JPS5847472Y2

JPS5847472Y2 - 電子キヤツシユレジスタ−

Info

Publication number: JPS5847472Y2
Application number: JP3784779U
Authority: JP
Inventors: 彰二竹内; 晃造平瀬
Original assignee: 東芝テック株式会社
Priority date: 1979-03-26
Filing date: 1979-03-26
Publication date: 1983-10-29
Also published as: JPS55138351U

Description

【考案の詳細な説明】この考案は、筆記台や小物載置台として使用できる平面
を上面にもち、かつ、ドロワーの開放時に本体が傾斜し
ないようにプリンターを後方に配置して重心に配慮した
電子キャッシュレジスターに関する。

商品売上げ登録を行なう電子キャッシュレジスターは、
一般に、金銭を収納するドロン−を下部に配置し、その
上方にキーボード、表示器、プリンターおよび回路部を
配置している。

従って重心は高い。

この場合、上部の機器部の重量が犬なるとぎばよいが、
小型化されて小なるときはドロワーを前方に突出させた
とぎ、重心が前方に移動し、本体が傾倒する恐れがある
。

また、オペレーターが業務を行なう際に、釣銭等の小物
を置く台は必要であり、更に、単にキー操作するのみで
なく筆記を要する場合もあるため筆記台があれば便利で
ある。

本考案は、上述の如きドロワーを開放したときの機体の
安定性、および筆記台あるいは小物載置台の必要性の両
者を満すべく提案されたもので、プリンターを箱体内部
のドロワー後方に配置し、安定性が良く、かつ上面を筆
記台あるいは小物載置台として使用できを電子キャッシ
ュレジスターを得ることを目的とする。

以下、本考案の一実施例を別紙添付図面に従って説明す
る。

第１図は本考案の斜視図で、箱体１は、前方へ突出する
ドロワー２を収納し、その後部にプリンター３を備え、
箱体１前部上方には、キーボード・表示器を備え、電源
回路・演算制御回路・記憶回路等の回路部を内蔵する処
理部箱体４を装置している。

前記箱体１の上面は凹凸のない平面をなし、処理部箱体
４の底部稜５を軸として開閉できる蓋６となっていて、
内部のプリンター３等の点検ができる。

７は、ドロワー２を施錠するドロワー開閉錠である。

また、前記キーボード８は、置数キー９、部門キー１０
、小計キー１１、合計キー１２、業務実行モードを選択
するコントロールキー１３等を備え、それらのキー操作
について、前記表示器１４に表示がなされ、プリンター
３でプリン）３れ、ドロワー２は突出して開放される。

なお、前記処理部箱体４は、ドロワー２を収納する前記
箱体１と一体に形成されたものでも勿論よい０箱体１の後部上面を切欠いた平面図の第２図、あるいは
Ａ−Ａ線断面の第３図に示す如く、ドロワー２後力の箱
体１内後部に配置されたプリンター３は、キー操作に応
動して、−・ンマー１５が作動し、用紙ホルダー１６か
ら送りローラー１７により送り出される用紙１８を介し
て、プリンターモーター（図示せず）により駆動され高
速回転している印字ドラム１９の所定の活字を叩き、こ
のようにして印字し、あるいは店名口２０を作動させて
印字し、送りローラー１７で用紙を送り出してレシート
排出口２１かもレシート受げ２２に排出し、カッター２
３を作動させて用紙を切断し、レシートを発行するよう
になっている。

上記の各作動は駆動部２４のマグネット機構になって駆
動され、また、上記の各部はフレーム２５に取付げられ
ている。

また、ドロワー２の後部には、ドロワー２を押し込んだ
ときこれをロックするドロワーロック２６が設げられ、
このドロワーロック２６がキー操作により解放されたと
き、圧縮反発力によりドロワーを前方へ突出させるスプ
リング２７が箱体１に固定されているストッパー２８に
取付けられている。

以上の如き構成において、キーボード８が前部にあるた
めオペレーターにとって操作性が良く、箱体１上面が平
面を威しているので、筆記台としであるいは釣銭等の小
物を置く台として使用でき、また、処理部箱体４の後方
側面２９を傾斜させているため邪魔にならず筆記がし易
い等オペレーターにとって台の使用が行いやすい。

そして、プリンター３がドロワーの後方にあるので重心
が低く、かつ後方にあり、ドロワーを突出させた場合で
も重心が箱体底面位置に残り、本体が傾倒しない。

第４図におけるごとく、ドロワー２の上面から見た形状
を方形の一部を切り欠いたｌとし、その切り欠き部にプ
リンター３を配置すれば、箱体内の空間を有効に利用し
て、小型に保ったままでプリンター３を前述と同じ所期
の目的のために後部に配置することができる。

このような配置は、レシート排出を箱体後方に行ないた
い場合は一層有効である。

以上説明した如く、本考案の電子キャッシュレジスター
は、釣銭等小物載置台としであるいは筆記台として使用
できるので便宜的で、またそれは狭い場所等では特に有
効であり、更にドロワー開放時の安定性維持を、極く簡
便な手段で実現できるという実用的な効果を奏するもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す電子キャッシュレジス
ターの斜視図、第２図は同一部切欠き平面図、第３図は
同Ａ−Ａ線断面図、第４図は他の実施例を示す一部切欠
き平面図である。符号説明、１・・・・・・箱体、２・・・・・・ドロワ
ー、３・・・・・・プリンター、４・・・・・・処理部
箱体、５・・・・・・底部稜、６・・・・・・蓋、９・
・・・・・キーボード、１４・・・・・・表示器、２１
・・・・・・レシート排出口、２２・・・・・・レシー
ト受け。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

（１）箱体１に前方へ突出するドロワー２を収納し。前記箱体１前部上方にキーボード・表示器・回路部を設
け、箱体１後部上面は平面をもって形成し、プリンター
３は、前記ドロワー２が前方に突出したとき、重心がな
お後方に残って本体が傾倒しないように、箱体１内の後
部かつドロワー２後力に収納固定されていることを特徴
とする電子キャッシュレジスター。
（２）上記プリンターは、レシートを箱体１の後方側面
または側方側面に排出することを特徴とする実用新案登
録請求の範囲第１項記載の電子キャッシュレジスター。
（３）上記ドロワーは、方形の一部を切欠いた固形を威
し、上記プリンターは前記ドロワー切欠き部位置に配置
されていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
１部記載の電子キャッシュレジスター。