JPH01219977A - Icカードのリーダライタ - Google Patents
IcカードのリーダライタInfo
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- JPH01219977A JPH01219977A JP63044533A JP4453388A JPH01219977A JP H01219977 A JPH01219977 A JP H01219977A JP 63044533 A JP63044533 A JP 63044533A JP 4453388 A JP4453388 A JP 4453388A JP H01219977 A JPH01219977 A JP H01219977A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、カード等に半導体集積回路(IC)を組込
み、記憶および演算機能を保持させたICカードに対す
る情報の読取りおよび書込みを行うリーダライタに係り
、特にICカードへの電力の供給並びにデータ信号の授
受を行うに際し電気的接続を非接触としたICカードの
り一ダライタに関する。
み、記憶および演算機能を保持させたICカードに対す
る情報の読取りおよび書込みを行うリーダライタに係り
、特にICカードへの電力の供給並びにデータ信号の授
受を行うに際し電気的接続を非接触としたICカードの
り一ダライタに関する。
従来、空間に高周波電磁界や超音波による振動エネルギ
の場を設け、この場のエネルギを吸収、整流して直流電
源とすることによって、ICカードにおける内蔵電池ま
たは電力供給用接点を不要にし、またリーダライタとの
各種データ信号等の授受には、アンテナやコイルのよう
な結合器を使用すると共にこの結合器をICカードの適
所に埋設することにより、ICカードの外部に露呈する
全ての電気接点を省略し、ICカードとリーダライタの
電気的接続を非接触としたICカードシステムが提案さ
れている(例えば、特開昭58−154082号公報)
。
の場を設け、この場のエネルギを吸収、整流して直流電
源とすることによって、ICカードにおける内蔵電池ま
たは電力供給用接点を不要にし、またリーダライタとの
各種データ信号等の授受には、アンテナやコイルのよう
な結合器を使用すると共にこの結合器をICカードの適
所に埋設することにより、ICカードの外部に露呈する
全ての電気接点を省略し、ICカードとリーダライタの
電気的接続を非接触としたICカードシステムが提案さ
れている(例えば、特開昭58−154082号公報)
。
このような非接触結合方式を採用するICカードとリー
ダライタとの結合に際し、ICカードへの電力供給とデ
ータ信号の入力とを効率的に行うには、ICカードに設
けた結合器とり一ダライタに設けた結合器との位置整合
が行われることが望まれる。
ダライタとの結合に際し、ICカードへの電力供給とデ
ータ信号の入力とを効率的に行うには、ICカードに設
けた結合器とり一ダライタに設けた結合器との位置整合
が行われることが望まれる。
そこで、このような非接触結合方式を採用するICカー
ドとり一ダライタとの結合に際し、ICカードの表裏と
その挿入方向が適正であるかどうかを判別する手段をリ
ーダライタ側に設け、ICカードが適正な位置決め状態
になった場合にのみこの状態を判別してICカードを移
動不能に固定保持し、これによりICカードへの電力の
供給およびデータ信号の授受を円滑に行うように構成す
る必要がある。従って、これらの判別手段や固定保持手
段は、それぞれ電気的2機械的もしくは光学的手段等を
使用して複雑な構成としなければならず、この結果リー
ダライタの製造コストが著しく増大する難点がある。
ドとり一ダライタとの結合に際し、ICカードの表裏と
その挿入方向が適正であるかどうかを判別する手段をリ
ーダライタ側に設け、ICカードが適正な位置決め状態
になった場合にのみこの状態を判別してICカードを移
動不能に固定保持し、これによりICカードへの電力の
供給およびデータ信号の授受を円滑に行うように構成す
る必要がある。従って、これらの判別手段や固定保持手
段は、それぞれ電気的2機械的もしくは光学的手段等を
使用して複雑な構成としなければならず、この結果リー
ダライタの製造コストが著しく増大する難点がある。
そこで、本発明の目的は、ICカードと非接触結合して
電力の供給およびデータ信号の授受を行うリーダライタ
に対し、ICカードを常に適正な状態に挿入するための
識別をより一層簡便なものとすると共に、ICカードと
り一ダライタとの結合器による非接触結合を適正に行う
ための位置決めとその固定保持とを円滑にしかも簡便に
達成することができるICカードのり一ダライタを提供
するにある。
電力の供給およびデータ信号の授受を行うリーダライタ
に対し、ICカードを常に適正な状態に挿入するための
識別をより一層簡便なものとすると共に、ICカードと
り一ダライタとの結合器による非接触結合を適正に行う
ための位置決めとその固定保持とを円滑にしかも簡便に
達成することができるICカードのり一ダライタを提供
するにある。
本発明に係るICカードのり一ダライタは、ケーシング
本体にICカードに設けた入力コイルと出力コイルとに
それぞれ対応して信号の授受を行うためのヘッドコアと
受信コイルを固定配置し、これらヘッドコアと受信コイ
ルの設置用スペースを設けると共にICカードを所定位
置に案内挿入する基板と、該基板に対しICカードを挿
入するためのICカード挿入口パネルとをそれぞれケー
シング本体に取付け、前記基板上に保護蓋板を設けてこ
の蓋板の上面にICカードの先端と係合してICカード
と共に所定位置まで前進すると共に復帰弾力を有するス
ライド板を設け、前記蓋板とスライド板の一側縁部にI
Cカードが所定位置に達した際ICカードに設けた第1
の切欠部と対応させてそれぞれ第1切除部および切欠段
部を設け、前記蓋板の第1切除部に対応させて復帰状態
のスライド板の一側縁部に弾力的に当接するロックピン
を有するレバー部材を設け、前記蓋板の他側縁部にIC
カードが所定位置に達した際ICカードに設けた第2の
切欠部と対応させて第2切除部を設け、この第2切除部
に対し一端が復帰弾力をもって嵌入し他端がスライド板
の前進と共にこのスライド板の延長部と当接するロック
レバ−を設け、前記スライド板の延長部に対応してIC
カードが基板の所定位置に達した際に検知動作するスイ
ッチを設け、前記蓋板の第1切除部に対応させて設けた
レバー部材にエジェクトレバーを係合すると共にこのエ
ジェクトレバーに対しインターロック機構を設け、さら
に前記ケーシング本体を遮蔽板で密閉することを特徴と
する。
本体にICカードに設けた入力コイルと出力コイルとに
それぞれ対応して信号の授受を行うためのヘッドコアと
受信コイルを固定配置し、これらヘッドコアと受信コイ
ルの設置用スペースを設けると共にICカードを所定位
置に案内挿入する基板と、該基板に対しICカードを挿
入するためのICカード挿入口パネルとをそれぞれケー
シング本体に取付け、前記基板上に保護蓋板を設けてこ
の蓋板の上面にICカードの先端と係合してICカード
と共に所定位置まで前進すると共に復帰弾力を有するス
ライド板を設け、前記蓋板とスライド板の一側縁部にI
Cカードが所定位置に達した際ICカードに設けた第1
の切欠部と対応させてそれぞれ第1切除部および切欠段
部を設け、前記蓋板の第1切除部に対応させて復帰状態
のスライド板の一側縁部に弾力的に当接するロックピン
を有するレバー部材を設け、前記蓋板の他側縁部にIC
カードが所定位置に達した際ICカードに設けた第2の
切欠部と対応させて第2切除部を設け、この第2切除部
に対し一端が復帰弾力をもって嵌入し他端がスライド板
の前進と共にこのスライド板の延長部と当接するロック
レバ−を設け、前記スライド板の延長部に対応してIC
カードが基板の所定位置に達した際に検知動作するスイ
ッチを設け、前記蓋板の第1切除部に対応させて設けた
レバー部材にエジェクトレバーを係合すると共にこのエ
ジェクトレバーに対しインターロック機構を設け、さら
に前記ケーシング本体を遮蔽板で密閉することを特徴と
する。
本発明に係るICカードのリーダライタによれば、入力
コイルと出力コイルをそれぞれ内蔵した非接触ICカー
ドを取扱うリーダライタにおいて、ICカードの入力コ
イルと出力コイルとにそれぞれ対応して信号の授受を行
うためには、ヘッドコアと受信コイルとの適正な位置決
めが行われることが必要である。このため、ケーシング
本体に予めヘッドコアと受信コイルの設置位置を定め、
これに応じてICカードの挿入位置を規定する基板とI
Cカード挿入口パネルとを設け、さらに基板上に保護蓋
板を設けてこの蓋板の上面にICカードの先端と係合し
てICカードと共に所定位置まで前進すると共に復帰弾
力を有するスライl″板を設け、このスライド板とIC
カードとが共に前進してICカードが適正な状態で挿入
されていれば、ICカードの両側縁部にそれぞれ設けた
切欠部にロックピンおよびロックレバ−が嵌入し、IC
カードの固定保持を行うと同時にスイッチを作動させて
リーダライタの電気的作動を開始させることができる。
コイルと出力コイルをそれぞれ内蔵した非接触ICカー
ドを取扱うリーダライタにおいて、ICカードの入力コ
イルと出力コイルとにそれぞれ対応して信号の授受を行
うためには、ヘッドコアと受信コイルとの適正な位置決
めが行われることが必要である。このため、ケーシング
本体に予めヘッドコアと受信コイルの設置位置を定め、
これに応じてICカードの挿入位置を規定する基板とI
Cカード挿入口パネルとを設け、さらに基板上に保護蓋
板を設けてこの蓋板の上面にICカードの先端と係合し
てICカードと共に所定位置まで前進すると共に復帰弾
力を有するスライl″板を設け、このスライド板とIC
カードとが共に前進してICカードが適正な状態で挿入
されていれば、ICカードの両側縁部にそれぞれ設けた
切欠部にロックピンおよびロックレバ−が嵌入し、IC
カードの固定保持を行うと同時にスイッチを作動させて
リーダライタの電気的作動を開始させることができる。
この場合、ICカードの取出し機構にはインターロック
が作用し、リーダライクの動作中の取出しを禁止し、I
Cカードの保護を図ることができる。
が作用し、リーダライクの動作中の取出しを禁止し、I
Cカードの保護を図ることができる。
次に、本発明に係るICカードのリーダライタの実施例
につき添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
につき添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
第1図は本発明に係るリーダライタのケーシング部材の
一実施例を示す分解斜視図である。
一実施例を示す分解斜視図である。
11図において、参照符号10はケーシング本体を示し
、例えばアルミニウムをダイカスト成形により加工する
ことができる。なお、後述するように、このケーシング
本体10の内側面(図示する表側)にはICカードを適
正な状態に装着して電力の供給およびデータの授受を行
うための入出力手段と機械的な構成部材が収納配置され
、その外側面(図示していない裏側)にはリーダライタ
としての動作を行うためのプリント回路基板が取付けら
れる。また、参照符号12は、ICカードを装着するた
めの基板を示し、例えば合成樹脂等の絶縁性材料で構成
される。この基板12は、前記ケーシング本体10に対
し、それぞれねじ具14により所定位置に取付けられる
。さらに、参照符号16はIC力、−ド挿入口パネルを
示し、合成樹脂材料等により成形加工され、前記ケーシ
ング本体10の一側部に接合固定される。このICカー
ド挿入口パネルIGには、ICカードの挿入を行うため
の開閉自在な開閉扉18を備えた挿入口20と、リーダ
ライタの動作状態を示す表示ランプ22と、ICカード
の取出しを行うためのエジェクトレバーの一端を挿通配
置するガイド孔24とが設けられている。そして、参照
符号26は前記ケーシング本体100表側を密閉するた
めの遮蔽板を示し、例えば亜鉛メツキ鋼板で構成してケ
ーシング本体10の内部に設けられる各種機構に対する
防塵効果と磁気遮蔽効果とを有する。従って、この遮蔽
板26は、ケーシング本体IOの周縁部に設けた溝部2
8に嵌入し、ねじ具29により確実に固定される。
、例えばアルミニウムをダイカスト成形により加工する
ことができる。なお、後述するように、このケーシング
本体10の内側面(図示する表側)にはICカードを適
正な状態に装着して電力の供給およびデータの授受を行
うための入出力手段と機械的な構成部材が収納配置され
、その外側面(図示していない裏側)にはリーダライタ
としての動作を行うためのプリント回路基板が取付けら
れる。また、参照符号12は、ICカードを装着するた
めの基板を示し、例えば合成樹脂等の絶縁性材料で構成
される。この基板12は、前記ケーシング本体10に対
し、それぞれねじ具14により所定位置に取付けられる
。さらに、参照符号16はIC力、−ド挿入口パネルを
示し、合成樹脂材料等により成形加工され、前記ケーシ
ング本体10の一側部に接合固定される。このICカー
ド挿入口パネルIGには、ICカードの挿入を行うため
の開閉自在な開閉扉18を備えた挿入口20と、リーダ
ライタの動作状態を示す表示ランプ22と、ICカード
の取出しを行うためのエジェクトレバーの一端を挿通配
置するガイド孔24とが設けられている。そして、参照
符号26は前記ケーシング本体100表側を密閉するた
めの遮蔽板を示し、例えば亜鉛メツキ鋼板で構成してケ
ーシング本体10の内部に設けられる各種機構に対する
防塵効果と磁気遮蔽効果とを有する。従って、この遮蔽
板26は、ケーシング本体IOの周縁部に設けた溝部2
8に嵌入し、ねじ具29により確実に固定される。
第2図は、本発明に係るリーダライタに好適に使用され
るICカードの一実施例を示すものである。すなわち、
第2図において、参照符号30はICカードを示し、内
部に単一もしくは複数の半導体集積回路からなる記憶・
演算素子で回路構成したプリント回路32が設けられる
。
るICカードの一実施例を示すものである。すなわち、
第2図において、参照符号30はICカードを示し、内
部に単一もしくは複数の半導体集積回路からなる記憶・
演算素子で回路構成したプリント回路32が設けられる
。
また、このICカード30には、外部より電力の供給を
受けると共に所要のデータ信号を入力するための空芯の
入力コイル34と、プリント回路32から外部へ所要の
データ信号を出力するための空芯の出力コイル36が、
それぞれプリント回路32から離間した適正泣面に内蔵
される。なお、これら入力コイル34と出力コイル36
とは、それぞれリード線38によってプリント回路32
と接続されている。このように構成されるICカード3
0は、合成樹脂基体に予めプリント回路32、入力コイ
ル34、出力コイル36およびリード線38をそれぞれ
収容し得るスペースをそれぞれ設けておき、これらスペ
ースに対応する前記各部品を実装した後、公知の積層法
もしくは接合法により合成樹脂被覆材を被覆して容易に
成形することができる。
受けると共に所要のデータ信号を入力するための空芯の
入力コイル34と、プリント回路32から外部へ所要の
データ信号を出力するための空芯の出力コイル36が、
それぞれプリント回路32から離間した適正泣面に内蔵
される。なお、これら入力コイル34と出力コイル36
とは、それぞれリード線38によってプリント回路32
と接続されている。このように構成されるICカード3
0は、合成樹脂基体に予めプリント回路32、入力コイ
ル34、出力コイル36およびリード線38をそれぞれ
収容し得るスペースをそれぞれ設けておき、これらスペ
ースに対応する前記各部品を実装した後、公知の積層法
もしくは接合法により合成樹脂被覆材を被覆して容易に
成形することができる。
しかるに、本発明においては、前述した構成からなるI
Cカード30の長手方向両側縁部にそれぞれ切欠部40
,42を刻設する。この場合、一方の切欠部40はIC
カード30の略中位部に設け、他方の切欠部42を前記
切欠部40より若干先端側へ偏位させて設ける。これら
の切欠部40,42は、リーダライタのICカード装着
部において、切欠部40.42内に機械的に接触嵌入し
得る検知機構を設けて、これによりICカード30の適
正状態を判別する位置検出を行うと共にICカード30
の機械的な固定保持を達成する。すなわち、本実施例の
ICカード30においては、それぞれ機能を異にする入
力コイル34と出力コイル36とが左右非対称に内蔵さ
れ、リーダライタに設けたそれぞれ対応する入出力手段
と一定状態の場合だけ適合する(ICカードの表側とリ
ーダライタへの挿入方向が決定される)ようにな・る。
Cカード30の長手方向両側縁部にそれぞれ切欠部40
,42を刻設する。この場合、一方の切欠部40はIC
カード30の略中位部に設け、他方の切欠部42を前記
切欠部40より若干先端側へ偏位させて設ける。これら
の切欠部40,42は、リーダライタのICカード装着
部において、切欠部40.42内に機械的に接触嵌入し
得る検知機構を設けて、これによりICカード30の適
正状態を判別する位置検出を行うと共にICカード30
の機械的な固定保持を達成する。すなわち、本実施例の
ICカード30においては、それぞれ機能を異にする入
力コイル34と出力コイル36とが左右非対称に内蔵さ
れ、リーダライタに設けたそれぞれ対応する入出力手段
と一定状態の場合だけ適合する(ICカードの表側とリ
ーダライタへの挿入方向が決定される)ようにな・る。
従って、例えばICカード30を適正な状態に反し、裏
側を表面にしたり逆方向にしてリーダライタへ挿入する
場合には、ICカード30の最終的な装着位置において
、切欠部40.42と検知機構とは適合せず、ICカー
ドの不適正状態を判別してその固定保持は行われず、I
Cカード30は挿入開始位置まで返送される。
側を表面にしたり逆方向にしてリーダライタへ挿入する
場合には、ICカード30の最終的な装着位置において
、切欠部40.42と検知機構とは適合せず、ICカー
ドの不適正状態を判別してその固定保持は行われず、I
Cカード30は挿入開始位置まで返送される。
次に、前述した構成からなるICカードに適合する検知
機構を備えたり一ダライタについて説明する。
機構を備えたり一ダライタについて説明する。
まず、リーダライタの基本構成としては、第3図に示す
ように、ICカード30の入力コイル34に対し電力と
データ信号とを供給するためのヘッドコア44と、IC
カード30の出力コイル36からデータの読出しを行う
ための受信コイル46とを備え、前記ヘッドコア44は
その一部に巻回されたコイル48を介して駆動回路50
に接続され、また受信コイル46は受信回路52に接続
される。従って、このように構成されるリーダライタは
、ヘッドコア44とICカードの入力コイル34、受信
コイル46とICカードの出力コイル36とがそれぞれ
適正に対向配置した場合に、前記ICカードに設けた切
欠部40.42とそれぞれ対応するように検知機構を設
けることにより、ICカードの適正状態の判別とICカ
ードの固定保持とを円滑かつ確実に達成することができ
る。
ように、ICカード30の入力コイル34に対し電力と
データ信号とを供給するためのヘッドコア44と、IC
カード30の出力コイル36からデータの読出しを行う
ための受信コイル46とを備え、前記ヘッドコア44は
その一部に巻回されたコイル48を介して駆動回路50
に接続され、また受信コイル46は受信回路52に接続
される。従って、このように構成されるリーダライタは
、ヘッドコア44とICカードの入力コイル34、受信
コイル46とICカードの出力コイル36とがそれぞれ
適正に対向配置した場合に、前記ICカードに設けた切
欠部40.42とそれぞれ対応するように検知機構を設
けることにより、ICカードの適正状態の判別とICカ
ードの固定保持とを円滑かつ確実に達成することができ
る。
第4図および第5図は、前述したICカード30の使用
に好適な検知機構を備えたリーダライタの一実施例を示
すものである。すなわち、第4図はり−ダライタのIC
カード装着部の要部平面構造を示すものであって、参照
符号60はICカード30を所定位置に収納保持するた
めの挿入口部を示し、その下側には第5図に示すように
構成したガイド側板62.62を有する基板64を備え
、また上側には保護蓋板66を備え、これら基板64と
蓋板66とは適宜結合具を介して、第1図におけるケー
シング本体10内に固定配置される。蓋板66は、その
先端部にそれぞれ2つの切欠68,70が設けられ、一
方の切欠68に対してはヘッドコア44が配置され、他
方の切欠70は後述するスライド板の先端係止部72の
ガイド溝として形成する。しかるに、スライド板74は
、蓋板66の上面に配置され、ICカード30の挿入方
向と同方向に複数のガイド溝76を穿設し、これらガイ
ド溝76にそれぞれ蓋板66に固定した止めピン78を
嵌合して摺動自在に構成する。この場合、スライド板7
4の一部と蓋板66の一部にそれぞれコイルばね80の
各一端部を係止することにより1.スライド板74に復
帰弾力を保持させる。また、前記スライド板74の一例
縁部は、蓋板66の一側縁部と略一致するように位置設
定する。この場合、蓋板66の一側縁部およびこれと対
応する基板64のガイド側板62には、ICカード30
が完全に挿入された状態において(第5図参照)、切欠
部40が位置する部分にそれぞれ切除部82および開口
部84を設け、この切除部82および開口部84に対し
外方からばね86の弾力により内方(ICカード10の
切欠部40内)へ嵌入するロックピン88を備えたレバ
ー90を設ける。
に好適な検知機構を備えたリーダライタの一実施例を示
すものである。すなわち、第4図はり−ダライタのIC
カード装着部の要部平面構造を示すものであって、参照
符号60はICカード30を所定位置に収納保持するた
めの挿入口部を示し、その下側には第5図に示すように
構成したガイド側板62.62を有する基板64を備え
、また上側には保護蓋板66を備え、これら基板64と
蓋板66とは適宜結合具を介して、第1図におけるケー
シング本体10内に固定配置される。蓋板66は、その
先端部にそれぞれ2つの切欠68,70が設けられ、一
方の切欠68に対してはヘッドコア44が配置され、他
方の切欠70は後述するスライド板の先端係止部72の
ガイド溝として形成する。しかるに、スライド板74は
、蓋板66の上面に配置され、ICカード30の挿入方
向と同方向に複数のガイド溝76を穿設し、これらガイ
ド溝76にそれぞれ蓋板66に固定した止めピン78を
嵌合して摺動自在に構成する。この場合、スライド板7
4の一部と蓋板66の一部にそれぞれコイルばね80の
各一端部を係止することにより1.スライド板74に復
帰弾力を保持させる。また、前記スライド板74の一例
縁部は、蓋板66の一側縁部と略一致するように位置設
定する。この場合、蓋板66の一側縁部およびこれと対
応する基板64のガイド側板62には、ICカード30
が完全に挿入された状態において(第5図参照)、切欠
部40が位置する部分にそれぞれ切除部82および開口
部84を設け、この切除部82および開口部84に対し
外方からばね86の弾力により内方(ICカード10の
切欠部40内)へ嵌入するロックピン88を備えたレバ
ー90を設ける。
従って、このレバー90に設けた口・ツクピン88は、
第4図に示すように、ICカード30の挿入時において
前記スライド板74の一側縁に当接するよう設定すると
共に、ICカード30の切欠部40と対応する位置にお
いてスライド板74の側縁部に切欠段部92を設ける。
第4図に示すように、ICカード30の挿入時において
前記スライド板74の一側縁に当接するよう設定すると
共に、ICカード30の切欠部40と対応する位置にお
いてスライド板74の側縁部に切欠段部92を設ける。
このように構成することにより、ICカード30の先端
がスライド板74の係止部72に係合してICカード3
0と共にスライド板74が前進し、ICカード30が所
定の最先端位置まで達すると、前記ロックピン88がス
ライド板74の切欠段部92に嵌入すると同時にICカ
ード30の切欠部40内に嵌入して、ICカード30を
固定保持することができる(第5図参照)。特に、本実
施例においては、ロックピン88によるICカード30
の固定保持をより一層確実にするため、前記ロックピン
88と連動する補助ロックレバ−94を設ける。この補
助ロックレバ−94は、その略中位部にロックピン88
を遊嵌し、一端部を蓋板66に対し止めピン96を介し
て枢着し、他端下面に突起98を設け、この突起98を
スライド板74の一側縁に当接した構成からなる。この
場合、前記突起98が当接するスライド板74の一側縁
部に、スライド板74が前進してICカード30が所定
の最先端位置まで達した際に、前記ロックピン88の切
欠部40への嵌入を許容し得るように補助ロックレバ−
94を内方へ偏位させる切込部100を設ける。このよ
うにして、補助ロックレバ−94の他端が内方へ大幅に
偏位することにより、ICカード30の切欠部40に対
するロックピン88の固定保持を安定化することができ
る。
がスライド板74の係止部72に係合してICカード3
0と共にスライド板74が前進し、ICカード30が所
定の最先端位置まで達すると、前記ロックピン88がス
ライド板74の切欠段部92に嵌入すると同時にICカ
ード30の切欠部40内に嵌入して、ICカード30を
固定保持することができる(第5図参照)。特に、本実
施例においては、ロックピン88によるICカード30
の固定保持をより一層確実にするため、前記ロックピン
88と連動する補助ロックレバ−94を設ける。この補
助ロックレバ−94は、その略中位部にロックピン88
を遊嵌し、一端部を蓋板66に対し止めピン96を介し
て枢着し、他端下面に突起98を設け、この突起98を
スライド板74の一側縁に当接した構成からなる。この
場合、前記突起98が当接するスライド板74の一側縁
部に、スライド板74が前進してICカード30が所定
の最先端位置まで達した際に、前記ロックピン88の切
欠部40への嵌入を許容し得るように補助ロックレバ−
94を内方へ偏位させる切込部100を設ける。このよ
うにして、補助ロックレバ−94の他端が内方へ大幅に
偏位することにより、ICカード30の切欠部40に対
するロックピン88の固定保持を安定化することができ
る。
また、本実施例においては、ICカード30の他方の切
欠部42と対応する蓋板66の他側縁部およびこれと対
応する基板64のガイド側板62には、ICカード30
が完全に挿入された状態において(第5図参照)、切欠
部42が位置する部分にそれぞれ第2切除部102およ
び切欠104を設け、この切除部102および切欠10
4に対し一端に係止片106を備えかっばね108の弾
力に抗して嵌入動作するロックレバ−110を設ける。
欠部42と対応する蓋板66の他側縁部およびこれと対
応する基板64のガイド側板62には、ICカード30
が完全に挿入された状態において(第5図参照)、切欠
部42が位置する部分にそれぞれ第2切除部102およ
び切欠104を設け、この切除部102および切欠10
4に対し一端に係止片106を備えかっばね108の弾
力に抗して嵌入動作するロックレバ−110を設ける。
そして、このロック、レバー110の他端に設けた係止
ピン112に対し、スライド板74の延長部114に突
設した係止片116を対向配置する。このように構成す
ることにより、ICカード30の先端がスライド板74
の係止部72に係合してICカード30と共にスライド
板74が前進し、ICカード30が所定の最先端位置ま
で達すると、前記スライド板74の延長部114に設け
た係止片116がロックレバ−110の係止ピン112
に当接してこれを押圧変位すると同時にロックレバ−1
10の係止片106がICカード30の切欠部42に嵌
入して、ICカード30を両側から固定保持することが
できる。しかし、挿入したICカード30に前記切欠部
42に相当するものが存在しない場合は、前記ロックレ
バ−110の変位が阻止されてスライド板74の前進も
阻止される。
ピン112に対し、スライド板74の延長部114に突
設した係止片116を対向配置する。このように構成す
ることにより、ICカード30の先端がスライド板74
の係止部72に係合してICカード30と共にスライド
板74が前進し、ICカード30が所定の最先端位置ま
で達すると、前記スライド板74の延長部114に設け
た係止片116がロックレバ−110の係止ピン112
に当接してこれを押圧変位すると同時にロックレバ−1
10の係止片106がICカード30の切欠部42に嵌
入して、ICカード30を両側から固定保持することが
できる。しかし、挿入したICカード30に前記切欠部
42に相当するものが存在しない場合は、前記ロックレ
バ−110の変位が阻止されてスライド板74の前進も
阻止される。
なお、本実施例においては、第5図に示すようにICカ
ード30所定位置に固定保持された際、リーダライタの
作動を開始するため、例えばスライド板74の延長部1
14の一側縁部をリミットスイ・ンチ118のアクチュ
エータニ20に当接するよう構成する。また、第5図に
示すように固定保持されたICカード30を取出すに際
しては、エジェクトレバー122を第4図に示すように
設け、このエジェクトレバー122を矢印方向に押圧す
ることにより、レバー90を外方へ復帰させてロックピ
ン88をICカード30の切欠部40およびスライド板
74の切欠段部92より解放すると共に補助ロックレバ
−94も切込部100より解放することができ、スライ
ド板74をコイルばね80の弾力作用で第4図に示す状
態に復帰させることができる。
ード30所定位置に固定保持された際、リーダライタの
作動を開始するため、例えばスライド板74の延長部1
14の一側縁部をリミットスイ・ンチ118のアクチュ
エータニ20に当接するよう構成する。また、第5図に
示すように固定保持されたICカード30を取出すに際
しては、エジェクトレバー122を第4図に示すように
設け、このエジェクトレバー122を矢印方向に押圧す
ることにより、レバー90を外方へ復帰させてロックピ
ン88をICカード30の切欠部40およびスライド板
74の切欠段部92より解放すると共に補助ロックレバ
−94も切込部100より解放することができ、スライ
ド板74をコイルばね80の弾力作用で第4図に示す状
態に復帰させることができる。
この場合、ICカード30が、第5図に示すように適正
な状態に固定保持されてリーダライタが動作を開始し、
データの書込みもしくは読取りを行っている最中に、誤
まってエジェクトレバー122を操作するとICカード
30の機能が破壊される倶れがある。このため、本実施
例においては、第6図に示すように、エジェクトレバー
122に隣接させてリーダライタが動作中の時に付勢さ
れるソレノイド124を設け、このソレノイド124の
操作杆126の先iにばね12Bで保持された揺動レバ
ー130の一端部を結合し、さらにこの揺動レバー13
0の他端部に係止ピン132を設けてこれを前記エジェ
クトレバー122の先端に設けた係止片134と当接自
在に構成する。このように構成することにより、リーダ
ライタが動作中の際には、前記ソレノイド124が付勢
されて揺動レバー130の他端部に設けた係止ピン13
2がエジェクトレバー122の係止片134と当接して
、このエジェクトレバー122の操作を阻止(インター
コック)するので、ICカード30の取出しを防止する
ことができる。
な状態に固定保持されてリーダライタが動作を開始し、
データの書込みもしくは読取りを行っている最中に、誤
まってエジェクトレバー122を操作するとICカード
30の機能が破壊される倶れがある。このため、本実施
例においては、第6図に示すように、エジェクトレバー
122に隣接させてリーダライタが動作中の時に付勢さ
れるソレノイド124を設け、このソレノイド124の
操作杆126の先iにばね12Bで保持された揺動レバ
ー130の一端部を結合し、さらにこの揺動レバー13
0の他端部に係止ピン132を設けてこれを前記エジェ
クトレバー122の先端に設けた係止片134と当接自
在に構成する。このように構成することにより、リーダ
ライタが動作中の際には、前記ソレノイド124が付勢
されて揺動レバー130の他端部に設けた係止ピン13
2がエジェクトレバー122の係止片134と当接して
、このエジェクトレバー122の操作を阻止(インター
コック)するので、ICカード30の取出しを防止する
ことができる。
さらに、本実施例においては、第1図および第5図に示
すように、基板64にはそれぞれICカード30に内蔵
された入力コイル34および出力コイル36に対応する
位置に、それぞれヘッドコア設置用スペース136およ
び受信コイル設置用スペース138が設けられる。°そ
して、この基板64と対応するケーシング本体10の底
部所定位置136’、138″に対し、それぞれ第3図
に示すように回路構成されるヘッドコア44および受信
コイル46を固定配置する。
すように、基板64にはそれぞれICカード30に内蔵
された入力コイル34および出力コイル36に対応する
位置に、それぞれヘッドコア設置用スペース136およ
び受信コイル設置用スペース138が設けられる。°そ
して、この基板64と対応するケーシング本体10の底
部所定位置136’、138″に対し、それぞれ第3図
に示すように回路構成されるヘッドコア44および受信
コイル46を固定配置する。
前述した構成からなるICカード装着機構は、これを第
1図に示すケーシング本体10の内部に実装すれば、第
6図に示す通りである。そして、このように構成したケ
ーシング本体IGの内側面に対し遮蔽板26を密閉固定
する。なお、第6図において、参照符号140は電源接
続用コネクタ、142はインタフェース接続用コネクタ
をそれぞれ示す。
1図に示すケーシング本体10の内部に実装すれば、第
6図に示す通りである。そして、このように構成したケ
ーシング本体IGの内側面に対し遮蔽板26を密閉固定
する。なお、第6図において、参照符号140は電源接
続用コネクタ、142はインタフェース接続用コネクタ
をそれぞれ示す。
前述した実施例から明らかなように、本発明によれば、
ICカードの長手方向両側縁部の適所にそれぞれ切欠部
を設け、このICカードをリーダライタのICカード装
着部へ挿入するに際し、ICカードを復帰弾力を有する
スライド板と共に前進させ、所定位置で前記ICカード
の切欠部にロックピンが適合するよう構成することによ
り、ICカードの適正挿入とその固定保持とを簡便かつ
確実に達成することができる。
ICカードの長手方向両側縁部の適所にそれぞれ切欠部
を設け、このICカードをリーダライタのICカード装
着部へ挿入するに際し、ICカードを復帰弾力を有する
スライド板と共に前進させ、所定位置で前記ICカード
の切欠部にロックピンが適合するよう構成することによ
り、ICカードの適正挿入とその固定保持とを簡便かつ
確実に達成することができる。
また、ICカードに複数の切欠部を設けることにより、
誤挿入に際しICカードの適正位置に達する以前での挿
入禁止を行うことができ、これによりリーダライタの誤
動作を確実に防止することができる。
誤挿入に際しICカードの適正位置に達する以前での挿
入禁止を行うことができ、これによりリーダライタの誤
動作を確実に防止することができる。
また、ICカードの適正位置への挿入に際しては、IC
カードと共にスライド板が前進し、これによりICカー
ドの適正状態を判別すると共に適正であれば所定のロッ
ク機構が作動してICカードを固定保持し、不適正であ
ればスライド板の復帰弾力で直ちに挿入開始位置へIC
カードを返送させることができ、これらの機構は全て機
械的構成によって簡便に型造し得るものである。さらに
、本発明においては、ICカードが適正状態に位置決め
された時のみ作動するスイッチおよび所定位置に固定保
持されたICカードの取出しを行うエジェクト機構が設
けられて、その操作性が極めて良好であるばかりでなく
、エジェクト機構にはり一ダライタの動作中に働くイン
ターロック機構が設けられてICカードの保護を充分高
めることができる。
カードと共にスライド板が前進し、これによりICカー
ドの適正状態を判別すると共に適正であれば所定のロッ
ク機構が作動してICカードを固定保持し、不適正であ
ればスライド板の復帰弾力で直ちに挿入開始位置へIC
カードを返送させることができ、これらの機構は全て機
械的構成によって簡便に型造し得るものである。さらに
、本発明においては、ICカードが適正状態に位置決め
された時のみ作動するスイッチおよび所定位置に固定保
持されたICカードの取出しを行うエジェクト機構が設
けられて、その操作性が極めて良好であるばかりでなく
、エジェクト機構にはり一ダライタの動作中に働くイン
ターロック機構が設けられてICカードの保護を充分高
めることができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明は前述した実施例に限定されることなく、本発明の精
神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更をなし得
ることは勿論である。
明は前述した実施例に限定されることなく、本発明の精
神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更をなし得
ることは勿論である。
第1図は本発明に係るICカードのり一ダライタを構成
するケージ:/グ部材の一実施例を示す分解斜視図、第
2図は本発明に係るICカードのり一ダライタに好適に
使用し得るICカードの斜視図、第3図は本発明に係る
リーダライタの基本構成を示す概略説明図、第4図は本
発明に係るリーダライタのICカード装着機構に関する
構成配置の一実施例を示す要部平面図、第5図は第4図
に示すリーダライタに対するICカードの装着動作を示
す説明図、第6図は第4図に示すrcカード装着機構を
第1図に示すケーシング部材に組込んだ状態を示す一部
切開平面図である。 10、、、ケーシング本体 12. 、 、基板14、
、、ねじ具 16.、、 I Cカード挿入口パネル1
8、 、 、開閉扉 20.、、挿入口22、
、、表示ランプ 24.、、ガイド孔26、、、遮
蔽板 28.、、溝部29、、、ねじ具
30.、、ICカード32、、、プリント回路
34.、、入力コイル36、、、出力コイル 38
.、、 リード線40、42. 、 、切欠部
44. 、 、ヘッドコア46、、、受信コイル
48.、、コイル50、、、駆動回路 52.
、 、受信回路60、、、挿入口部 62.、、
ガイド側板64、、、基板 66、、、蓋板
68.70.、、切欠 72.、、係止部74
、、、スライド板 76、、、ガイド溝78、、、
止めピン 80.、、コイルばね82、、、切除
部 84.、、開口部86、、、ばね
88. 、 、ロックピン90、、、レバー
92.、、切欠段部94、、、補助ロックレバ−9
6,、、止めピン98、、、突起 ioo、
、 、切込部102、、、第2切除部 104.
、 、切欠106、 、 、係止片 108.
、 、ばね110、、、ロックレバ−112,、、係
止ピン114、、、延長部 116.、、係止
片118、 、 、リミソトスインチ x2o、’、、アクチュエータ 122、 、 、エジェクトレバー 124.、、ソレ
ノイド126、、、操作杆 128.、、ばね
130、、、揺動レバー 132.、、係止ピン1
34、、、係止片 136、、、ヘッドコア設置用スペース138、、、
受信コイル設置用スペース140、、、電源接続用コネ
クタ 142、 、 、インタフェース接続用コネクタ特許出
願人 日本ケミコン株式会社 FIo、 2 FIG、3 り(J 4844 32FIG、 4 FIo、 5 ” −7−− = −−)泌 FIG、6 手 続 ネ市 正 書 (方式) 昭和63年J月り、30日
するケージ:/グ部材の一実施例を示す分解斜視図、第
2図は本発明に係るICカードのり一ダライタに好適に
使用し得るICカードの斜視図、第3図は本発明に係る
リーダライタの基本構成を示す概略説明図、第4図は本
発明に係るリーダライタのICカード装着機構に関する
構成配置の一実施例を示す要部平面図、第5図は第4図
に示すリーダライタに対するICカードの装着動作を示
す説明図、第6図は第4図に示すrcカード装着機構を
第1図に示すケーシング部材に組込んだ状態を示す一部
切開平面図である。 10、、、ケーシング本体 12. 、 、基板14、
、、ねじ具 16.、、 I Cカード挿入口パネル1
8、 、 、開閉扉 20.、、挿入口22、
、、表示ランプ 24.、、ガイド孔26、、、遮
蔽板 28.、、溝部29、、、ねじ具
30.、、ICカード32、、、プリント回路
34.、、入力コイル36、、、出力コイル 38
.、、 リード線40、42. 、 、切欠部
44. 、 、ヘッドコア46、、、受信コイル
48.、、コイル50、、、駆動回路 52.
、 、受信回路60、、、挿入口部 62.、、
ガイド側板64、、、基板 66、、、蓋板
68.70.、、切欠 72.、、係止部74
、、、スライド板 76、、、ガイド溝78、、、
止めピン 80.、、コイルばね82、、、切除
部 84.、、開口部86、、、ばね
88. 、 、ロックピン90、、、レバー
92.、、切欠段部94、、、補助ロックレバ−9
6,、、止めピン98、、、突起 ioo、
、 、切込部102、、、第2切除部 104.
、 、切欠106、 、 、係止片 108.
、 、ばね110、、、ロックレバ−112,、、係
止ピン114、、、延長部 116.、、係止
片118、 、 、リミソトスインチ x2o、’、、アクチュエータ 122、 、 、エジェクトレバー 124.、、ソレ
ノイド126、、、操作杆 128.、、ばね
130、、、揺動レバー 132.、、係止ピン1
34、、、係止片 136、、、ヘッドコア設置用スペース138、、、
受信コイル設置用スペース140、、、電源接続用コネ
クタ 142、 、 、インタフェース接続用コネクタ特許出
願人 日本ケミコン株式会社 FIo、 2 FIG、3 り(J 4844 32FIG、 4 FIo、 5 ” −7−− = −−)泌 FIG、6 手 続 ネ市 正 書 (方式) 昭和63年J月り、30日
Claims (1)
- (1)ケーシング本体にICカードに設けた入力コイル
と出力コイルとにそれぞれ対応して信号の授受を行うた
めのヘッドコアと受信コイルを固定配置し、これらヘッ
ドコアと受信コイルの設置用スペースを設けると共にI
Cカードを所定位置に案内挿入する基板と、該基板に対
しICカードを挿入するためのICカード挿入口パネル
とをそれぞれケーシング本体に取付け、前記基板上に保
護蓋板を設けてこの蓋板の上面にICカードの先端と係
合してICカードと共に所定位置まで前進すると共に復
帰弾力を有するスライド板を設け、前記蓋板とスライド
板の一側縁部にICカードが所定位置に達した際ICカ
ードに設けた第1の切欠部と対応させてそれぞれ第1切
除部および切欠段部を設け、前記蓋板の第1切除部に対
応させて復帰状態のスライド板の一側縁部に弾力的に当
接するロックピンを有するレバー部材を設け、前記蓋板
の他側縁部に ICカードが所定位置に達した際ICカードに設けた第
2の切欠部と対応させて第2切除部を設け、この第2切
除部に対し一端が復帰弾力をもって嵌入し他端がスライ
ド板の前進と共にこのスライド板の延長部と当接するロ
ックレバーを設け、前記スライド板の延長部に対応して
ICカードが基板の所定位置に達した際に検知動作する
スイッチを設け、前記蓋板の第1切除部に対応させて設
けたレバー部材にエジェクトレバーを係合すると共にこ
のエジェクトレバーに対しインターロック機構を設け、
さらに前記ケーシング本体を遮蔽板で密閉することを特
徴とするICカードのリーダライタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63044533A JPH01219977A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | Icカードのリーダライタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63044533A JPH01219977A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | Icカードのリーダライタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01219977A true JPH01219977A (ja) | 1989-09-01 |
Family
ID=12694146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63044533A Pending JPH01219977A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | Icカードのリーダライタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01219977A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03237582A (ja) * | 1990-02-15 | 1991-10-23 | Nippon Chemicon Corp | 蓋板の係止構造 |
JPH03291783A (ja) * | 1990-04-10 | 1991-12-20 | Nippon Chemicon Corp | 蓋板の取付け構造 |
JPH0424153U (ja) * | 1990-06-19 | 1992-02-27 |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP63044533A patent/JPH01219977A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03237582A (ja) * | 1990-02-15 | 1991-10-23 | Nippon Chemicon Corp | 蓋板の係止構造 |
JP2853880B2 (ja) * | 1990-02-15 | 1999-02-03 | 日本ケミコン 株式会社 | 回路基板の係止構造 |
JPH03291783A (ja) * | 1990-04-10 | 1991-12-20 | Nippon Chemicon Corp | 蓋板の取付け構造 |
JPH0424153U (ja) * | 1990-06-19 | 1992-02-27 |
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