JPS63140367A - Ｐｏｓ端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ この発明はＰＯＳ端末装置に関し、たとえば、登録した
クレジットカードなどによる売上データをセンタ装置へ
伝送するようなＰＯＳ端末装置に関する。

［従来の技術および発明が解決しようとする問題点］ ＥＣＲのようなＰＯＳ端末装置を多数配置しているデパ
ートやスーパーマーケットなどにおいては、その店の売
上データを集計するために、各ＰＯＳ端末装置で登録さ
れた売上データを所定の時刻にセンタ装置へ伝送する必
要がある。この場合、オペレータは所定の締切日の時刻
になったとき、ＰＯＳ端末装置を手動的に伝送モードに
切換えて、メモリに記憶した売上データを伝送している
。

しかし、営業時間中においては、オペレータは登録処理
に追われてしまい、所定の時刻になったことを忘れてし
まうことがある。そこで、センタ装置からコンテンショ
ン方式（ポーリング方式）を採用し、所定の時刻になっ
たとき、センタ装置からの命令により、各ＰＯＳ端末装
置から売上データを集計する方法が考えられている。こ
のようなコンテンション方式を採用すれば、オペレータ
が伝送モードに切換えることを忘れてしまっても、売上
データの集計ができなくなるおそれがなくなる。しかし
、コンテンション方式を採用すると、センタ装置側の制
御が複雑になる。また、たとえコンテンション方式を採
用したとしても、営業時間内において売」ニデータの集
計を行なうと、その間はＰＯＳ端末装置が伝送処理に占
有されてしまい、オペレータによる売上操作の入力がで
きず、顧客を待たせてしまうことになる。

それゆえに、この発明の主たる目的は、−日の平均的な
売上データを考慮して一日の営業時間帯では満杯となら
ないような主記憶手段とこれと同等以上の副記憶手段と
を設け、営業終了後に所定の時刻になったとき、売上デ
ータを自動的に送信できるようなＰＯＳ端末装置を提供
することである。

［問題点を解決するための手段］ この発明は登録処理した売上データをセンタ装置へ伝送
するようなＰＯＳ端末装置において、商品に関するデー
タを入力するための入力手段と、予め定める数の売上デ
ータを記憶可能な主記憶手段と、入力手段から予め定め
る数を超えるデータが入力されたとき、そのデータを記
憶可能な副記憶手段と、現在日時を計時するタイマと、
タイマによって予め定める時刻が計時されたことに応じ
て、主記憶手段に記憶されているデータをセンタ装置に
伝送するとともに、副記憶手段に売上データが記憶され
ていれば、その売上データもセンタ装置に伝送する伝送
制御手段とから構成される。

［作用］ この発明に係るＰＯＳ端末装置は、主記憶手段と副記憶
手段とを設け、主記憶手段が満杯になったとき副記憶手
段に売上データを記憶し、営業時間終了後の所定の時刻
になったとき主記憶手段および副記憶手段に記憶されて
いる売上データをセンタ装置に伝送するようにしたので
、営業時間中にオペレータが伝送モードに切換えるため
の操作を省略でき、しかも営業終了後に売上データの伝
送を行なうようにしたので、営業時間中に伝送のために
占有されることがなく、顧客を不必要に待たせるおそれ
がなくなる。

［発明の実施例］ 第２図はこの発明の一実施例の概略ブロック図であり、
第３図は第２図に示したＲＡＭに記憶されるデータを示
す図である。

まず、第２図および第３図を参照して、この発明の一実
施例の構成について説明する。ＣＰＵＩはＰＯＳ端末装
置としての登録処理を行なうものであって、このＣＰＵ
Ｉにはキーボード２とカードリーダ３とタイマ４と表示
部５とプリンタ６とＮＣＵモデム７とＲＯＭ８とＲＡＭ
９とが接続される。キーボード２は顧客が買上げた商品
に関するデータを登録するものであり、カードリーダ３
は顧客がクレジットカードによる取引処理を希望したと
き、そのクレジットカードに記録されている金融機関の
口座番号データなどを読取るものである。

タイマ４は現在日時を計時するものである。表示部５は
登録された商品の部門コードや金額データや合計額など
を表示するものであり、プリンタ６はそれらのデータを
レシートに印字するものである。ＮＣＵモデム７は通信
回線を介してセンタ装置とＰＯＳ端末装置との間でデー
タのやりとりを行なうものである。ＲＯＭ８はＣＰＵＩ
が登録処理するのに必要なプログラムを予め記憶してい
−〇　　− る。ＲＡＭ９は第３図に示すように、主記憶手段として
のメインファイル９１と副記憶手段としてのサブファイ
ル９２と送信時刻を設定するための送信時刻設定エリア
９３と締切日を設定するだめの締切日設定エリア９４と
を含む。メインファイル９１は一日の平均的な売上デー
タを考慮して、−日の営業時間帯では一杯とならないよ
うな容量の記憶領域を有している。また、サブファイル
９２はもしメインファイル９１に記憶された売上データ
が満杯になれば、それ以降の売上データを記憶するもの
であって、メインファイル９１とほぼ同様の記憶領域を
有している。送信時刻設定エリア９３はメインファイル
９１およびサブファイル９２に記憶された売上データを
センタ装置に伝送する時刻を設定するものであり、締切
日設定エリア９４は予め定められた締切日を記憶するも
のである。

第１Ａ図ないし第１Ｄ図はこの発明の一実施例の具体的
な動作を説明するためのフロー図である。

次に、第１Ａ図ないし第３図を参照して、この発明の一
実施例の具体的な動作について説明する。

オペレータがキーボード２を操作して、顧客の買−Ｆげ
た商品に関するデータを入力すると、売上データが発生
する。ＣＰＵＩは売上データが発生すると、ＲＡＭ９の
メインファイル９１への売上データの書込みが可能であ
るか否かを判別する。メインファイル９１の記憶エリア
に余裕があれば、発生した売上データをメインファイル
９１に記憶し、プリンタ６によって売上データをレシー
トに印字させる。もし、メインファイル９１が満杯であ
れば、サブファイル９２の空きエリアが５以下であるか
否かを判別する。もし、サブファル９２の空きエリアが
５以下であれば、オペレータに残りの空きエリアが少な
いことを知らせるために、表示部５に警報を表示する。

しかし、サブファイルの空きエリアが５以上あれば、発
生した売上データをサブファイル９２に記憶させる。そ
して、ＣＰＵ１はプリンタ６によって売上伝票を発行さ
せる。その後、ＣＰＵＩはサブファイル９２の空きエリ
アが０であるか否かを判別する。もし、サブファイル９
２の空きエリアが０であれば、第１Ｄ図に示した自動送
信モードに移る。すなわち、メインファイル９１および
サブファイル９２がともに満杯になれば、それ以上登録
できないので、ＣＰＵＩは送信時刻設定エリア９３に設
定された時刻になっていなくとも、メインファイル９１
およびサブファイル９２に記憶した売上データをセンタ
装置に伝送する。この自動送信は、第１Ｄ図に示すよう
に、まずメインファイル９１に記憶されているすべての
売上データを伝送し、続いてサブファイル９２に売上デ
ータが記憶されているか否かを判別し、記憶されていれ
ばサブファイル９２の売上データを送信する。

ＣＰＵＩはサブファイル９２が満杯になっていなければ
、タイマ４の計時している日々が締切日設定エリア９４
に設定された締切日になったか否かを判別する。締切日
でなければ締切日送信フラグがセットされているか否か
を判別し、締切日であれば自動送信済フラグがオンにな
っているか否かを判別する。自動送信済フラグがオンに
なっていなければ、締切日送信フラグをセットし、締切
日送信フラグがセットされたことを判別すると、タイマ
４の計時出力が送信時刻設定エリア９３に設定された送
信時刻になったか否かを判別する。

送信時刻でなければ前述の締切日の判断ステップに戻り
、送信時刻になったことを判別すると、第１Ｄ図に示す
手順でメインファイル９１に記憶された売上データとサ
ブファイル９２に記憶された売上データとを、ＮＣＵモ
デム７を介してセンタ装置に伝送する。そして、ＣＰＵ
Ｉは自動送信済フラグをオンし、締切日送信フラグをリ
セットする。そして、売上データの伝送が正常に行なわ
れたか否かを判別し、伝送が正常に行なわなければ、表
示部５に手動で送信すべき旨のメツセージを表示する。

オペレータは表示部５にその表示がなされたとき、手動
送信を行なう。すなわち、オペレータは図示しないモー
ド切換スイッチを操作して、手動送信モードに設定する
。

ＣＰＵＩは手動送信モードに設定されると、第１Ｃ図に
示すように、メインファイル９１およびサブファイル９
２に記憶されたすべての売上データを、ＮＣＵモデム７
を介して伝送する。そして、ＣＰＵＩは売上データの伝
送が正常に行なわれたか否かを判別し、正常でなければ
、プリンタ６によってエラーを印字させる。

なお、自動送信においては、メインファイル９１が満杯
でありかつサブファイル９２に売上データが記憶されて
いれば、メインファイル９１およびサブファイル９２に
記憶されたすべての売上データを伝送するが、締切日の
所定の時刻になったとき、たとえメインファイル９１に
全く売上データが記憶されていなくても、売上データが
記憶されていないことを示すメツセージをセンタ装置に
伝送する。また、メインファイル９１の一部にのみ売上
データが記憶されていて、サブファイル９２に全く売上
データが記憶されていない場合には、メインファイル９
１に記憶されている売上データのみを伝送する。

さらに、メインファイル９１およびサブファイル９２に
記憶された売上データが正常に伝送された後は、メイン
ファイル９１およびサブファイル９２にそれまでに記憶
されていた売上データはすべてクリアされる。

上述のごとく、この実施例によれば、タイマ４と送信時
刻設定エリア９３および締切日設定エリア９４を設ける
とともに、メインファイル９１とサブファイル９２とを
設けたことによって、締切日までに記憶されたすべての
売上データをセンタ装置で集計することができる。しか
も、−日の平均的な売上データ件数を考慮して設けられ
たメインファイル９１のすべてのエリアに売上データが
記憶された後は、サブファイル９２に継続して売上デー
タを記憶することができるので、営業時間中にセンタ装
置へ売上データを送信する必要がなくなり、伝送のため
にＰＯＳ端末装置が占有されてしまって、顧客を不所望
に待たせるおそれがなくなる。さらに、センタ装置側か
らのコンテンショ方式を採用する必要がなく、センタ装
置側の設備を軽減できる。さらに、ホスト端末装置で登
録されたデータの件数に応じて適正な送信回数にするこ
とかできる。

なお、複数のＰＯＳ端末装置が設置されていて、所定の
時刻になったときすべてのＰＯＳ端末装置からデータの
伝送を行なうと、センタ装置にデータが集中してしまう
ため、各端末装置ごとに、送信時刻をずらせておくとそ
のような問題は解消できる。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、売上データを記憶す
る主記憶手段と副記憶手段とを設け、所定の時刻になっ
たとき、主記憶手段に記憶されている売上データと副記
憶手段に記憶されている売上データをセンタ装置に伝送
するようにしたので、オペレータが所定の時刻になった
とき、伝送モードに切換えて売上データを伝送するため
の操作を省略することができ、またオペレータが伝送モ
ードに切換えることを忘れてしまい、データの集計が行
なえなくなるという問題点を解消できる。さらに、主記
憶手段と副記憶手段とを設けたことによって、営業時間
中に売上データを送信する必要−１３＝ がなくなり、その間顧客を待たせてしまうおそれをなく
すことができる。

【図面の簡単な説明】

第１八図ないし第１Ｄ図はこの発明の一実施例の具体的
な動作を説明するためのフロー図である。 第２図はこの発明の一実施例の概略ブロック図である。 第３図はＲＡＭに記憶されるデータを示す図である。 図において、１はＣＰＵ、２はキーボード、３はカード
リーダ、４はタイマ、５は表示部、６はプリンタ、７は
ＮＣＵモデム、８はＲＯＭ、９はＲＡＭ、９１はメイン
ファイル、９２はサブファイル、９３は送信時刻設定エ
リア、９４は締切日設定エリアを示す。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）登録処理した売上データをセンタ装置へ伝送する
   ようなＰＯＳ端末装置において、商品に関するデータを
   入力するための入力手段、予め定める数の売上データを
   記憶可能な主記憶手段、 前記入力手段から前記予め定める数を超えるデータが入
   力されたとき、そのデータを記憶可能な副記憶手段、 現在時刻を計時するタイマ、および 前記タイマによって予め定める時刻が計時されたことに
   応じて、前記主記憶手段に記憶されているデータを前記
   センタ装置に伝送するとともに、前記副記憶手段に売上
   データが記憶されていれば、その売上データも前記セン
   タ装置に伝送する伝送制御手段を備えた、ＰＯＳ端末装
   置。
2. （２）前記タイマは現在時刻および現在日付を計時し、 前記伝送制御手段は、前記タイマが予め定める日付の予
   め定める時刻を計時したことに応じて、前記売上データ
   を伝送するように制御する、特許請求の範囲第１項記載
   のＰＯＳ端末装置。
3. （３）前記伝送制御手段は、前記副記憶手段の記憶領域
   のすべてに売上データが記憶されたことを判別したとき
   、前記主記憶手段および前記副記憶手段のそれぞれに記
   憶されているすべての売上データを伝送する、特許請求
   の範囲第１項記載のＰＯＳ端末装置。