JPS602659Y2 - 圧電振動子 - Google Patents
圧電振動子Info
- Publication number
- JPS602659Y2 JPS602659Y2 JP13414978U JP13414978U JPS602659Y2 JP S602659 Y2 JPS602659 Y2 JP S602659Y2 JP 13414978 U JP13414978 U JP 13414978U JP 13414978 U JP13414978 U JP 13414978U JP S602659 Y2 JPS602659 Y2 JP S602659Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrator piece
- magnet
- piece
- vibrator
- held
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は圧電振動を励振される振動子片を非接触的に所
定位置に保持するようにした圧電振動子に関する。
定位置に保持するようにした圧電振動子に関する。
一般に圧電振動子は水晶等の圧電体を所定角度、かつ所
定形状に切断し、板面に電極を形成した振動子片を、上
記電極を外部へ導出するとともにこの振動子片を保持す
る導電性の保持片によって、たとえば外周縁部を挟持す
るようにしている。
定形状に切断し、板面に電極を形成した振動子片を、上
記電極を外部へ導出するとともにこの振動子片を保持す
る導電性の保持片によって、たとえば外周縁部を挟持す
るようにしている。
しかしながらこのようなものでは保持片からの応力が振
動子片に作用することによる振動特性の劣化、あるいは
振動、衝撃等によって振動子片が破損し、保持片が外れ
る等の問題がある。
動子片に作用することによる振動特性の劣化、あるいは
振動、衝撃等によって振動子片が破損し、保持片が外れ
る等の問題がある。
さらにこのようなものでは振動子片を保持片で所定位置
に保持するための作業がめんどうで再現性、信頼性等に
も問題があった。
に保持するための作業がめんどうで再現性、信頼性等に
も問題があった。
本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので振動子片を
非接触的に所定位置に保持するようにし、良好な振動特
性が得られ耐振、耐衝撃性に優れしかも信頼性の高い圧
電振動子を提供することを目的とするものである。
非接触的に所定位置に保持するようにし、良好な振動特
性が得られ耐振、耐衝撃性に優れしかも信頼性の高い圧
電振動子を提供することを目的とするものである。
以下本考案の一実施例を第１図に示す截断面図、第２図
に示す斜視図を参照して詳細に説明する。
に示す斜視図を参照して詳細に説明する。
図中１は水晶等の圧電体を所定角度、所定形状たとえば
円板状に切断して板面に蒸着等によって電極１ａを形成
した振動子片である。
円板状に切断して板面に蒸着等によって電極１ａを形成
した振動子片である。
そして２は振動子片１の両側から突出するように接着剤
等で固着した一対の第１のマグネットである。
等で固着した一対の第１のマグネットである。
モして３は上記第１のマグネット２の各突出端を所定間
隙を存して遊貫する凹所３ａを有する第２のマグネット
である。
隙を存して遊貫する凹所３ａを有する第２のマグネット
である。
なお上記第１のマグネット２の突出端の磁極、たとえば
Ｓ極に対して上記第２のマグネット３の凹所３ａの磁極
は同極性、すなわちＳ極とし、第１、第２のマグネット
２，３間に反発力が作用するようにしている。
Ｓ極に対して上記第２のマグネット３の凹所３ａの磁極
は同極性、すなわちＳ極とし、第１、第２のマグネット
２，３間に反発力が作用するようにしている。
そして上記第２のマグネット３を、たとえば図示しない
支持柱等を介して固定部材に取着し、また上記振動子片
１の電極１ａをこの振動子片１に対して応力を及ぼさな
い極細径の導線４、たとえば１００μφの銀線によって
、上記固定部材側の端子に接続している。
支持柱等を介して固定部材に取着し、また上記振動子片
１の電極１ａをこの振動子片１に対して応力を及ぼさな
い極細径の導線４、たとえば１００μφの銀線によって
、上記固定部材側の端子に接続している。
このような構成であれば導線４を介して振動子片１の電
極１ａに所定の信号を印加することによって圧電振動を
励振することができる。
極１ａに所定の信号を印加することによって圧電振動を
励振することができる。
そして上記振動子片１は両側から突設した一対の第１の
マグネット２の突出端がそれぞれ第２のマグネット３の
凹所に遊貫し、かつ同極性の磁極が相対向することによ
って反発力が作用し、非接触的に保持される。
マグネット２の突出端がそれぞれ第２のマグネット３の
凹所に遊貫し、かつ同極性の磁極が相対向することによ
って反発力が作用し、非接触的に保持される。
したがって固定部材側の振動、衝撃等が直接、振動子片
１に及ぶことがなく、機械的な共振等の影響等も受けな
い。
１に及ぶことがなく、機械的な共振等の影響等も受けな
い。
さらに振動子片１は固定部材に対して非接触的に空間に
保持されるために受熱面積の広い固定部材側に対して伝
熱効率の高い熱伝導による結合はなく、低効率の熱輻射
による影響を受けるにすぎない。
保持されるために受熱面積の広い固定部材側に対して伝
熱効率の高い熱伝導による結合はなく、低効率の熱輻射
による影響を受けるにすぎない。
したがって環境温度の急変した場合にも振動子片１に対
する熱的な影響は少なく、しかも緩慢に生じるために温
度変化に対しても極めて良好な特性が得られる。
する熱的な影響は少なく、しかも緩慢に生じるために温
度変化に対しても極めて良好な特性が得られる。
なお本考案は上記実施例に限定されるものではな（、た
とえば第３図に示す斜視図のように振動子片１の板面の
略中夫に第１のマグネット２を取着し、この第１のマグ
ネット２の突出端を同極性の磁極間に作用する反発力に
よって第２のマグネット３によって非接触的に保持する
ようにしてもよい。
とえば第３図に示す斜視図のように振動子片１の板面の
略中夫に第１のマグネット２を取着し、この第１のマグ
ネット２の突出端を同極性の磁極間に作用する反発力に
よって第２のマグネット３によって非接触的に保持する
ようにしてもよい。
さらに上記実施例では一対の第１、第２のマグネット２
，３によって振動子片１を保持するようにしたが３組あ
るいはそれよりも多数組の第１、第２のマグネット２，
３によって振動子片１を保持するようにしてもよいこと
は勿論である。
，３によって振動子片１を保持するようにしたが３組あ
るいはそれよりも多数組の第１、第２のマグネット２，
３によって振動子片１を保持するようにしてもよいこと
は勿論である。
以上詳述したように本考案は振動子片に取着した第１の
マグネットの突出端部を第２のマグネットに遊貫し、か
つ第１、第２のマグネットの間に作用する反発力によっ
て上記振動子片を非接触的に保持するようにしたもので
ある。
マグネットの突出端部を第２のマグネットに遊貫し、か
つ第１、第２のマグネットの間に作用する反発力によっ
て上記振動子片を非接触的に保持するようにしたもので
ある。
したがって耐振、耐衝撃性および温度特性が良好で優れ
た電気的特性を得られる圧電振動子を提供することがで
きる。
た電気的特性を得られる圧電振動子を提供することがで
きる。
第１図は本考案の一実施例を示す載断面図、第２図は上
記実施例の斜視図、第３図は本考案の他の実施例を示す
斜視図である。 １・・・・・・振動子片、１ａ・・・・・・電極、２・
・・・・・第１のマグネット、３・・・・・・第２のマ
グネット、３ａ・・・・・・凹所、４・・・・・・導線
。
記実施例の斜視図、第３図は本考案の他の実施例を示す
斜視図である。 １・・・・・・振動子片、１ａ・・・・・・電極、２・
・・・・・第１のマグネット、３・・・・・・第２のマ
グネット、３ａ・・・・・・凹所、４・・・・・・導線
。
Claims (1)
- 所定形状に形成した圧電体の板面に電極を形成した振動
子片と、この振動子片から先端が突出するように取着し
た複数の第１のマグネットと、各第１のマグネットの先
端部を遊貫しかっこの先端部に対して同極性の磁極が対
向して反発力により上記振動子片を保持する第２のマグ
ネットとを具備することを特徴とする圧電振動子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13414978U JPS602659Y2 (ja) | 1978-09-30 | 1978-09-30 | 圧電振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13414978U JPS602659Y2 (ja) | 1978-09-30 | 1978-09-30 | 圧電振動子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5551534U JPS5551534U (ja) | 1980-04-04 |
| JPS602659Y2 true JPS602659Y2 (ja) | 1985-01-25 |
Family
ID=29103271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13414978U Expired JPS602659Y2 (ja) | 1978-09-30 | 1978-09-30 | 圧電振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS602659Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6456818U (ja) * | 1987-09-30 | 1989-04-10 |
-
1978
- 1978-09-30 JP JP13414978U patent/JPS602659Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5551534U (ja) | 1980-04-04 |
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