JPS63147752A - 静電記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は静電記録装置に関し、特に記録用紙としてロ
ール紙を使用するようにした静電記録装置に間する 〔従来の技術〕 一般に記録用紙としてロール紙を使用するようにした静
電記録装置では、装置の正面側から情報を記録した用紙
を排出させるためロール紙を装置本体内の背面側に収容
配置し、このロール紙を基準に、装置本体の正面へ向け
て順次静電記録ヘッド、現像装置および用紙排出ローラ
等を配置するようにしている。

第３図は上述した従来の静電記録装置１を示す概念図で
、特に図面作製用のＣＡ［）出力装置として使用される
静電記録式プロッターを示している。

この静電記録装置１では８Ｗ１本体２内の背面２ａ側に
ロール紙３が配置されており、このロール紙３を基準に
装置本体２の正面２ｂへ向けて順次静電記録ヘッドであ
るスタイラスヘッド４、湿式の現像装置５、およびドラ
イブローラ６とピンチローラ７からなる用紙排出装置８
が配置されている。またこの装置本体２の背面２ａには
図示せぬ開孔部とこの開孔部を開閉する蓋体９が配設さ
れており、前記ロール紙３は一点ｍ線で示すように装置
本体２の背面２ａから構成される装置本体２の背面側に
装着される。なおロール紙３の先端３ａはオペレータに
よってローディングされ装置本体２の正面２ｂ側に位置
する装置本体２の上面２Ｃに案内される。なお第３図で
符号１０は用紙搬送用のローラである。

一方第３図に示す静電記録装置ｆ：１１ではロール紙３
を装置本体２の背面２ａから装着せねばならぬため、装
置本体２の背面２ａｌＣＭ体９を開閉し、かつロール紙
３を挿入するためのスペースを確保することが必要であ
り、このようなスペースがない場合には第３図と同一部
分を同一符号で示す第４図のように装置本体２の上面２
Ｃに図示せぬ開孔部を形成するとともに、この開孔部を
蓋体９によって覆い、ロール紙３を装着する場合には一
点鎖線で示すように蓋体９を拡間し装置本体２の上面２
Ｃからロール紙２を挿入する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところでロール紙３を装置本体２内の背面側に設置する
上述した従来の静電記録装置１によるとロール紙３を装
着するための蓋体９を装置本体２の背面２ａあるいわ上
面２Ｃに配設せねばならず、このため第３図の従来例の
如く装置本体２の背面２ａに蓋体９を配設する場合には
静電記録装置１の設置スペースに制限が加わり、また第
４図の従来例の如く蓋体９を装置本体２の上面２Ｃに配
設する場合は、ロール紙３を装着する際に重りのあるロ
ール紙３（一般的なＡＯリサイズ１５０ｍ巻のロール紙
の重量は約１０Ｋｙ程度ある）を装置本体２の上面２Ｃ
よりも上方に持上げしかも装置本体２の後方へ移動させ
ねばならぬのでオペレータに対し苛酷な作業を強いる問
題点があった。

〔問題点を解決するための手段及び作用］この発明は、
静電記録装置の装置本体内に該装置本体の正面から背面
へ向けて順次ロール紙、静電記録ヘッド、現像装置を配
設するとともに、前記装置本体の正面に前記ロール紙を
挿入する開孔部を形成し、かつ該開孔部を側板を有し前
記装置本体に対し回動自在に支承された蓋体によって覆
うとともに、前記側板に前記ロール紙の先端を前記装置
本体の正面へ向けて案内する案内手段を配設し、これに
より、前記ロール紙を装置本体の正面から装着し、かつ
情報を形成したロール紙を装置本体の正面側から排出さ
せるようにしている。

〔実施例〕

以下、この発明に係わる静電記録装置の一実施例を詳述
する。

第１図はこの発明に係わる静電記録装置２０を示す概念
図で、特に図面作製用のＣＡＤ出力装置として使用され
る静電記録式プロッターを示すとともに第３図と同一部
分を同一符号で示している。

この静電記録装置２０では装置本体２１内に該装置本体
２１の正面２１ａから背面２１ｂへ向けて順次ロール紙
３、スタイラスヘッド４、現像装置５が配置されている
。なお、前記スタイラスヘッド４は両面制御方式の一方
の静電記録ヘッドを構成するものである。また、この装
置本体２１の正面２１ａ上方には前記ロール紙３を挿入
する開孔部２１ｃが形成されてをり、この開孔部２１Ｇ
は開閉自在な蓋体２２によって覆われる。この蓋体２２
は両側端がそれぞれ略１−字形の側板２３に支承されて
おり、この側板２３の下端２３ａは軸２４によって前記
装置本体２１内に回動自在に支承されている。一方、前
記側板２３の上方にはロール紙３の先端３ａを前記装置
本体２１の正面２１ａ側に案内する案内手段２５が配設
されており、この案内手段２５はロール紙３を搬送する
ドライブローラ２６．２７．２８によって構成されｔい
る。なお第１図で符号２９は側板２３に配置された制ａ
電極で、この制御電極２９は両面制御方式の他方の静電
記録ヘッドを構成づるものである。

また第１図で符号３０はロール紙３のガイドバー、符号
３１．３２．３３は前記装置本体２１内に配設されたピ
ンチローラで、このピンチローラ３１．３２．３３はそ
れぞれ前記ドライブローラ２６、２７．２８に圧接する
ものである。

上述した静電記録装置２０によると第１図の一点鎖線で
示すように装置本体２１の開孔部２１ｃからロール紙３
を挿入して装着し、しかる後その先端３ａをドライブロ
ーラ２６．２７．２８を介して装置本体２１の正面２１
ａに引出し、次に前記ロール紙３の先端３ａを引張りな
がら前記蓋体２２を前記軸２４を中心に時計回りに回転
させると、第２図で示すように蓋体２２は装置本体２１
の開孔部２１ｃを閉塞し、かつロール紙３はドライブロ
ーラ２５．２６．２７とピンチローラ３０゜３１．３２
との間に把持され記録紙のペーパーセットは瞬時に終了
することとなる。なお、第１図および第２図で符号３４
はロール紙３を所定のサイズに切断するカッターであり
、上刃（回転刃）、下刃（固定刃）が分離する１ｆＩｔ
造のものである。なお上記実施例では用紙裁断装置であ
るカッター３４、および両面制御方式の静電記録ヘッド
であるスタイラスヘッド４と制御電極２９とを使用した
静電記録装置２０についてのべたが、この発明は上記実
施例に限定されることなく用紙裁断装置がなく、また片
面制御方式の静電記録ヘッドを使用した静電記録装置に
適用するようにしても良い。

〔発明の効果〕

この発明の静電記録装置ではロール紙を装置本体内の正
面に配設した蓋体を介し、装置本体内に装着させるよう
にしたため蓋体の開閉に要するスペースが装置本体の正
面のみにあればよく、このため静電記録装置の設置スペ
ースに制限が加わらず設置位置の自由度が向上する。ま
た装置本体の正面に形成された開孔部を介してｌｆｆ１
のあるロール紙を装置本体内に挿入させるようにしたた
め、ロール紙の装着作業に要するオペレータの負担が軽
減される。さらに、益体を閉塞させる作業によってロー
ル紙がドライブローラとピンチローラとの間に把持され
るためロール紙のローディング作業が著しく低減される
。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はそれぞれこの発明に係ねる静電記
録装置の概念図、第３図および第４図はそれぞれ従来の
静電記録装置を示す概念図である。 ３・・・ロール紙、４・・・スタイラスヘッド（静電記
録ヘッド）、５・・・現像装置、２０・・・静電記録装
置、２１・・・装置本体、２１ａ・・・正面、２１ｂ・
・・背面、２１ｃ・・・開孔部、２２・・・蓋体、２３
・・・側板、２５・・・案内手段、２６．２７．２８・
・・ドライブローラ第１図 歪 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録用紙としてロール紙を使用する静電記録装置
   において、前記静電記録装置の装置本体内に該装置本体
   の正面から背面へ向けて順次ロール紙、静電記録ヘッド
   、現像装置を配設するとともに、前記装置本体の正面に
   前記ロール紙を挿入する開孔部を形成し、かつ該開孔部
   を側板を有し前記装置本体に対し回動自在に支承された
   蓋体によつて覆うとともに、前記側板に前記ロール紙の
   先端を前記装置本体の正面へ向けて案内する案内手段を
   配設したことを特徴とする静電記録装置。
2. （２）前記案内手段は前記ロール紙を搬送するドライブ
   ローラからなることを特徴とする特許請求の範囲第（１
   ）項記載の静電記録装置。