JP2541414Y2 - 連続用紙カット機構 - Google Patents

連続用紙カット機構

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JP2541414Y2
JP2541414Y2 JP8376991U JP8376991U JP2541414Y2 JP 2541414 Y2 JP2541414 Y2 JP 2541414Y2 JP 8376991 U JP8376991 U JP 8376991U JP 8376991 U JP8376991 U JP 8376991U JP 2541414 Y2 JP2541414 Y2 JP 2541414Y2
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paper
continuous paper
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continuous
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JP8376991U
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清次 池澤
修 谷川
Original Assignee
日本ビジネスコンピューター株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、連続用紙を水平方向に
送り、印字するプリンタに関し、特に連続用紙の第一ペ
ージをカットするためのカット機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9に従来の水平インサートプ
リンタの代表的な例を示す。
【0003】図8に示すタイプのプリンタにおいては、
正面側単票ガイド21の下方にトラクタ22があり、正
面側でセットされた連続用紙27は、トラクタ22によ
り用紙ガイド23に案内される。プリントヘッド25に
より印字された連続用紙27は、さらに用紙ガイドに案
内され、カバー26の後方へ排出される。単票ガイド2
1、トラクタ22、用紙ガイド23の位置は固定であ
る。第一ページカット等で連続用紙をカットする場合
は、カバー26より排出後、用紙ガイド23の後端、も
しくはカバー26の出口を利用してカットしていた。
【0004】図9に示すプリンタは正面側で用紙カット
できる構成となっている。後方にあるトラクタ32にセ
ットされた連続用紙34は、用紙ガイド33に案内さ
れ、プリントヘッド35で印字された後、さらに用紙ガ
イド33に案内されてカバー36より正面側へ排出され
る。単票ガイド31、トラクタ32、用紙ガイド33の
位置は固定である。第一ページカット等で連続用紙をカ
ットする場合は、正面排出口37を利用してカットして
いた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】図8のプリンタでは、
連続用紙27のセットは正面側(操作者側)からできる
ものの、カットする場所がプリンタの背面側のため、操
作者は体を乗り出してカットするか、プリンタの後ろへ
回らなければカットできない。
【0006】図9のプリンタでは、用紙カットは正面側
でできるが、用紙をカットする際、出て来た用紙を上方
もしくはやや後ろ方向へ引っ張ってカットしなければな
らず、カットがしにくい。また、用紙をプリンタの後方
からセットするため、用紙セット時には操作者はプリン
タ後方に回らなければならない。
【0007】このように図8、図9に示したタイプのプ
リンタでは、用紙セットまたは用紙カットのため、プリ
ンタの後方に操作者が入れる余分なスペースが必要であ
った。
【0008】本考案の目的は、正面側(操作者側)で連
続用紙の用紙セット、第一ページカットを可能にする連
続用紙カット機構を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、連続用紙を正面から後方に向かって水平方
向に送り、印字するプリンタにおいて、連続用紙をプリ
ント部へ送る正逆転可能なトラクタと、プリント部へ連
続用紙を案内する用紙ガイドと、プリンタの前面におい
て上方に開口し、排出された連続用紙を手前側に引くこ
とによりカットすることのできるカット手段を備えた用
紙排出口と、トラクタと用紙ガイドとの間に配置され、
用紙ガイドへ、もしくは用紙排出口へのどちらか一方に
連続用紙を送るように姿勢を変化させることができ、プ
リント時には、用紙ガイドに連続用紙を送る姿勢を取
り、第一ページカット時には、プリント部にてプリント
済の連続用紙の第一ページの先端が用紙ガイドよりも正
面に位置するまでトラクタが逆転した後、再度トラクタ
が正転する前に、用紙排出口に連続用紙を送る姿勢を取
る揺動ガイドとを備えて連続用紙カット機構を構成し
た。
【0010】
【作用】本考案は上記の構成としたので、次のような作
用効果を奏する。
【0011】本考案に係る連続用紙カット機構による
と、正面から後方に向かって送られていく連続用紙は、
トラクタと用紙ガイドとの間に配置された揺動ガイドに
よりガイドされる。揺動ガイドは揺動して、連続用紙を
用紙ガイドへ、もしくはプリンタの前面において上方に
開口した用紙排出口へのいずれか一方に送るように姿勢
を変化させることができる。
【0012】プリント時には、連続用紙が用紙ガイドの
方に送られるように揺動ガイドを揺動させ、プリント部
に連続用紙が供給されて印字が行なわれる。プリント後
第一ページカットを行なう時には、まずトラクタが逆転
し、プリント済の連続用紙の第一ページの先端が用紙ガ
イドよりも正面に位置するまで、連続用紙がプリンタの
後方から正面に向かう方向に後退する。次に用紙排出口
の方に連続用紙が送られるように、揺動ガイドの姿勢を
選択し、トラクタを正転させることにより、第一ページ
を用紙排出口から排出する。用紙排出口はプリンタ前面
において上方に開口しており、カット手段が設けられて
いるので、操作者はプリンタの前面側から連続用紙を手
前側に引くことにより、用紙排出口から排出された連続
用紙の第一ページをカットできる。
【0013】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0014】図1、2はそれぞれ本考案に係る連続用紙
カット機構の一実施例が適用されたプリンタの揺動ガイ
ドの姿勢の異なる状態を示す部分断面図であり、図3は
同じプリンタを示す斜視図であり、いずれも内部機構を
説明するためにカバーを除いて示してある。
【0015】各図において、連続用紙11はプリンタの
正面から後方に向かって水平方向に送られる。連続用紙
11を、プリントヘッド6とプラテン5との間のプリン
ト部に送り込んで印字するために、連続用紙11を駆動
する正逆転可能なトラクタ1及び連続用紙を案内する用
紙ガイド4が備えられている。トラクタ1と用紙ガイド
4との間には、揺動ガイド7が配置されている。揺動ガ
イド7はシャフト8に固定されており、シャフト8を中
心に回動させることにより揺動し、揺動ガイド7のガイ
ド面となる上面の角度を変化させることができる。図4
は揺動ガイド7を揺動させるためのカム3及びアーム2
を示す拡大斜視図であり、駆動機構に連結されたカム3
を回動させて揺動ガイド7を揺動させる。すなわち、図
2、4に示すように、カム3を図視反時計方向に回動さ
せると、アーム2が押し上げられ、揺動ガイド7が図1
のような水平な姿勢から揺動して図2のような垂直に近
い姿勢となる。
【0016】単票ガイド10は前後方向に移動する機構
を備え(図示していない)、第一ページカットを行なう
際は図1、2に示す手前に移動した状態で使用する。単
票ガイド10の図1、2視右端の縁は、やや鋭角に処理
されており、連続用紙のカット手段である用紙カット縁
9として作用する。用紙カット縁9と用紙ガイド4との
間は、連続用紙11を排出することができ、プリンタ前
面において上方に開口した用紙排出口を構成する。排出
された連続用紙11の第一ページと第二ページとの境目
を用紙カット縁9に一致するように位置させ、第一ペー
ジを手前側に引くと、第一ページを第二ページから切り
離すことができる。
【0017】次に本実施例の作用について、図5〜7を
参照しつつ説明する。
【0018】連続用紙11について印字後第一ページカ
ットを行なう場合、まず図5に示すように、連続用紙1
1をトラクタ1にセットし、単票ガイド10を手前側の
位置に移動させる。連続用紙11は図6に示すように、
トラクタ1から水平姿勢の揺動ガイド7、用紙ガイド4
により案内されてプリンタヘッド6とプラテン5との間
に送られ、印字される。
【0019】印字が終了すると、トラクタ1を逆転さ
せ、連続用紙11の先端がトラクタ1と用紙ガイド4と
の間に位置するまで戻される。そしてカム3を反時計回
りに回動させてアーム2を押し上げ、揺動ガイド7の姿
勢を垂直に近い姿勢に変化させる。この状態で再びトラ
クタ1を正転駆動すると、図7に示すように、連続用紙
11は揺動ガイド7の上面に沿って上方へ送られて、用
紙カット縁9と用紙ガイド4との間の用紙排出口から、
第一ページがカバー12の前面へ排出される。
【0020】この状態で連続用紙11の第一ページをカ
ットする時には、連続用紙11を手前側(操作者側)に
引っ張ると、やや鋭角な用紙カット縁9が第一ページと
第二ページとの境目に押しつけられているので、第一ペ
ージを第二ページからカットすることができ、印字され
た第一ページのみを切り離すことができる。
【0021】このように本実施例によれば、簡単な機構
により操作者はプリンタの後方に移動することなく正面
から第一ページカットを行なうことができる。よってプ
リンタ後方に人の入れるスペースを要することがない。
また、手前に連続用紙11を引っ張ってカットするので
力が入りやすくきれいにカットできる。
【0022】以上本考案の実施例について説明したが、
本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【0023】
【考案の効果】以上のように、本考案に係る連続用紙カ
ット機構によると、用紙のセット、第一ページカットと
もにプリンタの正面側から行なうことができるので、操
作者は正面から背面に動く必要がなく、プリンタの後方
に操作者が入れるスペースを採る必要もなくなる。ま
た、カットする時に連続用紙を手前側に引っ張ればカッ
トでき、力が入りやすいのでカットしやすく、カットを
ミスすることも少ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案に係る連続用紙カット機構の一
実施例が適用されたプリンタの一例をカバーを省略して
示した側面図である。
【図2】図2は、揺動ガイドが垂直な姿勢に変化した状
態の図1と同様の図である。
【図3】図3は、図1に示したプリンタのカバーを省略
した斜視図である。
【図4】図4は、図3のカム周辺部分のみを示した拡大
斜視図である。
【図5】図5は、図1に示したプリンタの作用を説明す
るための斜視図である。
【図6】図6は、印字状態を示す図5と同様の図であ
る。
【図7】図7は、第一ページカットを行なえる状態を示
す図5と同様の図である。
【図8】図8は、従来のプリンタの一例の紙送りの経路
を示す側面図である。
【図9】図9は、従来のプリンタの他の例の紙送りの経
路を示す側面図である。
【符号の説明】
1 トラクタ 2 アーム 3 カム 4 用紙ガイド 5 プラテン 6 プリントヘッド 7 揺動ガイド 8 シャフト 9 用紙カット縁 10 単票ガイド 11 連続用紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−144963(JP,A) 特開 昭62−269851(JP,A) 実開 昭58−82065(JP,U) 特公 昭51−8285(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続用紙を正面から後方に向かって水平
    方向に送り、印字するプリンタにおいて、連続用紙をプ
    リント部へ送る正逆転可能なトラクタと、プリント部へ
    連続用紙を案内する用紙ガイドと、プリンタの前面にお
    いて上方に開口し、排出された連続用紙を手前側に引く
    ことによりカットすることのできるカット手段を備えた
    用紙排出口と、トラクタと用紙ガイドとの間に配置さ
    れ、用紙ガイドへ、もしくは用紙排出口へのどちらか一
    方に連続用紙を送るように姿勢を変化させることがで
    き、プリント時には、用紙ガイドに連続用紙を送る姿勢
    を取り、第一ページのカット時には、プリント部にてプ
    リント済の連続用紙の第一ページの先端が用紙ガイドよ
    りも正面に位置するまでトラクタが逆転した後、再度ト
    ラクタが正転する前に、用紙排出口に連続用紙を送る姿
    勢を取る揺動ガイドとを備えたことを特徴とする連続用
    紙カット機構。
JP8376991U 1991-09-18 1991-09-18 連続用紙カット機構 Expired - Lifetime JP2541414Y2 (ja)

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JP8376991U JP2541414Y2 (ja) 1991-09-18 1991-09-18 連続用紙カット機構

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JPH0546453U JPH0546453U (ja) 1993-06-22
JP2541414Y2 true JP2541414Y2 (ja) 1997-07-16

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ID=13811808

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