JPS5855751Y2 - ランジュバン型振動子 - Google Patents
ランジュバン型振動子Info
- Publication number
- JPS5855751Y2 JPS5855751Y2 JP1977060721U JP6072177U JPS5855751Y2 JP S5855751 Y2 JPS5855751 Y2 JP S5855751Y2 JP 1977060721 U JP1977060721 U JP 1977060721U JP 6072177 U JP6072177 U JP 6072177U JP S5855751 Y2 JPS5855751 Y2 JP S5855751Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric element
- langevin type
- type vibrator
- holder
- window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一対の金属ブロック間にボルト等により圧電素
子を挟持して配設してなるランジュバン型振動子に関す
るものである。
子を挟持して配設してなるランジュバン型振動子に関す
るものである。
従来、この種のランジュバン型振動子は第１図に示すよ
うに、第２図に示すようなリング状の圧電素子１を一対
の金属ブロック２，３間にこの金属ブロック２，３間の
間隔をボルト４により狭ばめ、挾持して配設することに
より構成されていた。
うに、第２図に示すようなリング状の圧電素子１を一対
の金属ブロック２，３間にこの金属ブロック２，３間の
間隔をボルト４により狭ばめ、挾持して配設することに
より構成されていた。
５は圧電素子１間に配設した金属製の引出電極である。
また、圧電素子１は各々の分極方向が互いに向かい合う
ように配置され、引出電極５と金属ブロック２，３間に
交流電圧を印加すると、軸方向に振動する。
ように配置され、引出電極５と金属ブロック２，３間に
交流電圧を印加すると、軸方向に振動する。
ところで、従来のランジュバン型振動子に使用されてい
る圧電素子１は第２図に示すようにリング状であり、こ
の両面には銀電極が焼付けられ、分極処理が施こされた
ものであるが、このようなランジュバン型振動子は軸方
向の厚み振動の他に、直径方向の広がり振動も発生する
ため、高温、高人力電力の状態で振動すると、圧電素子
１に放射状にひび割れが生じる欠点があった。
る圧電素子１は第２図に示すようにリング状であり、こ
の両面には銀電極が焼付けられ、分極処理が施こされた
ものであるが、このようなランジュバン型振動子は軸方
向の厚み振動の他に、直径方向の広がり振動も発生する
ため、高温、高人力電力の状態で振動すると、圧電素子
１に放射状にひび割れが生じる欠点があった。
このひび割れが生じると、直径方向の振動が消滅し、厚
み振動のアドミッタンス、共振周波数が変化し、自励発
振器により駆動させる場合、追従できなくなるという欠
点が生じていた。
み振動のアドミッタンス、共振周波数が変化し、自励発
振器により駆動させる場合、追従できなくなるという欠
点が生じていた。
そこで、このような欠点を解消するために、第２図に示
すようなリング状の圧電素子を小片に分割して使用する
方法が考えられているが、このように小片に分割すると
、引出電極５を間に介在させ、金属ブロック２，３間に
配設する場合、部品点数が多いために、圧電素子１の取
付は位置の位置ずれが起りやすく組立時の位置規制が非
常に難しい欠点があった。
すようなリング状の圧電素子を小片に分割して使用する
方法が考えられているが、このように小片に分割すると
、引出電極５を間に介在させ、金属ブロック２，３間に
配設する場合、部品点数が多いために、圧電素子１の取
付は位置の位置ずれが起りやすく組立時の位置規制が非
常に難しい欠点があった。
本考案はこのような従来の欠点を解決するために考案し
たもので、以下本考案のランジュバン型振動子の実施例
を示す第３図〜第５図の図面を用いて説明する。
たもので、以下本考案のランジュバン型振動子の実施例
を示す第３図〜第５図の図面を用いて説明する。
第３図ａに本考案の一実施例によるランジュバン型振動
子の要部を示し、第３図すにさらに要部を示している。
子の要部を示し、第３図すにさらに要部を示している。
第３図において、１０は扇形状の圧電素子、１１はこの
圧電素子１０と同一形状である扇形状の窓１２を複数個
有するプラスチック成形物等よりなる絶縁性でリング形
状の保持体で、この保持体１１の窓１２に前記圧電素子
１０が圧入挿着されている。
圧電素子１０と同一形状である扇形状の窓１２を複数個
有するプラスチック成形物等よりなる絶縁性でリング形
状の保持体で、この保持体１１の窓１２に前記圧電素子
１０が圧入挿着されている。
この保持体１１の厚さは前記圧電素子１０の両面の電極
を表面上に表出させるために圧電素子１０の厚みと同じ
かまたは小さいことが必要である。
を表面上に表出させるために圧電素子１０の厚みと同じ
かまたは小さいことが必要である。
また、圧電素子１０を保持体１１に配設する場合、良好
な振動状態を得るために保持体１１の中心に対して対称
となるように配設することが必要である。
な振動状態を得るために保持体１１の中心に対して対称
となるように配設することが必要である。
第４図ａ、ｂおよび第５図ａ、ｌ）に本考案の他の実施
例を示しており、第４図ａ、ｌ）に示す実施例では、圧
電素子１０および保持体１１の窓１２を角形状にしたも
のであり、また第５図ａ、ｌ）に示す実施例では圧電素
子１０および保持体１１の窓１２を円形状にしたもので
ある。
例を示しており、第４図ａ、ｌ）に示す実施例では、圧
電素子１０および保持体１１の窓１２を角形状にしたも
のであり、また第５図ａ、ｌ）に示す実施例では圧電素
子１０および保持体１１の窓１２を円形状にしたもので
ある。
このように、本考案のランジュバン型振動子は、複数の
圧電素子をこの圧電素子と同一形状の窓を有する絶縁性
の保持体の前記窓に挿着したものであり、圧電素子の直
径方向の振動によるひび割れを防ぐことかでき、しかも
組立が非常に簡単である等非常に実用的価値の高いもの
である。
圧電素子をこの圧電素子と同一形状の窓を有する絶縁性
の保持体の前記窓に挿着したものであり、圧電素子の直
径方向の振動によるひび割れを防ぐことかでき、しかも
組立が非常に簡単である等非常に実用的価値の高いもの
である。
第１図は従来のランジュバン型振動子を示す断面図、第
２図はその要部部品の斜視図、第３図ａは本考案の一実
施例によるランジバン型振動子の要部を示す斜視図、第
３図すはさらに要部の斜視図、第４図ａ、ｌ）および第
５図ａ、ｌ）はそれぞれ本考案の他の実施例によるラン
ジュバン型振動子の要部を示す斜視図である。 １０・・・・・・圧電素子、１１・・・・・・保持体、
１２・・・・・・窓。
２図はその要部部品の斜視図、第３図ａは本考案の一実
施例によるランジバン型振動子の要部を示す斜視図、第
３図すはさらに要部の斜視図、第４図ａ、ｌ）および第
５図ａ、ｌ）はそれぞれ本考案の他の実施例によるラン
ジュバン型振動子の要部を示す斜視図である。 １０・・・・・・圧電素子、１１・・・・・・保持体、
１２・・・・・・窓。
Claims (2)
- （１）複数の小片に分割した圧電素子をこの圧電素子の
形状と同一形状の窓を有する絶縁性の保持体の前記窓に
挿着してなるランジュバン型振動子。 - （２）圧電素子を保持体にこの中心部に対して対称とな
るように配設した実用新案登録請求の範囲第１項に記載
のランジュバン型振動子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977060721U JPS5855751Y2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 | ランジュバン型振動子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977060721U JPS5855751Y2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 | ランジュバン型振動子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53155374U JPS53155374U (ja) | 1978-12-06 |
| JPS5855751Y2 true JPS5855751Y2 (ja) | 1983-12-21 |
Family
ID=28961456
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977060721U Expired JPS5855751Y2 (ja) | 1977-05-11 | 1977-05-11 | ランジュバン型振動子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5855751Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA3020257A1 (en) * | 2016-04-07 | 2017-10-12 | Microfine Materials Technologies Pte Ltd | Displacement connectors of high bending stiffness and piezoelectric actuators made of such |
-
1977
- 1977-05-11 JP JP1977060721U patent/JPS5855751Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53155374U (ja) | 1978-12-06 |
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