JPS6313854B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はトラツクまたはトレイラー上に交換プ
ラツトホームまたはコンテナを積み込んだり、そ
れをトラツクまたはトレイラーから下したり、あ
るいは交換プラツトホームまたはコンテナを傾斜
させて荷空けするための荷積み装置に関するもの
である。

（従来の技術・発明が解決しようとする問題点） すでに種々の荷積み装置が公知であり、これら
の装置を用いて交換プラツトホームを車両に積ん
だり、それから下したり、あるいは交換プラツト
ホームを傾斜させて荷空けすることもできるよう
になつている。

この種の荷積み装置は一般にフツク装置とよば
れ、車両の機枠に対して横断シヤフトの回りで回
動するアングル部材を有し、このアングル部材の
上端には交換プラツトホームをつかむためのフツ
クが設けられている。

このフツク型荷積み装置は例えば英国特許明細
書第1480610号および米国特許明細書第3819075号
（特公昭52−10567号公報参照）に記載されてい
る。

英国特許明細書第1480610号のフツク型荷積み
装置は極めて簡単な構成であるが交換プラツトホ
ームを載せるとき、いかなる中間位置をもとるこ
とができず単に決められた位置に載置されるよう
になつている。したがつてプラツトホームを中間
位置のまま運送できるようにはなつていない。

また米国特許明細書第3819075号には、互いに
連結された複数のレバーを含む極めて複雑なユニ
ツトにより構成されており、これらのレバー機構
を利用するメインシリンダの操作により荷積み運
動を行うためアングル部材の傾斜運動を他の部材
の操作と独立して制御することができない。

この点を第１４図を用いて詳細に説明する。

Ｌ字形のアングル部材２９は一対の棒３１およ
び枢着接続された２つのレバー３２によつて中間
フレーム３３に接続されており、一対の棒３１と
２つのレバー３２もまた２つのフレーム部材３
３，３４の動きを制御するため液圧ラム３５に接
続されている。

液圧ラム３５を始動させると、ラム３５はレバ
ー３２を中間フレーム３３に対して枢動させる
が、この枢動運動は棒３１によりアングル部材２
９に伝達されてアングル部材２９を第１４図に示
す垂直位置Ｃから傾斜位置Ｄへと移動させる。

その後、ラム３５の継続的な動きにより中間フ
レーム３３が後部フレーム３４の接続点のまわり
に枢動し、コンテナ３０を傾ける操作を行なうよ
うになつている。

このような構造の装置では、コンテナ３０を傾
斜させる場合、アングル部材２９は必ず垂直位置
Ｃにロツクされた状態となつており、アングル部
材を傾斜させることにより長さの異なつたコンテ
ナを独立して車両の荷台上で平行移動させること
ができなかつた。

それ故、コンテナを傾斜させて荷空け作業を行
なう際、コンテナの後端は地面からの高さ位置に
合わせて車両の後端に対してある決められた位置
になければならないが、従来の装置では、アング
ル部材を独立に傾斜させたままで荷空け作業をす
ることができないことから、規定長さのコンテナ
のみの使用に限られていた。

このような事情に鑑みて、本発明はアングル部
材の動きをメインシリンダーの動きとは独立させ
て、トラツクの所定の荷台に長さの異なる交換プ
ラツトホーム等を積載可能とし、かつこれらの積
載をアングル部材の傾き範囲内で任意に支持して
積載位置の選択範囲を広くした荷積み装置を提供
することを目的としている。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、荷積み装置を構成するにあたり、ト
ラツクまたはトレイラーのような車両上に交換プ
ラツトホーム２またはコンテナを荷積みし且つ前
記車両からそれを下し且つ交換プラツトホームま
たはコンテナを傾斜させて荷空けするための装置
であつて、前記車両の機枠ビーム１の後端部に設
けられた関節継手６によつて後部フレーム３を回
動自在に取り付け、該後部フレームに中間フレー
ム４の一端を水平横断シヤフトを兼ねた関節継手
７によつて回動自在に取付け、前記中間フレーム
の他端部にアングル部材５をその水平部分の後端
部の所で軸方向を水平にした関節継手８によつて
その軸方向に対して直角な方向に回動自在に取付
け、前記アングル部材５の垂直部分１０の上端部
に前記交換プラツトホーム２またはコンテナの前
面壁の対応保持部材１２と係合するための保持手
段１１を設けており、さらに、１つまたは平行な
２つのメインシリンダー１３の一端側を前記車両
の前記機枠ビーム１に固定し、その他端側を前記
中間フレーム４に固定し、さらに前記中間フレー
ム４に対して前記アングル部材５を独立して回動
させ、前記後部フレーム３および中間フレーム４
上に載置された交換プラツトホームまたはコンテ
ナを前記フレーム３，４の長手方向に水平移動さ
せるためのシリンダー−ピストン装置１４を前記
アングル部材５と前記中間フレーム４との間に配
置すると共に、該シリンダー−ピストン装置１４
のストローク長さによつて与えられる前記アング
ル部材５に設けた前記保持手段１１の円弧状軌道
の最大長さに対応するスパン１５の長さを前記ア
ングル部材５の前記水平部分９の長さに比べて実
質的に２倍にしたものである。

（作用） 本発明は上記構成により、交換プラツトホーム
またはコンテナの荷積みの場合には、アングル部
材５の垂直部分１０の上端部に設けた保持手段１
１を交換プラツトホームまたはコンテナの対応保
持部材１２に係合し、メインシリンダー１３を作
動させて関節継手７の位置で中間フレーム４を回
動し、地面上から車両上に交換プラツトホームま
たはコンテナを載せ、さらにシリンダー−ピスト
ン装置１４を作動させて関節継手８の位置でアン
グル部材５を回動し、交換プラツトホームまたは
コンテナの対応保持部材１２側を車両の前側に移
動させることができ、荷下しの場合にはこの逆の
手順で行なうことができるようになる。また、ア
ングル部材５はシリンダー−ピストン装置１４を
メインシリンダー１３と独立させたことにより中
間フレーム４と独立して動作させることができる
ようになり、しかもアングル部材５の構造が簡単
となり、製作コストが安くなる。また、シリンダ
ピストン装置のストローク長さによつて与えられ
るアングル部材５の保持手段１１の円弧状軌道の
最大長さに対応するスパン長さがアングル部材の
水平部分９の長さのほぼ２倍となつていることか
らプラツトホームをフレームの長手方向へ水平移
動させる距離を十分にとることができる。さらに
荷積みした交換プラツトホームまたはコンテナは
アングル部材５の任意の傾きで支持でき、積載位
置の選択範囲が広くなるとともに、プラツトホー
ムをフレーム上で水平方向に移動させることがで
きることにより積載時において垂直方向の作業領
域を小さくできるようになり、しかも荷重を低い
位置に保持できるためメインシリンダー１３の出
力が容易に制御できるとともにメインシリンダー
１３を小型化できるようになる。

（実施例） 以下、添付図面を用いて本発明を詳細に説明す
る。

本発明の荷積み装置は３つのフレームすなわち
後部フレーム３、中間フレーム４およびアングル
部材５を備えている。第１〜４図に示すように、
後部フレーム３はその後部が関節継手６によつて
トラツクの機枠ビーム１の後端部に固定されてい
る。この後部フレーム３は機枠ビーム１に対して
前記関節継手６の回りで回動可能になつている。
すなわち、後部フレーム３は機枠ビーム１に対し
て通常の荷降し位置へと回動できるようになつて
いる。

第５，６図に示すように、後部フレーム３の後
端部には荷積み中に交換プラツトホーム２を支持
し、案内するための支持ロール１９が設けられて
いる。後部フレーム３にはさらに交換プラツトホ
ームを荷積み装置にロツクするためのロツク装置
１８が含まれる。このロツク装置１８については
後で詳細に説明する。中間フレーム４はその一端
において水平シヤフトを兼ねた関節継手７によつ
て後部フレーム３に回動自在に固定されている。
荷積み装置の後部フレーム３の先端は後部フレー
ム３と中間フレーム４との間の関節継手７の位置
を実質的に越えて前方へのびている。中間フレー
ム４には後部フレーム３の端部と同一高さの所で
両側へ突出した対抗部材１７が設けられており、
この対抗部材１７は第５，６図に示す位置で後部
フレームの先端部上面に当接支持されている。こ
のため、中間フレーム４は水平シヤフト７の軸線
を中心にして上方へは自由に回動するが、この対
抗部材１７が後部フレーム３に当接する位置より
下方へは回動しないようになつている。

第３，４，６，１２，１３図に示すように、ト
ラツクの中間フレーム４と機枠ビーム１との間に
は２つのメインシリンダー−ピストン装置１３が
互いに平行に配置されている。アングル部材５は
水平横断シヤフトすなわち関節継手８の所で、そ
の水平部分９の後端が中間フレーム４の先端部ま
たは中間フレームの先端部の直ぐ近くの所に回動
自在に固定されている。

アングル部材５の垂直部分１０の上端部には交
換プラツトホーム２すなわちコンテナの前方壁の
対応保持部材１２と係合する、例えばフツク１１
のような保持手段が設けられている。そして、こ
のアングル部材５はこの保持手段から互いに離反
して２股に分離した枝部１０ａ，１０ａを形成す
る垂直部分１０と、前記枝部１０ａの先端に連続
している水平部分９とで構成されている。中間フ
レーム４の先端部は、アングル部材５と中間フレ
ーム４とを結合する関節継手８の位置よりも前方
へ延長されており、この延長部の長さがアングル
部材５の水平部分９の長さと実質的に一致するよ
うになつている。アングル部材５と中間フレーム
４との間に配置されたシリンダー−ピストン装置
１４の一端はアングル部材５の垂直部分１０の上
端部に、またその他端はアングル部材５と中間フ
レーム４との間の関節継手８の前方において中間
フレーム４の先端部に各々固定されていて、この
シリンダー−ピストン装置１４は、アングル部材
５の垂直部分１０がその上端から分岐して形成す
る両枝部１０ａ，１０ａの間に挾まれた空間内に
収容されるようになつている。（第６図）。

第９図に示す実施例ではアングル部材５″と中
間フレームとの間に設けられたシリンダー−ピス
トン装置１４″が中間フレーム４の下側に配置さ
れていて、この装置１４″の一端はアングル部材
５″と中間フレーム４との間の関節継手８″の下で
アングル部材５″の水平部分９″に固定され、その
他端は関節継手８″から後部フレーム３の方へ一
定距離離れた所で中間フレーム４に固定される。

第１０図に示す実施例ではアングル部材５と
中間フレーム４との間に配置されるシリンダー−
ピストン装置１４が中間フレーム４の上側に配
置され、この装置１４の一端はアングル部材５
と中間フレーム４との間の関節継手８の上方
でアングル部材５の水平部分９に固定されて
おり、またその他端は関節継手８から後部フレ
ーム３の方向へ一定距離離れた所で中間フレーム
４に固定されている。

第７図に示すように荷積み装置のアングル部材
５の保持手段１１はフツクによつて構成され、こ
のフツクの開口部内部のアングル部材の垂直部分
１０の縦方向遊びは中間フレーム４に対してフツ
クが描く円弧状軌道の高さの差の最大値に対応し
ている。この円弧形軌道はシリンダー−ピストン
装置１４によつてアングル部材５が中間フレーム
４に対して回動した時に描かれる。

第８図に示す実施例ではフツク１１の開口部中
に遊びを形成する代りに、保持手段１１をアング
ル部材５′の垂直部分１０′に対しても前記の遊び
に対応する距離だけアングル部材５′の垂直部分
１０′の縦方向に移動自在にしている。

第１図では交換プラツトホーム２が運送状態で
トラツクの機枠ビーム１上に載置されている。こ
の場合には交換プラツトホーム２の底部ビームは
後部フレーム３の後部で支持ローラ１９と後部フ
レーム３上に、また先端部では中間フレーム４の
両側に設けられた支持体２０上に載置されてい
る。さらに、アングル部材５のフツク１１は交換
プラツトホーム２の保持部材１２と係合してい
る。交換プラツトホーム２の例えばＩ形ビームの
ような底部ビーブの底部端縁はロツク装置１８に
よつてその外側端縁が後部フレーム３にロツクさ
れている。このロツク装置１８は後部フレーム３
のほぼ中間部に配置されていて、第１１図のよう
な構成をしている。第１１図に示す例では、ロツ
ク装置が２つのフツク形部材２１，２２によつて
構成され、各部材は荷積み装置の後部フレームに
固定されていて第１１図の矢印方向に互いに接近
および離反し得るようになつている。両方のフツ
ク形部材２１，２２の間にはシリンダー−ピスト
ン装置２３が設けられていて、フツク形部材２
１，２２はこのシリンダー−ピストン装置２３に
よつて内方−外方へと移動され、これが内方に移
動した時に交換プラツトホーム２は後部フレーム
３にロツクされ、外方へ移動した時に開放される
ようになつている。

第１図に示す状態で、ロツク手段１８が開いて
いる時に、アングル部材５を第２図に示す位置に
曲げることによつて交換プラツトホーム２は後方
へと移動できる。アングル部材５と中間フレーム
４との間に設けられたシリンダー−ピストン装置
１４のストローク長さによつて与えられるアング
ル部材の保持手段１１の前記円弧状軌道の最大長
さに対応するスパン長さ１５はアングル部材５の
水平部分９の長さのほぼ２倍となつており、アン
グル部材５の垂直部分１０は公知のようにアング
ル部材の水平部分９より本質的に長くなつてい
る。

第２図に示す状態から中間フレーム４はメイン
シリンダー１３によつて水平シヤフト７の所で回
動されて第３図に示す位置に、次いで第４図に示
す位置まで来る。第４図の状態では交換プラツト
ホームはトラツクの車台から地面上へと移動し終
つている。この状態（第４図）でトラツクを前進
させると、アングル部材５のフツク１１は交換プ
ラツトホーム２の保持手段１２から外れる。

交換プラツトホーム２を地面からトラツクの車
体上に載せる時には上記と逆の操作を行えばよ
い。先ず第１に、交換プラツトホーム２の保持部
材１２をフツク１１と係合させ（第４図）、シリ
ンダー−ピストン装置１３を引き戻して中間フレ
ーム４を水平シヤフト７（第３図）の所で回動さ
せて第２図の状態まで持つてくる。次いで、シリ
ンダー−ピストン装置１４によつてアングル部材
５を回動させて交換プラツトホーム２とその先端
位置（第１図）まで引き、この位置でロツク装置
１８を用いて交換プラツトホーム２をロツクす
る。また、交換プラツトホーム２がトラツクの荷
台の長さに対して短い場合には、アングル部材を
傾斜させたままで交換プラツトホームを荷積みす
ることも可能である。したがつて、交換プラツト
ホーム２の長さが異なつても交換プラツトホーム
２はトラツクの荷台の最適な位置に載置でき、プ
ラツトホーム２を後部フレーム２にロツク装置１
８によつてロツクする操作も何ら阻害されない。

第１図または第２図の状態の時に本発明による
荷積み装置を用いて交換プラツトホーム２から荷
空けをしたい場合には、ロツク装置１８をロツク
位置に維持した状態で第１３図または第１２図に
示すようにメインシリンダー１３によつて荷空け
運動を行なう。すなわち、この荷積み装置はその
後部フレーム３の所でロツク装置１８によつて交
換プラツトホームの底部ビームにロツクされ、荷
積み装置の３つの部分すなわちアングル部材５、
中間フレーム４および後部フレーム３は交換プラ
ツトホームによつて支持された状態で関節継手６
の所で回動される。

（発明の効果） 本発明の荷積み装置は、車両の荷台上でメイン
シリンダーとは独立したシリンダー−ピストン装
置によりアングル部材を傾斜させて、コンテナ等
の後端を地面から高さ位置に合わせて車両の後端
に対して、ある決められた位置に水平移動させる
ことが可能となるので、積荷の上げ下ろしにおけ
る垂直方向の作業領域を小さくできる。

しかもこの構成により荷重を低い位置に保持で
きるため、メインシリンダーの制御が容易とな
り、かつメインシリンダーを小型にするとともに
コンテナをアングル部材の傾きの範囲内で任意に
支持できるので規定長さ以外のコンテナであつて
も車両に荷積みしたり、そのコンテナを適切な位
置で傾斜させて容易に荷空け作業を行なうことが
できる。

またアングル部材はシリンダー−ピストン装置
により中間フレームと独立して動作でき、アング
ル部材の構造を簡単にするとともに製作コストを
低くできる。

【図面の簡単な説明】

第１〜４図は互いに異る荷積み段階における本
発明による荷積み装置を備えたトラツクの概念的
側面図、第５図は荷積み装置の側面図、第６図は
荷積み装置の平面図、第７図は荷積み装置のアン
グル部材の側面図、第８図は第７図に示すアング
ル部材の変形実施例、第９，１０図は第１〜６図
に示すアングル部材の回動機構の変形実施例、第
１１図は交換プラツトホームをロツクするための
荷積み装置と組合されるロツク装置を示す図、第
１２，１３図は２つの荷空け位置における交換プ
ラツトホームを示す図、第１４図は従来の荷積み
装置を示す概略図である。 １……機枠ビーム、２……交換プラツトホー
ム、３……後部フレーム、４……中間フレーム、
５……アングル部材、６……関節継手、７……水
平シヤフト、８……関節継手、９……水平部分、
１０……垂直部分、１１……保持手段、１２……
保持部材、１４……シリンダー−ピストン装置、
１５……スパン、１７……対抗部材、１８……ロ
ツク部材、１９……支持ローラ、２０……支持
体。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ トラツクまたはトレイラーのような車両上に
   交換プラツトホーム２またはコンテナを荷積みし
   且つ前記車両からそれを下し且つ交換プラツトホ
   ームまたはコンテナを傾斜させて荷空けするため
   の装置であつて、前記車両の機枠ビーム１の後端
   部に設けられた関節継手６によつて後部フレーム
   ３を回動自在に取り付け、該後部フレームには中
   間フレーム４の一端を水平横断シヤフトを兼ねた
   関節継手７によつて回動自在に取付け、前記中間
   フレームの他端部にアングル部材５をその水平部
   分の後端部の所で軸方向を水平にした関節継手８
   によつてその軸方向に対して直角な方向に回動自
   在に取付け、前記アングル部材５の垂直部分１０
   の上端部には、前記交換プラツトホーム２または
   コンテナの前面壁の対応保持部材１２と係合する
   ための保持手段１１を設けており、さらに、１つ
   または平行な２つのメインシリンダー１３の一端
   側を前記車両の前記機枠ビーム１に固定し、その
   他端側を前記中間フレーム４に固定し、さらに前
   記中間フレーム４に対して前記アングル部材５を
   独立して回動させ、前記後部フレーム３および中
   間フレーム４上に載置された交換プラツトホーム
   またはコンテナを前記フレーム３，４の長手方向
   に水平移動させるためのシリンダー−ピストン装
   置１４を前記アングル部材５と前記中間フレーム
   ４との間に配置すると共に、後部フレーム３と中
   間フレーム４が一体となるように交換プラツトホ
   ーム２またはコンテナを前記フレーム３，４上に
   固定するロツク装置１８を後部フレーム３に備え
   ており、しかも、前記シリンダー−ピストン装置
   １４のストローク長さによつて与えられる前記ア
   ングル部材５に設けた前記保持手段１１の円弧状
   軌道の最大長さに対応するスパン１５の長さを前
   記アングル部材５の前記水平部分９の長さに比べ
   て実質的に２倍にしたことを特徴とする交換プラ
   ツトホームまたはコンテナの荷積み装置。 ２ 中間フレーム４の先端部はアングル部材５と
   前記中間フレーム４とを結合する関節継手８の位
   置よりも前方にほぼアングル部材５の水平部分９
   の長さに相当する分だけ延びており、シリンダー
   −ピストン装置１４は一端を前記アングル部材５
   の垂直部分１０の上端部に固定し、かつ他端を前
   記関節継手８より前方にある前記中間フレーム４
   の先端部１６に固定していることを特徴とする特
   許請求の範囲第１項記載の装置。 ３ アングル部材５がその上端部に設けた保持手
   段１１の所から互いに離反して２股に分離された
   枝部１０ａ，１０ａを形成する垂直部分１０と、
   この各枝部１０ａの下端に連続している水平部分
   ９とで構成されていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の装置。 ４ シリンダー−ピストン装置１４がアングル部
   材５の両枝部１０ａ，１０ａの間に配置されるよ
   うになつていることを特徴とする特許請求の範囲
   第３項に記載の装置。 ５ アングル部材５″と中間フレーム４との間に
   配置されたシリンダー−ピストン装置１４″が中
   間フレーム４の下側に配置されていて、その一端
   がアングル部材５″と中間フレーム４との間の関
   節点８″の下方でアングル部材５″の水平部分９″
   に固定され、その他端が後部フレーム３の方向へ
   関節点８″から十分離れた所で中間フレーム４に
   固定されていることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載の装置。 ６ アングル部材５の保持手段１１がフツクによ
   つて構成され、このフツクの開口部内のアングル
   部材５の垂直部分１０の方向すなわち垂直方向に
   おける遊びが中間フレーム４に対してフツクが描
   く円弧状軌道の高さの差の最大値に対応している
   か、保持手段１１がアングル部材５′の垂直部分
   １０′の方向に前記距離だけ移動すなわち変位す
   るようになつていることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項に記載の装置。 ７ 後部フレーム３の先端が後部フレーム３と中
   間フレーム４との間の関節点７より実質的に前方
   へのびており、中間フレーム４と後部フレーム３
   の先端とには中間フレーム４が中間フレーム４と
   後部フレーム３との間の関節点７の所で後部フレ
   ーム３の上方から後部フレーム３の先端を通つて
   後部フレームの下方へ回動しないようにする対抗
   部材１７が設けられていることを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の装置。