的に応答信号の競合が積極的に防止でき、多重化さ
れた通信ラインの回線を有効に利用できる自動応答通信
システムが実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本システム構成例図、第2図はその
システムに使用されるファクシミリの動作を説明するフ
ローチャート、第3図(a)〜(d)は全通信端末器
(ファクシミリ)が受信待機中の動作を説明するタイム
チャート、第4図(a)〜(d)は1台の通信端末器
(ファクシミリ)が通信中の動作を説明するタイムチャ
ート、第5図は従来の自動応答通信システムの基本構成
例図、第6図は応答信号の競合を説明するタイムチャー
トである。 [符号の説明] l……通信ライン F(A)〜F(C)……通信端末器(ファクシミリ) 10……応答遅延制御手段 11……応答信号監視手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多重化された共通の通信ラインに自動応答
    機能を有した複数の通信端末器を接続して構成され、 上記通信端末器の各々は、 上記通信ラインを介して伝送される発呼信号を受信して
    から応答信号を返信するまでの遅延時間を可変設定する
    応答遅延制御手段と、 発呼信号を受信した他の通信端末器から送出される応答
    信号の有無を監視する応答信号監視手段とを備え、 各通信端末器相互間で上記遅延時間を異なるように設定
    した応答遅延機能を有し、 上記いずれかの通信端末器が上記通信ラインを通じて到
    来する発呼信号を受信し、応答信号を出力したときに
    は、他の通信端末器は、その時点で応答遅延動作をクリ
    アすることを特徴とする自動応答通信システム。
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JPH02156763A (ja) * 1988-12-08 1990-06-15 Fujitsu Ltd Isdnにおける着呼応答制御方式

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