JP2509213B2 - クロ−ラ用弾性履帯 - Google Patents

クロ−ラ用弾性履帯

Info

Publication number
JP2509213B2
JP2509213B2 JP62080711A JP8071187A JP2509213B2 JP 2509213 B2 JP2509213 B2 JP 2509213B2 JP 62080711 A JP62080711 A JP 62080711A JP 8071187 A JP8071187 A JP 8071187A JP 2509213 B2 JP2509213 B2 JP 2509213B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lug
longitudinal direction
band
top surface
orthogonal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62080711A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63247178A (ja
Inventor
謙一 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Original Assignee
Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Ohtsu Tire and Rubber Co Ltd
Priority to JP62080711A priority Critical patent/JP2509213B2/ja
Publication of JPS63247178A publication Critical patent/JPS63247178A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2509213B2 publication Critical patent/JP2509213B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、クローラ用弾性履帯に係り、コンバイン、
ハーベスター、運搬車、雪上車等の軟弱地走行を主とし
た車両に利用される。
(従来の技術) 弾性材料で無端帯状に形成した帯本体に、帯長手方向
の間隔を有して横置補強芯体を埋設し、該横置補強芯体
間の帯本体に、駆動用係合孔を形成し、更に、帯本体の
接地面側に、帯本体の帯長手方向に交差して延伸する断
面台形状のラグを一体に突出したクローラ用弾性履帯
は、実公昭59−21993号公報(従来技術の1)、実公昭6
1−14942号公報(従来技術の2)および実開昭61−1696
82号公報(従来技術の3)等で知られており、コンバイ
ン、運搬車等に広く使用されている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来技術の1は、ラグを中央ラグと側部ラグとで構成
し、中央ラグは芯金投影域(芯体投影域)に重合するひ
とつおきに、側部ラグは中央ラグ間において芯金投影域
の前後に配置したもので、振動抑止の点では優位性が認
められるも、ラグはその長手方向が帯長手方向に直交し
て延伸されているだけであり、排土性の点でやゝ問題が
ある。
従来技術の2は芯体投影域の左右両端にラグの各一端
を重合させ、該ラグのそれぞれを斜め方向に配列すると
ともに、ラグの牽引立面部を帯本体中央部側が急傾斜で
左右両側が緩傾斜とされた捩立面に形成したものであ
り、ラグ間隔が小さいことから排土性の点で問題があ
る。
従来例の3は芯金(芯体)に対応して交互に短ラグと
長ラグを配設し、巾方向の両端縁まで延設された長ラグ
間をつなぐ翼部を、上下方向に畝立させた亀甲状と形成
して、土離れ性を向上させたものであり、振動が過度に
なり易いという問題がある。
本発明は、斯る従来技術の問題点を解消するのが目的
である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、弾性材料で無端帯状に形成した帯本体8
に、帯長手方向の間隔Pを有して横置補強芯体9を埋設
し、該横置補強芯体9間の帯本体8に、駆動用係合孔11
を形成し、更に、帯本体8の接地面側に、帯本体8の帯
長手方向に交差して延伸する断面台形状のラグ15を一体
に突出したものにおいて、次の技術的手段を講じた点を
第1の技術手段とする。
すなわち、本発明は帯長手方向で隣り合うラグ15の頂
面18を、帯長手方向と直交するエッジ21,22を有する左
右の直交ラグ頂面26,27とこの直交ラグ頂面26,27を互い
に連結する斜め方向エッジ23を有する斜めラグ頂面24と
で構成しており、該斜めラグ頂面24を有する斜めラグに
より、係合孔11の前後両側方に帯巾方向外方に向って漸
次拡開状になる排土部25を形成し、 該排土部25を、帯長手方向において帯巾方向交互に千
鳥状に配列したことを特徴とするのである。
更に、本発明の第2の技術手段は前述の第1の技術手
段に加えて更に、輪体転動案内面13の投影域における係
合孔11の両側に、横置補強芯体9の間隔Pより小さな間
隔P1と大きな間隔P2を有して帯長手方向の千鳥状配置で
ラグ15を配列したことを特徴とするのである。
又、更に、本発明の第3の技術手段は前述の第2の技
術手段に加えてラグ15はその断面形状が非対称でかつ小
さな間隔P1ではラグ立面部16A,17Bが互いに急傾斜で立
上り大きな間隔P2ではラグ立面部16B,17Aが互いに緩傾
斜で立上っていることを特徴とするのである。
(作 用) 本発明に係るクローラ用弾性履帯3は、例えば第9図
に示すコンバイン1の走行装置2に利用され、駆動輪
4、遊動輪5および転輪7に無端状に巻掛けられて循環
回走される。
循環回走は、駆動輪4の爪が係合孔11に進入し、横置
補強芯体9に係合することでなされ、接地面側のラグ15
によって牽引力が付与され、コンバイン1は走行され
る。
走行中において、ラグ15による牽引力及び駆動力を確
保するには、ラグ15間に詰った土等を排出することが肝
要となる。
この点につき、本発明は、帯長手方向で隣り合うラグ
15の頂面18を、帯長手方向と直交するエッジ21,22を有
する左右の直交ラグ頂面26,27とこの直交ラグ頂面26,27
を互いに連結する斜め方向エッジ23を有する斜めラグ頂
面24とで構成しており、該斜めラグ頂面24を有する斜め
ラグにより、係合孔11の前後両側方に帯巾方向外方に向
って漸次拡開状になる排土部25を形成し、該排土部25
を、帯長手方向において帯巾方向交互に千鳥状に配列し
ていることから、第1図の矢示C方向へ土は強制的に排
出し、牽引力及び駆動力は帯長手方向と直交するエッジ
21,22を有する左右の直交ラグ頂面26,27を含む直交ラグ
部によって確保されることになる。
また、ラグ15はその断面形状が非対称でかつ小さな間
隔P1ではラグ立面部16A,17Bが互いに急傾斜で立上り大
きな間隔P2ではラグ立面部16B,17Aが互いに緩傾斜で立
上っていることから、排土部25はその閉口が外方拡大状
となり、土の詰まりを少なくし、排土性を良好にする。
更に、排土性とともに、振動軽減が肝要であるがこの
点につき、本発明は、排土部25を千鳥状に配列するとと
もに、輪体転動案内面13の投影域における係合孔11の両
側に、横置補強芯体9の間隔Pより小さい間隔P1と大き
な間隔P2有して帯長手方向の千鳥状配置でラグ15を配列
したことにより、転輪(輪体)7の落込みを小さくし、
機体(コンバイン1)の共振を低減する。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳述する。
第9図を参照すると、コンバイン1の走行装置2に、
本発明に係るクローラ用弾性履帯3を使用した一例が示
され、該履帯3は、駆動輪4、遊動輪5及びトラックフ
レーム6に列設した転輪(輪体)7に無端状に巻掛けら
れている。
なお、車両はコンバイン以外のハーベスタ、運搬車等
であってもよい。
第1図乃至第5図を参照すると、8は帯本体で、ゴム
その他の弾性材料からなり無端帯状に形成されている。
9は横置補強芯体で、本例では平板翼状の着座部10と
左右一対の山形状突起11とを有し、帯本体8の帯長手方
向に所定の間隔Pを有して列設埋入されており、突起11
は反接地面側(内方)に突出されている。
なお、芯体9は鋳物、硬質樹脂等からなるが、その形
状は、従来技術の2で開示されているような、平板を両
翼付の樋形に形成したもの等であってもよい。
12は駆動用係合孔であり、芯体9間の帯巾方向中央部
において帯本体8に開口して形成され、本例では長方形
状とされており、駆動輪4の爪が次々と係合進入して、
芯体9に係合することで駆動力を得る。
13は輪体転動案内面であり、係合孔12の左右両側で反
接地面側に左右一対として帯状とされて帯長手方向に形
成され、該案内面13に、転輪7の胴部7Aが接触転動さ
れ、突起11によって脱輪阻止機能を有するものとされて
いる。
なお、帯本体8はその帯巾中央域が厚肉とされ、左右
両側は薄肉とされており、芯体9の着座部10の接地面側
には左右一対の伸張阻止体14が体長手方向に埋入されて
いる(第2図参照)。
15はラグであり、帯本体8の接地面側に該本体8と一
体とされて突出形成されている。
ラグ15は対の立面側16,17と平坦な頂面18とからなる
断面台形状であり、その始端側19が案内面13よりやゝ外
方に位置して終端側20が反対側の案内面13を超えて帯本
体8の側縁まで延伸されかつ延伸方向が左右逆(千鳥
状)とされて芯体9の投影域に重合されている。
ラグ15の頂面18は始端側19における立面部16側のエッ
ジ21は帯長手方向を直交しており、終端側20の両立面部
16,17のエッジ22がともに帯長手方向を直交しており、
始端部19と終端部20との中間部分においてラグの頂面18
の両エッジ23は帯巾方向外方に向って斜め方向に延伸し
た斜めラグ頂面24とされており、該斜めラグ頂面24を含
むラグ15により、係合孔12の前後両側外側に、帯巾方向
外方に向って漸次拡開状になる排土部25を形成し、この
排土部25が帯巾方向交互に千鳥状に配列されている。
ここに、ラグ15は略直線状として延伸されるが、ラグ
頂面18は平面視において所謂“へ”の字形状とされ、帯
長手方向で隣り合うラグ15は芯体間隔Pより小さなラグ
間隔P1と大きなラグ間隔P2を転動案内面13の投影域上に
有して、間隔P1,P2が左右交互となるように千鳥状に配
列されている。
更に、ラグ15の頂面18は、始端側19における案内面13
の投影域において芯体投影域より帯長手方向に外れた部
分26を有し、終端側20における案内面13の投影域におい
て先の部分26とは反対方向の芯体投影域より帯長手方向
に外れた部分27を有しており、この両部分26,27を斜め
ラグ頂面24でつないでおり、この斜めラグ頂面24は芯帯
投影域に位置されている。
また、ラグ15の立面部16,17は、始端側19のけり出し
立設部16Aは急傾斜として立上っており、反けり出し立
面部17Aは緩やかに弯曲された緩傾斜として立上ってお
り、終端側20のけり出し立面部16Bは弯曲された緩傾斜
として立上っており、反けり出し立面部17Bは急傾斜と
して立上っており、ここに、ラグ15はその断面形状が非
対称でかつ小さな間隔P1ではラグ立面部16A,17Bが互い
に急傾斜で、大きな間隔P2ではラグ立面部16B,17Aが互
いに緩傾斜で立上っている。
以上の第1図〜第5図に示した本発明の実施例による
と、駆動輪4の回転でその爪が係合孔11に進入される
と、芯体9に爪が係合して第1図では矢示F方向に帯本
体8が回走され(駆動輪4が逆回転すると反矢示方向に
回走される)、ラグ15の立面部16で牽引力が生じ、土は
排土部25を介して矢示C方向に排土され、振動はラグ15
の間隔が芯体9の間隔Pより小さな間隔P1を有すること
から、抑止されるし、芯体9より外れた部分26,27を有
することから、この部分での剛性は少ないことから、振
動共振が抑制される。
また、巻掛部においては第5図に示す如く立面部16,1
7は大きな角度θで開口される。
ここで、本発明の実施例と第11図に示す従来例の履帯
との試験データーを下記に示す。
なお、第11図において、本発明と共通する部分は符号
に“ダッシュ”を付している。
第6図、第7図、第8図、第10図において、本発明の
他の実施例等を説明する。
第6図は帯本体8の巾方向中心ラインより一側外方
に、係合孔11を偏心して形成した例であり、しかも、ラ
グ15の始端部19は帯巾方向に長く形成され、斜めラグ頂
面24はラグ長手方向の中間部分に形成されたものを示し
ており、このラグパターンでは履帯製造の点で有利とな
る。
第7図はラグ15を長ラグ115と短ラグ215とで構成した
もので、長ラグ115は帯巾一杯に延伸され、短ラグ215は
芯体9の長さ一杯に形成され、その余は前述図示例と同
じである。
第8図は係合孔11を帯本体8の帯巾中心ライン上に合
致させて配置するとともに、始端部19をやゝ長く形成し
たもので、その他は前述例と共通する。
第10図は第6図に示した帯本体8を左右一対の走行装
置2として巻掛けたときの例であり、左右帯本体8の芯
体9はその中心ラインLが一致乃至略一致しているにも
拘らずラグ15は符号L1で示す如く帯長手方向に変位して
おり、これによって機体の振動は増々小さくできる。
なお、第1図および第7・8図に示した帯本体8でも
第10図で示す如く装着することができこのように、ラグ
パターンが回転方向性が少ないことから、左右履帯3を
兼用することも容易となる。
(発明の効果) 本発明に係るクローラ用弾性履帯は以上の通りであ
り、次の作用効果がある。
帯長手方向で隣り合うラグ15の頂面18を、帯長手方向
と直交するエッジ21,22を有する左右の直交ラグ頂面26,
27のこの直交ラグ頂面26,27を互いに連結する斜め方向
エッジ23を有する斜めラグ頂面24とで構成しており、該
斜めラグ頂面24を有する斜めラグにより、係合孔11の前
後両側方に帯巾方向外方に向って漸次拡開状になる排土
部25を形成し、 該排土部25を、帯長手方向において帯巾方向交互に千
鳥状に配列したので、ラグ15間に付着して排土され難い
軟弱土等であっても、排土部25が漸次拡開していること
から、容易かつ強制的に外方に排出され、一方牽引力及
び駆動力は帯長手方向と直交エッジ21,22を有する左右
の直交ラグ頂面26,27を含む直交ラグ部によって確保さ
れ、スリップが生じ難く強力な牽引力及び駆動力を得る
し、直交ラグ部による蹴り出しによる該直交ラグ部の変
形は斜めラグによって防止されて駆動力を損なうことは
ない。
更に、本発明では斜めラグ頂面24によって排土性を良
好にしているだけでなく、この斜めラグ頂面24ととも
に、輪帯転動案内面13の投影域における係合孔11の両側
に、横置補強芯体9の間隔Pより小さな間隔P1と大きな
間隔P2を有して帯長手方向の千鳥状配置でラグ15を配列
していることと相まって、大きな駆動力を確保しながら
振動阻止機能が向上でき、走破性、直進性等を約束す
る。
更に、本発明ではラグ15はその断面形状が非対称でか
つ小さな間隔P1ではラグ立面部16A,17Bが互いに急傾斜
で立上り大きな間隔P2ではラグ立面部16B,17Aが互いに
緩傾斜で立上っているので、排土部25の外方開口がより
増大されて排土効率が向上できるし、駆動力の低下もな
い。
本発明は以上の利点があり、従って、コンバイン、ハ
ーベスタ、運搬車等の車両に使用して実益大である。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施例を示し、第1図は第1実施例の要
部平面(底面)図、第2図は同じく縦断面図、第3図は
第1図A−A線の、第4図は第1図B−B線の各断面
図、第5図は巻掛部の説明的な側面図、第6図は第2実
施例の平面図、第7図は第3実施例の平面図、第8図は
第4実施例の平面図、第9図はコンバインに使用した例
の側面図、第10図は第9図の走行部を示す要部平面(底
面)図、第11図は従来例の平面図である。 8……帯本体、9……芯体、11……係合孔、13……輪体
転動案内面、15……ラグ、16,17……ラグ立面部、18…
…ラグ頂面、24……斜めラグ頂面、25……排土部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性材料で無端帯状に形成した帯本体
    (8)に、帯長手方向の間隔(P)を有して横置補強芯
    体(9)を埋設し、該横置補強芯体(9)間の帯本体
    (8)に、駆動用係合孔(11)を形成し、更に、帯本体
    (8)の接地面側に、帯本体(8)の帯長手方向に交差
    して延伸する断面台形状のラグ(15)を一体に突出した
    ものにおいて、 帯長手方向で隣り合うラグ(15)の頂面(18)を、帯長
    手方向と直交するエッジ(21)(22)を有する左右の直
    交ラグ頂面(26)(27)とこの直交ラグ頂面(26)(2
    7)を互いに連結する斜め方向エッジ(23)を有する斜
    めラグ頂面(24)とで構成しており、該斜めラグ頂面
    (24)を有する斜めラグにより、係合孔(11)の前後両
    側方に帯巾方向外方に向って漸次拡開状になる排土部
    (25)を形成し、該排土部(25)を、帯長手方向におい
    て帯巾方向交互に千鳥状に配列したことを特徴とするク
    ローラ用弾性履帯。
  2. 【請求項2】弾性材料で無端帯状に形成した帯本体
    (8)に、帯長手方向の間隔(P)を有して横置補強芯
    帯(9)を埋設し、該横置補強芯体(9)間の帯本体
    (8)に、駆動用係合孔(11)を形成し、更に、帯本体
    (8)の接地面側に、帯本体(8)の帯長手方向に交差
    して延伸する断面台形状のラグ(15)を一体に突出して
    備え、帯本体(8)の反接地面側で係合孔(11)の左右
    両側に、輪体転動案内面(13)を有するものにおいて、 帯長手方向で隣り合うフラグ(15)の頂面(18)を、帯
    長手方向と直交するエッジ(21)(22)を有する左右の
    直交ラグ頂面(26)(27)とこの直交ラグ頂面(26)
    (27)を互いに連結する斜め方向エッジ(23)を有する
    斜めラグ頂面(24)とで構成しており、該斜めラグ頂面
    (24)を有する斜めラグにより、係合孔(11)の前後両
    側方側に帯巾方向外方に向って漸次拡開状になる排土部
    (25)を形成し、 該排土部(25)を、帯長手方向において帯巾方向交互に
    千鳥状に配列し、 更に、輪体転動案内面(13)の投影域における係合孔
    (11)の両側に、横置補強芯体(9)の間隔(P)より
    小さな間隔(P1)と大きな間隔(P2)を有して帯長手方
    向の千鳥状配置でラグ(15)を配列したことを特徴とす
    るクローラ用弾性履帯。
  3. 【請求項3】弾性材料で無端帯状に形成した帯本体
    (8)に、帯長手方向の間隔(P)を有して横置補強芯
    体(9)を埋設し、該横置補強芯体(9)間の帯本体
    に、駆動用係合孔(11)を形成し、更に、帯本体(8)
    の接地面側に、帯本体(8)の帯長手方向に交差して延
    伸する断面台形状のラグ(15)を一体に突出して備え、
    帯本体(8)の反接地面側で係合孔(11)の左右両側
    に、輪体転動案内面(13)を有するものにおいて、 帯長手方向で隣り合うラグ(15)の頂面(18)を、帯長
    手方向と直交するエッジ(21)(22)を有する左右の直
    交ラグ頂面(26)(27)とこの直交ラグ頂面(26)(2
    7)を互いに連結する斜め方向エッジ(23)を有する斜
    めラグ頂面(24)とで構成しており、該斜めラグ頂面
    (24)を有する斜めラグにより、係合孔(11)の前後両
    側方側に帯巾方向外方に向って漸次拡開状になる排土部
    (25)を形成し、 該排土部(25)を、帯長手方向において帯巾方向交互に
    千鳥状に配列し、 更に、輪体転動案内面(13)の投影域における係合孔
    (11)の両側に、横置補強芯体(9)の間隔(P)より
    小さな間隔(P1)と大きな間隔(P2)を有して帯長手方
    向の千鳥状配置でラグ(15)を配列し、 ラグ(15)はその断面形状が非対称でかつ小さな間隔
    (P1)ではラグ立面部(16A)(17B)が互いに急傾斜で
    立上り大きな間隔(P2)ではラグ立面部(16B)(17A)
    が互いに緩傾斜で立上っていることを特徴とするクロー
    ラ用弾性履帯。
JP62080711A 1987-03-31 1987-03-31 クロ−ラ用弾性履帯 Expired - Lifetime JP2509213B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62080711A JP2509213B2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 クロ−ラ用弾性履帯

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62080711A JP2509213B2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 クロ−ラ用弾性履帯

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63247178A JPS63247178A (ja) 1988-10-13
JP2509213B2 true JP2509213B2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=13725919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62080711A Expired - Lifetime JP2509213B2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31 クロ−ラ用弾性履帯

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2509213B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006111113A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Sumitomo Rubber Ind Ltd 弾性クローラ
JP4682080B2 (ja) * 2006-04-26 2011-05-11 住友ゴム工業株式会社 弾性クローラ
US7533945B2 (en) * 2007-03-01 2009-05-19 Srj, Inc. Tread pattern for endless track

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5921993Y2 (ja) * 1979-07-13 1984-06-30 オ−ツタイヤ株式会社 クロ−ラ用弾性履帯
JPS5919663Y2 (ja) * 1980-12-02 1984-06-07 オ−ツタイヤ株式会社 泥地用弾性無限軌道帯

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63247178A (ja) 1988-10-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2509213B2 (ja) クロ−ラ用弾性履帯
JP4142932B2 (ja) 弾性クローラ
JP3483787B2 (ja) 弾性クローラ
JPH0524631Y2 (ja)
JPS6335906Y2 (ja)
JPH08150970A (ja) クローラ用弾性履帯
JP3354684B2 (ja) クローラ用弾性履帯
JP3349100B2 (ja) 弾性クローラ装置
JP2980276B2 (ja) クローラベルト
JP2003327175A (ja) ゴムクローラ
JPH0623513Y2 (ja) クローラ
JPH0541470B2 (ja)
JP3010109B2 (ja) 弾性クローラ
JPS5855098Y2 (ja) 鉄形クロ−ラにおける履板
JP3410953B2 (ja) 弾性クローラ
JPH0999875A (ja) ゴムクローラ用芯金
JPS5852868B2 (ja) 弾性無限軌道帯
JPS6121870B2 (ja)
JP2591892Y2 (ja) 弾性クローラ
JPS635311B2 (ja)
JPH0829725B2 (ja) ゴム履帯
JPH0623514Y2 (ja) クローラ
JPS6117908Y2 (ja)
JP2000264269A (ja) 弾性クローラ用芯金及び該芯金を有する弾性クローラ
JP3712449B2 (ja) クローラの幅方向補強体及び弾性クローラ