JPS62265666A - 電子写真感光体の製造方法 - Google Patents

電子写真感光体の製造方法

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JPS62265666A
JPS62265666A JP10920686A JP10920686A JPS62265666A JP S62265666 A JPS62265666 A JP S62265666A JP 10920686 A JP10920686 A JP 10920686A JP 10920686 A JP10920686 A JP 10920686A JP S62265666 A JPS62265666 A JP S62265666A
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aminophenol
electrophotographic photoreceptor
deterioration inhibitor
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JP10920686A
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Masakazu Kato
雅一 加藤
Yoichi Nishioka
洋一 西岡
Yoichi To
洋一 塘
Akio Yabe
矢邊 明男
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G5/00Recording members for original recording by exposure, e.g. to light, to heat, to electrons; Manufacture thereof; Selection of materials therefor
    • G03G5/02Charge-receiving layers
    • G03G5/04Photoconductive layers; Charge-generation layers or charge-transporting layers; Additives therefor; Binders therefor
    • G03G5/05Organic bonding materials; Methods for coating a substrate with a photoconductive layer; Inert supplements for use in photoconductive layers
    • G03G5/0503Inert supplements
    • G03G5/051Organic non-macromolecular compounds
    • G03G5/0517Organic non-macromolecular compounds comprising one or more cyclic groups consisting of carbon-atoms only

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子写真用感光体、特に感度、応答速度などの
特性に優れた機能分離型型を写真感光体及びその製造方
法に関するものである。
(従来の技術) 電子・写真感光体は、たとえば特開昭57−14622
5号公報に開示されているように数多くの文献に記載さ
れており、よく知られている。この公報には、有機電子
写真感光体の−・般的構成が記載されており、感光体と
して (イ)導電性支持体上に電荷発生物質と電荷輸送媒体か
ら成る光導電層を設けるもの、 (ロ)導電性支持体上に電荷輸送層を設け、この層りに
電荷発生層を積層した2層から成る光導電層を設けたも
の、 (ハ)或はこの逆に電荷発生層の旧に電荷輸送層を積層
した2層から成る光導電層を設けたものが開示されてい
る。
一方、ディ・エム・パイ及びジエイ・ヤナスによる「ホ
トグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニア1J
:/グJ 27(+)、14〜19(1983)1.:
は、最近の傾向として電荷発生及び電荷輸送機能を導電
性支持体上に積層した2層で実施する2層積層構造体が
使用されることが記載されている。この電子写真用感光
体は電荷発生を行う部分と電荷輸送を行う部分を別々の
材料に分担させており、これらの材料のうち電荷輸送を
分担する部分は電荷輸送材料とバインダポリマの混合物
から成っていること、感光体の応答速度を早くするため
にはキャリヤ移動度の速い材料を使うことと、バインダ
ポリマに対する電荷輸送材料の割合を増加すること、ま
たこのようにすれば残留電位が小さくなり、コントラス
ト電位が大きく取れることがこの文献において明らかに
されている。
一方、前記特開昭57−146255号公報には、前記
の電荷発生と電荷輸送を別々の層に分担させた2層構造
の感光体の説明の内で、電荷輸送物質を不活性樹脂バイ
ンダの溶液中に溶解させた均一の溶液を支持体または電
荷発生層上に塗布、乾燥し電荷輸送層を作成することが
記載されている。そして電荷輸送層のバインダポリマと
してポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリビニルアセター
ル、アルキッド樹脂、アクリル樹脂、ポリアクリロニト
リル、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリケトン、ポ
リアクリルアミド、ブチラール樹脂、ポリエステル、ポ
リウレタン、エポキシ、フェノール樹脂が例示されてい
る。またこれらのバインダポリマと電荷輸送材料を塗布
するために溶解する有機溶媒の例としてベンゼン、トル
エン、キシレン、クロルベンゼン、アセトン、メチルエ
チルケトン、シクロヘキサノン、メタノール・エタノー
ル、イソプロパツール、酢酸エチル、メチルセロソルブ
、四塩化炭素、クロロホルム、ジクロルメタン、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ジメチルホルムアミド、ジ
メチルスルホキシドが挙げられている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、電荷輸送材料は不安定なものが多く、特にこれ
を溶媒に溶解した状態では、保存中に劣化が生じ、その
後に塗布した感光体の応答特性の悪化、感度の低丁、残
留電位の増加などが生じることが多かった。特にバイン
ダポリマ中にポリマ合成の際に用いられた触媒が存在す
る場合、または溶媒が塩素系溶媒の場合に生じやすかっ
た。この劣化は見かけ上コーティング溶液が茶色に着色
することで現れることが多いという問題点があつた。
従ってこの発明では、電荷輸送材料がバインダポリマと
共に溶媒に溶解した状態にあるコーティング溶液の劣化
を防止し、このコーティング溶液を用いることにより、
感度、応答速度などの特性の改羨された電子写真感光体
及びその製造方法を提供することを目的とする。
く問題点を解決するための手段) 本発明は電荷輸送材料とバインダポリマを有機溶媒に溶
解したコーティング溶液に特定の劣化防止剤を添加し、
このコーティング溶液を用いて電荷輸送部分を形成する
ことにより上記目的が達成されることを知見したことに
基づくものである。
従って本発明は、導電性支持体りに電荷発生を行う部分
と電荷輸送を行う部分を別々の材料に分担させて形成し
た機能分離型室f写真感光体において、電荷輸送部分に
次の 般式、 Rs (式中のR,、R2,Ra、R4及びR5は2つ以トが
同じものか、またはそれぞれ異なるもので水素原f、ハ
ロゲン原T、水酸基、アミノ基、などのアルキル基で置
換されたアミノ基、などのアシル基で置換されたアミノ
基、などの低級アルキル基、アリール基、−ococH
5などのアシロキシ基、−0CH3、−oc、 Hsな
どのアルコキシ基を示し、かっR1へR5の内のいずれ
か一つは必ず水酸基またはアミノ基を示す)で表される
2価フェノールまたはその誘導体或はアミノフェノール
またはその誘導体、或は次の一般式、 (式中のRa 、Fly 、Ra 、R9、R10、R
11、R12、R11、R14、RIS及びR16は2
つ以トが同じものか、またはそれぞれ異なるもので水素
原t、ハロゲン原子、水酸基、アミノ基、などのアルキ
ル基で置換されたアミノ基、などのアシル基で置換され
たアミノ基、などの低級アルキル基、アリール基、−o
cocH3などのアシロキシ基、−0CH:l、−0C
zHsなどのアルコキシ基を示す)で表されるジフェニ
ルアミンが劣化防止剤として添加されていることを特徴
とする電T写真感光体に関するものである。
本発明の電子写真感光体は式(1)または式(2)の2
価フェノール、アミノフェノール或はジフェニルアミン
またはこれ等の誘導体が劣化防止剤として電荷輸送材料
に含まれているため応答速度が速く、残留電位が小さく
、高感度という優れた特性を存するものである。
本発明はまたト記電子写真感光体の製造方法に関するも
のであり、この方法は導電性支持体りに電荷発生を行う
部分と電荷輸送を行う部分を別々の材料に分担させて形
成する機能分離型電T写真感光体を製造するに当り、電
荷輸送層を電荷輸送材料とバインダポリマを有機溶媒に
溶解した溶液中にL記式(1)または式(2)の2価フ
ェノール、アミノフェノール或はジフェニルアミンまた
はこれ等の誘導体を劣化防止剤として添加してコーテイ
ング液として用い、導電性支持体と或は導電性支持体E
の電荷発生層トに塗布、乾燥して形成することを特徴と
する。
本発明の方法に用いるコーティング溶液を形成するため
の電荷輸送材料、バインダポリマ及び有機溶媒は、従来
用いられているものを用いることが出来、式(1)また
は(2)で表される劣化防止剤は電荷輸送材料とバイン
ダポリマと溶媒の合計の重かに対し0.0001%以E
好ましくは0.1〜0.001%添加する。劣化防止剤
が0.00旧重量%より少なくなると添加する効果が得
られず、一方、L限は使用する溶媒に対する溶解度で決
まるもので通常1重量%より多くする必要はない。また
本発明の方法においては感光体の応答特性を良くするE
でバインダポリマと電荷輸送材料の混合割合は重量比で
4:1〜l:1の範囲とするのが好ましい。
一般に、電荷輸送層の形成に用いるコーティング溶液に
添加剤を加えると、作成した感光体の特性が悪化するこ
とが多かったが、本発明における劣化防止剤はこのよう
な悪影響を及ぼすことなく、添加により感光体の特性が
飛躍的に向トする。
(実施例) 以下、この発明の電子写真感光体及びその製造方法の実
施例につき説明する。しかしながら、以Fに述べるこの
発明の実施例はこの発明の範囲内の好ましい指定の使用
材料、数値的条件及び配置関係で説明しであるが、これ
らは単なる例示にすぎずこの発明はこれらの使用材料、
数値的条件及び配置関係にのみに限定されるものでない
こと明らかである。
叉1」口2 アルミニウム基村上に、インジウムフタロシアニン(特
開昭59−44054号公報)の蒸着膜を0.2μm形
成し、電荷発生層を形成した。
この電荷発生層トに、F記の組成の電荷輸送層形成用コ
ーティング溶液1〜16を用いて、15μmの電荷輸送
層をディップコーティング法で形成して実施例の電子写
真感光体上〜16をそれぞれ得た。
これ等の感光体の断面構造を第1図に示す。図面中11
はアルミニウム基材、12はインジウムフタロシアニン
蒸着層、厚さ0.2μm、 13は電荷輸送層、厚さ1
5μmである。
コーチ ング゛ コーティング溶液1 (イ)バインダポリマ:ポリエステル樹脂()\イロン
200  東洋紡(株) 製、商品名)600g (ロ)電荷輸送材料:1,2,3.4−テトラヒドロキ
ノリン−6−カルボ キシアルデヒドヒドラゾン 誘導体(特開昭60−146248 号公報)(亜南香料産業 (株)製)300g (ハ)溶媒:クロロホルム(0,5%分解防止用エチル
アルコール含有)特級、関東化 学(株) 5J) 2000m l (ニ)劣化防止剤:p−ジヒドロキシベンゼン(東京化
成(株)製)0.3g H コーティング溶液2 (イ)バイロン200          600 g
(ロ)式(3)のヒドラゾン      300g(ハ
)ジオキサ:/           2500m 1
1シクロへキサノン        500m 42(
ニ)p−ジヒドロキシベンゼン    0.3gコーテ
ィング溶液3 (イ)バインダポリマ、ポリカーボネート(レキサン+
41 、エンジニアリングプラスチックス(株)製、商
品名)       400 g(ロ)式(3)のヒド
ラゾン      400g(ハ)クロ0ホルム   
     2000mff1(ニ)p−ジヒドロキシベ
ンゼン    0.3gコーティング溶液4 (イ)バイロン200          600 g
(ロ)式(3)のヒドラゾン      200g(ハ
)トルエン、ELS (関東化学(株)製)00mj2 メチルエチルケトン、ELS(関東化学(株)製)  
        :lOOmj2酢酸ブチル、ELS 
(関東化学(a)製)600mffi シクロヘキサノン、特級(関東化学(株)製)    
         300mj2(ニ)ρ−ジヒドロキ
シベンゼン    0.4 gコーティング溶液5 (イ)バイロン200           600 
g(ロ)電荷輸送材料、p−ジエチルアミノベンズアル
デヒドジフェニルヒド ラゾン(亜南香料産業 (株)製)(特開昭 60−146248号公報)200g (ハ)トルエン           900mRメチ
ルエチルケトン      300mJL酢酸ブチル 
         600muシクロヘキサノン   
    :lloomffi(ニ)p−ジヒドロキシベ
ンゼン    0.4 gコーティング溶液6 (イ)バイロン200           600 
g(ロ)式(3)のヒドラゾン      300g(
ハ)ジクロルメタン        2000m l(
ニ)p−ジヒドロキシベンゼン    0.3gコーテ
ィング溶液7 (イ)バイロン200           600 
g(ロ)電荷輸送材料、1−フェニル−3(p−ジエチ
ルアミノスチリル)− 5−(P−ジエチルアミノ フェニル)−2−ピラゾリ ン(亜南香料産業(株) 製)        :100 g (ハ)クロロホルム         2000m l
(ニ)p−ジヒドロキシベンゼン    0.3gコー
ティング溶fi8 (イ)バイロン200           600 
g(ロ)式(3)のヒドラゾン      300 g
(ハ)クロロホルム         2000m l
(ニ)0−ジヒドロキシベンゼン(東京化成(株)製)
           0.3 gコーティング溶液9 (イ)バイロン200           600 
g(ロ)式(3)のヒドラゾン      300g(
ハ)クロロホルム         20QOm fl
(ニ)m−ジヒドロキシベンゼン(東京化成(株)製)
           0.1 gH コーティング溶液10 (イ)バイロン200           600 
g(ロ)式(3)のとドラシン      300g(
ハ)クロロホルム         2000m 1(
−)2.5−tert−ブチル−1,4−ビトロキシベ
ンゼン(東京化成(株)製)0.3gコーティング溶液
11 (イ)バイロン200           600 
g(ロ)式(3)のヒドラゾン      300g(
ハ)クロロホルム         2000m It
(ニ)2−メチル−1,4−ジヒドロキシベンゼン(東
京化成(株)製)       0.3 gコーティン
グ溶液12 (イ)バイロン200          600 g
(ロ)式(3)のとドラシン      300g(A
 ) クロロ*ルb          2000m 
l(ニ)1,4−ジヒドロキシ−2−メトキシベンゼン
(東京化成(株)製)      0.3 gコーティ
ング溶液13 (イ)バイロン200          600 g
(ロ)式(3)のヒドラゾン      300g(ハ
)クロロホルム         2000m l(ニ
)1.3−ジヒドロキシ−2−エチルベンゼン(東京化
成(株)製)       0.3 gコーティング溶
液14 (イ)バインダポリマ(ポリエステル、アドヒーシブ4
9000デュポン社製、商品名)600g(ロ)式(3
)のヒドラゾン      300g(ハ)クロロホル
ム/ム3000ml (ニ)p−ジヒドロキシベンゼン    0.4gコー
ティング溶液15 (イ)バインダポリマ(ポリエステル、NAPPA脂、
鐘淵化学工X(株)製)    600g(ロ)式(3
)のとドラシン      300g(ハ)ジクロルメ
タ:/         3000m l(ニ)p−ジ
ヒドロキシベンゼン    0.4gコーティング溶液
16 (イ)バイロン200          600 g
(ロ)式(3)のヒドラゾン      300 g(
ハ)クロロホルム         2000m悲(ニ
)クロロヒドロキノン(東京化成(株)製)0.3 g 次に比較のため劣化防止剤を添加しなかった以外は実施
例の感光体上〜16と同様の成分から成る比較例の感光
体+01−116を作製した。これらの感光体の光減衰
特性をGENTEC社製光減衰特性測定システムを用い
て測定した。表面電位は、TREC社362A型透光プ
ローブ付き高速表面電位計を用い測定し、この結果をA
tJTNIC5社512型デジタルメモリに蓄積し、解
析した。
得た結果を第2図及び表1と表2に示す。第2図は面記
コーティング溶液1を用いて作製した実施例の感光体上
と劣化防止剤を含まない溶液を用いて作製した比較例の
感光体lotの双方の応答特性を比較したものである。
曲線すがp−ジヒドロキシベンゼンを添加した場合、曲
線aが添加しなかった場合である。第2図の露光条件は
、800nmの150μW/cm2の光を20m se
c間照耐照射ものである。
第2図の曲線すのように劣化防止剤の存在により、応答
速度が速くなり、初期電位600 Vが100Vに減衰
するまでの時間は0.12秒であるが、劣化防止剤なし
の曲線aの場合は約t、a秒を要した。第2図のデータ
はコーティング溶液を:JA1合した後、透明カラス容
器に入れ、室内光Fに 週間放置した後の溶液を用いて
作成した感光体のものである。また劣化防止剤の存在は
、応答速度以外の他の特性に悪影響を学えることは全く
なかった。
また第3図に露光パワーを変化させて20msecの光
パルスを照射した場合の光による放電特性(Photo
  Induced  Discharge  Cur
ve)を示す。第2図と同様に曲線dが劣化防止剤p−
ジヒドロキシベンゼンの存在するもの、曲線Cが劣化防
止剤の含まれないものである。表面電位は光パルス照射
後0.5 sec後の値を用いた。第3図から曲idの
半減露光量で表した感度は、0.4μJ/cm”であっ
たが、曲線Cは0.9μJ/cm2であり、劣化防止剤
の存在する方が感度が高かった。
次の表1に実施例の感光体上〜16と表2に比較例の劣
化防止剤のないものを用いた感光体の特性を示す。これ
らの表の値はコーティング溶液を調合した後、透明ガラ
ス容器に入れ、室内光Fに一週間放置した後のものをコ
ーティングした感光体のものである。
1記表1の感光体上〜■6のように2価フェノールまた
はベンゼン環の水素の1つ以Eを電I供午性基で置換し
た2価フェノール誘導体を劣化防止剤として添加した感
光体は、応答速度が著しく速くなり、感度も高くなる。
さらに残留電位も小さい値となる。
この理由は電荷輸送層中の電荷輸送材料の劣化生成物に
よるトラップが減少し、電荷輸送が効率良く行われるた
めと考えられる。すなわち本発明の添加剤は電荷輸送材
料及び溶媒の分解を抑制するために有効に働いている。
表1 表2 Lliii璽ユ 実施例1において電荷輸送層形成用コ、−ティング溶液
の組成をF記のコーティング溶液17〜29のように変
えた以外は同様にして第り図に示す断面構造を有する実
施例の感光体上7〜29をそれぞれ作製した。
コーティング′ の組 コーティング溶液17 (イ)バインダポリマ、ポリエステル樹脂、バイロン2
00             600 g(ロ)電荷
輸送材料、式(3)のヒドラゾン00g (ハ)溶媒、クロロホルム      2000m l
(ニ)劣化防止剤、ジフェニルアミン(東京化成(株)
製)          300mgコーティング溶液
18 (イ)バイロン200           600 
g(ロ)式(3)のとドラシン      300 g
(ハ)ジオキサン          2500m l
シクロへキサノン       500mM(ニ)ジフ
ェニルアミン       300mgコーティング溶
液19 (イ)レキサン141           400 
g(ロ)式(3)のとドラシン      400g(
ハ)クロロホルム         2000m 41
(ニ)ジフェニルアミン       300mgコー
ティング溶液20 (イ)バイロン20060Og (ロ)式(3)のヒドラゾン      200g(ハ
)トルエン、ELS         900mJZメ
チルエチルケトン、ELS   300mff1酢酸ブ
チル、ELS       600mILシクロヘキサ
ノン、特級    300mff1(ニ)ジフェニルア
ミン       300mgコーティング溶液21 (イ)バイロン200           δoo 
g(ロ)式(4)のとドラシン      200 g
(ハ)トルエン            900mQメ
チルエチルケトン      300mQ酢酸ブチル 
         600mJ2シクロへキサノン  
     300mM(ニ)ジフェニルアミン    
   300mgコーティング溶液22 (イ)バイロン200            ft0
0 g(ロ)式(3)のとドラシン      300
 g(ハ)ジクロルメタン        2000m
 l(ニ)ジフェニルアミン       300mg
コーティング溶液23 (イ)バイロン200          600 g
(ロ)式(5)のピラゾリン      300 g(
ハ)クロロホルム         2000m l(
ニ)ジフェニルアミン       300mgコーテ
ィング溶液24 (イ)バイロン200           600 
g(ロ)式(3)のヒドラゾン      300 g
(ハ)クロロホルム         2000m l
(ニ)2.4−ジアミノジフェニルアミン(東京化成(
株)製)         300mgコーティング溶
液25 (イ)バイロン200           600 
g(ロ)式(3)のとドラシン      300 g
(ハ)り00ホルム         2000m l
(ニ) 3.:l ’ −ジヒドロキシジフェニルアミ
ン(東京化成(株)製)      300mgコーテ
ィング溶ン夜26 (イ)バイロン200           600 
g(ロ)式(3)のヒドラゾン      300g(
ハ)クロロホルム         2000m n(
ニ)N−メチルジフェ;、ルアミン(東京化成(株)製
)          300mgコーティング溶液2
7 (イ)ポリエステル、アドヒーシブ49000600 
g(ロ)式(3)のとドラシン      300g(
ハ)クロロホルム         3000m l(
ニ)ジフェニルアミン       300mgコーテ
ィング溶液28 (イ)ポリエステル、NAP樹脂    600g(ロ
)式(3)のヒドラゾン      300g(ハ)ジ
クロルメタ’、t         3000m l(
ニ)ジフェニルアミン       300mgコーテ
ィング溶液29 (イ)バイロン200           600 
g(ロ)式(3)のとドラシン      300g(
ハ)クロロホルム2000m 11 (ニ)3−クロロジフェニルアミン(東京化成(株)製
)          300mgC1、 次に比較のため劣化防止剤を添加しなかった以外は実施
例の感光体上7〜29と同様の成分から成る比較例の感
光体上17〜129を作製した。これらの感光体の光減
衰特性を実施例1に記載したと同様に測定した。得た結
果を第4図及び表3と表4に示す。第4図は航記コーテ
ィング溶液17を用いて作製した実施例の感光体上7と
、劣化防止剤を含まない溶液を用いて作製した比較例の
感光体+17の双方の応答特性を比較したものである。
曲線eがジフェニルアミンを添加した場合、曲線aが添
加しなかった場合である。第4図の露光条件は800n
mの150μW/cm2の光を20m sec間照耐照
射ものである。
第4図の曲線eのように劣化防止剤の存在により、応答
速度が速くなり、初期電位600Vが100 Vに減衰
するまでの時間は、0.14秒であるが、劣化防止剤な
しの場合は1.8秒を要した。
第4図のデータはコーティング溶液を調合した後、透明
ガラス容器に入れ室内光ドに 週間放置した後の溶液を
用いて作成した感光体のものである。また、添加剤の劣
化防止剤の存在は、応答速度以外の他の特性に悪59g
を与えることは全くなかった。
また第5図に露光パワーを変化させて20m5ecの光
パルスを照射した場合の光による放電特性を示す。第4
図と同様に曲線fが劣化防止剤ジフェニルアミンの存在
するもの、曲線Cが劣化防止剤を含まないものである。
表面電位は光パルス照射後、0.5秒後の値を用いた。
第5図から曲線fの半減露光量で表した感度は0.5μ
J / c m ”であったが、曲線Cは0.9μJ 
/ c m 2であり、劣化防止剤の存在する方が感度
が高かった。
次の表3に、実施例の感光体上7〜29と表4に比較例
の劣化防止剤を含まないものを用いた感光体上17〜1
29の特性を示す。これらの表の値は、コーティング溶
液を調合後、透明ガラス容器に入れ、室内光Fに一週間
放置した後のものをコーティングした感光体のものであ
る。
表3の感光体上7〜29のように、ジフェニルアミンま
たは1つ以トの電子供トj性基で置換されたジフェニル
アミン誘導体を添加した感光体は、実施例1に記載した
と同様の理由により、応答速度が著しく速くなり、感度
も高くなり、さらに残留電位も小さい値となる。
表4 実jd性ユ 実施例1において電荷輸送層形成用コーティング溶液の
組成をド記のコーティング溶液30〜42のように変え
た以外は同様にして第1図に示す断面構造を有する実施
例の感光体30〜42をそれぞれ作製した。
コーティング・′−の組 コーティング溶fi、30 (イ)バインダポリマ、ポリエステル樹脂、バイロン2
00              600 g(ロ)電
荷輸送材料、式(1)のとドラシン00 g (ハ)溶媒、クロロホルム      2000m l
(ニ)劣化防止剤、p−アミノフェノール(東京化成(
株)製)         200mgHz コーティング溶液31 (イ)バイロン200           800 
g(ロ)式(3)のヒドラゾン      300 g
(ハ)ジオキサン          2500m f
lシクロへキサノン       500mjl(ニ)
p−アミノフェノール     300mgコーティン
グ溶液32 (イ)レキサン141           400 
g(ロ)式(3)のとドラシン      400 g
(ハ)クロロホルム         2000m l
(ニ)p−アミノフェノール     200mgコー
ティング溶液33 (イ)バイロン200           600 
g(ロ)式(3)のヒドラゾン      200 g
(ハ)トルエン、ELS         900mQ
メチルエチルケトン、ELS   :]OOmj2酢酸
ブチル、ELS       600mILシクロヘキ
サノン、特級    300mj2(ニ)p−アミノフ
ェノール     200mgコーティング溶液34 (イ)バイロン200          600 g
(ロ)式(4)のとドラシン      200 g(
ハ)トルエン           900mfiメチ
ルエチルケトン      300m!酢酸ブチ7L/
           600m1シクロへキサノン 
      300mJZ(ニ)p−アミノフェノール
     200mgコーティング溶液35 (イ)バイロン200          600 g
(ロ)式(3)のとドラシン      300g(ハ
)ジクロルメタン        2000m l(ニ
)p−アミノフェノール     200mgコーティ
ング溶液36 (イ)バイロン200          600 g
(ロ)式(5)のピラゾリン      300g(ハ
)クロロホルム         2000m 11(
ニ)P−アミノフェノール     200mgコーテ
ィング溶液37 (イ)バイロン700           600 
g(ロ)式(3)のヒドラゾン      300g(
ハ)クロロホルム         2000m 11
(ニ)O−アミノフェノール(東京化成(株)コーティ
ング溶液38 (イ)バイロン200           600 
g(ロ)式(3)のとドラシン      300g(
ハ)クロロホルム         2000m l(
ニ)m−アミノフェノール(東京化成(株)コーティン
グ溶液39 (イ)バイロン200           600 
g(ロ)式(3)のヒドラゾン      300 g
(ハ)クロロホルム         2000m Q
(ニ)3−メチル−4−アミノフェノール(東京化成(
株)製)         :100mgコーティング
溶液40 (イ)ポリエステル、アドヒーシブ49000600 
g(ロ)式(3)のとドラシン      300 g
(ハ)クロロホルム3000riIIL(ニ)P−アミ
ノフェノール     200mgコーティング溶液4
1 (イ)ポリエステル、NAP樹脂    600g(ロ
)式(3)のとドラシン      300g(ハ)ジ
クロルメタン3000mft (ニ)p−アミノフェノール     200mgコー
ティング溶液42 (イ)バイロン200           600 
!(ロ)式(3)のヒドラゾン      300g(
ハ)クロロホルム         2000m l(
ニ)4−クロロ−2−アミノフェノール(東京化成(株
)製)         200mgα 次に比較のため劣化防止剤を添加しなかった以外は実施
例の感光体30〜42と同様の成分から成る比較例の感
光体上30〜142を作製した。これらの感光体の光減
衰特性を実施例1に記載したと同様に測定した。得た結
果を第6図及び表5と表6に示す。第6図は前記コーテ
ィング溶液30を用いて作製した実施例の感光体30と
、劣化防止剤を含まない溶液を用いて作製した比較例の
感光体上30の双方の応答特性を比較したものである。
曲線gがp−アミノフェノールを添加した場合、曲線a
が添加しなかった場合である。第6図の露光条件は80
0nmの150μW/cm”の光を20m sec間照
射したものである。
第6図の曲線gのように劣化防止剤の存在により、応答
速度が速くなり、初期電圧600vが100 Vに減衰
するまでの時間は0.12秒であるが、劣化防止剤なし
の場合は1.8秒を要した。第6図のデータは、コーテ
ィング溶液を一調合した後、透明ガラス容器に入れ室内
光ドに−・週間放置した後の溶液を用いて作成した感光
体のものである。また、添加剤の劣化防止剤の存在は、
応答速度以外の他の特性に悪影習を学えることは全くな
かった。
また第7図に露光パワーを変えて20m secの光パ
ルスを照射した場合の光による放電特性を示す。第6図
と同様に曲線りが劣化防止剤p−アミノフェノールの存
在するもの、曲線Cが劣化防止剤を含まないものである
。表面電位は光パルス照射後0.5秒後の値を用いた。
第7図から曲線りの半減露光量で表わした感度は0.5
μJ/cm”であったが、曲線Cは0.9μJ / c
 m 2であり、劣化防止剤の存在する方が感度が高か
った。
次に表5に実施例の感光体30〜42と表6に比較例の
劣化防止剤を含まないものを用いた感光体上30〜14
2の特性を示す。これらの値はコーティング溶液を調合
した後、透明ガラス容器に入れ、室内光ドに−・週間放
置した後のものをコーティングした感光体のものである
表5の感光体30〜42のように、アミノフェノールま
たはベンゼン環の水素の1つ以上を電子供学性基で置換
したアミノフェノール誘導体を添加した感光体は、実施
例1に記載したと同様の理由により応答速度が著しく速
くなり、感度も高くなり、さらに残留電位も小さい値と
なる。
表5 尚、ト述した実施例を、アルミニウム基材Eに電荷発生
層と電荷輸送層とを順次に積層した構造の電r写真感光
体とした例で説明した。しかし、この発明の電子〜写真
感光体を第8図に示すようにアルミニウム基材トに電荷
輸送層を設けこの電荷輸送層Eに電荷発生層を設けた構
造のものとしても良い。このような場合であれば、電荷
発生層Eに、電子写真感光体に耐剛性を持たせかつ電荷
輸送が可能なオーバコート層14を設ける。このオーバ
ーコート層14を、バインダポリマと、例えばトリニト
ロフルオレノンとを重量比でl:1に混合しこれらを例
えばトリクレンに溶解させた溶液をコーティングするこ
とによって形成することが出来る。又、このオーバーコ
ート層の層厚を2〜3μmとするのが好適である。尚、
このオーバコート層のバインダポリマとしてはポリエス
テル、ポリカーボネート等を用いることが出来る。
(発明の効果) 以り説明してきたように、本発明の電子写真感光体は、
電荷輸送部分に一般式(1)または(2)で示す2価フ
ェノール、アミノフェノールまたはジフェニルアミン或
はそれらの誘導体を劣化防止剤として添加したことによ
り、感光体の応答特性と感度を飛躍的に敗訴することが
出来る。
また従来は、電荷輸送材料のコーティング溶液を調合し
た後、コーティング溶液の劣化があり、長期にわたり、
安定な品質の感光体を製造することは極めて困難であっ
たが、本発明による劣化防止剤をコーティング溶液に加
えることにより、優れた品質の感光体を長期にわたり安
定に製造することが出来る。
さらにコーテイング後の感光体の電荷輸送部分はH記劣
化防止剤である退元刑を含むことにより、酸素、オゾン
などによる酸化を防止することが出来るという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例及び比較例の感光体の断面図、第2図は
感光体上及び101の光減衰特性を示す曲線図。 第3図は感光体上及び101の光による放電特性を示す
曲線図、 第4図は感光体t7及び117の光減衰特性を示す曲線
図、 第5図は感光体上7及び117の光による放電特性を示
す曲線図、 第6図は感光体30及び130の光減衰特性を示す曲線
図、 第7図は感光体30及び+30の光による放電特性を示
す曲線図、 第8図はこの発明の感光体の他の実施例を示す断面図で
ある。 11−・アルミニウム基材、 +2−・インジクムフタロシアニン蒸着層、+ 3−・
・電荷輸送層 14−・オーバーコート層。 特許出願人    沖電気]:業株式会社1ドアルミニ
ウム藤IF? 12:インジウムフタロシアニン魚1層/J 二t7:
r n+ L 4 二の°叩ヒ日14め119月1;4災1ろ僅各T夏13
.光4条ρJう′面図第1図 表60電位 (V’) 表rfD穿纏 (v) 表 ”5rJ’ti47L(V’) 表面1!値 (’V) z 6ON4t  (V ン 11信(す

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)導電性支持体上に、電荷発生を行う部分と電荷輸
    送を行う部分を別々の材料に分担させて形成した機能分
    離型電子写真感光体において、電荷輸送部分に次の一般
    式、 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中のR_1、R_2、R_3、R_4、及びR_5
    は2つ以上が同じものか、またはそれぞれ異なるもので
    水素原子、ハロゲン原子、水酸基、アミノ基、アルキル
    基またはアシル基で置換されたアミノ基、低級アルキル
    基、アリール基、アシロキシ基、アルコキシ基を示し、
    かつR_1〜R_5の内いずれか一つは必ず水酸基また
    はアミノ基を示す)で表される2価フェノールまたはそ
    の誘導体或はアミノフェノールまたはその誘導体か或は
    次の一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式中のR_6、R_7、R_8、R_9、R_1_0
    、R_1_1、R_1_2、R_1_3、R_1_4、
    R_1_5及びR_1_6は、2つ以上が同じものか、
    またはそれぞれ異なるもので水素原子、ハロゲン原子、
    水酸基、アミノ基、アルキル基またはアシル基で置換さ
    れたアミノ基、低級アルキル基、アリール基、アシロキ
    シ基、アルコキシ基を示す)で表されるジフェニルアミ
    ンが劣化防止剤として添加されていることを特徴とする
    電子写真感光体。
  2. (2)劣化防止剤がp−ジヒドロキシベンゼン、o−ジ
    ヒドロキシベンゼン、m−ジヒドロキシベンゼン、2,
    5−tert−ブチル−1,4−ヒドロキシベンゼン、
    2−メチル−1,4−ヒドロキシベンゼン、1,4−ジ
    ヒドロキシ−2−メトキシベンゼンまたは1,3−ジヒ
    ドロキシ−2−エチルベンゼンである特許請求の範囲第
    1項記載の電子写真感光体。
  3. (3)劣化防止剤がジフェニルアミン、2,4−ジアミ
    ノジフェニルアミン、3,3′−ジヒドロキシジフェニ
    ルアミン、またはN−メチルジフェニルアミンである特
    許請求の範囲第1項記載の電子写真感光体。
  4. (4)劣化防止剤がp−アミノフェノール、o−アミノ
    フェノール、m−アミノフェノールまたは3−メチル−
    4−アミノフェノールである特許請求の範囲第1項記載
    の電子写真感光体。
  5. (5)導電性支持体上に電荷発生を行う部分と電荷輸送
    を行う部分を別々の材料に分担させて形成する機能分離
    型電子写真感光体を製造するに当り、電荷輸送層を電荷
    輸送材料とバインダポリマを有機溶媒に溶解した溶液中
    に次の一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中のR_1、R_2、R_3、R_4及びR_5は
    2つ以上が同じものか、またはそれぞれ異なるもので水
    素原子、ハロゲン原子、水酸基、アミノ基、アルキル基
    またはアシル基で置換されたアミノ基、低級アルキル基
    、アリール基、アシロキシ基、アルコキシ基を示し、か
    つR_1〜R_5の内いずれか一つは必ず水酸基または
    アミノ基を示す)で表される2価フェノールまたはその
    誘導体或はアミノフェノールまたはその誘導体か或は次
    の一般式、▲数式、化学式、表等があります▼(2) (式中のR_6、R_7、R_8、R_9、R_1_0
    、R_1_1、R_1_2、R_1_3、R_1_4、
    R_1_5及びR_1_6は2つ以上が同じものか、ま
    たはそれぞれ異なるもので水素原子、ハロゲン原子、水
    酸基、アミノ基、アルキル基またはアシル基で置換され
    たアミノ基、低級アルキル基、アリール基、アシロキシ
    基、アルコキシ基を示す)で表されるジフェニルアミン
    またはその誘導体を劣化防止剤として添加してコーティ
    ング溶液として用い、導電性支持体上或は導電性支持体
    上の電荷発生層上に塗布、乾燥して形成することを特徴
    とする電子写真感光体の製造方法。
  6. (6)劣化防止剤をコーティング溶液に電荷輸送材料と
    バインダポリマと溶媒の合計に対して0.0001重量
    %以上添加する特許請求の範囲第5項記載の電子写真感
    光体の製造方法。
  7. (7)劣化防止剤としてp−ジヒドロキシベンゼン、o
    −ジヒドロキシベンゼン、m−ジヒドロキシベンゼン、
    2,5−tert−ブチル−1,4−ヒドロキシベンゼ
    ン、2−メチル−1,4−ヒドロキシベンゼン、1,4
    −ジヒドロキシ−2−メトキシベンゼンまたは1,3−
    ジヒドロキシ−2−エチルベンゼンを用いる特許請求の
    範囲第5項または第6項記載の電子写真感光体の製造方
    法。
  8. (8)劣化防止剤としてジフェニルアミン、2,4−ジ
    アミノジフェニルアミン、3,3′−ジヒドロキシジフ
    ェニルアミンまたはN−メチルジフェニルアミンを用い
    る特許請求の範囲第5項または第6項記載の電子写真感
    光体の製造方法。
  9. (9)劣化防止剤としてp−アミノフェノール、o−ア
    ミノフェノール、m−アミノフェノール、または3−メ
    チル−4−アミノフェノールを用いる特許請求の範囲第
    5項または第6項記載の電子写真感光体の製造方法。
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