JP4351750B2 - レーザ捺印方法、及び装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体パッケージをそれぞれ収納する複数の収納凹部内でパッケージが移動可能なトレイを用いて搬送する半導体パッケージの搬送方法、パッケージ表面へのレーザ捺印方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体パッケージを収納できる平面矩形の凹部を多数備えたトレイに、凹部の内寸法とパッケージ外形との寸法差が0.1〜0.2mm程度で、がたがほとんどない状態で整列収納されているパッケージ表面にレーザ光にて捺印する方法として、図9に示すようなトレイ搬送装置を有するレーザ捺印装置により行われている。
【0003】
この図9及び図10を参照して説明すると、パッケージPが整列収納されているトレイTを段積みで、随時供給可能な、かつ段積みトレイを下側部分に設けたトレイを一枚ずつ切り出すトレイ切り出し機構を具備したトレイ供給部であるA部にセットする。
【0004】
次に、前記下部の切り出し機構より一枚ずつ切り出されたトレイは、搬送機構Bにより待機位置Cまで水平搬送される。
【0005】
次に、X軸移動部、Y軸移動部を組み合わせたXYロボットRBに取り付けられ、チャック機構を具備したトレイ搬送アームDによりトレイをC部よりチャックし、XY動作しながら水平搬送を行う。このとき、上部に設置してあるレーザ本体Eのヘッド部ELからのレーザ光によりトレイ内のパッケージ表面にレーザ捺印を行う。
【0006】
次に、トレイ搬送機構Gにより置き台Fからトレイ収納部Hに搬送される。収納部Hは下部にトレイの押し上げ用の上下機構と、押し上げられたトレイを保持するチャック機構からなり、トレイが搬送されてくると一枚ごとに押し上げチャックし、トレイの段積み収納を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の装置では、パッケージPが収納されているトレイTの収納凹部t1の内寸法とパッケージPの外形寸法の差が0.3〜1.0mm程度でがたが大きい場合に、トレイTを水平に保持し、XY方向に搬送、又はピッチ送りのスピードを早めた時、パッケージPが軽量のために収納凹部t1内でX、Y方向及び、回転(θ)方向にずれを生じ、トレイTの搬送上部に設置したレーザ照射装置でレーザ捺印を行った時に捺印文字がX、Y方向にずれるという問題があった。
【0008】
よって、本発明は、トレイ内での半導体パッケージの位置ずれを防止した状態で搬送できる技術、及びパッケージ表面に対して精度よく捺印できるようにしたレーザ捺印方法及びその装置の技術を提供することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明では、半導体パッケージPをそれぞれ収納する複数の収納凹部t1内でパッケージPが移動可能なトレイTを用いて搬送する際に、パッケージPが収納凹部t1内の隅部分に偏って位置するようにトレイTを傾けた状態に保持して搬送する方法を採用した。その場合、トレイTの搬送途中又は搬送後におけるトレイTが傾いた状態にあるとき、トレイTに振動を与えるのも大変好適である。
【0010】
また、本発明では、半導体パッケージPをそれぞれ収納する複数の収納凹部rt1を有し、各収納凹部t1は内部でパッケージPが移動できる程度の大きさに形成されているトレイTを用い、そのトレイTを移動させつつ、各パッケージPの表面に対して順次レーザ光を照射して捺印する方法であって、各パッケージPが各収納凹部t1内の隅部分に偏って位置するようにトレイTを傾けた状態で移動させる工程と、パッケージ表面に対して直交する方向からレーザ光を照射して捺印する工程とを含む方法とした。その場合、トレイTの各収納凹部t1は平面ほぼ矩形であって四隅を有し、その四隅のうちの一隅側が残りの三隅よりも低くなるようにトレイTを傾ける方法とすることもできる。
【0011】
また、本発明では、半導体パッケージPをそれぞれ収納する複数の収納凹部t1内でパッケージPが移動可能なトレイTを用い、そのトレイTを移動させつつ、各パッケージPの表面に対して順次レーザ光を照射して捺印する装置であって、トレイ搬送装置THと、レーザ照射装置LZと、それらを載せて傾斜状態に支持する傾斜台KDとを備え、トレイ搬送装置THは、トレイTを載せる搬送ステージ16と、その搬送ステージ16の傾きを調整するための傾斜機構KSと、搬送ステージ16をトレイTの表面に沿う方向へ移動させる移動機構RBとを含み、傾斜台KDは、レーザ照射装置LZによるレーザ光軸がパッケージPの表面に対して直交するような傾斜角度に設定する構成とした。
【0012】
ここで、搬送ステージ16は、その搬送ステージ上の所定位置にトレイTを位置決めするためのアライメント機構PSを備える構成とすることもできる。
また、搬送ステージ16は、その搬送ステージ上に位置決めされたトレイTを搬送ステージに対して押さえ付ける押さえ機構OSを備えた構成とすることもできる。
また、搬送ステージ16は、トレイTに振動を与えるバイブレータ30を備えた構成とすることもできる。
また、バイブレータ30は、トレイTの長手方向に振動が伝達されるように設定した構成とすることもできる。
また、傾斜台KDの表面は、平面矩形であってその四隅のうちの一隅側が残りの三隅よりも低くなるような傾斜面に形成され、その傾斜面上にトレイ搬送装置TH及びレーザ照射装置LZが搭載されている構成とすることもできる。
さらに、傾斜台は、トレイ搬送装置THを載せる第1の傾斜台KDと、レーザ照射装置LZを載せる第2の傾斜台34とを有し、共に同一傾斜角に設定してある構成とすることもできる。
【0013】
一方、本発明のレーザ捺印装置は、パッケージPを収納したトレイTを1枚ずつ切り出す機構を備えたトレイ供給部41と、トレイTを1枚ずつ搬送するトレイ搬送部42と、搬送されたトレイTを一時保管するバッファーレール43と、バッファーレール43から捺印部の搬送ステージ16にトレイTを押込むための押込みアーム44と、傾斜したベース45上に配置され、前記搬送ステージ及び搬送ステージの傾斜機構を有するトレイ搬送装置THと、搬送ステージ16の上部にレーザ照射光が直交するように配置したレーザ照射装置LZと、搬送ステージ16からトレイTを引き出すためのチャック機構を具備した引き出しアーム46と、複数のトレイ置台間を往復動作をするシフト機構49と、ブラシを保持し左右動作するブラシ機構50と、トレイTを置台48から置台52まで搬送する搬送台を具備したピッチ送り可能な搬送機構部51と、搬送機構部51の搬送途中の上部で直角に交わる位置に配置され、カメラを保持してピッチ送り可能なカメラ搬送機構部53と、パッケージPの吸着アームを有し、パッケージPの不良排出及び歯抜け供給を行う排出供給機構54と、トレイ収納部57までトレイを搬送するトレイシフト搬送機構58とを備えた構成とした。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1〜4図は、本発明の実施の形態に係るレーザ捺印装置のトレイ搬送装置を示す図で、図1は搬送ステージの傾斜機構を示す平面図、図2はトレイ搬送装置の側面図、図3はその平面図、図4は図2同様の側面図である。
【0015】
図1及び図2において、16はトレイの搬送ステージであり、傾斜機構KSを介してユニットベース1に支持されている。この傾斜機構KSについては、次のような構成である。
【0016】
ユニットベース1に支持板2を両サイドに設置し、この支持板2に軸芯が同一になるように四角に囲った回転ユニット9を介して第1の回転軸3、4を設けている。回転軸3の軸端には回転伝達用のプーリー5を取り付け、このプーリー5には、モーター8の出力軸に固定してあるプーリー6との間に掛け渡したベルト7を介してモーター8の回転を伝えている。モーター8は、例えば回転角度制御可能なステップモータ等からなる。
【0017】
回転軸3の他端は回転ユニット9の一端部に固定してある。又、回転軸4の一端を回転ユニット9の他端に固定している。これにより、回転ユニット9はモータ8を動力とし、回転軸3、4の軸回りに所定角度回転することができる。回転軸3、4は同一軸線上に位置し、第1の回転軸を構成している。
【0018】
回転ユニット9上には、回転ユニット9の長手方向中間部であって、第1の回転軸3、4の軸線に対し直角となる位置に、第2の回転軸10を軸支している。この第2の回転軸10の一端部に回転伝達用プーリー11を取付けている。このプーリー11には、モーター12の出力軸に設けたプーリー13との間に掛け渡したベルト14を介してモータ12の回転を伝達する。
【0019】
第2の回転軸10には、駒15を間隔をおいて2個個着し、この駒15を利用してトレイTを保持する搬送ステージ16を水平に架設してある。
【0020】
この傾斜機構KSの動作や機能については、第1の回転軸3、4をプーリー5、6とベルト7を介してモーター8により回転ユニット9をY方向(第1の回転軸回りの方向)にある一定角度(15〜30度)回転させた状態でこれを保持する。次に第2の回転軸10をプーリー11、13とベルト14を介してモーター12により搬送ステージ16をX方向(第2の回転軸回りの方向)にある一定角度(15〜30度)回転させた状態でこれを保持する。
【0021】
このように構成すれば、第1の回転軸3、4と第2の回転軸10を用いて、それぞれの回転軸を同持動作させることにより、トレイTをX、Y方向にそれぞれ同時に傾けることができる。これにより、トレイT内に収納されている半導体パッケージPのアライメントが可能となる。
【0022】
次に、トレイTの押さえ機構OSについて説明する。
図3及び図4において、トレイ搬送搬送ステージ16は平面長方形であり、その四隅近くに軸支用の駒21を固定してある。これらの駒21は、図示例では搬送ステージ16の幅方向両サイドに配置している。そして、これらの駒21に軸支される回転軸22を設けている。回転軸22は平行に2本配置している。
【0023】
この回転軸22にはトレイTの押さえツメ23をあるピッチ間隔をおき複数取り付ている。図3に示す例では片側に6個、合計12個取り付けている。又搬送ステージ16の下部にシリンダー24が配置され、そのロッド24aの端部は、図示しない回転機構を介して回転軸22と連結されている。この回転機構は搬送ステージ16の両サイドに対象位置に設けてある。これによりトレイTの押さえ機構OSを構成している。
【0024】
搬送ステージ16の一端側(矢印で示すトレイ供給側)には、トレイTのアライメント機構PSを配置している。このアライメント機構PSは、搬送ステージ16の下面側に配置したシリンダー26と、そのロッド26aの先端に設けたアライメントツメ25とを有する。シリンダー26は、搬送ステージ16のほぼ対角線方向になるように斜めに配置してあり、したがって、アライメントツメ25も斜めに移動する。
【0025】
アライメントツメ25は、図4に示すように搬送ステージ16の表面側へ立ち上がっており、図8に示すようにトレイTのコーナーの一端部を平坦にした部分t2に押し当ててトレイTを押し込むことができるように設計している。
【0026】
搬送ステージ16上の幅方向両サイド近くには、トレイ押し込み時に搬送ステージ16上でトレイTをスライドさせつつ案内するためのレール状のガイド駒27が配置されている。ガイド駒27、27の間隔は、トレイTの幅よりも僅かに大きく設定されている。さらに、搬送ステージ16上の他端側にも、同じくレール状のガイド駒28が配置され、トレイTの押し込み位置を規制するように設計されている。
【0027】
このような構成において、トレイTの押さえツメ23とアライメントツメ25共に開いた状態の搬送ステージ16上に、トレイTのコーナーの一端部を平坦にした部分t2を後方にした状態で矢印の方向から図示しないトレイ押込み機構にてトレイTが搬送ステージ上面をスライドしてくると、トレイTの幅よりも例えば0.5〜0.8mm程度広くして配置してあるトレイガイド駒27の間を、突き当たりのガイド駒28の位置まで押込まれセットされる。
【0028】
次に、シリンダー26と連動しているアライメントツメ25が動作しトレイTの平坦部を押さえ込み、トレイTのアライメントツメ25と反対側のガイド駒27とガイド駒28に押し付けてトレイTをアライメントする。
【0029】
次に、搬送ステージ16の下部に付設してあるシリンダー24の駆動によって、搬送ステージ16の押さえツメ23が閉じ、アライメントされたトレイTの両サイド部分を押さえ込み、その位置に位置決めする。
【0030】
このようにトレイサイドを押さえ込むことにより、トレイTの搬送時において位置ずれを起こさない、又トレイサイドを押さえることにより、トレイTに生じているそりもなくなりトレイ上面が常に平坦な状態で搬送されることになる。
【0031】
ところで、このトレイ搬送装置THの搬送ステージ16には、次のような配慮もさらに加えられている。即ち、搬送ステージ16の底部に振動発信器であるバイブレーター30を振動がトレイTの長手方向に伝わるように、トレイTの長手方向に向けて付設している。
【0032】
このようにバイブレータ30を設けておくことで、例えばトレイTの収納凹部t1内寸法とパッケージPの外形寸法差が0.3〜1.0mmとがたの大きいパッケージPが収納されているトレイTをX方向、Y方向にそれぞれ15〜30度傾けた状態で、搬送ステージ16の下部に付設した振動源であるバイブレーター30からトレイTの長手方向に向けてパッケージPが動く程度の弱い振動を発信する。
【0033】
すると、振動はバイブレーター30から搬送ステージ16、搬送ステージ16からトレイTへと伝わり、トレイT内のパッケージPは図8のように、傾けられているトレイT内収納凹部t1の一番低いコーナー(四隅のうちの一番低い一隅側)に移動する。
【0034】
このようにトレイTを傾けた状態でトレイTに外部より振動を与えることにより、トレイTの各収納凹部t1内に収納されているパッケージPは、収納凹部t1内の―辺のコーナーに整列されるため、自動搬送時におけるトレイT内のパッケージPの自動整列が可能となる。
【0035】
この場合、トレイサイドの押さえ機構OSによってトレイサイドをクランプすることにより、搬送ステージ16とトレイTの接触がよく、振動もトレイT全面に均一に伝わり、トレイT内の全てのパッケージPを同時にしかも効率よく整列させることができる。
【0036】
図5は、第1の傾斜台KDの構成を示す斜視図である。この図5から明確に理解できるように、第1の傾斜台KDは、上部を平面状態から左側端面を基準に他端を15度傾けてX方向の傾きとし、次に前面を基準に他端を15度後方に傾けてY方向の傾きとして形成したものである。換言すれば、第1の傾斜台KDの表面は、平面矩形であってその四隅のうちの一隅kc側が残りの三隅よりも低くなるような傾斜面に形成している。この第1の傾斜台KDは軽量化を考慮して、骨組み構造としている。
【0037】
そして、この第1の傾斜台KDの上に、図6及び図7のようにベース45を固定し、そのベース45の上に、X軸移動部31を下側にY軸移動部32を上側に配置して組み合わせたXYロボットRBを設置し、Y軸移動部32に対して、搬送ステージ16を具備したトレイ搬送装置のユニットベース1を取付けている。
【0038】
レーザ照射装置LZは、先端部にレンズを具備した円筒形のレーザ発射部36を有する本体部35と、本体部35を傾斜状態で搭載する第2の傾斜台34とを含む構成である。レーザ発射部36は、XYロボットRBにより移動する搬送ステージ16の動作範囲内の上部に位置するように設定してある。さらに、このレーザ発信部36からのレーザ光軸が、搬送ステージ16にて搬送されるトレイT内に収納してあるパッケージPの表面に対して直交するように設定してある。
【0039】
この設定は、第2の傾斜台34の傾斜角度により決定してある。即ち、第2の傾斜台34も、第1の傾斜台と同様に、平面矩形であってその四隅のうちの一隅側が残りの三隅よりも低くなるような傾斜面に形成している。基本的には第1の傾斜台KDと第2の傾斜台34の表面は互いに平行となるように設定してある。したがって、両者の表面は同じ角度をもつように傾斜している。これにより、レーザ照射装置LZ及びトレイ搬送装置THは共に同一角度で傾斜している。
【0040】
このような構成において、図示しないトレイ搬送部よりトレイTを受け取る時には、回搬送ステージ16を図6の(a)の位置に移動させ、搬送ステージ16の上面を水平状態にしてトレイTを受け取る。
【0041】
次に、図1〜図4で説明したように、トレイTのクランプとトレイT内のパッケージPの整列をした後に、搬送ステージ16をX方向及びY方向への傾け(15度)動作を行う。この時、搬送ステージ16の上面とXYロボットを固定してあるベース31とは平行状態となる。またこの時、トレイTの収納凹部内に収納されているパッケージPはX方向及びY方向にそれぞれ傾けられた収納凹部内で一番低いところのコーナーに整列された状態となる。
【0042】
次に、搬送ステージ16を図6の(b)の捺印位置に移動させる。その位置で、搬送ステージ16をXYロボットRBによりピッチ送りをし、トレイTの収納凹部内に整列収納されているパッケージP表面に、搬送経路の上部に設置してあるレーザ照射装置のレーザ発射部36から発射されるレーザにより順次捺印する。捺印完了後は再び前記(a)のようにトレイT受け渡し位置に移動し搬送ステージ16を水平状態に戻し図示しない搬送部へのトレイTの受け渡しを行う。
【0043】
このように、トレイTの収納凹部とパッケージPの外形寸法の差(0、3〜1、0mm)が大きく、パッケージPがたついていても、搬送ステージをX方向及びY方向へそれぞれある―定角度傾けて搬送することにより、トレイT内のパッケージPを収納凹部内の一番低いところのコーナーに整列した状態を保ちながら搬送することができる。
【0044】
そして、この傾斜状態を維持したまま、XYロボットRBからなる移動機構により所定の捺印位置でパッケージP相互の間隔でピッチ送りするだけで、搬送ステージ16と同等の傾きをもって設置したレーザ照射機からのレーザ光によりパッケージPの表面に効率よく捺印することができる。また、捺印中にパッケージPが位置ずれしたりすることもないので、パッケージP表面に文字の位置を精度よく捺印することができ、これらの結果、生産効率も向上する。
【0045】
図7は、本発明の他の実施の形態に係るトレイ自動搬送システムを含むレーザ捺印装置全体の構成を示す概略平面図である。以下、この図7に示すシステム構成及び動作等について説明する。なお、先の説明と重複する部分についてはここでは概略的に説明する。
【0046】
この図7に示す例では、パッケージPを収納したトレイTを段積み供給可能で、且つ下部よりトレイTを1枚ずつ切り出す機構を備えたトレイ供給部41と、トレイTを1枚ずつ搬送するトレイ搬送部42と、搬送されたトレイTを一時保管するバッファーレール43と、バッファーレール43から捺印部の搬送ステージ16にトレイTを押込むための、上下機構を具備した押込みアーム44と、トレイTの受け取り側を基準に他端をX方向に傾け、またその位置からY方向にそれぞれ15度ずつ傾けたベース45とを備える。
【0047】
さらに、ベース45の上部にX軸移動部31を下側にY軸移動部32を上側に組み合わせたXYロボットRBと、このY軸移動部に傾斜機構KSを具備する搬送ステージ16を取付けてなるトレイ搬送装置THと、搬送ステージ16の上部にレーザ照射光が直交するように配置した本体部35とを備える。
【0048】
また、搬送ステージ16からトレイTを引き出すためのチャック機構を具備した引き出しアーム46と、置台47、48を固定し、その間を上下機構を具備し往復動作をするシフト機構49と、ブラシを保持し左右動作するブラシ機構50と、トレイTを置台48から置台52まで搬送する搬送台を具備したピッチ送り可能な搬送機構部51と、搬送機構部51の搬送途中の上部で直角に交わる位置に配置され、カメラを保持してピッチ送り可能なカメラ搬送機構部53とを備える。
【0049】
また、前記同様設置したカメラ搬送機構部53の後部に、上下機構を具備したパッケージPの吸着アームを有し、置台52から56までをピッチ送りしつつパッケージPの不良排出および歯抜け供給を行う排出供給機構54と、置台55からトレイ収納部57までトレイを搬送する上下機構を具備したトレイシフト搬送機構58と、トレイTを上昇するための上下機構を具備したアーム及び、トレイTのチャック機構を具備したトレイ収納機構とを備える。
【0050】
このようなシステム構成においては、パッケージP外形とほぼ同形に形成された溝部を多数個備えた樹脂製のトレイTの収納凹部t1内にパッケージPが収納されているトレイTを、下部よりトレイTを1枚ずつ切り出す機構を備えたトレイ供給部41に段積みにセットする。
【0051】
供給部41の下部より切だされたトレイTは搬送ステージを保持した搬送機構部42によりバッファーレール43に水平搬送され待機する。次にバソファーレール端部より、第1の傾斜台KSのベース45上に搭載してあるXYロボットRBに取付けた傾斜機構、トレイTのアライメント機構、トレイTのチャック機構、バイブレータ等を備え、水平状態で待機している搬送ステージ16内に、トレイ押込みアーム44により前記待機しているトレイTを押込む。
【0052】
搬送ステージ16に押込まれたトレイTはアライメントされその状態でチャックされその後、トレイTチャックしたまま水平状態からX方向に15度、Y方向に15度とそれぞれ傾けられる。この傾けた位置においてトレイT全体に振動を与え、トレイTの各収納凹部内に収納されているパッケージPを全て一度に整列させる。
【0053】
整列した状態において、XYロボットRBの搬送範囲内の上部に設置してあるレーザ照射装置LZのレーザ発射部36より発射するレーザ光によりパッケージ表面にレーザ捺印をする。
【0054】
捺印終了後、搬送ステージ16はトレイTの取り出し位置(置台47の手前)に搬送され、この位置において、搬送ステージ16を水平状態にもどしチャックを解く。
【0055】
次に、チャック引き出し機構46により置台47にトレイTを引き出す。引き出されたトレイTはシフト機構49により置台48にシフト搬送される。置台48に置かれたトレイTはブラシ機構に固着してあるブラシによりその上面を左右にブラッシングされる。これにより、トレイT内に収納されているパッケージP上面が清掃される。
【0056】
次に、トレイ搬送機構51の搬送台により置台48から置台52に向けてトレイTをビッチ送り(X動作)搬送を行う。この時、搬送上部に設置してあるカメラ搬送機構部53のカメラにおいてカメラをトレイ搬送機構51と直角方向にピッチ移動(Y動作)させ、トレイT内に捺印収納されているパッケージP上面の印字状態を検査する。
【0057】
検査終了後のトレイTは置台52まで搬送される。前記捺印検査において、捺印不良があった場合には、カメラ搬送機構53の後部に位置し、置台52から置台56の上部に架設してあるパッケージPの不良排出及び歯抜け供給を行う排出供給機構54の吸着アームにより不良パッケージPを、予めセットしてある置台56の空トレイT内に吸着搬送し、前記不良パッケージPを取り出した歯抜け部分には、予めセットしてある置台55の良品トレイT内より良品パッケージPを供給してやる。
【0058】
上記動作を終了したトレイTは、シフト機構58の搬送アームによりトレイ収納部57にシフト搬送され、その位置において収納部下部のトレイT押し上げ用アームによりトレイTを押し上げ、チックし段積み収納する。
【0059】
このように、トレイTの供給部においてトレイTの自動切り出し及トレイTの自動搬送と、レーザ捺印部において、トレイTの傾き搬送をしながらレーザ捺印をすること、収納搬送時においてトレイ内パッケージPの捺印検査と、パッケージPの不良排出及び歯抜け供給を行う排出供給機構と、トレイTの段積み収納をしたことにより、パッケージPの外形とほぼ同形に形成された収納凹部を多数備えた樹脂製のトレイTに、収納凹部内寸法とパッケージPの外枠寸法の差が0、3〜1、0mmとがたが大きいパッケージPが収納されているトレイTの全自動の搬送及びレーザ捺印技術を実現することができる。
【0060】
なお、以上の実施形態では、レーザ捺印技術を主体に説明したが、トレイT内にパッケージPを収納したままで、パッケージPのフレーム等の測定または外観検査等をしたい場合の装置にも適用可能である。
【0061】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、半導体パッケージPをそれぞれ収納する複数の収納凹部内でパッケージが移動可能なトレイを用いて搬送する際に、パッケージが収納凹部内の隅部分に偏って位置するようにトレイを傾けた状態に保持して搬送する方法を採用したので、トレイ内でのパッケージの位置ずれを確実に防止した状態で搬送することができる。
【0062】
また、各パッケージが各収納凹部内の隅部分に偏って位置するようにトレイを傾けた状態で移動させる工程と、パッケージ表面に対して直交する方向からレーザ光を照射して捺印する工程とを行うようにしたので、パッケージの位置ずれを防止した状態でパッケージ表面に対して精度よく捺印することができる。これにより、レーザ捺印工程での不良品の発生を防止し、生産性の向上を図ることができる。
【0063】
また、トレイの搬送途中又は搬送後におけるトレイが傾いた状態にあるとき、トレイに振動を与えるようにすることによって、トレイ内のパッケージの全てを収納凹部内の隅部分に瞬時に整列させることができる。そして、このようにトレイに振動を与えることで、トレイを必要以上に傾けることなく、パッケージを整列させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るトレイ搬送装置の傾斜機構を示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るトレイ搬送装置の側面図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るトレイ搬送装置の搬送ステージを示す平面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るトレイ搬送装置を示す側面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るトレイ搬送装置の傾斜台を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るレーザ捺印装置要部の構成を示す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るレーザ捺印装置の全体構成を示す概略平面図である。
【図8】本発明の実施の形態に係るトレイとパッケージの関係を示す平面図である。
【図9】従来例に係るレーザ捺印装置の全体構成を示す概略平面図である。
【図10】トレイの構成を示す概略平面図である。
【符号の説明】
T トレイ
P パッケージ
TH トレイ搬送装置
RB XYロボット(移動機構)
KS 傾斜機構
OS 押さえ機構
PS アライメント機構
LZ レーザ照射装置
KD 傾斜台(第1の傾斜台)
1 ベースユニット
2 支持板
3、4 回転軸(第1の回転軸)
5、6 プーリー
7 ベルト
8、12 モーター
9 回転ユニット
10 第2の回転軸
16 搬送ステージ
23 押さえツメ
25 アライメントツメ
27、28 ガイド駒
30 バイブレータ
31 X軸駆動部
32 Y軸駆動部
34 第2の傾斜台
35 本体部
36 レーザ発射部

Claims (7)

  1. 半導体パッケージをそれぞれ収納する複数の収納凹部を有し、各収納凹部は内部でパッケージが移動できる程度の大きさに形成されているトレイを用い、そのトレイを移動させつつ、各パッケージの表面に対して順次レーザ光を照射して捺印する方法であって、
    各パッケージが各収納凹部内の隅部分に偏って位置するようにトレイを傾けた状態で移動させる工程と、
    前記トレイが傾いていることにより傾斜した状態のパッケージ表面に対して直交する方向からレーザ光を照射して捺印する工程とを含み、
    前記トレイの各収納凹部は平面ほぼ矩形であって四隅を有し、その四隅のうちの一隅側が残りの三隅よりも低くなるようにトレイを傾けることを特徴とするパッケージ表面へのレーザ捺印方法。
  2. 半導体パッケージをそれぞれ収納する複数の収納凹部内でパッケージが移動可能なトレイを用い、そのトレイを移動させつつ、各パッケージの表面に対して順次レーザ光を照射して捺印する装置であって、
    トレイ搬送装置と、
    レーザ照射装置と、
    それらを載せて傾斜状態に支持する傾斜台とを備え、
    前記トレイ搬送装置は、
    トレイを載せる搬送ステージと、
    その搬送ステージの傾きを調整するための傾斜機構と、
    搬送ステージをトレイの表面に沿う方向へ移動させる移動機構とを含み、
    前記傾斜台は、
    前記レーザ照射装置によるレーザ光軸が前記パッケージの表面に対して直交するような傾斜角度に設定してあり、
    前記レーザ照射装置は、前記トレイが傾けられた状態で振動を与えられることにより各収納凹部内で整列した前記各パッケージの表面に対し、順次レーザ光を照射し、
    前記傾斜台の表面は、平面矩形であってその四隅のうちの一隅側が残りの三隅よりも低くなるような傾斜面に形成され、その傾斜面上に前記トレイ搬送装置及びレーザ照射装置が搭載されていることを特徴とする、
    レーザ捺印装置。
  3. 前記搬送ステージは、その搬送ステージ上の所定位置にトレイを位置決めするためのアライメント機構を備えていることを特徴とする、請求項記載のレーザ捺印装置。
  4. 前記搬送ステージは、その搬送ステージ上に位置決めされたトレイを搬送ステージに対して押さえ付ける押さえ機構を備えていることを特徴とする、請求項2又は3に記載のレーザ捺印装置。
  5. 前記搬送ステージは、トレイに振動を与えるバイブレータを備えていることを特徴とする、請求項2〜4の何れかに記載のレーザ捺印装置。
  6. 前記バイブレータは、トレイの長手方向に振動が伝達されるように設定してあることを特徴とする、請求項記載のレーザ捺印装置。
  7. 前記傾斜台は、
    前記搬送装置を載せる第1の傾斜台と、
    前記レーザ照射装置を載せる第2の傾斜台とを有し、
    共に同一傾斜角に設定してあることを特徴とする、請求項記載のレーザ捺印装置。
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