JPS63142355A - 電子写真感光体及びその製造方法 - Google Patents

電子写真感光体及びその製造方法

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JPS63142355A
JPS63142355A JP28970986A JP28970986A JPS63142355A JP S63142355 A JPS63142355 A JP S63142355A JP 28970986 A JP28970986 A JP 28970986A JP 28970986 A JP28970986 A JP 28970986A JP S63142355 A JPS63142355 A JP S63142355A
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JP
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charge transport
electrophotographic photoreceptor
ascorbic acid
deterioration inhibitor
added
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JP28970986A
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Masakazu Kato
雅一 加藤
Yoichi Nishioka
洋一 西岡
Yoichi To
洋一 塘
Akio Yabe
矢邊 明男
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は′重子写真用感光体、特に、感1隻、応答速
度等の特性に優れた機能分離型電子写真感光体及びその
製造方法に関するものである。
(従来の技術) ″電子写真感光体は、例えば特開昭57−146255
号公報に開示されているように、数多くの文献に記載さ
れており、よく知られている。この公報には有機電子写
真感光体の一般的構成が記載されており、感光体として (イ)導電性支持体上に電荷発生物質と電荷輸送機能か
ら成る光導電層を設けるもの、 (ロ)導電性支持体上に電荷輸送層を設け、この層トに
電荷発生層を積層した2層から成る光導電層を設けたも
の、 (ハ)或いは、この逆に電荷発生層の上に電荷輸送層を
積層した2層から成る光導電層を設けたもの が開示されている。
一方、ディーエム・パイ(D、M、Pa1) 及Uシェ
イ・ヤナス(J、Yanus)による[ホトグラフィッ
ク・サイエンス・アンド参エンジニアリング(Phot
o −graphic 5cience and En
gineering)J 27(1) 、 14〜19
(1983)には、最近の傾向として電荷発生機能及び
電荷輸送機能を導電性支持体上に積層した2層で実施す
る2層積層構造体が使用されることが記載されている。
この電子写真用感光体は、電荷発生を行う部分と電荷輸
送を行う部分とを別々の材料に分担させるものが一般的
であり、これらの材料のうち゛電荷輸送を分担する部分
は電荷輸送材料とバインダポリマの混合物から成ってい
ること、感光体の応答速度を速くするためにはキャリア
移動度の速い材料を使うことと、バインダポリマに対す
る電荷輸送材料の割合を増加すること、また、このよう
にすれば残留電位が小さくなりコントラスト電位が大き
く取れること等がこの文献において明らかにされている
さらに、前記特開昭57−148255号公報には、前
述の電荷発生と電荷輸送とを別々の層に分担させた2層
構造の電子写真感光体の説明の内で、電荷輸送物質を不
活性樹脂バインダを含む溶液中に溶解させた均一溶液を
支持体または電荷発生層−Lに塗布、乾燥して電荷輸送
層を作成することが記載されている。そして電荷輸送層
のバインダポリマとしてポリスチレン、ポリ塩化ビニル
、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共玉合体、
ポリヒニルアセタール、アルキッド樹脂、アクリル樹脂
、ポリアクリロニトリル、ポリカーボネート、ポリアミ
ド、ポリケトン、ポリアクリルアミド、ブチラール樹脂
、エステル、ポリウレタン エポキシ、フェノール樹脂
が例示されている。また。これらのバインダポリマと電
荷輸送材料とを塗布するために溶解する有機溶媒の例と
して、ベンゼン、トルエン、キシレン、クロルベンゼン
、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、
メタノール3 エタノール、イソプロパンール、酢酸エ
チル、メチルセロソルブ、四it! 化>R素、クロロ
ホルム、ジクロルメタノ、テトラヒドロフラン、ジオキ
サン、ツメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシドが
挙げられている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、゛電荷輸送材料は不安定なものが多く。
特に これを溶媒に溶解した状態では保存中に劣化が生
じ、その後に塗41シた感光体の応答性能の悪化、感度
の低t、残留電位の増加等が生じることが多かった。特
にバインダポリマ中にポリマ合成の際に用いられた触媒
が存在する場合、または溶媒が塩素系溶媒の場合に生じ
易かった。この劣化は、見掛上、コーティング溶液が茶
色に着色することにより現れることが多いという問題点
が有った。従って、この発明では、電荷輸送材料がバイ
ンダポリマと共に溶媒に溶解した状態にあるコーティン
グ溶液の劣化を防止し、このコーティング溶液を用いる
ことにより、感度、応答速度等の特性が改Rされた電子
感光体及びその製造方法を提供することを目的とする。
(問題点を解決するだめの手段) この発明は、電荷輸送材料とバインダポリマとを有機溶
媒に溶解したコーティング溶液に、特定の劣化防IL剤
を添加し、このコーティング溶液を用いて電荷輸送部分
を形成することによって、前述の[1的が達成されるこ
とを知見したことに)、(づくものである・ 従って、この発明の電子写真感光体によれば、導電性支
持体上に、電荷発生を行う部分と電荷輸送を行う部分と
を別々の材料に分担させて成る機能分離型電子写真感光
体において、電荷輸送層に次の式[1]で表されるアス
コルビン酸が劣化防止剤として添加されていることを特
徴としている。
また、この発明の電子写真感光体の製造方法は、導電性
支持体上に、電荷発生を行う部分と電荷輸送を行う部分
を別々の材料に分担させて成る機能分離型電子写真感光
体を製造するに当って、電荷輸送材料とバインダポリマ
とを有機溶媒に溶解せしめた溶液中に1次の式[1]で
表されるアスコルビン酸を劣化防止剤として添加してコ
ーティング溶液として用い、導電性支持体上或いは導電
性支持体との電荷発生層上に塗布、乾燥して形成するこ
とを特徴としている。
この発明の製造方法に用いるコーティング溶液を形成す
るための電荷輸送材料、バインダポリマ及び有機溶媒は
、従来用いられているものを用いることができ、上記■
式で示される劣化防止剤は、電荷輸送材料とバインダポ
リマと溶媒との合計の重量に対し、0.0001%以上
、好ましくは0.1〜O,001%添加する。劣化防止
剤が0.0001重量%より少なくなると添加すること
による効果が得られず、一方、上限は使用する溶媒に対
する溶解度で決まるもので通常1重量%より多くする必
要はない。またこの発明の製造方法においては’ifi
子写真感光体の応答特性を良くする上で/へインダポリ
マと電荷輸送材料の混合割合は重量比で4=1〜1:l
の範囲とするのが好ましい。
一般に、電荷輸送層の形成に用いるコーティング溶液に
添加剤を加えると1作成した感光体の特性が悪化するこ
とが多かったが、この発明における劣化防止剤はこのよ
うな悪影響を及ぼすことなく、添加により電子写真感光
体の特性が飛躍的に向上する。
(作用) この発明によればコーティング溶液中に劣化防止剤が添
加されているので、この溶液が保存中に劣化することが
ない。
(実施例) 以下、この発明の電子写真感光体及びその製造方法の実
施例につき説明する。しかしながら、以ドに述べるこの
発明の実施例はこの発明の範囲内の好ましい指定の使用
材料、数値的条件及び配置関係で説明しであるが、これ
らは単なる例示にすぎずこの発明はこれらの使用材料、
数値的条件及び配置関係にのみ限定されるものでないこ
と明らかである。
まず初めに、アルミニウム基村上に、インジウムフタロ
シアニン(特開昭59−44054号公報)の蒸着11
/、!を0.2 仄m形成し、電荷発生層を形成した。
この電荷発生層上に、f記の組成の電荷輸送層形成用コ
ーティング溶液1〜9を用いて、15uLmの電荷輸送
層をディップコーティング法で形成して実施例の電子写
真感光体No、  1〜9を得た。
これらの電子写真感光体の断面構造を第1図に示す0図
面中11はアルミニウム基材、12は厚さ0.2pmの
インジウムフタロシアニン八着層、13は厚さ15ルm
の電荷輸送層である。尚、この図においてハツチングは
省略して示している。
以下、この発明の実施例で用いたコーティング溶液の組
成を列挙する。
コーティング溶液l (イ)バインダポリマ:ポリエステル樹脂(パイロン2
00  東洋紡(株) 製、商品名)eoog (ロ)電荷輸送材料: 1,2,3.4−テトラヒト口
キノリン−6−カルホキノ アルデヒドヒドラゾン誘導体 (特開昭6O−14f3248号公報)(北南香料産業
(株)製) (ハ)溶媒:クロロホルム(0,5%分解防止用エチル
アルコール含有)(特級、 関東化学(株)製)    2000m文(ニ)劣化防
IF剤:アスコルビン酸   0.2 gコー−ング″
Z2 (イ)パイロン200             Bo
o  g(ロ)式くりのヒドラゾン        3
00g(ハ)ジオキサン          2500
m文シクロへキサノン        500m文(ニ
)アスコルビン酸         0.3gコーティ
ング溶液3 (イ)バインダポリマ、ポリカーボネート (レキサン
141、エンジニアリングプラスチンクス(株)製、商
品名)       400 g(ロ)式■のヒドラゾ
ン        400g(ハ)クロロポルム   
      2000m文(ニ)アスコルビン酸   
      0.2gコーティング溶液4 (イ)/ヘイロン200             B
oo  g(ロ)式ぞりのヒドラゾン        
200 g(ハ)トルエン、ELS (関東化学(株)
製)900m文 メチルエチルケトン、ELS (関東化学(株)製) 
            300m文酢酸ブチル、EL
S (関東化学(株)製)600m文 ンクロヘキサノン、特級(関東化学(株)製)    
           300m文(ニ)アスコルビン
酸         0,2gコーティング溶液5 (イ)バイロン200             fl
oo  g(ロ)′重荷輸送材料:p−ジエチルアミノ
ベンズアルデヒドジフェニルヒド ラゾン(北南香料産業 (株)製)      200 g (ハ)トルエン            900m文エ
チルエチルケトン      300m文酢酸ブチル 
         600m交シクロへキサノン   
     30−」(ニ)アスコルビン酸      
   0.2gコーティング溶液6 (イ)/ヘイロン200             B
oo  g(ロ)式(りのヒドラゾン        
300g(ハ)ジクロルメタン        200
0 m文(ニ)アスコルビン酸         0.
2gコーティング溶液7 (イ)へイロン200            600
  g(ロ)電荷輸送材料=1−フェニル−3(p−ジ
エチルアミンスチリル)− 5−(p−ジエチルアミノ フェニル)−2−ピラゾリ ン (北南香料産業(株) 製)         300 g (ハ)クロロホルム         2000m文(
ニ)アスコルビン酸         0.2gコーテ
ィング溶液8 (イ)バインダポリマ(ポリエステル、アドヒーシブ4
9000デュポン社製、商品名) eoo g(ロ)式
(2)のヒドラゾン      300 g(ハ)クロ
ロホルム         3000m文(ニ)アスコ
ルビン酸         0.2gコーティング溶液
9 (イ)バインダポリマ(ポリエステル、NAP樹脂、鐘
淵化学工業(株)製)    eoo g(ロ)式Cり
のヒドラゾン        300g(ハ) ’;;
りT:zル) ’) 7        3000mA
(ニ)アスコルビンfi          0.2 
g次に、比較のため劣化防止剤を添加しないこと以外は
上述の実施例の電子写真感光体No、  1〜9と同様
の成分から成る比較例の感光体No、101〜109を
作製した。以下、この発明に係る劣化防止剤の添加の有
無による比較は、コーティング溶液を調合した後、透明
ガラス容器に入れ、室内光下に−B間放置した後、夫々
のコーティング溶液を用いて作成した電子写真感光体に
ついて測定したデータを基にして行なった。これらの感
光体の光減衰特性をGENTEC,71製光減衰特性測
定システムを用いて測定した0表面型位は、TREC社
362A型透光プローブ付き高速表面電位計を用い測定
し、この結果をAUTNIfll:S社S 121型テ
ジタルメモリにa7植し、解析した。
これらの測定によって得た結果を第2図及び表1と表2
に示す。第2図は前述のコーティング溶液lを用いて作
製した実施例の電子写真感光体No、  1と劣化防止
剤を含まない溶液を用いて作製した比較例の感光体No
、 101の双方の応答特性を比較したものである。第
2図中、縦軸は表面電位。
横軸は測定の時間を示し、曲線すがアスコルビン酸を添
加した場合、曲線aが添加しなかった場合である。第2
図の露光条件は、800nmの+50井W/cm’の光
を20m5ec間照射したものである。
第2図の曲線すのように劣化防止剤の存在により、応答
速度が速くなり、初期電位600vが100■に減衰す
るまでの時間は0.10秒であった。
また、劣化防止剤なしの曲線aの場合は約1.8秒を要
した。第2図のデータは、前述の通りコーティング溶液
を調合した後、透明ガラス容器に入れ、室内光下に一週
間放置した後の溶液を用いて作成した電子写真感光体の
ものである。
また劣化防止剤の存在は、応答速度以外の他の特性に悪
影響を午えることは全くなかった。
また第3図に露光パワーを変化させて20m5ecの光
パルスを照射した場合の光による放電特性(Photo
 Induced Discharge Curve)
を示す。縦軸は表面電位、横軸は露光エネルギーを取っ
て示してあり、第2図と同様に曲線dが劣化防止剤アス
コルビン酸の存在するもの、曲線Cが劣化防止剤の含ま
れないものである。表面電位は光パルス照射後0.5 
see後の値を用いた。第3図から曲線dの半減露光量
で表した感度は、0.4 ルJ/cm2であったが、曲
線Cは0.9 g J / c m/ であり、劣化防
止剤の存在する方が感度が高かった。
次頁の表1に一ヒ述の実施例の電子写真感光体No、 
 1〜9の特性を示し、同じく次頁の表2に比較例の劣
化防止剤のないコーティング溶液を用いた電子写真感光
体の特性を示す。
これらの表の値はコーティング溶液を調合した後、透明
ガラス容器に入れ、室内光下に一週間放置した後のコー
ティング溶液をコーティングした電子写真感光体のもの
である。
次頁衣1の電子写真感光体No、  1〜9のように、
アスコルビン酸を劣化防止剤として添加した電子写真感
光体は、応答速度が著しく速くなり、感度も高くなる。
さらに残留電位も小さい値となる。この理由は電荷輸送
層中の電荷輸送材料の劣化生成物によるトラップが減少
し、電荷輸送が効率良く行われるためと考えられる。す
なわちこの発明の添加剤は電荷輸送材料及び溶媒の分解
を抑制するために有効に(動いている。
尚、上述した実施例を、アルミニラムノ、(材りに゛重
荷発生層と電荷輸送層とを順次に積層した構造表1 表2 の電子写真感光体とした例で説11 した。しかし、こ
の発明の電子写真感光体を第4図(ハツチングは省略し
て示す。)に示すようにアルミニウム基材土に電荷輸送
層を1没けこの電荷輸送層上に電荷発生層を設けた構造
のものとしても良い。
このような場合であれば、電荷発生層りに、電子写真感
光体に耐剛性を持たせかつ電荷輸送が可能なオーバーコ
ート層14を設ける。このオーバーコート層14を、バ
インダポリマと例えばトリニトロフルオレノンとを重量
比でl:lに混合し、これらを例えばトリクレンに溶解
させた溶液をコーティングすることによって形成するこ
とが出来る。又、このオーバーコート層の層厚を2〜3
gmとするのが好適である。尚、このオーバーコート層
のバインダポリマとしてはポリエステル、ポリカーボネ
ート等を用いることが出来る。
(発明の効果) 以上説明してきたように、この発明の電子写真感光体は
、電荷輸送部分に式[1]で示すアスコルビン酸を劣化
防止剤として添加したことにより、電子写真感光体の応
答特性と感度を飛躍的に改善することが出来る。
また従来は、電荷輸送材料のコーティング溶液を調合し
た後にコーティング溶液の劣化を生じ、長期に々二って
安定な品質の電子写真感光体を製造することは極めて困
難であったが、この発明による劣化防止剤をコーティン
グ溶液に加えることにより、優れた品質の感光体を長期
にわたり安定に製造することができる。
さらにコーテイング後の感光体の電荷輸送部分は前記劣
化防止剤である還元剤を含むことにより、酸素、オゾン
などによる酸化を防止することが出来るという効果を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1VAは、この発明の電子写真感光体の実施例及び比
較例の説明に供する電子写真感光体の断面IA、 第2171は、この発明の電子写真感光体No、  1
及び比較例としての電子写真感光体No、101の光減
衰特性を示す曲線図、 第3図は、この発明の1に子写真感光体No、  1及
び比較例としての電子写真感光体No、 101の光に
よる放電特性を示す曲線図、 第4図はこの発明の電子写真感光体の他の実施例を示す
断面図である。 11・・・アルミニウム基材 12・・・インジウムフタロシアニン蒋看層13・・・
電荷輸送層 14・・・オーバーコート層。 特許出願人    沖電気工業株式会社Ilニアルミニ
ウム暮ギ1 /2 インジウムフッ0シγニン魚基層/3 電11絆
1迭屡 二の“李ヒ日月力官tlll’l:J艮1ろ質各写夏谷
、光4(ρB肴゛面図第1図 /4゛ オ―へパ−コーし9 こVl 苓ト8月 の 電J 写1 、積−44一つイ
世の魅1ヴり乞 示す 誹q6シ50第4図 表ND  電4立 (v) 表 面 電 4i(Vン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性支持体上に、電荷発生を行う部分と電荷輸
    送を行う部分とを別々の材料に分担させて成る機能分離
    型電子写真感光体において、 電荷輸送層に次の式[1]で表されるアスコルビン酸が
    劣化防止剤として添加されている ことを特徴とする電子写真感光体。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・[1]
  2. (2)導電性支持体上に、電荷発生を行う部分と電荷輸
    送を行う部分とを別々の材料に分担させて成る機能分離
    型電子写真感光体を製造するに当り、電荷輸送材料とバ
    インダポリマとを有機溶媒に溶解せしめた溶液中に、次
    の式[1]で表されるアスコルビン酸を劣化防止剤とし
    て添加してコーティング溶液として用い、導電性支持体
    上或いは導電性支持体上の電荷発生層上に塗布、乾燥し
    て形成する ことを特徴とする電子写真感光体の製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・[1]
  3. (3)劣化防止剤としてのアスコルビン酸が電荷輸送材
    料とバインダポリマと溶媒との合計に対して0.000
    1重量%以上添加する ことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の電子写真
    感光体の製造方法。
JP28970986A 1986-12-04 1986-12-04 電子写真感光体及びその製造方法 Pending JPS63142355A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02228673A (ja) * 1989-01-03 1990-09-11 Xerox Corp 電子写真像形成部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02228673A (ja) * 1989-01-03 1990-09-11 Xerox Corp 電子写真像形成部材

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