JPS63140767A - 自動はんだ付け用フィクスチャ - Google Patents

自動はんだ付け用フィクスチャ

Info

Publication number
JPS63140767A
JPS63140767A JP3209487A JP3209487A JPS63140767A JP S63140767 A JPS63140767 A JP S63140767A JP 3209487 A JP3209487 A JP 3209487A JP 3209487 A JP3209487 A JP 3209487A JP S63140767 A JPS63140767 A JP S63140767A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
work
fixture
holding frame
soldering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3209487A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0344870B2 (ja
Inventor
Tsugunori Masuda
増田 二紀
Shinsaku Kuranari
鞍成 慎作
Yoshi Fukuhara
福原 由
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamura Corp
Original Assignee
Tamura Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamura Corp filed Critical Tamura Corp
Priority to JP3209487A priority Critical patent/JPS63140767A/ja
Publication of JPS63140767A publication Critical patent/JPS63140767A/ja
Publication of JPH0344870B2 publication Critical patent/JPH0344870B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Molten Solder (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、集積回路デバイス等のリードにはんだ付けを
行う自動はlυだ付け用フィクスチャに関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、特公昭58−57269号公報に示されるように
多数の集積回路デバイス(以下、ワークという)のリー
ドをはんだ付けする際にこの多数のワークを整列支持す
るはんだ付け用フィクスチャが公知である。
この公知のフィクスチャは、同一の枠体内に下側支持線
部材と上側支持線部材とを設け、前記枠体に穿設した挿
入口から前記両支持線部材間に多数のワークを連続的に
スライドさせて挿入し、前記挿入口に設けたゲート体を
閉じてこのフィクスチャをはんだ付けラインの搬送ホル
ダに係着するようにしている。
この公知のフィクスチャは、デュアルインラインパッケ
ージタイプICのようにICパッケージの2面にリード
を設けてなるワークに適し、このワークの両側のリード
が下側支持線部材を跨ぐようにして下側支持線部材上に
載りスライドする。
しかし、近年、プリント配mw、板等に対する表面実装
型ICとして盛んに使用されるようになったフラットパ
ッケージタイプIdのようにリードがICパッケージの
4面に設けられているタイプのワークは、前記公知のフ
ィクスチャに装着することができない。前記挿入時に前
後方向に位置することになるリードが上側支持線部材と
干渉するからである。
そこで、この種の4面リードタイプICのリードをはん
だ付けするためのフィクスチャとして、特願昭60−2
89019号(出願中A)の明細書および図面に記載さ
れているように、外枠の内部に間隙を介して平行に配列
された少なくとも一対の下側支持部材が架設され、この
相互に対となる下側支持部材の上面部に前記間隙と直交
する方向性の凹溝が設けられ、前記下側支持部材の上面
部であって前記間隙と凹溝とが交差する部分の4箇所の
角部にICパッケージの4隅部が嵌着される嵌着溝が設
けられ、前記外枠の内部に上側から内枠が着脱自在に1
■合され、この内枠の内部に前記上側支持部材上に嵌着
されたICパッケージの上面を係止するための上側係止
部材が前記下側支持部材に沿って架設されたはんだ付け
用フイクスヂャや、特願昭61−145670号(出願
中B)の明1111および図面に記載されているように
、外枠の内部に受け部材が架設され、この受け部材の上
側にICパッケージのF面を支持する凸部が一体成形さ
れ、前記外枠の内部に上側から押え部材が着脱自在に嵌
合され、この押え部材に前記凸部上に載せられたICパ
ッケージの上部に嵌合する凹部が形成されたはんだ付け
用フィクスチャが開発された。
(発明が解決しようとする問題点) 前記出願中Aのフィクスチャは、内枠に設けられた取手
を持って、この内枠をワーク装着済みの外枠に嵌入する
ものであり、また前記出願中日のフィクスチャは、押え
部材に設けられた取手を持って、この押え部材をワーク
装着済みの外枠に嵌入するものであり、いずれもワーク
の上側に位置するワーク固定部材を手で持って外枠の内
部に挿入しているが、この操作は、外枠とワーク固定部
材との正確な位置決めを前提とするもので、自動化が困
難である。
本発明の目的は、ワークの装着および回収の自動化に対
応できる自動はんだ付け用フィクスチャを提供すること
にある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するだめの手段) 本発明は、複数のワークWを平面的に保持して自助はん
だ付けライン上で搬送される自動はんだ付け用フィクス
チャにおいて、外枠52の内部に格子が形成され、この
格子のそれぞれの交差部分にはんだ付け時にワークWの
上側に位置するワーク受け台61が一体に設けられ、外
枠52に対しはんだ付け時に格子の下側に位置するワー
ク押え枠71が外枠52の一側のヒンジ部53を中心に
開閉自在に設けられ、このワーク押え枠71に前記各ワ
ーク受け台61に装着されたワークWをはんだ付け時に
下側から押圧固定するためのワーク押え金77が設けら
れ、前記外枠52の反ヒンジ側部とワーク押え枠71の
対応部とに相互に係脱自在の係合手段81.84が設け
られた自動はんだ付け用フイクスチャである。
(作用) 本発明のフィクスチャは、ワーク装着時に、はんだ付け
時を基準として上下反転され、下側に反転された外枠5
2内の格子上に位置するワーク受け台61に対してワー
クWが装着され、それからワーク押え枠71が上側から
ヒンジ部53を支点に閉じられ、そのワーク押え金77
によって各ワークWの上面が押圧され固定される。この
押え枠71の外枠52に対する開状態は係合部材81.
84の係合によって保たれる。はんだ付け時は、外枠5
2が上下反転され、ワークWは上記押え金77によって
下側から上側のワーク受け台61に押付けられた状態で
搬送される。
(実施例) 以下、本発明を、図面に示される実施例を参照して詳細
に説明する。
第9図及び第10図は本発明の自動はんだ付け′¥A置
の全体を示し、これらの図に示されるように、ワークW
(第5図及び第6図)がフイクスチセ51(第1図)に
装着されるローディング]−ニット11  、と、はん
だ付けに係る複数のユニットすなわち前処理ユニット1
2、はんだ付けユニット13、洗浄ユニット14、乾燥
ユニット15と、ワークWがフィクスチャ51から回収
されるアンローディングユニット16とが順次配列され
ている。
前記各ユニット11〜16は、それぞれ分離可能に設け
られ、前記はんだ付けに係る複数のユニット12〜15
は、上部の同一レベルに、ワークWが装着されたフィク
スチャ51(第7図)を搬送するはんだ付け用コンベヤ
21がそれぞれ設けられ、下部の同一レベルに、ワーク
が取外されたフイクスチャを搬送する戻し用コンベヤ2
2がそれぞれ設けられている。
第11図は、前記はんだ付け用コンベヤ21及び戻し用
コンベヤ22を、前記はんだ付けユニット13について
例示したものであり、このコンベヤ21゜22は、第7
図に示されるように一対の無端チェノによって構成され
るフリーコンベヤであり、この一対のチェン間に載せら
れたフイクスチャ51は、チェノの移動中にも、各ユニ
ット12〜15中に設けられた図示しないストッパによ
って係止可能である。第11図において、フレーム23
に取付けられた共通のモータ24の回転が、上側及び下
側のチェノによる回転伝達1構25.26を介して、前
記コンベヤ21.22の駆動スプロケットに伝えられる
。上側のはんだ付け用コンベヤ21への回転伝達経路中
には、回転方向逆転用の一対のギヤ27が設けられ、下
側の戻し用コンベヤ22がフイクスチャを左方に搬送す
るのに対して、この上側のコンベヤ21は、フィクスチ
ャを右方に搬送する。
第10図に示されるように、前記前処理ユニット12は
、ワーク等に付いている汚れを洗い落すためのもので、
汚れ落し液にてワーク等を洗浄するブリ・クリーニング
・バス31と、温水または冷水でワーク等を洗浄するブ
リ・リンシング・バス32およびシャワー32aと、ワ
ーク等に付いた洗浄液を吹飛ばすためのエアブロ−33
とが一体に設けられている。また前記はんだ付けユニッ
ト13は、ワークにフラックス付けを行う噴流式フラク
サ34と、過剰に付着したフラックスをエアで除去する
ためのエアナイフ35と、ワークを予加熱するブリヒー
タ36と、ワークに噴流はんだを供給する噴流式はんだ
槽37と、冷却ファン38とが一体に設けられている。
さらに前記洗浄ユニット14は、ワークWやフィクスチ
ャ51に付着しているフラックスを除去するためのもの
であり、前記ワーク等を温水または冷水で洗浄するため
のポスト・リンシング・バス41およびシャワー41a
と、その洗浄液をエアで吹飛ばすエアブロ−42とが一
体に設けられている。
さらに前記乾燥ユニット15は、洗浄侵のワーク等を完
全に乾燥するためのものであり、乾燥用ヒータ43と、
冷却ファン44とが一体に設けられている。
そして、これらの各ユニット12.13.14.15は
、それぞれフード45によって覆われ、さらに前処理ユ
ニット12及びはんだ付けユニット13のフード45に
は排気ダクト46が設けられている。
この多数の分υ1型ユニット11〜16によって構成さ
れる自動はんだ付けラインは、フィクスチャの搬送方向
を転換するコンベヤを各ユニット間に介在させることで
、平面的に見てL形、21形等のレイアウトに配置する
ことも可能であるし、また任意のユニットの前からマニ
ュアルでフィクスチャを割込ま眩ることが可能である。
次に、第1図乃至第8図は、自動はんだ付け用フィクス
チャ51を示す。
第1図はワーク装着時およびワーク回収時のフィクスチ
ャ51を示し、はんだ付け時から見ると反転された状態
にある。このフイクスチャ51は、4角に形成された外
枠52の内部に3本の支持棒53゜54、55が外枠−
側板52aから外枠他側板52bに掛渡され、ねじ56
によって固定され、この各支持棒に6枚の縦板51が等
間隔で嵌着され、この各縦板57に6枚の横板58が等
間隔に組合されている。この各縦板51と各横板58は
、組合される側に半分ずつ切込溝が設けられ、その切込
溝どうしが相互に嵌合されることによって、格子が形成
されている。
この格子には、縦板57と横板58とが交差する全ての
部分に、交差部を中心にしてワーク受け台61が嵌着さ
れ、溶接付けされている。この各ワーク受け台61は、
丸パイプ材を一定の長さにカットしたものであり、格子
側から切込み形成された切欠)1!62が縦板51およ
び横板58に嵌合され、溶接付けされ、反対側に格子と
同じ方向性の4個のワーク嵌着溝63と、その各@63
の中間に位置する4個のワーク嵌着溝64とが、45°
毎に設けられている。
前記ワーク嵌着溝63には第5図に実線で示されるよう
にワークWの4箇所の角部が嵌着され、また前記ワーク
嵌着溝64には第5図に2点11線で示されるようにワ
ークWの各角部が表着される。
このワークWは、プラスチック・リープイツト・チップ
・キャリア(PLCC)などと呼ばれるフラット・パッ
ケージ・タイプのサーフェイス・マウント・デバイス(
SMD、表面実装型[C)であり、そのパッケージの4
辺に第6図に示されるように多数のリードしが設けられ
ている。このワークWは上向きにセットされるので、そ
のリードしはパッケージの上半部に位置し、前記ワーク
受け台61と接触することがない。
第2図に示されるように、前記3本の支持棒53、54
.55の両側部にはスリーブ状のスペーサ66゜67、
68が嵌着され、これらのスペーサによって前記外枠5
2内の格子が位置決めされている。
第1図に戻って、前記支持棒53はヒンジ部としても機
能し、この支持棒53に前記ワーク受け台61上のワー
クWを固定するためのワーク押え枠71が開閉自在に設
けられている。この押え枠71は、前記支持棒53に3
枚の縦板72の基部73が回動自在にvX着され、この
各縦板72の間に先端の開閉操作板74と中間部の3枚
の横板75とがそれぞれ溶′接付けされている。各縦板
72には前記外枠52と一体の横板58に対応する位置
に凸部76が一体に形成され、この8凸fIS7Bの先
端凹溝に針金状のワーク押え金77が嵌着されて溶接付
けされている。この押え金17の両端にはワークWと接
触するワーク押圧部78が折曲形成されている。このワ
ーク押え枠71の縦板72の基部13は、第3図に2点
鎖線で示された状態まで回動されると、外枠板52Cに
形成された係止溝79によって係止される。
前記ワーク押え枠71の間rJ1操作板74には、外枠
52側に向って突出した2@の被固定部81が溶接付け
され、この被固定部81に固定板嵌合凹部82が設けら
れている。この各被固定部81に対応する外枠板52(
lには、ねじ83によって押え枠固定板84が取付けら
れている。この固定板84は、全体的に弾力的な板はね
として機能し、前記被固定部81が嵌入される凹部85
と、その被固定部81の嵌入の際に外枠板52dから離
間する方向に強制的に押し開かれた俊にばね材の復元力
により前記嵌合凹部82に嵌合する固定凸部86と、こ
の凸部86から水平に突出されている固定解除部87と
が、1枚の板金によって形成されている。前記被固定部
81と押え枠固定板84とによって、ワーク押え枠71
が外枠52に閉じられたときの係合手段が構成されてい
る。
そうして、第3図に示されるように、前記押え枠固定板
84の四部85に上側から被固定部81が挿入されると
、この被固定部81の嵌合凹部82にはまり込んだ固定
凸部86の傾斜部分によって被固定部81が下方に押付
けられ、外枠52に対するワーク押え枠71の閉状態が
確実に保たれる。また、前記固定解除部87が上方から
押圧されると、この押え枠固定板84は前記ねじ83に
よって固定された部分を支点として第3図中、反時計方
向に動かされるので、被固定部81の凹部82から固定
凸部86が後退され、ワーク押え枠71の固定が解除さ
れる。
第1図に示されるように、前記受け側の各横板58には
前記押え側の縦板72と嵌合する凹溝91が切欠形成さ
れ、さらに前記受け側の各組板57には前記押え―の横
板75と嵌合する凹溝92が切欠形成され、また前記押
え側の各横板75には前記受け側の縦板57と嵌合する
凹溝93が切欠形成されている。
前記外枠52の左右板52a 、 52bの外側面には
し杉板94がねじ95によって固定され、また竹後板5
2c 、 52dの外側面にはL杉板96がねじ97に
よって固定され、そして各り杉板94.96の中央部に
はワークセット時にフィクスチャ51をビンによって位
置決めするための丸穴98が穿設されている。
このフィクスチャ51は、第7図に示されるように、ワ
ークセット後に上下を反転されて自動はんだ付けライン
に供給され、はんだ付けラインの一対の搬送チェノ2I
a上に載せられるが、そのとき、前記左右のし杉板94
が、その一対の搬送チェノ21a上に摺動可能に係合さ
れる。
このフィクスチャ51は全ての部材に耐浸触性で優れた
チタンが使用され、そしてその各部材間の固定は、前記
ねじ止めでない部分は全て溶接付けによってなされてい
る。
次に、このフィクスチャ51の使用方法を説明すると、
ワーク装着時及びワーク回収時に、外枠52が下側に位
置されワーク押え枠71が上側に位置され、このワーク
押え枠71が第3図に2点鎖線で示されるように上方に
聞かれ、第5図及び第6図に示されるように各ワーク受
け台61のワーク嵌着溝63または64にそれぞれワー
クWが@看され、第3図に実線で示されるように前記ワ
ーク押え枠71が閉じられると、第4図に示されるよう
に各ワーク押え金77の両端抑圧部78が各ワークWの
中央部に当接され、全部で36個のワークWが同時に挟
圧固定される。そして、第7図および第8図に示される
ように前記ワークWが下側に位置するように、前記フィ
クスチt51が上下反転されて自動はんだ付けラインに
供給され、全てのり一部Lに対して自動はlνだ付けラ
インにてはんだ付けがなされ、各リードの全面に酸化防
止等の目的ではんだ被膜が形成される。
以上のように、このフィクスチャ51は、ワーク着脱時
は下側に反転されているワーク受け台61に個々のワー
クWを確実にセットすることができ、また、はんだ付け
時は、ワークWの中央部をワーク押え金17の先端押圧
部78によって一点で支持するから、はんだ槽37のノ
ズルから噴流される溶融はんだにとって障害物が最少限
となり、ワークWの全周のリードLに確実なはんだ付け
を行なえる。
またこのフィクスチャ51は、ワーク受け台61として
丸パイプ材が使用され、それにワーク嵌着溝63または
64が設けられたものであるから、数の多いワーク受け
台61を比較的簡単に製作できるとともに、はんだ付け
に影響のないワークの角部をわずかな接触面積で支持で
きる。
次に、第12図乃至第15図は前記ローディングユニッ
ト11の全体及び部分を示し、また第16図は前記アン
ローディングユニット16の一部を示す。
このアンローディングユニット16は、はとんどの部分
がローディングユニット11と同様であるから、異なる
部分のみを後で説明する。
第12図に示されるように、前記ローディングユニット
11は、前記前処理ユニット12の戻し用コンベヤ22
から搬入コンベヤ101を経て搬入されたフィクスチ1
751が移載されるフィクスチャ載せ台102と、この
載せ台102を上野または下降する昇降機構103と、
前記載せ台102上に位置決めされたフィクスチャ51
のワーク押え枠71を開閉する押え枠間■機構104と
、多数のワークを連続的に収納するワークケース105
(第15図)から個々のワークWをワーク供給位置10
6(第15図)に取出すワーク供給憬構107と、前記
ワーク供給位置10Bから、ワーク卯え枠71の聞かれ
たフィクスチャ51のワーク受け台61上にワークWを
移載するワーク移a曙構108と、前記揮λ枠開閉機構
104によってワーク押え枠71が閉じられたフィクス
チ1151を上下反転して前記前処理ユニット12のは
んだ付け用コンベヤ21に供給するフィクスチャ反転機
構109とによって構成されている。
前記搬入コンベヤ101は、コンベヤフレーム111に
軸支されたプーリ112に無端状に巻lトけられた一対
の丸ベルトによって構成され、第12図に示されるよう
に、このコンベヤ101の一端のプーリ112aは、回
転伝達機構機構113を介してスピードコントロールモ
ータ114によって駆動される。このモータ114は、
回転伝達機構115および回転方向逆転用の一対のギヤ
116を介してユニットフレーム上部に設けられたフィ
クスチャ搬出コンベヤ117をも駆動する。前記搬入コ
ンベヤ101が前記戻し用コンベヤ22と同様に第13
図に示されるようにフィクスチャ51の前後側のし杉板
96を支持するのに対して、前記搬出コンベヤ117は
、前記はんだ付け用コンベヤ21と同様にフィクスチャ
51の左右側のL杉板94を支持して搬送する。
前記フィクスチャ載せ台102は、第12図乃至第14
図に示されるように、昇降ベース121の上面に設【プ
られた一対のガイドロッド122に、この載せ台102
の下面に設けられたスライド部123が摺動自在に嵌合
され、さらに前記一対のガイドロッド122の間に配置
されたピッチ送り用ねじ124に、この載せ台102の
一側の雌ねじ部125が螺合されている。前記送りねじ
124は、前記昇降ベース121上に回転伝達器126
を介して設けられたインダクションモータ(サーボモー
タまたはステッピングモータでもよい)127によって
回転方向及び回転数を制御される。そうして、前記モー
タ127は、前記回転伝達器126内のタイミングベル
ト等を介して前記送りねじ124を回動し、ワーク移載
にともなって、前記フィクスチャ載せ台102を前記ワ
°−り受け台61の間隔でピッチ送りする。
前記昇降機j14103は、第13図に示されるように
垂直に設けられた4本のガイドロッド131に前記昇降
ベース121のスライド部132が上下動自在に嵌合さ
れ、さらに第14図に示されるようにユニットフレーム
の上部及び下部に回転自在に軸支されたスプロケット1
33 、134間に無端状に巻掛けられた一対の昇降用
チェノ135に、前記昇降ベース121が連結部136
を介して連結されている。上部のスプロケット133は
、軸受によって回転自在に保持された軸137に設けら
れ、また下部のスプロケット134は、ユニットフレー
ムに取イ4板138を介して固定されたモータ139に
よって回転される駆動軸140に一体に嵌着されている
。そうして、モータ139の正転又は逆転がチェノによ
る回転伝達機構141を介して前記駆動軸140に伝え
られ、チェノ135が回行され、前記昇降ベース121
及びフィゲスチャ載せ台102が上野または下降される
第13図に示されるように、前記昇降ベース121及び
フィクスチャ載せ台102には、前記搬入コンベヤ10
1との干渉を防止するための凹部145゜146がそれ
ぞれ設けられ、前記Uせ台102は、コンベヤ101に
よって搬入されるフィクスチャ51よりも下側で待機し
、そして上野する段階でこのフィクスチャ51の左右の
1=形板94に係合する。このとき、前記載せ台102
に設けられている一対の位置決めビン147が前記左右
のL杉板94の丸穴98(第1図)に■合し、フィクス
チャ51が位置決めされる。
前記載え枠開閉1構104は、第12図及び第13図に
示されるように、前記載せ台102の上面に取付板15
1を介してロータリアクチュエータ152が設けられ、
このアクチュエータ152の回動軸に回動アーム153
の基端が嵌着され、このアーム153の先端にこのアー
ムと直角方向のガイド部材154によって案内される一
対のビン155がフィクスチャ51の開閉操作板74の
端部に対し進退自在に設けられている。この一対のビン
155は、前記アーム153の内側面に設けられたエア
シリンダ156のピストンロッドに連結板157を介し
連結されている。
さらに、この押え枠開閉g[104には、フィクスチャ
51の押え枠周定板84による固定を解除するための機
構が付設されている。すなわち、第13図に示されるよ
うに前記叙せ台102の上面に取付板161を介してロ
ータリアクチ1エータ162が取付けられ、このアクチ
ュエータ162の回l!Il軸に、載せ台102上に軸
受163で回動自在に保持された回動軸164がカップ
リング165を介して接続され、前記回動輪164から
フィクスチャ51の一対の押え枠周定板84の固定解除
部87に対応する押下げ部166が突設されている。
そうして、前記ロータリアクチュエータ162によって
一対の押下げ部166が下方に回動されると、この押下
げ部166の先鴨がフィクスチャ51の前記固定解除部
81に当り、この固定解除部81を押下げ、固定板84
による押え枠71の固定が解除される。
このようなフィクスチャ51の押え枠71の固定解除を
前提として、前記シリンダ156のピストンロッドが引
込められると、一対のビン155が開閉操作板74の上
面及び下面に嵌着され、この状態で前記ロータリアクチ
ュエータ152を駆動して前記アーム153を回動する
と、フィクスチャ51のワーク押え枠71を開くことが
できるし、閉じることができる。また前記エアシリンダ
156のピストンロッドが押出されると、前記一対のビ
ン155が前記開閉操作板74から後退する。
前記ワーク移載機構108は、第12図に示されるよう
に、フィラスチャ5106列のワーク受け台61に対応
する6本のワーク吸着ノズル171を有し、このノズル
171によって、前記ピッチ送りされて新しく位置する
6個のワーク受け台61に対し、6箇所のワーク供給位
置から6個のワークWを移載するものであり、支持部1
72に設けられた一対の横移動ガイドレール173に′
8121板174が摺動自在に嵌着され、この移動板1
74に設けられた2組のガイド部175に2本のロッド
176が上下動自在に嵌合され、このロッド176の下
端にノズル昇降台177が一体に設けられ、また前記移
動板174の下端に取付板178を介してエアシリンダ
179が設けられ、このシリンダ179のピストンロッ
ド180が前記ノズル野降台177の中央部に接続され
ている。
この昇降台177には前記6本のワーク吸着ノズル17
1が上下動自在に嵌着され、各ノズル171は、スプリ
ング181によって下方に弾力的に押圧された状態で係
止されている。
そうして、前記移動板174は、一対のガイドレール1
73の間に設けられた図示しないエアシリンダ又はボー
ルネジ等によって第12図の紙面に直交する方向に移動
され、これによって6個のノズル171は、第14図に
示されるワーク供給機描107の先方のワーク供給位置
とフイクスチャ51の上方位置との間で横移動され、ま
たその各位置C前記エアシリンダ179によって上下動
され、第15因に示されるワーク供給位置106から真
空吸着によってピックアップしたワークWを、フィクス
チャ51の各ワーク受け台61に移載する。
前記フィクスチャ反転機構109は、第12図に示され
るように、機構本体191の内部に図示しないロータリ
アクチュエータ等によって駆動される回動軸192が設
けられ、この回動軸192によって回動されるアーム1
93の先端にクランプ本体194が設けられ、このクラ
ンプ本体194の1部にはフィクスチャ支持板195が
上下動自在に設けられ、前側及び後側にはフィクスチャ
クランブ爪196が回動自在に設けられている。
そうして、前記フィクスチャ51が前記叙せ台102に
よってピッチ送りされながらワークWの供給を受け、第
12図に2点鎖線で示される位置まで移動したら、前記
支持板195を上昇させ、この支持板195に設けられ
た図示しない位置決めビンによりフィクスチャ51の前
後のL杉板96の丸穴98を位置決めするとともに、前
記両側のクランプ爪196を閉じて前記り杉板96を固
定ザる。そして前配回動軸192を駆動して、クランプ
本体194を時計方向にほぼ180′″回動することに
より、フイクスチャ51は、第12図に示されるように
上下を反転された状態で前記搬出コンベヤ117の一対
の無端チェン上に左右の「杉板94が係合されるように
移載される。
第15図は、前記ワーク供給機構107を示し、その機
構本体210の上部にワークケースストック部211が
設けられ、このストック部211に多数のワークケース
(ワーク収納チューブ)105が6列にv4fflねら
れている。ワークケース105は、左端開口がビン21
2によって開基され、右端間口がワーク取出し口213
としてそのまま間口されている。
各ワークケース105のピン212が当接し合うので、
各ワークケース105は、ワーク取出し口213側が下
降されるように傾斜される。したがって前記ストック部
211では、各ワークケース105の両側に3本ずつ位
置するガイドロッド214に加えて、前記ワーク取出し
口213を閉じるための閉由板215が垂直に設けられ
ている。さらに前記機構本体210の内部にワークケー
スの全長間隔を介して配置された一対の回動部材216
 、217が軸218゜219により回動自在に設けら
れ、この軸218゜219は、レバー220 、221
を介してエアシリンダ222によって回動される。
このエアシリンダ222が伸長動作されると、左側の回
動部材216は反時計方向に回動されるとともに、右側
の回動部材217は時計方向に回動され、その各回動部
材216 、217の下端に設けられた係止爪223 
、224が下から2番目に位置するワークケース105
aの両端の開口に挿入され、このワークケース105a
の下降を係止する。また前記シリンダ222が収縮動作
されると、両側の回動部材216 、217が相互に聞
く方向に回動し、両側の係止爪223 、224がワー
クケース105aの両端間口から外れる。なお、前記回
動部材216 、217の回動範囲はそれぞれ図示しな
いストッパによって規制され一方の回動部材のみが回動
し過ぎないようになされている。
前記ツー1クケースストツ9部211の一対の回動部材
216 、217の下側において、最下部のワークケー
ス105bのrJl塞口側を係止する一側係止部231
と、この−測標止部231によって係止されたワークケ
ース105bのワーク取出し口側を係止する他側係+h
部232とが軸233 、234によって前記機構本体
210に回動自在に設けられ、前記軸233゜234は
、レバー235 、236を介してその間に介設された
エアシリンダ237によって回動される。前記他側係止
部232の下側には、前記−測標止部231によって係
止されたワークケース105bの反対側に位置するワー
ク取出し口213の下降を案内する円弧状ガイド面23
8が設けられ、この円弧状ガイド面238の下端に6本
のワークケース105cl、:対応する6個のワーク引
出し休239が水平に進退自在に設けられている。この
各ワーク引出し体239は、前記ガイド面238に沿っ
た片側下降により傾斜されたワークケース105Cのワ
ーク取出し口213から自重により落下したワークWを
ワーク供給位置106まで引出すものである。
前記両側の係止部231 、232は、前記エアシリン
ダ237の収縮動作によって前記レバー235゜236
を介して共に水平状態231a、 232aまで回動さ
れ、また前記エアシリンダ237の伸長動作によって共
に垂直状態まで回動される。なお、両側の係止部231
 、232は、図示しないストッパによって水平状態と
垂直状態との間で回動範囲を規制されるが、−測標止部
231はさらに図示しない可動ストッパによって実線で
示される位置に係止される。
そうして、前記両側の回動部材216 、217が開い
て両側の係止爪223 、224がワークケース105
aから外れたとき、前記両側の係止部231゜232は
、水平に回動された状態231a、 232aにあって
105bで示される位置に落下したワークケースを係止
する。同時に、105aで示される位置にはその上側か
ら別のワークケースが落下するので、そのワークケース
を前記係止爪223 、224によって係止した後に、
前記−測標止部231を実線で示される傾斜位薗に回動
するとともに、他測標1部232を実線で示される下方
に回動する。これにより、ワークケースは、左端部が一
側係止部231に係止された状態で、右端部が前記円弧
状ガイド面238に沿って下降し、前記ワーク引出し体
239によって係止される。
前記6本のワーク引出し体239は、機構本体210と
一体のガイド部241に形成された6列の引出し溝24
2に摺動自在に嵌合され、外部の固定位置に設けられた
直動形アクチュエータ243のスライド部244に連結
されている。さらに、このワーク引出し体239は、前
記傾斜されたワークケース105Cのワーク取出し口2
13から落下したワークWが嵌合される■形断面のワー
ク!il!着溝245と、ワーク引出し体239の引出
し動作にともなってワーク嵌着溝245から押出された
ワークWを水平支持するワーク受け面246と、このワ
ーク受け面246上のワークWを前記ガイド部241と
一体のワーク係止部247との間で挟持してワークWを
ワーク供給位置106に位置決めするワーク係止爪24
8とをそれぞれ備えている。このワーク係止爪248は
、ワーク引出し休239の半円溝251の内部に@25
2によって回動自在に設けられ、圧縮スプリング253
によって時計方向に付勢され、先端が半円溝251の上
部に穿設された穴254から前記ワーク受け面246よ
り上方に突出される。このワーク係止爪248は、前記
ガイド部241の引出し溝242面に形成されたカム面
255によって回動される。また前記ワーク嵌@溝24
5の内部に嵌着されたワークWは、外部に引出される段
階で各引出し満242の両側に設けられたワーク押上案
内面256によってワーク受け面246まで押上げられ
る。ワーク引出し休239の上側には間隙251を介し
てワークガイド258が設けられている。
そうして、6列のワークケース105Cのワーク取出し
口213からそれぞれ1個ずつ落下したワークWが、そ
の各取出し口213の対向位置で特別しているワーク嵌
着溝245に嵌着されると、前記アクチュエータ243
が作動されてワーク引出し休239が右方に移動する。
この移動の前半は、引出し溝242面によってワーク係
止爪248の下端が押上られ、この爪248の先端が穴
254の下側に引込んでいるが、前記移動の後半では、
前記カム面255が下降している分だけスプリング25
3の押圧力によってワーク係止爪248が時計方向に回
動し、このワーク係止爪248の先端が前記穴254か
ら突出し、前記ワーク押上案内面256によってワーク
嵌着溝245からワーク受け面246まで押上げられる
ワークWを確実に後押しする。そして最後にこの係止爪
248と前記固定位置の係止部247とによってワーク
Wがワーク供給位置106に位置決めされる。このワー
クWは、前記ワーク移載機構108のワーク吸着ノズル
171によってピックアップされる。
このようにして、前記ワークケース105Cの内部から
全てのワークWが取出されたら、前記−測標止部231
を231bで示される位置まで回動し、空になったワー
クケース105Cを下方に落し、新しいワークケースを
前記と同様に傾斜位置105Cに供給する。前記空のワ
ークケースは、落し口259を経て回収される。
以上のように、前記ローディングユニット11は、空の
フィクスチャ51に対してワークケース105内の各ワ
ークWを自動的に装着することができる。
次に、前記アンローディングユニット16は、前記ロー
ディングユニット11のワーク供給機構107に対応す
るワーク回収9181261  (第9図および第10
図)を除いて、ローディングユニット11のコンベヤ1
01、フイクスチャ載せ台102、昇降機構103、押
え枠間■機構104、ワーク移載機構108およびフイ
クスチャ反転Ia構109と同様の各機構が、ローディ
ングユニット11とは逆向きに配置されている。そうし
て、このアンローディングユニット16では、はんだ付
け用コンベヤ21から搬入されたフイクスチv51をフ
イクスチャ反転機構によって上下反転しながらフイクス
チャ載せ台上に位置決めし、このフイクスチャの上側に
位tiするワーク押え枠71を押え枠聞開機構によって
開き、そのフィクスチャ51のワーク受け台61上にあ
るワークWをワーク移載機構のワーク吸着ノズルによっ
てワーク回収位置262(第16図)に取出し、それか
ら前記押え枠開閉R溝によってワーク押え枠71を閉じ
、このフィクスチャ51を第9図に示された昇降機構に
よって戻し用コンベヤ22のレベルまで下降し、この昇
降機構の下部に水平に設けられた搬出コンベヤで戻し用
コンベヤ22に搬出する。
第16図は前記アンローディングユニット16のワーク
回収機構261を示し、機構本体263の上部に、6列
に多数の空のワークケース(ワーク収納チューブ)26
4が積重ねられた空ケースストック部265が設けられ
ている。前記ワークケース264は、右端間口がビン2
66によって閉塞され、左端開口がワーク挿入口261
としてそのまま間口され、前記ビン266の積み重ねに
よって挿入口側が下方に傾斜されているから、各列のワ
ークケース264の両側に3本ずつ位置スるガイドロッ
ド268に加えて、前記ワーク挿入口側を係止するため
の係止板269が垂直に設けられている。さらに前記機
構本体263の内部にワークケース264の全長間隔を
介して配置された一対の回動部材271 、272が軸
273 、274により回動自在に設けられ、この軸2
73 、274は、レバー275 、276を介してエ
アシリンダ277によって回動される。
このエアシリンダ277が伸長動作されると、左側の回
動部材271は反時計方向に回動されるとともに、右側
の回動部材272は時計方向に回動され、その各回動部
材271 、272の下端に設けられた係止爪278 
、279が下から2番目に位置するワークケース264
aの両端の開口に挿入され、このワークケース264a
の下降を係止する。また前記シリンダ277が収縮動作
されると、両側の回動部材271 、272が相互に聞
く方向に回動し、両側の係止爪278 、279がワー
クケース264aの両端開口から外れる。
さらに、前記右側の回動部材272の下側において、最
下部のワークケース264bの閉塞口側を係止する可動
係止部281が軸282によって前記n構本体263に
回動自在に設けられ、この可動係止部281は、前記軸
282から突設されたレバー283を介してエアシリン
ダ284によって回動される。また前記左側の回動部材
271の下方には前記最下部のワークケース264bの
左端を係止するための固定係上部285が設けられてい
る。
また、前記最下部に位置するワークケース264bのワ
ーク挿入口267に対して、ワーク移載機構の吸着ノズ
ル286によってフイクスチャから取出されたワークW
が8載される6デ1のワーク挿入案内WIi287が設
けられ、このワーク挿入案内溝287内に前記ワークケ
ース264bの挿入口267に対し進退自在のワーク押
込み体288が設けられ、この押込み体288に取付け
台290上に固定されたエアシリンダ289のピストン
ロッドが接続されている。前記押込み体288は、6列
のワーク挿入案内溝287に対応する6木のくし歯で構
成されている。
そうして、前記両側の回動部材271 、272が開い
て両側の係止爪278 、27’Jが空のワークケース
264aから外れたとき前記可動係止部281は水平に
回動された状態にあって、264bで示される位置に落
下したワークケースをこの可動係止部281及び固定係
止部285によって係止する。同時に、264aで示さ
れる位置にはその上側から別のワークケースが落下する
ので、そのワークケースを前記係止爪278 、279
によって係止する。そして、前記フイクスチャ51から
ワーク挿入案内溝287上にワークWが移載されたら、
前記エアシリンダ289によって押込み体288を前進
させ、ワークWをワークケース264bのワーク挿入口
267に押込む。このような動作を繰返し行って、ワー
クケース264bの全体にワークが装填されたら、前記
可動係止部281を下方に回動することにより、ワーク
ケースは、264Cで示されるように挿入口側が固定係
W部285に一時的に係止されているが、その係止も直
ぐに外れて、下方に設けられたワークケース収納部29
1に落下する。この収納部291は、ワークケースのワ
ーク挿入口からワークが出ないように傾斜状に形成され
ている。
以上のように、このアンローディングユニット16は、
空のワークケース264に対してフィラスチャ51内の
各ワークWを自動的に回収することができる。
次に、この自動はんだ付け装置の全体的動作を概略的に
説明する。
アンローディングユニット16にて空になったフイクス
チャ51は、はんだ付けに係る各ユニットIs、 14
.13.12の戻し用コンベヤ22を経てローディング
ユニット11の搬入コンベヤ101に載り、下降位置で
待機しているフィクスチャ載せ台102の上側まで搬入
される。このフィクスチャ51は、昇降機構103によ
る前記載せ台102の上昇によりこの載せ台102上に
位置決めされ、上昇停止位置で押え枠開閉機構104に
よりワーク押え枠71が聞かれ、送りねじ124による
載せ台102のピッチ送り(問欠送り)により、フイク
スチャ51の各行の6個のワーク受け台61が6個のワ
ーク吸着ノズル171の真下に順次位置される。この6
個のワーク吸着ノズル171は、ワーク供給機構107
の6個のワーク供給位置106から真空吸着によりそれ
ぞれピックアップしたワークWを、前記各ワーク受け台
61のワーク嵌着溝63または64に移載する。そして
、全部のワーク受け台61にワークWが装着されたら、
前記載え枠囲11機構104によりフィクスチャ51の
ワーク押え枠71が閉じられてワークWが固定される。
このフィクスチャは反転機構109によりワークWが下
側に位置するように反転され、搬出コンベヤ117から
各ユニット12〜15のはんだ付け用コンベヤ21に搬
出され、そのはんだ付けラインでワークWのリードしに
はんだ付けがなされる。
最後に、フィクスチャ51は、アンローディングユニッ
ト16において、反転され、ワーク押え枠71を開かれ
、ピッチ送りを伴いながら真空吸着ノズル286等によ
ってワークWを空ワークケース264に回収された後に
、前記ワーク押え枠71を閉じられ、そして下降され、
戻し用コンベヤ22に搬出される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、はんだ付け時にワークの上側に位置す
るワーク受け台が一体に設けられた外枠に対し、はんだ
付け時に外枠格子の下側に位置するワーク押え枠が外枠
−側のヒンジ部を中心に開l自在に設けられ、前記外枠
の反ヒンジ側部とワーク押え枠の対応部とに相互に係脱
自在の係合手段が設けられたから、ワーク装着時および
回収時は、ワーク押え枠が外枠格子の上側に位置するよ
うにこのフィクスチャを反転して、前記ヒンジ部によっ
て位置決めされているワーク押え枠を外部の自動機によ
って容易に開閉でき、したがってこのフィクスチャは、
ワークの装着および回収の自動化に対応できる。さらに
、ワーク押え枠に、前記ワーク受け台に装着されたワー
クをはんだ付け時に下側から抑圧固定するためのワーク
押え金が設けられているから、はIVだ付け時は、この
押え金によってワークの下面の任意の一点を支持するこ
とができ、溶融はんだにとって障害物が最小限となり、
ワークに確実なはんだ付けを行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のフィクスチャがワーク着脱時に上下反
転された状態を示ず斜視図、第2図はその平面図、第3
図は第2図の1ll−11を線断面図、第4図は第2図
のIV −IV線断面図、第5図はフィクスチャのワー
ク受け台を拡大した正面図、第6図はその側面図、第7
図はフィクスチャを搬送するはんだ付けコンベヤの断面
図、第8図ははんだ付け時のワーク支持部分を示す拡大
図、第9図は本発明に関係する自動はんだ付け装置の正
面図、第10図はその平面図、第11図はそのはんだ付
けユニットのコンペヤチェン系統図、第12図はローデ
ィングユニットの正面図、第13図はその昇降ベース上
のフィクスチャ載せ台等を示す平面図、第14図はロー
ディングユニットの側面図、第15図はローディングユ
ニットのワーク供給機構の断面図、第16図はアンロー
ディングユニットのワーク回収機構を示寸断面図である
。 W・・ワーク、52・・外枠、53・・ヒンジ部として
の支持棒、61・・ワーク受け台、71・・ワーク押え
枠、77・ワーク押え金、81.84・・係合手段。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のワークを平面的に保持して自動はんだ付け
    ライン上で搬送される自動はんだ付け用フィクスチャに
    おいて、外枠の内部に格子が形成され、この格子のそれ
    ぞれの交差部分にはんだ付け時にワークの上側に位置す
    るワーク受け台が一体に設けられ、外枠に対しはんだ付
    け時に格子の下側に位置するワーク押え枠が外枠の一側
    のヒンジ部を中心に開閉自在に設けられ、このワーク押
    え枠に前記各ワーク受け台に装着されたワークをはんだ
    付け時に下側から押圧固定するためのワーク押え金が設
    けられ、前記外枠の反ヒンジ側部とワーク押え枠の対応
    部とに相互に係脱自在の係合手段が設けられたことを特
    徴とする自動はんだ付け用フィクスチャ。
  2. (2)ワーク受け台は、一定の長さにカットされた丸パ
    イプ材にワーク嵌着溝が形成されたことを特徴とする特
    許請求の範囲1項記載の自動はんだ付け用フィクスチャ
  3. (3)ワーク嵌着溝は、ワークの4個の角部に対応する
    4個の溝が、ワークの2方向選択に対応できるように8
    個設けられていることを特徴とする特許請求の範囲第2
    項記載の自動はんだ付け用フィクスチャ。
  4. (4)ワーク押え枠は、ヒンジ部とは反対側に開閉操作
    板が設けられたことを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の自動はんだ付け用フィクスチャ。
  5. (5)ワーク押え枠の各ワーク押え金は、両端のワーク
    押圧部によって2個のワークを同時に固定することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動はんだ付け用
    フィクスチャ。
  6. (6)係合手段は、外枠に押え枠固定板が弾力的に設け
    られ、ワーク押え枠の開閉操作板に前記押え枠固定板に
    よって弾力的に保持される被固定部が設けられたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項又は第4項記載の自動
    はんだ付け用フィクスチャ。
  7. (7)ワーク装着時及びワーク回収時に、はんだ付け時
    を基準として上下反転され、下側に反転された外枠内の
    格子に対してワーク押え枠が上側に位置され、上方に開
    かれることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自
    動はんだ付け用フィクスチャ。
JP3209487A 1987-02-14 1987-02-14 自動はんだ付け用フィクスチャ Granted JPS63140767A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3209487A JPS63140767A (ja) 1987-02-14 1987-02-14 自動はんだ付け用フィクスチャ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3209487A JPS63140767A (ja) 1987-02-14 1987-02-14 自動はんだ付け用フィクスチャ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61288490A Division JPS63140763A (ja) 1986-12-03 1986-12-03 自動はんだ付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63140767A true JPS63140767A (ja) 1988-06-13
JPH0344870B2 JPH0344870B2 (ja) 1991-07-09

Family

ID=12349298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3209487A Granted JPS63140767A (ja) 1987-02-14 1987-02-14 自動はんだ付け用フィクスチャ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS63140767A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101430182B1 (ko) * 2012-10-30 2014-08-14 (주)오토엔 용접지그

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101430182B1 (ko) * 2012-10-30 2014-08-14 (주)오토엔 용접지그

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0344870B2 (ja) 1991-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0469506B2 (ja)
KR100754831B1 (ko) 인쇄회로기판 반전장치
JP3182985B2 (ja) チップ供給装置およびチップ供給装置におけるマガジンの交換方法
JPH10242689A (ja) 電子部品装着装置における部品供給装置
JPH10261894A (ja) 電子部品供給装置およびその方法,電子部品供給装置用パレット
JPS63140767A (ja) 自動はんだ付け用フィクスチャ
CN114148752B (zh) 片状工件全自动生产线
WO2022157831A1 (ja) 装着作業システム、およびテープフィーダの交換方法
JPH0344869B2 (ja)
JP4351750B2 (ja) レーザ捺印方法、及び装置
CN208790722U (zh) 一种新型封片机的进料输送机构
CN220702538U (zh) 一种柔性上料设备
JPH0442057Y2 (ja)
JP4448383B2 (ja) 部品供給装置およびそれを備えた実装機
KR0136538B1 (ko) 트레이 핸들러
JP2795694B2 (ja) めっき処理装置のワーク保持装置
JPS6343195B2 (ja)
JPS60112529A (ja) ロ−デイング装置
JPH0133533Y2 (ja)
JPS6331823Y2 (ja)
JPS61169000A (ja) 電子部品実装機
TWM468413U (zh) 一貫式電子零件記號雕刻之打印機
JPH09199891A (ja) 部品供給装置
JPH089049Y2 (ja) 自動基板供給・収納装置
JPS59219984A (ja) Ic用全自動はんだ付け装置