JPH01219979A - Icカード排出時の保護装置 - Google Patents

Icカード排出時の保護装置

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JPH01219979A
JPH01219979A JP63044536A JP4453688A JPH01219979A JP H01219979 A JPH01219979 A JP H01219979A JP 63044536 A JP63044536 A JP 63044536A JP 4453688 A JP4453688 A JP 4453688A JP H01219979 A JPH01219979 A JP H01219979A
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coil
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はICカードのリーダライタ内の所定位置に挿
入したICカードとの間で行う信号の授受の完了で排出
される際の保護装置に係り、特に操作レバーによるIC
カード位置決め、保持の解除でスライド板と共に弾力復
帰する際の慣性力による飛出しを防止するICカード排
出時の保護装置に関する。
〔従来の技術〕
今日、メモリやCPUの機能を有するICを内蔵させて
これをカード状に構成したICカードが普及されている
。一般に、このICカードは、データの読取りおよび書
込みを行う手段として、カードの外表面にICの電気接
点を設け、これら電気接点と接触してrCカードへの電
力の供給並びにデータ信号の授受を行うよう構成したリ
ーダライタが使用されている。
この種のICカードは、メモリ容Mの1y大に伴いその
用途が拡大化され、個人的に使用する種々のビジネスカ
ードとしてのみならず、各種産業界におけるプログラム
制御システムのメモリ媒体としても簡便かつ有効に利用
されている。このように多用途化されるICカードは、
その使用頻度が増大されると共にその使用環境も外部的
汚損や損傷を受は易くなるため、電気接点を劣化させて
適正なデータ信号の授受を行うことができなくなる難点
がある。
このような観点から、空間に高周波電磁界や調音波によ
る振動エネルギの場を設け、この場のエネルギをを吸収
、整流して直流電源とすることによって、ICカードに
おける内蔵電池または電力供給用接点を不要にし、また
リーダライタとの各種データ信号等の授受には、アンテ
ナやコイルのような結合器を使用すると共にこの結合器
をICカードの適所に埋設することにより、ICカード
の外部に露呈づる全での電気接点を省略し、ICカード
とリーダライタの電気的接続を非接触としたICカード
システムが提案されている(例えば、特開昭58−15
4082号公報)。
このような非接触結合方式を採用づるICカードとリー
ダライタとの結合に際し、ICカードへの電力供給とデ
ータ信号の入力とを効率的に行うには、ICカードに設
けた結合器とリーダライタに設けた結合器との位置整合
が行われることが望まれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、このような非接触結合方式を採用するICカー
ドとリーダライタとの結合に際し、リーダライタに対し
適正な状態でICカードを挿入するため、ICカードの
表裏とその挿入方向を判別し得る表示をICカードに印
刷し、一方リーダライタ側にはICカードの適正な位置
決めを行うための挿入位置規定枠体を設ける等の手段を
採用することができる。
しかしながら、前述したようにICカードにリーダライ
タへの適正な挿入を行うための印刷表示がされていても
、取扱者のミスにより不適正な挿入が行われることもあ
り、このような場合にはリーダライタ側にICカードの
適正な位置決め状態を判別する手段が必要である。さら
に、リーダライタには、ICカードが適正な位置決め状
態になった場合にのみ、この状態を判別してICカード
を移動不可能に固定保持する手段を設け、これによりI
Cカードへの電力の供給およびデータ信号の授受を行う
ように覆る必要がある。従って、これらの判別手段や固
定保持手段は、それぞれ電気的、機械的もしくは光学的
手段等を使用して複雑な構成としなければならず、この
ような従来の構成において、リーダライタとICカード
との信号の授受の完了により操作レバーによるICカー
ドの位置決め、保持の解除でスライド板と共に弾力復帰
する際、慣性力で外部に飛出して破損する慣れがある。
従って、このICカードの出し入れの動作を駆動源を用
いて行うと、構造が複雑かつ大型化してしまう難点があ
る。
そこで、本発明の目的は、ICカードのリーダライタに
対し、ICカードを常に適正な一定方向に挿入するため
の識別をより一層簡便なものとすると共に、ICカード
の適正な挿入位胃での位置決めとその固定保持とを円滑
にしかも簡便に達成することができると共に、ICカー
ドとリーダライタとの信号の授受の完了で、ICカード
の排出時にICカードを適正な押圧力で押圧することに
より、簡単な構成で慣性力を抑制し、安定した取り出し
のできるICカード排出時の保護装置を提供するにある
〔課題を解決するための手段〕
先の目的を達成するため、本発明に係るICカード排出
時の保護装置は、記憶機能を有すると共に、信号入力手
段および信号出力手段としてそれぞれ空芯の入力コイル
と出力コイルとを設けた[Cカードが挿脱され、前記I
Cカードの挿着時には、前記空芯の入力コイルと出力コ
イルとをぞれぞれ゛心…結合して情報の読み取りおよび
書込みを行うリーダライタにおいて、 前記ICカードを所定位置まで案内挿入する基板上に保
護蓋板を設け、該保護蓋板上に前記ICカードの挿入動
作に関連して所定位置まで移動可能に復帰弾力を有する
スライド板を設け、該スライド板復帰時に装着された前
記ICカードの上面を押圧する押圧部材を前記保’Wt
M根に設けたことを特徴とする。
この場合、前記押圧部材は、板ばねで構成し、ICカー
ドとの当接部を円弧状に形成し、[Cカードとの当接で
上界した部分を臨ませる逃げ部を前記保護蓋板に形成す
れば好適である。
〔作用〕
本発明に係るICカード排出時の保護装置によれば、長
手方向両側縁部のそれぞれ非対称位置に切欠部を設けた
ICカードの挿入動作により、このICカードの先端が
スライド板と係合し、スライド板と共に所定位置まで前
進する。
この場合、ICカードの一側縁部に設けた切欠部と対応
するスライド板と、蓋板にはそれぞれ切除部および切欠
段部が設けであるため、スライド板が所定位置まで前進
すると、復帰弾力を有するスライド板の一側縁部を常時
押圧している補助ロックレバ−の係合部は前記切除部に
没入すると共に、前記補助レバーのロックピンは切欠段
部に侵入すると同時にICカードの一方の切欠部に嵌入
する。
さらに、蓋板の他側縁部にもICカードの切欠部と対応
して切除部が設けてあり、前記スライド板の他側縁部に
設けられた延長部と、ロックレバ−との当接で、このレ
バーの一部がICカードの他側縁部の切欠部に嵌入する
これにより、不適正な状態でのICカードは切欠部が合
わないため挿入不能となり、適正な状態でのみ所定位置
への挿入が可能となるため、ICカードの機械的な検知
が可能となり、さらにこの検知と同時にスイッチの作動
による信号でリードライトの実行が開始されると共に、
インターロック手段の作動によりICカード取り出し用
の操作レバーがロックされ、リードライト実行中の誤操
作が防止される。さらに、リードライト実行の完了でI
Cカードを取り出す際は、ロックの解除された操作レバ
ーの操作によりICカードはスライド板と共に弾性力で
復帰移動するが、その際の慣性力はICカード上面を押
圧部材で押圧することにより抑制され、飛出し防止によ
るICカード排出時の保護が達成できる。
(実施例) 次に、本発明に係るICカード排出時の保護装置の実施
例につき、このICカードの使用に適したリーダライタ
との関係において、添付図面を参照しながら以下詳細に
説明する。
第1図および第2図は本発明に係るICカードの検出機
構の一実施例示づものである。
なお、本発明において使用するICカードは、第4図お
よび第5図に示ずように構成したものが適用される。
まず、第4図および第5図において、参照符号10はI
Cカードを示し、内部に単一もしくは複数の半導体集積
回路からなる記憶・演算素子で回路構成したプリント回
路12が設けられる。また、このICカード10には、
外部より電力の供給を受けると共に所要のデータ信号を
入力するための空芯の入力コイル14と、プリント回路
12から外部へ所要のデータ信号を出力するための空芯
の出力コイル16が、それぞれプリント回路から離間し
た適正位置に内蔵される。なお、これら入力コイル14
と出力コイル16とは、それぞれリード線18によって
プリント回路12と接続されている。このように構成さ
れるICカード10は、合成樹脂基体に予めプリント回
路12、入力コイル14、出力コイル16およびリード
線18をそれぞれ収容し得るスペースをそれぞれ設【ノ
ておぎ、これらスペースに対応する前記各部品を実装し
た後、公知の積層法もしくは接合法により合成樹脂被覆
材を被覆して容易に成形することができる。
しかるに、本発明においては、前述した構成からなるI
Cカード10の長手方向両側縁部にそれぞれ切欠部20
.22を刻設したことを特徴とするものである。これら
の切欠部20.22は、互いに偏位させて非対称位置に
設けられている。このように、複数の切欠部20.22
を設けることにより、これら切欠部20,22内に機械
的に接触嵌入し得る検出機構を複数設けて、これにより
ICカード10の適正状態を判別する位置検出を行うと
共にICカード10の機械的な固定保持を達成する。
すなわち、本実施例におけるICカード10におい′C
は、それぞれ機能を異にする入力コイル14と出力コイ
ル16とが左右非対称に内蔵され、リーダライタに設【
プだそれぞれ対応する入門i力手段と一定状態の場合だ
け適合する(ICカードの表側とリーダライタへの挿入
方向が決定される)ようになる。従って、例えばICカ
ード10を適正な状態に反し、裏側を表面にし!こり、
逆方向にしてリーダライタへ挿入する場合には、ICカ
ード10の最終的な装着位置において、これら−対の切
欠部20,22と各検出機構とは適合せず、ICカード
の不適正状態を判別してその固定保持は行われず、IC
カード10は挿入開始位置まで返送される。
次に、前述した構成からなる本発明のICカードに適合
する検出機構を備えたリーダライタについて説明する。
まず、リーダライタの基本構成としては、第6図に示す
ように、ICカード10の入力コイル14に対し電力と
データ信号とを供給づるためのへラドコア30と、IC
カード1oの出力コイル16からデータの読出しを行う
ための受信コイル32とを備え、前記ヘッドコア30は
その一部に巻回されたコイル34を介して駆動回路36
に接続され、また受信コイル32は受信回路38に接続
される。
従って、このように構成されるリーダライタは、ヘッド
コア30とICカードの入力コイル14、受信コイル3
2とICカードの出力コイル16とがそれぞれ適正に対
向位置した場合に、前記ICカード10にそれぞれ設け
た切欠部20,22と対応するように検出機構を設ける
ことにより、ICカードの適正状態の判別とICカード
の固定保持とを円滑かつ確実に達成することができる。
第1図、第2図および第3図は、前述したICカード1
0の検出機構に好適なICカード排出時の保護装置を備
えたリーダライタの一実施例を示すものである。ずなわ
ら、第1図および第2図はICカード装着部の要部平面
構造を示すものであって、それぞれICカード装着前と
装着後の状態を示す。図において、参照符号40はIC
カード10を所定位置に収納保持するための挿入【コ部
を示し、その下側には第3図に示すように構成したガイ
ド側板42.42を有する基板44を備え、また上側に
は保護蓋板46を備え、これら基板 44と蓋板46と
は適宜結合具を介して固定配置される。蓋板46は、そ
の先端部にそれぞれ2つの切欠48.50が設けられ、
一方の切欠48に対してはへラドコア30が配置され、
他方の切欠50は後述するスライド板54の先端係止部
52のガイド溝として形成する。しかるに、スライド板
54は、蓋板46の上面に配置され、ICカード10の
挿入方向と同方向に複数のガイド溝56を穿設し、これ
らガイド溝56にそれぞれ蓋板46に固定した止めピン
58を嵌合して摺動自在に構成する。この場合、スライ
ド板54の一部と蓋板46の一部にそれぞれコイルばね
60の各一端部を係止することにより、スライド板54
に復帰弾力を保持させる。また、前記スライド板54の
一側縁部は、蓋板46の一側縁部と略一致づるように位
置設定する。
この場合、蓋板46の一側縁部には、ICカード10が
完全に挿入された状態において(第2図参照)、切欠部
20が位置する部分にそれぞれ切除部62を設け、この
切除部62に対し外方からばね64の弾力により内方(
ICカード10の切欠部20内)へ嵌入するロックピン
66を漏えたレバー68を設ける。さらに、ロックピン
66によるICカード10の固定保持をより一層確実に
するため、前記ロックビン66と連動する補助ロックレ
バ−98が前記スライド板54の一側縁部に設けられる
すなわち、この補助ロックレバ−98は、その略中位部
にロックピン66を遊嵌し、−端部を蓋板46に対し止
めビン100を介して枢着し、他端下面に係合部である
突起102をスライド板54の一側縁に当接した構成か
らなる。この場合、前記突起102が当接するスライド
板54の一側縁部に、スライド板54が前進してICカ
ード10が所定の最先端位置まで達した際(第2図)に
、前記ロックピン66の切欠部20への嵌入を許容し得
るように補助ロックレバ−98を内方へ偏位させる切除
部104を設ける。このようにして、補助ロックレバ−
98の他端が内方へ大幅に偏位することにより、ICカ
ード10の切欠部20に対するロックピン66の固定”
保持を安定化することができる。しかも、スライド板5
4が復帰位置にあるときは、前記補助ロックレバ−98
の突起102はスライド板54の一側縁部に当接してお
り、この場合ロックビン66はICカードの挿入に際し
、カード−側縁部から離間した位置にあるため、ICカ
ードを傷つけることはない。
一方、ICカード10の前記他方のり欠品22と対応す
る蓋板46の他側縁部に第2切除部84を設け、この@
2切除部84に対し一端に係止片86を備え、ばね88
の弾力に抗して嵌入動作するロックレバ−90を設ける
。そして、このロックレバ−90の他端に設けた係止ビ
ン92に対し、スライド板54の延長部94に突設した
係止片96を対向配置する。このように構成することに
にす、ICカード10の先端がスライド板54の係止部
52に係合してICカード10と共にスライド板54が
前進し、ICカード10が所定の最先端位置まで達する
と、前記スライド板54の延長部94に設けた係止片9
6がロックレバ−90の係止ビン92に当接してこれを
押圧変位すると同時にロックレバ−90の係止片86が
ICカード10の切欠部22に嵌入してICカード10
を固定保持することができる。この場合、リミットスイ
ッチ78を図示のように配置して、そのアクチュエータ
80を前記スライド板54の延長部94の一部で操作す
るよう構成することができる。そこで、もしICカード
10に前記切欠部22に相当するものが存在しない場合
は、前記ロックレバ−90の変位が阻止されてスライド
板54の前進も阻止され、この結果リミットスイッチ7
8は全く操作されることなくICカードの挿入を禁止す
ることができる。
次に、ICカードが装着された状態を検出する検出装置
について説明する。この検出装置の一部を構成するリミ
ットスイッチ78は、前記スライド板54の他側縁部に
設けられ、ICカード10の挿入と共に協働するスライ
ド板54の前進動作でスライド板54の延長部94に設
けられた係止片96とロックレバ−90の係止ビン92
とが当接し、この日ツクレバー90を時計用りに枢動さ
せて係止片86をICカード10の切欠部22に嵌入し
、この状態を電気的に検出するものである。すなわち、
ロックレバ−90の枢動動作で第2図に示すように、こ
のロックレバ−90がすミツトスイッチ78のアクチュ
エータ80に当接し、リミットスイッチ78をON動作
してリーダライタの作動が開始され、同時に後述するカ
ード取出し手段であるエジェクトレバー82がロックさ
れる。しかるに、このリミットスイッチ78によるIC
カード装着状態の検出は、1Gカード10が完全にリー
ダライタの適正な位置に装着した状態を、このICカー
ドの切欠部20.22を機械的に検出した後に始めて電
気的な検出が可能となり、従来よりも一部ICカードの
リードライトが確実なものとなり、さらにリードライト
中にはICカードは取出し不能とするインターロックが
働き、誤操作を防止できる。次に、ICカードの取出し
装置およびその取出し防止装置について第1図および第
2図を塁に説明する。
第2図に示すように、ICカード取出し装置は、ICカ
ード装着部内に固定保持されたIcカード10を取出す
に際し、エジェクトレバー82を矢印方向に押圧するこ
とにより、レバー68を外方に復帰させてロックピン6
6をICカード10の切欠部20およびスライド板54
の切欠段部70より解放し、スライド板54をコイルば
ね60の弾力作用で、第1図に示づようにICカード1
0を係止したスライド板54をコイルばね60の弾力作
用で復帰させるよう構成される。更に詳しくは、基板4
4の側面に平行に矢印方向にエジェクトレバー82がガ
イド溝110を止めピン112に案内されて進退可能に
設けられている。前記止めピン112の頭部とガイド溝
110の一端に設けた係止片114にはばね116が張
設され、前記エジェクトレバー82を外側に向けて付勢
している。また、エジェクトレバー82の侵入側先端に
は係止片118が形成されると共に、その内側には長溝
120が穿設されている。そして、この長溝120に操
作レバー68の操作部124下方に植設したピン122
が係合している。尚、この長溝120はICカード10
を挿入の際、スライド板54の移動で補助ロックレバ−
98と共に操作レバー68が枢動してもエジェクトレバ
ー82に作用力を与えないようにするものである。第2
図に承りようにICカード10が装着状態のときは、操
作レバー68のピン122は前記長溝120の一端に当
接状態となっている。従って、エジェクトレバー82を
矢印方向に押圧すると操作レバー68は反時計廻りに枢
動し、この枢動により補助ロックレバ−98を止めピン
100を中心にばね64の付勢力に抗して時計廻りに枢
動させ、ICカード10の切欠部20およびスライド板
54の切欠段部70からロックピン66をwi脱する。
更に、同時に補助ロックレバ−98の突起102もスラ
イド板54の切除部104から脱出する。これにより、
スライド板54の僅かな後退動作でロックレバ−90は
前記スライド板54の延長部94の係止片96との係合
が解除されるため、ばね88の作用で係止片86はIC
カードの他方の切欠部22から離脱し、ICカード10
はスライド板54と共にICカード挿入側にばね60の
作用で挿入開始位置まで返送され、取出し可能な状態と
なる。
次に、前述したエジェクトレバーとの関連において、I
Cカードの取出し防止装置について説明づる。
今、ICカード10をリーダライタのICカード装着部
内に適正な状態で装着し、機械的に固定保持していても
、ICカードと電気的接続を行って情報の読取りまたは
書込み実行中に、不用意にエジェクトレバー82を押圧
してしまうと、ICカードが移動してしまい、電気的接
続が切れてICカード内のメモリが消失し、またはシス
テムが破壊されてしまうおそれがある。
そこで、ICカードのリードライト実行中は前記エジェ
クトレバー82の動きをインターロック手段によりロッ
クされるよう構成する。
すなわち、第1図、第2図に示すように、エジェクトレ
バー82先端の係止片118の対向する位置にインター
ロック手段である例えばソレノイドの励磁で作動する駆
り」源126を配設ザる。この駆動源126と前記エジ
ェクトレバー82との間に揺動可能なロックレバ−12
8を設ける。この日ツクレバー128は中央をピン13
0で枢支され、その一端を前記駆動源126で進退作動
する作動杆132と枢支し、他端部にはストッパピン1
34が植設される。さらに、前記ロックレバ−128の
他端はばね136で基板44側(前記係止片118から
逃げる方向)に付勢されている。
従って、ICカード10が所定位置に装着されると、前
述した通り、スライド板54の前進動作との機械的な連
動でロックレバ−90が枢動し、これにより、リミット
スイッチ78が働き、この信号によりリードライトの実
行が開始されると同時に、前記駆動源126のソレノイ
ドの励磁で作動杆132が後退する。この後退勤作でロ
ックレバ−128が揺動し、ストッパピン134が前記
エジェクトレバー82の係止片118直近位置に位置す
る(第1図中2点鎖線の位置)。
これによって、エジェクトレバー82の前進動作は前記
ストッパピン134で阻止されロック状態となり、リー
ダライタの誤動作を確実に防止することができる。
次に、本発明に係るICカード排出時の保護装置の一実
施例について、第7図を基に説明する。すなわ、第2図
および第2図のA−へ断面を示す第7図において、IC
カード10のリードライトの実行が完了すると、このカ
ード10を取出すためエジェクトレバー82が押圧され
るとスライド板54およびICカード10のロックが解
除される。この解除により、ICカード10はスライド
板54を付勢しているばねの弾力作用でカード挿入位置
に戻されるこになる。しかしながら、前記【Cカード1
0およびスライド板54はエジェクトレバー82の操作
で急激に解放される!こめ、ICカード10は慣性力で
外部に飛出し、破損する問題がある。そこで、第7図に
示づ゛ように基板44の蓋板46のほぼ中央に貫通角穴
140を形成し、この穴140゛内に一端を没入可能に
、前記蓋板46の裏面(ICカード側)に付勢手段であ
る板ばね142を固着する。この板ばね142の先端は
内方に向けて付勢され、ICカード10の上面を軽く押
圧している。また、前記板ばねの先端は円弧状に形成さ
れているため、ICカードの表面が傷つけられることは
ない。
従って、この板ばね142によりICカードの飛出しは
防止され、ICカードは排出時にも安全に保護されるこ
とになる。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなように、本発明によれば、
ICカードの長手方向両側縁部に切欠部を設けることに
より、このICカードをリーダライタのICカード装着
部へ挿入するに際し、ICカードを復帰弾力を有するス
ライド板と共に前進ざじ、所定位置で前記ICカードの
切欠部にロックピンが適合するよう構成することにより
、ICカードの挿入とその固定保持とを簡便かつ確実に
達成することができる。更に、ICカードの切欠部によ
り誤挿入に際しICカードの所定装着位置に達する以前
での挿入禁止を行うことがでる。
また、ICカードの適正な装着状態を機械的に検出する
と同時に作動するスイッチから送出される信号で、始め
てリードライトの実行が開始されると共に、インターロ
ック手段の作動によりICカード取り出し用の操作レバ
ーがロックされ、リードライト実行中の誤操作が防止さ
れ、ICカードとの信号の授受をより確実に行うことが
できる。さらに保5N板にICカード上面を押圧する抑
圧部材を設けることにより、インターロック手段による
操作レバーのロック解除で、スライド板と共に復帰移動
するICカードの上面が押圧され、これにより、ICカ
ード排出時の慣性力が抑制されICカードの保護が図れ
、しかも機構的に単純に構成されるため、従来の動力源
を使用してカードの出し入れを行う構成に比べ、構造が
簡単で小型化することができると共に駆動源を必要とせ
ず経済的で低コストに製造することができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明は前述した実茄例に限定されることなく、本発明の精
神を逸脱しない範囲において柾々の設計変更が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るICカード排出時の保護装置の一
実施例であって、ICCカード装部前状態を示す要部平
面図、第2図はICカード排出時の保護装置に関する構
成配置の一実施例であって、ICカード装着後の状態を
示す要部平面図。第3図は第1図および第2図に示すリ
ーダライタに対するICカードの装着動作の説明図、第
4図は本発明に係るICカードの一実施例を示す外観斜
視図、第5図は第4図に示t I Cカードの平面図、
第6図は本発明に係るICカードとこれに対応するリー
ダライタとの基本構成を示1概略説明図、第7図は第2
図のA−A断面図である。 10・・・ICカード   12・・・プリント回路1
4・・・入力コイル   16・・・出力コイル18・
・・リード線    20.22・・・切欠部30・・
・ヘッドコア   32・・・受信コイル34・・・コ
イル     36・・・駆動回路38・・・受信回路
    40・・・挿入口部42・・・ガイド側板  
 44・・・基板46・・・保護蓋板    48.5
0・・・切欠52・・・係止部     54・・・ス
ライド板56・・・ガイド溝    58・・・止めピ
ン60・・・コイルばね   62・・・切除部63・
・・開口部     64・・・ばね66・・・ロック
ピン   68・・・レバー701.、切欠段部   
 72.74・・・スペース78・・・リミットスイッ
チ 80・・・アクヂュ1−り 82・・・エジェクトレバ
ー84・・・第2切除部   86・・・係止片88・
・・ばね      90・・・ロックレバ−92・・
・係止ピン    94・・・延長部96・・・係止片
     98・・・補助ロックレバ−100・・・止
めピン   102・・・突起104・・・切込部  
  106・・・切欠110・・・ガイド溝   11
2・・・止めピン114・・・係止片    116・
・・ばね118・・・係止片    120・・・長溝
122・・・ピン     124・・・操作部126
・・・駆動源    128・・・ロックレバ−130
・・・ピン     132・・・作動杆134・・・
ストッパピン 136・・・ばね140・・・貫通角穴
   142・・・板ばねFIo、1 FIG  2 FIG、  3 FIG・414 FIG、  6 FIo   7

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記憶機能を有すると共に、信号入力手段および信
    号出力手段としてそれぞれ空芯の入力コイルと出力コイ
    ルとを設けたICカードが挿脱され、前記ICカードの
    挿着時には、前記空芯の入力コイルと出力コイルとをそ
    れぞれ電磁結合しで情報の読み取りおよび書込みを行う
    リーダライタにおいて、 前記ICカードを所定位置まで案内挿入す る基板上に保護蓋板を設け、該保護蓋板上に前記ICカ
    ードの挿入動作に関連して所定位置まで移動可能に復帰
    弾力を有するスライド板を設け、該スライド板復帰時に
    装着された前記ICカードの上面を押圧する押圧部材を
    前記保護蓋板に設けたことを特徴とするICカード排出
    時の保護装置。
  2. (2)前記押圧部材は、板ばねで構成しICカードとの
    当接部を円弧状に形成し、ICカードとの当接で上昇し
    た部分を臨ませる逃げ部を前記保護蓋板に形成してなる
    諸求項1記載のICカード排出時の保護装置。
JP63044536A 1988-02-29 1988-02-29 Icカード排出時の保護装置 Expired - Lifetime JPH0727546B2 (ja)

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JPH03104262U (ja) * 1990-02-08 1991-10-29
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