JPS6121862Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6121862Y2 JPS6121862Y2 JP8772778U JP8772778U JPS6121862Y2 JP S6121862 Y2 JPS6121862 Y2 JP S6121862Y2 JP 8772778 U JP8772778 U JP 8772778U JP 8772778 U JP8772778 U JP 8772778U JP S6121862 Y2 JPS6121862 Y2 JP S6121862Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrator
- holder
- vibrator piece
- piece
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 6
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 6
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000007740 vapor deposition Methods 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は生産性が良好でかつ電気的特性の優れ
た厚みすべり圧電振動子の保持構造に関する。
た厚みすべり圧電振動子の保持構造に関する。
一般に厚みすべり圧電振動子の振動特性は保持
構造によつて大きな影響を受ける。このために振
動子本来の電気的特性を損なうことなく、耐振
性、耐衝撃性が良好でしかも生産性の優れた保持
構造が望まれている。
構造によつて大きな影響を受ける。このために振
動子本来の電気的特性を損なうことなく、耐振
性、耐衝撃性が良好でしかも生産性の優れた保持
構造が望まれている。
第１図ａ，ｂは従来の外形が直方体で主たる変
位方向へ細長く形成した厚みすべり振動を励振さ
れる圧電振動子の保持構造およびホルダの斜視図
である。図中１は結晶軸に対して所定角度に切断
した直方体の圧電体からなる振動子素片に図示し
ない電極を蒸着等によつて形成した振動子片であ
る。そして２は振動子片１の端部を担持するホル
ダで、上端部に上記振動子片１の長手方向の断面
形状に対応する矩形の透孔２ａを穿設している。
そして一対のホルダ２，２を相対向して配置し、
上記透孔２ａに振動子片１の端部を貫装して担持
するようにしている。そしてたとえば振動子片１
の両端部を接着剤等によつて上記透孔２ａの内壁
に固着するようにしている。
位方向へ細長く形成した厚みすべり振動を励振さ
れる圧電振動子の保持構造およびホルダの斜視図
である。図中１は結晶軸に対して所定角度に切断
した直方体の圧電体からなる振動子素片に図示し
ない電極を蒸着等によつて形成した振動子片であ
る。そして２は振動子片１の端部を担持するホル
ダで、上端部に上記振動子片１の長手方向の断面
形状に対応する矩形の透孔２ａを穿設している。
そして一対のホルダ２，２を相対向して配置し、
上記透孔２ａに振動子片１の端部を貫装して担持
するようにしている。そしてたとえば振動子片１
の両端部を接着剤等によつて上記透孔２ａの内壁
に固着するようにしている。
しかしながらこのようなものでは組立時に振動
子片の両端部をそれぞれホルダに形成した透孔に
貫装するために作業が面倒で生産性も低い。特に
ホルダに対して振動子片を正確に位置決めする必
要があり、このために作業性が低くこの位置決め
のずれによつて振動特性が劣化する慮もあつた。
子片の両端部をそれぞれホルダに形成した透孔に
貫装するために作業が面倒で生産性も低い。特に
ホルダに対して振動子片を正確に位置決めする必
要があり、このために作業性が低くこの位置決め
のずれによつて振動特性が劣化する慮もあつた。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので生
産性が良好でしかも電気的特性の優れた厚みすべ
り圧電振動子の保持構造を提供することを目的と
するものである。以下本考案の一実施例を第２図
ａ，ｂに示す保持構造およびホルダの斜視図を参
照して詳細に説明する。
産性が良好でしかも電気的特性の優れた厚みすべ
り圧電振動子の保持構造を提供することを目的と
するものである。以下本考案の一実施例を第２図
ａ，ｂに示す保持構造およびホルダの斜視図を参
照して詳細に説明する。
図中１１は結晶軸に対して所定角度に切断した
直方体の圧電体からなる振動子素片に図示しない
電極を蒸着等によつて形成した振動子片である。
そして１２は振動子片１１の両端部をそれぞれ担
持するホルダで、上端部に水平方向の一側に開口
するスリツト１２ａを形成している。なお、この
ホルダ１２のスリツト１２ａは深さＤ１を振動子
片１１の幅Ｗに略等しく幅Ｄ２を振動子片１１の
厚みＴに略等しく形成している。そして一対のホ
ルダ１２を相対向して配設し、このスリツト１２
ａにそれぞれ振動子片１１の両端部を挿入して挾
持する。さらにこの振動子片１１の上記スリツト
１２ａに挾持される部位の少なくとも２箇所をこ
のスリツト１２ａへ接着剤等によつて固着する。
なおホルダ１２に金属等の導電材を用いてこのホ
ルダ１２へ振動子片１１の電極を導電性接着剤、
ハンダ等の接着剤を用いて固着するとともに電気
的な接続を行なうようにしてもよい。
直方体の圧電体からなる振動子素片に図示しない
電極を蒸着等によつて形成した振動子片である。
そして１２は振動子片１１の両端部をそれぞれ担
持するホルダで、上端部に水平方向の一側に開口
するスリツト１２ａを形成している。なお、この
ホルダ１２のスリツト１２ａは深さＤ１を振動子
片１１の幅Ｗに略等しく幅Ｄ２を振動子片１１の
厚みＴに略等しく形成している。そして一対のホ
ルダ１２を相対向して配設し、このスリツト１２
ａにそれぞれ振動子片１１の両端部を挿入して挾
持する。さらにこの振動子片１１の上記スリツト
１２ａに挾持される部位の少なくとも２箇所をこ
のスリツト１２ａへ接着剤等によつて固着する。
なおホルダ１２に金属等の導電材を用いてこのホ
ルダ１２へ振動子片１１の電極を導電性接着剤、
ハンダ等の接着剤を用いて固着するとともに電気
的な接続を行なうようにしてもよい。
このような構成であれば振動子片１１の図示し
ない電極へ信号を与えて厚みすべり振動を励振す
ることができる。そして振動子片１１の両端部を
ホルダ１２のスリツト１２ａによつて挾持し、か
つこの挾持される部位の少なくとも２箇所を上記
スリツト１２ａに固着するようにしているので耐
振性・耐衝撃性も極めて良好である。しかもホル
ダ１２に対して振動子片１１の両端部を側部から
挿入するようにしているので、たとえばホルダ１
２を予め相対向して取着し、このホルダ１２に振
動子片１１を担持させることができる。したがつ
て簡単に正確な位置決めを行なえ生産性も極めて
良好で振動特性を損なうこともない。
ない電極へ信号を与えて厚みすべり振動を励振す
ることができる。そして振動子片１１の両端部を
ホルダ１２のスリツト１２ａによつて挾持し、か
つこの挾持される部位の少なくとも２箇所を上記
スリツト１２ａに固着するようにしているので耐
振性・耐衝撃性も極めて良好である。しかもホル
ダ１２に対して振動子片１１の両端部を側部から
挿入するようにしているので、たとえばホルダ１
２を予め相対向して取着し、このホルダ１２に振
動子片１１を担持させることができる。したがつ
て簡単に正確な位置決めを行なえ生産性も極めて
良好で振動特性を損なうこともない。
なお本考案は上記実施例に限定されるものでは
なくたとえば第３図に示すように振動子片１１の
板面を幅方向に弧状に形成するようにしてもよ
い。この場合はホルダ１２のスリツト１２ａを上
記振動子片１１の断面形状に対応して弧面に形成
することが望ましい。この場合も上記実施例と同
様の効果を奏し得ることは勿論である。
なくたとえば第３図に示すように振動子片１１の
板面を幅方向に弧状に形成するようにしてもよ
い。この場合はホルダ１２のスリツト１２ａを上
記振動子片１１の断面形状に対応して弧面に形成
することが望ましい。この場合も上記実施例と同
様の効果を奏し得ることは勿論である。
以上詳述したように本考案は上端部に水平方向
に所定形状のスリツトを形成したホルダを相対向
して配置し、振動子片の両端部を上記スリツトに
挿入して担持し、かつ振動子片の上記スリツトに
挾持される部位の少なくとも２箇所を接着剤によ
つて固着し、保持するようにしたものである。し
たがつて耐振性、耐衝撃性に優れ電気的特性も良
好でしかも生産性が高く特性を均一化できる厚み
すべり圧電振動子の保持構造を提供することがで
きる。
に所定形状のスリツトを形成したホルダを相対向
して配置し、振動子片の両端部を上記スリツトに
挿入して担持し、かつ振動子片の上記スリツトに
挾持される部位の少なくとも２箇所を接着剤によ
つて固着し、保持するようにしたものである。し
たがつて耐振性、耐衝撃性に優れ電気的特性も良
好でしかも生産性が高く特性を均一化できる厚み
すべり圧電振動子の保持構造を提供することがで
きる。
第１図ａ，ｂは従来例を示す斜視図、第２図
ａ，ｂは本考案の一実施例を示す保持構造および
ホルダの斜視図、第３図ａ，ｂは本考案の他の実
施例を示す斜視図である。 １１……振動子片、１２……ホルダ、１２ａ…
…スリツト。
ａ，ｂは本考案の一実施例を示す保持構造および
ホルダの斜視図、第３図ａ，ｂは本考案の他の実
施例を示す斜視図である。 １１……振動子片、１２……ホルダ、１２ａ…
…スリツト。
Claims (1)
- 相対向して配置され上端部に水平方向にスリツ
トを形成した一対のホルダと、このホルダのスリ
ツトに幅方向に挿入され両端部を厚み方向に挾持
され圧電振動を励振される振動子片と、この振動
子片の上記ホルダに挾持される部位の少なくとも
２箇所を上記ホルダに固着する接着剤とを具備す
ることを特徴とする厚みすべり圧電振動子の保持
構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8772778U JPS6121862Y2 (ja) | 1978-06-26 | 1978-06-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8772778U JPS6121862Y2 (ja) | 1978-06-26 | 1978-06-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS555621U JPS555621U (ja) | 1980-01-14 |
| JPS6121862Y2 true JPS6121862Y2 (ja) | 1986-07-01 |
Family
ID=29013529
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8772778U Expired JPS6121862Y2 (ja) | 1978-06-26 | 1978-06-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6121862Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-26 JP JP8772778U patent/JPS6121862Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS555621U (ja) | 1980-01-14 |
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