JPS63149253A - ゴルフカートの横揺れ防止装置 - Google Patents

ゴルフカートの横揺れ防止装置

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JPS63149253A
JPS63149253A JP61295167A JP29516786A JPS63149253A JP S63149253 A JPS63149253 A JP S63149253A JP 61295167 A JP61295167 A JP 61295167A JP 29516786 A JP29516786 A JP 29516786A JP S63149253 A JPS63149253 A JP S63149253A
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    • B62B5/0063—Propulsion aids guiding, e.g. by a rail
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T30/00—Transportation of goods or passengers via railways, e.g. energy recovery or reducing air resistance

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ゴルフコースに沿って走行するゴルフカート
に関し、特に、ゴルフコースのフェアウェーを走行する
ことのできるゴルフカートに関する。
（従来の技術） ゴルフを行うとき、プレーヤやゴルフ用具を載せてプレ
イの進行と共に走行する各種ゴルフカートが用いられて
おり、代表的なものとして、バッテリ又は小型エンジン
で駆動される三輪車や四輪車がある。これらの形式のゴ
ルフカートは、タイヤ輪が直接芝生面上を走行するため
芝生面を傷めやすく、従ってフェアウェーを走行させる
ことは不可能であり、ラフを走行させるかラフの横に設
けたコンクリート等の舗装通路を走行させる必要があっ
た。
ゴルフカートをフェアウェーから離れたラフの外側で走
行させると、打球時のクラブ交換の度毎にプレーヤやキ
ャディがフェアウェーとラフの外ｍｑとの間を往復しな
ければならず、プレーヤやキャディが単に煩わしいだけ
でなく、プレーの進行を大幅に遅延させる原因にもなっ
ていた。
かような問題を解決するため、本件出願人は、フェアウ
ェーの地中に埋設したレールに沿って走行するゴルフカ
ートを開発し、たとえば特開昭６１−３３３６３号公報
に開示されたものがある。
このゴルフカートは、埋設されたレールが芝生面に露出
する幅がきわめて小さく、しかも露出するレール面はゴ
ム等の弾性体で覆われているため、プレー中に万一ボー
ルがレールの露出面に当たったとしてもボールがイレギ
ュラーバウンドすることは無く、従ってプレーに支障を
きたすことはない。
（発明が解決しようとする問題点） 上記特開昭６１．−３３３６３号に開示のゴルフカート
は、第８図に示すように、レール１と、該レールｌに沿
って走行するカート２とからなり、カート２の基台２ａ
から垂直下向きに延びる支柱３に走行車輪４と横揺れ防
止輪５とが取付けられている。また、カート２のハウジ
ング２ｂ内には、走行車輪４を駆動するためのバッテリ
および電動モータ（または小型ガソリンエンジン）が収
納されている。走行車輪４はレール１の底壁内面１ａ上
を走行し、横揺れ防止輪５はレール１の頂壁内面１ｂ上
を走行するが、横揺れ防止輪５と支柱３との間には横揺
れ防止輪５をレールの頂壁内面１ｂに対して押し付ける
ように作用するスプリング６が設けてあり、横揺れ防止
輪５がレールの頂壁内面１ｂを押し付ける反力により、
走行車輪４をレールの底壁内面１ａに対して押し付けな
がら走行させる構成であるため、レールの底壁内面１ａ
にはカート２の自重だ（すでなくスプリング６による反
力も加わった過大な力が作用する。このため、走行車輪
４および横揺れ防止輪５とそれぞれの走行面１ａ、１ｂ
との間の摩擦抵抗が必要以上に大きくなり過ぎ、従って
カートの動力源であるバッテリの消費電力量やガソリン
消費量が増大し、−充電光たり（またはガソリンの一補
給量当たり）の走行可能距離が短くなってしまうという
問題がある。
また、この従来のゴルフカートの他の問題点は、前記横
揺れ防止輪５による横揺れ防止能力が不充分であるため
、レールのカーブする個所にカートが差しかかると遠心
力によりカートが外側に大きく揺れ、このため、カート
の支柱３とレールの頂壁とが激しく擦れて頂壁が欠けて
しまい易いことである。
従って本発明の目的は、バッテリの消費電力量やガソリ
ン消費量を低減でき、しかも確実に横揺れを防止できる
ゴルフカートであって、上記問題点を解決できるゴルフ
カートを提供することにある。
（問題点を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明によれば、ゴルフコー
スの地中に埋設されるレールと、該レールに沿って走行
するカートとからなるゴルフカートにおいて、前記レー
ルは、互いに対向してほぼ垂直に延びる２つの側壁と、
該２つの側壁の下端を互いに連結する底壁と、前記２つ
の側壁の各々の上端から２つの側壁間の中心に向かって
互いに対向して延びる２つの頂壁とからなり、該２つの
頂壁の間には所定の間隙を有するスロットが形成されて
おりかつ前記底壁の内面にはレールの長手方向に延びる
溝が形成されており、前記ゴルフカートは、ゴルフカー
トの基台から下向きに延びかつ前記レールの２つの頂壁
の間に形成されたスロットを通ってレール内に延入する
支柱を有し、該支柱には、レールの前記底壁の内面上を
走行する走行車輪と、前記側壁の内面に沿って走行する
第１の横揺れ防止輪と、前記底壁に形成された溝内を走
行する第２の横揺れ防止輪とが設けてあることを特徴と
するゴルフカートが提供される。
更に本発明によれば、ゴルフコースの地中に埋設される
レールと、該レールに沿って走行するカートとからなる
ゴルフカートにおいて、前記レールは、互いに対向して
ほぼ垂直に延びる２つの側壁と、該２つの側壁の下端を
互いに連結する底壁と、前記２つの側壁の各々の上端か
ら２つの側壁間の中心に向かって互いに対向して延びる
２つの頂壁とからなり、該２つの頂壁の間には所定の間
隙を有するスロットが形成されておりかつ前記底壁の内
面にはレールの長手方向に延びる溝が形成されており、
前記ゴルフカートは、ゴルフカートの基台から下向きに
延びかつ前記レールの２つの頂壁の間に形成されたスロ
ットを通ってレール内に延入する支柱を有し、該支柱に
は、レールの前記底壁の内面上を走行する走行車輪と、
前記側壁の内面に沿って走行する第１の横揺れ防止輪と
、前記底壁に形成された溝内を走行する第２の横揺れ防
止輪と、前記頂壁の内面に沿って走行する縦揺れ防止輪
とが設けてあることを特徴とするゴルフカートが提供さ
れる。
（作　用〉 本発明のゴルフカートは、上記従来のゴルフカートのよ
うにスプリング力によりレールの頂壁内面に押し付けら
れるようにした横揺れ防止輪の代わりに、レールの側壁
の内面に沿って走行する第１の横揺れ防止輪と、レール
の底壁内面に形成した溝内を走行する第２の横揺れ防止
輪とを設け、これらの第１および第２の横揺れ防止輪に
よりカートの横揺れを防止するように構成したものであ
る。すなわち、本発明のゴルフカートは、スプリング力
により走行車輪がその走行面（底壁内面）に対して強制
的に押し付けられることがなく、走行車輪とその走行面
との間には単にカートの自重のみが作用するだけである
から、走行車輪とレールとの間の摩擦抵抗が過剰に大き
くなることはない。このため、カートの駆動抵抗が減少
され、これによりバッテリの電力消費率やガソリン消費
率も低減されることから、−充電光たり（またはガソリ
ンの一補給量当たり）のカート走行距離を著しく向上さ
せることができる。
また、本発明のゴルフカートには、レールの側壁内面に
沿って走行する第１の横揺れ防止輪に加え、レールの底
壁内面を走行する第２の横揺れ防止輪が設けてあり、こ
の第２の横揺れ防止輪は、レールの上方に位置するカー
トの重心から最も遠く離れたレールの底壁内面の位置（
すなわちカートの下端部であって、カートの横揺れを招
く横転モーメントに対し最も有効な反作用を生じさせる
位置）に取り付けられているため、カートの横揺れをき
わめて有効に防止することができる。
更に本発明のゴルフカートには、カートの縦揺れすなわ
ちカートの進行方向に対し前後方向の揺れを防止する縦
揺れ防止輪が設けてあり、カートがゴルフコースの起伏
を上昇および下降するときにカートが急激に前後方向に
揺れることを防止するようになっている。この縦揺れ防
止輪はレールの頂壁内面に沿って走行するが、頂壁内面
に対して強い押圧力で押し付けられるものではなく、従
って走行車輪とレールの底壁内面との間に過大な摩擦力
を生じさせ、カートの駆動抵抗を増大させることにはな
らない。
（実施例） 以下、本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第１図および第２図は、本発明のゴルフカートの第一実
施例を示すものであり、このゴルフカートも第８図に示
す従来のゴルフカートと同様に、レール１０と、該レー
ル１０に沿って走行するカート５０とから構成されてい
る。図示のカート５０はゴルフバッグ等のゴルフ用具を
搭載するように設計されており、従ってカート５０の基
台５０ａ上には、ゴルフ用具の下部を支える受は部５０
ｂと、上部を支える枕Ｂ　Ｄ　Ｏｃとがバイブ５０ｄに
より互いに連結固定されている。。もちろんカート５０
は、ゴルフプレーヤが乗れるように設計することもでき
る。基台５０ａ上には、バブテリにより駆動される電動
モータまたは小型ガソリンニンジン等の駆動源５１およ
び減速機能をもつ中継スプロケット（またはプーリ）５
２が取付けられており、駆動源５１の回転軸に取付′け
られたスプロケット（またはプーリ）５３との間にはチ
ェーン（またはベルト）５４が張設されているｑこれら
の各駆動要素はすべてハウジング５５内に収納されてい
る。基台５０ａには、該基台５０ａから垂直下向きに延
びる支柱５６がカートの前。
後に各一本ずつ設けられており、該支柱５６の下端はビ
ン５７（第２図）を介して車輪支持ブロック５８に枢着
されている。各車輪支持ブロック５８には、走行車輪５
９、第１の横揺れ防止輪６０および第２の横揺れ防止輪
６１が取付けられている。カート５０は矢印Ａで示す方
向に進行し、図示の例では後輪駆動タイプすなわち進行
方向後方の車輪支持ブロック５８に取付けられた走行車
輪５９が駆動されるようになっている。このため、進行
方向後方の車輪支持ブロック５８に対してベアリング６
５（第２図）を介して回転自在に支持された走行車輪５
９の車軸６２にはスプロケット（またはプーリ）６３が
固定されていて、該スプ。
ロケット６３と前記中継スプロケット５２との間にはチ
ェーン（またはベルト）５７が張設されている。従って
、駆動源５１からの駆動力は、チェーン５４、中継スプ
ロケット５２、チェーン５７およびスプロケット６３を
介して走行車輪５９に伝達される。もちろん、カート５
０の進行方向前方の車輪支持ブロック５８に取付けられ
た走行車輪５９が駆動される前輪駆動タイプとして構成
してもよく、あるいは両方の走行車輪が駆動される全輪
駆動タイプとして構成することもできる。尚、カート５
０の進行方向前方の車輪支持ブロック５８には、カート
５０の前進走行の際にカート５０をレール１０に沿って
首尾゛よく案内させるための案内輪６４を設けておくの
がよい。
本発明のゴルフカートに使用するレール１０は、第２図
に示すような横断面形状を有し、ゴルフコースに埋設し
たときに地表面Ｇから露出する部分の幅がきわめて小さ
いため、ゴルフコースのフェアウェーにも設置できるも
のである。すなわちこのレール１０は、互いに対向して
ほぼ垂直に延び“る２つの側壁１１と、該２つの側壁１
１の下端を互いに連結する底壁１２と、前記２つの側壁
１１の各々の上端から２つの側壁間の中心に向かって互
いに対向して延びる２つの頂壁１３とからなり、該２つ
の頂壁１３の間には所定の間隙を有するスロット１４が
形成されておりかつ前記底壁１２の内面１２ａにはレー
ル１０の長手方向に延びる溝１２ｂが形成されたもので
ある。また、レールｌＯＯ頂壁１３の外面には、薄いゴ
ム板あるいは人工芝等のカバー１５が貼着されていて、
核力、（−１５によりスロット１４が覆われている。カ
ッイー１５がレール１０の露出部分に設けであるため、
ゴルフボールがこの露出部分に当たることがあっても、
ボールのイレギュラーバウンドを防止し、かつ枯れ葉や
ゴミ等の異物がレール内に入り込まないようになってい
る。このカバー１５は、カート５０が走行するどきには
、第２図に示すようにカートの支柱５６によって左右に
分けられ、支柱５６の通過後は閉じられるようになって
いる。カバー１５により常に確実にスロット１４が閉じ
られるようにするためには、第５図（ａ）に詳細に示す
ように、カバー１５のいずれか一方を短く、他方を長く
して、短い方のカバーの上に長い方のカバーが載るよう
にするのがよい。これにより、短い方のカバー（すなわ
ち撓み難い方のカバー）によって長い方のカバーが確実
に支持されるので、両力バーの間に隙間が生じることが
なく、枯れ葉やゴミ等のレール内への侵入を確実に防止
できる。
これに対し、第５図ら）に示すように、もしも両方のカ
バー１５の長さを等長にすると、両力バーが共に撓み易
くなるため、両者の間に隙間Ｃが生じこの隙間Ｃから枯
れ葉等の異物がレール内に侵入してしまう。
次に、レール１０の各部分と、走行車輪５９、第１の横
揺れ防止輪６０、第２の横揺れ防止輪６１との関係につ
いて、第２図に基いて説明する走行車輪５９は、レール
１０の底壁１２の内面１２ａ上を走行する。底壁１２の
内面１２ａは、水平に対し僅かな角度α（例えば１〜２
°）だけ傾斜させておき、レール内に侵入した雨水が溝
１２ｂ内に流入するように構成するのがよい。第１の横
揺れ防止輪６０は、レール１０の側壁１１の内面１１ａ
に沿って走行する。第１の横揺れ防止輪６０は、側壁１
１の内面１１ａに対して軽く接触するようにしておき、
カート５０が進行方向に対し左右に横揺れしようとする
ときに、側壁１１の内面１１ａを押圧して横揺れを防止
するように構成するか、あるいは、スプリング等により
側壁１１の内面１１ａに対して常時押圧させておき、カ
ートの横揺れを防止するように構成してもよい。図示の
例では、第１の横揺れ防止輪６０は、車輪支持ブロック
５８０両側において支柱５６とほぼ同一軸線上に合計４
個設けであるが、その設置位置および個数は任意に定め
ることができる。
第２の横揺れ防止輪６１は、レール１０の底壁１２に形
成した溝１２ｂ内を走行する。この第２の横揺れ防止輪
６１は、車輪支持ブロック５８の下端に取付けられてお
り、図示の例では、支柱５６と同一軸線上に１個設けら
れている。各車輪支持ブロック５８に１個の第２の横揺
れ防止輪６１を設けるときは、その直径を溝１２ｂの幅
よりも僅かに小さくしておき、カート５０が横揺れしよ
うとするときに、溝１２ｂのいずれか一方の側壁に第２
の横揺れ防止輪６１が当接することにより横揺れを防止
する。第２の横揺れ防止輪６１の設置位置および個数も
任意に定めることができる。
次に、第３図および第４図に基き、本発明のゴルフカー
トの第二実施例について説明する。この第二実施例のゴ
ルフカートは、第１および第２の横揺れ防止輪６０．６
１以外に、縦揺れ防止輪６６が設けである点において、
第一実施例のゴルフカートに比べ最も大きな相違がある
。第１および第２の横揺れ防止輪６０．６１はカート５
０の進行方向に対し左右の揺れを防止する機能を有する
が、この縦揺れ防止輪６６はカート５０の進行方向に対
し前後の揺れを防止する機能を有する。
ゴルフカートを平坦なゴルフコースのみにおいて走行さ
せるときは、カート５０に特別大きな縦揺れが生じるこ
ともなく、必ずしも縦揺れ防止輪′６６は必要とされな
いが、実際のゴルフコースは起伏に富むものであり、特
に長距離に亘ってカート５０を走行させるときは、カー
ト５０が幾多の起伏を上昇および下降しなければならな
い。かような場合に、もしもカート５０の縦揺れすなわ
ち前後方向の揺れを防止する手段が何ら設けられていな
いとすれば、カート５０が起伏を上昇しようとするとき
に急激に大きく後傾し、逆に下降しようとするときには
急激に大きく前傾してしまう。
従って、この第二実施例において縦揺れ防止輪６６を設
けた理由は、カート５０が起伏を乗り越えて走行する場
合であっても、レール１０に対してカート５０が急激に
大きく後傾および前傾することを防止することにある。
この縦揺れ防止輪６６は、第３図および第４図に示すよ
うに、車輪支持ブロック５８の上端部に取付けられてい
て、レール１０の頂壁１３の内面１３ａに沿って走行す
る。縦揺れ防止輪６６をレール１０の頂壁１３の内面１
３ａに対してスプリング等で強く押し付けると、従来の
ゴルフカートと同様に摩擦抵抗が大きくなり過ぎ、動力
損を招くことになるので、頂壁１３の内面　１３ａに対
して僅かな間隙が形成される位置で固定しておくか、あ
るいは頂壁１３の内面１３ａに対して軽く接触する位置
に固定しておく。また、軽く接触する程度ならば、弱い
スプリングで頂壁１３の内面１３ａに対して押圧させて
もよい。
この第二実施例のゴルフカートが第一実施例のゴルフカ
ートとは異なる他の点は、レール１０の底壁１２に設け
た溝１２ｂ内を走行する第２の横揺れ防止輪６１を、各
車輪支持ブロック５８について２個ずつ設けたことであ
る。このように第２の横揺れ防止輪６１を各車輪支持ブ
ロック５８について２個ずつ設けるときは、例えば第６
図に示すように、車輪支持ブロック５８に対して枢着さ
れたレバー７０の両端に各横揺れ防止輪６１を取付け、
レバー７０をその枢軸７１の回りで一方向（例えば矢印
Ｂ方向）に回転させるように作用するスプリング７２を
設けることによって、個々の第２の横揺れ防止輪６１が
レール１０の底壁１２に設けた溝１２ｂの側壁に対して
押し付けられるように構成すれば、横揺れ防止効果を一
層高めることができる。尚、第２の横揺れ防止輪６１の
個数は２個以上の任意の個数にすることができるし溝１
２ｂの側壁に対して弾性押圧させる構成も他の任意の構
成を採用することができる。
更に、この第二実施例のゴルフカートでは、第１の横揺
れ防止輪６０が、カー）５０の各支柱５６の前後に取付
けられている点においても第一実施例のゴルフカートと
は異なるが、前述の通り、第１の横揺れ防止輪６０の取
付は位置および個数は適宜定めることができる。
第一および第二実施例のゴルフカート用のレールとして
第２図および第４図に示したレール１０は、底壁１２の
内面１２ａが角度αだけ傾斜し、頂壁１３の内面１３ａ
が角度βだけ傾斜しているが、底壁の内面１２ａや頂壁
の内面１−３ａは必ずしも傾斜させる必要はなく、第５
図（ａ）に示すように水平面として形成してもよい。
第７図は、一対の走行車輪５９の回りにベルト状の弾性
体７３または７３′を周回させた例を示すものである。
このように、走行車輪５９の回りにベルト状弾性体７３
または７３′を周回させると、レール１０の底壁１２の
内面１２ａとの接触面積の増大を図ることができるので
、カート５０が急勾配の起伏を走行するときでも、走行
車輪５９とレールの底壁の内面１２ａとの間でスリップ
が生じることなく、常に安定してカート５０を走行させ
ることができる。ベルト状弾性体とじては、第７図（ａ
）に示すように、走行車輪５９０輪幅とほぼ同じ幅寸法
をもつ比較的幅広のベルト状弾性体７３を使用するか、
あるいは第７図（ｂ）に示すように、■ベルト等の比較
的細いベルト状弾性体７３′を複数本周回させてもよい
。前者のような比較的幅広のベルト状弾性体７３は、レ
ール１０の底壁１２の内面１２ａの傾斜αがきわめて小
さいかゼロであって、走行車輪５９のテーパがきわめて
小さいかゼロであるときに使用するのがよ（後者のよう
な■ベルト状弾性体７３′は、レールの底壁の内面１２
ａの傾斜αが比較的大きく、走“行車輪５９のテーパも
大きいときに使用するのがよい。尚、幅広のベルト状弾
性体７３は、ベルトの外周面は平坦で内周面に凹凸のあ
るコツグドベルトを使用するのがよく、その場合には走
行車輪５９の外周面にもベルトの凹凸と係合し合う凹凸
を形成してあく。
（発明の効果） 本発明のゴルフカートは以上のように構成してあり、カ
ートの横揺れ防止は、レールの側壁内面に沿って走行す
る第１の横揺れ防止輪６０と、レールの底壁内面に形成
した溝内を走行する第２の横揺れ防止輪６１とによって
行うものであり、従来のゴルフカート（第８図）のよう
にレールの頂壁内面に対してスプリング６で押圧される
ように構成した横揺れ防止輪５を使用しないため、走行
車輪とレールの底壁内面との間には単にカートの自重の
みが作用するだけであり、従来のカートのようにスプリ
ング６の反力による押圧力は作用しない。従って、両者
の間には過大な摩擦抵抗が作用しないため、カートの駆
動抵抗を著しく低減することができ、カートの動力源で
あるバッテリの−充電当たり（またはガソリンの一補給
量当たり）の走行可能距離を増大させることができる。
また本発明のゴルフカートには、レールの側壁内面に沿
って走行する第１の横揺れ防止輪６０に加え、レールの
底壁内面に形成した溝内面を走行する第２の横揺れ防止
輪６１が設けてあり、この第２の横揺れ防止輪６１は、
レールの上方に位置するカートの重心から最も遠く離れ
たレールの底壁内面の位置（すなわちカートの下端部で
あってカートの横揺れを招く横転モーメントに対し最も
有効な反作用を生じさせる位置）に取り付けられている
ため、カートの横揺れをきわめて有効に防止することが
できる。
更に本発明のゴルフカートには、レールの頂壁内面に沿
って走行する縦揺れ防止輪６６が設けであるため、カー
トが急勾配の起伏を上昇および下　５降するときでも、
カートが急激に後傾および前傾することを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
゛第１図は、本発明のゴルフカートの第一実施例を示す
ものであり、一部を断面した側面図である第２図は、第
１図の■−■線に沿う断面図である。 第３図は、本発明のゴルフカートの第二実施例を示すも
のであり、第１図と同様に一部を断面した側面図である
。 第４図は、第３図のＩ”／−ｒＶ線に沿う断面図である
。 第５図は、レールの頂壁の間に形成されたスロットを覆
うカバーの取付は方法およびレールの横断面形状の変形
例を示す説明図である。 第６図は、各車輪支持ブロックに第２の横揺れ防止輪を
２個取付けた場合の取付は方法を示す説明図である。 第７図は、走行車輪の回りにベルト状弾性体を周回させ
る方法を示す説明図である。 第８図は、従来のゴルフカートの構成を示す側面図であ
る。 １０・・・・・・レール、　　　　１１・・・・・・レ
ールの側壁、１１ａ・・・・・・側壁内面、　　１２・
・・・・・レールの底壁、１２ａ・・・・・・底壁内面
、　　１２ｂ・・・・・・溝、１３・・・・・・レール
の頂壁、１３ａ・・・・・・頂壁内面、５０・・・・・
・カート、　　　　５６・・・・・・支柱、５９・・・
・・・走行車輪、 ６０・・・・・・第１の横揺れ防止輪、６１・・・・・
・第２の横揺れ防止輪、６６・・・・・・縦揺れ防止輪
。 第５図。 （ａ） 梢６図 第７図 第８図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. （１）ゴルフコースの地中に埋設されるレールと、該レ
    ールに沿って走行するカートとからなるゴルフカートに
    おいて、 前記レールは、互いに対向してほぼ垂直に延びる２つの
    側壁と、該２つの側壁の下端を互いに連結する底壁と、
    前記２つの側壁の各々の上端から２つの側壁間の中心に
    向かって互いに対向して延びる２つの頂壁とからなり、
    該２つの頂壁の間には所定の間隙を有するスロットが形
    成されておりかつ前記底壁の内面にはレールの長手方向
    に延びる溝が形成されており、 前記ゴルフカートは、ゴルフカートの基台から下向きに
    延びかつ前記レールの２つの頂壁の間に形成されたスロ
    ットを通ってレール内に延入する支柱を有し、該支柱に
    は、レールの前記底壁の内面上を走行する走行車輪と、
    前記側壁の内面に沿って走行する第１の横揺れ防止輪と
    前記底壁に形成された溝内を走行する第２の横揺れ防止
    輪とが設けてあることを特徴とするゴルフカート。
  2. （２）ゴルフコースの地中に埋設されるレールと、該レ
    ールに沿って走行するカートとからなるゴルフカートに
    おいて、 前記レールは、互いに対向してほぼ垂直に延びる２つの
    側壁と、該２つの側壁の下端を互いに連結する底壁と、
    前記２つの側壁の各々の上端から２つの側壁間の中心に
    向かって互いに対向して延びる２つの頂壁とからなり、
    該２つの頂壁の間には所定の間隙を有するスロットが形
    成されておりかつ前記底壁の内面にはレールの長手方向
    に延びる溝が形成されており、 前記ゴルフカートは、ゴルフカートの基台から下向きに
    延びかつ前記レールの２つの頂壁の間に形成されたスロ
    ットを通ってレール内に延入する支柱を有し、該支柱に
    は、レールの前記底壁の内面上を走行する走行車輪と、
    前記側壁の内面に沿って走行する第１の横揺れ防止輪と
    、前記底壁に形成された溝内を走行する第２の横揺れ防
    止輪と、前記頂壁の内面に沿って走行する縦揺れ防止輪
    とが設けてあることを特徴とするゴルフカート。
JP61295167A 1986-12-11 1986-12-11 ゴルフカートの横揺れ防止装置 Granted JPS63149253A (ja)

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GB8728589A GB2198697B (en) 1986-12-11 1987-12-07 Golf cart system
DE19873741502 DE3741502A1 (de) 1986-12-11 1987-12-08 Golfwagensystem
AU82265/87A AU598075B2 (en) 1986-12-11 1987-12-09 Golf cart system
US07/130,631 US4893566A (en) 1986-12-11 1987-12-09 Golf cart system
FR8717222A FR2608117A1 (fr) 1986-12-11 1987-12-10 Systeme de guidage pour vehicule de golf
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JPH042461B2 JPH042461B2 (ja) 1992-01-17

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JP (1) JPS63149253A (ja)
AU (1) AU598075B2 (ja)
CA (1) CA1299919C (ja)
DE (1) DE3741502A1 (ja)
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GB (1) GB2198697B (ja)
SG (1) SG50792G (ja)

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AU598075B2 (en) 1990-06-14
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DE3741502C2 (ja) 1990-10-31
FR2608117A1 (fr) 1988-06-17
SG50792G (en) 1992-07-24
CA1299919C (en) 1992-05-05
GB2198697A (en) 1988-06-22
GB2198697B (en) 1991-01-30
GB8728589D0 (en) 1988-01-13
US4893566A (en) 1990-01-16

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