JP2812057B2 - 電子交換方式 - Google Patents

電子交換方式

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JP2812057B2
JP2812057B2 JP10718392A JP10718392A JP2812057B2 JP 2812057 B2 JP2812057 B2 JP 2812057B2 JP 10718392 A JP10718392 A JP 10718392A JP 10718392 A JP10718392 A JP 10718392A JP 2812057 B2 JP2812057 B2 JP 2812057B2
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幾洋 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御バスを使用する制
御信号により、交換バス上を走るフレーム内のタイムス
ロット位置を指定して、交換バス上に通信路を設定する
回線交換型の電子交換方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子交換方式は、大型の
中央処理装置である中央制御装置が、交換バスに加入者
線または中継線を結合する回線収容回路に接続して制御
信号を授受する制御バスを引き込み、回線収容回路から
の制御バスを介してのタイムスロット割り当て要求に応
じて交換バス上のタイムスロットの割り当てを制御して
いた。
【0003】図3に従来の構成の一例をブロック図で示
し、これを説明する。
【0004】図3において、通信端末21,22のそれ
ぞれは通信回線30を介して回線収容回路61,62に
収容接続されている。交換方式としては交換バス41と
制御バス42が複数の回線要求回路61,62を収容し
ており、制御バス42が中央制御装置70に結合してい
る。
【0005】通信端末21,22は、例えば加入者端末
であり、通信回線30は加入者線である。回線収容回路
61,62は、例えば加入者回路であり、出入中継線装
置である。中央制御装置70は、制御バス42を介して
回線収容回路61,62から発呼要求信号および被呼者
番号を受信し、交換バス41上の上り・下り二つのタイ
ムスロットを指定してそれぞれ回線収容回路61,62
へ通知する。
【0006】回線収容回路61,62は、中央制御装置
70から制御バスを介して通知されたタイムスロットに
より、一方では情報を挿入し、他方では情報を取出すこ
とにより相互の通信を実現する。すなわち、交換バス4
1のタイムスロット割当てと、回線収容回路61,62
への挿入・取出タイムスロット指定とによる交換接続制
御は、中央制御装置が一手に引き受けている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電子交
換方式では、中央制御装置が交換バスのタイムスロット
割当ておよび回線収容回路指定により交換接続制御を一
手に引き受けて処理する構成となっているので、中央制
御装置の処理能力を超える呼量に対して対処できず、融
通性に欠けるという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、交換バスのタイムスロッ
ト設定の手段から中央制御装置を削除し、交換バスおよ
び制御バスに接続する複数の回線収容回路のそれぞれが
独自で制御信号を授受して交換バス上で使用するタイム
スロットを設定する構成にすることにより、上記問題点
を解決した電子交換方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による電子交換方
式の基本構成は、制御バスを使用する制御信号により交
換バス上のフレーム内のタイムスロット位置を指定して
前記交換バス上に通信路を設定する回線交換型の電子交
換方式において、一方に前記交換バスおよび制御バスを
接続し、他方に通信回線を接続すると共に、この通信回
線を介して駆動をうけ被呼者アドレス(番号)を受信し
たとき前記制御バスを使用して被呼者アドレスを含む発
呼要求(信号)を送信し、この発呼要求(信号)を受け
付ける発呼受付(信号)を受信したのち少くとも前記交
換バス上の通信路となるタイムスロット位置指定を含む
所定の通信条件を打ち合わせて設定し、この設定したタ
イムスロット位置に被呼者の応答で通信路を設定する回
線収容回路を有する。
【0010】前記基本構成で記載の回線収容回路の一具
体化構成は、バス形LAN(ローカルエリアネットワー
ク)の伝送路接続方式である。CSMA(Carrie
rSense Multiple Access)方式
で空きを検出して制御バスを相手先との制御信号路を形
成する制御バスインタフェイス部を有する。
【0011】更に前記回線要求回路の別の具体化構成
は、相手先との制御信号路を介して、通信を要求する発
呼要求,被呼者話中のときは要求拒否,被呼者空きのと
きは発呼受付,発呼を受け付けたときは交換バスで使用
するタイムスロット位置の設定となる各制御信号を授受
し、被呼者が応答し使用するタイムスロット位置が設定
されたとき設定されたタイムスロットを通信回線側に開
放接続するマイクロプロセッサ部を有する。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0013】図1は本発明の一実施例を示す機能ブロッ
ク図、図2は交換バスのタイムスロット設定手順の一例
を示すタイムチャートである。
【0014】図1に示すように、回線収容回路11,1
2のそれぞれは通信端末21,22のそれぞれに、通信
回線31,32のそれぞれを介して接続されている。ま
た、回線収容回路11,12のすべては、タイムスロッ
トバスを形成する交換バス41および制御信号伝送用の
制御バス42に接続されている。回線収容回路11,1
2のそれぞれは多重分離部51,データバッファ52,
タイムスロット指定部53,制御バスインタフェイス部
54,およびマイクロプロセッサ55を備えている。
【0015】回線収容回路11を例示すれば、多重分離
部51は、通信情報と制御情報とを多重化して通信回線
31へ送出し、通信回線31からの受信情報から通信情
報と制御情報とを分離して出力する。データバッファ5
2は、多重化分離部51とタイムスロット指定部53と
の間で授受するデータ情報を一時蓄積する。タイムスロ
ット指定部53は、マイクロプロセッサ55の指示をう
け、通信端末21から受信して蓄積した送信データ情報
をデータバッファ52から取出して指示されたタイムス
ロットに挿入する一方、指示されたタイムスロットから
受信データ情報を取出してデータバッファ52へ送出す
る。
【0016】制御バスインタフェイス部53は、制御バ
ス42に接続し、マイクロプロセッサ55の制御をうけ
て制御バス42により制御信号を授受する。回線収容回
路11,12のそれぞれのマイクロプロセッサ55は、
対等通信により制御バス42を使用する。例えば、バス
形LANにおけるCSMA(Carrier Sens
e Multiple Accecc)方式が制御バス
42の使用に際して適用される。
【0017】すなわち、マイクロプロセッサ55は、制
御バス42へ発信する制御信号を形成したとき、制御バ
スインタフェイス部54を介して制御バス42上に、制
御信号の流れがないことを確認し、回線収容回路ごとに
予め設定された乱数待ち合せ時間の経過後、再度制御バ
ス42上の無信号を確認して、制御信号を発信する。マ
イクロプロセッサ55は、制御信号の発信後、受信側か
ら返送される確認信号を受信して制御信号の受信側への
伝送完了を確認する。マイクロプロセッサ55は制御信
号発信から15μs経過後に受信側からの確認信号が得
られない場合、再送手順に入る。
【0018】次に、図2に図1を併せ参照して回線収容
回路が交換バスのタイムスロットを設定する手順につい
て説明する。
【0019】発呼側回線収容回路11は通信端末21か
ら発呼要求を受信(101)したとき、マイクロプロセ
ッサ55が発呼の通信端末21から発信された接続番号
を検出(102)し、接続先番号を宛先アドレス、また
自己アドレスを発信元アドレスとして発呼パケットを形
成し、制御バスへ伝送(103)する。制御バス42へ
のパケット送出は、例えば前述のCSMA方式による。
【0020】着呼側の回線収容回路12は、制御バスイ
ンタフェイス部54を介してマイクロプロセッサ55が
制御バス42上から自己アドレスを宛先アドレスとする
制御信号のパケットを取り込む。
【0021】回線収容回路12のマイクロプロセッサ5
5は、発呼要求信号を受信(104)したとき、着呼先
の通信端末22の稼働状態を調べ(105)、空きの場
合には発呼要求発信元の回線収容回路12へ着呼可能と
の発呼受付信号を制御バス42へ送信(106)する。
手順105で着呼先が話中の場合では要求拒否信号のパ
ケットを、マイクロプロセッサ55が発信元へ送信する
が図示は省略した。
【0022】発呼側のマイクロプロセッサ55は、発呼
受付信号を受信(107)したとき、被呼者への呼び出
しを要求する呼出要求信号を送信(108)する。着呼
側のマイクロプロセッサ55は、呼出要求信号を受信
(109)したとき着呼先の通信端末22を呼び、応答
信号を受信(110)したとき発呼側へ応答信号を送信
(111)する。応答信号を受信した発呼側のマイクロ
プロセッサ55は、交換バス41上のタイムスロット使
用位置を含む通信条件を問合わせる通信条件問合信号を
送信(113)する。例えば、マイクロプロセッサ55
が、タイムスロット指定部53に指示して交換バス41
の一つのタイムスロット位置を指定させ、発呼側のマイ
クロプロセッサ55が通信条件問合信号内に、送信路に
使用するタイムスロット番号を含める。
【0023】着呼側のマイクロプロセッサ55は、この
通信条件問合信号の受信(114)により、交換バス4
1上の受信路のタイムスロット番号を知る一方、発呼側
と同様、タイムスロット指定部53に指示して送信路と
して使用するタイムスロット番号を設定させ、通信条件
回答信号に含めて制御バス42を介し、発呼側へ送信
(115)する。
【0024】通信条件回答信号を受信(116)した発
呼側のマイクロプロセッサ55は、交換バス41の受信
路となるタイムスロット位置を知るので、交換バス41
上の送受路となるタイムスロットを使用して通信を開始
する通知を通信開始通知信号により着呼側へ送信(11
7)して、通信可能(120)となる。この通信開始通
知信号を受信(118)した着呼側のマイクロプロセッ
サ55も通信を開始(120)する。
【0025】タイムスロット指定部53は、使用するタ
イムスロットの第3者との衝突を避ける手段をもつ。例
えば、各回線収容回路が固有のタイムスロット位置を送
信路に割り当てられるとき、通知する送信路のタイムス
ロット位置は固定され、回線収容回路は簡素化される。
【0026】なお、本実施例では、データバッファ52
を有する例を示したが、通信端末から到来する情報の速
度と交換バス41上に確保したタイムスロットの通信容
量が一致している場合には、必ずしも必要なく、多重分
離部51と、タイムスロット指定部53とを直結しても
よいことは言うまでもない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電子
交換方式は、交換バスのタイムスロット位置を、制御バ
スを介した制御信号により相互通知して設定する回線収
容回路で構成するので、多数の回線収容回路の増加に併
う呼量増があっても交換バスの最大容量まで処理できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の動作の一例を示すフローチャート図で
ある。
【図3】従来構成の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11,12 回線収容回路 21,22 通信端末 31,32 通信回線 41,42 バス 53 タイムスロット指定部 54 制御バスインタフェイス部 55 マイクロプロセッサ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御バスを使用する制御信号により交換
    バス上のフレーム内のタイムスロット位置を指定して前
    記交換バス上に通信路を設定する回線交換型の電子交換
    方式において、 一方に前記交換バスおよび制御バスを接続し、他方に通
    信回線を接続すると共に、この通信回線を介して駆動を
    うけ被呼者アドレスを受信したとき前記制御バスを使用
    して被呼者アドレスを含む発呼要求を送信し、この発呼
    要求を受け付ける発呼受付を受信したのち少くとも前記
    交換バス上の通信路となるタイムスロット位置指定を含
    む所定の通信条件を発呼回線収容回路と被呼回線収容回
    路との間で直接打ち合わせて設定し、この設定したタイ
    ムスロット位置に被呼者の応答で通信路を設定する回線
    収容回路を有することを特徴とする電子交換方式。
  2. 【請求項2】 前記回線収容回路が、バス型,LANの
    伝送路接続方式であるCSMA方式で空きを検出して制
    御ガスに相手先との制御信号路を形成する制御バスイン
    タフェイス部を有することを特徴とする請求項1記載の
    電子交換方式。
  3. 【請求項3】 前記回線収容回路が、相手先と制御信号
    路を介して、通信を要求する発呼要求,被呼者話中のと
    きは要求拒否,被呼者空きのときは発呼受付,発呼を受
    け付けたときは交換バスで使用するタイムスロット位置
    の設定となる各制御信号を授受し、被呼者が応答し使用
    するタイムスロット位置が設定されたとき設定されたタ
    イムスロットを通信回線側に解放接続するマイクロプロ
    セッサ部を有することを特徴とする請求項1記載の電子
    交換方式。
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JPH06125349A JPH06125349A (ja) 1994-05-06
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