JPS6339654Y2 - - Google Patents

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JPS6339654Y2
JPS6339654Y2 JP4322881U JP4322881U JPS6339654Y2 JP S6339654 Y2 JPS6339654 Y2 JP S6339654Y2 JP 4322881 U JP4322881 U JP 4322881U JP 4322881 U JP4322881 U JP 4322881U JP S6339654 Y2 JPS6339654 Y2 JP S6339654Y2
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JP
Japan
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vibrating
vibrating leg
leg
piezoelectric
vibrator according
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JP4322881U
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JPS57155827U (ja
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Publication of JPS6339654Y2 publication Critical patent/JPS6339654Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、圧電形音片振動子に関するもの
で、もう少し詳しくいうと、静電複写機における
複写物の帯電検出用チヨツパ、あるいはミラーを
結合して光制御に供して好適な圧電形音片振動子
に関するものである。
静電複写機における帯電検出用の圧電形音片振
動子は、既に種々のものが提案されているが、所
望の大きな振動を得ようとすると、勢い振動子が
長大なるものであつた。
この考案は、かような従来の問題を解決しよう
とするもので、一端を固定端とする第1の振動脚
に圧電素子を接着し、この第1の振動脚の他端を
180゜曲折、延長した第2の振動脚の先端部の振動
変位を利用することにより、小形にして大きな振
幅が得られる圧電形音片振動子を提供することを
目的とするものである。
静電複写機において、複写物の帯電状態を監
視、制御して適切な複写を行うために用いられる
チヨツパは、第1図に示すように、帯電した複写
物1を電荷導入窓2に近接して通過せしめ、複写
物1の電位は電位検出電極3に静電誘導される。
この際、電荷導入窓2と電位検出電極3との間に
音片振動子4の先端に結合されたチヨツパ片4a
を介在させ、交番的に電荷導入窓2を開閉して電
位検出電極3に交流信号を得ることによつて、複
写物1の帯電状態を知ると共に適切な複写が行な
われるように制御するものである。
上記のような音片振動子は、小形で、かつチヨ
ツパ片の振幅が大きいという互いに矛盾した要求
を満たすことが望まれており、この考案は、この
ような要望に沿うもので、以下、図面に示す実施
例についてこの考案を説明する。
第2図、第3図に示すものは、この考案の第一
の実施例であり、音片振動子11は適宜の金属の
薄板でなり、細長矩形状の第1の振動脚12の一
端11aは適宜の孔13を設けるなどして固定端
とし、他端11bを振動脚12の主面と同一平面
上で180゜曲折延長して第1の振動脚12と平行な
第2の振動脚14を一体的に形成する。第2の振
動脚14の他端である自由端14aには、これと
直角をなすようにチヨツパ片15を曲折形成す
る。平板状の圧電素子16は第1の振動脚12の
振幅が比較的小さい基部に近い位置に接着結合す
る。この圧電素子16の電極は2分割して励振端
子16aとフイードバツク端子16bとし、周波
数と振幅との自動制御に便ならしめる構成とする
ことが望ましい。
上記の構成によつて、第4図に示すように、音
片振動子11の第1の振動脚12に接着結合され
た圧電素子12に適宜の電気信号を印加すること
によつて第1の振動脚12が励振されると、第1
の振動脚12から第2の振動脚14の自由端14
aに至る実効長が大きいので、自由端14aの振
幅、すなわちチヨツパ片15の振幅は著しく大と
なり、しかも第1、第2の振動脚12,14が平
行に構成されているので、全体が小形化されるの
である。この場合、第1、第2の振動脚12,1
4は互いに振動の位相が逆向きになつており、そ
のため固定端から外部への振動洩れを極小にでき
るという利点も見逃がすことができない。
第5図、第6図に示すものは、この考案の第二
の実施例であり、金属薄板でなる音片振動子21
は矩形状のもので、中央部にコ字状の溝22を形
成することによつて第1の振動脚23と一双の第
2の振動脚24a,24bが形成されてなる。す
なわち、圧電素子25を接着した第1の振動脚2
3の一端23aが固定端となり、他端23bは左
右に180゜方向に曲折延長されて一双の第2の振動
脚24a,24bが形成され、この第1、第2の
振動脚24a,24bの自由端は結合部26で一
体とされ、結合部26の端部を直角に曲折してチ
ヨツパ片27を形成してなるものである。
かような構成のものにあつても、圧電素子25
を接着結合した第1の振動脚23の励振部分から
チヨツパ片27に至る実効長が十分大となつて大
きい振幅が得られ、全体の小形化と共に有効であ
る。
さらに第7図、第8図に示すこの考案の第三の
実施例について説明すると、音片振動子31は、
圧電素子32を接着結合した第1の振動脚33の
一端33aを固定端とし、他端33bを左右に
180゜方向に曲折延長して一双の第2の振動脚34
a,34bを形成したものにおいて、第2の振動
脚34a,34bをそれぞれ第1の振動脚33と
互いの主面が直角となるように他端33bの部分
で曲折してなるものである。
この場合は、第2の振動脚34a,34bはそ
の主面と平行な方向に振動するものであるが、第
2の振動脚自由端の振幅の増大、全体の小形化に
おいて同様の効果をあらわす。
以上の各実施例は、静電複写機における複写物
の帯電検出を対象として説明したのであるが、こ
の考案は、最大振幅が得られる第2の振動脚自由
端にミラーを取付けて光制御に供しても同様に有
効であることを理解することは容易であろう。
上述したようにこの考案は、簡単な構成で、小
形で大きい振幅を得ることができ、実用上の効果
が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は帯電検出装置の要部説明図、第2図は
この考案の第一の実施例の平面図、第3図は同じ
く正面図、第4図は同じく動作説明図、第5図は
同じく第二の実施例の平面図、第6図は同じく正
面図、第7図は同じく第三の実施例の平面図、第
8図は同じく側面図である。 12,23,33は第1の振動脚、14,24
a,24b,34a,34bは第2の振動脚、1
6,25,32は圧電素子、15,27はチヨツ
パ片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 〔1〕 金属薄板でなり圧電素子を接着した第1の
    振動脚の一端を固定端とし他端を180゜方向に曲
    折延長して前記第1の振動脚と平行な第2の振
    動脚を一体的に形成してなる圧電形音片振動
    子。 〔2〕 第1の振動脚と第2の振動脚とのそれぞれ
    の主面が同一平面上にある実用新案登録請求の
    範囲第1項記載の圧電形音片振動子。 〔3〕 一双の第2の振動脚が第1の振動脚の両側
    に並設されてなる実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の圧電形音片振動子。 〔4〕 第1の振動脚と第2の振動脚とのそれぞれ
    の主面が互いに直角である実用新案登録請求の
    範囲第3項記載の圧電形音片振動子。 〔5〕 第2の振動脚の自由端にチヨツパ片を設け
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載の圧電形
    音片振動子。 〔6〕 第2の振動脚の自由端に光制御用のミラー
    を取付けた実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の圧電形音片振動子。
JP4322881U 1981-03-27 1981-03-27 Expired JPS6339654Y2 (ja)

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JP4322881U JPS6339654Y2 (ja) 1981-03-27 1981-03-27

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JP4322881U JPS6339654Y2 (ja) 1981-03-27 1981-03-27

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Publication Number Publication Date
JPS57155827U JPS57155827U (ja) 1982-09-30
JPS6339654Y2 true JPS6339654Y2 (ja) 1988-10-18

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