JPH0243695A - Icカードリーダライタのロック機構 - Google Patents

Icカードリーダライタのロック機構

Info

Publication number
JPH0243695A
JPH0243695A JP63193409A JP19340988A JPH0243695A JP H0243695 A JPH0243695 A JP H0243695A JP 63193409 A JP63193409 A JP 63193409A JP 19340988 A JP19340988 A JP 19340988A JP H0243695 A JPH0243695 A JP H0243695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
writer
reader
notch
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63193409A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0664634B2 (ja
Inventor
Shigeo Nakayama
茂雄 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
Priority to JP63193409A priority Critical patent/JPH0664634B2/ja
Publication of JPH0243695A publication Critical patent/JPH0243695A/ja
Publication of JPH0664634B2 publication Critical patent/JPH0664634B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はICカードリーダライタのロック機構に係り、
特にICカードをリーダライタ内の装着位置に装着した
とき、その位置に機構的に確実にロックすることのでき
るIC力−ドリーダライタのロック機構に関する。
〔従来の技術〕
今日、メモリやCPUの機能を有するICを内蔵させて
これをカード状に構成したICカードが3及されている
。一般に、このICカードは、データの読取りおよび書
込みを行う手段として、カードの外表面にICの電気接
点を設け、これら電気接点と接触してICカードへの電
力の供給並びにデータ信号の授受を行うよう構成したリ
ーダライタが使用されている。
この種のICカードは、メモリ容重の増大に伴いその用
途が拡大化され、個人的に使用する種々のビジネスカー
ドとしてのみならず、各種産業界におけるプログラム制
御システムのメモリ媒体としても簡便かつ有効に利用さ
れている。このように多用途化されるICカードは、そ
の使用頻度が増大されると共にその使用環境も外部的汚
10や損傷を受は易くなるため、電気接点を劣化させて
適正なデータ信号の授受を行うことができなくなる難点
がある。
このような観点から、空間に高周波電磁界や超音波によ
る振動エネルギの場を設け、この場のエネルギを吸収、
整流して直流電源とすることによって、ICカードにお
ける内蔵電池または電ツノ供給用接点を不要にし、また
リーダライタとの各種データ信号等の授受には、アンテ
ナやコイルのような結合器を使用すると共にこの結合器
をICカードの適所に埋設することにより、ICカード
の外部に露呈する全ての電気接点を省略し、ICカード
とり一ダライタの電気的接続を非接触としたICカード
システムが提案されている(例えば、特開昭58−15
4082号公報)。
このような非接触結合方式を採用するICカードとリー
ダライタとの結合に際し、ICカードへの電力供給とデ
ータ信号の入力とを効率的に行うには、ICカードに設
けた結合器とリーダライタに設けた結合器との位首整合
が行われることが望まれる。
(発明が解決しようとする課題) そこで、このような非接触結合方式を採用するICカー
ドとリーダライタどの結合に際し、リーダライタに対し
適正な状態でICカードを挿入するため、ICカードの
表裏とその挿入方向を判別し得る表示をICカードに印
刷し、一方リーダライタ側にはICカードの適正な位置
決めを行うための挿入位置規定枠体を設ける等の手段を
採用することができる。
しかしながら、前述したようにICカードにリーダライ
タへの適正な挿入を行うための印刷表示がされていても
、取扱者のミスにより不適正な挿入が行われることもあ
り、このような場合にはリーダライタ側にICカードの
適正な位置決め状態を判別する手段が必要である。
さらに、リーダライタには、ICカードが適正な位置決
め状態になった場合にのみ、この状態を判別してICカ
ードを移動不可能に固定保持する手段を設け、これによ
りICカードへの電力の供給およびデータ信号の授受を
行うようにする必要がある。
従って、これらの判別手段や固定保持手段は、それぞれ
電気的、機械的もしくは光学的手段等を使用して複雑な
構成としなければならず、このような従来の構成におい
て、リーダライタとICカードとの信号の授受の際何等
かの障害でICカードが移動すると、電気的な接続が切
れてICカード内のメモリが消失し、またはシステムが
破壊してしまうという難点がある。更に従来の構成では
リーダライタの製造コストが著しく増大する難点がある
そこで、本発明の目的は、ICカードのリーダライタに
対し、ICカードを常に適正な一定方向に挿入するため
の識別をより一層簡便なものとηると共に、ICカード
の適正な挿入位置での位置決めとその固定保持とを円滑
にしかも簡便に達成づることのできるICカードリーダ
ライタのロック機構を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 先の目的を達成するため、本発明に係る1Cカードリー
ダライタのロック機構は、記憶機能を有すると共に、信
号入力手段および信号出力手段としてそれぞれ空芯の入
力コイルと出力コイルを設けたICカードと、該ICカ
ードが挿脱され、前記ICカードの挿着時には、前記空
芯の入力コイルと出力コイルとをそれぞれ電磁結合して
情報の読み取りおよび書込みを行うリーダライタとの組
合せにおいて、 前記ICカードの側縁部に切欠部を設けると共に、前記
リーダライタには前記ICカードを所定位置まで案内挿
入するサブシャーシと該サブシャーシ上に固定した保護
蓋板を設け、該保護蓋板の上面にICカードの先端と係
合して前記ICカードと共に所定位置まで前進すると共
に復帰弾力を有するスライド板を設け、前記器板の一側
縁部に前記ICカードが所定位置に達した際前記ICカ
ードに設けた切欠部と対応する切除部を設けてなり、前
記切除部と対応状態にあるICカードの切欠部に弾力的
に係合すべく一端に係止ピンを備えたレバー部材を設け
、さらに前記スライド板に一端に係合部を有する案内穴
を設け、前記スライド板がICカード装装着置にあると
ぎ一端にへ口記係合部と弾力的に係合するロックピンを
備えたDツクレバーを前記保FmM板上に枢着し、前記
レバー部材および前記ロックレバ−のそれぞれの他端に
係合してICカードの装着状態の検出およびその固定保
持または解除を行なう操作レバーを股シブることを特徴
とする。
(作用) 本発明に係るICカードリーダライタのロック機構によ
れば、長手方向両側縁部のそれぞれ非対称位置に切欠部
を設(プたICカードの挿入動作により、このICカー
ドの先端がスライド板と係合し、スライド板と共に所定
位置まで前進する。
この場合、ICカードが所定位置まで前jtづると、I
Cカード切欠部と保護蓋板に設けられた切除部が対応し
、この切除部と対応位置にあるICカード切欠部にIC
カードの一側縁部を常時押圧しているレバー部材の係止
ピンが嵌入し、同時にスライド板の案内穴に形成さ゛れ
た係合部とロックレバ−のロックピンが係合する。
これにより、不適正な状態でのICカードは切欠部が合
わないため挿入不能となり、適正な状態でのみ所定位置
への挿入が可能となるため、ICカードの機械的な検知
が可能となると共に、ICカードは所定の装着部に機構
的に確実にロック保持され、ICカードとの信号の授受
をより確実に達成することができる。
〔実施例〕
次に4本発明に係るICカードリーダライタのロック機
構の実施例につぎ、このICカードの使用に適したリー
ダライタとの関係において、添付図面を参照しながら以
下詳細に説明する。
第1図および第2図は本発明に係るICカードリーダラ
イタのロック機構の一実施例を示すものである。
なお、本発明において使用づるICカードは、第3図お
よび第4図に示すように構成したものが適用される。
まず、第3図および第4図において、参照符号10はI
Cカードを示し、内部に単一もしくは複数の半導体集積
回路からなる記憶・演算素子で回路構成したプリント回
路12が設けられる。また、このICカード10には、
外部より電力の供給を受けると共に所要のデータ信号を
入力するための空芯の入力コイル14と、プリント回路
12から外部へ所要のデータ信号を出力するための空芯
の出力コイル16が、それぞれプリント回路から離間し
た適正位置に内蔵される。なお、これら入力コイル14
と出力コイル16とは、それぞれリード線18によって
プリント回路12と接続されている。このように構成さ
れるICカード1oは、合成樹脂基体に予めプリント回
路12、入力コイル14、出力コイル16およびリード
線18をそれぞれ収容し得るスペースをそれぞれ設けて
おき、これらスペースに対応する前記各部品を実装した
模、公知の積層法もしくは接合法により合成樹脂被覆材
を被覆して容易に成形ザることができる。
しかるに、本発明においては、前述した構成からなるI
Cカード10の長手方向両側縁部にそれぞれ切欠部20
.22を刻設したことを特徴とするものである。これら
のり大部20.22は、互いに偏位させて非対称位置に
設けられている。このように、複数の切欠部20.22
を設けることにより、これら切欠部20.22内に機械
的に接触嵌入し得る検出i構を複数設けて、これにより
ICカード10の適正状態を判別する位置検出を行うと
共にICカード10の機械的な固定保持を達成する。す
なわち、本実施例におけるICカード10においては、
それぞれ機能を妥にづる入力コイル14と出力コイル1
6とが左右非対称に内蔵され、リーダライタに設けたそ
れぞれ対応する入出力手段と一定状態の場合だけ適合す
る(ICカードの表側とリーダライタへの挿入方向が決
定される)ようになる。従って、例えばICカード10
を適正な状態に反し、東側を表面にしたり、逆方向にし
てリーダライタへ挿入する場合には、ICカード10の
最終的な装着位置において、これら一対の切欠部20.
22と各検出機構とは適合せず、ICカードの不適正状
態を判別してその固定保持は行われず、ICカード10
は挿入開始位置まで返送される。
次に、前述した構成からなる本発明のICカードに適合
づる検出163 hMを備えたリーダライタについて説
明する。
まず、リーダライタの基本構成としては、第5図に示す
ように、ICカード10の入力コイル14に対し電力と
データ信号とを供給するための送信コイル30と、IC
カード10の出力コイル16からデータの読出しを行う
ための受信コイル32とを備え、前記送信コイル30は
駆OJ回路36に接続され、また受信コイル32は受信
回路38に接続される。従って、このように構成される
リーダライタは、送信コイル30とICカードの入力コ
イル14、受信コイル32とICカードの出力コイル1
6とがそれぞれ適正に対向位置した場合に、前記ICカ
ード10にそれぞれ設(プた切欠部20.22と対応す
るように検出機構を設けることにより、ICカードの適
正状態の判別とICカードの固定保持とを円滑かつ確実
に達成することができる。
第1図および第2図に示すICカードリーダライタのロ
ック別構には、前述したICカードの適正位1aへの装
着状態を検出する機能を有する検出機構が備えられてい
る。
すなわち、第1図および第2図はICカード装着部の要
部平面構造を示づbのであって、それぞれICカード装
着後の状態を示す。
図において、参照符号40はICカード10を所定位置
に収納保持するための挿入部を示し、その下側には第2
図に示すように構成したガイド側板42.42を有する
サブシV−シ44を備えると共に、その上面に番、1保
護蓋板46が備えられる。このナブシャーシ44は全体
を構成するアルミ製のメインシセーシに取付けられ、か
つ保護着板46とは適宜結合具を介して固定配置される
。保護蓋板46は、その先端部に切欠50が設けられ、
この切欠50は後述するスライド板54の先端係止部5
2のガイド溝として形成する。
しかるに、スライド板54は、保RRT板46の上面に
配置され、ICカード10の挿入方向と同方向に複数の
ガイド溝56を穿設し、これらガイド溝56にそれぞれ
保護蓋板46に固定した止めピン58を嵌合して摺動自
在に構成する。
この場合、スライド板54の一部と保護蓋板46の一部
にそれぞれコイルばね60の各一端部を係止することに
よりスライド板54に復帰弾力を保持させる。また、前
記スライド板54の一側縁部は、保護蓋板46の一側縁
部より内方に位置設定する。この場合、保:j!tM板
46の一側縁部にはICカードが完全に装着された状態
において(第1図参照)、ICカードの切欠部20が位
置する部分に切除部62を段(プ、この切除部62に対
し外方からばね64の弾力により内方(ICカード10
の切欠部20内)へ嵌入する係止ピン66を備えたレバ
ー部材68を設【ノる。さらに、ICカード10の固定
保持をより−m確実にするためスライド板54の一側縁
部の保護蓋板46上には′L字形のロックレバ−98が
止めピン99を介して枢着し、その一端下面にはロック
ピン102を設けると共に他端には長穴104が形成さ
れる。前記スライド板54のロックレバ−98側先端部
には一端に係合部100を有する案内穴48が設けられ
、ICカード10が装着位置にあるとき前記ロックレバ
−98のロックピン102が後述するばねの作用で前記
係合部100に弾力的に係合する。
一方、ICカード10に設けられた他方の切欠部22と
対応する保護蓋板46の他側縁部に補助切除部84を設
け、この補助切除部84に対し一端に係止片86を備え
、コイルばね88の弾ノコに抗して嵌入動作する補助ロ
ックレバ−90を前記保FJ 11板46上に枢着する
そして、この補助ロックレバーレ90の他端に設けた係
止ピン92に対し、スライド板54前方側縁の切欠段部
96を対向配置する。
このように構成づることにより、ICカード10の先端
がスライド板54の係止部52に係合してICカード1
0と共にスライド板54が前進し、ICカード1oが所
定の最先端位置まで達すると、前記スライド板54の切
欠き段部96が補助ロックレバ−9oの係止ピン92に
当接して、これを押圧変位すると同時に補助ロックレバ
−90の係止片86がICカード10の切欠部22に嵌
入して、ICカード10をロックピン66と共に両側か
ら固定保持することができる。この場合、リミットスイ
ッチ78を図示のように配置して、そのアクチュエータ
80を前記スライド板54他側縁部から突出した係止片
94で操作ザるように構成することができる。そこで、
もしICカード10に前記切欠部22に相当するものが
存在しない場合には、前記補助ロックレバ−90の変位
が阻止されてスライド板54の前進が阻止される。
この結果、リミットスイッチ78は全く操作されること
がなくICカード1oの挿入を禁1トすることができる
次に、ICカードが装着された状態を検出する検出装置
について説明する。この検出装置の一部を構成するリミ
ットスイッチ78は、前記スライド板54の他側縁部に
設けられ、ICカード10の挿入と共に協働するスライ
ド板54の前進動作でスライド板54の他側縁部に設け
られた切欠き段部96と補助ロックレバ−90の係止ピ
ン92とが当接し、この日ツクレバー90を反時計廻り
に枢動させて係止片86をICカード1oの切欠部22
に嵌入し、この状態を電気的に検出づるものである。す
なわち、ロックレバ−9oの枢動動作で第1図に示すよ
うに、このロックレバ−90がリミットスイッチ78の
アクチュエータ8oに当接し、リミットスイッチ78を
ON動作してリーダライタの作動が開始される状態とな
り、外部装置からのパワーON信号により後述するカー
ド取出し装置であるエジェクトレバー82がロックされ
る。しかるに、このリミットスイッチ78によるrCカ
−ド装着状態の検出は、ICカード10が完全にリーダ
ライタの適正な位置に装着した状態を、このICカード
の切欠部20,22を機械的に検出した後に始めて電気
的な検出が可能となり、従来よりも一層ICカードのリ
ードライトが確実なものとなり、ざらにり一ドライ[−
中にはICカードは取出し不能とするインターロックが
働き、誤操作を防止できる。
次に、本発明に係るICカードの取り出し防止装置の一
実施例につき、取り出し装置との関連において第1図を
参照しながら説明する。
第1図に示すように、ICカード取出し装置は、ICカ
ード装着部内に固定保持されたICカード10を取出す
に際し、エジェクトレバー82を矢印方向に押圧づるこ
とにJζす、レバー部材68を外方へ復帰させて係止ピ
ン66をICカード10の切欠部20より解放する。同
時にロックレバ−98のロックピン102もスライド板
54の係合部100より解放し、スライド板54をコイ
ルばね60の弾力作用で、ICカード10を係止したス
ライド板54を復帰させるよう構成される。
更に詳しくは、サブシャーシ44の側面に平行に矢印方
向にエジェクトレバー82がガイド溝110を止めピン
112に案内されて進退可能に設けられでいる。また前
記止めピン112の頭部とガイド溝110の一端近傍に
設けた係止ピン114には、ばね116が張設され、前
記エジェクトレバー82を外側に向けて付勢している。
さらに、前記係止ピン114にはロックレバ−98の長
穴104が係合している。また、エジェクトレバー82
の侵入側先端には係止片118が形成されると共に、王
の内側には角穴120が設けられている。
そして、この角穴120にレバー部材68の操作部12
4下方に植設したピン122 h<遊嵌している。
尚、この角穴120はICカード10を挿入の際、スラ
イド板の移動でICカード10の側縁部との接触でレバ
ー部材6日が枢動してbエジェクトレバー82に作用力
を与えないようにするものである。第1図に示すように
ICカード10が装着状態のとぎは、レバー部材68の
ピン122は前記角穴120の)Hに当接状態となって
いる。
従って、■ジェットレバー82を矢印方向に押圧すると
レバー部材68ばばね64の付勢力に抗して時計廻りに
枢動し、ICカードの切欠部20から係止ピン66を離
脱する。
更に、同時に補助ロックレバ−98のロックピン102
もスライド板54の案内穴48の係合部100から脱出
する。これにより、スライド板54の僅かな後退動作で
補助ロックレバ−90は前記スライド板54の切欠き段
部96との係合が解除されるため、ばね88の作用で係
止片86は1Cカードの他方のり欠品22から離脱し、
ICカード10はスライド板54と共にICカード挿入
側にばね60の作用で挿入開始位置まで返送され、取出
し可能な状態となる。
次に、エジェクトレバー82との関連にJ3いて、IC
カードの取り出し防止装置について説明する。
今、ICカード10をリーダライタのICカード装着部
内に適正な状態で装召し、機械的に固定保持していても
、ICカードと電気的接続を行って情報の読取りまたは
書込み実行中に、不用意にエジェクトレバー82を押圧
してしまうと、ICカードが移動しでしまい、電気的接
続が切れてICカード内のメモリが消失し、またはシス
テムが破壊されてしまうおそれがある。
そこで、ICカードのリードライト実行中は外部装置か
らのパワーON信号で開始されるため、その間は前記エ
ジェクトレバー82の動きをインターロック手段により
ロックづるよう構成する。
すなわち、第1図 に示すように、エジェクトレバー8
2先端の係止片118の対向する位置にインターロック
手段である例えばソレノイドの励磁で作動する駆動源1
26を配設Jる。この駆動源126と前記エジェクトレ
バー82との間に揺動可能なロックレバ−128を設け
る。このロックレバ−128は中央をピン130で枢支
され、その一端を前記駆動源126で進退作動する作動
杆132と枢支し、他端部にはストッパピン134が植
設される。さらに、前記ロックレバ−128の他端はば
ね136でザブシレーシ44側(前記係止片118から
1げる方向)に付勢されている。
従って、ICカード10が所定位置に装着されると、前
述した通り、スライド板54の前進動作との機械的な連
動でロックレバ−90が枢動し、これにより、リミット
スイッチ78が働き、この信号によりリードライトの実
行が開始される状態になり、外部装置からのパワーON
信号により、前記駆動源126のソレノイドの励磁で作
動杆132が後退する。この後退勤作でロックレバ−1
28が揺動し、ストッパピン134が前記エジェクトレ
バー82の係止片118直近位置に位置する(第1図中
2点鎖線の位置)。
これによって、エジェクトレバー82の前進動作は前記
ストッパピン134で阻止されロック状態となり、リー
ダライタの誤動作を確実に防止することができる。
以上、本発明の好適な実流例について説明したが、本発
明は前述した実施例に限定されることなく、本発明の精
神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更が可能で
ある。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなにうに、本発明に係るIC
カードリーダライタのロック機構によれば、 ICカードの側縁部に切欠部を設けることにより、この
ICカードをリーダライタのICカード装着部に挿入す
るに際し、ICカードを復帰弾力を有するスライド板と
共に曲進させ、所定位置においてICカードの切欠部に
レバー部材の係止ピンを嵌入させてICカードの装着状
態を検出することができる。
また、同時にスライド板に設けた案内穴の係合部に保護
蓋板上に枢着されたロックレバ−のロックピンを係合す
ることにより、ICカードの固定保持を簡便かつ確実に
達成することができる。これによりICカードの固定保
持のための駆動源を必要とせず、消費電力の節約が図れ
ると共に構成が簡単となり、装置が小型化でき製造コス
トの低減が達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るICカードリーダライタのロック
機構の一実施例であって、ICカードを装着した状態を
示す要部平面図、第2図は保護蓋板を外して基板を見た
状態の要部平面図、第3図は本発明に係るICカードの
一実施例を示づ外観斜視図、第4図は第3図に示すIC
カードの平面図であり、第5図は本発明に係るICカー
ドとこれに対応Jるリーダライタとの基本構成を示14
略説明図である。 10・・・ICカード 14・・・入力コイル 18・・・リード線 30・・・送信コイル 36・・・送信回路 40・・・挿入口部 44・・・サブシャーシ 48・・・案内穴 52・・・係止部 56・・・ガイド溝 60・・・コイルばね 64・・・ばね 68・・・レバー部材 80・・・アクチュエータ 84・・・補助切除部 12・・・プリント回路 1G・・・出力コイル 20、22・・・切欠部 32・・・受信コイル 38・・・受信回路 42・・・ガイド側板 46・・・保護蓋板 50・・・切欠 54・・・スライド板 58・・・止めピン 62・・・切除部 66・・・係止ピン 18・・・リミットスイッチ 82・・・エジェクトレバー 86・・・係止片 88・・・ばね 92・・・係止ピン 96・・・切欠き段部 99・・・止めピン 102・・・ロックピン 110・・・ガイド満 114・・・係止ピン 118・・・係止片 122・・・ピン 126・・・駆動源 130・・・ピン 134・・・ストッパピン 90・・・補助ロックレバ− 94・・・係止片 98・・・ロックレバ− 100・・・係合部 104・・・長穴 112・・・止めピン 116・・・ばね 120・・・角穴 124・・・操作部 128・・・ロックレバ− 132・・・作動杆 136・・・ばね FIG、  2 FIG。 IG 手続補正書(岐) 平成 1年

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 記憶機能を有すると共に、信号入力手段および
    信号出力手段としてそれぞれ空芯の入力コイルと出力コ
    イルを設けたICカードと、該ICカードが挿脱され、
    前記ICカードの挿着時には、前記空芯の入力コイルと
    出力コイルとをそれぞれ電磁結合して情報の読み取りお
    よび書込みを行うリーダライタとの組合せにおいて、 前記ICカードの側縁部に切欠部を設ける と共に、前記リーダライタには前記ICカードを所定位
    置まで案内挿入するサブシャーシと該サブシャーシ上に
    固定した保護蓋板を設け、該保護蓋板の上面にICカー
    ドの先端と係合して前記ICカードと共に所定位置まで
    前進すると共に復帰弾力を有するスライド板を設け、前
    記蓋板の一側縁部に前記ICカードが所定位置に達した
    際前記ICカードに設けた切欠部と対応する切除部を設
    けてなり、前記切除部と対応状態にあるICカードの切
    欠部に弾力的に係合すべく一端に係止ピンを備えたレバ
    ー部材を設け、さらに前記スライド板に一端に係合部を
    有する案内穴を設け、前記スライド板がICカード装着
    位置にあるとき一端に前記係合部と弾力的に係合するロ
    ックピンを備えたロックレバーを前記保護蓋板上に枢着
    し、前記レバー部材および前記ロックレバーのそれぞれ
    の他端に係合してICカードの装着状態の検出およびそ
    の固定保持または解除を行なう操作レバーを設けること
    を特徴とするICカードリーダライタのロック機構。
JP63193409A 1988-08-04 1988-08-04 Icカードリーダライタのロック機構 Expired - Lifetime JPH0664634B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63193409A JPH0664634B2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04 Icカードリーダライタのロック機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63193409A JPH0664634B2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04 Icカードリーダライタのロック機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0243695A true JPH0243695A (ja) 1990-02-14
JPH0664634B2 JPH0664634B2 (ja) 1994-08-22

Family

ID=16307480

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63193409A Expired - Lifetime JPH0664634B2 (ja) 1988-08-04 1988-08-04 Icカードリーダライタのロック機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0664634B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03290777A (ja) * 1990-04-09 1991-12-20 Nippon Chemicon Corp Icカードリーダライタのインターロック機構
JPH04277889A (ja) * 1991-03-05 1992-10-02 Japan Aviation Electron Ind Ltd コイル状コンクリートスペーサーの製造装置
JPH07105328A (ja) * 1993-09-30 1995-04-21 Hitachi Maxell Ltd データ伝送装置
JP2006260189A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp カード読取書込装置
CN113850959A (zh) * 2021-09-06 2021-12-28 南京源码盛晟软件技术有限公司 一种物流用信息获取的应用系统及其设备

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03290777A (ja) * 1990-04-09 1991-12-20 Nippon Chemicon Corp Icカードリーダライタのインターロック機構
JPH04277889A (ja) * 1991-03-05 1992-10-02 Japan Aviation Electron Ind Ltd コイル状コンクリートスペーサーの製造装置
JPH07105328A (ja) * 1993-09-30 1995-04-21 Hitachi Maxell Ltd データ伝送装置
JP2006260189A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp カード読取書込装置
CN113850959A (zh) * 2021-09-06 2021-12-28 南京源码盛晟软件技术有限公司 一种物流用信息获取的应用系统及其设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0664634B2 (ja) 1994-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4904852A (en) IC card reader
US20010008813A1 (en) IC card connector having IC card ejection mechanism
EP1324256B1 (en) Card connector
JPH06131508A (ja) Icカード情報処理装置
JP4075754B2 (ja) 非接触式通信媒体挿入口モジュール
EP0274684B1 (en) Ic card reader
US8657202B2 (en) Card reader
JPH0243695A (ja) Icカードリーダライタのロック機構
US6869017B2 (en) Card connector
JPH01219978A (ja) Icカードの装着状態検出装置
JPH01219973A (ja) Icカードの取り出し防止装置
JPH0293885A (ja) Icカードリーダライタ
JPH01219979A (ja) Icカード排出時の保護装置
JPH01219975A (ja) Icカードの適正挿入検出装置
JPH01219976A (ja) Icカードの適正挿入検出機構
JPH085266B2 (ja) Icカードとリーダライタとの組合せ
JPH01219977A (ja) Icカードのリーダライタ
JP2839947B2 (ja) Icカードリーダライタのイジェクト機構
JP2765744B2 (ja) Icカードリーダライタのインターロック機構
JPH0764142B2 (ja) カードケースの構造
JPH0720779Y2 (ja) カード読取り・書込み装置
JP2011095924A (ja) カード保持機構
JP2839946B2 (ja) Icカードリーダライタのインターロック機構
JPH09167213A (ja) Icカード読出し、書込み装置
JPS62214488A (ja) Icカ−ドの読取り装置