JPS627644Y2 - - Google Patents

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JPS627644Y2
JPS627644Y2 JP1982028151U JP2815182U JPS627644Y2 JP S627644 Y2 JPS627644 Y2 JP S627644Y2 JP 1982028151 U JP1982028151 U JP 1982028151U JP 2815182 U JP2815182 U JP 2815182U JP S627644 Y2 JPS627644 Y2 JP S627644Y2
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JP
Japan
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roll paper
hood
front panel
housing
printer
Prior art date
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JP1982028151U
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English (en)
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JPS58131252U (ja
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Publication of JPS627644Y2 publication Critical patent/JPS627644Y2/ja
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  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ロール紙を適切に案内して所望の長
さで切断することが可能なロール紙切断装置に関
する。
この種のロール紙切断装置は、たとえば筐体内
にプリンタを内蔵し、かつこのプリンタにて印字
されたロール紙を、筐体の表面パネルに穿設した
送出し口から順次外方に送り出すような機器、装
置に用いられる。
すなわち、このような機器、装置では、表面パ
ネルの送出し口から送り出されたロール紙に印字
された情報を読み取るために、使用者がロール紙
の一端を引張ることにより前記送出し口の一側縁
側に配設されたカツタにてロール紙を所望の長さ
に切断するような構成とされている。しかしなが
ら、このような構成では、送出し口からのロール
紙の送り出し方向が、前記カツタを設けた送出し
口の側縁と逆の方向である場合には、使用者がロ
ール紙を引つ張る際にロール紙をカツタ側に引つ
掛るようにしなければならないといつた操作上の
注意を要するものであつた。そして、上述した操
作を怠ると、ロール紙は切断されずに多量に繰り
出される結果となり、無駄であるばかりでなく、
ロール紙の交換を頻繁に行なわなければならず、
その労力も多大なものとなるといつた問題があつ
た。
特に、上述した操作上の問題は、使用する者が
特定される場合にはあまり問題とはならないが、
不特定的多数に使用される機器、装置では、たと
え注意書きを記載したとしても実行されることは
少なく、大きな問題となるもので、何らかの対策
を講じることが望まれている。
勿論、ロール紙の送り出し方向をカツタ側に引
つ掛るように予め構成すればよいが、たとえば送
出し口を有する表面パネルの配設状態や筐体内の
スペース上の問題などにより制限され、その実現
が困難な場合があり、たとえば市販されるプリン
タユニツト等を内蔵するものでは大きな問題とな
つている。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、ロール紙の送出し口を覆うように表面パネル
上に配設されその間でパネル面と平行な一方向に
のみ開口する繰り出し口を形成するフードを用
い、かつこのフード内側に前記繰り出し口側にロ
ール紙の先端を導びくようなガイド面を形成する
とともに、前記ロール紙の繰り出し方向と相反す
る方向にその歯先が指向するカツタを、前記送り
出し口付近に設けるという簡単な構成により、ロ
ール紙を表面パネル上でカツタ側に確実に案内し
て送り出すことができ、これにより何らの人為的
操作を必要とすることなく、だれでもがこのロー
ル紙を単に引つ張るだけで、ロール紙を所要の方
向に引き出し所望の長さに切断することができ、
従来のような無駄なロール紙の引き出しを簡単か
つ確実に防止し得る安価なロール紙切断装置を提
供するものである。
以下、本考案を図面に示した実施例を用いて詳
細に説明する。
第1図および第2図は本考案に係るロール紙切
断装置の一実施例を示すものであり、本実施例で
は、たとえば各種の飲食店、遊技場などにおいて
使用される星占い機に適用した場合を示してい
る。
これらの図において、符号10で示すものは占
い機の筐体で、手前側に傾斜した表面パネル11
を有する上部筐体10aと、その下側に連設され
た角筒状をなす下部筐体10bとから構成されて
いる。そして、上部筐体10aの上端部には硬貨
投入口12および硬貨返却釦13が設けられると
ともに、筐体10内には硬貨選別装置および硬貨
収納用金庫(共に図示せず)が配設され、さらに
下部筐体10bの前面部には硬貨返却口14が設
けられている。なお、第2図中符号15は金庫取
出口である。
さらに、上部筐体10aの表面パネル11上に
は、操作順序、占い情報等を表示するデイスプレ
イ16と、使用者の情報を入力する4×4マトリ
ツクスの押釦を有するキーボード17が配設さ
れ、その制御装置(図示せず)が筐体10内に内
蔵されている。
また、表面パネル11の左側下方には、占い結
果が印字されたロール紙20の一端が順次送り出
される送出し口21が穿設され、かつこの送出し
口21に対応して表面パネル11の裏面側にはロ
ール紙20に出力情報を印字するプリンタ22が
配設されている。そして、このプリンタ22より
も背面部上方に配設されたロール紙20から繰り
出されたその一端は、プリンタ22の上端面に設
けられた入口22aから内部に引込まれ、ローラ
23a,23b,23cにより送られる間に図示
しないヘツド等により印字された後、同じくプリ
ンタ22の上端面に設けられた出口22bから送
り出され、さらにこの出口22bの上方に位置す
る前記送出し口21から筐体10外に送り出され
るように構成されている。
なお、このプリンタ22は公知の電気的処理に
より一動作に対して印字する前後あるいはいずれ
か一方において一定量送り出すように動作する。
また、プリンタ22の上端面で出口22bの筐
体手前側の側縁部分には、前記送出し口21の前
部側縁に筐体10内から臨むカツタ24が設けら
れている。この場合、本実施例では、カツタ24
を有しユニツト化された市販のプリンタ22を用
いているが、このカツタ24を送出し口21の一
側縁に直接設けてもよいことは言うまでもない。
要は、前記筐体10内でロール紙20に印字する
プリンタ22と前記送出し口21間に位置しかつ
その歯先が後述するフードの繰り出し口からのロ
ール紙の繰り出し方向と相反する方向に指向する
カツタであればよい。
なお、図中25,26はプリンタ22の出口2
2bから表面パネル11の送出し口21にロール
紙20をガイドする前、後部ガイド板で、前部ガ
イド板25は必ずしも必要なものではい。
さて、本考案によれば、上述した構成におい
て、プリンタ22の出口22bから送出し口21
を通つて送り出されるロール紙20の送り出し方
向が構造上の理由により筐体10の上方に向うこ
とから、そのままロール紙20の一端20aを引
つ張ると第2図中矢印aで示すようにカツタ24
にて切断されない状態で引き出されるという問題
を解決するために、表面パネル11上に送出し口
21を覆うようにしてフード30を配設し、この
フード30は前記表面パネル11との間でそのパ
ネル面と平行になるようにして筐体10前方、す
なわちカツタ24を設けた側にのみ開口する繰り
出し口を形成したところに特徴を有している。そ
して、このフード30の内側には、筐体10内か
ら送出し口21に向つて送り出されるロール紙2
0の一端20aが当接することによりこのロール
紙20を前記フード30の繰り出し口に導びくよ
うに円弧面をもつて形成されたガイド面30aが
設けられている。
このような構成によれば、プリンタ22にて印
字された状態で表面パネル11の送出し口21か
ら送り出されるロール紙20の一端20aは、そ
の送り出し方向がカツタ24とは逆の方向であつ
たとしても、繰り出し口を形成するフード30と
その内側に設けられたガイド面30aにより案内
されて表面パネル11上を切断のために必要な方
向、すなわちカツタ24側に送り出されることに
なる。したがつて、上述したように送り出される
ロール紙20の一端20aを使用するものが引つ
張ると、ロール紙20はカツタ24にて所望の長
さに切断されるもので、従来のような無駄な繰り
出しを確実に防止し得るとともに、この引張り方
向が前記フード30の繰り出し口からの繰り出し
方向に特定されるため何らの人為的な操作も不要
で、ロール紙20の切断操作をきわめて簡単かつ
適切に行なえる。
また、上述したフード30は送出し口21を覆
うものであるため、この送出し口21から筐体1
0内へのごみや水等の侵入を防ぎ、さらに使用者
が指を差し込んでカツタ24により怪我をすると
いつた問題をなくするうえでも有用なものであ
る。。
そして、このフード30の外観形状を適宜選択
すれば、表面パネル11上の体裁を良くするうえ
でも有効であるといつた利点がある。また、本実
施例では、このフード30の内側にガイド面30
aを一体に形成した場合について説明したが、こ
れに限定されず、たとえば第3図に示すように、
別部材としてのガイド31を設けるようにしても
よいことは勿論である。
なお、上述した実施例では、本考案に係るロー
ル紙切断装置をプリンタを備えた占い機に適用し
た場合について説明したが、これに限定されず、
この種のロール紙の送り出しを必要とし、しかも
所望の長さで切断する機器、装置であれば、どの
ようなものでもよい。そして、本考案装置は、不
特定的多数に使用される機器、装置に用いて特に
好適なものである。
以上説明したように、本考案に係るロール紙切
断装置によれば、ロール紙の送出し口を覆うよう
に表面パネル上に配設されその間でパネル面と平
行な一方向にのみ開口する繰り出し口を形成する
フードを用い、かつこのフード内側に前記繰り出
し口側にロール紙の先端を導びくようなガイド面
を形成するとともに、前記ロール紙の繰り出し方
向と相反する方向にその歯先が指向するカツタ
を、前記送り出し口付近に設けるようにしたの
で、簡単かつ安価な構成にもかかわらず、筐体内
から送り出されるロール紙を表面パネル上でカツ
タ側に案内して送り出すことができ、これにより
このロール紙を単に引つ張るだけでロール紙を所
望の長さに切断することができ、何ら操作上の注
意を要することなく、しかも従来のような無駄な
ロール紙の繰り出しを未然に防止することがで
き、その実用上の効果は大きい。また、本考案に
よるフードは表面パネルの送出し口を覆いかつ表
面パネル面に平行な一方向にのみ開口する繰り出
し口を形成する構成であるため、この送出し口か
ら筐体内部へのごみ、水、さらには使用者の指等
の侵入を防ぎ、しかも表面パネル上の体裁を良く
するうえでも有用であるといつた利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るロール紙切断装置を適用
した占い機の一実施例を示す概略斜視図、第2図
はその要部を切欠して示す側面図、第3図は本考
案を特徴づけるフードの変形例を示す説明図であ
る。 10……筐体、11……表面パネル、20……
ロール紙、21……送出し口、22……プリン
タ、22a……入口、22b……出口、24……
カツタ、25,26……ガイド板、30……フー
ド、30a……ガイド面、31……ガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体の表面パネルに穿設された送出し口を覆う
    ように表面パネル上に配設されかつこの表面パネ
    ルとの間にそのパネル面と平行な一方向にのみ開
    口する繰り出し口を形成するフードを備え、この
    フードの内側に、前記筐体内から送出し口に向つ
    て送り出されるロール紙の先端が当接することに
    よりこのロール紙を前記フードの繰り出し口側に
    導びくような円弧面によるガイド面を形成すると
    ともに、前記筐体内でロール紙に印字するプリン
    タと前記送出し口間に、その歯先が前記繰り出し
    口からのロール紙の繰り出し方向と相反する方向
    に指向するカツタを設けたことを特徴とするロー
    ル紙切断装置。
JP2815182U 1982-02-27 1982-02-27 ロ−ル紙切断装置 Granted JPS58131252U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2815182U JPS58131252U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 ロ−ル紙切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2815182U JPS58131252U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 ロ−ル紙切断装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58131252U JPS58131252U (ja) 1983-09-05
JPS627644Y2 true JPS627644Y2 (ja) 1987-02-21

Family

ID=30040013

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2815182U Granted JPS58131252U (ja) 1982-02-27 1982-02-27 ロ−ル紙切断装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS58131252U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039317U (ja) * 1973-08-04 1975-04-22
JPS5124172U (ja) * 1974-08-06 1976-02-21

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5039317U (ja) * 1973-08-04 1975-04-22
JPS5124172U (ja) * 1974-08-06 1976-02-21

Also Published As

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JPS58131252U (ja) 1983-09-05

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