JP2708125B2 - クレジット端末装置 - Google Patents

クレジット端末装置

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JP2708125B2
JP2708125B2 JP63190262A JP19026288A JP2708125B2 JP 2708125 B2 JP2708125 B2 JP 2708125B2 JP 63190262 A JP63190262 A JP 63190262A JP 19026288 A JP19026288 A JP 19026288A JP 2708125 B2 JP2708125 B2 JP 2708125B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、クレジットによる販売商品の代金支払いを
処理するためのクレジット端末装置に関する。
[従来の技術] 一般に、この種のクレジット端末装置は外部にあるカ
ード発行会社のホストコンピュータと電話回線でもって
オンライン接続されている。そして、クレジットカード
による支払いが発生したとき、カードリーダで客の持参
したクレジットカードに磁気記録されているカード発行
会社コード,会員番号等のカード情報を読取る。また、
オペレータがキーボードを用いて客の指定するクレジッ
ト支払い金額,支払い方法等のクレジット取引情報を入
力し、続いて送信キーを操作すると、上記カード情報お
よびクレジット取引情報がオンライン接続されている該
当カード発行会社のホストコンピュータへ送信される。
そして、このホストコンピュータにより当該クレジット
カードに対する信頼性チェックが行なわれ、取引許可を
示す取引許諾応答伝文が返信されると、この伝文に含ま
れる前述のカード情報およびクレジット取引情報に基い
て所定のクレジット伝票を印字出力するものとなってい
る。
ところで、クレジットによる支払い方法としては、支
払い金額を後日一括して支払う一回払い、支払い金額を
適当に分割して毎月支払う分割払い、支払い金額を一定
の金額で分割して毎月支払う定額払い等の他、労働者に
対して1年のうちの決められた時期(通常は夏[6月
頃]と冬[12月頃]の年2回)に支給される賞与いわゆ
るボーナスの支給月に一括または分割して支払う支払い
時期指定払い(ボーナス1回払いまたはボーナス分割払
い)がある。そして、クレジット会社毎にそれぞれの支
払い方法について利用条件が設定されている。例えば支
払い時期指定払いの場合には、取扱い期間やクレジット
利用の最低限度額等の条件が決められており、この条件
を満足しないと取引が不可となる。そこで、客がクレジ
ット支払い金額の支払い方法として支払い時期指定払い
を要望した場合、店員はこの客が使用するクレジットカ
ードのカード発行会社が設定している支払い時期指定払
いの条件を調べ、この条件を満足している場合にクレジ
ット取引を承認して、クレジット端末装置を操作するも
のとなっいた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、特に支払い時期指定払いの場合には、
各クレジット会社が独自に取扱い期間とそれに対応する
支払い時期を定めていたので、例えば6月に発生した支
払い時期指定払いは、あるクレジット会社では夏のボー
ナス支給時に支払うが別のクレジット会社では冬のボー
ナス支給時に支払うというように、取扱い期間が重複し
ていても支払い時期が異なる場合があった。このため、
店員は予め各クレジット会社毎に支払い時期指定払いの
取扱い期間や支払い時期等を正確に把握して接客するこ
とが望ましく、店員の負担となっていた。
本発明はこのような事情に基づいてなされたものであ
り、その目的とするところは、クレジット会社毎に設定
される支払い時期指定払いの取扱い期間や支払い時期に
関する情報を把握していなくても、客が使用するクレジ
ットカードの情報を読取り操作するとともに支払い時期
指定払いを選択操作するだけで、取扱い期間の条件を満
足しているか否か及び支払い時期がいつなのかを自動的
に確認することができ、店員の負担を軽減できるクレジ
ット端末装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、クレジットカードのカード情報を読取るカ
ードリーダと、クレジット支払い金額の支払い方法とし
て、少くとも月毎に分割して支払う分割払いと特定の季
節に支払う支払い時期指定払いのうちの1つを選択する
支払い方法選択手段と、各カード発行会社別に支払い時
期指定払いの取扱い期間とその取扱い期間に対応する支
払い時期情報を設定記憶する支払い時期指定払いテーブ
ルと、現在の月日を計時する時計回路と、カードリーダ
によりクレジットカードのカード情報を読取るとともに
支払い方法選択手段により支払い方法として支払い時期
指定払いが選択されると、ホストシステムにクレジット
取引情報を送信する前に、時計回路の計時する現在の月
日が支払い時期指定払いテーブルに設定されている当該
クレジットカードのカード発行会社の取扱い期間内か否
かを判断する期間判断手段と、この期間判断手段により
取扱い期間外であることを判断すると取引不可を報知す
る取引不可報知手段と、期間判断手段により取扱い期間
内であることを判断するとその取扱い期間に対応する支
払い時期情報を支払い時期指定テーブルから読出してホ
ストシステムにクレジット取引情報を送信する前に報知
する支払い時期報知手段とを備えたものである。
[作用] このような手段を高じたことにより、客が使用するク
レジットカードの情報をカードリーダに読取らせるとと
もに支払い時期指定払いを選択操作すると、支払い時期
指定払いテーブルが参照されて、このクレジットカード
のカード発行会社が設定した支払い時期指定払いの取扱
い期間とその取扱い期間に対応する支払い時期情報が読
出される。そして、現在の日付が上記取扱い期間外であ
れば、取引不可が報知される。したがって、取扱い期間
の条件を満足していないことを速やかに確認できる。こ
れに対し、現在の日付が上記取扱い期間内であれば、こ
の取扱い期間に対応する支払い時期情報が報知される。
したがって、取扱い期間の条件を満足していること及び
支払い時期がいつであるかを自動的に確認できる。
[実施例] 以下、本発明のクレジット端末装置を各販売商品の販
売点数,販売金額をメモリに登録処理する電子式キャッ
シュレジスタに兼用させた一実施例について説明する。
なお、この実施例では、支払い時期指定払いとして夏ま
たは冬のボーナス1回払いと夏及び冬のボーナス2回払
いを取扱う場合を示す。
第1図は本実施例装置の概略を模式的に示す図であっ
て、クレジット端末装置1は、電子式キャシュレジスタ
本体(以下ECR本体と略称する)2にクレジットカード
に磁気記録されたカード発行会社コード,会員番号等の
カード情報を読取るカードリーダ3、カード発行会社毎
に設定されたクレジット伝票に印刷を行なうCAT(クレ
ジット・オーソリゼーション・ターミナル)プリンタ
4、変調復調器(MODEM)および網制御装置(NCU)から
なる伝送制御回路5を接続して構成されており、上記伝
送制御回路5,電話回線6,電話局内の電話交換回線網7,電
話回線6を介して各クレジット発行会社のホストコンピ
ュータ8A,8Bにオンライン接続されている。
第2図は上記ECR本体の構成を示すブロック図であ
る。CPU(中央処理装置)11は演算回路,メモリ制御回
路等を内蔵し、入力データに基いて各種の演算処理を実
行するとともに、プログラムなどの固定データを記憶す
るROM12と、入力データ,演算処理データなどの可変的
データを記憶するRAM13とをアドレス・バスライン14を
介して接続している。また、現在の年月日および時刻を
計時する時計回路15、商品販売データ,クレジット取引
情報等を入力するためのキーボード16からのキー信号を
入力処理するキーボード入力回路17、前記カードリーダ
3にて読取られたカード情報を取込むカードリーダイン
タフェース18、キー入力された商品販売データなどを表
示するための表示器19を駆動制御する表示制御回路20、
レシートおよびジャーナルに印字を行なうためのRJプリ
ンタを駆動制御するプリンタ制御回路22、前記CATプリ
ンタ4に印字データや各種コマンドを送出するプリンタ
インタフェース23、「登録」「精算」「設定」等の電子
式キャッシュレジスタとしての各種業務モードを選択す
るモードスイッチ24とクレジット伝票用データをCATプ
リンタ4よってクレジット伝票に印字するかRJプリンタ
21によってレシートに印字するかを選択する印字先指定
スイッチ25とから信号を入力するI/Oポート26、および
前記伝送制御回路5がバスライン27を介してCPU11に接
続されている。
上記キーボード16には、第3図に示すように、販売商
品の販売点数,販売金額およびクレジット販売時におけ
るクレジット支払い金額等の数字データを置数するため
の置数キー31、販売商品を分類する部門コードを入力す
るための部門キー32、小計キー33、現金販売のときに合
計金額を産出するための預/現計キー34、クレジット販
売であることを宣言するクレジットキー35、クレジット
支払い方法として「1回払い」,「定額払い」,「分割
払い」,「ボーナス1回払い」,「ボーナス2回払い」
をそれぞれ入力するための各支払い方法入力キー36a〜3
6e、カード発行会社のホストコンピュータ8A,8Bに対す
るクレジット販売許可の問合せ伝文送信を指令する送信
キー37、CATプリンタ4によるクレジット伝票の印字開
始を指令する認証キー38、前記印字先指定スイッチ25ま
たは後述するカード発行会社別の印字先ステータスによ
り指定されたクレジット伝票用データの印字出力先をク
レジット伝票とレシートとの間で切替える印字先変更キ
ー39、などの各種キーが配設されている。
前記表示器19は、第4図に示すように、販売商品のコ
ード,名称等を表示するための上段ドット表示管41と、
販売金額や合計金額等を表示するための下段ドット表示
管42と、「登録」「精算」等のキャッシュレジスタ状態
を点灯表示するためのトライマーク群43とから構成され
ている。そして、上記トライマーク群43のなかに、クレ
ジット伝票用データの印字出力先がクレジット伝票であ
るとき点灯する伝票トライマーク43aと、レシートであ
るとき点灯するレシートトライマー43bとが組込まれて
いる。
前記RAM13内には、第5図に示すように、置数キー31
による置数データを一時記憶する置数バッファ51、一人
の客に販売した商品の販売金額を加算して合計金額を算
出する合計器52、クレジット販売時におけるクレジット
支払い額を記憶する支払い額メモリ53、各販売商品の販
売点数,販売金額等の販売データを部門別,取引別等に
累積登録する販売登録ファイル54、カードリーダ3によ
って読取られたカード情報を記憶するカード情報バッフ
ァ55、各カード発行会社のホストコンピュータ8A,8B
送信するデータを一時格納する送信バッファ56、各カー
ド発行会社のホストコンピュータ8A,8Bより受信したデ
ータを一時格納する受信バッファ57、各クレジット発行
会社に関する情報を設定記憶するクレジットテーブル5
8、ボーナス支払い条件に関する情報を設定記憶するボ
ーナス支払いテーブル59、印字先情報選択フラグF1,印
字先指定フラグF2,伝票フラグF3,レシートフラグF4およ
び変更フラグF5を記憶するフラグメモリ60、クレジット
販売時におけるクレジット支払い時期を記憶する支払い
時期メモリ61が形成されている。
印字先情報選択フラグF1は、クレジット伝票用データ
の印字出力先を指定する情報として前記印字先指定スイ
ッチ25の情報を有効とするとき“ON"、後述するクレジ
ット会社別の印字先ステータスを有効とするとき“OFF"
となり、予め「設定」業務において設定される。印字先
指定フラグF2は、前記印字先指定スイッチ25がクレジッ
ト伝票側を選択しているとき、“ON",レシート側を選択
しているとき、“OFF"となる。伝票フラグF3は、クレジ
ット伝票用データの印字出力先がクレジット伝票のとき
“ON",レシートのとき“OFF"となり、レシートフラグF4
は、逆にレシートのとき“ON",クレジット伝票のとき
“OFF"となる。変更フラグF5は、印字先変更キー39の押
下毎に“ON"とOFF"が反転する。
上記クレジットテーブル58には、第6図に示すよう
に、各カード発行会社の発行するクレジットカードに磁
気記録されているカード発行会社コードに対応して、そ
の会社のボーナス支払い条件に相当する情報が設定され
たボーナス支払いテーブル59のテーブルNo.を格納する
ためのエリアAと、その会社のクレジット伝票用データ
をCATプリンタによりクレジット伝票に印字するか(ス
テータス=1)、RJプリンタ21によりレシートに印字す
るか(ステータス=0)を指定する印字先ステータスを
格納するためのエリアBとが形成されている。
ボーナス支払いテーブル59には、第7図に示すよう
に、一連のテーブルNo.に対応して、ボーナス1回払い
またはボーナス2回払いにおけるクレジット利用額の最
低金額を格納するためのエリアC1,C2と、夏のボーナス
1回払い,冬のボーナス1回払い,夏・冬の順序による
ボーナス2回払い,冬・夏の順序によるボーナス2回払
いについてそれぞれクレジット利用を受付ける取扱い期
間を格納するためのエリアD1,D2,D3,D4と、各ボーナス
取扱い期間エリアD1〜D4に対応して支払い時期情報(ナ
ツ,フユ,ナツ・フユ,フユ・ナツ等)を格納するため
のエリアE1,E2,E3,E4とが形成されている。
しかして、前記ECR本体2のCPU11はモードスイッチ24
により「登録」モードが選択されている状態で、第8図
に示す流れ図にしたがってクレジット販売を処理するよ
うにプログラム構成されている。すなわち、ST(ステツ
プ)1にてキーボード16の置数キー31,部門キー32など
のキー操作により1つの販売商品の部門コード,販売金
額,販売点数の販売データが入力さると、その販売商品
に対する登録処理を実行する。すなわち、販売商品の販
売データを販売登録ファイル54の該当部門コードの売上
エリアに累積する。また、販売金額を合計器52に加算す
る。さらに、部門コードおよび販売金額を表示器19の上
段ドット表示管41および下段ドット表示管42にそれぞれ
表示させるとともに、RJプリンタ21を駆動制御して上記
部門コードおよび販売金額をレシートに印字出力する。
ST2にてキーボード16のクレジットキー35がキー操作
されると、一人の客に販売した全商品の登録が終了し、
その客が支払いにクレジットを利用したので、レシート
に合計器52の合計金額を印字出力するとともに表示器19
の下段表示管42に上記合計金額を表示させた後、カード
リーダ3にクレジットカードが挿入されるのを待つ。そ
して、カードが挿入されたならば、このカードに磁気記
録されている会社コード,会員番号等のカード情報を読
取り、カード情報バッファ53へ格納する。
次いで、ST3として第9図に示す印字先表示処理を実
行する。すなわち、フラグメモリ60内の印字先情報選択
フラグF1の状態を調べ、印字先指定スイッチ25の情報が
有効であるか(ON),クレジットテーブル58上のエリア
Bに設定されている印字先ステータス情報が有効である
か(OFF)を判断する。そして、フラグF1がONすなわち
印字先指定スイッチ25の情報が有効の場合にはフラグメ
モリ60内の印字先指定フラグF2の状態を調べる。そし
て、このフラグF2が“ON"の場合には印字先指定スイッ
チ25がクレジット伝票側であるので、フラグメモリ60の
伝票フラグF3を“ON",レシートフラグF4を“OFF"とし、
表示器19の伝票トライマーク43aを点灯させて、この処
理を終了する。これに対し、印字先指定フラグF2が“OF
F"の場合には印字先指定スイッチ25がレシート側である
ので、フラグメモリ60のレシートフラグF4を“ON",伝票
フラグF3を“OFF"とし、表示器19のレシートトライマー
ク43bを点灯させて、この処理を終了する。
一方、印字先情報選択フラグF1が“OFF"すなわち印字
先ステータス情報が有効の場合には、クレジットテーブ
ル58からカード情報バッファ55内の会社コードに該当す
る印字先ステータスを読出す。そして、読出したステー
タスが“1"の場合にはクレジット伝票用データをクレジ
ット伝票に印字するように指定されているので、フラグ
メモリ60の伝票フラグF3を“ON",レシートフラグF4を
“OFF"とし、表示器19の伝票トライマーク43aを点灯さ
せて、この処理を終了する。これに対し、読出したステ
ータスが“0"の場合にはクレジット伝票用データをレシ
ートに印字するように指定されているので、フラグメモ
リ60のレシートフラグF4を“ON",伝票フラグF3を“OFF"
とし、表示器19のレシートトライマーク43bを点灯させ
て、この処理を終了する。
第8図において、ST3の印字先表示処理が終了する
と、ST4としてクレジット支払い金額の入力を待つ。こ
こで、置数キー31により合計金額のうちクレジットを利
用する金額を置数後に小計キー33が入力されると、置数
された金額をクレジット支払い金額として支払い額メモ
リ53に格納する。置数キー31による置数無しで小計キー
33が入力されると合計金額を全てクレジットを利用して
支払うので合計器52内の合計金額をクレジット支払い額
として支払い額メモリ53に格納する。
次いで、ST5としてキーボード16の支払い方法入力キ
ー36a〜36eによりクレジット支払い金額の支払い方法が
入力されると、その支払い方法に応じた支払い区分処理
を実行する。ここで、ボーナス1回払いキー36dまたは
ボーナス2回払いキー36eが操作されてボーナス支払い
が宣言されると、第10図に示す処理を実行する。すなわ
ち、先ずクレジットテーブル58からカード情報バッファ
55内の会社コードに対応するボーナス支払いテーブルN
o.を読出し、ボーナス支払いテーブル59における該当テ
ーブルNo.のデータを認識する。そして、時計回路15に
て計時されている現在月日が該当するボーナス支払いの
取扱い期間に属しているか否かを判断する。すなわち、
ボーナス1回払いキー36dが操作されてボーナス1回払
いが選択されている場合にはエリアD1,D2の各取扱い期
間データを現在月日と照合し、ボーナス2回払いキー36
eが操作されてボーナス2回払いが選択されている場合
にはエリアD3,D4の各取扱い期間データを現在月日と照
合する。そして、現在月日が該当エリアD1,D2またはD3,
D4のいずれかの取扱い期間に属する場合には、支払い額
メモリ53内のクレジット支払い額が該当するボーナス支
払いの最低利用額以上であるか否を判断する。すなわ
ち、ボーナス1回払いが選択されている場合にはエリア
C1の最低利用額とクレジット支払い額とを比較し、ボー
ナス2回払いが選択されている場合にはエリアC2の最低
利用額とクレジット支払い額とを比較する。そして、ク
レジット支払い額が該当エリアC1またはC2の最低利用額
以上の場合には、現在月日の属するエリアに対応する支
払い時期エリア(取扱い期間エリアD1の場合は支払い時
期エリアE1,取扱い期間エリアD2の場合は支払い時期エ
リアE2,取扱い期間エリアD3の場合は支払い時期エリアE
3,取扱い期間エリアD4の場合は支払い時期エリアE4)内
の支払い時期情報を支払い時期メモリ61に格納するとと
もに、その支払い時期を表示器19の上段ドット表示管41
に表示させ、この処理を終了する。なお、現在月日が該
当するボーナス支払いの取扱い期間に属さない場合、あ
るいはクレジット支払い額が該当ボーナス支払いの最低
利用額に満たない場合にはこのボーナス支払いによる取
引不許可を上段ドット表示管41に表示させて終了する。
第8図において、ST5にて支払い方法の入力があり、
その支払い区分処理を終了すると、送信キー37が入力さ
れるのを待つ。ただし、送信キー37の入力前にST6とし
て印字先変更キー39の入力があると、初期時“OFF"にリ
セットされている変更フラグF5を反転させるとともに、
伝票トライマーク43aとレシートトライマーク43bとの点
滅状態を切替える。すなわち、伝票トライマーク43aが
点灯中でレシートトライマーク43bが消灯中に印字先変
更キー39が入力されると伝票トライマーク43aを消灯さ
せ,レシートトライマーク43bを点灯させる。逆に伝票
トライマーク43aが消灯中でレシートトライマーク43bが
点灯中に印字先変更キー39が入力されると伝票トライマ
ーク43aを点灯させ,レシートトライマーク43bを消灯さ
せる。
ST7にて送信キー37が入力されると、カード情報バッ
ファ55内のカード情報,支払い額メモリ53内のクレジッ
ト支払額,支払い時期メモリ61内の支払い時期情報を取
引許可の問合せ伝文に組込んで送信バッファ56に一時格
納し、この問合せ伝文を伝送制御回路5,電話回線6,電話
交換回線網7,電話回線6を介して該当カード発行会社の
ホストコンピュータ8A,8Bへ送信し(送信処理)、ホス
トコンピュータ8A,8Bからの応答を待つ。そして、問合
せ伝文に対する応答を受信すると、ST8にてその応答伝
文が取引許可を示す許諾応答伝文であれば、その応答伝
文に含まれるカード情報やクレジット支払い額,支払い
方法等のクレジット取引情報を受信バッファ57に格納す
る。
次いで、販売データ,合計金額等が印字されたレシー
トを発行した後、第11図に示す伝票印字処理を実行す
る。すなわち、流れ図を開始すると先ず伝票フラグF3が
“ON"か、レシートフラグF4が“ON"かを判定する。伝票
フラグF3が“ON",レシートフラグF4が“OFF"の場合には
変更フラグF5の状態を調べる。そして、変更フラグF5が
“OFF"の場合にはクレジット伝票用データをクレジット
伝票に印字出力することが指定されているので、キーボ
ード16の認証キー38が操作されるのを待つ。そして、認
証キー38が操作されるとCATプリンタ4に伝票が装着さ
れていることを確認した後、受信バッファ57内のカード
情報およびクレジット取引情報からクレジット伝票用デ
ータを編集し、CATプリンタ4を駆動して上記伝票に対
する印字出力処理を開始する。これに対し、変更フラグ
F5が“ON"の場合にはクレジット伝票用データをクレジ
ット伝票ではなくレシートに印字出力することが指定さ
れているので、受信バッファ57内のカード情報およびク
レジット取引情報からクレジット伝票用データを編集
し、RJプリンタ21を駆動してレシートに対する印字出力
処理を開始する。
一方、伝票フラグF3が“OFF",レシートフラグF4が“O
N"の場合にも変更フラグF5の状態を調べる。そして、変
更フラグF5が“OFF"の場合にはクレジット伝票用データ
をレシートに印字出力することが指定されているので、
上記と同様にしてレシート印字処理を開始する。これに
対し、変更フラグF5が“ON"の場合にはクレジット伝票
用データをレシートではなくクレジット伝票に印字出力
することが指定されているので、上記と同様にしてクレ
ジット伝票印字処理を開始する。
こうして、クレジット伝票用データのクレジット伝票
またはレシートに対する印字出力処理を完了すると、第
8図に示すクレジット販売処理を終了する。なお、ST8
にてホストコンピュータ8A,8Bから受信した応答伝文が
クレジットによる取引を許可しない拒否応答の場合に
は、取引不許可を表示器19の上段ドット表示管41に表示
させて終了する。
このように構成された本実施例においては、キャッシ
ャは客から販売登録した商品についてクレジットカード
による支払いの要望があると、クレジットキー35を操作
してクレジット取引を宣言するとともに客から預かった
クレジットカードをカードリーダ3に挿入する。また、
キャッシャは客に対してクレジットによって支払う金額
とその支払い方法とを尋ね、所定のキー操作を行なって
クレジット支払い額および支払い方法を入力する。
今、第6図および第7図に示すようにクレジットテー
ブル58およびボーナス支払いテーブル59に各データが設
定された状態で、客が例えば8万円の買物を行ない、カ
ード発行会社コード「1234」のクレジットカードで全額
についてボーナス1回払いを要望した場合、キャッシャ
は先ずクレジットキー35を操作し、クレジットカードを
カードリーダ3に挿入したのち小計キー33を操作し、さ
らにボーナス1回払いキー35dを操作する。そうする
と、クレジットテーブル58から会社コード「1234」に対
応するボーナス支払いテーブルNo.「01」が読出され、
ボーナス支払いテーブル59のテーブルNo.「01」のデー
タが認識される。そして、時計回路15にて計時されてい
る現在月日が例えば6月1日であると、この現在月日6
月1日が取扱い期間エリアD4の夏のボーナス1回払いの
ボーナス取扱い期間に属するので、クレジット支払い額
が該当テーブル上におけるボーナス1回払いのクレジッ
ト最低利用額と比較される。この場合、クレジット支払
い額が最低金額以上であるのでクレジット取引が許可さ
れ、該当取扱い期間エリアD1に対応する支払い時期エリ
アE1内の支払い時期情報「ナツ」が支払い時期メモリ61
に格納されるとともに表示器19の上段ドット表示管41に
表示データ「オシハライハ“ナツ”デス」が表示出力さ
れる。
その後、キャッシャは送信キー37を操作する。そうす
ると、会社コード「1234」のカード発行会社におけるホ
ストコンピュータに対してクレジット取引の問合せが行
なわれ、このホストコンピュータから取引許諾応答があ
ると、所定のクレジット伝票用データがクレジット伝票
あるいはレシートに印字出力されて発行される。
また、客が例えば30万円の買物を行ない、カード発行
会社コード「1357」のクレジットカードで20万円につい
てボーナス2回払いを要望した場合、キャッシャは先ず
クレジットキー35を操作し、クレジットカードをカード
リーダ3に挿入したのち20万を置数し小計キー33を操作
し、さらにボーナス2回払いキー35eを操作する。そう
すると、クレジットテーブル58から会社コード「1357」
に対応するボーナス支払いテーブルNo.「03」が読出さ
れ、ボーナス支払いテーブル59のテーブルNo.「03」の
データが認識される。そして、時計回路15にて計時され
ている現在月日が例えば9月15日であると、この現在月
日9月15日が取扱い期間エリアD4の冬・夏の順序による
ボーナス2回払いのボーナス取扱い期間に属するので、
クレジット支払い額が該当テーブル上におけるボーナス
2回払いのクレジット最低利用額と比較される。この場
合、クレジット支払い額が最低金額以上であるのでクレ
ジット取引が許可され、該当取扱い期間エリアD4に対応
する支払い時期エリアE4内の支払い時期情報「12,6ガ
ツ」が支払い時期メモリ61に格納されるとともに表示器
19の上段ドット表示管41に表示データ「オシハライハ1
2,6ガツデス」が表示出力される。その後は同様であ
る。
このように本実施例においては、ボーナス支払いによ
るクレジット取引が発生した場合、キャッシャはクレジ
ット支払い額を入力した後、該当する支払い回数のボー
ナス支払いキー35d,35eを入力する。そうすると、現在
月日に相当する取扱い期間によって予め定められている
支払い時期(ボーナス1回払いの場合は“夏”または
“冬”、ボーナス2回払いの場合は“夏・冬”または
“冬・夏”)が自動的に報知される。したがって、従来
のようにボーナス支払いに対してクレジット会社毎に取
扱期間や支払い時期等を把握して接客する必要がなくな
り、キャッシャの負担を軽減できる。
また、自動決定された支払い時期はその客のクレジッ
ト取引が完了するまで表示器19の上段ドット表示管41に
その季節または月で表示されるので、客は支払い時期を
容易に認識でき、また、キャッシャは客に支払い時期を
再確認することが可能である。
なお、前記実施例においてはボーナス分割払いを2回
までとしたが、3回以上の分割払いについてもボーナス
支払いテーブル上に3回以上の場合のボーナス支払い条
件エリアを設けることによって処理可能であるのは言う
までもないことである。また、前記実施例ではボーナス
支払いについてのみ例示したが、このボーナスと同様に
支払い時期が一般に標準化されている支払い方法であれ
ば本発明の適用が可能である。また、前記実施例では電
子式キャッシュレジスタに兼用させたクレジット端末装
置として説明したが、電子式キャッシュレジスタとして
の機能を持たないものであってもよいのは勿論である。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば、クレジット会
社毎に設定される支払い時期指定払いの取扱い期間や支
払い時期に関する情報を把握していなくても、客が使用
するクレジットカードの情報を読取り操作するとともに
支払い時期指定払いを選択操作するだけで、取扱い期間
の条件を満足しているか否か及び支払い時期がいつなの
かをホストシステムにクレジット取引情報が送信される
前に自動的に確認することができ、店員の負担を軽減で
きる上、客に対する信頼性も向上し得るクレジット端末
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明を電子式キャッシュレジスタに兼用させた一
実施例を示す図であって、第1図は全体の概略構成を示
すブロック図、第2図はECR本体のブロック図、第3図
はキーボードのキー配置を示す図、第4図は表示器の構
成を示す図、第5図はRAMの主要なメモリ構成を示す
図、第6図はクレジットテーブルを示す図、第7図はボ
ーナス支払いテーブルを示す図、第8図はCPUにおける
クレジット販売処理を示す流れ図、第9図はクレジット
販売処理における印字先表示処理を示す流れ図、第10図
はクレジット販売処理における支払い区分処理を示す流
れ図、第11図はクレジット販売処理における伝票印字処
理を示す流れ図である。 1……クレジット端末装置、2……ECR本体、3……カ
ードリーダ、4……CATプリンタ、5……伝送制御回
路、8A,8B……ホストコンピュータ、19……表示器、21
……RJプリンタ、35……クレジットキー、36a〜36e……
支払い方法入力キー、37……送信キー、53……支払い額
メモリ、58……クレジットテーブル、59……ボーナス支
払いテーブル、61……支払い時期メモリ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各カード発行会社がそれぞれ発行するクレ
    ジットカードのカード情報,クレジット支払い金額,支
    払い方法,支払い時期等のクレジット取引情報を伝送回
    線を介して該当するカード発行会社のホストシステムへ
    送信し、このホストシステムからの取引許諾応答に応じ
    てクレジット伝票を印字出力するクレジット端末装置に
    おいて、 前記クレジットカードのカード情報を読取るカードリー
    ダと、クレジット支払い金額の支払い方法として、少く
    とも月毎に分割して支払う分割払いと特定の季節に支払
    う支払い時期指定払いのうちの1つを選択する支払い方
    法選択手段と、各カード発行会社別に前記支払い時期指
    定払いの取扱い期間とその取扱い期間に対応する支払い
    時期情報を設定記憶する支払い時期指定払いテーブル
    と、現在の月日を計時する時計回路と、前記カードリー
    ダにより前記クレジットカードのカード情報を読取ると
    ともに前記支払い方法選択手段により支払い方法として
    支払い時期指定払いが選択されると、前記ホストシステ
    ムに前記クレジット取引情報を送信する前に、前記時計
    回路の計時する現在の月日が前記支払い時期指定払いテ
    ーブルに設定されている当該クレジットカードのカード
    発行会社の取扱い期間内か否かを判断する期間判断手段
    と、この期間判断手段により取扱い期間外であることを
    判断すると取引不可を報知する取引不可報知手段と、前
    記期間判断手段により取扱い期間内であることを判断す
    るとその取扱い期間に対応する支払い時期情報を前記支
    払い時期指定テーブルから読出して前記ホストシステム
    に前記クレジット取引情報を送信する前に報知する支払
    い時期報知手段とを具備したことを特徴とするクレジッ
    ト端末装置。
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