JPS6313641Y2 - - Google Patents

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JPS6313641Y2
JPS6313641Y2 JP1979158771U JP15877179U JPS6313641Y2 JP S6313641 Y2 JPS6313641 Y2 JP S6313641Y2 JP 1979158771 U JP1979158771 U JP 1979158771U JP 15877179 U JP15877179 U JP 15877179U JP S6313641 Y2 JPS6313641 Y2 JP S6313641Y2
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JP
Japan
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protrusion
yoke
terminal plate
electromagnet
guide groove
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JP1979158771U
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JPS5676243U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁石部の端子板に対する取付けを容
易にした電磁継電器に関するものである。
従来の電磁継電器では電磁石部を取付ける際、
それの継鉄あるいは鉄心を端子板に対しネジ固定
することにより行なつており、その組立作業が面
倒であると共に電磁石部にネジ固定用の穴を設け
なければならず、加工が面倒で、かつ磁気損失を
生じ小形、動作安定なものを得ることが難しかつ
た。
本考案はこの従来欠点を解決することを目的に
したものである。
以下、本考案の一実施例を添付図面に沿つて詳
述する。
第1図A,B,C,Dは本考案に係る電磁継電
器の正面図、左側面図、右側面図であり、第3図
は第2図のものを部分的に省略して示した分解斜
視図である。
図において、10はモールド成形した端子板で
上図のほぼ中央部には上部および一方の側壁が開
口した断面コ字形の保持突起11が一体的に形成
され、該保持突起11の対向する両側壁12,1
2′にはその内面に継鉄案内溝13,13′が、そ
の外面にリレーカバーが係合用の突子14が設け
てある。また、該保持突起11の側壁15には上
面に凹部16が外方側面には凹部16より下方へ
通じる絶縁板部材の案内溝17が設けてある。一
方、電磁石部実施例の端子板10上面には位置決
め突起18とコイル端子挿入穴19が設けてあ
り、また接点ばね部実装側の端子板10上面には
2列の突起20,21,22,23と可動接点ば
ねの端子挿入穴24が設けてある。そして、突起
20と側壁15により絶縁板部材の案内溝25が
形成され、また突起20と突起21間および突起
21と突起23間には固定接点ばねの挿入溝2
6,27が、更に側面突起23の案内溝17と対
向する位置には絶縁板部材の案内溝28が設けて
ある。29は欠部30を備えた形の絶縁板部材、
31は欠部32と突起33を備えた形の絶縁板部
材である。34は先端に接点を備えた2本の可動
接点ばね、35は先端に接点を備えた2対の固定
接点ばねである。36は絶縁体からなるカード
で、中央部には側壁15に沿つて突起したフラン
ジ37が、端部には可動接点ばね35のそれぞれ
の方向へ導出した突子39を有する腕片38が設
けてある。
40はL形に屈曲した接極子で、その折曲げ片
にはカード36の他端部が嵌入する穴41と接極
子抑えばね43の頭部が嵌入する穴42を備えて
いる。44はL形に屈曲した継鉄で、一方の折曲
げ片の上端面に接極子40の折曲げ部が係合する
凹部45を、その両側端部に案内溝13と13′
間の間隔より若干突出した突部46を、外方側面
に接極子抑えばね43を取付けるための突起46
を備えている。また該継鉄44の他方の折曲げ片
にはコイルボビン48を嵌挿した状態で鉄心47
が直設してある。コイルボビン48はその巻軸に
巻装したコイル49を備え、またボビンフランジ
の一方には底面に凹部50(第1図B参照)が両
側面に階段状の溝51が設けてあり、該溝51に
屈曲したコイル端子52が挿着してある。またコ
イル49の口出し線53(第1図A参照)はボビ
ンフランジの両側面に形成した案内溝54を介し
てコイル端子52に接続している。
55はリレーカバーで、その上部内面には絶縁
板部材29に対向した2組の突起対56(第1図
D参照)と、絶縁板31の突起33に対応した突
起対57を備えている。
本継電器の組立ては端子板10の上面に対し、
可動接点ばね34を挿入穴24へ固定接点ばね3
5を挿入溝26,27の底部に形成した図示せぬ
挿入穴へそれぞれ挿入することにより接点ばねを
挿着する。また、コイルボビン48を取付けた第
3図状態の継鉄44に対し接極子抑えばね43を
突起46′のカシメにより取付け、更に該接極子
抑えばね43により接極子40を凹部45に収容
して継鉄44に対し回動自在に取付ける。そし
て、この状態の継鉄44をその両側端面が案内溝
13,13′に、かつボビンフランジの凹部50
が突起18に嵌入するように端子板10の上面に
設置することにより、該継鉄44は突起46が案
内溝13,13′の底部に喰込むと共に側壁12,
12′の弾力で固定される。このように取付けた
状態においては接極子40の折曲げ片は保持突起
11内に位置し、穴41が凹部16に対向してい
る。
次に、カード36をその端部が穴41に突子3
9が可動接点ばね34の穴に嵌入するようにして
取付け、接極子40と可動接点ばね34とを連結
する。しかる後、その両脚を側壁15とフランジ
37間を通して案内溝25へ差し込むことにより
絶縁板部材29を取付ける。この際、保持突起1
1の側壁15は絶縁板部材として機能し絶縁板部
材29の欠部30における下方部分を覆ぐことに
より、開口した欠部30上方と凹部16とでカー
ド36の挿通口が形成される。
また絶縁板部材29と側壁15および上記カー
ド挿通口の開放部分を覆うフランジ37により電
磁石部と接点ばね部とを仕切る絶縁板が形成され
る。
更に、両脚を継鉄44に向けた状態で絶縁部材
31を側方から案内溝28を介して挿入し、下方
脚を案内溝17へ差し込むことにより、2列の接
点ばねを仕切り状態とする。
このように端子板10上に電磁石部と接点ばね
部を実装した後、絶縁板部材29の上端が突起対
56間に、かつ絶縁板部材31の突起33が突起
対57間に挿入するようにしてリレーカバー55
を端子板10に被せることにより本考案に係る電
磁継電器が得られる。
第3図A,Bは本考案に係る電磁石固定の他の
実施例を示す概略図で、A図の平面断面図の場合
は、上記第1,第2図とほぼ同じであるが継鉄4
4の両側端部に2段の外方へ突出する突部46を
設けた例、B図の斜視図の場合は両側端部に突き
出し加工により突部46を設けた例である。この
突部46は保持突起の案内溝13,13′に継鉄
44が圧入された際に該案内溝13,13′の壁
面に喰込むようになつている。
第4図の部分的な平面断面図は電磁石部の固定
を補強する本考案に係る実施例で、端子板10の
継鉄44(点線で示す)の折曲げ片が位置する上
面に凹部58を設け、かつ該凹部58内に貫通穴
59を設けて構成したものである。
この構成により継電器組立完了後、端子板10
の外部から貫通穴59を介して継鉄44に対する
補強用接着剤の注入が可能になる。
以上の如く本考案によれば、電磁石部が継鉄の
両側端面と保持突起の案内溝との嵌合およびボビ
ンフランジの凹部と端子板上面の位置決め突起と
の嵌合で位置決めなれながら端子板上に設置され
継鉄突部の案内溝底部への喰込んで精度の高い位
置固定を得、且つ、その精度をリレーの使用条
件、すなわち加熱等の温度条件に対してもつモー
ルド固有の固着力低下及び固着位置寸法の変動に
対して貫通穴からの接着により、容易に特性の安
定したリレーが提供できるものである。
本考案による端子板貫通穴よりの接着はリレー
組立後端子板面よりリレー特性をそこなう事なく
容易にできるものであり、特に接点、コイル端子
等を接着剤によりシールするタイプのリレーにお
いてはそのシール処理と同時工程で容易に接着で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の電磁継電器を示す概略図、第2
図A,B,C,Dは本考案に係る電磁継電器の正
面図、左側面図、右側面図、上面図であり、第3
図は第2図のものを部分的に省略して示した分解
斜視図であり、第4図は本考案の電磁継電器の部
分的断面図である。 符号の説明、10……端子板、11……保持突
起、29,31……絶縁板部材、34……可動接
点ばね、35……固定接点ばね、36……カー
ド、40……接極子、44……継鉄、47……鉄
心、48……コイルボビン、49……コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. モールド体からなる端子板上に、L字形継鉄の
    折曲げ片に鉄芯が直設されると共に該鉄芯にはコ
    イルを巻装し両端にボビンフランジを有するコイ
    ルボビンが挿入し且つ前記継鉄上には鉄芯頭部に
    磁気吸着する接極子が回動自在に取付けられてい
    る電磁石部と、可動および固定の接点ばねを含む
    接点ばね部とが搭載され、前記端子板上面に上方
    開口の継鉄案内溝を内面に備えた対向壁からなる
    保持突起と位置決め突起を一体的に形成し、前記
    継鉄の両側端面に突部をまた前記端子板側の前記
    ボビンフランジ底面には凹部を設け、前記電磁石
    部を前記保持突起の上方から前記継鉄の両側端面
    が案内溝にまた前記凹部が前記位置決め突起に嵌
    入するよう該電磁石部を前記端子板上面に設置さ
    せ前記電磁石部の励磁で前記接極子が回動した際
    に前記接点ばねがカードにより駆動される電磁継
    電器において、前記突部が前記案内溝の底部に喰
    込んで前記電磁石部を圧入固定させ、且つ前記端
    子板上に設置された前記継鉄の折り曲げ部が位置
    する端子板部に貫通孔を設け、当該貫通孔を通し
    て端子板外部から圧入固定補強用の接着剤を注入
    して電磁石部を接着固着する構造としたことを特
    徴とする電磁継電器。
JP1979158771U 1979-11-16 1979-11-16 Expired JPS6313641Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979158771U JPS6313641Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16

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JP1979158771U JPS6313641Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16

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Publication Number Publication Date
JPS5676243U JPS5676243U (ja) 1981-06-22
JPS6313641Y2 true JPS6313641Y2 (ja) 1988-04-18

Family

ID=29669998

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JP1979158771U Expired JPS6313641Y2 (ja) 1979-11-16 1979-11-16

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JP (1) JPS6313641Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51147748A (en) * 1975-06-13 1976-12-18 Takamisawa Electric Co Electromagnetic relay
JPS5421562A (en) * 1977-07-19 1979-02-17 Omron Tateisi Electronics Co Electromagnetic relay

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51147748A (en) * 1975-06-13 1976-12-18 Takamisawa Electric Co Electromagnetic relay
JPS5421562A (en) * 1977-07-19 1979-02-17 Omron Tateisi Electronics Co Electromagnetic relay

Also Published As

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JPS5676243U (ja) 1981-06-22

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