JPS63189176A

JPS63189176A - ゴルフカ−ト

Info

Publication number: JPS63189176A
Application number: JP62019955A
Authority: JP
Inventors: 福田　富市
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-01-30
Filing date: 1987-01-30
Publication date: 1988-08-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明はゴルフカート関し、特に、ゴルフコースのフェ
アウェーの地下に埋設されたレールに沿って走行するゴ
ルフカートの横揺れ防止輪に関する。

（従来の技術）ゴルフプレ一時にゴルフコースに沿って移動するとき、
プレーヤが乗ったりゴルフバッグ等のゴルフ用具を載せ
て走行する各種ゴルフカートがある、が、従来のゴルフ
カートは地上を走行するものであるため、もしもゴルフ
コースのフェアウェーを走行させるとすれば芝を傷めて
しまい、側底フェアウェーを走行させることはできなか
った。

従って本発明者は、フェアウェーの地下にレールを埋設
し、このレールの内部を走行する車輪によってカートを
支持する形式のゴルフカート、で、フェアウェーを走行
させることのできる一連のゴルフカートを開発しており
、その１つとして例えば特開昭６１−１５５０２号公報
に開示されたものがある。このゴルフカートは、地下埋
設レールの底壁上を走行する走行車輪によってカートを
駆動し、走行中のカートの横揺れは、底壁上を走行する
走行車輪と頂壁に沿って走行する横揺れ防止輪とをスプ
リングによってそれぞれ底壁および頂壁に対し強く押し
付けておくことによって防止するように構成されている
。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、かような構成では、走行車輪とレールの
底壁との間には、カートの自重に加えスプリングによる
強大な押圧力が作用するため、走行中の駆動抵抗が大き
くなり過ぎ、カートの駆動動力源であるバッテリの消費
電力量やガソリン消費量を増大させる結果を招いた。

従って、本発明者は、漢揺れ防止輪をレールの頂壁に対
し押し付けるのではなく、レールの側壁に対して押し付
けることにより走行車輪とレールの底壁との間に過大な
駆動抵抗が作用しないようにしたゴルフカートを開発し
、例えば本願の先願／：　　に係る特願昭６１−２６２
９３２号（本願の出願時において未公開）に記載されて
いる。このゴルフカートでは、横揺れ防止輪が摩耗した
ときでも横揺れ防止輪が常にレールの側壁に対して当接
するように、やはりスプリングによってレールの側壁に
押し付けていた。

しかしながら、横揺れ防止輪が摩耗したときでもカート
の横揺れを有効に防止できるようにするためには、かな
り大きなスプリング力で押し付けなくてはならず、これ
では、横揺れ防止輪が新品で未だ摩耗が生じていないと
きの押圧力が過大となる反面、横揺れ防止輪に摩耗が生
じたときには押圧力が不足するので、押圧力の変動によ
り安定した横揺れ防止効果が１％られないという問題が
ある。

従って本発明の目的は、横揺れ防止輪に摩耗が生じたと
きには、その摩耗量を？！ｉ慣すべく横揺れ防止輪が自
動的に変位し、常にレールの側壁に対して横揺れ防止輪
を当接させておくことができ、上記問題点を解決するこ
とのできるゴルフカートを提供することにある。

（問題点を解決するための手段）上記目的を達成するため、本発明によれば、互いに対向
してほぼ垂直に延びる側壁と、該側壁の下端を連結する
底壁とがレールの内側に形成された地下埋設レールと、
該地下埋設レールの前記底壁上を走行する走行車輪と、
前記側壁に沿って走行する横揺れ防止輪とを支持する車
輪支持ブロックと、該車輪支持ブロックに対し支柱を介
して支持されたカートとからなるゴルフカートにおいて
、前記横揺れ防止輪は、地下埋設レールの前記側壁に対
し傾斜して前記車輪支持ブロックに取付けられた軸上で
上下方向に移動自在に支持されていることを特徴とする
ゴルフカートが提供される。

（作　用）本発明のゴルフカートは、横揺れ防止輪が、側壁に対し
て傾斜して取り付けられた軸上で、上下方向に移動自在
に取り付けられているので、横揺れ防止輪が摩耗してそ
の外径が小さくなったとしても、横揺れ防止輪の自重あ
るいはクサビ効果によって、横揺れ防止輪とレールの側
壁との間の隙間を常に埋めるガ向に横揺れ防止輪が自動
的に上下方向に移動するので、スプリング等の強制的な
付勢手段を設けることなく、常に横揺れ防止輪をレール
の側壁に対して当接させることができる。

（実施例）以下、本発明のゴルフカートを図面に示す実施例に基い
て説明する。

第１図は、本発明のゴルフカート１の全体的構成を示す
概略図であり、本発明のゴルフカート１は、地下特にゴ
ルフコースのフェアウェーに埋設される地下埋設レール
１０と、該地下埋設レールＩＯに沿って走行するカート
５０とからなる。

地下埋設レール１０の構造について第２図に基いて説明
すれば、地下埋設レール１０は、互いに対向してほぼ垂
直に延びる側壁１０　ａと、該側壁１０ａの下端を連結
する底壁１０ｂと、側壁ＩＱａの上端からレール１０の
幅方向中央に向かって延びる頂壁１０Ｃとからなる。ま
た、２つの頂壁１０Ｃの間には、レールの長手方向に延
びる溝１１が形成されており、カート５０の支柱５２が
溝１１を通過できるようになっている。溝１１の幅はゴ
ルフボールの直径（約４１ｍｍ）よりも小さく形成され
ており、かつ各頂壁１０Ｃの上面にはゴム等の弾性材料
からなる溝カバー１２．１３が取り付けられているため
、プレー中にボールが溝１１の部分に当たってもボール
がレール内に入り込むことはない。また、ゴルフコース
の芝の高さく芝の葉の長さ）は通常２０〜４０即の長さ
にカットされるが、レールの溝１１の幅はゴルフボール
の直径よりも小さく形成されているため、溝１１および
溝カバー１２．１３は、溝１１の両側から溝１１に向か
って伸びる芝によってほぼ完全に覆われてしまう。従っ
て、この地下埋設レール１０をフェアウェーに埋設した
とき、ゴルフボールが溝１１の部分に当たっても、ボー
ルがイレギニラーバウンドすることはない。

次に、カート５０について説明する。第１図に示すよう
に、カート５０は支柱５２によって支持された基台５１
を有し、該基台５１には、ゴルフ′・°　　ヨＡ（％Ｉ
え１よｉ　ｙｂ　７　／、７ケ）。工□□１６え板５３
と、上端部を支える支柱５４とがパイプフレーム５５に
より相互に連結されて基台５１に取り付けられている。

カート５０を支持する支柱５２の下端には車輪支持ブロ
ック６０が取り付けられていて、該車輪支持ブロック６
０には、レール１０の底壁１０　ｂの内面１０′ｂ上を
走行する走行車輪６２と、本発明の特徴をなす横揺れ防
止輪６４とが取り付けられている。この横揺れ防止輪６
４は、レールの側壁１０ａの内面１０′ａに沿って走行
する。図示の実施例では、車輪支持ブロック６０には更
に、レールの底壁１０ｂに形成した溝１４内を走行する
第２の横揺れ防止輪６５および縦揺れ防止輪６６が取り
付けられているが、これらの横揺れ防止輪６５および縦
揺れ防止輪６６は直接本発明のゴルフカートに関係する
ものではない。また、カート５０のハウジング５６内に
はカートの駆動動力源たるバッテリ駆動モータ（または
小型ガソリンエンジン）５７が取り付けられており、走
行車輪６２はスプロケット（またはプーリ）５８ａ、５
８ｂ、５８ｃ、およびチェーン（またはベル））５９ａ
、５９ｂを介して駆動される。

次に、本発明の特徴である横揺れ防止輪６４について説
明する。第２図に示す第１の実施例では、横揺れ防止輪
６４は、上方の直径が大きく、下方の直径が小さい３つ
の截頭円錐状のローラ６４ａ、６４ｂ、６４ｃから構成
されており、これらの各ローラ６４　ａ、　６４　ｂ、
　６４　ｃは軸６７に対し回転自在でありかつ上下方向
に摺動自在に取り付けられている。軸６７は、車輪支持
ブロック６０に固定した上下のブラケット６８を介して
車輪支持ブロック６０に取り付けられている。各ローラ
６４ａ、６４ｂ、６４Ｃはレールの側壁１０ａの内面１
０′ａに沿って走行し、軸６７は内面１０′ａに対して
傾斜して取り付けられている。

軸６７の傾斜角αは、角ローラのテーパ等を勘案して任
意に定めることができる。この実施例では、軸６７は、
図示のごと（レールの側壁１０ａの上方に向かうにした
がって拡がる傾斜角αで取り付けられている。上述のご
とく、各ローラ６４ａ１６４ｂ、６４Ｃは軸６７上で上
下方向に摺動自在に支持されているため、カートの走行
によって各ローラの外周が摩耗して直径が徐々に減少し
ていくと、各ローラはその減少分に応じて自重により徐
々に下方に下がっていく。このため、各ローラが摩耗し
ても、各ローラは常にレールの側壁１０ａの内面１０′
ａに対して接触することとなり、カート５０の横揺れを
防止することができる。

第３図に示す第２の実施例は、横揺れ防止輪を単一のロ
ーラ６４で構成した点で第２図に示した第１の実施例と
は異なるが、その他の点においては第１の実施例と同じ
である。ローラの個数は、図示の例のように１個または
３個に限られるものではなく、その他の任意の個数とす
ることができる。

第４図に示す第３の実施例は、横揺れ防止輪６４が３つ
の截頭円錐状のｏ−５６４ａ、６４ｂ。

６４ｃで構成されている点で第２図に示した第１の実施
例と同じであるが、各ローラは、下方の直径が大きく上
方の直径が小さくなっていて、第１の実施例とは上下逆
向きに配置されている点、および、軸６７が、レールの
側壁１０ａの下方に向かうにしたがって拡がる傾斜角α
で取り付けられている点において第１の実施例とは異な
る。この場合も各ローラの外周が摩耗すると自重によっ
て各ローラは下方に下がろうとする傾向を有し、従って
このままでは、各ローラが摩耗したときには各ローラと
レールの側壁の内面１０′ａとの間隔は拡がって各ロー
ラは内面１０’ａから離れてしまうこととなり、横揺れ
を防止する機能を果たさな（なってしまう。このため、
この実施例では、下方のブラケット６８とローラ６４ａ
との間にスプリング６９を配置し、各ローラを上方に押
し上げるようにしである。このスプリング６９は、°各
′ローラが一定位置よりも下方に下がらないようにして
おくだめのものであり、従って極めて弱いスプリング力
のものあるいはスプリングの代わりにスリーブを使用し
てもよい。このようにして、各各ローラが摩耗してレー
ルの側壁１０ａの内面１０’ａとの間に僅かな間隙が生
じ、カー）５０が左右のいずれか一方に揺れ始めようと
したときに、各ローラは内面１０’ａと接触し、一旦各
ローラが内面１０′ａと接触すると、以後は各ローラは
内面１０′ａとの間の間隙が狭くなる方向（すなわちレ
ールの側壁１ｏａの上方に向かう方向）に徐々に上昇し
ていく作用（クサビ効果）を有するため、各ローラとレ
ールの側壁１０ａの内面１０′ａとの間の間隙は無くな
り、横揺れ防止輪とし機能するようになる。

（発明の効果）本発明のゴルフカートは以上のように構成されていて、
従来のようにスプリング力によって横揺れ防止輪を押し
付ける構成ではなく、横揺れ防止輪の外周に摩耗が生じ
たときには、この摩耗を補償すべく横揺れ防止輪自体が
その取り付は軸に沿って上下方向に自動的に移動する構
成であるので、カートの走行により横揺れ防止輪に摩耗
が生じても、横揺れ防止輪は常にレールの側壁内面に対
して接触し、安定して横揺れ防止機能を発揮させること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明のゴルフカートの全体的構成を示す側
面図である。第２図は、本発明のゴルフカートの第１の実施例を示す
ものであり、第１図の■−■線に沿゛う横断面図である
。第３図は、本発明のゴルフカートの第２の実施例を示す
ものであり、第２図と同様な横断面図である。第４図は、本発明のゴルフカートの第３の実施例を示す
ものであり、第２図および第３図と同様な横断面図であ
る。１・・・・・・ゴルフカート、１０・・・・・・地下埋
設レール、１０ａ・・・・・・地下埋設レールの側壁、
１０′ｂ・・・・・・地下埋設レールの側壁の内面、１
０ｂ・・・・・・地下埋設レールの底壁、１０Ｃ・・・
・・・地下埋設レールの頂壁、１１・・・・・・地下埋
設レールの頂壁に形成した溝、５０・・・・・・走行車
輪、５２・・・・・・支柱、６０・・・・・・車輪支持
ブロック、６４・・・・・・横揺れ防止輪、６７・・・・・・横揺れ防止輪を支持する軸。第２図１４６５　１ＬＪ口第３図

Claims

【特許請求の範囲】互いに対向してほぼ垂直に延びる側壁と、該側壁の下端
を連結する底壁とがレールの内側に形成された地下埋設
レールと、該地下埋設レールの前記底壁上を走行する走行車輪と、
前記側壁に沿って走行する横揺れ防止輪とを支持する車
輪支持ブロックと、該車輪支持ブロックに対し支柱を介して支持されたカー
トとからなるゴルフカートにおいて、前記横揺れ防止輪
は、地下埋設レールの前記側壁に対し傾斜して前記車輪
支持ブロックに取付けられた軸上で上下方向に移動自在
に支持されていることを特徴とするゴルフカート。