JP2545122Y2 - プリンターユニット構造 - Google Patents

プリンターユニット構造

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JP2545122Y2
JP2545122Y2 JP40440790U JP40440790U JP2545122Y2 JP 2545122 Y2 JP2545122 Y2 JP 2545122Y2 JP 40440790 U JP40440790 U JP 40440790U JP 40440790 U JP40440790 U JP 40440790U JP 2545122 Y2 JP2545122 Y2 JP 2545122Y2
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博司 水出
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、プリンターユニット
構造に係り、さらに詳しくは、インサーキットテスタな
どのような測定装置が備えるプリンター部の側への記録
用のロール紙の供給と、印字後の外部への送り出しとを
共に円滑に行なうことができるプリンターユニット構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】インサーキットテスタ等の測定装置に
は、通常、被測定物から取り込まれた被測定データを検
査データとして印字出力する必要上、プリンターと記録
用のロール紙とを組み合わせてなるプリンターユニット
が備え付けられている。図3と図4とは、従来からある
この種のプリンターユニット構造の一例を示す説明図で
あり、このうち、図3は、カバー部を開いた際の状態
を、図4は、カバー部を閉じた際の状態をそれぞれ示
す。これら図3と図4とによれば、プリンターユニット
構造は、装置本体1内に位置させた記録用のロール紙4
1の保持を可能としたホルダー部5と、このホルダー部
5の上方に位置してロール紙41の側からプラテン8へ
と送り込まれる供給紙片部42に必要なデータの印字を
可能としたプリンター部7とが共に装置本体1の側にそ
れぞれ固定配置されて形成されている。しかも、このプ
リンターユニット構造は、前記ホルダー部5にロール紙
41を保持させ、このロール紙41の側から順次送り込
まれる供給紙片部42を前記プリンター部7のプラテン
8の円周方向に沿わせて導入し、その先端部を外部へと
送り出してセットする際、その保守作業面として必要な
開口部4の形成が可能にその下側軸受部6を介して装置
本体1側に開閉可能に軸支されるカバー部9を備えて形
成されている。また、装置本体1には、印字後に供給紙
片部42を外部に送り出すための送出口3が開設されて
おり、この送出口3を画成している装置本体1の側の下
側縁2を介して印字後の供給紙片部42の切り離しを可
能にして形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このように
して印字されている部分の供給紙片部42を切り離した
後に、装置本体1の側に残される供給紙片部42は、次
の印字出力が行なわれるまで待機状態におかれることに
なる。この場合、ホルダー部5の側のロール紙41に未
だ十分の量があるときは、さほどの巻き癖のついていな
い供給紙片部42をプリンター部7の側に送り込むこと
ができ、したがって、前記送出口3を介して順次、印字
後の供給紙片部42を円滑に外部に送り出すことができ
る。
【0004】しかし、ホルダー部5に保持させたロール
紙41の量が次第に少なくなり、そのロール径が小径化
するにつれ、プリンター部7の側に送り込まれる供給紙
片部42は、強い巻き癖を伴って送り込まれるに至る。
このような強い巻き癖を伴った状態のもとで装置本体1
の側に残される供給紙片部42は、常にカール状に変形
しようとし、したがって、その切断端縁である先端縁が
プラテン8の周面に沿って回り込みやすい状態におか
れ、結果的に送出口3から円滑に送り出されず、プリン
ター部7の側に巻き込まれてしまい、円滑な印字作業を
阻害してしまう不都合があった。しかも、ホルダー部5
自体は、装置本体1の側に固設されており、ロール紙4
2をプリンター部7の側に送り込んで所要の作業を行な
う際の作業領域を狭める結果、ロール紙41のセット作
業やその他の保守点検作業の能率を低下させる不都合も
あった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、従来例とし
てのプリンタユニット構造にみられた上記課題に鑑みて
なされたものであり、その構成上の特徴は、装置本体内
に位置させた記録用のロール紙を回転可能に保持するた
めのホルダー部と、このホルダー部の上方にてロール紙
の側からプラテンへと送り込まれる供給紙片部に必要な
データの印字を可能に配設されるプリンター部と、装置
本体に対しこれらホルダー部とプリンター部とに対する
保守作業用の開口部の形成を可能としたカバー部とで構
成され、下側軸受部を介して装置本体に開閉可能に軸支
される前記カバー部の上側縁部には、その施蓋時に前記
プラテンの周面部への接触が可能な可撓性ガイド片を添
設するとともに、開蓋時に表出される前記カバー部の内
側面には、前記ホルダー部を固設したことにある。
【0006】
【作用】このため、カバー部の上側縁部に添設した可撓
性ガイド片は、その施蓋時に常にプラテンの周面部に接
触させて配置することができ、したがって、印字後に送
り出される供給紙片部は、巻き癖がついている場合であ
っても、可撓性ガイド片の上面を滑動しながら外部に送
り出すことができ、印字作業を円滑に遂行させることが
できる。また、ホルダー部自体は、カバー部の内側面に
固設配置されているので、このカバー部を開蓋させた際
に迫り出すようにして表出させることができ、したがっ
て、ロール紙のセット作業や所要の保守点検作業のため
の作業領域を十分に確保することができ、作業能率を向
上させることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説
明する。図1と図2とは、この考案に係るプリンタユニ
ット構造の一実施例を示す説明図であり、このうち、図
1はインサーキットテスタ等の測定装置において記録用
のロール紙を装置本体にセットする際の状態を示し、図
2はセットを終了した後の状態を示す。
【0008】これら図1と図2とによれば、本考案に係
るプリンターユニット構造は、インサーキットテスタ等
の測定装置における装置本体11内に位置させて記録用
のロール紙41を回転可能に保持するためのホルダー部
26と、このホルダー部26の上方にてロール紙41の
側からプラテン32上へと送り込まれる供給紙片部42
に必要なデータの印字を可能に配設されるプリンター部
31と、装置本体11に対しこれらホルダー部26とプ
リンター部31とに対する保守作業用の開口部15の形
成を可能としたカバー部21とで構成されており、施蓋
時のカバー部21と装置本体11との間には、印字後の
供給紙片部42を外部へと送り出すための送出口16が
開設されており、この送出口16を画成している装置本
体11の側の下側縁13を介して印字後の供給紙片部4
2の切り離しを可能に形成されている。なお、送出口1
6を画成している装置本体11の側の前記下側縁13を
含む部位であってプリンター部31のプラテン32と対
向している面には、印字状態を確認することができるよ
うに透視可能な窓部12を形成しておくのが望ましい。
【0009】このような構成からなるプリンターユニッ
ト構造における前記プリンター部31は、前記ホルダー
部26の上方に位置して装置本体11の側に固設配置さ
れおり、プラテン32と、このプラテン32の軸方向に
配設されて供給紙片部42を案内するためのガイド杆3
3と、プラテン32を強制回転させるためのモーター部
34と、プラテン32上の供給紙片部42に必要な印字
を行なうための印字部35等、送り込まれる供給紙片部
42に対する所要の印字を行なうために必要な構造を備
えて形成されている。
【0010】一方、前記カバー部21は、下側軸受部2
2を介して支軸14により装置本体11の側に開閉可能
に軸支され、かつ、内方へと屈曲させた上側縁部23の
側を介して施蓋時における装置本体11の側への係止を
可能に形成されている。
【0011】さらに、カバー部21における前記上側縁
部23には、その内側面に沿わせて直進し、かつ、閉蓋
時に前記プラテン32の周面部への接触を可能にした可
撓性ガイド片24が添設されている。この可撓性ガイド
片24は、可撓性を保持して外力に柔軟に対応し得る素
材のものであれば適宜用いることができ、例えば保形力
を備えた合成樹脂薄片などを好適に用いることができ
る。なお、図示例における可撓性ガイド片24は、カバ
ー部21の上側縁部23の内側面に沿わせて直進させた
ものが示されているが、カバー部21の上側縁部23の
外側面に沿わせて直進するようにして添設したものであ
ってもよい。
【0012】また、このようにして形成されるカバー部
21の内側面25には、ロール紙41を交換可能に保持
することができるホルダー部26が固設されており、カ
バー部21を開蓋した際、その動きに応じて迫り出すよ
うにしての表出が可能となっている。
【0013】この考案は、上述したようにして構成され
ているので、カバー部21の上側縁部23に添設されて
いる可撓性ガイド片24は、カバー部21を施蓋して装
置本体11の側に係止させることにより、図2に示すよ
うにその先端部を常にプラテン32の周面部に接触させ
て配置することができる。
【0014】したがって、印字後に送り出される供給紙
片部42は、強い巻き癖がついている場合であっても、
装置本体11の下側縁13とカバー部21の上側縁部2
3との間に画成される送出口16へと可撓性ガイド片2
4の上面を滑動するようにして導くことができるので、
送出口16から装置本体11の外部へと円滑に送り出す
ことができる。
【0015】また、ロール紙41を保持させるためのホ
ルダー部26自体は、カバー部21の内側面25に固設
配置されているので、このカバー部21を開蓋させるこ
とで、図1に示すように迫り出すようにして表出させる
ことができる。このため、ロール紙41のセット作業
や、ホルダー部26やプリンター部31に対する所要の
保守点検作業のための作業領域を十分に確保することが
でる。
【0016】
【考案の効果】以上述べたように、この考案によれば、
カバー部の上側縁部に添設した可撓性ガイド片は、その
施蓋時に常にプラテンの周面部に接触させて配置するこ
とができ、したがって、印字後に送り出される供給紙片
部は、強い巻き癖がついている場合であっても、可撓性
ガイド片の上面を滑動しながら送出口から外部に円滑に
送り出すことができ、印字作業を円滑に遂行させること
ができる。また、ホルダー部自体は、カバー部の内側面
に固設配置されているので、このカバー部を開蓋させた
際に迫り出すようにして表出させることができ、したが
って、ロール紙のセット作業や保守点検作業のための作
業領域を十分に確保することができ、作業能率を格段に
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るプリンターユニット構造をカバ
ー部を開けた状態のもとで示す説明図である。
【図2】この考案に係るプリンターユニット構造をカバ
ー部を閉じた状態のもとで示す説明図である。
【図3】従来例としてのプリンターユニット構造をカバ
ー部を開けた状態のもとで示す説明図である。
【図4】従来例としてのプリンターユニット構造をカバ
ー部を閉じた状態のもとで示す説明図である。
【符号の説明】
11 装置本体 12 窓部 13 下側縁部 14 支軸 15 開口部 16 送出口 21 カバー部 22 下側軸受部 23 上側縁部 24 可撓性ガイド片 25 内側面 26 ホルダー部 31 プリンター部 32 プラテン 33 ガイド杆 34 モーター部 35 印字部 41 ロール紙 42 供給紙片部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に位置させた記録用のロール
    紙を回転可能に保持するためのホルダー部と、このホル
    ダー部の上方にてロール紙の側からプラテンへと送り込
    まれる供給紙片部に必要なデータの印字を可能に配設さ
    れるプリンター部と、装置本体に対しこれらホルダー部
    とプリンター部とに対する保守作業用の開口部の形成を
    可能としたカバー部とで構成され、下側軸受部を介して
    装置本体に開閉可能に軸支される前記カバー部の上側縁
    部には、その施蓋時に前記プラテンの周面部への接触が
    可能な可撓性ガイド片を添設するとともに、開蓋時に表
    出される前記カバー部の内側面には、前記ホルダー部を
    固設したことを特徴とするプリンターユニット構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012098891A1 (ja) * 2011-01-21 2012-07-26 サトーホールディングス株式会社 印刷用紙の供給軸装置、印刷用紙の供給方法、印刷用紙用プリンター

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JP4786991B2 (ja) * 2005-10-06 2011-10-05 日置電機株式会社 プリンタおよび測定装置
JP5560960B2 (ja) * 2009-09-14 2014-07-30 株式会社リコー 画像形成装置
JP5560959B2 (ja) * 2009-09-14 2014-07-30 株式会社リコー 画像形成装置

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JP2012153437A (ja) * 2011-01-21 2012-08-16 Sato Knowledge & Intellectual Property Institute 印刷用紙の供給軸装置、印刷用紙の供給方法、印刷用紙用プリンター

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