JPH06195565A - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

商品販売データ処理装置

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JPH06195565A
JPH06195565A JP34468392A JP34468392A JPH06195565A JP H06195565 A JPH06195565 A JP H06195565A JP 34468392 A JP34468392 A JP 34468392A JP 34468392 A JP34468392 A JP 34468392A JP H06195565 A JPH06195565 A JP H06195565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
payment
amount
product
payment method
key
Prior art date
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Pending
Application number
JP34468392A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshimitsu Suzuki
敏充 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH06195565A publication Critical patent/JPH06195565A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1取引にて売上登録された商品の情報から指
示入力された支払い方法に対する支払い限度額を自動的
に判定し、その支払い限度額を越える該当支払い方法で
の代金支払いを受け付けないようにする。 【構成】 1取引で買上げられた商品のコードが入力さ
れる毎に設定情報に基づいて入力コードに対応する商品
の可能な代金支払い方法を判別して、その判別した支払
い方法別に該当商品の販売金額を1取引単位で合計する
ようにし、代金支払い方法が入力されると、その代金支
払い方法の合計金額までの代金支払いを許可するように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小売業や卸売業等の流
通産業分野で用いられる電子式キャッシュレジスタ,P
OS(販売時点情報管理)ターミナル等の商品販売デー
タ処理装置に関わり、特に、クーポン券やプリペイドカ
ード等による代金支払いを処理できる商品販売データ処
理装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばスーパーマーケット等の小売店で
は、一般に、客は買上げ商品の代金を現金で一括して支
払うか、クレジットカード等を利用した信用取引による
後払いで支払っている。また、最近では、店側または製
造業者側が発行したクーポン券やプリペイドカードを使
用して代金を支払うことも可能である。
【0003】ところで、商品のなかにはクーポン券やプ
リペイドカードでは購入できない商品が存在する。煙
草,葉書等のように国または地方の自治体が管理する商
品やプレミアムが付加されたプリペイドカード等がこれ
に該当する。
【0004】一方、従来の電子式キャッシュレジスタ,
POS(販売時点情報管理)ターミナル等の商品販売デ
ータ処理装置は、スキャナ,キーボード等の入力装置を
介して客が買上げる商品のコードが入力されると、その
商品の販売金額等の販売データを記憶部に売上登録処理
するとともに、販売金額を合計器にて1取引単位で合計
する。そして、キー操作によって支払い方法及び支払い
金額が指示入力されると、合計器にて求められた合計金
額から支払い金額分を減額し、残金が“0”になると1
客に対する取引終了を判断してレシートを発行するもの
であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の商品販売データ処理装置においては、クーポン
券やプリペイドカードでは支払いができない商品を買上
げた客がその商品を除く買上げ商品の合計金額よりも高
額の支払いを上記クーポン券やプリペイドカードで行う
べく、該当する支払い方法及び支払い金額がキー入力に
よって指示入力されても、その支払い方法及び支払い金
額を有効として処理していた。
【0006】このため、店員が気付かない限りは、クー
ポン券やプリペイドカードでは支払いができない商品を
その禁じられた支払い方法で売上げてしまうことにな
り、店員に支払い方法の正確な知識と判断力が要求さ
れ、店員の負担になっていた。
【0007】そこで本発明は、1取引にて売上登録され
た商品の情報から指示入力された支払い方法に対する支
払い限度額を自動的に判定し、その支払い限度額を越え
る該当支払い方法での代金支払いを受け付けないように
して、正常な運用とオペレータの負担軽減を図り得る商
品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、コード入力手
段によりコードが入力された商品の販売金額等の販売デ
ータを記憶部に売上登録処理する商品販売データ処理装
置において、1取引で買上げられた商品の代金支払い方
法を入力する支払い方法入力手段と、各商品にそれぞれ
付されるコード別に該当コードに対応する商品の代金支
払い方法を指定する情報を記憶する支払い方法記憶手段
と、コード入力手段により商品のコードが入力される毎
に支払い方法記憶手段による記憶情報に基づいて入力コ
ードに対応する商品の可能な代金支払い方法を判別する
支払い方法判別手段と、この判別手段により判別された
支払い方法別に該当商品の販売金額を1取引単位で合計
する支払い可能額合計手段と、支払い方法入力手段によ
り代金支払い方法が入力される毎に支払い可能額合計手
段により得られる該当代金支払い方法の合計金額までの
代金支払いを許可する支払い許可手段とを備えたもので
ある。
【0009】
【作用】このような構成の本発明であれば、コード入力
手段により1取引で買上げられた商品のコードが入力さ
れる毎に、支払い方法記憶手段による記憶情報に基づい
て入力コードに対応する商品の可能な代金支払い方法が
判別され、この判別された支払い方法別に該当商品の販
売金額が1取引単位で合計される。そして、支払い方法
入力手段により代金支払い方法が入力されると、その代
金支払い方法の合計金額までの代金支払いが許可され、
合計金額を越える支払いは自動的に禁じられる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0011】なお、この実施例では複数台のPOSター
ミナル1を1台のストアプロセッサ2によって集中管理
するPOSシステムに本発明を適用した場合について述
べるものとする。また、説明の便宜上、POSターミナ
ル1は現金のほか、プリペイドカードとクーポン券によ
る支払いが可能な機種とする。
【0012】図1は本実施例のPOSシステムの概略構
成を示すブロック図であって、複数台のPOSターミナ
ル1をLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等の
有線または無線の通信回線3によってストアプロセッサ
3に接続することにより、POSシステムを構築してい
る。
【0013】各POSターミナル1は、客が買上げる商
品の販売データを記憶部に売上登録するとともにレシー
トを印字,発行するものである。
【0014】ストアプロセッサ2は、各POSターミナ
ル1にて記憶部に売上登録された商品のデータを通信回
線3を介して収集し、商品別,時間帯別,店員別等に分
類して集計して、店全体の売上分析に必要なデータを生
産し出力する機能を有する。
【0015】また、ストアプロセッサ1は、ハードディ
スク装置等の記憶装置によってPLUファイル4を備え
ている。このPLUファイル4は、図2に示す如く各商
品の個々に付されるPLU(プライス・ルック・アッ
プ)コード4aに対応して該当する商品名4b,単価4
c,支払区分4d等の情報を予め設定したファイルであ
り、POSターミナル1からPLUデータの問合せがあ
ると、ストアプロセッサ2の制御部は、PLUファイル
4を検索して問い合わせに該当するPLUコードの商品
情報(商品名,単価,支払区分等)を読出し、問合わせ
のあったPOSターミナル1へ通信回線3を通じて送信
するように構成されている。
【0016】ここで、支払区分の情報4aは、現金,プ
リペイドカード,クーポン券のいずれの支払い方法でも
支払いが可能な商品に対しては“0”、クーポン券によ
る支払いが不可能な商品に対しては“1”、プリペイド
カードによる支払いが不可能な商品に対しては“2”、
プリペイドカード及びクーポン券による支払いが不可能
な商品に対しては“3”がそれぞれ設定される。
【0017】ここに、PLUファイル4は支払い方法記
憶手段を構成する。
【0018】図3は前記POSターミナル1の要部構成
を示すブロック図である。POSターミナル1は、制御
部本体としてCPU(中央処理装置)11を有する。ま
た、上記CPU11が制御する主記憶部としてROM
(リード・オンリ・メモリ)12及びRAM(ランダム
・アクセス・メモリ)13を設け、CPU11,ROM
12及びRAM13をバスライン14で接続している。
なお、上記RAM13はバッテリ13aからバックアッ
プ電源が供給されるようになっており、ターミナルの主
電源オフ時にも記憶データを安定に保持できるようにな
っている。
【0019】またPOSターミナル1は、現在の日付及
び時刻を計時する時計回路15、モードスイッチ16か
らの信号が入力されるとともに現金等を収容するための
ドロワを開放動作させるドロワ開放装置17に駆動信号
を出力するI/Oポート18、前記ストアプロセッサ2
との間で通信回線3を通じて行われるデータの送受信を
制御する通信インタフェース19、キーボード20にお
ける入力キーに対応するキー信号を得るキーボードコン
トローラ21、表示器22を駆動制御して表示データに
対応する文字,数字等を表示させる表示コントローラ2
3、プリンタ24を駆動制御してレシート用紙及びジャ
ーナル用紙にデータ印字させるプリンタコントローラ2
5、バーコードスキャナ26で光学的に読み取られたバ
ーコードデータが入力されるスキャナインタフェース2
7、プリペイドカードに対してデータの読み書きを行う
Pカード装置28を制御するPカードコントローラ29
等を備え、これらを前記バスライン14を介して前記C
PU11に接続している。
【0020】前記キーボード20には、図4に示す如
く、販売商品の金額や客の支払い金額等の数値データを
置数するための置数キー20aの他、置数クリアやエラ
ー解除に使用されるクリアキー20b,金額キー20
c,乗算キー20d,小計キー20e,部門キー20
f,預/現計キー20g,クーポンキー20h,Pカー
ドキー20i等の各種ファンクションキーが配設されて
いる。
【0021】ここで、預/現計キー20gは現金,プリ
ペイドカードまたはクーポン券による支払い金額を入力
するためのキーとして用いられる。また、クーポンキー
20hは、クーポン券による支払い方法を指定するため
のキーであり、Pカードキー20iはプリペイドカード
による支払い方法を指定するためのキーであって、これ
らクーポン券キー20h及びPカードキー20iは支払
い方法入力手段を構成する。
【0022】一方、各商品にはそれぞれPLUコードに
対応するバーコードが印刷または貼付されており、前記
バーコードスキャナ26でこの商品に付されたバーコー
ドを読取ることによってPLUコードが入力される。こ
こに、バーコードスキャナ26はコード入力手段を構成
する。
【0023】前記モードスイッチ16は、「登録」,
「点検」,「精算」,「設定」等の各種業務モードを択
一的に切換えるためのスイッチで、鍵にて切換操作され
る。
【0024】因みに、「登録」モードとは上記バーコー
ドスキャナ16を介してPLUコードが入力された商品
の販売金額等の販売データをRAM13に形成される記
憶部に売上登録するとともに、預/現計キー20gのキ
ー入力処理により1客に対する取引終了を判断すると、
プリンタ24によりレシートを発行するモードである。
【0025】「点検」モードとは「登録」によって記憶
部に売上登録されたデータをプリンタ24により記録紙
に印字してレポート出力するモードである。
【0026】「精算」モードとは「登録」によって記憶
部に売上登録されたデータをプリンタ24により記録紙
に印字してレポート出力した後、上記記憶部をクリアす
るモードである。
【0027】「設定」モードとは「登録」,「点検」,
「精算」等の各種業務を実行するのに必要なデータを予
めRAM13に設定する業務である。
【0028】そして、前記CPU11が上記モードスイ
ッチ16により選択された業務モードに対応する処理を
実行するためのプログラムデータは前記ROM12に予
め設定されている。
【0029】またRAM13には、図5に示すように、
商品販売データを売上登録する記憶部としての取引別合
計器Mの他、1取引で買い上げられた商品の合計金額を
記憶する客合計器A1、クーポン券による支払いが可能
な金額を記憶するクーポン支払可能額合計器A2、プリ
ペイドカードによる支払いが可能な金額を記憶するPカ
ード支払可能額合計器A3及び登録中フラグRF,クー
ポンキーフラグKF1,PカードキーフラグKF2等の
各種フラグを記憶するフラグメモリF等が形成されてい
る。
【0030】しかして、POSターミナル1のCPU1
1は、モードスイッチ16により「登録」モードが選択
されている状態で、図6に示す単品登録業務を実行する
ようにプログラム設定されている。
【0031】すなわち、先ずST(ステップ)1でバー
コードスキャナ26によるバーコード読取りにより商品
のPLUコードが入力されたことを確認すると、ST2
でフラグメモリFの登録中フラグRFが“1”にセット
されているか否かを判断する。そして、登録中フラグR
Fが“0”にリセットされている場合のみ、“1”にセ
ットするとともに、客合計器A1,クーポン支払可能額
合計器A2及びPカード支払可能額合計器A3をクリア
する。
【0032】次に、ST3で入力されたPLUコードで
PLUデータ問合せ伝文を編集し、通信インタフェース
19を制御して上記問合せ伝文をストアプロセッサ2に
送信する。
【0033】応じて、ストアプロセッサ2からの応答が
あり、PLUデータの正常応答であることを確認する
と、ST4で応答伝文中の単価情報に販売点数情報(P
LUコードの入力直前に置数キー20aと乗算キー20
dのキー入力により乗数が入力されている場合にはその
乗数を販売点数とし、入力されていない場合には“1”
を販売点数とする)を乗じて販売金額情報を求める。そ
して、その販売点数情報及び販売金額情報の商品販売デ
ータを取引別合計器Mに売上登録処理する。
【0034】次に、ST5乃至ST7で応答伝文中の支
払区分情報を判別する。ここで、ST5にて支払区分情
報が“1”であれば、クーポン券による支払いが不可能
な商品の売上登録なので、客合計器A1及びクーポン支
払可能額合計器A2に該当商品の販売金額情報をそれぞ
れ加算し、Pカード支払可能額合計器A3には加算しな
い。そして、また、ST6にて支払区分情報が“2”で
あれば、プリペイドカードによる支払いが不可能な商品
の売上登録なので、客合計器A1及びPカード支払可能
額合計器A3に該当商品の販売金額情報をそれぞれ加算
し、クーポン支払可能額合計器A2には加算しない。
【0035】また、ST7にて支払区分情報が“3”で
あれば、プリペイドカード及びクーポン券による支払い
が不可能な商品の売上登録なので、客合計器A1のみに
該当商品の販売金額情報を加算し、クーポン支払可能額
合計器A2及びPカード支払可能額合計器A3には加算
しない。
【0036】ST5乃至ST7にて支払区分情報が
“1”,“2”,“3”以外の場合つまり“0”の場合
には、現金,プリペイドカード,クーポン券のいずれの
支払い方法でも支払いが可能な商品の売上登録なので、
客合計器A1、クーポン支払可能額合計器A2及びPカ
ード支払可能額合計器A3に該当商品の販売金額情報を
それぞれ加算する。
【0037】ここに、CPU11が実行する単品登録業
務のST5乃至ST7の判断処理は支払い方法判別手段
を構成し、クーポン支払可能額合計器A2及びPカード
支払可能額合計器A3は支払可能額合計手段を構成す
る。
【0038】このとき、クーポン券による支払い可能額
及びプリペイドカードによる支払い可能額をクーポン支
払可能額合計器A2及びPカード支払可能額合計器A3
から抽出して表示器22に表示させる。
【0039】しかる後、ST8で応答伝文中の商品名情
報,単価情報,販売点数情報,販売金額情報等の単品売
上データを表示器22に表示させるとともに、プリンタ
24によりレシート用紙及びジャーナル用紙に同単品売
上データを印字出力して、この処理を終了する。
【0040】またCPU11は、モードスイッチ16に
より「登録」モードが選択されている状態で、キーボー
ド20の特にクーポンキー20h、Pカードキー20
i、預/現計キー20gがキー入力された場合には、図
7乃至図9に示す各キー入力業務をそれぞれ実行するよ
うにプログラム設定されている。
【0041】図7はクーポンキー20hのキー入力業務
を示しており、すなわち、「登録」モードにおいてクー
ポンキー20hのキー入力を確認すると、登録中フラグ
RFを調べ、同フラグRFが“1”にセットされている
場合にのみ、つまりは1客が買上げた商品の売上登録が
行われた場合にのみクーポンキーフラグKF1を“1”
にセットし、PカードキーフラグKF2を“0”にリセ
ットして、この処理を終了する。
【0042】なお、登録中フラグRFがリセットされて
いる場合にはクーポンキー20hのキー入力をエラーと
する。
【0043】図8はPカードキー20iのキー入力業務
を示しており、すなわち、「登録」モードにおいてPカ
ードキー20iのキー入力を確認すると、登録中フラグ
RFを調べ、同フラグRFが“1”にセットされている
場合にのみ、PカードキーフラグKF2を“1”にセッ
トし、クーポンキーフラグKF1を“0”にリセットし
て、この処理を終了する。
【0044】なお、登録中フラグRFがリセットされて
いる場合にはPカードキー20hのキー入力をエラーと
する。
【0045】図9は預/現計キー20gのキー入力業務
を示しており、すなわち、「登録」モードにおいて預/
現計キー20gのキー入力を確認すると、登録中フラグ
RFを調べ、同フラグRFが“1”にセットされている
場合にのみ、ST11及びST12でクーポンキーフラ
グKF1及びPカードキーフラグKF2を調べる。
【0046】そして、ST11にてクーポンキーフラグ
KF1が“1”にセットされていることを確認すると、
クーポン券による支払いが指定されたので、ST13で
クーポン支払可能額合計器A2に記憶されている金額情
報とクーポン券による支払い金額情報とを比較する。こ
こで、クーポン券による支払い金額情報は、預/現計キ
ー20gのキー入力直前に置数キー20aにより数値デ
ータが置数されている場合にはその数値データ、置数さ
れていない場合には表示器に表示されている支払い限度
額となる。
【0047】ST13にてクーポン支払可能額合計器A
2に記憶されている金額情報がクーポン券による支払い
金額情報以上であることが確認されると、クーポン券支
払処理を実行する。具体的には客合計器A1の金額情報
からクーポン券による支払い金額情報を減額する。
【0048】次に、クーポンキーフラグKF1を“0”
にリセットしたならば、クーポン券による支払い金額情
報及び客合計器A1の金額情報を表示器22に表示させ
る。このとき、客合計器A1の金額情報が“0”より大
きければ支払い残金情報として表示させ、“0”以下の
場合には釣銭情報として表示させる。また、プリンタ2
4によりクーポン券による支払い金額情報をレシート用
紙及びジャーナル用紙に印字出力する。
【0049】しかる後、客合計器A1の金額情報が
“0”より大きいときにはこの処理を終了する。これに
対し、“0”以下のときにはその金額情報を釣銭情報と
してプリンタ24によりレシート用紙及びジャーナル用
紙に印字出力し、レシート発行を行う。その後、登録中
フラグRFを“0”にリセットして、この処理を終了す
る。
【0050】また、ST12にてPカードキーフラグK
F2が“1”にセットされていることを確認すると、プ
リペイドカードによる支払いが指定されたので、ST1
4でPカード支払可能額合計器A3に記憶されている金
額情報とプリペイドカードによる支払い金額情報とを比
較する。ここで、プリペイドカードによる支払い金額情
報は、預/現計キー20gのキー入力直前に置数キー2
0aにより数値データが置数されている場合にはその数
値データ、置数されていない場合には表示器22に表示
されているその支払い方法での支払い限度額となる。
【0051】ST14にてPカード支払可能額合計器A
3に記憶されている金額情報がプリペイドカードによる
支払い金額情報以上であることが確認されると、プリペ
イドカード支払処理を実行する。具体的には客合計器A
1の金額情報からプリペイドカードによる支払い金額情
報を減額する。また、Pカード装置28に装着されたプ
リペイドカードの残高情報から支払い金額情報分を引き
去る。
【0052】次に、PカードキーフラグKF2を“0”
にリセットしたならば、プリペイドカードによる支払い
金額情報及び客合計器A1の金額情報を表示器22に表
示させる。このとき、客合計器A1の金額情報が“0”
より大きければ支払い残金情報として表示させ、“0”
以下の場合には釣銭情報として表示させる。また、プリ
ンタ24によりプリペイドカードによる支払い金額情報
をレシート用紙及びジャーナル用紙に印字出力する。
【0053】しかる後、クーポン券による支払いの場合
と同様に、客合計器A1の金額情報が“0”より大きい
ときにはこの処理を終了する。同情報が“0”以下のと
きにはその金額情報を釣銭情報としてプリンタ24によ
りレシート用紙及びジャーナル用紙に印字出力し、レシ
ート発行を行う。その後、登録中フラグRFを“0”に
リセットして、この処理を終了する。
【0054】さらに、ST11及びST12にてクーポ
ンキーフラグKF1及びPカードキーフラグKF2がい
ずれも“0”にリセットされていることを確認すると、
現金による支払いが指定されたので、現金支払処理を実
行する。具体的には客合計器A1の金額情報から現金に
よる支払い金額情報を減額する。ここで、現金による支
払い金額情報は、預/現計キー20gのキー入力直前に
置数キー20aにより数値データが置数されている場合
にはその数値データ、置数されていない場合に客合計器
A1に記憶されている金額情報となる。
【0055】次に、現金による支払い金額情報及び客合
計器A1の金額情報を表示器22に表示させる。このと
き、客合計器A1の金額情報が“0”より大きければ支
払残金情報として表示させ、“0”以下の場合には釣銭
情報として表示させる。また、プリンタ24により現金
による支払い金額情報をレシート用紙及びジャーナル用
紙に印字出力する。
【0056】しかる後、クーポン券及びプリペイドカー
ドによる支払いの場合と同様に、客合計器A1の金額情
報が“0”より大きいときにはこの処理を終了する。同
情報が“0”以下のときにはその金額情報を釣銭情報と
してプリンタ24によりレシート用紙及びジャーナル用
紙に印字出力し、レシート発行を行う。その後、登録中
フラグRFを“0”にリセットして、この処理を終了す
る。
【0057】一方、ST13においてクーポン支払可能
額合計器A2に記憶されている金額情報がクーポン券に
よる支払い金額情報より小さいことが確認されると、1
取引のなかで買上げられた商品のうちクーポン券による
支払いが可能な商品の合計金額よりも大きい金額をクー
ポン券で支払うように指示入力されたので、支払いを不
可とするメッセージ情報を表示器22に表示させて、こ
の処理を終了する。
【0058】また、ST14においてPカード支払可能
額合計器A3に記憶されている金額情報がプリペイドカ
ードによる支払い金額情報より小さいことが確認された
場合も、1取引のなかで買上げられた商品のうちプリペ
イドカードによる支払いが可能な商品の合計金額よりも
大きい金額をプリペイドカードで支払うように指示入力
されたので、支払いを不可とするメッセージ情報を表示
器22に表示させて、この処理を終了する。
【0059】ここに、CPU11が実行する預/現計キ
ー20gのキー入力業務は支払い許可手段を構成する。
【0060】このような構成の本実施例においては、P
OSターミナル1を操作するオペレータ(店員)は、客
が買上げる商品のPLUコードをバーコードスキャナ2
6で順次読取り入力する。そうすると、PLUコードが
入力された商品のPLUデータがストアプロセッサ2に
設けられたPLUファイル4から読出され、当該ターミ
ナル1に返信される。そして、PLUデータ中の支払い
区分情報により、該当商品が現金,プリペイドカード,
クーポン券のいずれの支払い方法でも支払いが可能な商
品なのか(支払い区分情報=0)、クーポン券による支
払いが不可能な商品なのか(支払い区分情報=1)、プ
リペイドカードによる支払いが不可能な商品なのか(支
払い区分情報=2)、プリペイドカード及びクーポン券
による支払いが不可能な商品なのか(支払い区分情報=
3)が判別される。
【0061】そして、現金,プリペイドカード,クーポ
ン券のいずれの支払い方法でも支払いが可能な商品の場
合にはその販売金額が客合計器A1、クーポン支払可能
額合計器A2及びPカード支払可能額合計器A3にそれ
ぞれ加算される。また、クーポン券による支払いが不可
能な商品の場合にはその販売金額が客合計器A1及びク
ーポン支払可能額合計器A2にそれぞれ加算される。ま
た、プリペイドカードによる支払いが不可能な商品の場
合にはその販売金額が客合計器A1及びPカード支払可
能額合計器A3にそれぞれ加算される。さらに、プリペ
イドカード及びクーポン券による支払いが不可能な商品
その販売金額が客合計器A1のみに加算される。
【0062】従って、1客が買上げた商品の合計金額が
客合計器A1に記憶され、そのうちクーポン券による支
払いが可能な商品の合計金額がクーポン支払可能額合計
器A2に記憶され、プリペイドカードによる支払いが可
能な商品の合計金額がPカード支払可能額合計器A3に
記憶される。
【0063】こうして、1客が買上げた商品の単品登録
を終了した後、客がクーポン券による支払いを申し出た
場合には、オペレータはクーポンキー20hをキー入力
し、続いて支払い金額を置数キー20aで置数した後で
預/現計キー20gをキー入力する。なお、支払い金額
がその支払い方法での支払い限度額と等しい場合にはそ
の金額の置数を省略できる。
【0064】そうすると、クーポン支払可能額合計器A
2に記憶されたクーポン支払可能額とクーポン券による
支払い金額とが比較される。そして、クーポン券による
支払い金額がクーポン支払可能額以下であれば、クーポ
ン券による支払いが可能なので自動的にクーポン券によ
る支払い処理が実行される。
【0065】これに対し、クーポン券による支払い金額
がクーポン支払可能額より大きい場合には、クーポン券
による支払いが不可能なので、表示器22に支払い不可
を示すメッセージが表示される。この場合、客はクーポ
ン券による支払い金額をクーポン支払可能額以下とする
か、別の支払い方法での支払いを行うことになる。
【0066】また、客がプリペイドカードによる支払い
を申し出た場合には、オペレータは客プリペイドカード
をPカード装置28に装着するとともに、Pカードキー
20iをキー入力し、続いて支払い金額を置数キー20
aで置数した後で預/現計キー20gをキー入力する。
なお、この場合も、支払い金額がその支払い方法での支
払い限度額と等しい場合にはその金額の置数を省略でき
る。
【0067】そうすると、Pカード支払可能額合計器A
3に記憶されたプリペイドカード支払可能額とプリペイ
ドカードによる支払い金額とが比較される。そして、プ
リペイドカードによる支払い金額がプリペイドカード支
払可能額以下であれば、プリペイドカードによる支払い
が可能なので自動的にプリペイドカードによる支払い処
理が実行される。
【0068】これに対し、プリペイドカードによる支払
い金額がプリペイドカード支払可能額より大きい場合に
は、プリペイドカードによる支払いが不可能なので、表
示器22に支払い不可を示すメッセージが表示される。
この場合、客はプリペイドカードによる支払い金額をプ
リペイドカード支払可能額以下とするか、別の支払い方
法での支払いを行うことになる。
【0069】このように本実施例によれば、1客が買上
げた商品の合計金額のうちクーポン支払可能額を越える
クーポン券による支払いまたは、プリペイドカード支払
可能額を越えるプリペイドカードによる支払いを自動的
に禁止することができる。
【0070】従って、従来のように店員が支払い方法に
応じた支払可能額を意識する必要がなくなるので、店員
の負担を軽減でき、代金支払いの作業能率を大幅に向上
できる。
【0071】なお、前記実施例では現金、プリペイドカ
ード及びクーポン券による支払いが可能なPOSターミ
ナルに本発明を適用したが、これ以外の支払い方法によ
る支払いを処理可能なPOSターミナルあるいは電子式
キャッシュレジスタ等の商品販売データ処理装置にも本
発明を適用できるのはいうまでもないことである。
【0072】また、前記実施例では支払可能額を越える
支払い金額が指示入力された場合には、支払い不可のメ
ッセージを表示させたが、このメッセージとともに支払
可能額も表示させるようにすると便利である。
【0073】さらに、支払可能額を越える支払い金額が
指示入力された場合には支払可能額分が支払われたもの
として支払い処理し、残りの金額を他の支払い方法で処
理するように構成してもよい。
【0074】この他、本発明の用紙を逸脱しない範囲で
種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、1
取引で買上げられた商品のコードが入力される毎に設定
情報に基づいて入力コードに対応する商品の可能な代金
支払い方法を判別して、その判別した支払い方法別に該
当商品の販売金額を1取引単位で合計するようにし、代
金支払い方法が入力されると、その代金支払い方法の合
計金額までの代金支払いを許可するようにしたので、支
払い限度額を越える該当支払い方法での代金支払いを自
動的に不可とすることができ、正常な運用とオペレータ
の負担軽減を図り得る商品販売データ処理装置を提供で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるPOSシステムの概略
構成を示すブロック図。
【図2】同実施例におけるPLUファイルの主要なデー
タフォーマットを示す図。
【図3】同実施例におけるPOSターミナルの要部ブロ
ック図。
【図4】図3におけるPOSターミナルのキーボードを
示す平面図。
【図5】図3におけるPOSターミナルのRAMに形成
される主要メモリ領域を示す図。
【図6】図3におけるPOSターミナルのCPUが実行
する単品登録業務を示す流れ図。
【図7】図3におけるPOSターミナルのCPUが実行
するクーポンキー入力業務を示す流れ図。
【図8】図3におけるPOSターミナルのCPUが実行
するPカードキー入力業務を示す流れ図。
【図9】図3におけるPOSターミナルのCPUが実行
する預/現計キー入力業務を示す流れ図。
【符号の説明】
1…POSターミナル、 2…ストアプロセッサ、 3…PLUファイル、 11…CPU、 12…ROM、 13…RAM、 20…キーボード、 20h…クーポンキー、 20i…Pカードキー、 A1…客合計器、 A2…クーポン支払可能額合計器、 A3…Pカード支払可能額合計器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コード入力手段によりコードが入力され
    た商品の販売金額等の販売データを記憶部に売上登録処
    理する商品販売データ処理装置において、 1取引で買上げられた商品の代金支払い方法を入力する
    支払い方法入力手段と、 各商品にそれぞれ付されるコード別に該当コードに対応
    する商品の代金支払い方法を指定する情報を記憶する支
    払い方法記憶手段と、 前記コード入力手段により商品のコードが入力される毎
    に前記支払い方法記憶手段による記憶情報に基づいて入
    力コードに対応する商品の可能な代金支払い方法を判別
    する支払い方法判別手段と、 この判別手段により判別された支払い方法別に該当商品
    の販売金額を1取引単位で合計する支払い可能額合計手
    段と、 前記支払い方法入力手段により代金支払い方法が入力さ
    れる毎に前記支払い可能額合計手段により得られる該当
    代金支払い方法の合計金額までの代金支払いを許可する
    支払い許可手段と、を具備したことを特徴とする商品販
    売データ処理装置。
JP34468392A 1992-12-24 1992-12-24 商品販売データ処理装置 Pending JPH06195565A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11328533A (ja) * 1998-03-02 1999-11-30 Ncr Internatl Inc セルフサ―ビス・チェックアウト・タ―ミナルにおけるセキュリティを確保する方法
WO2010114564A1 (en) * 2009-04-02 2010-10-07 Qualcomm Incorporated System and method of conducting transactions using a wireless device

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JPH11328533A (ja) * 1998-03-02 1999-11-30 Ncr Internatl Inc セルフサ―ビス・チェックアウト・タ―ミナルにおけるセキュリティを確保する方法
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