JPS63136184A - 携帯可能媒体用読取書込装置 - Google Patents

携帯可能媒体用読取書込装置

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JPS63136184A
JPS63136184A JP28087586A JP28087586A JPS63136184A JP S63136184 A JPS63136184 A JP S63136184A JP 28087586 A JP28087586 A JP 28087586A JP 28087586 A JP28087586 A JP 28087586A JP S63136184 A JPS63136184 A JP S63136184A
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JP
Japan
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portable medium
card
reading
writing device
spring
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JP28087586A
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English (en)
Inventor
Hidekiyo Kushima
英清 九嶋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPS63136184A publication Critical patent/JPS63136184A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、携帯可能媒体、例えばICカードのような
携帯可能媒体の挿入を検出し、該携帯可能媒体に電源を
供給するとともに携帯可能媒体に対して情報の読取およ
び書込動作を行なう携帯可能媒体用読取凹込装置に関す
る。
(従来の技術) 例えばICカードのような携帯可能媒体は、はぼ名刺サ
イズの薄いカード状に形成され小型で携帯に便利である
上、メモリおよびCPU等の集積回路チップをカード内
に薄く積層して内蔵しているため、多くの情報を記憶お
よび処理することができ、多くの用途に使用されつつあ
る。
このICカードは、携帯可能媒体用読取凹込装置に挿入
されて該読取書込装置と電気的接続が行なわれ、これに
より読取書込装置から電源が供給されるとともに、この
読取書込装置の制御によりICカードに対する情報の読
取および書込動作が行なわれるようになっている。この
ため、ICカードはそのカード表面に電気接続用の複数
のコンタクトを有し、また読取書込装置もICカードの
コンタクトに電気的に接触する複数のコンタクトを右し
ていて、ICカードが読取書込装置内に挿入された場合
、読取書込装置のコンタクトがICカードのコンタクト
に接触し、この接触したコンタクトを介して読取書込装
置からICカードに電源が供給されるようになっている
この場合、ICカードが読取書込装置内に奥まで完全に
挿入されると、読取書込装置のコンタクトがICカード
のコンタクトの上に接触し、ICカードをロックすると
ともに、読取書込装置からICカードに電源が供給され
、これによりICカードに対する情報の読取および書込
動作が適確に行なわれるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の携帯可能媒体用読取凹込装置においては、ICカ
ードが読取書込装置の奥まで完全に挿入されたことの検
出とコンタクト同士の接触との間のタイミングおよびI
Cカードへの電源の供給とICカードのロックとのタイ
ミングが適確に行なわれないという問題があった。
更に詳しくは、ICカードが読取書込装置内に奥まで完
全に挿入されたことの検出がICカードの挿入動作によ
って移動する遮光板によって行なわれていたが、この遮
光板の移動によりICカードが奥まで完全に挿入された
ことをセンサ等で検出するタイミングとICカードをロ
ックするためのロックレバ−を吸着保持する電磁石が前
記検出に応答して作動するまで該ロックレバ−が移動し
ているタイミングとが機械的時間差のために完全に同期
していなかったために、前記検出が行なわれたものとし
て手を離してICカードの挿入を停止すると、まだIC
カードが完全にロックされていず、ICカードが戻って
しまうという問題があった。また、ICカードへの電源
供給もICカードが奥に挿入されたことの検出で行なわ
れているが、この両者のタイミングが適確に同期してい
ず、またこの検出が必ずしもIcカードと読取書込装置
の両コンタクトが完全に接触したことを保証しているも
のではないため、コンタクトが完全に接触する前に電源
供給が行なわれる等という問題があった。
この発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、携帯可能媒体が正確に挿入されたことを
検出して電源供給を確実に行なう携帯可能媒体用読取凹
込装置を提供することにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため、携帯可能媒体の挿入を検出
して該携帯可能媒体に電源を供給するとともに携帯可能
媒体に対して情報の読取または帰阻止手段と、該復帰阻
止手段が携帯可能媒体の復帰動作を阻止したことを検知
する検知手段と、該検知手段の検知動作から第1の所定
時間遅延して携帯可能媒体に電源を供給し、携帯可能媒
体への前記電源供給停止信号により携帯可能媒体への電
源の供給を停止する電源供給制御手段と、前記復帰阻止
手段による復帰動作の阻止を解除するように作動する解
除手段と、前記検知手段の検知動作に応答して作動され
、携帯可能媒体への電源供給停止信号の発生から第2の
所定時間遅延して作動停止させられ、前記解除手段の作
動を阻止する解除阻止手段とを有することを要旨とする
(作用) この発明の携帯可能媒体用読取凹込装置においては、携
帯可能媒体が挿入されることで動作部材が所定位置まで
動作したことの検知動作に応答して電磁手段を作動し、
この電磁手段の作動から第2の所定時間遅延して携帯可
能媒体に電源を供給し、また携帯可能媒体への電源供給
停止信号により携帯可能媒体への電源の供給を停止し、
前記電源供給停止信号の発生から第1の所定時間遅延し
て電磁手段の作動を停止している。
(実施例) 以下、図面を用いてこの発明の詳細な説明 −する。
第1図はこの発明の一実施例に係る携帯可能媒体用読取
凹込装置の制御回路の構成を示す回路図であり、第3図
は第1図の制御回路とともに作動する読取書込装置の要
部の内部構造を示す平面図であり、第4図(a)、(b
)および第5図(a)、(b)はそれぞれ第3図の読取
書込装置の側部および後部から見た要部の作動状態を示
す断面図であり、第6図は同様に第3図の読取書込装置
の側部から見た要部の他の作動状態を示す断面図であり
、第7図は第3図の読取書込装置に挿入されて使用され
るICカード1を示す斜視図である。
最初に、第1図の制御回路について説明する前に第3図
の読取書込装置について構造を説明する。
第3図の携帯可能媒体用゛読取書込装置は、第4図(a
 )に示す側断面図かられかるように、本装置の下方の
一側面にICカード1が挿入される挿入口2を有し、こ
の挿入口2からICカード1が挿入されるようになって
いる。第4図<a >に示ず状態では、ICカード1が
挿入口2から本読取占込装置内に途中まで挿入された状
態を示している。第5図(a )の状態では、ICカー
ド1が挿入口2から読取書込装置内に奥まで完全に挿入
されてロックされている状態を示している。この状態ま
で挿入されたICカード1が第3図において点線1で示
されているとともに、第3図の実線で示す本装置の各構
成要素の状態は第5図のようにICカード1が読取書込
装置の奥まで完全に挿入された状態を示しでいる。また
、第6図は第5図のように奥まで完全に挿入されてロッ
クされたICカード1を引き抜くために読取書込装置の
前面に突出しているイジェクトボタン3を押動操作した
状態を示しているものである。
ICカード1は第7図に示すようにほぼ名刺サイズの薄
いプラスチックカードで構成され、内部に例えばメモリ
およびCPLJ等のICチップを積層して内蔵している
。また、ICカード1はその表面に読取書込装置と電気
的接続を行なうためのコンタクト1aを有し、ICカー
ド1が第3図に示す読取書込装置内に挿入されたとき読
取書込装置のコンタクトと接触するようになっている。
そして両コンタクトを介してICカード1と読取書込装
置が電気的に接続されることにより読取書込装置からI
Cカード1に電源が供給され、これによりICカード1
は作動し、読取書込装置から情報の書込および読取動作
が行なわれるのである。
第3図ないし第6図を参照すると、本携帯可能媒体用読
取店込装置は前記挿入口2から離れた奥にスライド部材
4を有する。このスライド部材4は第3図かられかるよ
うに矩形状のブロックに形成されているが、第4図、第
5図かられかるように後部、すなわち読取書込装置の奥
側に相当する後部の一部が上方に突出したロック用突起
部4aを有するとともに、また後部の側端部には下方に
突出した係止部4bが該側端部に沿って幅広に形成され
ている。第3図および第5図に示す状態では、この係止
部4bにICカード1の先Q、ul 1 bが当接して
いる。
スライド部材4は、第3図に示すように該スライド部材
4上に同値されたピン7に一端が掛けられた引張コイル
ばね8の作用により矢印6で示す方向に引かれており、
この結果、ICカード1が完全に挿入されていない状態
においては第1図の一点鎖線または第4図に示すように
読取書込装置の奥から少し離れて挿入口2側に寄ったm
lの位置に移動している。
このようにスライド部材4が第1の位置にある状態にお
いて、ICカード1を第4図に示すように挿入口2から
挿入すると、ICカード1の先端1bがスライド部材4
の係止部4bに当接する。
そして、この当接した状態で、更にICカード1を奥ま
で挿入するように押動すると、スライド部材4はばね8
に抗してICカード1の先端1bによって矢印5で示す
第1の方向に押動され、最終的には第5図に示すように
読取書込装置の奥の第2の位置まで移動する。そして、
この第2の位置で、スライド部材4は後述するように板
ばね9によってロックされ、前記はね8によって戻され
ないようになっている。
すなわち、スライド部材4は第4図に示ず第1の位置に
ある時には、その突起部4aの上に板ばね9が乗ってい
る。この板ばね9は、一端がねじ10で固定され、他端
が装置の内部に向って延出し、この延出した板ばね9の
伯端寄りが第4図(b)からよくわかるようにスライド
部材4の突起部4a上に乗り、この状態では図示のよう
に傾斜している。
また、板ばね9は他端がL字状に折曲して下方に延出し
垂れ下がるとともに、一部が本装置の奥まで延出してい
る垂下部9aを有する。この垂下部9aの下方には、一
対の光検知センナ11が所定間隔あけて配設され、垂下
部9aの下端はこのセンサ11の間にほぼ位置し、垂下
部9aは第4図の状態ではセンサ11の間には入らず、
少し−F方に位置している。なお、光検知センサ11は
発光ダイオード等からなる発光索子11aと、この発光
素子11aからの光を受光するフォトトランジスタ等か
らなる受光素子11bとから構成され、第4図に示す状
態では板ばね9の垂下部9aがセンサ11の間に入って
いないので、発光素子11aからの光は受光素子11b
で受光されている。
また、後述する第5図で示すように、板ばね9の垂下部
9aセンサ11の間に入った場合には、発光素子11a
からの光は垂下部9ar遮断され、受光素子11bに達
しないようになっている。
第4図に示すように、スライド部材4の突起部4a上に
乗った板ばね9は、前述したようにICカード1の挿入
によりスライド部材4が第1の方向に押動されて第5図
に示す第2の位置まで移動すると、板ばね9はスライド
部材4の上から外れ、そのはね作用により第5図に示す
ように水平な位置に下り、この水平に下った板ばね9に
よってスライド部材4が前記ばね8の作用によって第1
の方向と反対の第2の方向に戻されるのを防止す、るよ
うにスライド部材4をロックしているのである。
すなわら、このロック状態では、ICカード1の挿入動
作を停止してICカード1を押し込んでいる手を離して
も、スライド部材4は板はね9によってロックされてい
るので、スライド部材4およびICカード1は第2の方
向に戻されることがないのである。また、この水平状態
においては、板ばね9の垂下部9aは、第5図(b )
に示すように、センサ11の間に入り、センサ11にお
ける発光素子11aから受光素子11bへの受光動作を
遮断している。
この結果、このセンサ11からのロック検知光遮断信号
によってICカード1が読取書込装置内の奥まで完全に
挿入され、スライド部材4が板ばね9によりロックされ
たことが検知され、この光遮断信号が第1図の制御回路
に供給され、ICカード1に対する電源供給等が行なわ
れるのである。
前記イジェクトボタン3は、挿入口2側で本読取調込装
置から突出しているが、このイジェクトボタン3の装置
内に延出した端部には、イジェクトロッド12の一端が
取り付けられ、このイジェクトロッド12の他端はスラ
イド部材4の突起部4aの側近まで延出し、この端部に
傾斜部12aが形成されている。この傾斜部12aは、
第4図および第5図に示すようにイジェクトボタン3が
装置内に押動されていない場合には、特にどこにも当接
していないが、第6図に示すようにイジェクトボタン3
が押動されると、傾斜部12aは板ばね9に当接し、こ
の板はね9を図示のように上方に押動するようになって
いる。この結果、第5図に示すようにスライド部材4が
第2の位置に移動して水平に下った板ばね9によってロ
ックされている時に、イジェクトボタン3を第6図に示
すように押動すると、板ばね9が傾斜部12aによって
上方に持ち上げられるため、スライド部材4のロックは
解除され、これによりスライド部材4は前記ばね8の作
用により第2の方向に移動して第1の位置に戻ることが
できるのである。
また、第3図を参照すると、本読取書込装置は、プラン
ジャ内蔵型ソレノイド13を有し、このソレノイド13
内にはプランジャを構成する作動棒14がソレノイド1
3の励磁作用によりソレノイド13内をその軸方向に俤
勤し得るように設けられ、該作動棒14の一端がソレノ
イド13から露出している。そして、この露出した作動
棒14のGWに、イジェクトロッド12の作動を阻止す
るための阻止部材15の一腕15aの端部がビン等によ
り回動自在に取り付けられている。この阻止部材15は
、そのほぼ中心部がビン16により回動自在に図示しな
い本装首の固定部に取り付けられている。また、阻止部
材15の「り」の字状に形成された他腕15bには、先
端寄りに係止部15Cが形成され、中程にばね掛部15
dが形成されている。このばね掛部15dは、ばね17
により矢印18で示す方向に引かれ、これにより阻止部
材15をビン16を中心に時計方向に回動している。そ
して、ソレノイド13が第1図の制御回路によって励磁
されると、阻止部材15は反時計方向に回動し、阻止部
材15の係止部15cは、第3図に示すようにイジェク
トロッド12の途中に形成された孔12aに係合し、イ
ジェクトロッド12の作動を係止している。この係止状
態において、ソレノイド13が第1図の制御回路によっ
て励磁が解かれると、阻止部材15はばね17により時
計方向に回動して、作動棒14がソレノイド13から突
出し、これによりイジェクトロッド12に対する係止部
15cの係止は解除され、イジェクトロッド12は作動
し得るようになるのである。
スライド部材4に掛けられている前記ばね8の他端は、
挿入口2寄りの部分に設けられているレバー19の一端
に取り付けられている。このレバー19は中程に設けら
れたビン20を中心に回動自在に取り付けられている。
レバー19の他端には別のビン21を介して位置決め用
爪部材22が連結されている。また、この位置決め用爪
部材22には、引張コイルばね23が取り付けられ、こ
のはね23によりレバー19の他端は矢印24で示す方
向に引かれている。このレバー19の他端に取り付けら
れているばね23は、一端に取り付けられているばね8
よりも引張ばね力が強いものであるため、ICカード1
が挿入されない通常の状態においては、レバー19はビ
ン20を中心にばね23の作用により時計方向に回動し
、これによりばね8を介してスライド部材4を矢El]
6で示す第2の方向に引き、スライド部材4を第3図で
一点鎖線で示す第1の位置に位置付けている。
なお、レバー19に取り付けられている位置決め用爪部
材22は、更にその中程に取り付けられたビン25を中
心に回動自在に取り付けられ、これによりレバー19の
回動によりビン21を介して位置決め用爪部材22がビ
ン25を中心に回動するようになっている。そして、I
Cカード1が挿入され、これによりスライド部材4が第
1の方向に移動する場合には、この移動動作によりばね
8を介してレバー19はビン20を中心にばね23に抗
して反時計方向に回動するため、位置決め用爪部材22
はビン25を中心に先ha 22 aが下方に移動する
ように回動し、ICカード1が完全に奥に挿入された時
には、位置決め用爪部材22の先端22aに設けられて
いる爪部によりICカード1が位置決めされるようにな
っているのである。
また、本読取書込装置は、第3図においてスライド部材
4の中程に点線で示すように8本のコンタクト26aを
有するコンタクトブロック26を有する。このコンタク
トブロック26のコンタクl−26aは、Icカード1
のコンタクト1aに対応するように配列され、ICカー
ド1が本装置の奥まで完全に挿入された時、ICカード
1のコンタクト1aにそれぞれ対応して接触し、このコ
ンタクトの接触を介してICカード1は読取書込装置に
電気的に接続されるようになっている。なJ′−3、こ
のコンタクトブロック26に作動機構は、図に明確に示
していないが、ICカード1が挿入されるにつれて、I
Cカード1のコンタクト1aに接近するように移動し、
Icカード1が奥まで完全に挿入された時、コンタクト
ブロック26のコンタクト26aがICカード1のコン
タクト1aに完全に接触するようになっている。そして
、この時、前述したように、板ばね9によるスライド部
材4のロック動作が行なわれるとともに、板ばね9の垂
下FJ19 aがセンサ11の間に入って、光を遮断し
、センサ11から前記ロック検知光遮断信号が出力され
るようになっている。
次に、第1図を参照して、前記センサ11からのロック
検知光遮断信号に応答して図示しない処理回路から出力
される制御信号SCによって07■記ソレノイド13を
励磁し、かつICカード1に対して読取書込装置から電
源を供給する制御回路について説明する。
この制御回路の動作波形が第2図に示されているが、前
記制御信号3cは、この制御回路の入力端子30に第2
図(a )に示すように負の論理信号で供給され、イン
バータ32で反転されて第2図(b )で示す信号S3
2となる。なお、入力端子30は抵抗31により+5ボ
ルトにプルアップされている。
インバータ32からの信号832は、フリップフロップ
33の入力CP1フリップフロップ37のリセット人力
RI3よび遅延回路40に供給されている。この結果、
フリップフロップ33は第2図(C)に示す信号833
を直ちに出力し、この信号S33は反転バッファ34を
介してソレノイド13を励磁する。すなわら、ソレノイ
ド13は一端には電源42からの+5ボルトが供給され
ていて、反転バッフ?34が信号833によってオンと
なると、+5ボルト電圧で第2図(d )で示すように
作動する。ソレノイド13の両端にはソレノイド13か
らの逆起電力を吸収するダイオード35が接続されてい
る。
前記遅延回路40は、入力信号832の立下がり時点で
入力信号332を遅延させる回路であるため、信号33
2の立上がりは第2図(h )で示すように直ぐに信号
340としてそのまま出力され、後段のワンショット回
路41に供給されるが、このワンショット回路41は遅
延回路40からの信号840の立下がりでトリガーされ
るため、この時点ではM PIEしない。なJ5、この
ワンショット回路41の出力は前記フリップフロップ3
3のリセット入力に)3続されている。
一方、フリップフロップ33の出力信号533は、別の
遅延回路36を介して第2図(e )に示ザように遅延
時間T1遅延され、遅延回路36からの起延信号336
としてフリップフロップ37を駆動する。このフリップ
フロップ37の出力は反転バッファ38を介し、第2図
(f)に示す信号338として電源供給スイッチ3つを
駆動閉成し、これにより雷gi42からの+5ボルト電
圧を該電源供給スイッチ3つを介して第2図(9)に示
すようにICカード1に供給する。
以上のように、ソレノイド13が作動し、所定の遅延時
間T1遅延してから電源供給スイッチ3つが開成してI
Cカード1に電源が供給された後、ICカード1と本読
取書込装置との間における情報の書込読取動作等がすべ
て終了すると、前記制御信号SCは処理回路の制御によ
り第2図(a )に示すように負レベルから正レベルに
立上がって、ICカード1に対する電源供給停止信号と
して供給される。この結果、信5M S 32は負レベ
ルとなり、前記フリップフロップ37をリセットし、こ
れにより反転バッファ38を介して電源供給スイッチ3
9を開放し、ICカード1への電源供給を直ちに停止す
るとともに、該信号532は前記遅延回路40で第2図
<h >で示すように所定の遅延時間T2遅延され、こ
の遅延後、ワンショット回路41をトリガーして第7図
(i )に示す出力信@S41を出力、この信@S41
によりフリップフロップ33をリセットし、これにより
反転バッファ34を介してソレノイド13の作動を停止
する。
第2図(d)、((+>にそれぞれ示すソレノイド13
の作動時間とICカード1への電源供給時間とかられか
るように、始めにおいてはソレノイド13が完全に作動
した後にICカード1への電源供給が行なわれ、また終
りにおいては(Cカード1への電源供給が停止した後に
ソレノイド13の年初が停止するようになっている。
本発明の一実施例に係る携帯可能媒体用読取凹込装置は
以上ように構成されている。次に作用を説明する。
まず、第4図(a )に示すように、ICカード1を読
取書込装置の挿入口2に挿入してICカード1の先端1
bをスライド部材4の係止部4bに当接させてから、I
Cカード1を装置の奥へと第1の方向5に押動する。こ
の状態では、板ばね9はスライド部材4の突起部4a上
に第2図に示すように乗って傾斜しており、センサ11
は垂下部9aによって光検知が;l!liされていない
ICカード1が完全に奥まで挿入されて、スライド部材
4も奥の第2の位置まで押動されると、スライド部材4
の突起部4a上に乗っていた板ばね9は、突起部4a上
から外れて第5図に示すように水平状態になり、この結
果、スライド部材4は板ばね9によってロックされると
ともに、板ばね9の垂下部9aはセンサ11の間に入り
、光を遮断するため、センサ11から前記ロック検知光
遮断信号が出力され、このロック検知光遮断信号に応答
して第2図(a )に示す制御信号3cが第1図の制御
回路に供給される。
III m信号SCが制御回路に供給されると、この制
御信号3cによりインバータ32、フリップフロップ3
3、反転バッファ34を介して直ちにソレノイド13が
作動する。この結果、ソレノイド13に挿通されている
作動棒14が作動し、これにより阻止部材15がビン1
6を中心に反時計方向に回動し、係止部15Cがイジェ
クトロッド12の孔12bに係止し、イジェクトロッド
12の作動を阻止する。このため、この状態では、イジ
ェクトボタン3を押動操作しようとしても、イジェクト
ロッド12は動作しないようになっている。
また、スライド部材4が第2の位置まで移動してロック
されると、ばね8を介したレバー1つの動作で位置決め
用爪部材22も作動し、その先端22aの爪部でICカ
ード1は位置決めされる。
更に、ICカード1が完全に奥まで挿入され、スライド
部材4が第2の位置にロックされるとほぼ同時に、IC
カード1のコンタクト1aにコンタクトブロック26の
コンタクト26aが接触し、ICカード1と読取書込装
置とは電気的に接続される。
また、制御回路に供給された制御信号SCは、フリップ
フロップ33を介した後遅延回路36でi延時間T1遅
延されてから、電源供給スイッチ39を閉成し、電源4
2の+5ボルト電圧を電源供給スイッチ3つおよびコン
タクト26a、コンタクト1aを介してICカード1に
供給される。
この遅延時間T1は、前述したようにICカード1が完
全に奥に挿入されてスライド部材4がロックされ、ソレ
ノイド13が作動し、更にICカード1と読取書込装置
とが完全に接続されるという一連の動作における機械的
時間差を吸収し、ソレノイド13が完全に作動してから
ICカード1に電源を供給といるものである。
以上のように、ICカード1と読取書込装置とが完全に
接続され、読取書込装置からICカード1に対する情報
の書込読取動作が行なわれる。そして、この書込読取動
作が完了すると、$11 wJ信号5cは第2図<a 
>に示すように負レベルから正レベルに立上がり、これ
によりまずフリップフロップ37がリセットされて電源
供給スイッチ39が開放し、ICカード1への+5ボル
トの電源供給は停止する。それから、所定の遅延時間T
2が遅延回路40で取られた後、ワンショット回路41
の出力信号341でフリップフロップ33がリセットさ
れ、ソレノイド13への励磁が解かれ、ソレノイド13
の作動は停止する。
ソレノイド13の励磁が解かれると、作動棒14は自由
となるため、阻止部材15がばね17の作用によりビン
16を中心に時計方向に回動し、阻止部材15は一点g
t線で示す位置に戻る。阻止部材15の係止部15cは
イジェクトロッド12の孔12bからの係止から外れる
従って、阻止部材15の係止部15Cによるイジェクト
ロッド12への係止が外れた状態で、第6図に示すよう
に、イジェクトボタン3を押動操作すると、イジェクト
ロッド12の傾斜部12aにより板ばね9が上方に押動
されるため、スライド部材4に対するロックが外れ、ス
ライド部材はばね8の作用により元の第1の位置に戻り
、これによりICカード1は挿入口2から排出されるの
である。
なお、上記実施例では、動作部材として第1、第2の方
向にスライド式に移動するスライド部材4を使用してい
るが、これに限定されるものでなく、例えばスライド移
動する代りに回動するような部材を使用してもよい。ま
た、板ばね9および垂下部9aもこのような構造に限定
されるものでない。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、携帯可能媒体
が挿入されることで動作部材が所定位置まで動作したこ
との検知動作に応答して電磁手段を作動し、この電磁手
段の作動から第2の所定時間遅延して携帯可能媒体に電
源を供給し、また携帯可能媒体への電源供給停止信号に
より携帯可能媒体への電源の供給を停止し、前記電源供
給停止信号の発生から第1の所定時間遅延して電磁手段
の作動を停止しているので、すなわち電磁手段の作動に
より解除手段の作動を完全に阻止してから所定時間遅延
後に電源を供給し、また電源供給を停止してから所定時
間遅延後に電磁手段の作動を停止しているため、携帯可
能媒体に対する電源の供給および供給停止が確実に行な
われ、信頼性の高い動作が可能になっている。また、航
記動作部材が所定位置まで動作したときの位置を携帯可
能媒体と読取書込Vi@どのコンタクトによる電気的接
触が完全に行なわれる位置に対応させるように設定する
ことにより電気的接触が確実に行なわれたタイミングで
動作部材の復帰動作が阻止され、またソレノイド等から
なる電磁手段を作動して解除手段であるイジェクトボタ
ンの動作を不能にし、これらの結果携帯可能媒体が正確
な位置に設定されてから携帯可能媒体に対する電源供給
が確実に行なわれている。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る携帯可能媒体用読取
凹込装置の制御回路の構成を示す回路図、第2図は第1
図の回路の各部の動作を示す波形図、第3図は第1図の
携帯可能媒体用読取凹込装置の内部構造を示す平面図、
第4図ないし第6図は第3図の読取書込装置の作用を示
す要部の断面図、第7図は第3図の携帯可能媒体用読取
凹込装置に挿入されるICカードの斜視図である。 1・・・ICカード    1a・・・コンタクト2・
・・挿入口      3・・・イジェクトボタン4・
・・スライド部材   4a・・・突起部4b・・・係
止部      9・・・板ばね9a・・・垂下部  
   11・・・センサ12・・・イジェクトロッド 13・・・ソレノイド 15・・・阻止部材    15c・・・係止部19・
・・レバー     22・・・位置決め用爪部材26
・・・コンタクトブロック 26a・・・コンタクト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)携帯可能媒体の挿入を検出して該携帯可能媒体に
    電源を供給するとともに携帯可能媒体に対して情報の読
    取または書込動作を行なう携帯可能媒体用読取書込装置
    であって、前記携帯可能媒体の挿入時、携帯可能媒体の
    挿入方向と反対方向への復帰動作を阻止する復帰阻止手
    段と、該復帰阻止手段が携帯可能媒体の復帰動作を阻止
    したことを検知する検知手段と、該検知手段の検知動作
    から第1の所定時間遅延して携帯可能媒体に電源を供給
    し、携帯可能媒体への前記電源供給停止信号により携帯
    可能媒体への電源の供給を停止する電源供給制御手段と
    、前記復帰阻止手段による復帰動作の阻止を解除するよ
    うに作動する解除手段と、前記検知手段の検知動作に応
    答して作動され、携帯可能媒体への電源供給停止信号の
    発生から第2の所定時間遅延して作動停止させられ、前
    記解除手段の作動を阻止する解除阻止手段とを有するこ
    とを特徴とする携帯可能媒体用読取書込装置。
  2. (2)前記解除阻止手段は、前記検知手段の検知動作に
    応答して励磁されるソレノイドを有し、該ソレノイドに
    よって駆動され、解除手段の作動を阻止するように解除
    手段に係合する係合部材を有することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の携帯可能媒体用読取凹込装置。
  3. (3)前記復帰阻止手段は前記第2の方向に動作するよ
    うにばね付勢されるばね付勢手段を有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項または第2項記載の携帯可能
    媒体用読取書込装置。
  4. (4)前記復帰阻止手段は前記携帯可能媒体が所定位置
    に動作するまで押圧され、該携帯可能媒体が所定位置に
    達すると押圧動作が解除される板ばねと、該板ばねに設
    けられ、板ばねが押圧されている間は第1の位置にあり
    、押圧動作が解除されると第2の位置に移動する移動部
    とを有し、前記検知手段は該移動部の第1および第2の
    位置を検出するように構成されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第2項または第3項記載の携帯可能媒体
    用読取書込装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02152382A (ja) * 1988-12-02 1990-06-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 文字放送受信装置
WO2001006452A1 (fr) * 1999-07-16 2001-01-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Lecteur de cartes à circuit intégré

Cited By (3)

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US6702182B1 (en) 1999-07-16 2004-03-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. IC card reader

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