JPS6314493Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6314493Y2 JPS6314493Y2 JP1978054425U JP5442578U JPS6314493Y2 JP S6314493 Y2 JPS6314493 Y2 JP S6314493Y2 JP 1978054425 U JP1978054425 U JP 1978054425U JP 5442578 U JP5442578 U JP 5442578U JP S6314493 Y2 JPS6314493 Y2 JP S6314493Y2
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- Japan
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- holding
- crystal piece
- crystal
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- Expired
Links
- 239000013078 crystal Substances 0.000 claims description 32
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 16
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 16
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は生産性が良好で大量生産に適する厚み
すべり振動子の保持構造に関する。
すべり振動子の保持構造に関する。
たとえばATカツトやBTカツトの圧電振動子
を用いた厚みすべり振動子においては、その小型
化を図るために第１図に示すように全体の形状を
圧電体のｘ軸方向に細長くすなわち厚みすべり振
動の変位方向に細長く形成することが考えられて
いる。ところで一般に振動子の振動特性はその保
持構造に大きな影響を受け振動子の形状が小さく
なればなる程、その影響は顕著なものとなる。
を用いた厚みすべり振動子においては、その小型
化を図るために第１図に示すように全体の形状を
圧電体のｘ軸方向に細長くすなわち厚みすべり振
動の変位方向に細長く形成することが考えられて
いる。ところで一般に振動子の振動特性はその保
持構造に大きな影響を受け振動子の形状が小さく
なればなる程、その影響は顕著なものとなる。
第２図はこの種の水晶振動子の保持構造の一例
を示す図で第２図ａは水晶片１を保持する保持部
材２を示す斜視図、第２図ｂは一対の保持部材２
を用いて水晶片１を保持した水晶振動子の保持構
造を示す斜視図である。この保持構造はＴ字状に
形成し頭部に水晶片１の端部を挿入する挿入孔２
ａを形成した保持部材２を用いて第２図ｂに示す
ように一対の保持部材２を相対向して配設し水晶
片１の両端部をそれぞれ上記挿入孔２ａに挿入し
て接着剤等により保持固定するようにしたもので
ある。このような保持構造の水晶振動子は水晶片
１を確実に保持することができ機械的強度が強く
耐衝撃性に優れている。しかしながらこのような
ものでは次に述べるような欠点がある。すなわち
水晶片１の寸法が極めて小さい場合は保持部材２
の挿入孔２ａの水晶片１を差し込み接着する工程
において水晶片１の適正な位置決めが極めて困難
であつた。また作業者が不慣れな場合には水晶片
１を破損することもあり作業性が悪く、さらに水
晶片１の挿入孔２ａに対する挿入の深さによつて
水晶振動子の電気的特性にバラツキを生じる原因
となる。さらにこのようなものでは保持部材２に
よつて水晶片１の端部主面を担持するため水晶片
１の主たる振動特性に保持構造による機械的な影
響を及ぼしやすくそのため振動子の振動特性を劣
化させてしまうという問題もあつた。
を示す図で第２図ａは水晶片１を保持する保持部
材２を示す斜視図、第２図ｂは一対の保持部材２
を用いて水晶片１を保持した水晶振動子の保持構
造を示す斜視図である。この保持構造はＴ字状に
形成し頭部に水晶片１の端部を挿入する挿入孔２
ａを形成した保持部材２を用いて第２図ｂに示す
ように一対の保持部材２を相対向して配設し水晶
片１の両端部をそれぞれ上記挿入孔２ａに挿入し
て接着剤等により保持固定するようにしたもので
ある。このような保持構造の水晶振動子は水晶片
１を確実に保持することができ機械的強度が強く
耐衝撃性に優れている。しかしながらこのような
ものでは次に述べるような欠点がある。すなわち
水晶片１の寸法が極めて小さい場合は保持部材２
の挿入孔２ａの水晶片１を差し込み接着する工程
において水晶片１の適正な位置決めが極めて困難
であつた。また作業者が不慣れな場合には水晶片
１を破損することもあり作業性が悪く、さらに水
晶片１の挿入孔２ａに対する挿入の深さによつて
水晶振動子の電気的特性にバラツキを生じる原因
となる。さらにこのようなものでは保持部材２に
よつて水晶片１の端部主面を担持するため水晶片
１の主たる振動特性に保持構造による機械的な影
響を及ぼしやすくそのため振動子の振動特性を劣
化させてしまうという問題もあつた。
本考案はこのような問題を解決するためになさ
れたものであり機械的な強度を損うことなく耐衝
撃性に優れ、かつ電気的特性が良好でその特性に
バラツキが少く、さらに生産性に優れた厚みすべ
り振動子の保持構造を提供することを目的とする
ものである。
れたものであり機械的な強度を損うことなく耐衝
撃性に優れ、かつ電気的特性が良好でその特性に
バラツキが少く、さらに生産性に優れた厚みすべ
り振動子の保持構造を提供することを目的とする
ものである。
以下、本考案の一実施例を第３図を参照して詳
細に説明する。第３図ａは本考案の一実施例で使
用する保持部材を示す斜視図、第３図ｂはこの保
持部材を使用した本考案の保持構造を示す斜視図
である。図中１１は保持部材でプレス成形等によ
り金属板等の基板１１ａの一端部の両隅にその両
隅から頭部にそれぞれ挿入孔１１ｂを有する略Ｔ
字状の支持部１１ｃを所定の角度をもつてくの字
状に相対向して直立して設けたものである。
細に説明する。第３図ａは本考案の一実施例で使
用する保持部材を示す斜視図、第３図ｂはこの保
持部材を使用した本考案の保持構造を示す斜視図
である。図中１１は保持部材でプレス成形等によ
り金属板等の基板１１ａの一端部の両隅にその両
隅から頭部にそれぞれ挿入孔１１ｂを有する略Ｔ
字状の支持部１１ｃを所定の角度をもつてくの字
状に相対向して直立して設けたものである。
このような保持部材１１を使用した保持構造は
第３図ｂに示すように水晶片１の各角隅を一対の
相対向して配置した保持部材１１の各挿入孔１１
ｂに挿入し、この部分を導電性接着剤等により保
持固定したとえばこの保持部材１１を介して振動
子１の電極を外部へ導出するようにしたものであ
る。したがつてこのような保持部材１１を使用し
て水晶片１を保持した水晶振動子の保持構造は第
２図に示す従来の保持構造に比して次のような効
果がある。先ず水晶片１を保持部材１１の挿入孔
１１ｂに挿入する場合にその差し込みの深さは保
持部材１１の保持部１１ｃの角度および挿入孔１
１ｂの大きさによつて定まる。したがつて水晶片
１の保持部材１１に対する位置決めを正確かつ容
易に行なうことができる。したがつて水晶片１を
保持部材１１で保持する工程の作業性が良好で、
また水晶片１の保持部材１１に対する差し込み深
さを一定とすることができそれによつて電気的特
性を均一化でき特性のバラツキを少なくできる。
さらに保持部材１１によつて水晶片１の角隅を保
持するようにしているので接触面積を少くするこ
とができ特に振動変位の少ない角隅を保持するこ
とによつて水晶片１の主たる振動に及ぼす保持構
造による影響を少なくでき良好な振動特性を得る
ことができる。また水晶片１の角隅を、保持部材
１１の挿入孔１１ｂに挿入して保持固定したため
に、従来の振動子に比して機械的強度が劣るよう
なことがなく、充分な耐衝撃性を得ることができ
る。
第３図ｂに示すように水晶片１の各角隅を一対の
相対向して配置した保持部材１１の各挿入孔１１
ｂに挿入し、この部分を導電性接着剤等により保
持固定したとえばこの保持部材１１を介して振動
子１の電極を外部へ導出するようにしたものであ
る。したがつてこのような保持部材１１を使用し
て水晶片１を保持した水晶振動子の保持構造は第
２図に示す従来の保持構造に比して次のような効
果がある。先ず水晶片１を保持部材１１の挿入孔
１１ｂに挿入する場合にその差し込みの深さは保
持部材１１の保持部１１ｃの角度および挿入孔１
１ｂの大きさによつて定まる。したがつて水晶片
１の保持部材１１に対する位置決めを正確かつ容
易に行なうことができる。したがつて水晶片１を
保持部材１１で保持する工程の作業性が良好で、
また水晶片１の保持部材１１に対する差し込み深
さを一定とすることができそれによつて電気的特
性を均一化でき特性のバラツキを少なくできる。
さらに保持部材１１によつて水晶片１の角隅を保
持するようにしているので接触面積を少くするこ
とができ特に振動変位の少ない角隅を保持するこ
とによつて水晶片１の主たる振動に及ぼす保持構
造による影響を少なくでき良好な振動特性を得る
ことができる。また水晶片１の角隅を、保持部材
１１の挿入孔１１ｂに挿入して保持固定したため
に、従来の振動子に比して機械的強度が劣るよう
なことがなく、充分な耐衝撃性を得ることができ
る。
さらに第４図ａ，ｂは本考案の各別の他の実施
例を示す図である。第４図ａに示すものは保持部
材１１の挿入孔１１ｂの一側を切離したものでい
ずれも水晶片１の位置決めを容易に行なうことが
できまた実用上充分な耐振性、機械的強度を得る
ことができる。また第４図ｂに示すものは保持部
材１１の挿入孔１１ｂを上方へ切離したものでこ
のようにしても耐振性をあまり損なうことなく水
晶片１の位置決めを容易に行なえ生産性を著るし
く向上することができる。
例を示す図である。第４図ａに示すものは保持部
材１１の挿入孔１１ｂの一側を切離したものでい
ずれも水晶片１の位置決めを容易に行なうことが
できまた実用上充分な耐振性、機械的強度を得る
ことができる。また第４図ｂに示すものは保持部
材１１の挿入孔１１ｂを上方へ切離したものでこ
のようにしても耐振性をあまり損なうことなく水
晶片１の位置決めを容易に行なえ生産性を著るし
く向上することができる。
また上記実施例では圧電体として水晶片を用い
たものについて説明したがこのようなものに限定
することなく、たとえばセラミツク等の種々の圧
電体を用い得ることは勿論である。
たものについて説明したがこのようなものに限定
することなく、たとえばセラミツク等の種々の圧
電体を用い得ることは勿論である。
以上詳述したように本考案は厚みすべり振動子
の少なくとも相対向する２箇所の角隅を保持部材
の挿入孔に挿入して保持固定するようにしたので
機械的な強度が優れ、電気的特性も良好で均一な
特性が得られ、さらに生産性も良好で大量生産に
適し形状の小型な厚みすべり振動子の保持構造を
提供することができる。
の少なくとも相対向する２箇所の角隅を保持部材
の挿入孔に挿入して保持固定するようにしたので
機械的な強度が優れ、電気的特性も良好で均一な
特性が得られ、さらに生産性も良好で大量生産に
適し形状の小型な厚みすべり振動子の保持構造を
提供することができる。
第１図は厚みすべり振動子の一例を示す斜視
図、第２図ａ，ｂは従来の保持部材および保持構
造の一例を示す斜視図、第３図ａ，ｂは本考案の
一実施例の保持部材および保持構造を示す斜視
図、第４図ａ，ｂは本考案の各別の他の実施例の
保持構造を示す斜視図である。 １……水晶片、１１……保持部材、１１ｂ……
挿入孔。
図、第２図ａ，ｂは従来の保持部材および保持構
造の一例を示す斜視図、第３図ａ，ｂは本考案の
一実施例の保持部材および保持構造を示す斜視
図、第４図ａ，ｂは本考案の各別の他の実施例の
保持構造を示す斜視図である。 １……水晶片、１１……保持部材、１１ｂ……
挿入孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 厚みすべり振動の変位方向に細長く形成された
矩形板状の水晶片と、 相対向して配設した板状の部材からなり上記水
晶片の長手方向の端部のそれぞれ２つの各隅を挿
入して保持する独立した２つの挿入孔を有する一
対の保持部材とを具備することを特徴とする厚み
すべり振動子の保持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978054425U JPS6314493Y2 (ja) | 1978-04-24 | 1978-04-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978054425U JPS6314493Y2 (ja) | 1978-04-24 | 1978-04-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54157574U JPS54157574U (ja) | 1979-11-01 |
| JPS6314493Y2 true JPS6314493Y2 (ja) | 1988-04-22 |
Family
ID=28948948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978054425U Expired JPS6314493Y2 (ja) | 1978-04-24 | 1978-04-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6314493Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0138983Y2 (ja) * | 1981-03-23 | 1989-11-21 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49126843U (ja) * | 1973-02-28 | 1974-10-30 | ||
| JPS5644092Y2 (ja) * | 1974-10-28 | 1981-10-15 | ||
| JPS5726417Y2 (ja) * | 1975-12-27 | 1982-06-09 |
-
1978
- 1978-04-24 JP JP1978054425U patent/JPS6314493Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54157574U (ja) | 1979-11-01 |
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