JPH07503047A - ガイド装置用交通バリヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ガイド装置用交通バリヤ 道路工事中、より詳しくは、道路（ハイウェイ）及び用量道路の作業現場では、 道筋をずらす（すなわち迂回させる）ときに、交通の流れを、しばしば通常の車 線を通るように案内しなければならない。高さが幾分大きい車線仕切板又はバリ ケートを用いた幅広の車線板では、しばしば残余の車線幅が狭くなり過ぎ、対向 走行する交通の流れを首尾よく分離することはできない。殆との場合、高さの小 さい構造のガイド装置（ｇｕｉｄａｎｃｅ　１ｎｓｔａｌｌａｔｉｏｎｓ）が使 用されている。一方、高さの大きな車線仕切板又はバリケートを立てることがで きる場合でも、低い高さのガイド装置の方が好ましいことが多い。なぜならば、 高い車線仕切板又は互いに近接して連続する一連のバリケートにより車両の運転 者に引き起こされるトンネル視覚効果（ｔｕｎｎｅｌ−ｖｉｓｉｏｎ　ｅｆｆｅ ｃｔ）を大幅に低減できるからである。

中位の高さの既知のガイド装置（ドイツ実用新案登録出願第８９１５３０５．０ ）では、クワタ状（ｑｕａｄ−１１ｋｅ）又は角柱状の基礎本体を備えた長手方 向に延びた交通バリヤが広く用いられており、交通バリヤの各上面にはカップリ ング装置を介して、フード状のガイド本体が取り付けられる。これらの交通バリ ヤは、別のカップリング装置を介して、互いに連結され、邪魔にならない列にな る。この別のカップリング装置は２つの群に細分され、各群は交通バリヤの各端 面に設けられている。

これにより、交通バリヤは、形状ロック態様で、互いに長手方向に連結される。

この形式のガイド装置は、２つの車線間の境界線として、２方向交通モード内に 立てられる。経験によれば、きつい湾曲の偏倚形交通道路ストレッチ（ｓｈａｒ ｐｌｙｃｕｒｖｅｄ　ｄｅｖｉａｔｅｄ　ｔｒａｆｆｉｃ　ｒｏａｄ　５ｔｒｅ ｔｃｈｅｓ）のみが、各交通バリヤにガイドフードを設けなくてはならない必要 性があることを実証している。直線状に延びた道路ストレッチては、一般に、ガ イド本体を３ないし５メートル間隔て配置すれば、すなわち、第３番目ないし第 ５番目毎のガイドバリヤに頂部ガイド本体を設ければ、充分である。

交通バリヤは、約１メートルの長さ、７０〜１００ｍｍの高さ、及び一般に下面 て約２５０ｍｍの幅を有する。交通バリヤの上面の領域は、下面の領域より幅狭 である。従って、交通バリヤの側壁の断面形状は、底部から頂部にかけて及び中 心線に向かって徐々に幅狭になる輪郭を有する。下面に向かう移行点には垂直方 向に延びた部分が配置されており、該部分は約１５〜２５画以内の高さの横断面 輪郭を有し、その後、比較的小さな曲率半径をもつ凸状湾曲部分が続いている。

［小さな曲率半径をもっこの凸状湾曲部分には、曲率が増大しない凸状湾曲部分 が続いており、該凸状湾曲部分は、次に、上面の直線状水平部分に融合するであ ろう。」 交通バリヤの高さが比較的低いと、それ程鋭角ではない角度で交通バリヤに接近 する転勤車両をその走行方向から顕著に偏倚させることなく、該車両の車輪が比 較的容易に交通バリヤ上に乗り上げ且つ該交通バリヤ上を転勤することを可能に する。側壁領域の上記横断面の輪郭は、車両の車輪が交通バリヤ上に乗り上げ且 つ該交通バリヤ上を転動する作用を一層容易にする。これにより、運転者の不注 意により交通バリヤ上を転動する車両の一側の車輪が運転者により制御され、運 転者は、交通バリヤ上を転勤するプロセスのためスキッドを誘起させる恐怖なく して交通バリヤの正しい側面に車両を戻す操縦をすることができる。

車両の一側の車輪が非常に小さい鋭角をなして交通バリヤの方向に転動し、これ により交通バリヤを成る程度かするように横当たりするような場合には、タイヤ の横断面が弾性変形するため、このようにしてタイヤの側壁に創出される膨らみ は、タイヤの踏面（目ｄｉｎｇ　５ｕｒｆａｃｅ）が交通バリヤの側壁の下方部 分上に乗り上げる前でも、交通バリヤの側壁の横断面の凹状に湾曲した中央及び 上方部分に当接して既に走行している。これにより、交通バリヤに向かう鋭角の 接近角度のため、かなりの横方向力が創出され、この横方向力は、交通バリヤに 車輪の重量が作用していないため、交通バリヤを横方向に押す。トラック及びト レーラに見られるように、交通バリヤとの接触作用に幾つかの車輪が関与する場 合には、横方向移動がかなり大きくなり、ガイド装置が反対側の対向車線の幅を 非常に狭めてしまう。所定の伸長車線からのガイド装置の偏倚は、ガイド装置が 好ましくない形状に押し出される側のあらゆる交通関係者を非常に苛立たせる。

本発明の目的は、ガイド装置等に使用する交通バリヤに対してかすめるように横 当たりする車両の車輪により押される危険性を無くすことかできないまでも、少 なくとも低減できるように交通バリヤを構成することにある。

交通バリヤの横断面形状の周方向曲線が、側壁の領域の下面に隣接する下方部分 て直線状になっているたりて、その後は凸状に湾曲しているほぼ一定の度合いを 有するという事実から、タイヤの肩部が交通バリヤの側壁の下方部分に到達する よりも堅く、タイヤの側壁の膨らみが交通バリヤの側壁に到達することが回避さ れる。これにより、対応する車両の車輪は、タイヤの側壁力咬通バリヤを横に押 す機会をもつ前に交通バリヤ上に乗り上がり始める。交通バリヤの側壁の領域で は、周方向の曲率に比較するとき、突出段部を利用できるという事実により、交 通バリヤー■二への車両の車輪の乗り上げが容易になり、このため、かするよう に横当たりし始めるとき、バリヤは車輪により既に荷重が加えられた状態にあり 、従って交通バリヤが横に押されることか防止される。この突出段部は、成る程 度車両の車輪の乗上げ段部として作用する。これは、車両の車輪に対し、交通バ リヤーにへの乗」二げ、交通バリヤ」二での転勤及び正しい車線への復帰に等し く適用される。タイヤが、乗上げ段部の助けにより、交通バリヤ上に部分的に乗 り上げると、周方向曲率の連続凸状輪郭により、完全な乗上げ作用が容易に生し る。

請求の範囲第２項に記載の交通バリヤを形成することにより、各側壁の外方に突 出するあらゆる壁部分が除去される。これにより、タイヤが乗上げ段部上に乗り 上げる機会をもつ前にタイヤの側壁が乗」二げ段部に対してかすめるように横当 たりするあらゆる危険がなくなる。

請求の範囲第３項に記載の交通バリヤを形成することにより、乗上げ段部の個数 を増大てき、これにより横当たりする車両の車輪の乗上げが更に容易になる。

請求の範囲第４項に記載の交通バリヤを形成することにより、側壁から上面への 移ｉテを短縮でき、これにより上面自体を幾分幅広に形成できる。これは、ガイ ド本体を−に面に連結するときに使用されるカップリング部品の構造及び配置に 利益をもたらす。これは、請求の範囲第５項により更に支持される。請求の範囲 第５項は、上面の領域の全体を平坦化しない場合に、該上面領域の周方向曲線の 曲率を大幅に小さくした点て、交通バリヤを更に進展させたものである。

以−ド、図面に示す幾つかの実施例について説明する。

第１図は、一群の交通バリヤ及び該交通バリヤ上に設けられた少なくとも１つの ガイド本体を備えたガイド装置を示す部分斜視図である。

第２図は、交通バリヤの平面図である。

第３図は、交通バリヤの側面図である。

第４図は、交通バリヤの底面図である。

第５図〜第７図は、交通バリヤの幾つかの異なる実施例を示す断面図である。

第１図に示すように、ガイド装置ＩＯには少なくとも１つの交通バリヤ１１が示 されている。要求に応して、第１図に示すように、中央の交通バリヤ１１にはフ ート状のガイド本体１２を設けることができる。このようなガイド本体Ｉ２は、 カンプリング装置１３により、対応する交通バリヤ１．　ｌに対して分離可能に 連結される。交通バリヤ１１の上面１４に設けられた部分１３．１は、第１図に 概略的に示されたカップリング装置１３の一部であり、且つその最も重要な細部 として、長手方向に延びる交通バリヤＩＩに対して垂直に延びた凹部１５を有し ており、該凹部Ｉ５の輪郭は逆Ｔ字である。ガイド本体Ｉ２には足１６が示され ており、該足１６の輪郭は凹部Ｉ５の輪郭に対応している。足１６の両対応リブ は、カップリング装置１３の部分１３．　Ｉにより第１図から隠されている。

各交通バリヤ１１には、その主要部分として、長手方向に延びた基礎本体１７が 示されており、該基礎本体１７は、狭い意味てクワタ状又は角柱状の形状を有す る。第２図〜第４図から分かるように、その両端面は実質的に垂直である。特に 第３図から分かるように、両端面の輪郭は円弧のように湾曲している。すなわち 、第３図の左側に示す端面１８は凸状て、右側に示す端面１９は凹状である。

両端面１８．１９の曲率半径は実質的に同してあり、従って、交通バリヤ１１を 第１図に示すように長手方向の列に組み立てるときに互いにぴったりと嵌合され る。

交通バリヤ１１には別のカンブリング装置２１が設けられており、各交通バリヤ １１は、カップリング装ａ２１により、隣接する交通バリヤ１１に、形状ロック 態様で連結され且つ再び分離される。カップリング装置２１の部品は、基礎本体 Ｉ７の２つの群に分けられている。一方の群２１．１は凸状に湾曲した端面１８ を備えた端部領域に配置され、他方の群２１．２は凹状に湾曲した端面１９を備 えた端部領域に配置されている。

部品群２１．２には、保持ブラケット２３の端部に配置された垂直且つ上方を向 いたカップリング部材２２が関連している。保持ブラケット２３は、カップリン グ部材２２を形成ずべく一端が直角に曲げられた鋼製ロッドの一部として形成さ れている。鋼製ロッドは、保持ブラケット２３の反対側の端部て再び直角に曲げ られ、これによりフック状端部を形成している。この端部により、保持ブラケッ ト２３は、その製造時に、基礎本体１７内に形成され且つ係止（アンカ）される 。

部品群２１．１には、下面２５に設けられた垂直且つ上方を向いた凹部２４並び に該凹部２４の後に続く溝２６が関連している。凹部２４は、カンブリング部材 ２２に相応する（しかしながら、両部品力唾直軸線の回りて１０まての角度て旋 回移動できるように、カップリング部材２２のオンライン領域（ｏｎ−１ｉｎｅ 　ａｒｅａ）に比べて幾分大きい）矩形輪郭面を有している。溝２６は、保持ブ ラケット２３が満２６内に完全に受け入れられるように、保持ブラケット２３の 形状に適合している。これにより、凹部２４の輪郭面は、両部品がカップリング 部材２２の垂直軸線の回りで１０までの角度の相対枢動移動ができるのに丁度充 分なだけ、保持ブラケット２３より大きい。

基礎本体１７の下面２５には多数の円形凹部２７が設けられており、四部２７内 には足ノブ（ｆｏｏｔ　ｋｎｏｂ）　２８が挿入される。足ノブ２８は基礎本体 １７の下面２５から約３〜５薗だけ突出し、これにより、交通バリヤＩＩが舗装 道路又は他の場所−Ｌに据え置かれるとき、交通バリヤＩＩは足ノブ２８のみに より全体的に支持される。

足ノブ２８は、主として、交通バリヤ１１の滑り安定性を増大させる機能、すな わち、交通バリヤ１１か横方向の押圧力を受けたときの滑りに対する抵抗を増大 させる機能を有する。従って、足ノブ２８は基礎本体１７の材料よりも硬度の小 さい材料で作られる。この目的のため、足ノブ２８は、カウチューク（天然ゴム ）、又は一方の側面が大きな裂は抵抗性を有し且つ他方の側面が小さな形状安定 性を有する（このことは、足ノブ２８が弾性があり且つ非常に撓み易いけれども 、同時に非常に靭性があることを意味する）人工材料で作られる。形状安定性が 小さいため、足ノブ２８の材料は、路面のあらゆる凹凸に材料自体を押し込むこ とにより材料自体か順応し、これにより付加的な形状ロックが得られる。

第５図から分かるように、基礎本体１７は、両側壁及び上壁が、少なくともほぼ 一定の曲率て、その周方向の仮想曲線３０に沿って互いに融合する断面形状を有 する。周方向曲線３０は、」二面１４の領域及び側壁２９の領域において連続的 に且つ凸状に湾曲しており、側壁２９の下方部分２９．１の領域すなわち基礎本 体１７の下面２５に隣接する領域では曲率が減少している。周方向曲線３０は、 その下方部分２９．１が先行の曲線部分２９．２に接するまで、直線状に形成す ることができる。

側壁２９の領域には、周方向曲線３０からオフセントした段部３１が設けられて いる。この段部３１は、曲線３０に対して内方すなわち後方にオフセットしてい る。側壁２９の下方部分２９．１と段部３１との間の移行部には縁部３２が存在 する。その後に続く段部３１の第１部分３３．１の輪郭３３は、少なくともほぼ 水平方向を向いている。段部３１の輪郭３３の別の部分３３．２は、最初は凹状 曲線として延びており、次に凸状曲率で側壁２９の輪郭の上方部分２９．２（す なわち周方向曲線３０）に融合する。

基礎本体１７の輪郭の段部３１は、交通バリヤ１１に対し鋭角をなしてかするよ うに横当たりする車両又は幾分小さな角度でバリヤＩ＋に向かって転動する車両 の車輪のための乗上げ段部として機能する。この乗上げ段部３１により、車両の 車輪の交通バリヤ１１上への乗上げ及び転勤が容易になる。これによる交通バリ ヤ１１の同時的且つ瞬時的荷重負荷のため、交通バリヤＩＩが側方に押しやられ ることがなくなる。

第６図に示す基礎本体１７，２の両側壁の領域には２つの段部３５．１．３５． ２が示されている。これらの段部３５．１．３５．２は、段部３１とほぼ同し形 状を有し且つ基礎本体１７．２の共通周方向曲線３０に対して内方にオフセット している。同様に、第７図の基礎本体１７．３の側壁３６の領域には３つの段部 ３７．１．３７．２．３７．３が示されており、これらの段部は周方向曲線３０ に対して内方にオフセットしている。

上面Ｉ４の周方向曲線３０は、側壁２９の部分２９．２に出合うまで、はぼ一定 の曲率にすることができる。幾分平らな（このためより広い）土面１４を得るた め、周方向曲線３０の上面１４から側壁２９への移行部に位置する部分をよりき つい曲線にし、従って」二面Ｉ４の湾曲部分がより小さい（すなわちより押し潰 された）曲率をもたせることができる。極端な例として、上面１４を、両移行部 ３８の接線の接点間で直線状に延ばすことができる。

２仝 国際調査報告 国際調査報告　。６．７．。Ｑｔ／ＩＭ’Ｌ”１７

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．クワタ状又は角柱状の形状を有する基礎本体（１７）であって、その上面に は、ガイド本体（１２）を連結するためのカップリング装置（１３）の第１部分 （１３．１）が設けられている基礎本体（１７）を有し、前記ガイド本体（１２ ）には該ガイド本体（１２）を前記基礎本体（１７）に連結するための前記カッ プリング装置（１３）の第２部分が設けられており、前記基礎本体（１７）の別 のカップリング装置（２１）が２つの群に分割されており、一方の群が前記基礎 本体（１７）の一端に設けられており、他方の群が前記基礎本体（１７）の他端 に設けられており、これにより、交通バリヤ（１１）が、同様な隣接交通バリヤ に対して長手方向並びに垂直方向に連結でき、 前記交通バリヤ（１１）は、その上面（１４）の方が下面（２５）よりも幅狭で あるという特徴をもつガイド装置に使用する交通バリヤにおいて、前記基礎本体 （１７）の横断面形状が、その側壁（２９）及び上面（１４）に連続した周方向 曲線（３０）と、前記上面（１４）の領域及びこの後に続く両側壁（２９）の部 分（２９．２）域において凸状に湾曲し且つ前記下面（２５）に向かって延びる 側壁（２９）の部分（２９．１）において凸状に湾曲するか又は先行する湾曲部 分（２９．２）の接線の少なくとも接点から直線方向に延びている少なくともほ ぼ一定の輪郭とを有し、更に、各側壁（２９）の領域には、前記周方向曲線（３ ０）に対してオフセットした段部（３１）が設けられており、該オフセット段部 （３１）が、その下方部分において前記曲線（３０）に出合い且つここで縁部（ ３２）を形成し且つ上方部分において前記周方向曲線（３０）に融合する少なく ともほぼ一定の曲線を有していることを特徴とする交通バリヤ。 ２．前記段部（３１）が前記周方向曲線（３０）に対して内方にオフセットして いることを特徴とする請求の範囲第１項に記載の交通バリヤ。 ３．側壁（３４、３６）の各領域には２つ以上の段部（３５、３７）が設けられ ていることを特徴とする請求の範囲第１項又は第２項に記載の交通バリヤ。 ４．前記側壁（２９）と上面（１４）との間の接線領域に位置する周方向曲線（ ３０）の部分（３８）は、該部分（３８）の両側の隣接部分よりも鋭い曲率を有 することを特徴とする請求の範囲第１項に記載の交通バリヤ。 ５．前記上面（１４）の部分（１４）は、少なくとも隣接部分で接線の接点に出 合うまで、隣接する部分（３８）より曲率が小さく且つほぼ直線状に延びている ことを特徴とする請求の範囲第４項に記載の交通バリヤ。