JPH0293885A - Icカードリーダライタ - Google Patents

Icカードリーダライタ

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JPH0293885A
JPH0293885A JP63244569A JP24456988A JPH0293885A JP H0293885 A JPH0293885 A JP H0293885A JP 63244569 A JP63244569 A JP 63244569A JP 24456988 A JP24456988 A JP 24456988A JP H0293885 A JPH0293885 A JP H0293885A
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Shigeo Nakayama
茂雄 中山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はICカードリーダライタに係り、特にICカー
ドと電気的に接続を行ってICカードに対する信号の授
受を行うリーダライタへの適正な位置を検出すると共に
ICカードを固定保持することのできるICカードリー
ダライタに関する。
〔従来の技術〕
今日、メモリやCPUの機能を有するICを内蔵させて
これをカード状に構成したICカードが背反されている
。一般に、このICカードは、データの読取りおよび書
込みを行う手段として、カードの外表面にICの電気接
点を設け、これら電気接点と接触してICカードへの電
力の供給並びにデータ信号の授受を行うよう構成したリ
ーダライタが使用されている。
この種のICカードは、メモリ容量の増大に伴いその用
途が拡大化され、個人的に使用する種々のビジネスカー
ドとしてのみならず、各種産業界におけるプログラム制
御システムのメモリ媒体としても簡便かつ有効に利用さ
れている。このように多用途化されるICカードは、そ
の使用頻度が増大されると共にその使用環境も外部的汚
損や損傷を受は易くなるため、電気接点を劣化させて適
正なデータ信号の授受を行うことができなくなる難点が
ある。
このような観点から、空間に高周波電磁界や超音波によ
る振動エネルギの場を設け、この場のエネルギを吸収、
整流して直流電源とすることによって、ICカードにお
ける内蔵電池または電力供給用接点を不要にし、またリ
ーダライタとの各種データ信号等の授受には、アンテナ
やコイルのような結合器を使用すると共にこの結合器を
ICカードの適所に埋設することにより、ICカードの
外部に露呈する全ての電気接点を省略し、ICカードと
り一ダライタの電気的接続を非接触としたICカードシ
ステムが提案されている(例えば、特開昭58−154
082号公報)。
このような非接触結合方式を採用するICカードとリー
ダライタとの結合に際し、ICカードへの電力供給とデ
ータ信号の入力とを効率的に行うには、ICカードに設
けた結合器とリーダライタに設けた結合器との位置整合
が行われることが望まれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、このような非接触結合方式を採用するICカー
ドとリーダライタとの結合に際し、リーダライタに対し
適正な状態でICカードを挿入するため、ICカードの
表裏とその挿入方向を判別し得る表示をICカードに印
刷し、一方リーダライタ側にはICカードの適正な位置
決めを行うための挿入位置規定枠体を設ける等の手段を
採用することができる。
しかしながら、前述したようにICカードにリーダライ
タへの適正な挿入を行うための印刷表示がされていても
、取扱者のミスにより不適正な挿入が行われることもあ
り、このような場合にはり一ダライタ側にICカードの
適正な位置決め状態を判別する手段が必要である。
さらに、リーダライタには、ICカードが適正な位置決
め状態になった場合にのみ、この状態を判別してICカ
ードを移動不可能に固定保持する手段を設け、これによ
りICカードへの電力の供給およびデータ信号の授受を
行うようにする必要がある。
従って、これらの判別手段や固定保持手段は、それぞれ
電気的、機械的もしくは光学的手段等を使用して複雑な
構成としなければならず、この結果、リーダライタの製
造コストが著しく増大する難点がある。
そこで、本発明の目的は、ICカードのす−ダライタに
対し、ICカードを常に適正な一定方向に挿入するため
の識別をより一層簡便なものとすると共に、ICカード
の適正な挿入位置での位置決めとその固定保持とを円滑
にしかも簡便に達成することのできるICカードリーダ
ライタを提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
先の目的を達成するなめ、本発明に係るICカードリー
ダライタは、記憶機能を有すると共に、信号入力手段お
よび信号出力手段としてそれぞれ空芯の入力コイルと出
力コイルを設けたICカードと、このICカードが挿脱
され、前記ICカードの挿着時には、前記空芯の入力コ
イルと出力コイルとをそれぞれ電磁結合して情報の読み
取りおよび書込みを行うリーダライタとの組合せにおい
て、長手方向両側縁部のそれぞれ非対称位置に切欠部を
設けたICカードと、このICカードを所定位置まで案
内挿入するサブシャーシとこのサブシャーシ上に固定し
た保HM板と、この保護蓋板の上面にICカードの先端
と係合して前記ICカードと共に所定位置まで前進する
と共に復帰弾力を有するスライド板とを設けてなり、前
記スライド板がICカード装着位置にあるときICカー
ド一側縁部の切欠部に弾力的に係合すべく一端に係止ビ
ンを備えたレバー部材を設け、さらに前記スライド板に
一端に係合部を有する案内穴を設け、ICカード装着位
置において前記案内穴の係合部に弾力的に係合すべく一
端にロックピンを備えたロックレバ−を前記保護蓋板上
の一側縁部に枢動自在に設け、このロックレバ−の動き
と連動し装着位置にあるICカード他イ劃側部の切欠部
に係合する係止部を備えた補助ロックレバ−を設け、所
定位置に装着されたICカードの適正な挿入状態を検出
することを特徴とする。
この場合、ICカードリーダライタの補助ロックレバ−
は、この補助ロックレバ−の係止部近傍と前記ロックレ
バ−とをそれぞれ枢動可能に連動アームで連結すると共
に、この連動アームの各枢支部を前記スライド板の両件
側部に配設するよう構成すれば好適である。
〔作用〕
本発明に係るICカードリーダライタによれば、長手方
向両側縁部のそれぞれ非対称位置に切欠部を設けたIC
カードの挿入動作により、このICカードの先端がスラ
イド板と係合し、スライド板と共に所定位置まで前進す
る。
この場合、ICカードの一側縁部に設けた切欠部にレバ
ー部材の係止ピンが嵌入すると共に、ロックレバ−のロ
ックピンはスライド板に設けられた案内穴の係合部に係
合してスライド板をロックする。この直前に、前記ロッ
クレバ−の動きに連動して補助ロックレバ−は枢動し、
この補助ロックレバ−の係止部は挿入されるICカード
の側面に当接し、ICカード他端縁部の切欠部を検出し
たときこの切欠部に弾力的に嵌入する。
これにより、ICカードは適正な状態で挿入されたとき
のみ所定位置への挿入が可能となるため、 ICカードの機械的な検出が可能となり、かつその状態
での位置決めおよび固定保持を簡便かつ確実に達成する
ことができる。
〔実施例〕 次に、本発明に係るICカードリーダライタの実施例に
つき、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図および第2図は本発明に係るICカードリーダラ
イタの一実施例を示すものである。なお、本発明におい
て使用するICカードは、第4図および第5図に示すよ
うに構成したものが適用される。
まず、第3図および第4図において、参照符号10はI
Cカードを示し、内部に単一もしくは複数の半導体集積
回路からなる記憶・演算素子で回路構成したプリント回
路12が設けられる。また、このICカード10には、
外部より電力の供給を受けると共に所要のデータ信号を
入力するための空芯の入力コイル14と、プリント回路
12から外部へ所要のデータ信号を出力するための空芯
の出力コイル16が、それぞれプリント回路から離間し
た適正位置に内蔵される。なお、これら入力コイル14
と出力コイル16とは、それぞれリード線18によって
プリント回路12と接続されている。このように構成さ
れるICカード10は、合成樹脂基体に予めプリント回
路12、入力コイル14、出力コイル16およびリード
線18をそれぞれ収容し得るスペースをそれぞれ設けて
おき、これらスペースに対応する前記各部品を実装した
後、公知の積層法もしくは接合法により合成樹脂被覆材
を被覆して容易に成形することができる。
しかるに、本発明においては、前述した構成からなるI
Cカード10の長手方向両側縁部にそれぞれ切欠部20
,22を刻設したことを特徴とするものである。これら
の切欠部20.22は、互いに偏位させて非対称位置に
設けられている。このように、複数の切欠部20.22
を設けることにより、これら切欠部20,22内に機械
的に接触嵌入し得る係止部66.90を複数設けて、こ
れによりICカード10の適正状態を判別する位置検出
を行うと共にICカード10の機械的な固定保持を達成
する。すなわち、本実施例におけるICカード10にお
いては、それぞれ機能を異にする入力コイル14と出力
コイル16とが左右非対称に内蔵され、リーダライタに
設けたそれぞれ対応する入出力手段と一定状態の場合だ
け適合する(ICカードの表側とリーダライタへの挿入
方向が決定される)ようになる、従って、例えばICカ
ード10を適正な状態に反し、裏側を表面にしたり、逆
方向にしてソーダライタへ挿入する場合には、ICカー
ド10の最終的な装着位置において、これら一対の切欠
部20,22と各係止部66.90とは適合せず、IC
カードの不適正状態を判別してその固定保持は行われず
、ICカード10は挿入開始位置まで返送される。
次に、前述した構成からなる本発明のICカードに適合
するリーダライタについて説明する。
まず、リーダライタの基本構成としては、第5図に示す
ように、ICカード10の入力コイル14に対し電力と
データ信号とを供給するための送信コイル30と、IC
カード10の出力コイル16からデータの読出しを行う
ための受信コイル32とを備え、前記送信コイル30は
駆動回路36に接続され、また受信コイル32は受信回
路38に接続される。従って、このように構成されるリ
ーダライタは、送信コイル30とICカードの出力コイ
ル16、受信コイル32とICカードの入力コイル14
とがそれぞれ適正に対向位置した場合に、前記ICカー
ド10にそれぞれ設けた切欠部20,22と対応するよ
うに係止部66.90を設けることにより、ICカード
の適正状態の判別とICカードの固定保持とを円滑かつ
確実に達成することができる。
第1図および第2図は、前述したICカード10の使用
に好適な検出機能を備えたり−ダライタの一実施例を示
すものである。すなわち、第1図および第2図はICカ
ード装着部の要部平面構造を示すものであって、ICカ
ードを装着した状態を示す。
図において、参照符号40はICカード10を所定位置
に収納保持するための挿入部を示し、その下側には第2
図に示すように構成したガイド側板42.42を有する
サブシャーシ44を備えると共に、その上面には保護蓋
板46が備えられる。このサブシャーシ44は全体を構
成するアルミ製のメインシャーシに取付けられ、かつ保
護蓋板46とは適宜結合具を介して固定配置される。保
護蓋板46は、その先端部に切欠50が設けられ、この
切欠50は後述するスライド板54の先端係止部52の
ガイド清として形成する。
しかるに、スライド板54は、保護蓋板46の上面に配
置され、ICカード10の挿入方向と同方向に複数のガ
イド清56を穿設し、これらガイド?i!!56にそれ
ぞれ保護蓋板46に固定した止めピン58を嵌合して摺
動自在に構成する。
この場合、スライド板54の一部とri護i板46の一
部にそれぞれコイルばね60の各一端部を係止すること
によりスライド板54に復帰弾力を保持させる。また、
前記スライド板54の一側縁部は、保護蓋板46の一側
縁部より内方に位置設定する。
この場合、保護蓋板46の一側縁のシャーシ43上には
ICカードが完全に装着された状態において(第1図参
照)、ICカードの切欠部20が位置する部分に対し外
方からばね64の弾力により内方(ICカード10の切
欠部20内)へ嵌入する係止ピン66を備えたレバー部
材68を枢着する。さらに、ICカード10の固定保持
をより一層確実にするためスライド板54の一側縁部の
保護蓋板46上にはほぼL字形のロックレバ−98が止
めピン9つを介して枢着し、その一端正面にはロックピ
ン102を設けると共に他端には長大104が形成され
る。前記スライド板54のロックレバ−98側先端部に
は一端に係合部100を有する案内穴48が設けられ、
ICカード10が装着位置にあるとき前記ロックレバ−
98のロックピン102が後述するばねの作用で前記係
合部100に弾力的に係合する。
一方、保護蓋板46他端縁のシャーシ43上には、挿入
されるICカード10の側面に当接し、切欠部22を検
出して嵌入する係止部90を一端に備えた補助ロックレ
バ−92が設けられる。この補助ロックレバ−92の係
止部90の反対側端部はピン96により枢着されると共
にこの係止部近傍にはピン86が植設されている。
また、前記ロックレバ−98のロックピン102近傍の
突設部62にもピン84が植設され、このピン84と前
記補助ロックレバ−92のピン86とは連動アーム88
で連結されている。これにより、補助ロックレバ−92
はロックレバ−98の動きに伴って連動動作を行う。
次に、ICカードが装着された状態の検出動作につき説
明する。すなわち、マニュアルによるICカード10の
挿入と共にスライド板54も協働して所定の装着位置ま
で前進移動する。この場合、ロックレバ−98を時計廻
りに付勢するばね116の付勢力は、これと連動する補
助ロックレバ−92にも伝えられる。そしてこの補助ロ
ックレバ−92の係止部90は挿入されるICカード1
0の側面に弾力的に当接し、ICカード他側縁の切欠部
22を検出したときこの切欠部22に弾力的に嵌入する
。この嵌入の後、ロックレバ−98のロックピン102
は案内穴48の係合部100に係合し、スライド板54
をICカード10と共に装着位置にロックする。
さらに、レバー部材68の係止ビン66もICカード1
0の一方の切欠部20にばね64の付勢力により弾力的
に嵌入し、ICカード10は装着位置に確実に固定保持
される。
一方、ICカード10が不適正な状態で装着位置までス
ライド板54と共に挿入された場合は、補助ロックレバ
−92の係止部90は切欠部22がICカードの所定位
置に存在しないため、補助ロックレバ−92を時計廻り
に枢動できず、第1図に鎖線で示す状態がそのまま保持
される。従って、ロックレバ−98は連動アーム88と
連結されているため、ばね116による時計廻りの枢動
動作が阻止され、ロックピン102は案内穴48の係合
部100が嵌入可能な位置にあるにも拘らず係合部10
0への嵌入が不能となる。さらに、レバー68の係止ピ
ン66もICカードの該当位置に切欠部20が存在しな
いため、ICカード10の側面に当接状態のままとなる
これにより、スライド板54はコイルばね60の作用で
不適正なICカード10と共に挿入位置まで返送される
すなわち、適正な状態のICカード10が装着位置に装
着されると、スライド板54の前進動作で係止片94が
リミットスイッチ78のアクチュエータ80に当接し、
このリミットスイッチ78をON動作してリーダライタ
の作動が開始される状態となる。しかるに、このリミッ
トスイッチ78によるICカード装着状態の検出は、I
Cカード10が完全にリーダライタの適正な位置に装着
した状態を、このICカードの切欠部20,22を機械
的に検出した後にはじめて電気的な検出が可能となり、
従来よりも一層ICカードのリードライトが確実なもの
となり、さらにリードライト中にはICカードを取り出
し不能とするインターロックが働き、誤操作を防止する
ことができる。
次に、本発明に係るICカードリーダライタにおける装
着されたICカードの取出し装置およびその防止装置に
つき5、第1図を参照しながら説明する。
第1図に示すように、ICカード取出し装置は、ICカ
ード装着部内に固定保持されたICカード10を取出す
に際し、後述するエジェクトレバー82をマニュアルで
矢印方向に押圧することにより、レバー部材68を外方
へ復帰させて係止ピン66をICカード10の切欠部2
0より解放する。同時にロックレバ−98のロックピン
102もスライド板54の係合部100より解放し、ス
ライド板54をコイルばね60の弾力作用で、ICカー
ド10を係止したスライド板54を復帰させるよう構成
される。
更に詳しくは、サブシャーシ44の側面に平行に矢印方
向にエジェクトレバー82がガイド溝110を止めピン
112に案内されて進退可能に設けられている。また前
記止めピン112の頭部とガイド溝110の一端近傍に
設けた係止ピン114には、ばね116が張設され、前
記エジェクトレバー82を外側に向けて付勢している。
さらに、前記係止ピン114にはロックレバ−98の長
穴104が係合している。また、エジェクトレバー82
の侵入側先端には係止片118が形成されると共に、そ
の内側には角穴120が設けられている。
そして、この角穴120にレバー部材68の操作部12
4下方に植設したピン122が遊嵌している。
尚、この角穴120はICカード10を挿入の際、スラ
イド板の移動でICカード10の側縁部との接触でレバ
ー部材68が枢動してもエジェクトレバー82に作用力
を与えないようにするものである。第1図に示すように
ICカード10が装着状態のときは、レバー部材68の
ピン122は前記角穴120の一端に当接状態となって
いる。
従って、エジェクトレバー82をマニュアルで矢印方向
に押圧するとレバー部材68はばね64の付勢力に抗し
て反時計廻りに枢動し、ICカードの切欠部20から係
止ピン66を離脱する。
更に、同時にロックレバ−98のロックピン102もス
ライド板54の案内穴48の係合部100から離脱する
。このロックレバ−98の枢動で連結部材88を介して
補助ロックレバ−92を反時計廻りに枢動し、補助ロッ
クレバ−の係止部90はICカードの他方の切欠部22
から離脱し、ICカード10はスライド板54と共にI
Cカード挿入側にばね60の作用で挿入開始位置まで返
送され、取出し可能な状態となる。
次に、エジェクトレバー82との関連において、ICカ
ードの取り出し防止装置について説明する。
今、ICカード10をリーダライタのICカード装着部
内に適正な状態で装着し、機械的に固定保持していても
、ICカードと電気的接続を行って情報の読取りまたは
書込み実行中に、不用意にエジェクトレバー82を押圧
してしまうと、ICカードが移動してしまい、電気的接
続が切れてICカード内のメモリが消失し、またはシス
テムが破壊されてしまうおそれがある。
そこで、ICカードのリードライト実行中は外部装置か
らのパワーON信号で開始されるなめ、その間は前記エ
ジェクトレバー82の動きをインターロック手段により
ロックするよう構成する。
すなわち、第1図、に示すように、エジェクトレバー8
2先端の係止片118の対向する位置にインターロック
手段である例えばソレノイドの励磁で作動する駆動源1
26を配設する。この駆動源126と前記エジェクトレ
バー82との間に揺動可能なロックレバ−128を設け
る。このロックレバ−128は中央をピン130で枢支
され、その一端を前記駆動源126で進退作動する作動
杆132と枢支し、他端部にはストッパピン134が植
設される。さらに、前記ロックレバ−128の他端はば
ね136でサブシャーシ44側(前記係止片118がら
逃げる方向)に付勢されている。
従って、ICカード10が所定位置に装着されると、前
述した通り、スライド板54の前進動作により、係止片
94を介してリミットスイッチ78が働き、この信号に
よりリードライトの実行が開始される状態になり、外部
装置からのパワーON信号により、前記駆動源126の
ソレノイドの励磁で作動杆132が後退する。この後退
勤作でロックレバ−128が揺動し、ストッパビン13
4が前記エジェクトレバー82の係止片118直近位置
に位置する(第1図中実線の位置)。
これによって、エジェクトレバー82の前進動作は前記
ストッパビン134で阻止されロック状態となり、リー
ダライタの誤動作を確実に防止することができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明は前述した実施例に限定されることなく、本発明の精
神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更が可能で
ある。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなように、本発明に係るIC
カードリーダライタによれば、ICカードの長手方向両
側縁部のそれぞれ非対称位置に切欠部を設けることによ
り、このICカードをリーダライタのICカードの装着
位置に挿入するに際し、ICカードを復帰弾力を有する
スライド板と共に前進させ、所定位置においてICカー
ド一側縁部の切欠部に係止ピンを係合すると共に補助ロ
ックレバ−の係止部を挿入されるICカード側面に当接
し、ICカード他側縁部の切欠部を検出したときこの切
欠部に係合し、その後、補助ロックレバ−と連動的に作
動するロックレバ−のロックピンと案内式係合部との係
合でスライド板をロックし、装着位置にある適正な状態
のICカードの位置決めおよび固定保持を簡便かつ確実
に達成することができる。また、ICカードが不適正な
状態で挿入された場合は、前記各係止部はICカードの
切欠部に対応しないため、係合できず、この場合、スラ
イド板の案内式係合部はロックレバ−のロックピンと係
合可能な位置にあるにも拘らず、枢動不能な補助ロック
レバ−により連動アーームを介してロックレバ−の枢動
が拘束され、係合部とロックピンとの係合が阻止される
。これにより不適正なICカードはスライド板と共に挿
入位置に返送され、ICカードの挿入状態の検出を確実
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るICカードリーダラ・イタの一実
施例であって、ICカードを装着した状態を示す要部平
面図、第2図は保護蓋板を外してサブシャーシを見た状
態の要部平面図、第3図は本発明に係るICカードの−
実施例を示す外観斜視図、第4図は第3図に示すICカ
ードの平面図であり、第5図は本発明に係るICカード
とこれに対応するリータライタの基本構成を示す概略説
明図である。 10・・・ICカード 14・・・入力コイル 18・・・リード線 30・・・送信コイル 36・・・送信回路 40・・・挿入口部 43・・・シャーシ 46・・・保護蓋板 50・・・切欠 54・・・スライド板 58・・・止めピン 62・・・突設部 66・・・係止ピン 78・・・リミットス、イッチ 82・・・エジェクトレバー 12・・・プリント回路 16・・・出力コイル 20.22・・・切欠部 32・・・受信コイル 38・・・受信回路 42・・・ガイド側板 44・・・サブシャーシ 48・・・案内穴 52・・・係止部 56・・・ガイド溝 60・・・コイルは゛ね 64・・・ばね 68・・・レバー部材 80・・・アクチュエータ 84、86.96・・・ピン 88・・・連動アーム 92・・・補助ロックレバ− 98・・・ロックレバ− 00・・・係合部 04・・・長穴 12・・・止めピン 16・・・ばね 20・・・角穴 124・・・操作部 128・・・ロックレバ− 132・・・作動杆 136・・・ばね 90・・・係止部 94・・・係止片 99・・・止めピン 102・・・ロックピン 110・・・ガイド溝 114・・・1系止ピン 118・・・係止片 122・・・ピン 126・・・駆動源 130・・・ピン 134・・・ストッパピン ゝ・〈 G、  ・1 Fl、0. 2

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 記憶機能を有すると共に、信号入力手段および
    信号出力手段としてそれぞれ空芯の入力コイルと出力コ
    イルを設けたICカードと、このICカードが挿脱され
    、前記ICカードの挿着時には、前記空芯の入力コイル
    と出力コイルとをそれぞれ電磁結合して情報の読み取り
    および書込みを行うリーダライタとの組合せにおいて、 長手方向両側縁部のそれぞれ非対称位置に 切欠部を設けたICカードと、このICカードを所定位
    置まで案内挿入するサブシャーシとこのサブシャーシ上
    に固定した保護蓋板と、この保護蓋板の上面にICカー
    ドの先端と係合して前記ICカードと共に所定位置まで
    前進すると共に復帰弾力を有するスライド板とを設けて
    なり、前記スライド板がICカード装着位置にあるとき
    ICカード一側縁部の切欠部に弾力的に係合すべく一端
    に係止ピンを備えたレバー部材を設け、さらに前記スラ
    イド板に一端に係合部を有する案内穴を設け、ICカー
    ド装着位置において前記案内穴の係合部に弾力的に係合
    すべく一端にロックピンを備えたロックレバーを前記保
    護蓋板上の一側縁部に枢動自在に設け、このロックレバ
    ーの動きと連動し装着位置にあるICカード他側縁部の
    切欠部に係合する係止部を備えた補助ロックレバーを設
    け、所定位置に装着されたICカードの適正な挿入状態
    を検出することを特徴とするICカードリーダライタ。
  2. (2) 前記補助ロックレバーは、この補助ロックレバ
    ーの係止部近傍と前記ロックレバーとをそれぞれ枢動可
    能に連動アームで連結すると共に、この連動アームの各
    枢支部を前記スライド板の両外側部に配設してなり、前
    記補助ロックレバーの係止部が装着位置にあるICカー
    ドの切欠部と係合不能のとき前記ロックレバーのロック
    ピンと前記案内穴の係合部との係合を阻止することを特
    徴とする請求項1記載のICカードリーダライタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012028785A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Fujitsu Technology Solutions Intellectual Property Gmbh モジュール・キャリアにスライド・インする電子スライド・イン・モジュール、モジュール・キャリア、およびスライド・イン・モジュールとモジュール・キャリアを有する装置
JP2014112368A (ja) * 1999-10-25 2014-06-19 Smartflash Technologies Ltd データ記憶およびアクセスシステム

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