JPH0540420Y2 - - Google Patents

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JPH0540420Y2
JPH0540420Y2 JP1988071652U JP7165288U JPH0540420Y2 JP H0540420 Y2 JPH0540420 Y2 JP H0540420Y2 JP 1988071652 U JP1988071652 U JP 1988071652U JP 7165288 U JP7165288 U JP 7165288U JP H0540420 Y2 JPH0540420 Y2 JP H0540420Y2
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JP
Japan
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recording paper
casing
guide plate
paper
outlet
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JP1988071652U
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JPH01180618U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、記録計器における記録紙送出口構
造に係り、さらに詳しくは、ケーシング内から記
録紙を円滑に送り出すことができる記録計器にお
ける記録紙送出口構造に関する。
[従来の技術] 記録計器は、測定器等を介して取り込まれる各
種データを連続的に記録するためのものであり、
測定器等の装置本体に付設され、もしくはそれ自
体を独立の単体構造とすることで用いられてい
る。
このような記録計器のなかには、記録紙を記録
するためのロール紙をケーシング内に装填し、こ
のロール紙から引き出された記録紙に対しプリン
タを介してデータを印字記録した後、この印字記
録後の記録紙をケーシングに開設した送出口から
順次送り出すようにしたものもある。
第4図は、上記構成からなる記録計器における
記録紙の送出口周辺部の従来構造の一例を模式的
に示したものである。
これによれば、ロール紙25から引き出された
記録紙26は、開口上側に着脱可能に配設された
カツター部24を、開口下側にケーシング21の
内側方向へと折曲形成された案内板23を有して
形成されている送出口22を介することでその始
端部27が導き出され、プリンタ28により印字
記録された記録紙26を順次、送り出しローラ2
9を介して強制的にケーシング21外に送り出す
ことができるように形成されている。
[考案が解決しようとする課題] このように、従来からある記録計器における記
録紙送出口周辺部の構造は、送出口22の下側に
案内板23を配することで形成されているので、
平常時においては、この案内板23を介すること
で印字記録後の記録紙26をケーシング21外へ
と円滑に送り出すことができる。
しかし、送出口22から送り出されてきた記録
紙26が何らかの障害物により押さえ付けられた
り、あるいは、静電気によりケーシング21の外
側面に吸引付着してしまつたりすることにより、
その円滑な送り出しが阻害されるときは、本来は
送出口22から順次送り出されるべき印字記録後
の記録紙26がケーシング21内に滞留して紙詰
まり現象を引き起し、プリンタ28による記録紙
26への印字記録を円滑に行なうことができなく
なるという課題があつた。
[課題を解決するための手段] この考案は、上述した課題に鑑みてなされたも
ので、その構成上の特徴は、ケーシング内に装填
されたロール紙から引き出され、プリンタにより
データが印字記録されてなる記録紙を順次その切
断を自在にして送り出すべくカツター部を付設し
て前記ケーシングに形成される送出口は、その開
口下側縁方向から内方へと延設させた下側案内板
と、この下側案内板との間に前記記録紙を挿通可
能とした空隙部を有して開口側面部方向から対向
方向へと延設させた上側案内板とを前記プリンタ
と前記カツター部との間に位置するように延在さ
せて形成したことにある。
[作用] このため、送出口を介しての記録紙の送り出し
は、送出口に配設した下側案内板と上側案内板と
の間に形成される空隙部を介してこれを案内しな
がら行なうことができるので、仮にケーシングの
外側面に記録紙が吸引付着されたり、カツター部
を介して記録紙を切断した際にロール紙の側の切
断端がケーシング内に引き戻されるようなことが
あつても、前記送出口からは記録紙を円滑に送り
出し続けることができ、データの印字記録作業を
効率よく遂行することができる。
[実施例] 以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明
する。
第1図は、記録計器を形成しているケーシング
における記録紙の送出口の周辺部構造の一例を模
式的に示すものであり、ケーシング1内に装填さ
れているロール紙15から引き出される記録紙1
6は、ケーシング1の適宜の位置に開設された送
出口2、例えば第2図に示すようにロール紙15
の出し入れを行なうために形成された開口部13
を開閉可能に施蓋することができる蓋部3に開設
された送出口2を介することで、その始端部17
を導き出すことによりこれを装備させることがで
きる。
また、ケーシング1内に配設されたプリンタ1
1により所定のデータ等が印字記録された後の記
録紙16は、予め設定されている印字速度に応じ
た速度で記録紙16を強制的に送り出すことがで
きる送り出しローラ12を介することで、順次、
前記送出口2からケーシング1外に送り出すこと
ができるように形成されている。
このようにしてケーシング1に設けられる前記
送出口2は、その開口側面部8への着脱を可能と
し、かつ、刃先7が下方に向け配設されるカツタ
ー部6をその上側縁に沿わせて有し、ケーシング
1の内側方向へと折曲形成させた下側案内板4を
その下側に有して形成されている。また、前記下
側案内板4の上方には、この下側案内板4との間
を挿通させて記録紙16を円滑に挿通させること
ができる適宜間隔の空隙部9を介在させて上側案
内板5が配設されており、この上側案内板5と前
記下側案内板4とは前記プリンタ11と前記カツ
ター部6との間に位置するように延在している。
この場合、前記上側案内板5は、ケーシング1
に開設されている送出口2、例えば第2図に示す
ようにロール紙15を出し入れするため、開口縁
13により形成される開口部2を開閉可能に施蓋
している蓋部3に開設されている送出口2におけ
る左右の開口側面部8に対し、それぞれの板状部
材の一側部を各別に固着することで左右1対とし
て形成するもののほか、第3図に示すように、送
出口2の左右の開口側面部8に対し板状部材を一
体として張設することで形成したものであつても
よい。
なお、図中の符号10は、ロール紙15を装填
する際などに蓋部3に指を掛けて容易に開けるこ
とができるように設けられた突片を示す。
この考案は、上述したようにして構成されてい
るので、ロール紙15をケーシング1内の所定位
置に装填した後、このロール紙15から引き出
し、かつ、プリンタ11と送り出しローラ12と
の間を挿通させた始端部17を開蓋状態にある蓋
部3の送出口2をその内側から外側へと送り出し
て外出させた後、施蓋することにより印字記録可
能な記録紙16として装備される。この際におけ
る前記送出口2からの記録紙16の送り出しは、
送出口2に配設されている下側案内板4と上側案
内板5との間に形成される空隙部9を介して挿通
させることにより行なわれる。
かくして、ロール紙15から引き出されてプリ
ンタ11により印字記録された記録紙16は、送
出口2に設けられている下側案内板4と上側案内
板5との間に形成されている空隙部9を挿通させ
ることでこれに案内させながら常に送り出される
ことになる。したがつて、前記送出口2を介して
送り出されてきた記録紙16がケーシング1の外
側面、例えば蓋部3の外側面に静電気などにより
吸引付着したり、カツター部6の刃先7を介して
記録紙16を切断した際にロール紙15の側の切
断端がケーシング1内に引き戻されるようなこと
があつたとしても、印字記録後に引き続き順次送
り出されてくる記録紙16は、ケーシング1内に
滞留して紙詰まり現象を生じさせることなく、円
滑に送出口2からケーシング1の外部へと送り出
させることができる。
[考案の効果] 以上述べたようにこの考案によれば、ケーシン
グに設けられる記録紙を送り出すための送出口が
その開口下側縁方向から内方へと延設させた下側
案内板と、この下側案内板との間に記録紙を挿通
可能とした空隙部を有して開口側面部方向から対
向方向へと延設させた上側案内板とをプリンタと
カツター部との間に位置するように延在させて形
成されているので、印字記録された後の記録紙
は、下側案内板と上側案内板との間に形成される
空隙部を介して案内させながら順次送り出すこと
で、仮にカツター部を介して記録紙を切断した際
にロール紙の側の切断端がケーシング内に引き戻
されるようなことがあつたとしても、印字記録後
の記録紙をケーシング内に滞留させて紙詰まりさ
せるようなことをなくすことで円滑に送り出すこ
とができ、その操作性を効率的なものとすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を模式的に示した
説明図、第2図は、この考案の適用したケーシン
グの送出口周辺部の構造の一例を示す要部斜視
図、第3図は、送出口周辺部の構造の他例を示す
要部斜視図、第4図は、従来例を模式的に示した
説明図である。 1……ケーシング、2……送出口、3……蓋
部、4……下側案内板、5……上側案内板、6…
…カツター部、7……刃先、8……開口側面部、
9……空隙部、10……突片、11……プリン
タ、12……送り出しローラ、13……開口縁、
15……ロール紙、16……記録紙、17……始
端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーシング内に装填されたロール紙から引き出
    され、プリンタによりデータが印字記録されてな
    る記録紙を順次その切断を自在にして送り出すべ
    くカツター部を付設して前記ケーシングに形成さ
    れる送出口は、その開口下側縁方向から内方へと
    延設させた下側案内板と、この下側案内板との間
    に前記記録紙を挿通可能とした空隙部を有して開
    口側面部方向から対向方向へと延設させた上側案
    内板とを前記プリンタと前記カツター部との間に
    位置するように延在させて形成したことを特徴と
    する記録計器における記録紙送出口構造。
JP1988071652U 1988-05-30 1988-05-30 Expired - Lifetime JPH0540420Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988071652U JPH0540420Y2 (ja) 1988-05-30 1988-05-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988071652U JPH0540420Y2 (ja) 1988-05-30 1988-05-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01180618U JPH01180618U (ja) 1989-12-26
JPH0540420Y2 true JPH0540420Y2 (ja) 1993-10-14

Family

ID=31296854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988071652U Expired - Lifetime JPH0540420Y2 (ja) 1988-05-30 1988-05-30

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JP (1) JPH0540420Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006053051A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Hioki Ee Corp 蓋体付きのハウジング構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62113576A (ja) * 1985-11-12 1987-05-25 Mitsutoyo Mfg Corp プリンタ

Patent Citations (1)

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JP2006053051A (ja) * 2004-08-12 2006-02-23 Hioki Ee Corp 蓋体付きのハウジング構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01180618U (ja) 1989-12-26

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