JPH0410247Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0410247Y2 JPH0410247Y2 JP1232087U JP1232087U JPH0410247Y2 JP H0410247 Y2 JPH0410247 Y2 JP H0410247Y2 JP 1232087 U JP1232087 U JP 1232087U JP 1232087 U JP1232087 U JP 1232087U JP H0410247 Y2 JPH0410247 Y2 JP H0410247Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- groove
- rail
- golf
- groove cover
- cart
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 5
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 230000009291 secondary effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はゴルフカート用地下埋設レールに関
し、特にゴルフコースのフエアウエーを走行する
ことができゴルフカート用の地下埋設レールに関
する。
し、特にゴルフコースのフエアウエーを走行する
ことができゴルフカート用の地下埋設レールに関
する。
(従来の技術)
ゴルフプレー時にゴルフコースに沿つて移動す
るとき、プレーヤが乗つたりゴルフバツグ等のゴ
ルフ用具を載せて走行する各種ゴルフカートがあ
るが、従来のゴルフカートは地上を走行するもの
であるため、もしもゴルフコースのフエアウエー
を走行させるとすれば芝を傷めてしまい、到底フ
エアウエーを走行させることはできなかつた。
るとき、プレーヤが乗つたりゴルフバツグ等のゴ
ルフ用具を載せて走行する各種ゴルフカートがあ
るが、従来のゴルフカートは地上を走行するもの
であるため、もしもゴルフコースのフエアウエー
を走行させるとすれば芝を傷めてしまい、到底フ
エアウエーを走行させることはできなかつた。
従つて、本考案者は、フエアウエーの地下にレ
ールを埋設し、このレールの内部を走行する車輪
を備えた一連のゴルフカートを開発しており、そ
の1つに例えば特開昭61−15502号公報に開示さ
れたものがある。この形式のゴルフカートは、地
上のカートが、レールの内部を走行する車輪によ
り支柱を介して支持されているため、レールには
カートの走行中に支柱が通過できるための溝が形
成されており、この溝の部分のみがフエアウエー
面に露出するようになつている。また、この溝
は、レールをフエアウエーに設置するものである
ことから、溝の幅寸法をゴルフボールの直径より
も小さく設計されており、かつ溝から小石や枯れ
葉等がレール内に入り込まないようにし、また打
球時のボールがたまたまレールの溝の部分に当た
るようなことがあつてもイレギユラーバウンドし
ないようにするため、弾性材料(例えば薄いゴム
板や人工芝等)からなる溝カバーで覆われてい
る。
ールを埋設し、このレールの内部を走行する車輪
を備えた一連のゴルフカートを開発しており、そ
の1つに例えば特開昭61−15502号公報に開示さ
れたものがある。この形式のゴルフカートは、地
上のカートが、レールの内部を走行する車輪によ
り支柱を介して支持されているため、レールには
カートの走行中に支柱が通過できるための溝が形
成されており、この溝の部分のみがフエアウエー
面に露出するようになつている。また、この溝
は、レールをフエアウエーに設置するものである
ことから、溝の幅寸法をゴルフボールの直径より
も小さく設計されており、かつ溝から小石や枯れ
葉等がレール内に入り込まないようにし、また打
球時のボールがたまたまレールの溝の部分に当た
るようなことがあつてもイレギユラーバウンドし
ないようにするため、弾性材料(例えば薄いゴム
板や人工芝等)からなる溝カバーで覆われてい
る。
(考案が解決しようとする問題点)
従来の溝カバー14,15は、第4図に示すよ
うに、レール10の各頂壁13から垂直上向きに
つながつている首部17の頂面に取り付けられて
おりかつレールの幅方向中央に向かつて互いに突
出する2つの弾性材料からなり、一方の首部17
の頂面から突出する溝カバー14の上に他方の首
部頂面から突出する溝カバー15が重なるように
構成されているが、両溝カバー14,15がレー
ルの各首部17から突出する長さはほぼ等しく、
両溝カバー14,15はレール10の溝16の幅
方向ほぼ中央で互いに重なり合うように構成され
ている。ところが、このように、両溝カバー1
4,15の突出長さをほぼ等しくし、レールの溝
16の幅方向ほぼ中央で重なるように構成する
と、両溝カバーが自重により撓んで垂れ下がり易
くなり、両溝カバーの間には〓間Sが形成される
傾向を有する。かような〓間Sが形成されると、
ここから枯れ葉や小石がレール10内に入り込
み、カートの走行車輪62(第2図および第3
図)の走行面12a上や排水溝18内に堆積して
走行車輪の円滑な走行を妨げたり、排水溝を詰ま
らせたりする重大な問題を招くことになる。
うに、レール10の各頂壁13から垂直上向きに
つながつている首部17の頂面に取り付けられて
おりかつレールの幅方向中央に向かつて互いに突
出する2つの弾性材料からなり、一方の首部17
の頂面から突出する溝カバー14の上に他方の首
部頂面から突出する溝カバー15が重なるように
構成されているが、両溝カバー14,15がレー
ルの各首部17から突出する長さはほぼ等しく、
両溝カバー14,15はレール10の溝16の幅
方向ほぼ中央で互いに重なり合うように構成され
ている。ところが、このように、両溝カバー1
4,15の突出長さをほぼ等しくし、レールの溝
16の幅方向ほぼ中央で重なるように構成する
と、両溝カバーが自重により撓んで垂れ下がり易
くなり、両溝カバーの間には〓間Sが形成される
傾向を有する。かような〓間Sが形成されると、
ここから枯れ葉や小石がレール10内に入り込
み、カートの走行車輪62(第2図および第3
図)の走行面12a上や排水溝18内に堆積して
走行車輪の円滑な走行を妨げたり、排水溝を詰ま
らせたりする重大な問題を招くことになる。
従つて本考案の目的は、両溝カートの間に〓間
が生じないようにし、上記問題点を解決すること
のできるゴルフカート用地下埋設レールを提供す
ることにある。
が生じないようにし、上記問題点を解決すること
のできるゴルフカート用地下埋設レールを提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本考案によれば、互
いに対向する側壁と、該両側壁の下端部を連結す
る底壁と、前記両側壁の各上端部からレールの幅
方向中央に向かつて延びる頂壁とからなり、該頂
壁の間にはゴルフボールの直径よりも狭くかつゴ
ルフカートの支柱が通過し得る幅寸法をもつ溝が
形成されており、前記頂壁の上面には溝カバーが
設けてあつて、該溝カバーが弾性材料からなりか
つ前記各頂壁上面からレールの幅方向中央に向か
つて互いに突出し、一方の頂壁上面から突出する
溝カバーの上の他方の頂壁上面から突出する溝カ
バーが重なるように構成されているゴルフカート
用地下埋設レールにおいて、前記各頂壁上面から
レールの幅方向中央に向かつて突出し互いに上下
に重なる2つの溝カバーのうち、下方に位置する
溝カバーの突出長さは、上方に重なる溝カバーに
比べきわめて短く構成してあることを特徴とする
ゴルフカート用地下埋設レールが提供される。
いに対向する側壁と、該両側壁の下端部を連結す
る底壁と、前記両側壁の各上端部からレールの幅
方向中央に向かつて延びる頂壁とからなり、該頂
壁の間にはゴルフボールの直径よりも狭くかつゴ
ルフカートの支柱が通過し得る幅寸法をもつ溝が
形成されており、前記頂壁の上面には溝カバーが
設けてあつて、該溝カバーが弾性材料からなりか
つ前記各頂壁上面からレールの幅方向中央に向か
つて互いに突出し、一方の頂壁上面から突出する
溝カバーの上の他方の頂壁上面から突出する溝カ
バーが重なるように構成されているゴルフカート
用地下埋設レールにおいて、前記各頂壁上面から
レールの幅方向中央に向かつて突出し互いに上下
に重なる2つの溝カバーのうち、下方に位置する
溝カバーの突出長さは、上方に重なる溝カバーに
比べきわめて短く構成してあることを特徴とする
ゴルフカート用地下埋設レールが提供される。
(作用)
本考案のゴルフカート用地下埋設レールは、第
4図に示した従来のゴルフカート用地下埋設レー
ルに比べ、カート50(第3図)の支柱52と接
触してとかく欠け易い首部17を除去したこと、
排水溝19を深くして、単に排水の機能をもたせ
るだけでなく第2の横揺れ防止輪66(第2図お
よび第3図)が走行できる溝18としたこと等の
点において従来のゴルフカート用地下埋設レール
とは異なるが、最大の特徴は、レール10の各頂
壁13の上面13aからレールの幅方向中央に向
かつて突出し互いに上下に重なる2つの溝カバー
14,15のうち、下方に位置する溝カバー14
の突出長さを、上方に重なる溝カバー15に比べ
きわめて短く構成した点にある。このため、下方
に位置する溝カバー14は殆ど撓むことがなく、
上方に位置する溝カバー15は下方に位置する溝
カバー14によつて確実に支持されるので、両溝
カバー14,15はカートの支柱が通過するとき
以外は常に密接した状態に維持され、従つて両溝
カバーの間には〓間が形成されることはなく、レ
ール内に枯れ葉や小石が入り込むことを確実に防
止できる。
4図に示した従来のゴルフカート用地下埋設レー
ルに比べ、カート50(第3図)の支柱52と接
触してとかく欠け易い首部17を除去したこと、
排水溝19を深くして、単に排水の機能をもたせ
るだけでなく第2の横揺れ防止輪66(第2図お
よび第3図)が走行できる溝18としたこと等の
点において従来のゴルフカート用地下埋設レール
とは異なるが、最大の特徴は、レール10の各頂
壁13の上面13aからレールの幅方向中央に向
かつて突出し互いに上下に重なる2つの溝カバー
14,15のうち、下方に位置する溝カバー14
の突出長さを、上方に重なる溝カバー15に比べ
きわめて短く構成した点にある。このため、下方
に位置する溝カバー14は殆ど撓むことがなく、
上方に位置する溝カバー15は下方に位置する溝
カバー14によつて確実に支持されるので、両溝
カバー14,15はカートの支柱が通過するとき
以外は常に密接した状態に維持され、従つて両溝
カバーの間には〓間が形成されることはなく、レ
ール内に枯れ葉や小石が入り込むことを確実に防
止できる。
(実施例)
以下、添付図面に示す実施例に基いて本考案を
説明する。尚、第4図に示した従来のゴルフカー
ト用地下埋設レールの各部分と同じ機能を有する
ものについては、第1図〜第3図においても同一
の番号を用いて説明する。
説明する。尚、第4図に示した従来のゴルフカー
ト用地下埋設レールの各部分と同じ機能を有する
ものについては、第1図〜第3図においても同一
の番号を用いて説明する。
第1図は本考案のゴルフカート用地下埋設レー
ル10が地下に埋設されている状態の横断面構造
を示すものである。レール10は、レールの長手
方向に沿つて互いに対向して配置された側壁11
と、該側壁11の下端部を連結する底壁12と、
前記両側壁11の各上端部からレールの幅方向中
央に向かつて延びる頂壁13とからなり、該頂壁
13,13の間にはゴルフカートの直径よりも狭
くかつカート50(第3図)の支柱52が通過し
得る幅寸法Wをもつ溝16が形成されている。前
記頂壁13の上面13aには、例えば接着剤で貼
着する等の方法により、溝カバー14,15が取
り付けられている。この場合、両溝カバー14,
15が頂壁の上面13aに重なり合う全面に接着
剤を塗布するのではなく、溝カバー14,15の
中央部から後端部にかけての部分のみに接着剤を
塗布しておくことにより、第2図に示すようにカ
ートの支柱52が通過するときに両溝カバー1
4,15の前縁部がしなやかに開き得るようにす
るのがよい。両溝カバー14,15は弾性材料
(例えば薄いゴム板や人工芝)からなりかつ前記
各頂壁の上面13aからレール10の幅方向中央
に向かつて互いに突出し、一方の頂壁上面から突
出する溝カバー14の上に他方の頂壁上面から突
出する溝カバー15が重なるように構成されてい
る。これらの溝カバー14,15のうち、下方に
位置する溝カバー14の突出長さL1は、上方に
重なる溝カバー15の突出長さL2に比べきわめ
て短く構成されている。このように、下方に位置
する溝カバー14の突出長さL1がきわめて短い
ため、該溝カバー14の突出部分が撓んで垂れ下
がることはない。従つて、上方に位置する溝カバ
ー15は、下方に位置する溝カバー14によつて
確実に支持されるので、第1図に示すように、レ
ール10の溝16は両溝カバー14,15によつ
て確実に閉塞され、レール10内に枯れ葉や小石
が入り込むことを防止できる。従つて、小石や枯
れ葉等が走行車輪62の走行面12a上および特
に第2の横揺れ防止輪66が走行するための溝1
8内に堆積するのを有効に防止できる。
ル10が地下に埋設されている状態の横断面構造
を示すものである。レール10は、レールの長手
方向に沿つて互いに対向して配置された側壁11
と、該側壁11の下端部を連結する底壁12と、
前記両側壁11の各上端部からレールの幅方向中
央に向かつて延びる頂壁13とからなり、該頂壁
13,13の間にはゴルフカートの直径よりも狭
くかつカート50(第3図)の支柱52が通過し
得る幅寸法Wをもつ溝16が形成されている。前
記頂壁13の上面13aには、例えば接着剤で貼
着する等の方法により、溝カバー14,15が取
り付けられている。この場合、両溝カバー14,
15が頂壁の上面13aに重なり合う全面に接着
剤を塗布するのではなく、溝カバー14,15の
中央部から後端部にかけての部分のみに接着剤を
塗布しておくことにより、第2図に示すようにカ
ートの支柱52が通過するときに両溝カバー1
4,15の前縁部がしなやかに開き得るようにす
るのがよい。両溝カバー14,15は弾性材料
(例えば薄いゴム板や人工芝)からなりかつ前記
各頂壁の上面13aからレール10の幅方向中央
に向かつて互いに突出し、一方の頂壁上面から突
出する溝カバー14の上に他方の頂壁上面から突
出する溝カバー15が重なるように構成されてい
る。これらの溝カバー14,15のうち、下方に
位置する溝カバー14の突出長さL1は、上方に
重なる溝カバー15の突出長さL2に比べきわめ
て短く構成されている。このように、下方に位置
する溝カバー14の突出長さL1がきわめて短い
ため、該溝カバー14の突出部分が撓んで垂れ下
がることはない。従つて、上方に位置する溝カバ
ー15は、下方に位置する溝カバー14によつて
確実に支持されるので、第1図に示すように、レ
ール10の溝16は両溝カバー14,15によつ
て確実に閉塞され、レール10内に枯れ葉や小石
が入り込むことを防止できる。従つて、小石や枯
れ葉等が走行車輪62の走行面12a上および特
に第2の横揺れ防止輪66が走行するための溝1
8内に堆積するのを有効に防止できる。
このレール10に沿つて走行するカート50
は、例えば第3図に例示する構成のものである。
このカート50は、支柱52により支持された基
台54の上にゴルフバツグ(図示せず)を載せて
走行するものであり、ゴルフバツグの下部を支持
する支板56と、上部を支持する支枕58とがパ
イプフレーム59によつて相互に連結されてい
る。図示の例では、ゴルフバツグを運ぶカートを
示したが、本考案のゴルフカート用地下埋設レー
ル10に沿つて走行できるカートはゴルフ用具の
みを運搬するカートに限られるものではなく、プ
レーヤが乗車できるカートあるいはプレーヤと共
にゴルフ用具も載せることのできるカートであつ
てもよい。前後の各支柱52には車輪ブロツク6
0が取付けられており、該車輪ブロツク60に
は、レールの底壁12の内面12a上を走行する
走行車輪62と、側壁11の内面11aに沿つて
走行する第1の横揺れ防止輪64と、底壁12に
形成した溝18に沿つて走行する第2の横揺れ防
止輪66と、カート50の縦揺れを防止すべく頂
壁13の内面13bに沿つて走行する縦揺れ防止
輪68とが取り付けられている。また、走行車輪
62は、カート50のハウジング51内に取り付
けられたバツテリ駆動モータ(または小型内燃機
関)53により、チエーン(またはベルト)55
a,55bおよびスプロケツト(またはプーリ)
57a,57b,57cを介して駆動されるよう
になつている。
は、例えば第3図に例示する構成のものである。
このカート50は、支柱52により支持された基
台54の上にゴルフバツグ(図示せず)を載せて
走行するものであり、ゴルフバツグの下部を支持
する支板56と、上部を支持する支枕58とがパ
イプフレーム59によつて相互に連結されてい
る。図示の例では、ゴルフバツグを運ぶカートを
示したが、本考案のゴルフカート用地下埋設レー
ル10に沿つて走行できるカートはゴルフ用具の
みを運搬するカートに限られるものではなく、プ
レーヤが乗車できるカートあるいはプレーヤと共
にゴルフ用具も載せることのできるカートであつ
てもよい。前後の各支柱52には車輪ブロツク6
0が取付けられており、該車輪ブロツク60に
は、レールの底壁12の内面12a上を走行する
走行車輪62と、側壁11の内面11aに沿つて
走行する第1の横揺れ防止輪64と、底壁12に
形成した溝18に沿つて走行する第2の横揺れ防
止輪66と、カート50の縦揺れを防止すべく頂
壁13の内面13bに沿つて走行する縦揺れ防止
輪68とが取り付けられている。また、走行車輪
62は、カート50のハウジング51内に取り付
けられたバツテリ駆動モータ(または小型内燃機
関)53により、チエーン(またはベルト)55
a,55bおよびスプロケツト(またはプーリ)
57a,57b,57cを介して駆動されるよう
になつている。
本考案のゴルフカート用地下埋設レール10
は、第1図および第2図に示すように、上方に重
なる溝カバー15がゴルフコースのフエアウエー
の地表面Fとほぼ同一レベルとなるように地中E
内に埋設される。フエアウエーの地表面F上に芝
Gが植生していて、芝Gの葉の高さ(長さ)は通
常20〜25mmにカツトされるが、本考案のゴルフカ
ート用地下埋設レール10の頂壁13,13の間
に形成された溝16の幅寸法Wは、ゴルフボール
の直径(約41mm)よりも小さく構成してあるの
で、図示のように、一見したところではレール1
0が埋設されているとは思われない程度まで溝1
6が芝Gによつて覆われてしまう。従つて、フエ
アウエーに埋設しても、ゴルフのプレーに支障を
与えることは全くない。
は、第1図および第2図に示すように、上方に重
なる溝カバー15がゴルフコースのフエアウエー
の地表面Fとほぼ同一レベルとなるように地中E
内に埋設される。フエアウエーの地表面F上に芝
Gが植生していて、芝Gの葉の高さ(長さ)は通
常20〜25mmにカツトされるが、本考案のゴルフカ
ート用地下埋設レール10の頂壁13,13の間
に形成された溝16の幅寸法Wは、ゴルフボール
の直径(約41mm)よりも小さく構成してあるの
で、図示のように、一見したところではレール1
0が埋設されているとは思われない程度まで溝1
6が芝Gによつて覆われてしまう。従つて、フエ
アウエーに埋設しても、ゴルフのプレーに支障を
与えることは全くない。
(考案の効果)
従来のゴルフカート用地下埋設レールでは、両
溝カバーの突出長さをほぼ等しくしてあつたた
め、両溝カバーが自重によつて撓み易く、このた
め、両溝カバーの間に〓間が生じ、この〓間から
小石や枯れ葉がレール内に入り込んでレールの底
壁内面に堆積し、走行車輪や第2の横揺れ防止輪
の円滑な走行を妨げてしまうという重大な問題が
あつたが、本考案のゴルフカート用地下埋設レー
ルは、レールの頂壁に形成された溝を覆う両溝カ
バーのうち、一方の溝カバーの突出長さを他方の
溝カバーの突出長さに比べてきわめて短くしてあ
るため、短い方の溝カバーによつて長い方の溝カ
バーが常にしつかりと保持され、両溝カバーの間
に〓間が生じることを防止でき、従つて、きわめ
て簡単な構成でありながら、従来の溝カバーのも
つ上記問題点を確実に解決することができる。
溝カバーの突出長さをほぼ等しくしてあつたた
め、両溝カバーが自重によつて撓み易く、このた
め、両溝カバーの間に〓間が生じ、この〓間から
小石や枯れ葉がレール内に入り込んでレールの底
壁内面に堆積し、走行車輪や第2の横揺れ防止輪
の円滑な走行を妨げてしまうという重大な問題が
あつたが、本考案のゴルフカート用地下埋設レー
ルは、レールの頂壁に形成された溝を覆う両溝カ
バーのうち、一方の溝カバーの突出長さを他方の
溝カバーの突出長さに比べてきわめて短くしてあ
るため、短い方の溝カバーによつて長い方の溝カ
バーが常にしつかりと保持され、両溝カバーの間
に〓間が生じることを防止でき、従つて、きわめ
て簡単な構成でありながら、従来の溝カバーのも
つ上記問題点を確実に解決することができる。
また、カートの走行時に、カートの支柱によつ
て特に突出長さの長い方の溝カバーが開かれると
き、レールの溝近くに植生する芝に起伏の刺激が
与えられると共に新鮮な空気を補給するので、こ
の部分の芝の成長を促進し、レールの溝部分を芝
で覆うのに有効な副次的効果もある。
て特に突出長さの長い方の溝カバーが開かれると
き、レールの溝近くに植生する芝に起伏の刺激が
与えられると共に新鮮な空気を補給するので、こ
の部分の芝の成長を促進し、レールの溝部分を芝
で覆うのに有効な副次的効果もある。
第1図は本考案によるゴルフカート用地下埋設
レールを示す横断面図である。第2図は本考案に
よるゴルフカート用地下埋設レールの溝カバー
が、カートの通過時に開かれる状態を示す横断面
図である。第3図は本考案のゴルフカート用地下
埋設レールと組み合わせて使用されるカートの一
例を示す縦断面図である。第4図は従来のゴルフ
カート用地下埋設レールに取り付けられた溝カー
トの構成を示す第1図と同様な横断面図である。 10……ゴルフカート用地下埋設レール、11
……レールの側壁、12……レールの底壁、13
……レールの頂壁、14,15……溝カバー、1
6……レールの頂壁に形成した溝、18……レー
ルの底壁に形成した溝。
レールを示す横断面図である。第2図は本考案に
よるゴルフカート用地下埋設レールの溝カバー
が、カートの通過時に開かれる状態を示す横断面
図である。第3図は本考案のゴルフカート用地下
埋設レールと組み合わせて使用されるカートの一
例を示す縦断面図である。第4図は従来のゴルフ
カート用地下埋設レールに取り付けられた溝カー
トの構成を示す第1図と同様な横断面図である。 10……ゴルフカート用地下埋設レール、11
……レールの側壁、12……レールの底壁、13
……レールの頂壁、14,15……溝カバー、1
6……レールの頂壁に形成した溝、18……レー
ルの底壁に形成した溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 互いに対向する側壁と、該両側壁の下端部を連
結する底壁と、前記両側壁の各上端部からレール
の幅方向中央に向かつて延びる頂壁とからなり、
該頂壁の間にはゴルフボールの直径よりも狭くか
つゴルフカートの支柱が通過し得る幅寸法をもつ
溝が形成されており、前記頂壁の上面には溝カバ
ーが設けてあつて、該溝カバーは弾性材料からな
りかつ前記各頂壁上面からレールの幅方向中央に
向かつて互いに突出し、一方の頂壁上面から突出
する溝カバーの上に他方の頂壁上面から突出する
溝カバーが重なるように構成されているゴルフカ
ート用地下埋設レールにおいて、 前記各頂壁上面からレールの幅方向中央に向か
つて突出し互いに上下に重なる2つの溝カバーの
うち、下方に位置する溝カバーの突出長さは、上
方に重なる溝カバーに比べきわめて短く構成して
あることを特徴とするゴルフカート用地下埋設レ
ール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1232087U JPH0410247Y2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1232087U JPH0410247Y2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63121602U JPS63121602U (ja) | 1988-08-08 |
JPH0410247Y2 true JPH0410247Y2 (ja) | 1992-03-13 |
Family
ID=30800342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1232087U Expired JPH0410247Y2 (ja) | 1987-01-30 | 1987-01-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0410247Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101278917B1 (ko) | 2009-12-22 | 2013-07-05 | 한국전자통신연구원 | 유도냉동레일 시스템을 갖는 운송장치 |
-
1987
- 1987-01-30 JP JP1232087U patent/JPH0410247Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63121602U (ja) | 1988-08-08 |
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