JP3204646B2 - Icカードリーダライタおよびicカードリーダライタのインターロック方法 - Google Patents
Icカードリーダライタおよびicカードリーダライタのインターロック方法Info
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Description
されるICカードリーダライタに関するもので、詳しく
はカードロック及びカードインジェクタ機構付きのIC
カードリーダライタに関するものである。
ードリーダライタは、ICカードが該リーダライタに挿
入されるとICカードが引き出されないようにロック
し、使用が終了すると終了操作によりロックが解除され
インジェクタ機構によりICカードを外部に排出する。
一例を図17に示す。図17は、ICカードリーダライ
タ50内にICカード51が完全に挿入され、該ICカ
ードリーダライタ50からICカード51が抜き取られ
ないようにカードロック52によりICカード51の端
部53がロックされている状態を示している。カードエ
ジェクタ55は、カードイジェクト用スプリング56に
より常時カード排出方向に付勢されている。しかし、I
Cカード使用時には、カードエジェクタ55のロック爪
58がスプリング60により付勢されたロック端部59
により排出方向への移動を阻止するようにロックされて
いるため、ICカードリーダライタ内に保持されてい
る。
イタに終了の信号が送られると、ソレノイド54はスプ
リング50の付勢に抗してロック端部59を引きつけ
る。その結果。ロック爪58のロック状態が解除され
る。カードエジェクタ55は、ロック状態が解除される
と、カードイジェクト用スプリング56の付勢により、
カード挿入口57の方向に移動する。このため、ICカ
ード51はICカードリーダライタ50から排出され
る。
うに動作するカードロック及びインジェクタ機構を用い
た場合、ICカードの挿入によりロック機構が連動して
ICカードがロック状態になるため以下のような問題を
有していた。
50を有する情報処理装置に電源が接続されていない状
態のもとでも、ICカード51はICカードリーダライ
タ50内に挿入できる。しかし、情報処理装置またはI
Cカードリーダライタ50に電源が入っていないことが
わかり、挿入したICカード51を取出そうとした場
合、カードエジェクタ55のロック爪58はスプリング
60により付勢されたロック端部59によりロックされ
ているため、カードエジェクタ55を移動させてると共
にカードロック52を開放することができず、挿入され
たICカード51を取り出すことができない。
リーダライタの問題点に鑑みてなされたものである。本
発明は、通電されている場合には、従来のインジェクタ
装置と同様にカードロックおよびイジェクト機能を有
し、さらにICカードリーダライタへの通電が断たれた
状態においても、挿入されたICカードがロックされる
ことなく取り出されるようにしたカードロック及びイン
ジェクタ機構を提供することを目的とするものである。
ーダライタあって、前記ICカードリーダライタにIC
カードが挿入されると、前記ICカードをロックする位
置に移動し前記ICカードの排出を阻止するロック部材
と、ロックする位置に移動した前記ロック部材を係止す
るための係止部材と、前記ICカードリーダライタへ前
記ICカードが挿入されたことを検出する検出手段と、
スプリングにより付勢された前記係止部材を前記付勢に
抗して吸引するに十分な磁界を有する永久磁石と、前記
永久磁石に隣接して配置され、前記永久磁石と共に磁気
回路を形成するソレノイドと、前記ICカードが挿入さ
れたことが前記検出手段により検出されると、前記係止
部材を前記永久磁石による吸引から開放して前記ロック
部材を係止する位置に前記スプリングの付勢により移動
させるため、前記ソレノイドにその磁界が前記永久磁石
による磁界を減少させるような向きの励磁電流を与える
励磁電流発生手段、とを有するICカードリーダライタ
である。
は、前記永久磁石が前記係止部材を吸引するように、前
記励磁電流発生手段は前記ソレノイドに前記永久磁石に
よる磁界を増加させる向きの励磁電流を与えるICカー
ドリーダライタであり、また、前記励磁電流はパルス電
流であるICカードリーダライタであり、また、前記係
止部材は、前記磁界の方向に移動可能に保持されている
プランジャーと、一端が前記プランジャーに連結し、他
端に前記ロック部材を係止するフック部を有し、その中
心部がICカードリーダライタのハウジングに回動可能
に取り付けられ、前記スプリングにより常時係止する向
きに付勢されているロックレバーとを具備するICカー
ドリーダライタであり、また、前記ロック部材は、前記
フック部を受入れる溝部と、一端に前記ICカードの前
端部と接するカード押し部を有しICカードの挿入方向
に摺動可能に取り付けられ、イジェクト用スプリングに
より常時ICカードを排出する方向に付勢されているプ
ッシュロッドと、前記プッシュロッドの他端に取付けら
れ、前記ICカードカードが挿入位置まで挿入されると
ICカードをロックする位置に回転するロックフックと
を具備するICカードリーダライタである。
ダライタに挿入されたICカードをロック部材がロック
するステップと、検出手段が前記ICカードの挿入を検
出するステップと、ICカードの挿入の検出により、励
磁電流発生手段が、永久磁石と共に磁気回路を形成する
ソレノイドに、その磁界が前記永久磁石による磁界を減
少させるような向きに励磁する励磁電流を供給するステ
ップと、前記永久磁石の磁界により吸引されていた係止
部材を磁界による吸引から開放することにより、前記係
止部材のフック部を前記ロック部材を係止する位置に移
動させるステップと、前記ICカードのイジェクト時
に、前記ソレノイドに前記永久磁石による磁界を増加さ
せる向きに励磁する電流を供給するステップと、前記永
久磁石と前記ソレノイドの磁界による吸引により、前記
係止部材を前記ロック部材の係止解除する位置に移動さ
せるステップと、前記係止解除によりロック部材がIC
カードのをロックを解除するステップと、前記ロック解
除により前記ICカードをイジェクトするステップとを
有するICカードリーダライタのインターロック方法で
ある。
に励磁する励磁電流を供給するステップ、および、前記
磁界を増加させる向きに励磁電流を供給するステップに
おける励磁電流はパルス電流であるICカードリーダラ
イタのインターロック方法であり、前記係止部材のフッ
ク部を前記ロック部材を係止する位置に移動させるステ
ップは、前記係止部材のプランジャーを磁界による吸引
から開放するステップと、前記プランジャーに連結され
た一方の端部と前記ロック部材を係止するフック部とを
有する他方の端部とを備えたロックレバーを、ロックレ
バー用スプリングにより、前記ロックレバーの中心部の
回りで回転させるステップを有するICカードリーダラ
イタのインターロック方法であり、また、前記係止部材
を前記ロック部材の係止を解除する位置に移動させるス
テップは、前記プランジャーを前記永久磁石と前記ソレ
ノイドによる磁界により吸引することにより、前記ロッ
クレバーを前記回転と逆向きに回転させるステップを有
するICカードリーダライタのインターロック方法であ
る。
装置の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。以
下の詳細な説明および図面の記載において、同様の要素
は同様の参照番号により表される。
構は、永久磁石付きソレノイド9をカードロック、及び
カードイジェクトの手段に使用する。カードロック時に
は、ソレノイド39を上記永久磁石付きソレノイド9の
永久磁石の磁界を減少させる方向に励磁する。このた
め、プランジャー21は永久磁石による吸引から開放さ
れ、スプリング23により付勢されてロックレバー16
をロック状態に維持する位置に移動させる。上記プラン
ジャー21とロックレバー16は、挿入されたICカー
ドの排出を阻止するロックフック18とロックフックの
回転を制御するプッシュロッド15とからなるロック部
材をロック状態のまま維持する係止部材を構成する。
する時には、逆極性のパルスにより永久磁石38の磁界
が増加する方向にソレノイド39が励磁され、プランジ
ャー21を永久磁石38が吸引することによりロックレ
バ−16によるロックを解除する。このような状態で通
電が断れても、永久磁石38の磁界によりプランジャー
21は吸引されたままとなり、ロックレバー16はスプ
リング23により付勢されてはいてもをロック状態に移
動することはない。
たれた状態においてICカードを挿入した場合において
も、ICカード11はロック機構によりロックされるこ
となく、誤挿入したICカードを支障なく取り出される
ようにするものである。
ンジェクタ機構を有するICカードリーダライタ装置1
を示す部品構成の展開図である。同図に示すように、本
発明のICカードリーダライタ装置1は、主として、I
Cカードリーダライタ装置の本体を構成するハウジング
2、カードコネクタ5および基板4を保持しハウジング
2内をスライドするスライドプレート3、パルス発生回
路等必要な電気回路が形成される基板4、ICカード1
1を受入れICカード11と情報の授受を行う情報処理
装置とを電気的に接続するカードコネクタ5、ICカー
ド11が挿入される入口を形成するベゼル6、所定の幅
を有するICカードが挿入された場合のみ開き、形状の
異なる異物の挿入を阻止するゲートフラップ7、ハウジ
ング2の下部に配置されるICカード押え用のカバー
8、及び永久磁石付きソレノイド9等により構成され
る。
びカードコネクタ5を組み合わせたスライダー32と、
ハウジング2との組合わせ状態を示す。基板4とカード
コネクタ5はスライドプレート3に固定されている。ス
ライダー32はスライドプレート3の端部33がハウジ
ング2の側壁に形成された案内部12により案内され、
ハウジング2に移動可能に装着される。スライダー32
がハウジング2に挿入された後、ハウジング2にスライ
ダー32の移動を規制するストッパーピン13が取り付
けられる。このストッパーピン13は、ICカード11
の最終的な挿入位置を定める、図2の配置においてスラ
イドプレート3の右方向への移動範囲を規定する。
プリング係止片40とハウジング2のスプリング係止片
41に係止されており、スライドプレート3はスプリン
グ10の弱い収縮力により常時図2において左方向に、
すなわち、ICカードの入口の方に付勢されている。カ
ードコネクタ5にICカード11が完全に挿入される
と、ICカード11の挿入に伴いスラドプレート3はハ
ウジング2の案内部12をスライドして図2における右
方向に移動する。そしてスラドプレート3は最終的にハ
ウジング2に形成されたストッパーピン13により阻止
される所定の位置まで移動する。
磁石付きソレノイド9が、図4示すようにハウジング2
に固定されている。図3(a)にこの永久磁石付きソレ
ノイド9の斜視図を、そして図3(b)にその断面図を
示す。永久磁石38とソレノイド39が同一の磁気回路
を形成するように直列に接続されており、それぞれの中
心軸に沿って移動可能なプランジャー21を有する。ソ
レノイド39を永久磁石38の磁界を減少させる方向に
励磁すると、永久磁石38に吸引されていたプランジャ
ー21は所定のスプリング(図示せず 例えば図4のス
プリング23)により付勢されて永久磁石付きソレノイ
ド9から外方向に飛び出す。一方永久磁石38の磁界を
増加させる方向にソレノイド39を励磁した場合には、
上記スプリングによる付勢に抗してプランジャー21は
永久磁石38に吸引され引き戻される。
びカードコネクタ5(図示されない)とハウジング2と
を組合わせた状態において、ICカード11が完全に挿
入された後、カードロックフック18によりICカード
11の端部がロックされた状態を示す。
Cカードリーダライタ装置1を示す。なお、図5におい
ては、ICカード11は挿入途中で、カードロックフッ
ク18にロックされる前の状態である。
にはイジェクト用スプリング14によって入り口方向に
引張られているプシュロッド15が配置されている。I
Cカード11が挿入されICカード11の前端部がこの
プッシュロッド15のカード受部35(図12参照)を
押すことによって、プッシュロッド15はICカード1
1の移動に連動して移動する。また、プッシュロッド1
5はロックレバー16のフック31が引っ掛る溝17を
有する。またプッシュロッド15にはICカード11を
ロックするカードロックフック18を回転させるための
カム19がカード入り口方向の先端に形成されている。
カム19によりカードロックフック18が下方に回転す
ることによって図4に示すようにICカード11はロッ
クされカード使用時の排出が阻止される。
クフック18はトーションスプリング20によって付勢
され、常時ICカード11のロックを解除する方向に、
即ち、先端のフックが上方に回転するよう回転力が付勢
されている。このため、カードロックフック18はカム
19の形状に規制されて回転し上下に移動する。図4
は、カードロックフック18がカム19の凸部により規
制されて下方に回転し、フック部によりICカード11
の端部をロックしている状態を示す。
り、カードロックフック18がプッシュロッド15の平
坦部により規制され、カードロックフック18のフック
は上がっておりロックが生じていない状態を示す。
一方の端部に溝が形成され、プランジャー21に取り付
けられるピン22が挿入される。即ち、プランジャー2
1とロックレバー16はピン22によってリンクされて
いる。また、ロックレバー16は中央部に開口43を有
し、ハウジング2に形成された軸(図示せず)に回転自
由に取付けられる。ロックレバー16の他方の端部には
プシュロッド15をロックするためのフック部31が形
成されている。ロックレバー16は、取付け状態におい
ては、常時ロックレバー用スプリング23によってプシ
ュロッド15をロックする方に回転するように引張られ
ている。さらに、ロックレバー16はロックレバー16
の回転を一定の回転角度に制御するためハウジング2に
形成されたストッパー(図示せず)によって回転位置を
規制されている。
ド排出用のエマージェンシプレート25、ICカード押
え用のカバー8、ICカードリードライタ装置のICカ
ード挿入スロットのベゼル6、ICカード以外の挿入を
遮蔽するためのゲートフラップ7、およびゲートフラッ
プ7の軸受けゲートライダ26等を有する。
ドを使用中に停電または情報処理装置の故障等により電
源が切れた場合、ロックを解除してICカードの排出を
可能にするものである。ICカードの排出は、エマージ
ェンシプレート25を用いて手動により永久磁石付きソ
レノイド9に接続されているプランジャー21を磁石の
吸引方向に押すことのより、ロックレバー16をロック
が解除される方向に回転させる。ロックが解除されると
ロックレバー用スプリングの収縮力によりプッシュロッ
ド15が引き戻され、カム19の働きによりカードロッ
クフック18が上がりロックが解除されてICカードが
排出される。
すように、ICカードの挿入口下部に配置される。ベゼ
ル6は図5に示すようにICカードの挿入スロットを構
成する。図1に示すように、ゲートフラップ7の軸受け
ゲートライダ26は、左右2つの部品からなり、ICカ
ードが挿入されていないときはゲートフラップ7が回転
しないようにICカードの挿入を阻止する位置に保持
し、ICカードが挿入さるとわずかに左右に開きゲート
フラップ7の固定を解除してゲートフラップ7が開放位
置に回転することを可能にする。また、LED36はリ
ーダライタの動作状態を表示するために用いることがで
き、例えば、ICカードの書込み中を表示することなど
ができる。
ードロック及びインジェクタ装置の動作概要について説
明する。
クされる前の状態の斜視図を示す。先ずカードコネクタ
5にICカード11が挿入されると、ICカード11は
スライドプレート3及び基板4と共にスライドする。一
方、ICカード11の先端部27によってプシュロッド
15のカード受部35(図12参照)が押され、図8に
示すように、プシュロッド15もイジェクトスプリング
14に抗してカードの挿入方向(矢印A)に移動する。
プシュロッド15の移動が完了した状態においては、プ
ッシュロッド15の他端に形成されたカム28の形状に
従って回転運動(矢印B)をするカードロックフック1
8が回転し(矢印C)、フックが下方に移動しICカー
ド11をロックする状態となる。
とカードコネクタ5内にICカード11が完全に挿入さ
れる。
クされた状態の斜視図を示す。図10はこの状態におけ
る平面図を、図11および図12に図10のE−E´お
よびB−B´の断面図を示す。なお、図11に示すよう
に、カードコネクタ5はICカードの挿入によりICカ
ードの先端部の押圧を受け、スプリング10のICカー
ド排出方向への付勢に抗して、図11右方向にストッパ
ーピン13により停止させられるまで移動する。
タ5に完全に挿入されると,コネクタ5に内蔵している
検出スイッチ(図示せず)がONになりシステム側から
永久磁石付きソレノイド9にパルスが送られる。この検
出スイッチとしては、例えば、ICカード11の表面に
形成された外部接続のための複数の接触パッドの1つ
と、コネクタ5側に形成されICカード11の接触パッ
ドと電気的に接続する複数の接触端子の対応する1つの
接触端子を使用することができる。また、発光素子やフ
ォトインタラプタ等を用いてICカード11の挿入を検
出することも可能である。
ルス電流が使用される。なお、パルス電流に限る直流電
流により励磁することも可能である。パルス発生手段と
してはフリップフロップ回路等,通常のデジタル回路で
使用されるパルス発生回路を使用することができる。
21はICカード挿入前は永久磁石29によって吸引さ
れているが、上記パルス電流によってソレノイド39の
磁界が永久磁石38の磁界を打ち消すため、永久磁石3
8の力が低減されプランジャー21の移動は自由にな
り、スプリング23の付勢により図9において左方(矢
印D)に移動する。
ャー21にリンクしたロックレバー16が同様にスプリ
ング23による張力により回転する(矢印E)。ロック
レバー16が回転することにより、ロックレバー16先
端のフック部31がプッシュロッド15の溝部17に入
り、プッシュロッド15はロックされる。
おいて,カードロックフック18とICカード後端部3
4の間には隙間が生ずるように配置されている。ICカ
ードを挿入後に、挿入した手を放すとICカードとコネ
クタ5はスプリング14に引かれてスライドプレート3
とともにカードロックフック18の方に移動する。しか
し、ICカード11はコネクタ5に保持されコネクタ5
と一緒に移動するため、ICカード11とコネクタ5の
接点には移動は発生しない。
ICカードのイジェクト時の動作について説明する。図
13にイジェクト状態を示す斜視図を、図14には平面
図を、図15および図16に図14のE−E´およびB
−B´の断面図を示す。
のシステム側又は利用者の終了操作等により、ICカー
ドリーダライタ装置に終了信号が送られる。終了信号が
入ると、永久磁石付きソレノイド9にカードロックの場
合と逆の極性のパルスが入る。このパルスにより永久磁
石38の磁界が強められ、永久磁石38の吸引力が強ま
るとプランジャー21は図13に示すようにスプリング
23の引張り力に抗して永久磁石38およびソレノイド
39の方に吸引される(矢印A)。
ャー21にリンクしたロックレバー16は左回りに回転
し(矢印B)、ロックレバー16のフック部31はプッ
シュロッド15の溝部17から離れ(矢印D)プッシュ
ロッド15のロックを解除する。ロックが解除されると
プッシュロッド15はスプリング14の付勢により入口
方向(矢印C)に若干移動する。プッシュロッド15が
スプリング14によって若干移動すると、カードロック
フック18はカム19の突出部から外れ、カードロック
フック18のフック部42は上方(矢印E)に回転可能
となる。このため、カードロックフック18のフック部
42はトーションスプリング20によって上方に回転し
カードロックを解除する。
ド15はさらに移動し、図14〜図16に示すようにプ
ッシュロッド15のカード受け部35によってICカー
ド11はハウジング2挿入口側に排出され(矢印F)
る。図15に示すように、スプリング10によりICカ
ード入口方向に付勢されているカードコネクタ5も同時
に入口方向に移動する。
ない状態のもとでICカード11が挿入された場合につ
いて説明する。電源が入っていない場合にも、ICカー
ド11が挿入されていない状態においては、カードロッ
クフック18のフック部は上がった状態にあり、ICカ
ード11はベゼル6の挿入口からリーダライタ内に挿入
可能である。カードコネクタ5にICカード11が挿入
されると、ICカード11はスライドプレート3及び基
板4と共にスライドし、ストッパーピン13によって停
止する。このとき、ICカード11の先端部27によっ
てプシュロッド15のカード受部35が押され、プシュ
ロッド15もイジェクトスプリング14に抗してカード
の挿入方向に移動する。プシュロッド15の移動が完了
した状態においては、プッシュロッド15の他端に形成
されたカム28の形状に従って回転運動をするカードロ
ックフック18が回転し、フックが下方に移動しICカ
ード11をロックする状態となる。
とカードコネクタ5内にICカード11が完全に挿入さ
れる。しかし、ICカード11がコネクタ5に完全に挿
入されても,電源が切れているためソレノイド9にパル
スが送られることはない。
ランジャー21は永久磁石29によって吸引された状態
のままである。従って、プランジャー21にリンクした
ロックレバー16は回転することができず、通電時のよ
うにロックレバー16先端のフック部31がプッシュロ
ッド15の溝部17に入り、プッシュロッド15をロッ
クすることはない。
上記カードロックされた状態において、カードロックフ
ック18のフック部とこれに対向するICカードの端部
との間には若干のクリアランスができるように配置され
ている。
ロッド15はロックレバー16先端のフック部31によ
るロックが解除されているため、スプリング14に引か
れて入口方向に若干進む。プッシュロッド15が若干移
動すると、カードロックフック18はカム19の突出部
から外れるので、カードロックフック18のフック部は
トーションスプリング20の付勢により上方に回転して
カードロックを解除する。カードロックが解除されると
プッシュロッド15はさらに移動し、プッシュロッド1
5のカード受部35によってICカード11は自動的に
ハウジング2の挿入口から排出される。
リーダライタインターロック装置の実施の態様は単なる
一例であり、本システムの実施例は多様に変形される事
が可能である。
カードリーダライタのカードロック及びインジェクタ機
構によれば、通電の断たれた状態の装置においてICカ
ードを挿入した場合にもICカードがロックされること
はなく,ICカードをリーダライタから支障なく取り出
すことができる。
構を有するICカードリーダライタ装置の部品構成の展
開図である。
ードコネクタとハウジングとの組合わせ状態を示す図で
ある。
す図である。(a)に斜視図を(b)にその断面図を示
す。
視図である。
視図である。
スプリングを示す図である。
ードリーダライタ装置を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
ロックされた状態を示す斜視図である。
れ、ロックされた状態を示す平面図である。
る状態を示す斜視図である。
を示す平面図である。
を示す図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 ICカードリーダライタあって、 前記ICカードリーダライタにICカードが挿入される
と、前記ICカードをロックする位置に移動し前記IC
カードの排出を阻止するロック部材と、 ロックする位置に移動した前記ロック部材を係止するた
めの係止部材と、 前記ICカードリーダライタへ前記ICカードが挿入さ
れたことを検出する検出手段と、 スプリングにより付勢された前記係止部材を前記付勢に
抗して吸引するに十分な磁界を有する永久磁石と、 前記永久磁石に隣接して配置され、前記永久磁石と共に
磁気回路を形成するソレノイドと、 前記ICカードが挿入されたことが前記検出手段により
検出されると、前記係止部材を前記永久磁石による吸引
から開放して前記ロック部材を係止する位置に前記スプ
リングの付勢により移動させるため、前記ソレノイドに
その磁界が前記永久磁石による磁界を減少させるような
向きの励磁電流を与える励磁電流発生手段、 とを有することを特徴とするICカードリーダライタ。 - 【請求項2】前記ICカードのイジェクト時には、前記
永久磁石が前記係止部材を吸引するように、前記励磁電
流発生手段は前記ソレノイドに前記永久磁石による磁界
を増加させる向きの励磁電流を与えることを特徴とする
請求項1記載のICカードリーダライタ。 - 【請求項3】 前記励磁電流はパルス電流であることを
特徴とする請求項1または請求項2記載のICカードリ
ーダライタ。 - 【請求項4】 前記係止部材は、前記磁界の方向に移動
可能に保持されているプランジャーと、一端が前記プラ
ンジャーに連結し、他端に前記ロック部材を係止するフ
ック部を有し、その中心部がICカードリーダライタの
ハウジングに回動可能に取り付けられ、前記スプリング
により常時係止する向きに付勢されているロックレバー
とを具備することを特徴とする請求項1記載のICカー
ドリーダライタ。 - 【請求項5】前記ロック部材は、前記フック部を受入れ
る溝部と、一端に前記ICカードの前端部と接するカー
ド押し部を有しICカードの挿入方向に摺動可能に取り
付けられ、イジェクト用スプリングにより常時ICカー
ドを排出する方向に付勢されているプッシュロッドと、
前記プッシュロッドの他端に取付けられ、前記ICカー
ドカードが挿入位置まで挿入されるとICカードをロッ
クする位置に回転するロックフックとを具備することを
特徴とする請求項4記載のICカードリーダライタ。 - 【請求項6】 ICカードリーダライタのインターロッ
ク方法であって、 ICカードリーダライタに挿入されたICカードをロッ
クする方法は、 (a)前記ICカードが挿入されるとロック部材が前記
ICカードの端部によって移動し、前記ロック部材がロ
ックする位置に移動すると、前記ロック部材に形成され
たカムにより前記ICカードをロックする位置にロック
フックが回転して、ICカードをロックするステップ
と、(b) 検出手段が前記ICカードの挿入を検出するステ
ップと、(c)前記 ICカードの挿入の検出により、励磁電流発
生手段が、永久磁石と共に磁気回路を形成するソレノイ
ドに、その磁界が前記永久磁石による磁界を減少させる
ような向きに励磁する励磁電流を供給するステップと、(d) 前記永久磁石の磁界により吸引されていた係止部
材を磁界による吸引から開放することにより、前記係止
部材のフック部を前記ロック部材を係止する位置に移動
させるステップとを有し、 前記ICカードリーダライタに挿入された前記ICカー
ドをイジェクトする方法は、 (e) 前記ICカードのイジェクト時に、前記ソレノイ
ドに前記永久磁石による磁界を増加させる向きに励磁す
る電流を供給するステップと、(f) 前記永久磁石と前記ソレノイドの磁界による吸引
により、前記係止部材を前記ロック部材の係止を解除す
る位置に移動させるステップと、(g) 前記係止解除によりロック部材がイジェクト用ス
プリングによって移動し前期ロック部材に形成された前
記カムにより前記ICカードを解除する位置 に前記ロッ
クフックが回転して前記ICカードのロックを解除する
ステップと、(h)上記(g)の動作と連動して、 前記ロック解除に
より前記ロック部材がイジェクト用スプリングによって
移動すると前期ロック部材の端が前記ICカード端部を
押して前記ICカードをイジェクトするステップとを有
し、 以上のステップによって挿入されたICカードのロック
およびイジェクトをする ことを特徴とするICカードリ
ーダライタのインターロック方法。 - 【請求項7】 前記磁界を減少させるような向きに励磁
する励磁電流を供給するステップ、および、前記磁界を
増加させる向きに励磁電流を供給するステップにおける
励磁電流はパルス電流であることを特徴とする請求項6
記載のICカードリーダライタのインターロック方法。 - 【請求項8】 前記係止部材のフック部を前記ロック部
材を係止する位置に移動させるステップは、 前記係止部材のプランジャーを磁界による吸引から開放
するステップと、 前記プランジャーに連結された一方の端部と前記ロック
部材を係止するフック部とを有する他方の端部とを備え
たロックレバーを、ロックレバー用スプリングにより、
前記ロックレバーの中心部の回りで回転させるステップ
を有することを特徴とする請求項6記載のICカードリ
ーダライタのインターロック方法。 - 【請求項9】 前記係止部材を前記ロック部材の係止を
解除する位置に移動させるステップは、前記プランジャ
ーを前記永久磁石と前記ソレノイドによる磁界により吸
引することにより、前記ロックレバーを前記回転と逆向
きに回転させるステップを有することを特徴とする請求
項8記載のICカードリーダライタのインターロック方
法。
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